ムラサキツユクサ
2020.3.19
記事を書いている今、4月中旬、今頃からもうしばらくが本来この花の盛りです、東京では。
今年はずいぶん早くから咲き続けています。
柵のすぐ内側の花。花弁に蕊の影が映っていました。
陽射しのぬくもりが感じられます。
3.24
オシベの毛、です。
高校生物の顕微鏡観察実習でよく材料に使われますね。
原形質流動、というやつです。
毛の根元近くの方が細胞が大きく、原形質流動もよく見えます。
デジカメで「細胞が写る」のですからずいぶん大きな細胞です。
根元側の細胞から先端側の細胞へ養分を送るために、原形質を流動させているのです。
私はいつもムラサキツユクサを教材にしていましたが、オオカナダモで顕微鏡観察をした方も多いでしょう。
高校生物の年度初めころの定番ですから。
« ムラサキカタバミ | トップページ | 夕空 »
「植物」カテゴリの記事
- 珍しい花の記事を書きました(2023.06.06)
- 奇数は対称性がいい(2022.07.11)
- てきちょく(2022.06.13)
- ガザニア(2022.05.30)
- ネギ坊主(2022.05.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント