三疎
↓朝日新聞の連載から。
加藤登紀子のひらり一言(朝日新聞デジタル 2020年4月19日 5時00分)
会わない。触れない。しゃべらない。
「三疎のススメ」! がんばりましょう。
◇
私の大の苦手だけど、すっかり一人暮らしの達人になってきました。どんな経験もしてみなくちゃ分からないものね!
「三密」のひねりですね。
「密閉・密集・密接」でしたか。今や有名な標語・合言葉になっています。
これはこれで大事なこと。それを認めるにやぶさかではない。
ただね、みんなが「一方向」に揃っちゃってるときに、ひょいと脇を見るという、精神のタフネスといいますかね、それも必要でしょ。
「密」をひっくり返せば「疎」ですね。
三密が大事ならそれをひっくり返した三疎も大事。
さすが、おときさん、タフです。私にとっては5歳上の姉という感じの世代感覚。
こんなときこそ「しぶとく」参りましょう。そうそう簡単にはめげないぞ、とね。
「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない」
村上春樹さんの訳ですね。
みんなが一方向を向いているということは危険なこと。
意識的に脇見をして、隙間風を入れてみましょうよ。
ホントは、お笑い関係とか、落語とか、そういう方々が「笑いの力」を発揮して心をほぐし、活力を湧き立たせてくれるといいんだけど。今は、ただ、騒々しいだけのお笑いが多いからなぁ。ナサケネェ。笑い話にもなりゃしねぇじゃねぇか。(と独言)
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