2月の気温など
1,2月の比較ができるようになりました。 気温
最高気温の方は平年値を下回ることもそれなりにありましたが、最低気温が平年値を下回ったのは数えるほど。
1月も2月も暖冬ですね。 平年差
1月は最低気温が平年よりすごく高かった。2月は最高気温・最低気温の両方がほぼ同じような動きをしています。
中旬あたりでぐんと下がって、下旬にはぐんと上がって。変動が大きいですね。 湿度
1月の方が湿っぽくて、2月の方が乾燥しています。
逆だよなぁ。カラッカラの1月が、2月に入ると空気に何となく湿りを感じるようになる、というほうが普通じゃないかな。
長い統計の中で見ているわけではありませんが、体感的には冬の進行が不順でした。
ところで、東京ではこの2月、雪が降りませんでした。これはかなり珍しいことだと思います。
過去20年の東京の雪日数です。NHKの7時前の気象情報から。
東京の雪というのは、2月が多いのです。
真冬、シベリア高気圧の勢力が圧倒的で、太平洋高気圧はずっと南にある。これが典型的な冬型。
この状況では、日本海側に雪が降り、関東平野は乾燥したからっ風。
2月に入ってシベリア高気圧のパワーが落ちてくると、本州の南岸を低気圧が西から東へ移動していくことができるようになる。いわゆる「南岸低気圧」ですね。これが関東の雪の典型的なパターン。
今シーズンは暖冬でしたので、暖冬の時はこの南岸低気圧による東京の雪が多いので、すごく心配していたのですが・・・。
なんと、2月に雪は降らなかった。
どうなってるんでしょうね。なんだか変な成り行きですよ。
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