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2020年3月 6日 (金)

ルッツ(食材)

0117_4ruttu 2020.1.17
夕方のTBSの番組「Nスタ」から。
「北海道・石狩市 浜益地区 名物」とあります。
「浜益」に痺れてしまって、いろいろな記憶が湧きだして来て、かえって何もかけなくなってしまったのです。
で、まぁ、その思い出の方は、ずっと後回しにしましょう。

★さて画面を見ますと
   ルッツ=無脊椎動物 ユムシ
   アイヌ語で”ミミズに似る” 由来
ということです。食感がいいようで。「幻の食材」ですって。
とはいうものの、私はちょっと食欲がわきません。
「無脊椎動物」ではちょっと分類枠があいまいで広すぎます。

環形動物門>ユムシ動物>ユムシ綱>ユムシ目>ユムシ科>ユムシ属>ユムシ

です。

↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%A0%E3%82%B7
ユムシ(学名:Urechis unicinctus)は、環形動物門ユムシ動物ユムシ綱ユムシ目ユムシ科の海産無脊椎動物

https://kotobank.jp/word/%E7%92%B0%E5%BD%A2%E5%8B%95%E7%89%A9-48653
環形動物

環形動物門に属する動物の総称で,ゴカイ,ミミズ,ヒル類などを含む。体は細長く,多くの環状になった体節から成る。頭部 (口前葉) に続いて体腔をもった体節が続き,最後は肛門が開いている。体表は腺細胞がよく発達し,通常クチクラでおおわれる。消化管は口から肛門に直通し,その背腹側を通る2本の血管を中心とした閉鎖血管系がある。神経系は腹側を走り,各体節に神経節をもつ,いわゆる梯子形神経系をもつものが多い。環状筋,縦走筋,背腹筋などがよく発達する。海産のものはトロコフォラをもつが,陸生,淡水産のものは直接発生を行う。原始環虫類,多毛類,貧毛類,ヒル類,ユムシ類に大別され,世界に約 7000種が知られている。

一番身近な環形動物といえば 貧毛類 > ミミズ でしょうね。
ミミズは高タンパクの食用になるという話は聞いていますが・・・。
ということで、ユムシも食べられるんでしょうけれど。私は遠慮しておきます。

食べ方などは↓このサイトあたりが穏やかかな。
https://pucchi.net/hokkaido/foods/ruttsu.php
石狩市浜益で愛される「ルッツ」って何?どうやって食べているの?

★話は逸れっぱなしになりますが。
畑井新喜司 著「みみず」という名著がありまして。
原本は昭和6年刊行です。その本の復刻版が出ていまして、1980年4月30日初版第一刷発行でした。
私は1997年の初版第四冊を持っております。購入は「2003年9月20日 三省堂にて」と書き込みがありました。
この本は本当に名著なのですが、内容を紹介するわけにもいかないでしょう。ただ表紙を開くと「序」よりも前に、みみずへの「讃」というのかな、あるんです。それをお目にかけます。
「蚯蚓禮讃」(みみずらいさん)
0310_25mimizu
   「敢て利欲を地表に求めず」
   「世の懶婪憤怒の人 亦以て鑑とするに足らん乎」
身に沁みますねぇ。ずばり言い当てられてしまいました。


〔音〕ラン
おこたる。なまける。ものうい。「懶惰・慵懶ようらん」


〔音〕ラン
むさぼる。「貪婪どんらん・たんらん」

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