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2020年2月 7日 (金)

上空の気温とスカイツリー

0117_5skytree
2020.1.17
TBSの森田さんの気象情報の画面です。これを見て私はアッとなった。自分の知識がバラバラで総合的にまとまったものではなかったということを痛感しました。
中学理科の授業でも教えました。
地上から上空へ行くと気温が下がる。その割合はおおよそ
0.6 ℃/100 m
この程度の割合で気温は下がるんだよ。とね。
私の頭の中では、上空というのは「山の上」というようなスケールで捉えていたのです。
でも、東京スカイツリーは634mもあるんですよね。スカイツリーのてっぺんは600mの上空なんだ。人が立っている地表付近の600m上空と言ったら、この逓減率が効いてくるんですね。
そうするとスカイツリーのてっぺんの気温は地表より、約3~4℃低いんだ。
この思考をしたことがなったのです。盲点でした。
バラバラの知識として保有していて、統合されていなかった。こういうことは他のことに関してもきっとたくさんあるはずです。自分の足元はしっかりしているつもりでいると落とし穴に落っこちる。自分の足元を自分で掘っくり返す作業は、いつまでも続けなければなりませんね。

↓参考
http://www.ninomiyashoten.co.jp/chiri_q_and_a/q006
気温の逓減率について

理科(気象学)で用いる気温の逓減率(lapse rate)には,

1:乾燥した気塊が上昇する際に体積膨張によって気温が下がる場合の乾燥断熱減率(0.976℃/100m)
2:水蒸気で飽和した気塊に対する湿潤断熱減率(気圧・気温によって異なるが,0.5〜0.7℃/100m)
3周囲の大気の温度の逓減率(environmental lapse rate)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%97%E6%B8%A9%E6%B8%9B%E7%8E%87
気温減率

この用語は、

1.空気塊を上昇させたときの、その空気塊の温度が高度上昇とともに低くなる割合
2.現にある大気環境の、鉛直方向の気温の勾配

の2つの意味になりうる。単に気温減率という場合、2. の意味であることが多いが、読解には注意が必要である。

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