気象衛星画像から
2020.2.9
2月9日12:30の衛星画像です。
大陸の乾燥した風が日本海を渡るうちに海面から水蒸気の供給を受けて雲が発達する。「筋状の雲」というやつですね。
その雲が日本海側に雪を降らせ、水分を失った乾燥した空気が関東地方に吹き下ろしています。
関東・東海は雲がない。
東京では
12時:気温 7.1℃ 北西の風 6.2m/s 湿度 28%
でした。
乾燥したからっ風ですね。
その乾燥した風が、太平洋に吹き出して再び水蒸気の供給を受けて筋状の雲ができています。
一連の風の流れの中で、筋状の雲が2回発生しているというのが面白かったのでお目にかけます。
★「筋状の雲」について。
流れのまったくない状況で、広範囲で上昇気流が生じると「セル」状に雲ができます。流れがあるとそのセルが引き延ばされるというか「筋状」になります。
↓下にいくつかリンクしますのでお読みください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/post-43a8.html
2019年2月12日 (火) カルマン渦
https://www.data.jma.go.jp/mscweb/ja/prod/pattern_10.html
筋状雲
https://weathernews.jp/s/topics/201802/040075/
冬ならではの筋状の雲に注目!
https://1939abe2.web.fc2.com/weather/16.htm
ベナール対流と筋状の雲
http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~kyodo/kokyuroku/contents/pdf/0852-04.pdf
ベナール対流における形の形成
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