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2020年2月

2020年2月28日 (金)

閏年

今年は閏年。明日は4年に一度の「2月29日」です。で、閏年がらみの話を少し。

★「閏」とは
↓国立天文台の暦Wiki
https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/B1BC.html
暦Wiki

閏 (うるう)
意味
・余分、余りの意味。

字形「閏」
・門の中に王と書きます。「壬」が閏の代わりに用いられることもありますが、門の中に壬と書くのは誤りとされています。
・これは周礼春官の「閏月詔王居門終月」や説文解字の「告朔之禮 天子居宗廟 閏月居門中 从王在門中」(早稲田大学図書館古典籍総合データベース [外部サイト]) に見られるように、うるう月には王が門の中にとどまることから来ているそうです。

訓読み「うるう」
・古今要覧稿 (国立国会図書館 [外部サイト]) によれば、古くは「のちのつき」、具体的には閏十一月と書いて「のちのしもつき」などと呼ばれていたそうです。
・日本書紀の敏達天皇十年(581)に「潤」二月が登場、持統天皇の章には「潤」の字が常用されています。「うるう」という読みはこの字の訓「うるおう」から来ているようです。

「王が門の中にとどまる」のですって。なるほどねぇ。

★閏年を入れるルール
https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/A5B0A5ECA5B4A5EAA5AACEF1.html

グレゴリオ暦
1582年2月24日、ローマ教皇グレゴリオ13世により導入された太陽暦。
カトリックとプロテスタントの対立もあり、導入された時期は国によってマチマチです。

ユリウス暦との違い
・日付を修正しました。
1582年10月4日 (木) の翌日を、1582年10月15日 (金) とし、ユリウス暦で入れ過ぎたうるう年の分だけ日付を飛ばしました。
ただし、ユリウス暦導入時ではなく、春分の日を3月21日と定めた西暦325年の二ケア宗教会議の時代に合わせています。
曜日は問題ないのでそのまま連続させています。

・うるう年の挿入ルールを変更しました。

西暦が4で割り切れる年をうるう年とする (ユリウス暦と同じ)。
上記のうち、西暦が100で割り切れる年はうるう年としない。
上記のうち、西暦が400で割り切れる年はうるう年とする。
このようにして、ユリウス暦に比べ、400年で3日うるう年を減らします。

うるう年 平年
1600年 1700年、1800年、1900年
2000年 2100年、2200年、2300年

400年で97回のうるう年があるので、
合計日数は365×400+97日。
これは7の倍数なので、400年後の同月同日は同じ曜日になります。
1年の長さの平均値は400で割って、365.2425日。

私は小学校の時に「1年は365日5時間48分46秒」と習いました。
覚え方は「5 48 46」 を「今夜(よ)は読む(こんよはよむ)」と教わりました。

これは
365.2422日
になります。
理科年表によりますと、1太陽年は365.24219日です。

4年に1日増やすと、365.25日になり、ちょっと多い。
で、この小数部を近似するために、100で割り切れる年は閏年としない。
更に微調整して、400で割り切れる場合は閏年とする。
これで、365.2425日となり、とてもよい近似になります。

★「2000年問題」
もう20年も過ぎましたが、「2000年問題」というのがありましたね。
電波時計には「今日はこの年の何日目」という情報が送られてきますが、閏年かどうかは計算しなければならない。
プログラマーが「400年ルール」を組み込むのを忘れた、という情報機器があって混乱する、というのが「2000年問題」でした。
私の持っていたデジタルの電波時計はそれに引っかかりまして、2000年を閏年とせず平年にしちゃったんですね。
で、日付や時刻表示などは問題ないのですが、曜日が狂っちゃった。これを手動で修正できないものですから、曜日表示を消した状態で今も使っています。

400年に一度、という貴重な経験をなさった世代の方は、記憶にとどめてください。次は2400年ですからね。現在地球上にいる人々は誰も経験しないはずです。

★閏年は英語で「leap year」です。何が「leap」するのでしょう?
私は3年連用日記というのを書いていて、小さなメモを毎日残しています。
そうすると何が跳ぶのかわかりやすい。
今日の日付の真上に去年の同じ日があるのです。で、曜日が異なる。
その様子は↓
0225leapyear
こうです。
365/7=52余り1 ですので、一日ずつ曜日がずれていきます。
そのずれは縦に見てもいいし、斜めに見てもいい。
ところが、2/29が入ると、その分ずれます。
閏がなければ3/1は土曜になると思っていたら、閏のせいで日曜になりました。
ホラ「跳んだ」でしょ。
多分、これが「leap」なのだと思います。
↓参考
https://osanpo-english.com/note/note-leap-year.html
うるう年が leap year な理由は?

  調べてみたところ、アメリカの San Marcos Daily Record という新聞のサイトに、わかりやすい説明が載せられているページがありました。

で、なにを leap するのかというと・・・ 曜日!

 普通の年が続く場合、翌年の同日の曜日は次の曜日になるという法則があり、(一年は365日、つまり52週と1日なので、次の年の日付と曜日が一日ずれる。)
 例えば、今年のクリスマス12月25日が月曜日なら、次の年の12月25日は火曜日、その次の年の12月25日は水曜日、・・・ということになっているのですが、2月が一日多い閏年では2月29日以降、曜日がひとつ余分に進んでしまいます。
  去年のクリスマスが水曜日で今年が閏年なら、
  今年のクリスマスは木曜を 跳んで 金曜日になる、というわけです。

 この疑問は英語圏でも抱く人は多いらしく、アメリカの質問掲示板 Yahoo! Answers(日本でいう Yahoo!知恵袋)には、同様の質問がいくつもありました。しかも、対する回答も結構いろいろあって、どうやら語源には諸説あるようです。
というわけで、ここで紹介した説が正解なのかどうか断言はできませんが(汗)、とりあえず一番もっともらしい説明だと思います。

★「曜日」っていつから?
グレゴリオ暦への変更は、きちっとわかるからいいのですが、昔から気になっていることがひとつ。
「曜日は問題ないのでそのまま連続させています」という記述が上の引用あります。
ということは、ユリウス暦の時代にはもうすでに「曜日」があったのですね。
「天地創造」は7日間。ですからそこが「安息日」の始まりだろうということはわかる。では、「暦」に曜日が入ったのはいつからなんだろうな?というのが私の疑問で、解決していません。

↓過去記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-1a20.html
2014年12月12日 (金) 連分数と閏年


雪雲

0211_19yukigumo 2020.2.11
TBSの画面。
雪雲が壁のようになって進んでくる状況なのだそうです。
こんなの初めて見ました。
黄砂がこんな風な感じで押し出してくるのは見たことがあるけど、雪雲がねぇ。
日本の雪とは降り方が違うんだろうな。

↓動画があります。
https://twitter.com/lain_the_wired/status/1227143819524620288

キチョウ

今度はキチョウです。嬉しいたらありゃしない。
0211_12kityou1 2020.2.11
線路柵内の枯れ草の間にぶら下がっていました。
動けないのかなぁ、と見ていたら。
0211_12kityou2
ふわっと飛び上がって飛び去りました。
まだまだ花の少ない状態が続きます。もうしばらく頑張れよ。

ハエ

0211_11hae 2020.2.11
ハエを見かけて喜んでいます。変な爺さんですね。
虫が少なくって、どうしようもない。
冬は虫ファンにとっては「冬の季節」です。当たり前か。

白ツバキ

0210_8tubaki 2020.2.10
つぼみがはちきれそう。

0214_18tubaki2 2.14
筒状の花。開花というべきか、ちょっと迷う。

0215_13tubaki2 2.15
これは開花。真ん中部分が閉じているけど。

0221_11tubaki 2.21
真ん中も開きました。

0222_14tubaki 2.22
そして、衰え始めました。
今年はこの一輪で終わりになります。
もう少し木の勢いが強くなればもっとたくさん咲くでしょう。
ツバキという木はチャドクガとの関りもあって、難しい木ですね。

砂に書いたラブレター

一連のCOVID-19の出来事の中で、勝浦ホテル三日月は武漢からの帰国者を受け入れてくれました。
ホテルから見える砂浜に地元の方が

「まけるな!」「おつかれさまです!がんばろう」という大きな文字。「あと少しがんばろう」という文字と太陽やハートのイラスト

こんな励ましを書いてくれたのでした。
それを朝日川柳で取り上げた投句がありました。

朝日川柳 山丘春朗選(2020年2月15日 5時00分)

励ましは砂に書いてたラブレター(青森県 佐藤やす子)

私は中学生くらいの頃だったと思いますが、パット・ブーンの歌で「砂に書いたラブレター」という歌をラジオで聴きました。
投句者もその歌を念頭に置いていらっしゃる。
後に(高校生くらいかなはっきりしないけど)、原題は「Love Letters in the Sand」であることを知りましたが、「Letters」と複数形になっている。DJの方が「手紙が複数なのではない。Letter は『文字』である。だから『砂に書いた愛の文字』が正しいのだ」というような意味のことをおっしゃっていまして、納得しました。「I love you」「LOVE」とか、砂に書いたということですね。

今回「砂に書いたラブレター」を検索して、Wikiで読んだら新発見。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%82%E3%81%AB%E6%9B%B8%E3%81%84%E3%81%9F%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%83%BC

砂に書いたラブレター
・・・
「砂に書いたラブレター」(すなにかいたラブレター、英語: Love Letters in the Sand)は、1931年に最初に出版されたポピュラー曲。作曲は J・フレッド・クーツ(英語版)、作詞はニック・ケニー(英語版)とチャールズ・ケニー(英語版)である。この曲は、1881年にウィリアム・D・ヘンドリクソン (William D. Hendrickson) が作曲した「The Spanish Cavalier」という歌に「インスピレーションを受けた (inspired)」ものとされている。最初にこの曲をヒットさせたのはテッド・ブラック (Ted Black) の楽団であった。

日本語では「砂に書いたラブレター」と表記するのが一般的であるが、中黒を入れて「砂に書いたラブ・レター」とすることもある。また、1930年代の日本では「恋の砂文字」として紹介されていた。

英語原題にある「Love Letters」は「複数の恋文」ではなく「愛を意味する複数の文字」たとえば「L、O、V、E の4文字」などを意味する[1]。
・・・


「恋の砂文字」というのがあったんですね。すごい訳です。その題名で普及してもよかったような気もします。
「パット・ブーンによるカバー盤が、1957年6月から7月にかけて大ヒット」ともありまして、私9歳か、その頃はまだラジオで歌を聴くということはなかったと思いますので、私が聴いたのはやはり中学生になってからでしょう。

2020年2月27日 (木)

Eテレ「0655」から:水滴レンズ

0213_11 2020.2.13 ①
「655」と書いた紙の上に、無色透明なプラスチックケースを伏せて置いてあります。
箱にスポイトで水を少量垂らす。水滴が盛り上がって平凸レンズをつくる。水滴は無色透明なのに、真っ黒な「影」ができている。どうしてでしょう?
0213_12
水が増えました。平凸レンズが少し平らになりました。そして水滴の影が大きくなりその中央付近が明るい。
0213_13
かなりくっきりと「0」ができました。で「0655」の出来上がり。

↓こんな図を描いてみました。
0224lens
一番上の横線の中に太い部分があります。これをレンズとします。
平行光線がレンズに垂直に当たります。
・左の数字で「1」の位置に紙があるとします。
BCとDEの部分には光が来ないので、暗い輪ができます。
CD間は明るい円になります。
・「2」の位置に紙が来ると、焦点の位置なので、レンズに入って光は一点に集まり、明るく輝きます。
・「3」の位置まで来るとbcとdeの部分が暗くなり、cd間が明るい円になります。
・ずっと離れて「4」の位置まで行くと。ghとijには、レンズの外側の光に加えてレンズ透過光の一部が重なりますので、ちょっと明るめの輪ができます。でhiは薄暗くなります。

とまあ、紙の位置によってこんな明るさの変化があるはずなのです。
さて、①の写真は「4」の極端な場合に相当します。水滴が盛り上がって焦点距離が短く、凸レンズで集光したはずですが、紙に対してはその光は分散されてしまってあまり届かない。周囲の方が明るいので、レンズの影ができます。
②から③へ。水位が黒い輪になっていますので「1」か「3」の状態のはずです。
水滴の直径が大きくなりながら、焦点距離が長くなっていくという過程で、「1」の位置関係をうまく使ったのではないか、と想像しますが。どうでしょう。

手元にあった凸レンズでちょっと観察。レンズは黒い枠にはまっていますので、水滴とは違いますが、そこは了解してください。実験は、紙に近い位置からだんだんレンズを遠ざけていくという過程です。
0213_22lens1
これは「1」の状態。
0213_22lens2
ほぼ焦点距離「2」。
0213_22lens3
「3」の位置関係。
0213_22lens4
「4」の位置関係で、レンズに周囲にぼんやり明るい輪ができています。

左手でレンズを持ち、右手でカメラを持ち、なかなか思うように撮れませんでした。
自分の眼で見る分には十分くっきり見えますよ。

子どもの頃、めくった日めくりカレンダーをもらって、虫眼鏡で太陽光を集光して黒い部分を焦がして遊んだことを思い出します。黒いところは焦がすことができますが、白い部分はなかなか焦がせません。白と黒の違いを体感したものです。

つむじ風

0210_7tumujikaze 2020.2.10
横浜市で観測された「つむじ風」です。
つむじ風は温められた空気が上昇する時に作る渦です。
「午後3時半ごろ」とありますね。晴天時、気温の一番高いころ。
比較的開けた広い場所で、空気が地面で温められて上昇しようとする。
でも、全面的に一気に上昇するのは無理です。
地面の温度むらや多少の凸凹などで、上昇しやすいところが生じる。そこへ弱くてもいいので、ちょっと横風が吹いたりすると、それをきっかけに狭い場所で渦を巻いて上昇気流ができるわけです。
というわけで、公園や学校の校庭などでも結構見かけることになります。
運動会でつむじ風が起こって、テントが飛ばされた、というよううなニュースはよく聞きますよね。
竜巻のような破壊力はありませんが、テントを吹き飛ばすくらいのことはする。近づかずに遠くへ離れてください。

コシロノセンダングサの実

0209_6sendangusa_ 2020.2.9
下にリンクした去年の記事。そこで扱ったコシロノセンダングサの実です。
線路柵内。風で飛ばされてきたポリ袋が背景になっています。
掃除したいけど、うっかり入ると電車が止まってしまいますから、手は出せない。
写真としては背景ができたので、実の形をシルエットでお目にかけることができました。
釣り針のカエシのようなトゲのある独特の形です。
もし今年も咲いてくれたら、きちんとした花の写真を撮りたいと思っています。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-4781c1.html
2019年11月15日 (金)
キチョウ&コシロノセンダングサ(シロバナセンダングサ)

わぁ~い

0209_4biyouyanagi1 2020.2.9
ビヨウヤナギです。
擬人化したくなりませんか?
あったかくなってきたぞ、わぁ~い。とね。
0209_4biyouyanagi2
あちこちから「わぁ~い」の声が聞こえてきます。
突き当りの日溜り。気分も暖かい。

ツツジのつぼみ

0208_5tutuji 2020.2.8
カエデの木の下のツツジのつぼみ。
この株は大柄な花の咲く株です。残念なことに去年はほとんど咲きませんでした。
今「準備中」。今年は咲いてくれるかな。

0209_3tutujitubomi 2.9
こちらは濃い赤の小さめの花を咲かせる株。毎年たくさん咲きます。
今年もきっと玄関前で華やかに咲いてくれるでしょう。

桜桃

0207_16outou 2020.2.7
桜桃の冬芽です。まだ硬い。

0220_15outou1 2.20
わ、つぼみが顔を出していました。
0220_15outou2
うっすらピンクも見えたりして。
「予感」という状態。

0223_4outou 2.23
もうすぐです、といっていますね。
急ぐことはない、ゆっくりでいいよ、待ってます。

2020年2月26日 (水)

菜の花

0207_14nanohana 2020.2.7
三つ四つと咲きまして。

0213_18nanohana 2.13
子房とメシベが残ります。

0214_14nanohana 2.14
葉の量が足りないのではないか。緑も淡いし。
実を熟させるためには栄養が要る。栄養を作る葉が足りなければ、未熟のままに終わる。
気になります。背の低いまま花を咲かせましたが、どうも順調じゃないような感じです。

コギク

0213_15kogiku 2020.2.13
花弁がまだら模様になっています。

0215_8kogiku 2.15
同じ花。赤紫の部分が増えたようですね。
花として開花するということと、花弁の中で赤紫の色素を作るということの、協調がうまくいっていないのではないか。
季節ぎりぎりのせいで。

0218_10kogiku 2.18
花としての寿命が終わりに近づいているのだけれど、色素の合成はまだ続いているらしい。

0220_8kogiku 2.20
花として、もう終わりになります。

暖かければ、白く咲いてすぐ赤紫になるとか。あるいはつぼみの中で赤紫の色素を十分に作ってから、赤紫の花として開花するとか。そんな感じじゃないのかな。
冬がまともに到来せず、妙に暖かいままに2月になってしまって、植物の活動の協調性が狂ったのではないか、と感じています。
なんだかなぁ。春へ向かって、これからどうなっていくのでしょうか。

ナミホシヒラタアブ

0207_11namihosihirataabu 2020.2.7
虫さんがいると、気分が浮き浮きします。ハエ目はタフだもんな。
陽光を背中から受けていました。見ている私もなんだかほっこりした気分になりました。

ベニバナトキワマンサク

0207_10benibanatokiwamansaku1 2020.2.7
ベニバナトキワマンサクです。
腋芽というのかな、葉柄の付け根にずらっと「芽」があります。
0207_10benibanatokiwamansaku2
これ葉芽なのか、花芽なのか。
今の時期に葉が落ちずにほぼ全部ある、というのも、そうだったっけ、と。わからない。
下にリンクした2019年の記事では、葉はないようです。2018年の開花の記事では葉があるみたい。
混乱しています。

0222_7benibanatokiwamansaku 2.22
葉芽のようですね。葉芽がさらに花芽を包んでいる可能性もないわけじゃないけど。
近所のマンションの植え込みに親の木がありまして、剪定の時期に枝を頂戴してきて挿し木して、やっと成功したという木です。今年はずいぶん成長しましたので、花も楽しみにしていますが。
さて、どうなっていくのやら。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-5f5c-1.html
2019年3月11日 (月) ベニバナトキワマンサク

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-9af8.html
2018年4月12日 (木) ベニバナトキワマンサク:2

スイセン

0207_6suisen 2020.2.7
スイセンが咲いていました。いいな。
我が家の水仙は今年はダメみたい。
例年、1月には咲いていたのですけれど。
手入れしないせいか、それとも、充分に寒さに当たらなかったせいか。
開花には「寒さ」を経験することが大事だ、という花も多いので。
ソメイヨシノも低温で休眠打破になって、開花へ向かうんでしたよね。

「~~の日」

★2月22日「猫の日」
昨日の記事で、私共夫婦の猫の日騒ぎをご紹介しました。
猫の日は、猫の日実行委員会とペットフード協会が協力して1987年に制定したものだそうです。

★2月23日「富士山の日」
2009年に静岡県が条例で定めたものだそうです。
24日の朝日新聞の記事↓

晴れてよし 2月23日は富士山の日(朝日新聞デジタル 2020年2月24日 5時00分)
 2月23日は語呂合わせで富(2)士(2)山(3)の日。天皇誕生日の変更で今年から祝日となった。・・・

東京も快晴で、花粉もいっぱい。花粉光環が輝いていました。

★2月24日「月光仮面の日」
NHKラジオの朝5時半ごろの「今日は何の日」というコーナーを聞きながら目覚めたのですが。
「1958年2月24日から『月光仮面』のテレビ放送が始まった日、でした」との話。
わぁ、私10歳になる年ですね(2月だとまだ9歳でしたが)。
歌は知っていますが、見た記憶はほとんどない。
調べてみたら、昭和天皇のご成婚パレードが1959年4月10日。このパレードを見たくて、白黒テレビの普及率がぐんと上がったのでした。我が家もそうでした。
ということは、そうか、月光仮面の放送開始時は我が家にはテレビがなかったんだ。放送終了が59年7月だそうですから、白黒テレビは購入したけれど、月光仮面は見たことがなかったのでしょう。ただ、月光仮面ごっこというのがあって、風呂敷を首に結んでマントのようにして、高いところから飛び降りるのですが、これを失敗して事故がかなり起こったと記憶します。死亡事故も。で、翌年には月光仮面は終了になったのです。
{余分なこと。月光仮面の歌を大人になってから聞くと、2番が結構鬱陶しい。ほっといてくれよという気分だったり。もし「月光仮面のおじさん」が「月光仮面のおばさん」だったら腰が引けるな、とか。失礼致しました。申し訳ない。}

ちなみに、テレビのカラー化が普及したのは、1964年の東京オリンピックの年です。我が家も例にもれずカラーテレビを買い、聖火をカラーで見た記憶があります。

さて、NHKラジオの「今日は何の日」に続いて、伊藤みゆきさんの気象情報があったのですが。伊藤さんはこんな話をしました。
「今日は月光仮面の日だそうですが、今日24日はあいにく新月で、月は出ていません。晴れている地域では星が輝いてよく見えているかもしれません」
とね。
2月24日の
   月の出は6:51、正午の月齢は0.5、月の入りは17:58
でした。
夜中には月はなかったのです。そして天体観測をしたことのある方には常識ですが、新月の夜は観測しやすい。
月は明るすぎて、周辺の暗い星は見えなくなるんですよ。満月の日は天体観測には向かない。
あるいは、流星群のピークの夜が新月だととても観測しやすい。たくさん見える。

伊藤さんは、打ち合わせで「月光仮面の日」は報されていたでしょうが、そのことと月齢をすぐに結び付けられる方なんですね。おそらく普段から月や潮の状態などを意識しておられるのでしょう。そして、星空にも関心がある。
気象情報を右から左に流しているだけの方ではない。(そういう人も多くてね、つまんない。)
私、伊藤みゆきさんのファンなんです。自分自身の言葉で気象情報を語れる方だ、と。
もちろん森田さんもね。

★小声で。ひそひそと。私事を。
2月24日は妻の誕生日なのです。私は同じ年の5月生まれ。
妻の方が学年が一つ上なんです。妻が掛け算・割り算ができたころ、私はまだできなかったんです。
3カ月ほど、年齢の数字が一緒じゃなくなります。

2020年2月25日 (火)

アセビ

0207_4asebi
2020.2.7
少し前に白いアセビを載せましたが、ピンクのアセビもあるんです。
東光院の門を入って右にシャクナゲ、左にアセビです。

あせび【馬酔木】
ツツジ科の常緑低木。山地に自生、また庭木として栽培。高さ約3メートルに達する。春、壺形の小白花を総状に下垂。全株が有毒、牛馬が食うと麻痺するというので「馬酔木」と書く。葉の煎汁は殺虫剤・皮膚病薬。材は堅く、薪炭材・細工物とする。あしみ。あしび。あせぼ。あせみ。毒柴。ひささき。
広辞苑第六版より引用

Andromeda
1a:〔ギ神〕 アンドロメデー《Cassiopeia の娘で Perseus に救われた美女》.
b:〔天〕 アンドロメダ座.
2 [a-] 〔植〕 アセビ (Japanese andromeda),ヒメシャクナゲ (bog rosemary).
リーダーズ英和辞典第3版より引用

そうなんだ。ギリシャ神話からの星座名がいっぱいなのは知っていましたが。ふ~ん。

ペルセウス【Perseus】
ギリシア神話の英雄。ゼウスとダナエとの子。女怪メドゥサを退治し、また、エチオピアの王女アンドロメダを怪物の手から救って妻とした。後に誤って祖父を殺したため、生地アルゴスを去ってティリンスを支配した。
広辞苑第六版より引用

ギリシャ神話をちゃんと読んだことがないんだなぁ。つまみ食いで知っているだけなのでした。

シャクナゲ

0207_3shakunage 2020.2.7
東光院のシャクナゲ(石楠花)。
半端な状態ですね。まだ硬いつぼみと、咲き終わったような姿。豪華に咲いているところを見ていません。
東京での開花期は4月頃というはず。
花も調子が狂ってしまったのでしょうか。

水車そばの梅

0207_1hakubai 2020.2.7
水車の上の白梅。
0207_1koubai
紅梅もあるのですが。
ここの梅の木は、東京の大雪の時に、枝がずいぶん折れまして、以来、あまり元気がありません。
2014年でしたか、確か。梅の里という梅の名所も近くにあったのですが、軒並み、雪の重さで枝が折れましたっけね。
0207_9koubai 2.7
これは個人宅の紅梅。八重でこってりした雰囲気。
街中にも探せばそれなりに梅見のポイントはあります。

マジックアワー

0206_13magichour1 2020.2.6
TBSの画面。マジックアワーという言葉は知りませんでした。この時間帯に写真を撮ると「芸術」作品ができるそうです。(下の引用をお読みください)
0206_13magichour2
ダイヤモンド富士の少し後でしたので、山頂ではないですが、富士山の陰に夕日が入っていきました。

この日の東京の日の入り時刻は17:13。カメラの高さがどのくらいかはわかりませんが、スカイツリーの高いところだと、少し日の入り時刻が遅くなるかもしれませんね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%AF%E3%83%BC_(%E5%86%99%E7%9C%9F)

マジックアワー (写真)
 マジックアワー (magic hour) 、マジックタイムは、日没前、日の出後に数十分程体験できる薄明の時間帯を指す撮影用語で、光源となる太陽からの光線が日中より赤く、淡い状態となり、色相がソフトで暖かく、金色に輝いて見える状態である。ゴールデンアワー (golden hour) とも呼ばれる。これに対し、日没後や日の出前に光源となる太陽が姿を消しているため限りなく影の無い状態が作り出される時間帯はブルーアワー(blue hour、フランス語の l'heure bleueから)と呼ばれる。

概説
日没前の薄明かりの時間帯は、まるで魔法(magic マジック)のように芸術的写真が撮れてしまうことからそうよばれる[1]。写真家の間ではよく知られている。オレンジ色ないし金色の空と地上に光る人工的な明かりが組み合わさって幻想的な風景を写し出す。撮影する際は暗めに露出補正を行うとうまく行く[1]。 時間が遅くなると紺色の空となり夜景となる。

 

花粉光環

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-3b0f7a.html
2020年2月18日 (火) (個人的に)花粉光環を初観測
↑この記事を書いた日の夕方。
0218_18kahun1 2020.2.18
花粉の観測数の「桁」が変わっていました。
0218_18kahun2
だそうです。やっぱり、今シーズンの冬は「変」です。
0218_18kahun3
花粉光環を見るには、太陽を覆い隠すことができる大きさで、なるべく小さなものを利用すると写真が撮りやすい。
0218_19kahunnhk
NHKでもやっていました。
美しいのですが。これを見ることは不快ですね。
22日の気象情報で、23日の花粉の飛散量は「非常に多い」となっていましたので、きっと花粉光環が見えるだろうと。
0223_2kahunkoukan1 2.23
いつもより早い時間に出たので、自宅前の電柱の影はつかまえられませんで、河津桜のお家の方へ行って、そこで電柱の影のてっぺんを使って撮影。よく見ると、赤い輪が三重になっているようです。
いやはや、美しかったです。

令和2年|2020.2.22.2:22’22”

2月22日は猫の日でした。2020年だし、令和2年だし。2がいっぱい。
0222_15two3 PC画面から
★2並び
コーヒータイムに、デジタル時計の2並びを狙って見ました。
0222_15two1
私の方は失敗です。暗いしピンボケだし。でも撮り直しはきかない。あ~あ。
0222_15two2
妻の方がクリアでいいですね。妻としては「22.2」℃になったらいいなと思っていたようなのです。
0222_15two5
で、粘りました。3時過ぎに22.2℃になったところを撮影。
2月22日に室温22.2℃という時間帯がありました。証拠写真です。
私はというと
0222_15two4
こういう写真を撮りました。電波時計ですがアナログ方式で針で表示する時計です。
室温を表示するのですが、これは0.5℃刻みなので、22.0℃ではありません。22.5℃ではない、という表示です。

★オマケ
0222_3clover22.22
クローバーの葉なんですけど。白い模様が「猫顔」に見えませんか?


2020年2月21日 (金)

ジンチョウゲ

0206_8jintyouge 2020.2.6
これは我が家の白のジンチョウゲのつぼみ。
つぼみはかなり早くから膨らみ始めたのですが、いつ咲くか。
2月中には咲き始めるかな。

0207_7jintyouge 2.7
ちょっと前にヒメリュウキンカの記事を書きましたが、あのお宅の赤紫のジンチョウゲ。
手入れがよいお宅ですので、我が家より先に咲くことが多い。
さて、芳香が漂うのはいつでしょう?

フキノトウ

0208_2hukinotou1
2020.2.8
少しずつ開いてきました。

0210_6hukinotou
2.10
まだ地面近くです。

0215_3hukinotou
2.15
開花しています。うちのは雄株です。

0218_5hukinotou
2.18
薹が立ちました。(?)
今年は結構、数は多いです。
個々の花がもうちょっと開いたらまた載せるつもりです。
陽当たりの悪い庭の隅ですが、なかなか楽しいです。

薹が立つ(とうがたつ)

①野菜などのとうがのびる。固くて食べられなくなる。
②年頃が過ぎる。さかりが過ぎる。時期が過ぎる。〈日葡辞書〉
広辞苑第六版より引用

河津桜

0206_12kawadu2 2020.2.6
河津桜は花が先行しますが、すぐに葉も追って開きます。
この組み合わせが美しい。

0209_9kawadu2 2.9
青空を背景に、というのが花が映えますね。

0213_5kawadu 2.13
早いペースで満開が近づく。
きれいですよ。
この木は線路柵のところにあるので、通行の方にも見えるはずなんですが・・・。
意外と気づかずに通り過ぎる方が多い。スマホを見ている人はまあしょうがないとして。
幼い子を連れた親御さんが下ばかり見ていてサクラに気づかないと、なんかこう、河津桜が咲いてますよ、と声をかけたくなってしまいます。
目の高さくらいは見ながら歩いてほしいですね。

カランコエ

0206_6kalanchoe 2020.2.6
カランコエのつぼみ群の中で、1粒が先行しています。

0215_14kalanchoe 2.15
ゆっくりゆっくり、です。もうちょい。

0218_1kalanchoe 2.18
咲いたよ。
わぁ。
これから少しずつ花が増えていくと思います。つぼみはいっぱいあるので。
急ぐことはない、ゆっくりゆっくりね。

キヌサヤ

0206_3kinusaya 2020.2.6
ベランダ菜園のキヌサヤが開花。

0212_2kinusaya 2.12
2輪になりました。この後どんどん花は増えています。
豆を食べるのも楽しいですが、この花がいい。
観賞用にもいいですよ。
(オクラの花も観賞用にいいですよ。)

ハラビロカマキリ卵鞘

0206_1harabirokamakiri 2020.2.6
ハラビロカマキリの卵鞘見つけたわよ!と妻。ボウガシの木の上の方、とだけ聞いて私も行ってみる。
しばらく見つからなかったのですが、立つ位置を変えてみたら見つかりました。
受精卵でありますように。
最近はカマキリ類は絶滅状態に近いのではないか。
多摩川の河川敷に行っても「きれい」すぎる。草がない。
草がなければカマキリたちの餌になる昆虫がいない。
現在は「草っ原」なんてないですもんね。公園もきれいになってるし。殺虫剤を大量に撒くし。
昆虫を毛嫌いして、鳥を愛好するというのはおかしくないですか?
鳥の生存を支える基盤の一つとして昆虫もいるんですよ。
肉食性の昆虫の減少をひしひしと感じます。
生態系がもたなくなるんじゃないか?

2020年2月20日 (木)

2020年2月16日の気温

2020_0216kion_
このグラフをご覧ください。
赤い線は最高気温、青い線は最低気温。黒が気温。

冴えない日だったんです。雨が降ったりやんだり。どんよりした日曜日。
この日
最高気温:00:03 11.8℃
最低気温:04:03  7.8℃
こうなんです。
日付が変わった直後に最高気温が出て、夜明け前に最低気温が出て。
あとは、一日中4℃の幅の中。
この日の平年値は
最高気温は10.5℃、最低気温は1.8℃
ですので、最低気温は高い。でも陽射しのない昼間というのは気分もさえないし、寒いんだなぁ。
めげました。

イヌホオズキ

0204_11inuhoozuki 2020.2.4
いろんなサイトを見るのですが。

https://sc-familiarflowers2.hatenablog.com/entry/%3C%E6%AF%94%E8%BC%83%3E_%E3%82%A4%E3%83%8C%E3%83%9B%E3%82%AA%E3%82%BA%E3%82%AD%28Solanum_nigrum%29_%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%8C%E3%83%9B%E3%82%AA%E3%82%BA%E3%82%AD%28S__ptych

・上から見た萼の形
イヌホオズキ     軽く反り返り、梅の花型のような形
アメリカイヌホオズキ ペタっと張り付くor少し反り返り、裂片が不揃いで歪な星形が多い(たまには整ってることもありますが)。

この記述だとイヌホオズキのような気がします。

https://matsue-hana.com/hana/amerikainuhoozuki.html
アメリカイヌホオズキ
液果はやや小さく、光沢のある黒色に熟す。

https://matsue-hana.com/hana/inuhozuki.html イヌホオズキ
液果は直径0.7〜1cmの球形で黒色に熟し、光沢はない。

松江の花図鑑だと、アメリカイヌホオズキのようですね。

結局やっぱりわからなくなりました。

アセビ

0204_6asebi 2020.2.4
こういう口を細めたような形の花、大小いろいろありますね。
スノーフレイクだってそうだし、スズラン、ブルーベリーもかな。
アセビの花、好きです。
有毒ですから口にしないでください。殺虫剤に使えるという話もあるようです。
ご注意を。

紅梅

0204_1koubai 2020.2.4
買い物帰りの妻の撮影。
白梅が先行したようですが、紅梅も。
散歩すればちらほら梅も見られる環境です。
ご自宅のそばはいかがですか。
梅の名所もいいけれど、街中の梅もいいものですよ。

恵方巻

私は秋田県生まれの東京育ち。妻は奈良県生まれの奈良県育ち。
結婚して初めて「恵方巻」というものを知った私です。
いやもう、50年近くも昔のこと。その頃は東京で恵方巻なんて全く耳に入りませんでした。
京樽かなんかで、太巻きずしを買ってきて、恵方を向いておしゃべりをせず、一気に食べる、という作法を妻に教わって食べましたっけね。古い記憶です。
0203_5ehoumaki1 2020.2.3
あまりにも恵方巻商戦が激しすぎて反感を持つに至った私共夫婦。一番安い太巻きずしを買ってきて、おしゃべりしながら食べました。しきたりなんか、無視、です。
0203_5ehoumaki2
年の数(71)だけなんて無理ですから、豆をポリポリと何個かかじって、自分ちのキンカンを何個か食べて、市販のみかんを1個ずつ食べて。老夫婦の節分はそんなものでした。

★みかんの皮の剥き方に「イモムシ剝き」というのがあることを最近知りました。
もし興味がおありでしたら、「ミカン イモムシ剝き」で検索して、画像や動画を見てください。リンクはしませんので、よろしく。

マーレイ

0202_2tuki1 2020.2.2
PCのオープニング画面。
特に変わったところのない月の画像。日本でいう「ウサギ」がくっきり。
解説が出るのですが。
0202_2tuki2
「海」という呼び方は知っていますが、天文ファンというわけでもないので「マーレイ」というのは知りませんでした。
英和辞書を引いたら↓

mare/mɑ́ːreɪ, mɛ́əri/ /mɑ́ːreɪ, mɛ́əri/
►n (pl ma・ria /mɑ́ːriə/, ~s) 海;[UM-] 〔天〕 海《月・火星などの暗黒部;cf. TERRA》.
[L=sea]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

mare
ラ{名詞}((複数形)maria)天文(月・火星の)海.
パーソナル英和辞典より引用

terra/tɛ́rə/ /tɛ́rə/
►n (pl ter・rae /tɛ́ri, -àɪ/) 土,地;大地;〔天〕 《月や惑星の》陸地 (cf. MARE 2);[T-] 《SF で》地球,テラ.
[L=land]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

terra
{名詞}((複数形)terrae[,])土地;大地;天文(月の)陸地.
パーソナル英和辞典より引用

はあ、マーレイはラテン語の「海」なのか。テラはラテン語の「陸」なんだ。
知らなかったぞ。そうすると、マーレイは「マリーン」の語源なのか。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%B3


marine
元々、ラテン語のmare マーレ(=海)から派生したmarinus マリヌス という形容詞を起源に持つ語であり[1]、フランス語のマラン(男性形、marin)およびマリーヌ(女性形、marine)を経由して、それが英語等にも移入され用いられている。海に関わるものごとを示すための形容詞であり、転義法で「船員」「船舶」などの意味の名詞としても用いられる。

一つ知識が増えました。

2020年2月19日 (水)

ノゲシかなぁ

0201_20akinonogesi 2020.2.1
悩むのです。葉がね、ノゲシ系の姿じゃないだろうか。

0204_7nogesi 2.4
しっかりちゃんと咲いている。

0214_15nogesi 2.14
勝手口を出ると、すぐ右の足元で塀の隙間に咲いています。
きれいですし、かわいいのですが。なんとも、私には同定ができていません。

ジャノメエリカ

0201_19janomeerika1
2020.2.1
家に帰る道の最後の辺り。マンションの植え込みです。毎年のようにご紹介していますが、大好きな花。
吹き抜ける風がきつくて、植え込みの植物もかなりつらそうなんですけど。
0201_19janomeerika2

蛇の目傘に見立てるとは、素敵な想像力ですね。

0204_3janomeerika1_202002171545012.4
妻が見つけてきたジャノメエリカの木。これは何だ?と戸惑います。
条件がいいんでしょうね、花で充満しています。
0204_3janomeerika2
ものすごい、としか形容のしようがない。
いや、すごい。ですね。

ローズマリー

0201_18rosemary
2020.2.1
ちょっとぐちゃぐちゃしてしまいましたが、ローズマリーだと思います。
シソ科のハーブ。花の姿がいかにもシソ科です。
学名とか、その意味を調べようと「季節の花300」のサイトを見に行ったら、終わりの方に懐かしい記述がありました。

https://www.hana300.com/rozuma.html
ローズマリー
(迷迭香(まんねんろう))
(Rosemary)


・・・
・サイモン&ガーファンクルの名曲、「スカボローフェア」には、下記4つの植物が登場する。
 パセリ、セージ、ローズマリー & タイム

これ、私の耳に聞こえた音をカタカナで書きますと
「パースリ セージ ロズ マリ アンド チャイム」
こう聞こえたんですよ。ロズで一瞬切れて、「マリ アンド チャイム」とね。自分が持っている語彙で切って聞き取っていたのですね。

Are you going to Scarborough Fair?
Parsley, sage, rosemary and thyme,
Remember me to one who lives there,
For she once was a true love of mine.

1966年でしたか。18歳か。高校生から大学生にかけての頃にヒットしたんですね。
なんという聞き取り能力の低さ。まあ、当時はハーブなんていうものはあまり普及してなくて、香りのものといえばシソとかね、そう多くはなかった。パセリがParsleyだということを知ったのは、もうずっと後のことだったと思います。
時代だなぁ。

サザンカ

0201_17sazanka 2020.2.1
ヒメリュウキンカのすぐそば。強烈な色のサザンカが一輪。
八重ですがオシベがありますね。萼が花弁化したのかなと思って検索したら、違うらしい。
オシベの花弁化のようです。
↓参考
https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/plant/column/2017/375.pdf
サザンカの花色と花形

ツバキやサザンカの花が八重や獅子咲きになるのは、6~7月の花芽が分化発達するときに、本来であれば雄蕊になるはずの器官が花弁に変化するためです。

 

ヒメリュウキンカ

0201_16himeryuukinka1 2020.2.1
この花の「黄色」はすごい。
0201_16himeryuukinka2
きらきらと輝くんです。
0201_16himeryuukinka3
花びらの模様も面白いし。
「花びら」と書きましたが、萼のようです。
漢字で書くと「姫立金花」なのですが、私は名前をすぐ忘れる。
思い出す方法はというと
「何だっけ、金魚みたいな名前の、ほら」
私、子どものころいろんな種類の金魚を飼いましたので「リュウキン(琉金)」には親しみがあるもので、これを糸口にしているのです。我ながら「可笑しい」

https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-232

ヒメリュウキンカの基本情報
学名:Ranunculus ficaria
和名:ヒメリュウキンカ(姫立金花)  
科名 / 属名:キンポウゲ科 / キンポウゲ属(ラナンキュラス属)

リュウキンカの名を冠していますが、リュウキンカ属ではなく、キンポウゲ属の植物です。

 

スノーフレーク

0201_15snowflake 2020.2.1
一瞬、スイセンかな、と思いましたが違いました、スノーフレークですね。
{日本人は二重母音が苦手。ほんとうならスノウフレイクというべきでしょう、snowflake なんですから。}
偉そうなこと言って、この花をスノードロップと言い間違えることの多い私です。
やはりちょっと早いという感じですね。3月頃の気がしていましたが。かわいい花です。家のそばで咲いたらまた記事を書きましょう。

↓ヒガンバナ科なんですね。
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-396
スノーフレークの基本情報

学名:Leucojum aestivum
和名:オオマツユキソウ  その他の名前:スズランスイセン
科名 / 属名:ヒガンバナ科 / スノーフレーク属(レウコユム属)

学名に含まれる「Leuco」という部分が「白い」という意味のギリシャ語「leukos」に由来することは知っています。
「leukocyte,leucocyte」が「白血球」だということを知っていますので。
「-cyte」は「細胞」です。こういう言葉は応用がききます。

2020年2月18日 (火)

(個人的に)花粉光環を初観測

朝日新聞の東京版の記事です↓

2020年02月06日 東京 朝刊 東京北部・1地方
スギ花粉の飛散始まる 都発表 /東京都

 都は5日、スギ花粉が3日から都内で飛び始めたと発表した。12カ所の観測地点のうち、青梅市と八王子市で確認した。過去10年の平均より14日早く、1985年以降で4番目に早い時期という。都は暖冬の影響とみている。
 ・・・

こんな記事を読んだので、6日から、昼の散歩時、電柱の影から太陽を見て、周囲に花粉光環が現れていないかどうか見ることにしました。
0206_9sun 2020.2.6
花粉光環は出ていませんでした。

そして、今日、2月18日
0218_0kahun1 2.18
12時44分ごろの撮影。
出たぞ~。幽霊じゃありませんが、花粉症の方にはぞっとする光景でしょう。
私は花粉症ではないので、きれいだな、で済ませられるのですが・・・。
やはりちょっと早いよな。3月位が普通じゃないか。
0218_0kahun2
撮影に適した影があれば、円形に写せるのですが。探してみます。

見たい方は、必ず建物や街灯などの影に入って、影の中から太陽の周囲を見てください。決して直接太陽を見ないように。眼を傷めます。
また太陽光を直接カメラに入れないように。カメラの撮像素子がいかれてしまうかもしれませんから。
必ず。ですよ。

↓やはりネットにはもう出たました。
https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2020/02/18/7521.html
花粉飛散のサイン 関東各地で「花粉光環」みられる
日直主任 日本気象協会 本社日直主任
2020年02月18日11:40

https://weathernews.jp/s/topics/202002/180055/
2020/02/18 10:36 ウェザーニュース
今日18日(火)の関東地方は朝から青空が広がっています。春の日差しを届けている太陽の周りに、虹色の環が現れています。
これは「花粉光環」と呼ばれるもので、スギ花粉により太陽の光が回折することで見られる現象です。スギ花粉が空気中に多く飛散していることを示しています。

↓比較的わかりやすい解説かな、と思います。お読みください。
https://www.ccs-inc.co.jp/guide/column/light_color/vol20.html
第20回 光環・・・・・ 光の回折による発色現象 ・・・・・

 

オリヅルラン

0201_14oridururan 2020.2.1
六郷用水の水路上に伸び出していました。オリヅルランだと思いますが。
ランナー(走出枝)でしょうか。
蘭ではなくてユリ科の植物ですね。観葉植物として扱われるようですが、花もいいですよね。
かわいいと思うんだけどな。

メジロ

0201_4mejiro
2020.2.1
鳥の声がにぎやか。私は鳴き声で鳥を識別することはできません。
なんだろなと、声の方を見たら鳥の動き。とにかくレンズを向けてシャッターを押したら、不鮮明ですが写りました。
これはメジロのようですね。

0204_9mejiro1
2.4
密蔵院の白梅に来ていたメジロ。妻の撮影です。
メジロは花をついばみません。体をひねってでも花の正面から蜜を吸う(あるいは蜜を舐める)のです。
0204_9mejiro2

きょとんとしたかわいい顔が撮れていました。いい腕だ。
0204_9mejiro3

「梅にメジロ」早春の付き物です。
(スズメは花を落とします。メジロのせいにしないでください。)


https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1384.html
ウグイス

うぐいす色といわれて私たちが思いうかべるのは「うぐいす餅」などの色彩ですが、実際のウグイスの羽色は緑よりも暗緑茶色です。メジロという鳥は、大きさもウグイスに近く、体も緑色ですから、しばしばウグイスと誤認されています。メジロは花の蜜を好み、梅や椿の花の咲くころ姿を見せるので、ウグイスが来たと思うようですが、実際は梅にメジロ、の方が多いのです。

広辞苑第六版より引用

つい‐ば・む【啄む】
他五(ツキハムの音便。古くはツイハム)(鳥が)くちばしで物をつついて食う。今昔物語集[9]「鳥、…面・眼を―・みうがちて」。「餌を―・む」

★別件:東京には、目黒とか目白という駅や地名がありますが、これは「五不動」に由来します。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E8%89%B2%E4%B8%8D%E5%8B%95
五色不動

五色不動の場所

目黒不動 瀧泉寺(東京都目黒区下目黒)
目白不動 金乗院(東京都豊島区高田) - 江戸時代は現在の文京区関口江戸川公園付近にあった新義真言宗新長谷寺の本尊
目赤不動 南谷寺(東京都文京区本駒込)
目青不動 教学院(東京都世田谷区太子堂) - 本来の寺名は平井の目黄と同じ最勝寺
目黄不動 永久寺(東京都台東区三ノ輪)
目黄不動 最勝寺(東京都江戸川区平井)

 

スミダノハナビ

0201_3sumidanohanabi 2020.2.1
アジサイは元気・元気。
ちょっと早目ですけれど、まあ大丈夫でしょう。
私の頭の中で、季節が「秋の延長戦」が続いていて、なかなか冬が来ない、と思っていたのですが。
暖冬がここまで来たら、早々と現れた「春の前哨戦」という感じ方もしなければいけませんね。
もう「春が来てますよ~」。

カエデ:空中の影

0201_1kaede 2020.2.1
土曜日の朝8:20頃、ベランダから。道路面を暗い背景として、カエデの枝が朝日委に照らされて赤く輝いています。

0202_1kage 2.2
翌、日曜日の朝8:03頃。同じくベランダから。ほぼ同じアングルなのですが、路面の暗さがずいぶん違います。
路面を暗くする建物の影がずいぶん違うのでしょう。
さて、もう一つ見ていただきたいものがあります。
画面の右端、下の方に白い矢印を入れてあります。その矢印の方向を「ぼんやり」と眺めてください。仔細に見つめない方がいい。
なんとなく、黒い線が走っていませんか?
普通「影」というと、路面とか、壁面とかいう平らな面に写った状態で見ます。
今回の写真では、空中の3次元的な広がりを持つカエデの枝が、「空中の影」をぼんやりと視覚化してくれているのです。
「空中の影」というのはちょっと珍しいかな、とご紹介します。

超ラッキー

0131_9densha 2020.1.31
緑の列車が蒲田へ向かう。
間に他の編成の車両がはさまることもなく6,7分の差で
0131_10densha
黄色の電車が続いて行く。
これはラッキーでした。そうめったにあるものではない。
緑の電車も黄色の電車も、それ自体は、ものすごく珍しいということはありません。結構な頻度で見かけます。
でも、立て続けというのは珍しいです。1月の終わりはラッキーでした。

https://www.tokyu.co.jp/information/list/Pid=post_247.html

・・・
“なつかしさ”を感じる 旧3000系「緑の電車」ラッピング列車の運行を11月 25日(月)より、池上線・東急多摩川線で開始します。
「池上線」といえば、 昭和20年代の ツートンカラーの電車とともに、多くの人の記憶に残るのが、「緑の電車」の愛称で親しまれた旧3000系車両です。池上線・旧目蒲線で平成元年(1989年)まで走行していました。引退から30年を迎えた本年、この旧3000系車両・緑の電車をラッピングで1000系車両に模した電車を令和元年に復刻しました。

https://news.mynavi.jp/article/tokyu-11/

池上線1000系「きになる電車」旧3000系のデザイン復刻
池上線・東急多摩川線で3月末から運行されている復刻デザインのリニューアル車両「きになる電車」。1000系1編成(1317・1217・1017)を使用し、1950~1960年代の旧3000系で見られた濃紺と黄色のツートンカラーを復刻。「T.K.K.」のロゴも配した。

 

ウスモンミドリカスミカメ

0131_6usumonmidorikasumikame2020.1.31
今シーズン最後の姿になると思います。我が家周辺ではコギクでしか見かけませんが、そのコギクがほぼ終わりなので、この昆虫の通常の餌がなくなるでしょう。
成虫でも幼虫でも越冬できるのではないかと想像しますが、何も食べずにいけるんでしょうか。
体温を維持する必要はないから、代謝をものすごく低下させるんでしょうね。凍り付かなければ多分冬を越せるのだろう、そう思っています。

2020年2月17日 (月)

朝焼け

0131_1asayake1 2020.1.30
妻が小走りにカメラを取りに戻って来て、また飛び出していこうとする。
なんだい?
朝焼けなのよ。
かなり雲の多い朝。我が家は東向きが閉じていますので、直接に東を見ることはできない。
どうやら、雲に隙間があって、その隙間から真っ赤な朝焼けが射して、マンションを赤く輝かせているようです。
0131_1asayake2
2階へ上がってベランダへ。なるほど、きれいなもんだ、こんな光景、初めて見たぞ。
背景が暗いので、際立ちます。
0131_1asayake3
何となく背景が明るめになって、赤さが減じてきた。
0131_1asayake4
1分もたたないうちにこうなってしまいました。
ほんの「一瞬」といっていいような出来事でした。
いやぁ、不思議な光景を見た。見ようと思って見られるものではなし。ごく短時間で現れて消えてしまう。
一期一会でした。

ヤノネボンテンカ

0130_8yanonebontenka 2020.1.30
花として完全に開くことができません。

0201_7yanonebontenka 2.1
花はほぼ完全に終わりました。
ずいぶん長く咲きました。ゆっくり休んでください。
やっと「冬」かな。

クサボケ

0130_5kusaboke 2020.1.30
ふくらんできました。

0203_4kusaboke 2.3
わぁ。

0214_3kusaboke1 2.14
咲きました。
0214_3kusaboke2
ちょっと色の違う花もあります。
つぼみはいっぱいあります。この先が楽しみですね。

イワレンゲ

0130_4iwarenge 2020.1.30
少しずつ大きくなっています。立体的な「丸み」がでてきました。
この後、塔のように立ち上がってくれると思うのですが。
結構扱いの難しい植物ですね。
妻が勤務先の学校で分けてもらってきてから何年になるかな。
時々花を楽しませてくれます。枯らさないように慎重にいきます。

ホソバヒイラギナンテン

0125_6hosobahiiraginanten 2020.1.25
盛大に咲く、とまではいきませんでしたが、かなり長く次々と咲いてくれました。
今回は目の前で咲いてくれたので、個々の小さな花を見ることができました。
「粘っこい蜜」という新発見もありました。
また咲いてください。よろしく。

オシロイバナ

0125_4osiroibana 2020.1.25
本来冬の真っ最中。オシロイバナが緑でいます。
「枯れ切る」ことができない。そのことが次のシーズンにどんな影響を及ぼすのか、よくわかりません。
よく園芸家の方々が「次のシーズンに花を十分に咲かせるには、花の後に結実させないほうがよい」といいますよね。
植物にも「体力」というものがあると。
さて、枯れ切ることができないオシロイバナはどうなるんでしょう。

2020年2月14日 (金)

シロタエギク

0125_1w_10sirotaegiku1 2020.1.25
これはシロタエギクというのかな。
0125_1w_10sirotaegiku2
毛がいっぱい。
シルバーリーフと言われるグループには、いろんな種類が一緒に入っているらしいですね。詳しくは分からないけど。
で、シロタエギクもシルバーリーフの仲間。
毛が生えているというと、私の知識ではハハコグサが頭に浮かびますね。
いろんな植物があるものだ。

スイセン

0125_1w_8suisen 2020.1.25
こってりした八重の水仙。いいな、我が家にもスイセンがあるのですが・・・。
つぼみが全くないんです、今年は。ナンデ?
例年通りの場所で、葉はかなり出ていますけど。
つぼみがない。2月も中旬ですから、いつもだとそろそろ咲く時期じゃないかなぁ。
よくわかっていません。

ボケ

0125_1w_6boke 2020.1.25
個人宅のボケのつぼみ。個人情報に配慮して、背景がわかりにくいようにしました。

0204_5boke1 2.4
六郷用水沿いの遊歩道の植え込み。公共の場ですからそのまんま。
背景に見える青白いものは、路面に描かれた自転車通行帯のマークです。
0204_5boke2
ぽつぽつと咲き始めていました。
我が家にはクサボケがありますが、まだ咲いていません。つぼみはずいぶん膨らんでいますが。

ウツギ?

0125_1w_5utugi_ 2020.1.25
これまた戸惑う。妻はウツギじゃないかというんですが。
ポツンと一輪ですが、ウツギというともうちょっと集合して咲くんじゃなかったか。ウノハナの別名もあるように花期は5月位じゃない?
「夏は来ぬ ♪」でしょ。5月の初めが立夏ですからね~。
困ったなぁ。

アメリカフウロ

0125_1w_4americahuuro 2020.1.25
これはアメリカフウロだと思うんですけど。
花の色が薄いのと、花期が早すぎない?という点で、不審感あり。
今年はこの「花期」がずれてるのではないか、というのが多くて、ホント戸惑うなぁ。

カタバミの仲間

0125_1w_3ookibanakatabami1 2020.1.25
妻がいっぱい写真を撮って来てくれましたので、今日の記事は「妻特集」になります。
これはなんだい?と私。葉を見ればわかるでしょ、と妻。
確かにね、カタバミの葉ですが、大きいのです。花も大きい。
オキザリスなんとかかんとか、っていうんじゃないの、と妻。
0125_1w_3ookibanakatabami2
きれいな花です。
私、調べる。「オオキバナカタバミ」という見当。
妻にこの名前を伝えたら、まるっきりそのまんまじゃない、と笑ってました。「大きくて、黄色い花のカタバミ」ですもんね。
命名に芸がないと言えば確かにね。
学名は「Oxalis pes-caprae」
現在は特に園芸品種ということではないらしいです。
↓参考
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/81080.html
侵入生物データベース > 日本の外来生物 > 維管束植物 > オオキバナカタバミ

侵入経路 観賞用に意図的に導入されたものが野外に逸脱.
侵入年代 明治中期以降,1961年に鹿児島県で定着が確認された.

2020年2月13日 (木)

カラスノエンドウ

0125_1w_1karasunoendou 2020.1.25
妻の撮影。ちょっと早いですよね。暖冬のせいかな。
我が家の近辺でも咲くはずですが、まだまだかなり先になると思っています。
花の時期がなんだか「ぐちゃぐちゃ」しています。

サザンカ

0124_9sazanka1 2020.1.24
花の勢いが落ちてきて、シーズンが終わりそう。
0124_9sazanka2
でもまだ開きかけのつぼみも。

0125_5sazanka 1.25
翌日、路面にこんなものが落ちていました。そして、上の2枚目の写真のつぼみはなくなっていた。
おそらく鳥がついばんだのではないかと想像します。
甘い蜜を吸いたかったのかな。でも、ちょっと悔しいな。

キク科の花

0124_4aretinogiku 2020.1.24
アレチノギクではないか、と私がいってきた花です。

妻が買い物帰りにキク科の花の写真を撮ってきました。
0125_1w_2nokongiku 1.25
これ、ノコンギクかなぁ。
0125_1w_7yomena
これヨメナかもしれない。

雑草図鑑を眺めるのですが、私には完全な把握ができないのです。
困惑が深まりました。まいったなぁ。

ランタナ

0124_2lantana 2020.1.24
枯れることができずにいる。そして花を咲かせる。

0206_7lantana2 2.6
花の数は減りましたが、まだ咲くよ、と言っている。
大丈夫かい。

アメリカ合衆国の国章

0122_1army 2020.1.22
トラックの運転席の後部に、アメリカ陸軍旗ですかね、張ってありました。
ネットで買えるらしいので、それを張ったのでしょうか。
で、中央の円のなか、鷲がいる。この図柄がアメリカの国章なんですって。星条旗はもちろん知っていましたが、国章は知らなかった。
↓検索してみました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%9B%BD%E7%AB%A0
アメリカ合衆国の国章

知らないことの何と多いことか。お恥ずかしいことでした。

赤ちゃんカバ 二足歩行

0210_5kaba 2020.2.10
妻が録画しておいてくれた、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」の一画面。
もう、大笑いしながら再生してくれて、私も一緒に大笑い。
赤ちゃんカバが水中をトコトコ二足歩行。なんとまぁ。あんよはじょうず。

↓テレビ朝日のニュース。動画もあります。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000175587.html

カバの“二足歩行”が話題 赤ちゃんが水中ウロウロ[2020/02/06 19:53]
 人間のように二足歩行する姿が可愛いと話題です。
 水の中でくつろぐ母親カバの後ろから姿を現したのは、先月16日に北海道の旭山動物園で生まれた赤ちゃんカバです。人間のように二足歩行で水の中をウロウロする動画がツイッターで公開されると、「カバの二足歩行、初めて見ました!」などのコメントが寄せられ、再生回数は25万回を超えています。旭山動物園によりますと、当初、飼育員は水が濁って中が見えず、赤ちゃんカバが泳いでいるものだと思っていたということです。赤ちゃんカバの一般公開は成長の様子を見ながら検討していくということです。

↓動画。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm36328594

↓旭山動物園のツイッター
https://twitter.com/asahiyamazoo1/status/1220142683689078784

いやもう、かわいいったらありゃしない。
どうぞ心ゆくまでご覧ください。

★10日(月)午後はプールへ行きました。おじさんおばさんや、もうちょっと年上、の方々が「水中を二足歩行」してましたよ。でもカバの赤ちゃんにはかなわないなぁ。
私はと言えば、水中で浮力があっても二足歩行はできないものですから、水面をハイハイしてました。カバに負けた。

はいはい
(赤ん坊が)はいはいする crawl.
新和英中辞典第5版より引用

2020年2月12日 (水)

音速の壁

H2a_2
2020.2.9
ロケットの頭部に輪がかかっていますでしょ。ロケットが音速を超えていくときに生じる現象です。
音速を超えると衝撃波ができますが、そこでは空気が猛烈に圧縮されます。その衝撃波の後ろでは膨張が起こります。膨張すると温度が下がるのでそこに雲ができるのです。ニュース映像ではほんの一瞬しか見えませんでした。何度も再生しながらやっとその瞬間を画像にできました。

朝日新聞の記事から引用

H2Aロケット打ち上げ成功 情報収集衛星を軌道に投入(2020年2月9日 13時03分)
 政府の情報収集衛星を載せたH2Aロケット41号機は、9日午前10時34分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。衛星はおよそ20分後に予定した軌道に投入され、打ち上げは成功しました。

↓10年前の「かぐや」打ち上げの時の同様の記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_82b8.html
2007年10月 1日 (月) 「かぐや」打ち上げ

↓見事な写真があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Prandtl-Glauert_Singularity

昨日、2月11日は、日本が初めて人工衛星を打ち上げた日でした。1970年のことです。50年前ですか。感慨深い。姿勢制御なんかが大変だったんですよ。思い出します。

「おおすみ」50年 日本の人工衛星・探査機 世界で4番目に多く(NHK 2020年2月11日 5時50分)

日本の初めての人工衛星「おおすみ」が打ち上げられてから11日で50年になります。これまで打ち上げられた日本の人工衛星と探査機は合わせて240基余りと世界で4番目に多くなっていて、長く携わってきた関係者は「限られた予算と人員でよくやってきた」と振り返っています。

「おおすみ」は日本が初めて打ち上げた人工衛星で、50年前の1970年2月11日に、東京大学が鹿児島県からロケットで地球を周回する軌道に投入しました。

人工衛星の打ち上げに成功したのは、旧ソビエト、アメリカ、それにフランスに次いで世界で4番目でした。

http://www.isas.jaxa.jp/missions/spacecraft/past/ohsumi.html

「おおすみ」は、1970年、ミューロケットによる人工衛星打上げ技術の習得と、衛星についての工学的試験を目的として打上げられた、日本初の人工衛星です。
発射後約2時間半を経過した15時56分10秒から16時06分54秒までの間、内之浦で信号電波を受信することができ、地球を1周してきたことが確認されました。その後電波の受信レベルがだんだんと低下し、翌2月12日第6周の受信はきわめて微弱な信号を捉えたのみで、第7周目では受信できなくなりました。この結果、「おおすみ」の信号は発射後14~15時間で途絶したものと思われる。原因は予想以上の高温になったため、電源容量が急激に低下したものと考えられました。衛星はその後も地球を周回し続けましたが、2003年8月2日05時45分(日本標準時)、大気圏に突入し、消滅した。再突入した位置の直下は、北緯30.3度、東経25.0度で、北アフリカ(エジプトとリビアの国境あたり)です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%BF
おおすみ

ホトケノザ開花

0209_10hotokenoza 2020.2.9
塀の下。日当たりのよい場所で、毎日見ていましたら、この日開花を確認。
赤味を帯びてきたな、閉鎖花なのか、開放花なのか、と見ていたら開放花でした。
この口を開いたような花、大好きです。たくさん咲くといいな。

0211_15hotokenoza 2.11
2輪になっていました。うれしいな。
春の七草のホトケノザはこのシソ科のホトケノザではなく、キク科のコオニタビラコです。
この写真の植物は食べないでください。

クロッカス開花

0209_7croccus 2020.2.9
去年より遅いと思います。気づいたら濃い黄色で咲いていました。
芽が出れば気づくんですけどね、いつもは。で花を待つ。
ところが花が突然出現したという唐突感があります。
花の周囲をよく見れば、それなりに芽がいっぱい出ていました。見落としていました。ごめん、いっぱい咲いてください。

0211_13croccus 2.11
10日月曜は泳ぎに行って散歩ナシ。
昨日はいい天気、4輪に増えていました。あたりが明るくなりますね。

菜の花 開花

0130_9nanohana 2020.1.30
線路柵の内側、ちょっと離れたところの、低い位置に黄色い花。ん?なんだろ、と、よく見ればこれ、菜の花ですね。
地面から10cmちょい位の高さで咲いている。
植物体が成長しきらないうちに、花の準備ができてしまったのでしょうか。
ちょっと違和感あり。

0131_5nanohana 1.31
最初の写真で花の後ろに写っていたつぼみが、開き始めました。

0201_8nanohana 2.1
二つ並んで咲いています。

線路柵に沿った位置にアブラナがあったのですが、そこからの種子が成長したのでしょうね。
しかしなぁ、やっぱりちょっとなぁ。

気象衛星画像から

20200209_1230
2020.2.9
2月9日12:30の衛星画像です。
大陸の乾燥した風が日本海を渡るうちに海面から水蒸気の供給を受けて雲が発達する。「筋状の雲」というやつですね。
その雲が日本海側に雪を降らせ、水分を失った乾燥した空気が関東地方に吹き下ろしています。
関東・東海は雲がない。
東京では
12時:気温 7.1℃ 北西の風 6.2m/s 湿度 28%
でした。
乾燥したからっ風ですね。

その乾燥した風が、太平洋に吹き出して再び水蒸気の供給を受けて筋状の雲ができています。
一連の風の流れの中で、筋状の雲が2回発生しているというのが面白かったのでお目にかけます。

★「筋状の雲」について。
流れのまったくない状況で、広範囲で上昇気流が生じると「セル」状に雲ができます。流れがあるとそのセルが引き延ばされるというか「筋状」になります。
↓下にいくつかリンクしますのでお読みください。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/post-43a8.html
2019年2月12日 (火) カルマン渦

https://www.data.jma.go.jp/mscweb/ja/prod/pattern_10.html
筋状雲

https://weathernews.jp/s/topics/201802/040075/
冬ならではの筋状の雲に注目!

https://1939abe2.web.fc2.com/weather/16.htm
ベナール対流と筋状の雲

http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~kyodo/kokyuroku/contents/pdf/0852-04.pdf
ベナール対流における形の形成

1月の雨

0203_2amedarake 2020.2.3
NHKの午後7時前の気象情報で。
見てください。これが1月の東京の天気?ですか?

青空のもと、北からのからっ風がひゅーひゅー吹いて、乾燥しきった日々が続く。
というのがまあ東京の1月のイメージなんだけどな。
湿っぽい1月でしたよ。
2019_20situdo
去年と今年の湿度のグラフ。
左が昨2019年の1~3月。右は今年の2月初めまでの分。
去年の1月は40%を挟んで上下していました。そして2月、3月と湿度が上がっていった。
今年の1月はというと、50%から60%で、60%に近いあたりの日々が多い。
なんだかなぁ。やはり今年の出だしは「順」とは言えないようです。

2020年2月10日 (月)

蛍草

0120_2hotarugusa 2020.1.20
NHKの番組予告の画面です。
恥ずかしながら、ツユクサの別名に「蛍草」というのがあることを全く知りませんでした。この画面を見るまで。

↓番組紹介のサイトです。
https://www4.nhk.or.jp/P5823/
土曜時代ドラマ 螢草 菜々の剣

「蛍草のように凛と咲く少女の物語」だそうです。
どこで、どういう風に、ツユクサと蛍草が結びつくのか、よくわからない。

季節の花300のサイトには
https://www.hana300.com/tuyuku.html

ツユクサの別名: 「蛍草」(ほたるぐさ)
   蛍を飼うとき籠にこの草を入れるから。

こんな解説がありました。でもよくわからない。どうして蛍の飼育にツユクサなんだろう?蛍の成虫がツユクサを好むのか?

↓こんなサイトを見つけました。
http://www.gem.hi-ho.ne.jp/abiko-nature/hotarunoesa1.htm
あびこ自然倶楽部

淡水貝
身近な沼や水路で見られる貝を紹介します。
カワニナ
・・・
 餌としてキャベツを与えるが、それ以外にもツユクサの葉などもよく食べる。
・・・

はぁ、成虫ではないのか。幼虫の餌になるカワニナの食草としてのツユクサなのか。
回り道をしました。

でもなぁ、ドラマの方は、花のイメージと蛍の成虫の光を重ねたものでしょうね。
何にせよ、私、テレビドラマも映画も、まったく見ない人ですので、縁はないのですが。
ツユクサの花が「はかない」というイメージなのでしょうね。
でもね、植物はタフなんですよ。
朝に開花して午後しぼんでしまうから「はかない」とおもわれたのか。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%A6%E3%82%AF%E3%82%B5
ツユクサ

ツユクサ(露草、学名: Commelina communis)[3]は、ツユクサ科ツユクサ属の一年生植物。畑の隅や道端で見かけることの多い雑草である。

朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させることから「露草」と名付けられたという説がある。英名の Dayflower も「その日のうちにしぼむ花」という意味を持つ。また「鴨跖草(つゆくさ、おうせきそう)」の字があてられることもある。ツユクサは古くは「つきくさ」と呼ばれており、上述した説以外に、この「つきくさ」が転じてツユクサになったという説もある。「つきくさ」は月草とも着草とも表され、元々は花弁の青い色が「着」きやすいことから「着き草」と呼ばれていたものと言われているが、『万葉集』などの和歌集では「月草」の表記が多い。この他、その特徴的な花の形から、蛍草(ほたるぐさ)や帽子花(ぼうしばな)、花の鮮やかな青色から青花(あおばな)などの別名がある。

形態・生態
高さは15~50cmで直立することはなく、茎は地面を這う。
6 - 9月にかけて1.5 - 2cmほどの青い花をつける。花弁は3枚あり、上部の2枚は特徴的で青く大きいが、下部の1枚は白くて小さく目立たない[4]。雌しべが1本、雄しべが6本で成り立っている。アサガオなどと同様、早朝に咲いた花は午後にはしぼんでしまう。

昆虫が訪花して他家授粉をするのが基本。でも、それができなかった場合、花を閉じながら自家受粉をするのです。保険を掛けている。しぶといんです。他家授粉で遺伝子をミックスする方が好ましいのですが、それがだめなら実ができないよりはたとえ自家受粉でも結実した方がいい、という選択なんですね。

↓とても詳しい。どうぞ。
http://www.juno.dti.ne.jp/~skknari/tuyu-kusa5.htm
ツユクサの受粉

○○イチゴ

0124_1itigo 2020.1.24
なんだかねぇ。種が特定できないまま年をまたいで開花・結実を続けている「イチゴ」の仲間。
地面ぎりぎりのせいか、鳥に見つかりにくいらしい。
見ている分には楽しいからいいけどさ。何という名前なのか、わからないままでいます。

蝋梅

0121_5roubai 2020.1.21
買い物帰りの妻の撮影。
東光院のロウバイはダメになりまして、残念だなぁ、と思っていましたら、見つけたよとのこと。
透明感のある=蝋細工のような花弁が素敵。香りをかいだことはないのですが、芳香があるそうです。
早春の佳い花ですね。

夕日ストライク

0121_6yuuhistrike0 2020.1.21
来島海峡大橋です。
0120_4yuuhistrike1 1.20
それをこういう風に見まして。この四角い枠を「ストライクゾーン」に見立てて、夕日がこのストライクゾーンに入るのを夕日ストライクと称しているのだそうです。

0120_4yuuhistrike2 1.20
TBSとしてはそれを中継したかったようなのですが、20日は曇っていてうまくいかなかったのです。で、既存の写真の提供を受けました。
0121_6yuuhistrike 1.21
TBSも頑張る。
放送時間にはもうストライクゾーンを通過してしまっていたようですが、自前のカメラでとらえた映像です。
なるほどね。すごいもんだ。

「夕日ストライク」で検索すると、たくさんヒットします。

高度と気圧

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-cdeec4.html
2020年2月 7日 (金) 上空の気温とスカイツリー
↑上の記事で、上空の気温の話を書きました。
ついでに、上空の気圧の話も付け加えておこうかな、と思いまして。

http://web.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~yamaharu/tenki8.htm

標高が1000m高くなるにつれて気圧は約100hPaずつ低下し,富士山の山頂(3776m)では約638hPaで水の沸点も約88℃まで低くなります。

100mで10hPa ですか。約0.01気圧。

タワーマンションの25階で約100mとか。
東京タワーの大展望台が150m
サンシャイン60が240m「1階からスカイレストランがある59階まで36秒で移動する」
あべのハルカスが300m「16階(地上80.6m)から60階(地上287.6m)までの間を分速360mで移動する」(約35秒)
東京スカイツリー
  天望デッキ 350m
  展望回廊  450m

気圧変化量としてはそう大きくはないと思います。
でも、高速エレベーターで経験するとなると、ちょっとね。
耳に来る、かもしれません。

地上から東京スカイツリー天望デッキ 4基(分速600m、約50秒)
東京スカイツリー天望デッキから東京スカイツリー天望回廊 2基(分速240m、約30秒)

すごい速さなんです。鼓膜を挟んで内外に気圧差が生じて、耳がツーンとなったりするかも。
軽く耳抜きをしなければならなかったり。
でも、最近の高速エレベーターは、工夫をしているようですよ。

↓参考。4ページのpdfですが、その4ページ目にグラフなど使った解説があります。
https://www.toshiba.co.jp/tech/review/2005/04/60_04pdf/f05.pdf

5.1 :気圧制御システムの仕様気圧制御に関連する仕様は次のとおりであり,システムの構成は図7に示す。高圧ブロアをインバータ制御し,かご内の空気量を変化させることで,かご内外に差圧を発生させるシステムである。運転所要時間:上昇39s,下降49s気圧変化量:48.03hPa(地上階~最上階)最大かご室内外気圧差:5.60hPa(上昇時)気圧変化率:1.27hPa/s(上昇時)
5.2 :気圧制御方法最下階からスタートし,最上階で停止する場合の乗りかご室内の気圧は,エレベーターの加減速に応じたS字状の曲線となる。気圧制御システムは,気圧の変化に伴う耳詰まりなどの不快感を感じないよう,エレベーターの昇降スピードにかかわらず気圧変化率が一定(直線パターン)になるよう制御するものである。

★ついでに言うと、航空機は1万mくらいの高度も飛びますが、客室はおおよそ0.8気圧くらいに制御されるようです。
これは耳抜きが必要かも。子どもにアメを配ったりしますが、つばを飲み込む動作で、鼓膜内外の圧力差を解消する方法なのです。耳抜きは練習すれば意識的にできますから、どうぞ練習なさってください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8E%E5%9C%A7
与圧

与圧された客室を装備した最初の旅客機は1938年に初飛行したボーイング307である。21世紀現在においては、高高度を飛行する旅客機の客室内は一般に与圧されており、ほとんどのジェット旅客機や、多くの輸送機、一部のターボプロップ旅客機などが与圧に耐えられる構造を備えている[注釈 1]。また、必要に応じて与圧する機能を備えていることもあり、高度1万 mの機内でも0.8気圧程度に保たれる[注釈 2]。

 

東京の冬日日数

7日の記事で今シーズン初の冬日の話を書きました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-77ff95.html
2020年2月 7日 (金) 花粉・初氷・初冬日(訂正あり)

2月6日の最低気温は 23:39 -0.4℃
を記録していました。ですから、今シーズン最初の冬日は2月6日となります。

ついでですから、東京の冬日日数の変化を調べてみました。
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/annually_s.php?prec_no=44&block_no=47662&view=a2
ここ↑の表から冬日日数をグラフにしました。
Huyubinissu
棒グラフの棒の太さが一様でないのは、データ数が多すぎるせいです、見づらいですがご容赦を。
2018年の冬日日数が22日になっているのですが、私の日記では、2017年の12月に最初の冬日を記録して、2018年には21回記録し、このシーズンで22回になっています。ですから、横軸の「年」は前の年からその年にかけての「シーズン」だろうと思います。
さて、1960年代からでしょうか、冬日日数が激減したようですね。
原因はわかりません。都市化の進行でしょうか。温暖化も効いてはいるのでしょうけど。
ま、こんな変化がありましたということをご報告します。

★参考までに。
東京にも真冬日(最高気温が0℃未満)があったようです。上のデータ表にありました。
   1876.1.27:-0.3℃
   1895.2.21:-0.1℃
   1900.1.26:-1.0℃
   1967.2.12:-0.2℃
この4回ですね。
私が19歳になる年にもあったのか。私自身も経験していたのですね、気づいていませんでした。
待てよ、私の大学受験の年ですね。その2月か。雪の残る中を願書出願に行った記憶がありますが。あのあたりだったのかな。一期校、二期校という時代でした。「東京に真冬日」とかニュースが騒いだ記憶はないのですけど。う~む、古い話でした。

2020年2月 7日 (金)

花粉・初氷・初冬日(訂正あり)

2.5

スギ花粉の飛散始まる 都発表(朝日新聞東京版 2020.2.6)
 都は5日、スギ花粉が3日から都内で飛び始めたと発表した。12カ所の観測地点のうち、青梅市と八王子市で確認した。過去10年の平均より14日早く、1985年以降で4番目に早い時期という。都は暖冬の影響とみている。
 今春のスギとヒノキの花粉の飛散総数については、都は、過去10年の平均の6割程度と予測。例年だと、スギ花粉の飛散量は3月中旬ごろにピークを迎え、ヒノキ花粉は4月上旬がピークとなるという。

2.6

東京の最低気温1・4度、最も遅い「初氷」観測(2020年02月06日 11時33分 読売新聞)
 上空の寒気の影響で6日は全国的にこの冬一番の冷え込みとなり、最低気温が1・4度となった東京では初氷が観測された。気象庁によると、東京の初氷の観測は平年より51日遅く、昨年より37日遅い。記録的な暖冬の影響で、1919年の統計開始以来最も遅かった2016年1月13日の記録を大幅に更新した。

2.7
{まだ公式記録ではありません。一日が終わっていないので}
今の時点での最低気温(℃) は
05:10 の -2.1 ℃
です。
今日の最低気温が何度になるかはわかりませんが、どんな値が出ても「最低気温が0℃未満」ではあるはずなので、
今シーズン初めての冬日です。

なんだか、順序が逆じゃないかなぁ。
冬日があって、充分に冷えて初氷が張り、立春を過ぎて空気が何となく湿っぽくなってきて、花粉飛散、じゃないかなぁ。
ヘンだ。

訂正:東京の初冬日は、昨日2月6日でした。訂正します。

気になったので確認しました。
2月6日の最低気温は 23:39 -0.4℃
を記録していました。ですから、今シーズン最初の冬日は2月6日となります。
6日は、朝に初氷、夜中に冬日という日だったわけです。
参考までに。6日の最高気温は 12:46に6.9℃を記録しています。

 

ダイヤモンド富士

↓まずは新聞記事から。
朝日新聞の記事からです。

ダイヤモンド富士、曇り空で見られず(2020年02月05日)
 日の出や日の入りが、ちょうど富士山の山頂に重なる「ダイヤモンド富士」。4日、東京スカイツリー(墨田区)から見えるチャンスだったが、曇り空に邪魔されて見ることはできなかった。・・・ツリー西側の展望台からは、例年2月4日と11月7日の年2度、日没のダイヤモンド富士が観測できる。しかし、晴れ渡っていなければならず、ここ数年は、曇り空が続いている。

4日夜の夜7時前、TBSの「ホラン・森田のトクする天気」でも、東京スカイツリーのカメラでこのダイヤモンド富士を狙っていたのだそうです。うまくとらえられれば番組で流そうと。
ところが、流れた画像は、どんよりとした空。富士山は全く見えず。で、明日も狙います、とのこと。
0205_2diamondfuji 2020.2.5
ハイ。お見事。太陽の位置が富士山のてっぺんから少しずれましたが、ダイヤモンドの輝きは美しい。
この日の東京の日没は午後5時12分。地平線より高いところへ沈んでいくわけですから、それよりは少し早い時刻だったのかもしれませんね。
ま、とにかく、見られてよかった。
この番組、いろいろな画像が出てきますし、二人の会話の中で展開する気象情報が「ゆるい」のがまたいい。
NHKなんかのは、ぎっちぎちに詰め込んで話すから、かえって大事なところを聞き逃す。
立て板に水で、話し続けられると、結局、何を聴いたのかわからなくなるんですよ、情報量は多いんでしょうけれど。
「間(ま)」を大事にしなければ、心に伝わる話はできません。
人に話を伝えるという技を磨いてほしいですね。言葉を商売道具にしてるんだから。
教師もね、言葉が商売道具、ですから私も、それなりに言葉には敏感なのです。

パプリカ

0119_6paprika 2020.1.19
パプリカ 実が黄色く熟したら
生でバリバリ 食べましょう
と思っていたら、鳥に先を越されました。やられた。
芽生えをついばまれたり、花をついばまれたり、結構鳥が庭を狙ってきます。
家は昆虫ファンなの、あんまり歓迎されてないよ。

別件:米津さんの歌、正直あまり好きではありません。頭の中をぐるぐる回り続けてなかなか抜けなくなるようなメロディーづくりが上手。でも、歌詞が身に染みることはほとんどない。年寄りの世代感覚ですから、ほっといてください。

スイレン

0119_5suiren 2020.1.19
スイレンの鉢の写真なのですが。
写っているスイレンの葉は全部水面下にあるのです。
いいのかな。光は水を通して到達するでしょうけれど、二酸化炭素や酸素はどうしているのでしょう?
光合成には二酸化炭素が必要。生きていくためには酸素が必要。
どうやってそれらを得ているんだろう?

ブロッケンの妖怪

0119_2blocken
2020.1.19
前の記事に書いたようにクサカゲロウがいて、発車に少し手間取ったのですが、さて、もういいかな、と車の周囲を目で点検。
あら、ブロッケンの妖怪が出現している。車の排気の水蒸気が細かい水滴になったところへ私の影が落ちて、頭の周囲に虹のようなものが出ています。
ブロッケンという山でよく見られた、ということでこう呼ばれています。あるいはブロッケン現象とも。
光輪(グローリー)というのが一番一般的な名前かな。
光の回折による現象です。短く詳しく説明するのはちょと手に余る。下の参考サイトなどご覧ください。
雲に落ちた飛行機の影が虹色の輪に囲まれるということもあるようです。注意深く外を見てください。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%B1%E3%83%B3%E7%8F%BE%E8%B1%A1

https://www.s-yamaga.jp/nanimono/taikitoumi/kishokogaku.htm

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-6267.html
2009年12月25日 (金) ブロッケンの妖怪現る!

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/post-74a4.html
2015年12月 9日 (水) ブロッケン現象

上の2009年の過去記事は、今回と全く同じ条件での話です。是非お読みください。

クサカゲロウ

0119_1kusakagerou1 2020.1.19
自動車の窓枠にくっついていました。
ヨツボシクサカゲロウなのかな。細かい分類は知りません。クサカゲロウとしか認識していない。
0119_1kusakagerou2
成虫で越冬中でしょう。越冬中は色が褐色になるとか聞いたことがありますが、緑だなぁ。

車を出したかったので、連れて出たくはなくて、手に移そうとしたら自分でひらひらと飛んで草むらへ入っていきました。
無事でな。

上空の気温とスカイツリー

0117_5skytree
2020.1.17
TBSの森田さんの気象情報の画面です。これを見て私はアッとなった。自分の知識がバラバラで総合的にまとまったものではなかったということを痛感しました。
中学理科の授業でも教えました。
地上から上空へ行くと気温が下がる。その割合はおおよそ
0.6 ℃/100 m
この程度の割合で気温は下がるんだよ。とね。
私の頭の中では、上空というのは「山の上」というようなスケールで捉えていたのです。
でも、東京スカイツリーは634mもあるんですよね。スカイツリーのてっぺんは600mの上空なんだ。人が立っている地表付近の600m上空と言ったら、この逓減率が効いてくるんですね。
そうするとスカイツリーのてっぺんの気温は地表より、約3~4℃低いんだ。
この思考をしたことがなったのです。盲点でした。
バラバラの知識として保有していて、統合されていなかった。こういうことは他のことに関してもきっとたくさんあるはずです。自分の足元はしっかりしているつもりでいると落とし穴に落っこちる。自分の足元を自分で掘っくり返す作業は、いつまでも続けなければなりませんね。

↓参考
http://www.ninomiyashoten.co.jp/chiri_q_and_a/q006
気温の逓減率について

理科(気象学)で用いる気温の逓減率(lapse rate)には,

1:乾燥した気塊が上昇する際に体積膨張によって気温が下がる場合の乾燥断熱減率(0.976℃/100m)
2:水蒸気で飽和した気塊に対する湿潤断熱減率(気圧・気温によって異なるが,0.5〜0.7℃/100m)
3周囲の大気の温度の逓減率(environmental lapse rate)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%97%E6%B8%A9%E6%B8%9B%E7%8E%87
気温減率

この用語は、

1.空気塊を上昇させたときの、その空気塊の温度が高度上昇とともに低くなる割合
2.現にある大気環境の、鉛直方向の気温の勾配

の2つの意味になりうる。単に気温減率という場合、2. の意味であることが多いが、読解には注意が必要である。

2020年2月 6日 (木)

逆さ富士

0120_5sakasahuji 2020.1.20
「633天気」から
雪で白い富士山が山中湖に映っています。きれいですね。
東京と違っておそらく朝の時間帯は氷点下でしょう。寒い中の絶景。
教師になったその年、河口湖へ移動教室で生徒を引率しましたっけ。
自分の脚で登ったことはありませんし、逆さ富士も見たことはないな。
富士山は遠くにありて思うもの、かな。
↓このページの下の方に、山中湖での逆さ富士の写真があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%86%E3%81%95%E5%AF%8C%E5%A3%AB
逆さ富士

シャコバサボテン

0117_1shakobasaboten 2020.1.17
今年は強烈な色で咲いています。
玄関ドアを出たところの足元で日を浴びています。

0130_3shakobasaboten 1.30
高い位置に置けば独特の花の形が楽しめるのですが、今回は低い位置でとにかく咲かせようと。
時々、鉢の脇に座り込んで横から鑑賞しています。

アメリカフウロ

0116_6americahuuro 2020.1.16
赤い色の葉が見えました。この色、形はアメリカフウロです。
紅葉というのではないのです。また、新しい葉が全部赤く出てくるのでもないのです。
写真をよく見ると緑色の葉も見えます。
なんでかな。でもまぁ、この赤い色で気づくことが多いのですけどね。
まだロゼットの状態でいる時期だと思いますが、活動を始めたのでしょうか。

ホトトギス

0116_3hototogisu 2020.1.16
もうとっくに枯れていていいはずなのですが。1月になっても枯れきらずに薄い緑を保っているというのは、さすがにおかしい。
この後、刈りました。季節の変化が順でないと、植物も困ってしまうことでしょう。

アジサイ「フェアリーアイ」

0116_2fairyeye 2020.1.16
妖精が目覚めるかな。花の色がゆっくりと変化していく秋色アジサイです。
去年は花は咲いたのですが、その後の変化がちょっと順調ではなかった。
ことしはどうなるか。楽しみに見ています。

塩化水素のタンクローリー

0115_2hcl_1 2020.1.15
目の前を走っていたタンクローリー。
「成分名 塩化水素」だそうですが、濃塩酸でしょう。
0115_2hcl_2
「品名 塩酸」ですね。
この数値から比重を見積もると、約1.2程度。
濃塩酸の濃度を35%とすると、比重は約1.2なのです。あってます。

濃塩酸が走っているのか、と驚く方もいるでしょうけれど、化学屋としてはそんなに怖い物質ではない。
むしろ、酸素ガスを積んだタンクローリーからガス漏れでも起きた日には、自動車のエンジンが異常燃焼してとんでもないことになる。濃度の高い酸素は怖いですよ。普段燃えるなんて思ってもいないようなものが燃えますからね。
アポロ宇宙船の事故も純粋酸素のせいです。
時々「酸素に引火した」などというニュースを見かけますが、それは間違い。酸素自身は燃えません、物を燃やすだけですが、濃度が高いととんでもない燃え方をするのです。

現役時代、環状7号線をよく走っていた頃がありまして、この道路はタンクローリーが多かった。
で、自動車のハンドルの脇にメモ帳を置き、信号停止時にタンクローリーの表示をメモして、化学の授業の教材にしましたっけね。懐かしい。

化学科の学生時代、当然大量の学生実験が組まれているのですが、実験大好き人間の私は、かなりの速さでメニューをこなしていった。そうしたら、岩本振武先生が、おう速いな、時間があるようだから定沸点塩酸の蒸留でもやってみないか、と声をかけてくださいました。塩酸を蒸留すると、蒸留時の気圧で濃度が厳密に定まった塩酸が得られるのです。気圧測定をしながらの蒸留でした。おまけメニューをやらせていただいて、楽しかったな。
岩本先生の講義で、液体アンモニアに金属ナトリウムを溶かすと、青い溶液=ブルーソリューションができるという演示を見せていただきました。電子がアンモニア分子に囲まれた「電子の溶液」ですから、還元反応に使う。バーチ還元としてよく知られています。で、とても面白かったので、科学史の大学院での修士論文に「溶媒和電子の歴史」というのを書きました。
出発点が岩本先生の講義だったので、修了後に、当時の研究室があった駒場へ行って、報告しましたら、雑誌「化学」にダイジェストを書きなさい、ということで、書かせていただいた事がありましたっけ。
塩酸から昔話を思い出してしまいました。ご容赦ください。

2020年2月 5日 (水)

コギク

0114_3kogiku1 2020.1.14
同じ株の花だと思います。白から赤へなのか、赤から白へのなのか、変化の向きがよくわかりません。
0114_3kogiku2
白で咲いてだんだん色づいてくるのかなぁ。

0117_3kogiku1 1.17
こんな花もありました。
花の時期の終わりが近づいて、やっと咲いている、ということなのでしょうか。
あまり見たことのない姿でした。

火山雷

0114_1kazanrai1 2020.1.14
下に引用したNHKのニュースにあるように、フィリピンのタール火山が噴火しました。
そのニュースで流れた動画の一部です。
火山雷の放電が「下から上へ」伸びていく様子です。
0114_1kazanrai2
明らかに下から上へ。
私は、火山雷には基本的に知識がありません、そういう現象があることを知っているだけです。
火山灰や砂、礫などが激しく衝突して電荷の分離が起こっているのでしょう。
「火山雷」で画像検索すると、ごく普通に上から下へとか、噴煙の内部での放電とかが見られます。
火山雷は下から上へ、というわけではないようです。

通常の積乱雲での雷でも雲の内部での放電もあります。また、雲の底面から地上へまず一本の放電が探るように降りてきて、地上に達すると、その経路をたどって地上から雲への放電が起こる、これが同じ放電路で何回か繰り返されます。ですから、下から上への放電もあることは知っていますが、今回のはちょっと感じが違う。
最初の放電が下から上へ向かっているように見えます。
これは珍しいことなのかどうか、専門家の話を聞きたかったけれど、いろいろなメディアの報道でそのことに触れたものはなかったように思います。メディアの科学レベルが問われるような気がします。

↓NHKニュースから

フィリピン さらなる噴火に警戒 1万人超の住民避難続く(2020年1月14日 7時19分)
 ・・・
 フィリピンの首都マニラの南、およそ60キロにあるルソン島のタール火山の火口付近で12日、水蒸気爆発とみられる大規模な噴火が起き、当局の観測では噴煙はおよそ1万5000メートルの高さに達しました。
 火口から南東に20キロほど離れた都市、リパで撮影された映像では、噴煙の周りに稲妻のようなせん光が走る様子が捉えられていて、ロイター通信は火山噴火では「火山雷」と呼ばれる稲光のような放電現象が起きることがあると伝えています。
 ・・・

↓動画が見られます。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm36221053

ムラサキツユクサ

0112_4murasakituyukusa 2020.1.12
ちょっとなぁ。当惑します。困惑か、悩ましいのか。言葉がよくわかりませんが。
ムラサキツユクサの花は東京での感覚だと5月頃からじゃなかったか。
新学期、生物の授業が始まって、1カ月くらいで咲き始めてくれて、顕微鏡観察の実習で原形質流動を観察するのにちょうどよいタイミング。そう感じているんですが。
まだ1月です。

0121_3murasakituyukusa 1.21
わ、咲いてしまった。近寄れない位置ですので、ズームで。

0202_3murasakituyukusa 2.2
続いて咲きます。原形質流動を観察する「オシベの毛」もちゃんと見えます。
早すぎないか?大丈夫かい?4、5月にはどうなっているんだろ?

オシベの毛の根元付近の細胞は大型で原形質流動が活発。先端の細胞は小さくて球形で、成長中。
先端付近の成長中の細胞に栄養を送るために、原形質を流動させて、隣から隣へと栄養を送っているのではないかな。
栄養を送る脈管系はオシベの毛にはありませんからね。
粘っこい原形質を流動させるにはATPのエネルギーを使っているはず。コストをかけてでもしなければならない仕事といえば、先端付近の細胞の成長でしょうね。

↓NHKのミクロワールド「ムラサキツユクサ 細胞の営み」です。
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/bangumi.cgi?p=general&das_id=D0005100125_00000

ビヨウヤナギ

0112_3biyouyanagi 2020.1.12
すっごくかわいい雰囲気になっています。
葉芽です。花はまだ。
植物の活動は私共動物から見るとゆっくりなので、時々気がついて、え、そうなの、とびっくりさせられますね。
でも、確実に変化していく。生きるとはそういうことでしょう。

シロタエギク

0112_2silverleaf 2020.1.12
街で見かけて、なんだか特徴的でいいね、と言っていた植物。
妻がシルバーリーフとして入手してきました。
しかしなぁ、シルバーリーフというのは種名じゃない、多くの種を含む総称ですよね。
検索しながら、葉の形でみていったら「シロタエギク」じゃないかと思います。
0112_2silverleaf2
葉の表面には細かい毛が生えているようです。
どういうふうに変化していくのか、楽しみに観察します。

↓白妙の

しろたえの【白妙の】
枕ことば:「ころも」「そで」「たもと」「ひも」「ひれ」「帯」「たすき」または「くも」「ゆき」にかかる。
広辞苑第六版より引用

dusty miller
〔植〕 葉が白っぽい綿毛でおおわれた植物;〔植〕 シロタエギク;〔植〕 シロヨモギ (beach wormwood);〔釣〕 《主にサケ・マス用の》毛針;〔昆〕 羽に粉をもった蛾 (miller).
リーダーズ英和辞典第3版より引用

 

ウスモンミドリカスミカメ+ハエ

0110_3usumonmidorikasumikame3hiki 2020.1.10
昆虫の少ない時期ですので、同じものばかりが登場します。
ウスモンミドリカスミカメの幼虫が3匹、一つの花にいました。
上の2匹は色も濃いし、翅の芽もあるし、終齢でしょう。
下の方にもう1匹いるのですが、見えにくいですね。終齢には至っていないと思います。
コギクもそろそろ終わりになります。無事越冬できますように。
0110_4hae
ハエには違いないですが、種は特定できません。大雑把な見当もつかない。
かわいい顔をしている、というだけ。
暖冬ではあるのですが、昆虫の姿が増えてくるのはまだ先になるでしょうね。当分、寂しい。

2020年2月 4日 (火)

カランコエ

0110_2kalanchoe 2020.1.10
カランコエがいっぱいつぼみを持っているのですが。
ゆっくりゆっくり。

0130_2kalanchoe 1.30
もうすぐ咲きそう。
ゆっくりゆっくり。

カム機構

0110_1cam
2020.1.10
NHK・Eテレ「0655」という番組の1シーン。
カムが回転すると、棒が押し上げられてその先端に付いた文字がひょこひょこと現れる。

左のカムは「0」を押し上げる。真ん中のカムは「6」を押し上げる。
右のカムは形がちょっと違って、2回立て続けに「5」を押し上げる。
これでめでたく「0655」が表現されるわけです。

どうなんだろう、カム機構って、私の世代ではごく普通に知られていると思うのですが、今は?
自動車のエンジンのバルブの開閉はカム機構ですからね。
多分みんな知ってると思うんだけどな。

0655は大人が楽しめる番組です。どうぞ。

↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A0_(%E6%A9%9F%E6%A2%B0%E8%A6%81%E7%B4%A0)

・・・
回転するカムは軸に取り付けられ、軸の回転角度に対応した曲面が形成されている。一般には、卵形に代表される円板カムと呼ばれる、中心から円周までの距離が一定でない板を回転する軸に取り付け、この板に接する物(板や棒)に周期的な運動を与える。

典型的かつ、代表的な例は、エンジンの吸排気バルブの開閉を行うカムで、エンジンの出力軸(クランクシャフト)から得た回転運動をバルブ開閉の往復運動に変換している。
・・・

牛乳の「乳成分」

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-279c50.html
2020年1月30日 (木) 寒かった

上の記事で牛乳のラベルをちょっと使いました。で、その時に、もう一枚の写真を撮りましたのでお目にかけます。
1Lのパックです。
0130_11gyunyu2
2020.1.30
これを見て、私は唸った。
食物アレルギーの方のために、アレルゲンになる物質を表示することは大事なことです。
でもなぁ
牛乳パックに、「乳成分」が入ってます、という表示をする必要があるのかなぁ。
乳成分の入っていない牛乳なんて、言語矛盾でしょ。
乳脂肪分濃度とか、成分無調整というような表示は以前からありますが。
この表示がないと、この牛乳には乳成分が入っていない、という誤解を招きますか?
頭がくらくらしそうです。

★ところで「アレルゲン」という言葉ですが、「アレルギーの『源』『元』」とか思ってませんか?

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%B2%E3%83%B3
免疫反応のひとつである抗原抗体反応における抗体をアンチボディ (antibody)、抗原をアンチゲン (antigen) というが、アレルゲンとはアンチゲンとアレルギーとを合成した造語である。アレルギーという疾患(メカニズム)の提唱者であるオーストリアの小児科医フォン・ピルケーがそのように呼んだ。


★「gen」はギリシャ語の「gennao」=「生じる」という言葉に由来します。

化学で学ぶ元素名↓

水素 Hydrogen ギ: hydro(水) + gennao(生じる)
窒素 Nitrogen  ギ:nitre(硝石)+ gennao(生じる)
酸素 Oxygen  ギ: oxys(酸味)+ gennao(生じる)

どれも「生じるもの」なんですね。
ですから、アレルゲンは「アレルギー反応を生じさせるもの」なのです。

★生物で「相同遺伝子」という言葉を習ったかと思います。
「同じ位置にある」ということから「相同」なのでしょうが、同じ位置にあっても「異なる遺伝上号を持つ」というほうに重点おいて「アレル」という学術用語があります。高校じゃ教えないかな。

★セイタカアワダチソウの「アレロパシー」というのは有名かと思いますが、日本語に訳すと「他感作用」なんですね。

語源を知ると、応用範囲が広がります。

ビヨウヤナギ

0109_8biyouyanagi 2020.1.9
新芽です。花も素敵だし、虫たちが集う場所でもありまして、楽しみ。
虫に食われるということはそうないように思いますが、いろんな虫をここで見る。面白い植物です。
草ではなくて木です。低木。真っ赤な紅葉をしますが、花全部枯れ落ちるわけでもない。
世話いらずで、丈夫な花です。長いオシベが黄色く煙るような花を毎年楽しませてくれます。

テッポウユリ

0109_5teppouyuri 2020.1.9
テッポウユリが伸びてきました。
去年、食用の百合根を植えて、コオニユリであることを確認しましたが、その鉢の方はまだ変化は起きていません。
無事に顔を出してくれるかなぁ。

ラナンキュラス

0109_2lanunculus 2020.1.9
ラナンキュラスが葉芽を出しました。タグを立ててくれたので、わかりやすい。
いろいろ芽が出るのですが、妻にしかわからないものが多くて、私は一々聞きに行く。
ありゃなんだ、こりゃなんだ。と。

0124_3parseley 1.24
なんだか見覚えがある、とおもって訊いたら、それパセリよ、ですって。
そうか、確かにね。
すごいことになってます。

2020年2月 3日 (月)

2020年1月の気温など(東京)

2020_1kion 気温
暖冬です。平年を下回ることが少ない。特に最低気温。平年を下回ったのは2日のみ。氷点下になる冬日がない。これはさすがに東京としても珍しいのではないか。まだ初氷も記録してないし。
比較のために2019年の記録を載せます。
2019_12kion 2019年の気温
やはり何回か冬日がありました。

2020_1heinensa  平年差
やはり最低気温が平年を大きく上回っています。

2020_1situdo 湿度
湿度の高い1月でした。確かに30%台になることもあって、予報士さんが乾燥に注意、と言ってましたが、普段の冬のつもりで、冬は乾燥に注意、と習慣的にいってたんじゃないの。
2019_12situdo 2019年の湿度
ほら、移動平均の線は50%にも達してないですよね。40%を挟んで変化している。
今年2020年は50~60%です。明らかに湿っぽい1月でした。
気象データを自分の目で見て、自分の言葉で話しましょうよ。ね、予報士さん。

2月に入りました。どうなっていくのでしょうか。

フキノトウ

0109_1hukinotou 2020.1.9
フキノトウが出てるのよ、と妻が言う。
でも、それを見るためには、いろいろ足元を踏み分けねば接近できない。

0125_2hukinotou1 1.25
で、道を作ってくれましたので、私も近づいてみました。
0125_2hukinotou2
なるほどなるほど。我が家のフキは雄株です。やがて雄花が咲くでしょう。地味だけど楽しいですよね。

PC画面から

0108_2pcopening 2020.1.8
山の姿に見とれているのではないのです。
私が見ているのは、山の影。
低い位置からの太陽光線で山の影が上空へ向かっている、というところに興味を惹かれました。
もし比較的低い雲が右上にあれば、そこに山の影が映るのだろうな、と。
相当に珍しいシーンだと思うのですが。

私のおぼろな記憶では、ファーブルの昆虫記に、ヴァントゥー山の影が平野に映る、というシーンがあったような。
そうなんだ「山の影」というものがあって、平野に映るんだ、と感動したように思うのですが。(記憶間違いかなぁ)

まして、山の影が雲に映ったらすごいだろうなぁ、と考えてしまいました。

河津桜:開花

どうなったかな。
0131_7kawadu2 2020.1.31
先ずやはり自分の目の高さのところを見る。花の中が見えるぞ。
0131_7kawadu3
咲いた、というべきかな。
0131_7kawadu4
ちょっと回り込んで上を見上げたら、1輪目が開花!
後ろから陽射しを受けている姿です。

0201_9kawadu12.1
2輪目開化。
0201_9kawadu2
こうですもん、これからどんどん、ですよね。
毎年ここの河津桜を心行くまで楽しませてもらっています。有難いことです。

河津桜:予感

0130_10kawadu1 2020.1.30
ご近所。そろそろかな、と見に行ったら。
つぼみが緩み始めていました。
0130_10kawadu2
これなんか、もう咲きそうですよね。
この時点での私の判断は、2,3日中に開花しそうだな、というもの。

探梅:2

0201_10hakubai 2020.2.1
六郷用水跡の水路の水を滝のように流す場所がありまして、その前の植え込み。
例年、あまりたくさんは咲かないのですが、今年はどうかな、つぼみがかなりありました。
0201_12hakubai1
エンジェルズトランペットのそばです。
満開と言っていいでしょう。プライバシーのこともありますので、少しずらして青空と一緒に。
0201_12hakubai2
つぼみもありますが、個々の花としては終わりに差しかかったものもあるようでした。
私は知っているから見上げますが、知らない通行人の方は気づかずに通り過ぎる。もったいなかったな。

探梅:1

天気はいいし、午後1時の気温が約13℃。
陽気に誘われて散歩の足を延ばし、探梅へ。

0201_11hakubai1 2020.2.1
東光院前の水車の上の白梅。青い瓦は東光院の塀の瓦です。
気温の高い冬で、もう咲き誇っているかと思ったのですが、意外とまだぱらぱらの咲き方でした。
0201_11hakubai3
下に水車を写しこんでみました。
本当は足で踏んで水をくみ上げるための水車を復元したものですが、今は水の流れで回っています。
0201_11hakubai4
佳い眺めでしょ。香ってきそうですが、まだちょっと花の量が足りなかったな。
時々見に行ってみようと思います。
写真を撮っていたら、この梅、暖冬のせいで終わりかかっているのじゃないですよね、と声をかけられまして。
いえこれからどんどん咲くと思いますよ、とお答えしました。わぁ、良かったわ。と喜んでいただきました。

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