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2020年1月23日 (木)

キラリティ(掌性・手のひら性)

↓この記事の中で掌性の話を書きました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-80cb65.html
2020年1月15日 (水) サイコロの雌雄

キラリティー【chirality】
(ギリシア語で手の意の cheiros から)(→)掌性しょうせいに同じ。

しょう‐せい【掌性】シヤウ‥
左右の手のように、あるいは実像と鏡像のように、形は似ているが重ならない性質。キラリティー。
広辞苑第六版より引用

★注意:私は「掌性」のことを敢えて「手のひら性」と表現しています。公式な用語ではありませんが、直感的にわかりやすい、と思って。よそでは通じない言葉ですので、ご承知おきください。

●以前に撮った写真を思い出しましたので、掲載します。
0627_2mirror_20200120101201
これ、右手を鏡に映した写真です。手前が実物、向こうが鏡像。
鏡の中の世界に入れたとして、この二つは重なりませんね。まさしく「手のひら性」があるわけです。
右手用の手袋は左手にはフィットしません。右足用の足袋は左脚にははけません。
(軍手・軍足は除いて。)
0717_21handmirrorimage
フレミング左手の法則を鏡に映したもの。
磁場の中を流れる電流が受ける力の向きですね。ローレンツ力というやつです。
親指→人さし指→中指 をFBIと覚えましたっけ。

鏡の中では右手の法則になってますね。磁場の中を運動する導体内に生じる起電力の向き。電磁誘導というやつです。
親指が運動方向、人さし指が磁場の向き、中指が電流の流れる方向です。
やはりまさしく「手のひら性」だなぁ。

去年の夏に気づいたのですが、日本の「扇子」には手のひら性があるんですね。
左手で扇子をもって、右手で手首を内から外へひねるように扇子を開く方が多いと思います(右利きということです)。
0719_29sensu1_20200120101401
そうするとこうなる。
0719_29sensu2_20200120101401
右手にフィットしますね。
ようするに、螺旋を描く、というか、ネジになっているんですね。
で、そのカーブが右手の親指の付け根のふくらみにフィットします。
0719_29sensu3_20200120101401
左手で扇子を持つと、うまくフィットしないのです。

ということで、扇子には「手のひら性」があるのです。
ネットで検索すると「左利き用扇子」も販売されています。必要ならご利用ください。
↓こんなサイトも面白いかもしれません
https://sunchi.jp/sunchilist/sagamihara/68389

↓ちょっと思いついて、辞書を引いてみました。
「科学用語 語源辞典 ギリシャ語篇」

χειρ:手
chiropractic:手による脊柱矯正治療行為

キラリティーの語源になったギリシャ語ですが、その中に「カイロプラクティック」も紹介されていました。
言葉は知っていましたが、これが「手の技」であることには思い至りませんでした。
調べてみるものですね。
Wikiには書いてありました↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF

カイロプラクティック(Chiropractic)は、1895年にアメリカのダニエル・デビッド・パーマーによって創始された手技療法。名前の由来は、ギリシャ語で「カイロ」は「手」、「プラクティック」は「技術」を意味する造語。

なるほどねぇ。

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