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2019年12月25日 (水)

南岸低気圧

20191222_1200
12.22
12月22日正午の天気図です。九州の南に低気圧があって、前線が伸びている。これ「南岸低気圧」です。
シベリア高気圧のパワーが張り出していないので、低気圧が日本の南岸を進む。
東京に雪が降るのは、南岸低気圧が走る時。進路の南北のずれで、雪になったり雨になったり。
それは通常の季節進行だと、2月頃なのです。シベリア高気圧の力が衰えてきて、低気圧が走ることができるようになる。
今年は12月にこれだもんな。かなりヘンです。

↓南岸低気圧について
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E5%B2%B8%E4%BD%8E%E6%B0%97%E5%9C%A7
南岸低気圧

また、東北から関東地方にかけての東日本太平洋側の降雪はこの低気圧によるものが多く、晩冬から初春の2月から3月上旬にかけて降りやすい。立春以降の場合は「春の大雪」と呼ばれることがある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E9%AB%98%E6%9D%B1%E4%BD%8E
西高東低

https://weathernews.jp/s/topics/201912/190075/

週末は南岸低気圧が通過 関東甲信の山沿いは雪予想

2019/12/19 11:31 ウェザーニュース
今週は冬型の気圧配置が続かず、短い周期で低気圧や前線が日本付近を通過します。
22日(日)から23日(月)朝にかけては、本州の南の海上を低気圧が発達しながら通過する予想です。関東で雪が降りやすい、いわゆる「南岸低気圧」のパターンになります。
東京都心など関東平野部は雨の予想

http://www7a.biglobe.ne.jp/~gakusyuu/kumoidou/kidan.htm
日本のまわりの4つの気団

日本のまわりには4つの気団があります。
シベリア気団、オホーツク気団、揚子江気団、小笠原気団。
冬の主人公はシベリア気団、夏の主人公は小笠原気団です。

昔、岩波の科学映画で、1年間の天気図中に、気団の活動を色分けして示して、駒撮りして動画にして見せてくれたことがあるのです。小学生の頃かな。各気団の消長がみごとにわかって、季節の変化というものを実感しましたっけ。
本物の力は強い。60年後の私が覚えているんですからね。
最近の予報士さんは、衛星画像とか、コンピューターの計算結果ばかりを見ているような気がしてしまう。もっと大づかみに、日本周辺の季節の進行を把握しながら、その中に個別の気象をはめ込んで見せてほしいんだな。

とにかくまぁ、今年が暖冬傾向であることは間違いない。暖冬傾向の時に東京では大雪が降りやすい。
出来れば勘弁してほしいんです。爺さんには雪掻きは辛い。お手柔らかにね。

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