カタバミ
2019.11.2
今年はあまりカタバミの花を数多くは見なかった気がします。
で、今、おや咲いてる、とアップで一枚
小さな花ですが、こうやって大きくして見ると意外とこってりした感じがあって、豪華ですね。
oxalis
►n 〔植〕 カタバミ《オキザリス属[カタバミ属] (O-) の各種草本 (wood sorrel);カタバミ科》.
[L<Gk (oxus sour)]
リーダーズ英和辞典第3版より引用しゅうさん【蓚酸】
化 oxalic acid.
パーソナル和英辞典より引用
カタバミは oxalis で、そこから oxalic acid が来るわけです。
で「蓚」は何かというと、スカンポなどになってしまう。
かつて「蓚酸」は「カタバミ酸」なのだ、と聞いた覚えがありますが、ストレートではないようですね。
しゅう‐さん【蓚酸】シウ‥
分子式(COOH)2 カルボン酸の一つ。無色柱状の結晶。大黄・カタバミ・スカンポなどの植物中に酸性カリウム塩・カルシウム塩などとして存在。水およびアルコールに可溶。染色・鞣革なめしがわ・漂白などに使用。
広辞苑第六版より引用
↓参考
https://www.kagakudojin.co.jp/special/qanda/index88.html
Q.シュウ酸について教えてください.
なんにせよ、カタバミの葉に蓚酸が入っていることも確かですので、何かトロフィーとか、真鍮製のものの表面をカタバミの葉で磨くと、きれいになります。葉が小さいから大変だけど。
大昔、青銅鏡の研磨にカタバミを用いたという話もあります。
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