オシロイバナ
2019.11.9
NHKの「趣味の園芸」では花期は「6月~10月」となっていますが、もう11月。さすがに気温が下がってきたせいでしょう、昼の散歩に出てもまだ閉じ切っていないものが見られます。
暖かい時期には、昼にはもう閉じていることが多かったのにね。 11.10
庭の黄色い花。我が家の秘蔵品。元気です。 11.21
遠くの花をズームアップ。こういう風に色が混じるのは動く遺伝子・トランスポゾンのせいです。 12.4
さすがにもうおしまいかな。朝には見ていませんので、把握しきっているわけではありませんが。
★トランスポゾンの話が出ましたので
↓参考に
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=2060
オシロイバナの色素について
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=2681
オシロイバナの咲き分けについて
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_7be7.html
2007年9月 5日 (水) オシロイバナの花の色と遺伝
★トランスポゾンの概念、存在の発見はバーバラ・マクリントックさんという女性研究者によるものです。
トウモロコシの研究で到達したということです。あまりに先進的な概念で、なかなか受け入れられなかったそうです。
ノーベル賞を受賞したのですが、その時の逸話、というのがすごい、かっこいい。
バーバラ・マクリントック(Barbara McClintock, 1902年6月16日 - 1992年9月2日)はアメリカ合衆国の細胞遺伝学者。トウモロコシを用いた染色体の研究で知られる。トランスポゾンの発見により1983年にノーベル生理学・医学賞を受賞している。
コネチカット州ハートフォードに生まれる。1923年にコーネル大学を卒業し、1927年に同大学で植物学の分野で博士号を得る。コーネル大学やNRCで研究員を務めた後、1936年から1941年までミズーリ大学で助手になる。1942年から1967年にワシントン・カーネギー協会の遺伝子部門のコールド・スプリング・ハーバー研究所の研究員となる。
マクリントックがトランスポゾンの存在を発見したのはDNAの構造が判明する以前の時代であり、余りに先駆的な学説に長らく学会で無視されていた時代もあった。その学説が後年の分子生物学の技術の発展により証明されるに至り、81歳と高齢でのノーベル賞受賞となったが、その一報を聞いたマクリントックは「まあ!」と一言つぶやいて、いつもの様にトウモロコシ畑に帰って行ったという。
「一報を聞いたマクリントックは「まあ!」と一言つぶやいて、いつもの様にトウモロコシ畑に帰って行ったという。」
カッコイイですね。(私もかくありたい。←バカ言え、こんなこと呟くようなチャンスなどないだろに。←まったくだ)
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