クロウリハムシのトレンチ行動
2019.9.21
クロウリハムシが、カラスウリの葉に溝を掘っています。
トレンチは「塹壕」というのかな。
カラスウリの方も食べられたくはないですから、摂食の阻害物質を送ってくる。それをクロウリハムシは迎え撃って、円形の溝を掘って、その陰で葉を食べる。ここは激しい攻防戦の現場なのですね。
少し角度を変えて撮影。
自分の体をコンパスのようにして溝を掘りますから、円になる。幾何の先生みたいだ。
これはカラスウリではなく、デュランタの未熟な実にくっついているところ。
デュランタはウリ科ではないのですが、どういうわけかデュランタでクロウリハムシを見かけることも、時々。
デュランタには「瓜の風味」でもあるのでしょうかねぇ。
9.25
これはカラスウリで。こんなアングルしかなくて。ウンチがついているのかな、変な写真を撮ってごめん。
葉をつまんで、なんとか、このアングルになってもらいました。
仕事をやめる気配はなかったな、一生懸命でした。
ざん‐ごう【塹壕】‥ガウ
①城のまわりのほり。
②野戦で敵の攻撃から身を隠す防御施設。溝を掘りその土を前に積み上げたもの。「―戦」
広辞苑第六版より引用
↓過去記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-9715.html
2013年10月22日 (火) クロウリハムシ トレンチ行動
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