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2019年10月29日 (火)

今回は、虹の見える「高さ」に関して議論したいのですが、まず、下のリンク先の図5というのをご覧ください。
そこに
太陽高度+虹を見上げる角度=42°
こういう式がありますのでこれを利用します。変形すると
虹を見上げる角度=42°- 太陽高度
こうなりますね。
太陽高度が高いほど虹は低い位置に出る。もし太陽高度が42度を超えると虹は地平線の下にもぐってしまいます。

で、太陽高度の求め方ですが↓国立天文台の「こよみの計算」を利用しました。
https://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/koyomix.cgi
国立天文台 > 暦計算室 > こよみの計算

今回の計算では、緯度経度は正確ではなく、「このあたり」という感覚で地図から入力していますから、誤差は大きいはずです。「目安」と考えてください。

0924_21ameagarinoniji 2019.9.24 午後2時半頃 静岡県十国峠で
「雨上がりの虹」という画面。
計算してみると
●太陽高度は36.1度、方位は238.4度(真南から約60度西へ進んだ方向)
42-36=6度
太陽が高いので、虹を見る角度が低い。写真と見比べてください。

1022_3niji 10.22 13:00
太陽高度は38.4度、方位は210.1度(真南から30度西へ進んだ方向)
ペッタンコな虹ですね。昼過ぎですからまだ太陽が高いのです。

さて、先日「朝虹は雨」という記事を書きました。
↓ここから一枚再掲します。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-d0e0cd.html
2019年9月18日 (水) 朝虹は雨

0830_1asaniji1_20191025161101 2019.8.30
05時ころに神奈川県茅ヶ崎市で撮影された写真です
この日の東京での日の出は5:11なのです。茅ヶ崎は多分もう少し遅い日の出ではなかったのかな。
ということは、まだ地平線の下にある太陽が作った虹です。
サイトで計算してみると
太陽高度は-3.3度、方位は76.2度(真東から約14度北寄りの方向)
やっぱりね太陽高度に「マイナス」がついちゃった。
地平線から45度くらいの高さに虹が現れた、ということになりますね。
普通じゃ見られない高い位置の虹です。

今度、虹を見たら、後ろにある太陽の高さも意識してくださいね。

↓参考
http://www7b.biglobe.ne.jp/~math-tota/suA/niji.htm
虹のしくみ

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