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2019年10月21日 (月)

国分寺崖線

「HOTほっと TOKYU」という東急電鉄の月刊のパンフレット、2019 Aug から引用

・国分寺崖線
 多摩川が10万年以上の歳月をかけ、地面を削り取ってできた崖の連なり。立川市から大田区まで、約30kmにわたって続いている。
・上野毛
 崖を意味する言葉といわれる「ノゲ」。国分寺崖線の上にあることから「上野毛」と名付けられた。

国分寺崖線のことは多少は知っていましたが、上野毛の由来は知らなかったので、面白いな、と駅でもらってきたパンフレット。
今回、台風19号で、世田谷区、大田区で浸水被害が出ました。それでまた思い出してご紹介します。
今回の被害は、国分寺崖線の崖の下でのことなのです。

↓環境省
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/nature/natural_environment/tokyo/area/28_gaisen.html

 立川崖線と国分寺崖線は、古代多摩川が南へと流れを変えていく過程で武蔵野台地を削り取ってできた、河岸段丘の連なりである。
・・・
 国分寺崖線は立川市砂川九番から始まり、東南に向かって野川に沿って延び、東急線二子玉川駅付近で多摩川の岸辺に近づいて、以後多摩川に沿って大田区の田園調布付近まで続いている。延長は約30kmで、上流の立川ではほとんど高さがないが、都立府中病院付近では15mほどに高さを増し、世田谷区の成城学園から下流では20mを超える高さとなる。
・・・

というわけで今回、田園調布や二子玉川で浸水被害が出た地域や、私共の住むあたりも、もともと多摩川の「氾濫原」なんですよ。
多摩川って「暴れ川」なんですよね。つくづく思い知らされました。
少し、気持ちが収まって来たかな、実際には被害はなかった私共ですが、茫然と一週間を過ごしました。被災なさった方々のお心を察するにあまりあります。心を立て直していく、というのがおそらく一番重要なことなのだと思います。

↓TBSの報道で災害の経緯を。

多摩川の“支流”氾濫相次ぐ、首都圏被害拡大どう防ぐ?
TBS  17日20時27分3分5秒
・・・
 台風が直撃した12日の午後1時半、大田区は増水した支流・丸子川の水を、備え付けのポンプで多摩川に排出する作業を始めます。午後5時からは、ポンプ車など3台も加わりました。しかし、午後6時には多摩川の水位が上昇し、丸子川に逆流する恐れが。そこで大田区は、水門を閉めて逆流を防いだ上で、排水を続けますが、備え付けポンプについては性能の限界を超え、使えなくなってしまいます。
 そして午後7時、一帯に、避難指示が出されます。大田区の職員や消防は、ポンプ車とともに現場から退避を余儀なくされ、その後、丸子川が氾濫したということです。
・・・

↓大田区
https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/sumaimachinami/machizukuri/keikan/18syoku/08_denenchofu.files/08_denenchofu.pdf

田園調布の東急多摩川線より西の地域は、国分寺崖線(がいせん)と呼ばれる、国分寺市から続く崖線の南端です。

地図があって、丸子川(旧六郷用水)が書き込まれています。今回の浸水は、丸子川が多摩川に合流するところで発生したものです。

↓写真です。
http://y-ok.com/photo/musashino/tikeiz/kokubunji_g/html/kokubunjigaisen-5.html
野川が多摩川に合流する辺りまで見られます。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E8%94%B5%E9%87%8E%E5%8F%B0%E5%9C%B0

国分寺崖線
立川面と武蔵野面とは国分寺崖線(こくぶんじがいせん)[14]によって分けられている。国分寺崖線は武蔵村山市緑が丘付近に始まり、西武拝島線と多摩都市モノレールの玉川上水駅付近を通り、JR中央線を国立駅の東側で横切り、国分寺市・小金井市と国立市・府中市の市境に沿って東に進む。さらに野川の北に沿いながら調布市に入って深大寺付近を通り、つつじヶ丘などの舌状台地を作りながら世田谷区の砧地域、玉川地域南部を通り、大田区の田園調布を経て同区の嶺町付近に至る。世田谷区の等々力渓谷は国分寺崖線の一部である。高低差は20メートル近くになる。

この「嶺町」というのが、私共の地域のすぐそばなのです。


↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AF%E3%81%91

はけ
はけは、「まま」、「はば」、「のげ」等と共に、崖地形、丘陵、山地の片岸を指す日本の地形名、日本の古語、現在の方言であり、その地形を持つ日本の地名の読みである[1]。国分寺崖線や立川崖線など武蔵野台地の崖線を解説する際によく聞かれるほか、地名や道路名などに見ることができ、北海道・東北地方、関東地方にみられる[1]が特に武蔵野地域に多い[2]。地名・町丁名としては、「羽毛」「岾」「坫」「𡋽」「額」「端気」「端下」等を当てる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E6%AF%9B
野毛

野毛(のげ)
地名 - 古く「ノゲ・ニゲ・ヌゲ・ナゲ」は「崖」を意味する言葉[1]。
東京都世田谷区野毛・上野毛および神奈川県川崎市高津区下野毛
神奈川県横浜市中区野毛町・野毛山公園

完全には気力は回復していません。そこへまた台風20とか21です。げっそりしてしまいます。災害がありませんように、ただ祈るばかりです。

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