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2019年9月27日 (金)

ハスの葉の水滴

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-0d1ab4.html
2019年9月19日 (木) ハスの葉の上の水

↑この記事では、水滴というより、「水の溜まり」という感じの量の水を扱いました。

0919_8suiteki_1 2019.9.19
ハスの葉の上に小さな球場の水滴が乗っていました。
0919_8suiteki_2
接触角が大きいという写真が撮れるかなと、なるべく横の方から撮影。
迂闊にも、その場で意識していたのはその接触角のことだけ。
PCで見ながら考えるに、接触角の大きな撥水性の状態であるなら、水滴はコロコロ転がって、低いところへ行きますよね。
ところが、写真で見るように、緩い凸面の上の方に乗っている。庭ですから風も吹く。安定して存在できる状況ではないのではないか。
冒頭の写真をよくよく見ると、水滴の底面の中心付近の色が褐色だ。
0919_8suiteki_3
トリミングしました。
茶色い円形の部分があります。ここではおそらくハスの葉特有の水をはじく構造が壊れている。
その周囲には全反射による輝きが見えますから、ここでは水が弾かれて空気層が挟まっている。
この褐色の親水性部分に水滴がくっついていて、そのために凸面の高いところに存在できたのでしょう。

0920_7hasu 9.20
翌日、同じ場所を撮影。
小さな円い凹みがあります。ここに水滴がくっついていたのですね。
この凹みがどうしてできたのか、具体的にはわかりません。
単に季節が移ろって、ハスの葉が枯れ始めた時にできるものなのか。
ツマグロオオヨコバイがハスの葉の上にいるところを見ましたから、ツマグロオオヨコバイかなんかが口の針を刺して吸汁した、その傷みが跡になって残っているとか。・・・。

わかりませんが、このころを境にして、ハスの葉は急速に枯れていきました。

↓よい解説があります。接触角の説明も親切。
https://www.fia-sims.com/p40-interface-science.html
界面科学の基礎

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