スイフヨウ:1
2019.8.11
昼近くですので、白く咲いた花が薄いピンクになってきています。
背景が「ものすごい」青空。
花そのもの、青空そのものを撮りたいのではなく、その対比を撮りたくなるわけです。
花はそれ自体が被写体になり、いろいろな背景で撮影します。
では、青空それ自体を被写体にしたらどうなるでしょう?
画面いっぱいただ青い。
それだけの写真になります。素敵だと思いませんか?
★私は昔からへそ曲がり。20歳のころ、北海道で妙な写真を撮りました。
題して「原生花園の空」。35mmカラーフィルムの一コマがただ青いだけ。
他にも「摩周湖の霧」。霧の摩周湖じゃないんです。摩周湖の「霧の写真」なんです。フィルムの一コマがただ全面灰色なだけ。
写真屋さんに持っていって、現像、焼き付けをしてもらったら、これら2枚は、焼いてくれなかった。
失敗作であると判断されてしまったのですね。
で、これらは、私が意図的にこう撮ったのですから、焼いてください、としつこく頼み込んで焼いてもらいましたっけね。
今は、デジカメの時代ですから、何をどう取ったって構うもんか。いろいろ「普通じゃない」写真にも挑戦してください。
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