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2019年8月

2019年8月30日 (金)

モミジバルコウ

0808_14momijibarukou 2019.8.8
線路柵内の遠く。ズームで。
細い葉はルコウソウの葉ですが、この花が立っている茎の根元の葉は「モミジバ」ですね。

0809_16momijibarukou8.9
秋めいてきたら、もっと近くで見られると思います。
マルバルコウやキバナルコウはまだあるかな、咲いてみないとわからない。

フウセンカズラ

0808_13huusenkazura 2019.8.8
今シーズンほぼ最初の実かな。熟してきました。

0813_11huusenkazura1 8.13
カサカサになっていたので壊してみました。
0813_11huusenkazura2
仕切りが三枚ありまして。それぞれの部屋に種子が1個。
0813_11huusenkazura3
「胎座」ですね。ここから種子に栄養を送っていた。
「胎座」は植物の用語ですが、英語では「placenta」です。

placenta
►n (pl ~s, -tae /-ti/) 〔動・解〕 胎盤;〔植〕 胎座.
[L<Gk=flat cake]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

哺乳類の「胎盤」と同じ語なんですね。

0813_11huusenkazura4
こちらが種子の側。
このハート形は有名です。
保育園の先生が、これを見て「モモレンジャーがいる!」と言っているのが聞こえたこともあります。
そういう見立てもあるわけです。

↓下は、日本植物生理学会 植物Q&A
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=1347&key=&target=
風船蔓で不思議なこと

[回答]白いハートの部分は臍といいます。種子が発達するとき、胚珠が心皮の胎座と呼ばれる部分にくっついていますが、その跡です。赤ちゃんが臍の緒で母体と繋がって栄養を貰っていたのと同様に胚珠も胎座を通して母体から種子形成に必要な栄養分をもらっていたのです。ハートの形には意味はありません。因にフウセンカズラの学名はCardiosperimum halicacabun といいますが、属名はkarrdia (心臓)sperma(種子);種名はホオズキのようなという意味です。ハートの形には目鼻口をいれて、お猿さんにみたてる人もいるようですね。

↓季節の花300
https://www.hana300.com/fusenk.html

・学名
  Cardiospermum
  halicacabum

   Cardiospermum : フウセンカズラ属
   halicacabum :  ホオズキのような

 Cardiospermum(カルディオスペルマム)は ギリシャ語の「cardia(心臓)+ sperma(種子)」が語源。
 ハート形の種子、の意味と思われる。

 

ガザニア

0808_12gazania1 2019.8.8
これガザニアか?と思うような姿。咲き始めですが、ちょっと珍しい。
0808_12gazania2
標準的な姿。

0809_14gazania1 8.9
あれ?なんだ?どうした?
よく見ると、外側の舌状花の白い部分が完全に食われてしまったのですね。犯人は誰だ?
0809_14gazania2
途中まで食われた状態。
0809_14gazania3
なんだかねぇ、誰が食べたか、現場にいないんですよ、犯人が。
管状花のほうはあまり好きじゃないらしく、食痕がない。
味にうるさい奴のようです。

シャクトリムシ

0808_5shakutorimusi 2019.8.8
いました。それは確かです。でもねぇ、種がわからない。
左上が頭部。3対の脚があって。そこから右斜め下の背面に小さな突起が見えます。
0808_5shakutorimusi2
そこだけトリミングしましたが、ジャストピントではなかった。
私の知識内では、ヨモギエダシャクの幼虫には、こういう突起がある。
そのことだけを頼りに、ひょっとしてヨモギエダシャクの幼虫かもしれない、とも思います。
でも、ハスの葉にいたんですけどね。何でも食うんだ、きっとね。

↓ここの写真と比べてみてください。
https://www.insects.jp/kon-gayomogieda.htm

ヨモギエダシャクの幼虫。淡緑色~褐色で、体表がなめらかな感じのシャクトリムシ。
第2腹節に一対の小さな突起がある。

 

”ニセ”アシナガキンバエ

0808_2asinagabae 2019.8.8
私はこのハエについてよくわかっていないくせに、見かけるとつい撮影したくなる。
このハエ、とんでもない反射神経の持ち主なので、なかなかよい写真が撮れない。
「勝負!」という感じでシャッターを切るんですね。
今回は静止した状態を撮れました。
きれいなハエですよ。もし見つけたら、フラッシュは使わずに撮影してください。フラッシュを発光させるとほとんどの場合失敗しますので。

↓いつもリンクするサイトです。
http://www.hegurinosato.sakura.ne.jp/2bangura/vi_abu_hae/ashinagakinbae.htm
アシナガバエ科 体長:5mm前後 平群庵昆虫写真館
”ニセ”アシナガキンバエ

空気の熱膨張

0807_1hukuro 2019.8.7
毎日、2時過ぎから1時間くらいコーヒータイム。キリマンジャロを主とする豆をドリップして飲みます。
台所の脇の棚に常用の豆があるのですが、残り少なくなったので、別の「貯蔵棚」へ次の豆を取りに行って、思わず笑ってしまった。
暑さで、袋がぷっくぷくに膨らんでいました。
「やぁ、暑そうだねぇ」
妻に見せたら、やはり笑っていました。
8月6,7,8,9日は連続猛暑日。7日は35.6℃。今夏の最高でした。
人も暑いけど、コーヒー豆も暑かったんですね。袋がふくらんじまった。

シャルルの法則ってやつですね。計算して見積もる気もないけど。
V=bT
という式。bはその気体の量や圧力で決まる比例定数。
Tは絶対温度です。
pV=a
これはボイルの法則。
箱根とか富士山五合目などへバスで行くときに、「下界」で袋入りの飴など買って持っていくと、面白いですよ。
山道を登ると、袋が膨らんできます。ボイルの法則が体感できます。

妙なところで、昔の化学教師は笑ってしまう。

2019年8月29日 (木)

頭巾雲(ずきんぐも)

0806_14dukingumo1 2019.8.6
「633天気」という番組の写真。
頭巾雲というのだそうです。
0806_14dukingumo2
積乱雲の頭のてっぺんの雲のようです。
0806_14dukingumo3
気象衛星からの写真では、その頭巾が南東方向へ風に流されている様子が写っていました。雄大な現象ですね。

積乱雲が成層圏にぶつかってできる金床雲(かなとこぐも)は知っていましたが、頭巾雲というのは初めて知りました。似たようなものではありますが。
気象現象の大筋は知っているのですが、雲の種類などはほとんど知らない。スパコン、衛星画像など、著しい進歩がありますが、やはり気象の原点は
観天望気
ですね。空を見ないで予報してはいけません。天気予報の「現場」は空ですものね。空を見ましょう。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%AD%E5%B7%BE%E9%9B%B2

頭巾雲(ずきんぐも、Pileus)とは雲頂の上部に水平に薄く広がる雲。層積雲、高層雲、または巻雲に見られ、層積雲の場合は頭巾状層積雲、高層雲の場合は頭巾状高層雲、巻雲の場合は頭巾状巻雲ともいう。

"Pileus"はラテン語で「帽子」を意味し、これにちなんで名づけられた。

積雲や積乱雲の雲頂高度付近に薄い湿った安定層があると、積雲の発達による上昇気流で押し上げられて、積雲の上部に頭巾をかぶったような雲ができる。規模の小さなものは頭巾雲、規模の大きなものをベール雲と呼ぶ。雲頂とは密着していることもあり、離れていることもある。上から見ると傘状で、横から見ると頭巾状に見えるのでこの名がつけられた。このようなときには、積雲はあまり発達しない。

 

ルリクビボソハムシ

0806_12rurikubibosohamusi 2019.8.6
ピンボケですみません。
「瑠璃色で」「首(胸部)が細い」「葉虫」です。

ただね、背面からの写真しかないので確定しづらいところがあるのですが、
「黄腹」で、キバラルリクビボソハムシ、という種もあるんです。
とてもよく似ています。

キバラルリクビボソハムシはツユクサを食べる。
ルリクビボソハムシはアザミを食べる。
こういう記載がありまして。でもツユクサの上じゃないし、アザミは今年は生えてないみたいだし。
たまたまここにいただけなのでしょうけど。

更に、どちらにせよ、上翅には点刻があるのですが、このピンボケ写真では写ってないし。

なんとも記事そのものがぼんやりとしてしまいました。

タチアオイ

0806_10tatiaoi 2019.8.6
塀の内側ですが私には庭の側からは近づくことができない。外に出て、塀越し。
日差しが足りなかったせいか、遅れて咲き始め、8月に入っても見事な鮮烈な赤の花を咲かせ続けています。
で、位置関係的に、朝日を受けやすい。昼の散歩はあまりの暑さに危険ですので、朝の8時頃に時間変更しています。
そのせいで、朝日に輝く花が撮れました。
花の中を覗いています。その花の外側から陽が当たっています。
花弁の重なりの部分が濃い赤になって、なんだか普段とは違った姿を見せてくれました。
嬉しかったな。

0809_18tatiaoi 8.9
上の写真と同じ株の別の花。
今回は、微妙に、花の内側に陽が射しこんでいます。
いやあ、なかなか。朝というのは陽射しの角度変化が大きいというか、いろんな姿が見られるものですね。

ヤノネボンテンカ 影

0806_9yanonebontenka 2019.8.6
私の好きな「影」の写真。
葉とつぼみがくっきり。

★今回は大脱線するつもり。
「影」という日本語、複雑な言葉ですね。
以下、広辞苑第六版から引用しますが。

「光によって、その物のほかにできる、その物の姿。」
確かにね。その中でも
「物体が光をさえぎったため、光源と反対側にできる暗い部分。」
これが冒頭で私が撮影したヤノネボンテンカの「影」ですね。
ただ、これとは別に
「水や鏡の面などにうつる物の形や色。」これもまた「影」なのです。


「人影」とか「物影」というのは、「人の姿」「物の形」ですよね。


「月影」は
①月のひかり。古今和歌集[雑]「―のいたらぬ里もあらじと思へば」。「―さやかな夜」
②月の形。月の姿。源氏物語[胡蝶]「はなやかにさし出でたる―」
③月の光に映し出された物の姿。源氏物語[橋姫]「ほのかなりし―の見劣りせずはまほならむはや」

「星影」は「星の光」ですね。
これらの場合の「影」は「光」なんだな。ややこしや。

「面影」というのもあるなぁ。
「陰影」「陰翳」もある。識別しがたい。
「印影」というのもあるぞ。

ふと思いついただけなのですが、なんだか複雑ですね。

光源と、光源からの光でできた暗い部分が同じように「影」と表現されるというのは不思議だなぁ。

コスカシバ

0806_6kosukasiba1 2019.8.6
チロリアンランプの葉の上だったと思います。見慣れない昆虫がいた。
ハチに擬態しているようだけれど、これはガだね、とまでは現場で思いました。
触角のせいです。ハチの触角じゃないよね。
0806_6kosukasiba2
ピンボケですが、腹部を反らせる姿勢。
0806_6kosukasiba3
翅の様子がわかりやすいかな。

さてなんだろう?
いろいろ探してたどりついたのがコスカシバ。
ヒメアトスカシバという種も似ているのですが、尾端部の形とか、腹部の模様とか・・・エイヤッとコスカシバということにします。

↓「昆虫エクスプローラ」というサイトです。
https://www.insects.jp/kon-gakosukasiba.htm

黒色で、腹部に黄色の帯がある。翅は透明。
ドロバチの仲間に擬態していると思われる。
幼虫は、サクラ、モモ、ウメ、リンゴなどの樹皮下に入って幹や枝の材を食べる。

身近な植物を食べるんですね。知らなかった。
何十年も昆虫と付き合ってきて、この歳になって、この土地で、初めて見る。
ここは一体どういう場所なのか。フシギだ。

↓蛾の専門サイト。初学者にはなかなか近づきがたいともいえますが。それだけに信用度は高い。
http://www.jpmoth.org/Sesiidae/Sesiinae/Synanthedon_hector.html


★ところで、我が家ではオオスカシバは常連さん。幼虫がヒメクチナシの葉を食べるので、せめぎ合いが続く相手ですが。
そのオオスカシバは
チョウ目>スズメガ科>ホウジャク亜科>オオスカシバ
です。スズメガ科ですから、幼虫には独特の尾角(しっぽみたいなの)がありますので見間違うことはない。

ところがコスカシバはというと
チョウ目>スカシバガ科>スカシバガ亜科>コスカシバ
なのです。
「透かし羽」という部分を共有していながら、科のレベルで異なるんですね。
どちらも翅が透けているからって、紛らわしい名前を付けたものです。

今回調べて、知ったこと、でした。

★オマケ
0806_6kosukasiba4
画面右上をご覧ください。四角い食痕がある。
葉脈にぶつかったせいもあるのでしょうが、四角いなんて珍しい。
クロウリハムシがカラスウリの葉で、自分の体をコンパスにして円形にトレンチを掘って、植物体が送り込んでくる妨害物質を遮断し、丸い食痕を残すのはよく見るのですが。

〇〇イチゴ

0805w_7hebiitigo 2019.8.5
ヘビイチゴかなと思うんです。葉の感じがね。

0808_16hebiitigo1 8.8
前の写真とは葉の感じがちょっと違う気もする。
0808_16hebiitigo2
ヤブヘビイチゴかな?実が長めなのが気にかかりますが。

0825_11hebiitigo1 8.25
ヤベ。こりゃなんだ。白い花だぞ。
ヘビイチゴやヤブヘビイチゴの花は黄色いですよね。
マイッタな。クサイチゴか?
この狭い庭に、いったい何があるのか、さっぱりわからないのです。
0825_11hebiitigo2
ハチがやってきました。何イチゴだっていいじゃん、花だよ花、これは。
確かにね。

↓ヘビイチゴとヤブヘビイチゴの比較を見られます。
http://w2222.nsk.ne.jp/~mizuaoi/56hebiitigo.htm

↓調べてみたら
ヘビイチゴは、  バラ科キジムシロ属
ヤブヘビイチゴは、バラ科キジムシロ属
クサイチゴは、  バラ科キイチゴ属

キイチゴもあるんですけどね、葉が違うしなぁ
ヤブイチゴではないような。
悩ましい。

2019年8月28日 (水)

クロバネツリアブ

0805w_8kurobaneturiabu 2019.8.5
背の高いトクサの前で、アブがずっとホバリングして浮かんでいた、と妻の撮影。
そりゃ多分ツリアブでしょ、と私。
ツリアブは「吊り虻」です。吊るしたように空中停止するのが特徴。
写真を見たら、ピントがみんな背景の方に行ってしまって、アブにジャスト・ピントというのはほとんどない。
空中に停止した小さな被写体ほど撮りにくいものはない。
のっぺりした背景を選ぶ自由度があれば何とかなるかもしれませんけど。
で、腹部に白い横縞があるので、これはクロバネツリアブだろうと判断しました。
そう頻繁に見るアブではありませんが、印象に残るアブです。

↓京都府レッドデータブックです。
http://www.pref.kyoto.jp/kankyo/rdb/bio/db/ins0401.html
「生態は不明であるが寄生性と考えられる。」とのことです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%96
「成虫は長い口吻で花の蜜を吸う。幼虫は単独性のハナバチやカリバチの前蛹など他の昆虫に外部から寄生し、最終的に食い尽くしてしまう。 」という記述があります。

ハエ

0806_5hae 2019.8.6
すれ違いざま、という感じの写真で、これ一枚。
なんだろなぁ。
ミバエ科のハエかなという気はするのですが、確定できません。
ハエの世界は奥が深すぎます。

タチアオイ

0805_1tatiaoi 2019.8.5
咲き始めの風車のようなこの姿、素敵です。

次はちょっと別の話で。
0808_8tatiaoi 8.8
お、咲きそうだな、と思いました。

0809_10tatiaoi1 8.9
もうちょいなんだけどな。

0810_7tatiaoi 8.10
どうやら開花できないままに花が老いてきたようです。
ちょっと悲しい。
時を失った、ということなのでしょうか。
別株では、咲き続けている株もあるのですが。この株は力を失ったようでした。

イチジク

0803_20itijiku 2019.8.3
もう食べられそう。
我ら夫婦は、どんなに小さくても、必ず半分コ。団塊世代の同い年夫婦だもんな。
味わいましたよ。

デュランタ

0803_17duranta 2019.8.3
デュランタは元気がいい。一度、そろそろ終わりかな、と思った時期もあったのですが、盛り返して。
前より濃い色で咲いているんじゃないか。
今年の7,8月はどうも「順」ではなかった。そのことの影響がいろいろな形で植物の生育に出ているようです。

ヒマワリ

0803_10himawari 2019.8.3
今年はヒマワリの元気がなくって。
成長してきたのは1本だけ、それも低いままでつぼみを作りました。

0805_2himawari 8.5
咲き始めました。

0806_16himawari 8.6
管状花が内側へ咲き進んで。

0808_9himawari 8.8
ほぼ咲ききった状態。
ここまで。
後はしおれていきました。
新たなつぼみもできないし、終わっちゃったようです。
どうしたんでしょうね。

2019年8月27日 (火)

セミ

0803_8minminzemi1
2019.8.3
ミンミンゼミです。
0803_8minminzemi2

とにかくいっぱいいます。先日は鳴いているところへ行ったら2,3回オシッコを引っかけられて、慌ててカメラのレンズを下向きにして逃げました。自分が濡れるのはまあ昔から慣れてますが、カメラのレンズは濡らしたくなですもんね。

0815_11aburazemi1
8.15
電柱にとまっていたアブラゼミです。
0815_11aburazemi2

頭部をトリミング。赤い3つの単眼がかわいい。小さい割に目立ちます。
0815_12tukutukuhousi

ツクツクボウシです。
鳴き声はまだあまり目立ちません。もう少し季節が進んでからかな。
私はどうも「ツクツクホウシ」といってしまうのですが連濁して「つくつくぼうし」らしいです。
また鳴き声の聞きなしですけど「つくつく おーしー」と鳴くという人もいますが。
私には「おーしーつくつく」と聞こえます。鳴き始めが「おーしー」とゆっくり始まって、だんだん速くなりますね。


つくつく‐ぼうし【つくつく法師・寒蝉】‥ボフ‥
(鳴き声による名)セミ科の一種。体長3センチメートル内外で細形。暗黄緑色で黒斑があり、金色の毛が多い。7月末から9月末まで「おおしいつくつく」と鳴く。クツクツボウシ。筑紫恋し。。法師蝉
広辞苑第六版より引用

 

セミの抜け殻

0803_8aburazemi1
2019.8.3
線路柵の柱についていた脱け殻。
多分アブラゼミ。

0812_8aburazemi2
8.12
これはアブラゼミの脱け殻の触角の部分。
2番目の節と3番目の節を比べてください。3番目の節が長いですね。これがアブラゼミの特徴。

0813_8minminnukegara
8.13
これはミンミンゼミの脱け殻。
1,2,3と節の長さが順に短くなっています。これがミンミンゼミの特徴。
脱け殻を見つけたら、手に取ってじっくり眺めてください。判定できます。
{子どもは目がいいから、手に取らなくても見えるかも。目の調節能力は年齢とともに衰えます。71歳だもんなぁ。}

★セミの抜け殻というと、妙に「感傷」にふけった文章を見かけます。
現世に生きる人生の「儚さ」=「現人」と、セミの空っぽの脱け殻「空蝉」を重ねてイメージするからでしょう。
私にはよくわからない感性ですが。
 
うつせみ【現人】
(ウツシ(現)オミ(臣)の約ウツソミが更に転じたもの。「空蝉」は当て字)
①この世に現存する人間。生存している人間。万葉集[1]「―も妻を争ふらしき」
②この世。現世。また、世間の人。世人。万葉集[4]「―の世の人なれば」。万葉集[14]「―の八十やそ言の葉へは繁くとも」

うつ‐せみ【空蝉】
(「現人うつせみ」に「空蝉」の字を当てた結果、平安時代以降にできた語)
①蝉のぬけがら。夏。古今和歌集[哀傷]「―は殻を見つつも慰めつ」
②転じて、蝉。後撰和歌集[夏]「―の声聞くからに物ぞ思ふ」
③魂がぬけた虚脱状態の身。新内節、藤葛恋柵「身は―の心地して」
④源氏物語の巻名。また、その女主人公の名。伊予介の妻。源氏に言い寄られるが、その身分や立場のゆえに悩む。夫の死後は尼となり、やがて二条院に引き取られる。
広辞苑第六版より引用

セミの羽化は夜です。羽化して体が柔らかいうちにアリに襲われたらひとたまりもない。アリってかなり獰猛な昆虫なんです。羽化中は動きが取れませんから、幼虫はまず体をしっかり固定してから羽化を始める。じっとつかまった姿勢でいることに筋力は必要ありません。外骨格の昆虫の特性です。
脱け殻を見たら「充実感」を感じてもらえると嬉しいな。セミがその長い生命の最終ステージへ無事旅立っていった証ですのでね。地中にいるときはモグラに食べられたり、カビやキノコに寄生されたり。それを乗り越えて生殖ステージに向かった。
脱け殻に生命の横溢を感じてください。

↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%9F
 
羽化
 晴れた日の夕方、目の黒い終齢幼虫は羽化をおこなうべく地上に出てきて周囲の樹などに登ってゆく。羽化のときは無防備で、この時にスズメバチやアリなどに襲われる個体もいるため、周囲が明るいうちは羽化を始めない。このため、室内でセミの羽化を観察する場合は電気を消して暗くする必要がある。夕方地上に現れて日没後に羽化を始めるのは、夜の間に羽を伸ばし、敵の現れる朝までには飛翔できる状態にするためである。

https://www.nhk.or.jp/radio-blog/pr/r1/302661.html
・アリは、弱っているセミも食べるの?
セミがサナギから昆虫になりかけている所に、アリが40匹ぐらい集まっていました。アリは死んだセミだけじゃなくて弱っているセミも食べるのですか?

・うんとね、結果から言ったら多分なんでも食べるんだよ。私もね、この間見たんだけど夕方にセミが上がってきて羽化を始めようとして背中が割れた辺りで周り中にアリが来ててね。生きてるんだけどもアリがいっぱいたかってた。だからもうアリにとったら餌となる。これが食べられると思ったら、生きててもそうやって来ることがあるんだなあと思って。きっとね、はるまくんも思ったと思うけど、ちょっと悲しくなったな。もうせっかくここまできて最後の脱皮、羽化の時にアリにやられるかって。アリなんとかできないかとかね。でね、その話をお家に帰って子どもに言ったら、なんとか助けに行こうよって言うわけよ。でも私の家のものは、いいじゃない自然なんだからしょうがない。って二つの答えがあってね。どっちも正解だと思うんだけど、きっと私もはるまくんもなんとかならないかなと思ったんだと思うんだけど、どうかな?

ルコウソウ

0803_14rukousou1 2019.8.3
櫛の歯のような葉はルコウソウのもの。そこに花があればルコウソウの花ですよね。
0803_14rukousou2
ただ、どうもね、この時のこの花以外に、まだ花を見かけていない。この花が時期がチト早かった「魁」だったのでしょう。
秋が進行すれば、他のルコウソウ類も一緒に咲いてくれると思います。

アオドウガネ

0803_6aodougane 2019.8.3
穴を開けている現場を押さえました。現行犯。でも、ほっときました。
この虫のために、我が家周辺の雑多な生態系がダメージをくらうわけでもなし。
ま、元気でな。

キク科植物の種子

0803_4shusi 2019.8.3
線路柵の横棒と柱のなす直角の場所。こんなところに巣を造るのはネコハグモ。
そのネコハグモの巣に、なんだかよくわかりませんがキク科植物の冠毛のついた痩果がくっついていました。
ネコハグモにとってはきっと迷惑だったでしょうね。
撮影時、クモ本体は見えませんでした。ここを放棄したのでしょうか。

キュウリ

0803_3kyuuri 2019.8.3
花が終わった段階でもうこんななんです。曲がってますが家庭用のことですから何の問題もなし。
昔なぁ、個人の八百屋さんなんかだと「曲がってっけどさ、味は変わんないよ、勉強しとくからどうかね」というような感じで曲がったキュウリも買ったけどな。スーパーの棚に並ぶようになって、「規格品」になってしまった。野菜だって「生き物」です、個性的であっていいんだけどなぁ。生き物は工業製品じゃないんだから。

2019年8月26日 (月)

イトカメムシ

0803_2itokamemusinaden 2019.8.3
イトカメムシが八重桜・南殿の葉にいました。珍しいことです。
フヨウとかスイフヨウが大好きな虫なのですが。この南殿の脇にフヨウがありますから、たまたまちょっと来てみただけなのでしょう、きっと。

0812_2suihuyou3 8.12
スイフヨウが咲き始めて、色の変化を楽しむべく、朝・昼・午後と花を見に出たりします。
で、花を見上げると、相当な頻度でイトカメムシがいる。本来の好みの花ではありますが、すごいです。
0812_17suihuyou2
交尾していますね。
葉の上にだっているのではないかと思いますが、見づらくて見逃しているのでしょう。
花だと、光が透けるので、見やすくなってしまう。
今の時期に成虫で、産卵するとして、他の時期はどのような形で過ごしているのでしょうね。

↓参考サイト
https://plaza.rakuten.co.jp/wolffia/diary/200808110000/
2008.08.14 イトカメムシ(その2) (8)

↓ちょっとマニアックなブログですが、すごい写真が見られます。
https://blogs.yahoo.co.jp/fushionotori1/55858959.html

ゼニアオイ

2019.8.2
これ、ゼニアオイの実の中味です。種子がリング状に並んでいます。1個、落ちてしまっていますが、想像で補ってください。
私には、これが「穴あき銭」みたいに見えるのですが、いかがでしょう。そしてそれがゼニアオイという名前になったのではないかと。
花の形が銭に似ているとは、私には思えないんですけど。
いかがでしょうか。

↓参考
https://kotobank.jp/word/%E3%82%BC%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%82%A4-87497
世界大百科事典内のゼニアオイの言及
「和名は花の形が銭に似ていることに由来する。」

ヒャクニチソウ

0802_14hyakunitisou1 2019.8.2
まだ硬いつぼみ。撮影時は気づいていませんでしたがよく見たら
0802_14hyakunitisou2
グンバイムシがいる。
アワダチソウグンバイじゃないかな、と思います。

0806_8hyakunitisou1  8.6
開花の予感。
0806_8hyakunitisou2 
真上から。

0808_10hyakunitisou  8.8
咲き始めました。

0809_12hyakunitisou 8.9
管状花がリング状になって「咲いた」と言っていい状態かな。

0820_9hyakunitisou 8.20
百日とはいきませんが、花の期間が長い。
終わり近くの姿。姿を変えながら、長い期間、楽しませてくれます。
新たなつぼみもできています。

ミドリグンバイウンカ

0802_11midorigunbaiunka 2019.8.2
今年は個体数が多いのかな、結構見かけます。

0817_9midorigunbaiunka1 8.17
上は幼虫、下は成虫。
0817_9midorigunbaiunka2
成虫と
0817_9midorigunbaiunka3
終齢幼虫です。
実はこの幼虫、腹端部から糸のような針のようなものを8本くらい出しているのです。それがピンとしたものなので、「まるで後光が射しているようだね」と私は笑うのですが。
この写真の幼虫のものは、よれよれで本数も少ない。
終齢幼虫時代の終わりが近いのかな。

↓立派な後光が見られるサイトにリンクしますので、どうぞ。
https://sizenkan.exblog.jp/20992459/
ミドリグンバイウンカ

https://plaza.rakuten.co.jp/wolffia/diary/200907280000/
ミドリグンバイウンカの幼虫(終齢)

http://serigaya.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-517d.html
ミドリグンバイウンカの幼虫

ネコハグモ

0802_8nekohagumo 2019.8.2
画面下1/3くらいのところにクモ本体がいます。
その下の方に、餌食となった小昆虫の死骸が散らばっています。
で、上の方にもなんだか脱け殻っぽいものが見えます。
確定事項ではありませんが、おそらくこのクモの脱け殻だと思います。
この葉の上でのクモの生活が見える写真です。

0820_8tatiaoi 8.20
前の記事のタチアオイの花の写真には、実はその花の上、この株のてっぺんのところにつぼみが写っています。
そのつぼみが開花しました。雨に濡れていましたが、まあ、きれいなピンク。

0822_15nekohagumo1 8.22
この日は、散歩の順で、花が後ろから見えました。で、花の前へ回ってみたらメシベの柱頭が弾けて後ろへ回っています。
中に、何かいますね。
0822_15nekohagumo2
ネコハグモのようです。くぼみがある、ということで花の中に入ったのでしょうけれど、まだ入ったばかりのようで、糸のようなのは見えません。オスかな、グローブのような触肢があるように見えますので。
いくらくぼみが好きなネコハグモでも、花の中では安定した巣は営めない。きっと早々に退散したでしょう。

タチアオイ

0808_8tatiaoi2 2019.8.8
花弁の縁に細かい切れ込みのある花です。
1mくらいで背が低い。3m近くまで伸びていった大柄なタチアオイは、もうほぼ全部終わりました。
この時に、この可憐な花。目立つんです。淡いピンクが何ともいえない。

0809_10tatiaoi2 8.9
思いっきり開いて。

0814_14tatiaoi 8.14
やがて花の時期を終えていく。種子を作るステージへと移行していくわけです。

花は儚いとか、虫ですけどセミは儚いとか、そういう思い込みやめませんか?
双葉から始めて成長し、花のステージに入って受精し、花のステージから果実のステージへと移行し、種子をつくって子孫へと命を繋いでいく。生きるということはそうやって続くわけです、何千万年も、何億年も。花はしぶとい。
セミの幼虫は、卵から孵化して、地中で脱皮しながら何年も成長のステージを重ね、最終脱皮で成虫となって、無性のステージから有性のステージへと移行して、生殖し、産卵する。セミは長寿の昆虫なんです。脱け殻を見たら、無事ステージ変更ができたんだな、と命の強さを感じとってください。脱け殻を見て儚いと感じるのはちょと、人間の勝手かな、と思います。

2019年8月23日 (金)

違和感

NHKで「半世紀前の手紙 旧ソ連から米へ流れ着く SNSで送り主判明」というタイトルのニュースがありました。昨日、8月22日 です。
内容をかいつまむと

SNSの投稿がきっかけで、旧ソビエト時代に海に「投かん」した手紙が半世紀を経てアメリカに流れ着いたことを送り主の86歳のロシア人男性が知ることになり、ネット上では今の時代ならではの出来事と驚きを持って受け止められています。
 この手紙は緑色の瓶に入った状態で今月、アメリカ・アラスカ州西部の海岸に流れ着いているのを近くに住む男性が見つけました。
・・・
 その後、ロシアの国営テレビが追跡調査をしたところ、送り主は86歳のロシア人男性であると特定しました。この男性は旧ソビエト時代の1969年、船員として乗っていた船から手紙を瓶の中に入れて極東の海に投かんしたということです。
・・・

ガラス瓶に手紙を封入して流したら、思わぬところへ流れついたという、ある意味では時々ある話題の一つ、ではあります。
私が「違和感」を感じるのは、「投かん」という言葉。

とう‐かん【投函
郵便物をポストに入れること。また、書き記した用紙を投票箱・投書箱など定められた箱に入れること。「手紙を―する」


〔音〕カン
〔訓〕はこ
文書などを入れる箱。ふばこ。「投函・潜函・私書函」
広辞苑第六版より引用

投函はポストという「はこ(函)」に郵便物を入れることですよね。
船から目の前の広大な海に、手紙を入れたガラス瓶を「投函」するんですか?
私の語感では納得できないんです。
手紙を入れたガラス瓶を「海に流した」くらいが妥当な表現じゃないかなぁ。
「海に入れた」「海に投入した」でもいいか。
でも、やっぱり海は「函」じゃないよなぁ。

月のかぐや姫に届かないかな、金星のビーナスに届かないかな、と思いを込めて、地球の海という「ポスト」に手紙を「投函」した・・・、と、想像を逞しくしましょうか。

なんだかなぁ。言葉を商売道具にする方々は言語感覚をもっと磨き、研ぎ澄ましてほしいな、と思う次第です。
{かつて教師という言葉を道具とする仕事をしていましたので、ちょっと敏感かもしれません。}

ツマグロオオヨコバイ

0802_6tumaguroooyokobai 2019.8.2
ツマグロオオヨコバイの幼虫が3匹、集まっていました。半透明できれいです。
眼が黒い点として見えるのもかわいい。点の上に、ちょっと眉毛っぽいような黒い部分があるのもご愛嬌。
眼は光を吸収して情報を得る器官ですから、そこから光が返ってこないので黒く見えるのです。
0802_7tumaguroooyokobai1
ヤノネボンテンカの葉に水滴。雨上がりでもないのに水滴と言えば、ツマグロオオヨコバイに疑いがかかる。
0802_7tumaguroooyokobai2
いましたよ。水滴のある葉の上方に、幼虫。
樹液を吸って、吸いながら排泄する。
もし、雨や水撒きと関係なく葉が濡れていたら、ツマグロオオヨコバイなど、いないか、上方を探ってみてください。

アブラゼミ

0802_5aburazemi 2019.8.2
アブラゼミもいっぱいいます。
0802_12aburazemi
枝に止まってくれるとお腹も見えます。
いっぱいセミの鳴き声が聞こえるのですが、アブラゼミはミンミンゼミに負けます。
声の大きさと、メロディーでかなわない。アブラゼミの声にミンミンゼミの声が重なると、メロディーのある方が聞こえてきます。最近、ツクツクホウシも鳴き始めましたが、まだ数が少なくて、早朝に少し聞こえるくらいです。
また、クマゼミも鳴いている気がします。しゅわ しゅわ しゅわ・・・と。でも姿が見えないし、お腹に凸起のある独特の脱け殻も見つからないし。確定できていません。

biang biang 面

テレビ体操の前の時間に語学講座があって、その終わりのあたりをつまみ食いして見ています。木曜日は中国語。簡体字ではあってもかなり読めますので、見ていれば結構面白い。そうしたらとんでもない「字」に出くわした。
右下の字、読めますか?
0801_1tv1 2019.8.1
中国の陝西省で一般的な幅広の麺なんだそうです。
0801_1tv2
こんな字です。
0801_1tv3
そう古くはない合字であるらしい。
58画かな、とんでもない字を見てしまいました。

「ビャンビャン麺」で検索すると、いろんなことがヒットします。関心のある方はどうぞ。日本でも食べられるようですよ。
また、私は今回初めて出会ったのですが、すでに話題になったことがあるそうです。私は遅れていますね。

↓一応、標準的にWikiにリンクしておきます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%93%E3%83%A3%E3%83%B3%E9%BA%BA ビャンビャン麺

フヨウ

0730_8huyou 2019.7.30
最盛期ですね。フヨウはこんな状態ですが、この時点ではスイフヨウはまだ、でした。
郵便局へ行く途中に、このフヨウの「親」の木があります。その木から種子をもらって育てたのが我が家のフヨウ。
車で親木のところを走ることはよくあるのですが、親木も同じく花いっぱい。
花を咲かせるタイミングって、どうやって決めるんでしょうね。みんな同じ頃にちゃんと咲くもんな。面白い。

ミツバチ@ランタナ

0730_7mitubati1 2019.7.30
ミツバチがランタナの花にやってきて
0730_7mitubati2
潜り込もうとするのですが、おそらく蜜のあるところまで口は届かないんじゃないかな。
ホウセンカの距ほどに極端ではないけれど、ランタナの花は奥が深いから。
そういえば、ランタナにアリが来ていることも少ないような。どうしてだろう?

ホウセンカ

0730_5housenka1
2019.7.30
ホウセンカが咲いてきました。
0730_5housenka2

色を表現する語彙が少なくて。困ったもんだ。
0730_5housenka3

「距」がすごく目立っています。

0806_1housenka
8.6
色合いの異なる花が別株で咲きました。

距には蜜が溜まっているというのですが、昆虫が潜り込むところをあまり見ていません。
蜜があればアリが来てもいいという気もしますが、アリもあまり見てないな。
でも果実ができますから、誰かが授粉しているのでしょうけれど。

https://ww1.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/housenka.html

 ホウセンカを訪れるポリネーターは、「ひれ」に惹かれて訪れ、「ひれ」を足場にして「ラッパ」にもぐり込んで距の中の蜜を吸う。このときに、ポリネーターの背面に花粉や柱頭がくっついて送受粉が起こる。オドリコソウ(シソ科)やラン科など多数の被子植物が、ホウセンカと同じように、奥深く隠された蜜を求めて花の中に潜り込んだポリネーターの背面に花粉や柱頭をくっつけることで送粉を行っている。
 ホウセンカは園芸植物なので、本来のポリネーターは原産地とされるインド~ミャンマーでないと決められない。同じ属で自生しているツリフネソウ類では、脚力が強くで長い口吻を持つマルハナバチ・スジボソコシブトハナバチが送粉している。
 植えてあるホウセンカにもマルハナバチ・スジボソコシブトハナバチに加えてミツバチが来ていて、花粉や柱頭が背中に接触している。ミツバチの口吻はホウセンカの距と比べると短かすぎるが、届く範囲の蜜を吸っているのだろう(花粉カゴに花粉を集めるようすは見られない)。

「距」という漢字は通常「距離」でお目にかかります。で、辞書を調べたら

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
距(きょ)
花の萼や花冠の基部近くから突出した部分。たとえばスミレ,ノウゼンハレン,ランなどにみられ,通常その内部に蜜腺があり,虫媒と関係がある。

けづめ
キジ目の雄の鳥のすね (解剖学的には 跗蹠骨の部分) のうしろ側に生じる突起。骨からの鋭い突起に角質の鞘がかぶさっているものであり,爪ではない。また昆虫の脛節の末端に生じている突起も,距 (きょ) またはけづめと呼ぶ。鳥では,1本の脚について距は1個であるが,昆虫では1対あるいは2対ずつ存在する。

昆虫の肢の脛節末端にある突起で,「けづめ」ともいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説
・・・
きょ【距】[漢字項目]
[常用漢字] [音]キョ(漢) [訓]へだたる へだてる けづめ
1 一方から一方まで間が大きくあくこと。へだたり。「距離/測距儀」
2 鶏などのけづめ。「距爪(きょそう)」

ここで、「距離」との関係が出てきました。なかなか厄介な字ですね。

2019年8月22日 (木)

ツマグロヒョウモン

0729_11tumaguro1 2019.7.29
幼虫から飼育して、蛹化して、羽化して、放した直後。
ケースから飛び出して近くの木にとまりました。
妻が記念撮影したのですが、ちょうど妻の身長に合った高さでした。
真正面から撮れました。
0729_11tumaguro2
うわぁっという感じの写真です。さすがに珍しいアングル。長く付き合っているとこういう姿を見せてくれることもあるのです。
脚が4本しか見えないでしょ。前脚2本は胸に引き付けています。
この後飛び去って行きました。

ハラビロビロカマキリ

0729_15harabirokamakiri 7.29
これはハラビロカマキリの幼虫。
腹を覆う翅がまだないとき、ハラビロカマキリは腹をギュンと上に曲げる独特の姿。

0730_9harabiro1 7.30
この日も。ギュン。
0730_9harabiro2
その、ギュン、を後ろから撮った写真。
知らない人には、何が写っているのかわからないかもしれません。ごめんなさい。

カマキリ

0729_9kamakiri 2019.7.29
この姿勢。カマキリファンだったらしびれるでしょ。
迫力あるんだよなぁ。
飼育中のもいますが、これは外で。以前はあちこちにたくさんいたんですけど。今は我が家の周辺で細々と。
河川敷もきれいに整備されちゃったしなぁ、昆虫叢が貧弱になりました。哀しい。

ホタルブクロ

0729_8hotarubukuro 2019.7.29
真っ白。
以前に掲載した時は、白い中に紫がかった部分があったり、紫の点々があったりでしたが。
今回は、真っ白。どうしてかな。
そして花期が長いな、どうしてかな。
天候のせいでしょうか。

白髭咲き朝顔

0729_3sirohigemon  2019.7.29
赤ちゃんのうちから髭がある。すごいね。
0729_5sirohige
ヒゲもじゃが並んでる。
他にも変化朝顔が何種かあったのですが、もう残っているのは白髭だけかな。
変化を保持してなおタフなアサガオです。

ヘクソカズラ

0729_2hekusokazura1 2019.7.29
資源ごみを集積場に出しに行った帰り。
ん?ヘクソカズラが立ってる。自立する植物じゃないでしょ。
よく見ると、タチアオイかな、枯れた茎が立っていて、それに絡みついて「立って」いるのでした。
0729_2hekusokazura2  
この写真の上の方に並んだ2つの花をご覧ください。
何か違和感を感じませんか?
向かって左が五弁、右は六弁ですね。あるいは花の中央部の色の濃い部分をみてもいい。左は五角形、星形。右は六角形。
ヘクソカズラの花は、通常は五弁です。たまにしくじって六弁の花を咲かせることがあるのですね。

0815_13hekusokazura1 8.15
意識的に大きく撮ってみました。六弁。
0815_13hekusokazura2
五弁。
2年くらい前からでしょうか、私がヘクソカズラの花弁が5の6のと騒ぎ始めたのは。
生殖器官は保守的なものではないか、という感覚が私の中にありまして、どうも気にかかってしまうんですね。
とはいえ、園芸というものは、植物の生殖器官である花を徹底的に変化させていく営みですから、そうもいってはいられませんが。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-88a6.html
2018年8月 2日 (木) ヘクソカズラ

2019年8月21日 (水)

オクラ

0727_12okra12019.7.27
ベランダのプランター。おいしい実をいつもありがとう、なのです。
この写真では露出が白い方を主にしていますのでこのように写りました。
0727_12okra2
ズームアップして、中心部の色の濃いところで露出を測るようにすると、暗いところにあうので、周囲の白い花弁は露出オーバー、飛んでしまうのですね。
妙な写真ができましたのでお目にかけます。
「自動」をコントロールするのはなかなかやっかいです。
0727_12okra3
風が強くなりそう、とかいう予報があったので、プランターを室内へ引き込みました。
波ガラスで散乱する光に照らされた花。表面の凹凸が浮き上がって、結構素敵な写り方になりました。
面白かった。

ヒメアカタテハ:3

0815_5himeakatateha1 2019.8.15
どうもランタナのあたりが気に入ったようで、この日もいました。
毛がふさふさ、というのもかなり特徴的です。意識して横の方から撮ってみました。
0815_5himeakatateha3
脚がやっぱり4本に見えます。
蜜を吸っています。このチョウなら花の奥まで口が届きます。きっとすごくおいしいんですよ、この辺りから立ち去らないもんね。
ヨモギに産卵してもいいよ。

ヒメアカタテハ:2

0814_6himeakatateha1 2019.8.14
この日、私も見ました。ランタナのところで。
0814_6himeakatateha2
いいお顔。
脚が2対4本に見えませんか?ツマグロヒョウモンも同じなのですが、前脚1対2本はあるんですけど、胸にぐっと引き付けて使っていないのです。この写真で、左前脚が写っているんですけど、慣れないとわかりにくいかも。
シオカラトンボやオオシオカラトンボがやはりとまっている時は脚4本に見えます。脚を籠状にして獲物を抱え込むときは前脚も使います。
チョウで脚4本というのは、使い方がトンボとは違うのでしょうね。前脚の先端で葉を叩いて「味見」をして幼虫の食草であることを確かめる、ということはよく聞く話ですが。
0814_6himeakatateha3
翅を平らに開いて見せてくれました。これがヒメアカタテハですよ、という写真です。
0814_6himeakatateha4
裏もきれいに見せてくれました。
目玉模様はかなり決定的な特徴になりますね。

ヒメアカタテハ:1

0813_18himeakatateha12019.8.13
ツマグロヒョウモンに似ているけど違うのよ、といって妻が撮影してきたチョウ。タテハチョウ科ではありますが。
前の記事のアカタテハとも違う。
模様のない後翅がアカタテハの特徴でしたが、このチョウは違うなぁ。
0813_18himeakatateha2
後翅の裏面の縁に目玉模様がありますね。ツマグロヒョウモンにはこういう模様はありません。

↓調べてみたら、ヒメアカタテハでした。
https://www.insects.jp/kon-tyohimeaka.htm
ヒメアカタテハ

移動性が高く、夏から秋にかけて、温暖地から寒冷地に向かってどんどん分布を広げる。幼虫または成虫で越冬するが、寒さに弱いので温暖な地域でしか冬越しできない。
幼虫の食草は、ヨモギ、ゴボウなど。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/hime-akatateha.html

ヨモギ(蓬),ゴボウ(牛蒡),ハハコグサ(母子草)などのキク科植物,カラムシ(苧),エゾイラクサなどのイラクサ科の植物。

調べた結果を妻に報せたら、さっそく、ヨモギを増やそう、という。
ヨモギはあるんですよ、庭に。あれを増やしてヒメアカタテハをご招待しようと。
さっすが。

アカタテハ

0727_11akatateha1 2019.7.27
門柱にとまっていた見慣れないチョウ。
ツマグロヒョウモンに似ていると言えば似ているけど、違います。タテハチョウ科でしょうけど。
後翅は縁にオレンジの模様がありますが、全体は灰褐色というのかな、模様なし。
0727_11akatateha2
翅を立てられてしまった。
0727_11akatateha3
しばらく待って、もう一回。全開状態。
翅の裏の模様がどうなっているのかはわかりませんでした。

↓で調べてみると、これはアカタテハでした。
https://www.insects.jp/kon-tyoakata.htm
アカタテハ

前翅は朱色と黒色、後翅は茶色のタテハチョウ。ヒメアカタテハに似るが、本種の方が大きく、後翅が茶色いことで見分けられる。
・・・
幼虫の食草は、カラムシ、クサマオ、ヤブマオなど。

↓幼虫図鑑
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/akatateha.html
アカタテハ

幼虫はかなりおどろおどろしいトゲトゲ幼虫です。刺さりませんけどね。ツマグロヒョウモンなどでなじみなので私共は驚きませんけど。
食草がね、私の知識には全くない植物で、そういうのがこの辺りに生えているのかなぁ。よくわかりません。

ヤマノイモ

0727_10yamanoimo 2019.7.27
零余子(ムカゴ)がいっぱいできています。
ムカゴは有名ですし、毎年見るのですけれど、それでは遺伝的な多様性が産みだせない。
花が咲くのだから実がなるはず、でも見たことないような気がします。
↓で、検索したらビックリ。立派な実を見られます
https://matsue-hana.com/hana/yamanoimo.html

ヤマノイモ(山の芋)
・・・
雌花はやや小さく、子房に翼がある。成熟すると翼が大きく張りだす。さく果は下向きにつき、扁平な丸い翼が3個ある。種子は円形で周りに薄い翼がある。
・・・

 

2019年8月20日 (火)

ヒメナガメとナガメ

0727_8himenagame 2019.7.27
これはヒメナガメです。
体も小さめですが、黄色っぽい地に細かな模様。

0806_4nagame1 8.6
線路柵にいたナガメです。影がくっきり。
0806_4nagame2
赤い地に、大柄な模様。
0806_4nagame3
慣れるとわかるのですが、そしてわかっているつもりの私ですが、「だよね」と、やっぱり不安を感じる。。写真を撮って昆虫サイトで確認して安心します。

アブラナ科の植物を好みますが、でもまあ、どこにでもいるといえばいます。

メスジロハエトリ

0727_1mesujirohaetori12019.7.27
メスジロハエトリを見かけました。ハエトリグモって「目が合った」という気分にさせられるんですよね。大きな目のせいで。
落ち着いた状態で撮影に応じてくれて
0727_1mesujirohaetori2
結構いい写真が撮れたと思います。
0727_1mesujirohaetori3
横姿も撮れました。フォトジェニックなお嬢さん。

0810_18kyoutikutou2  8.10
この日はキョウチクトウの葉の裏で。
0810_18kyoutikutou3
揺れるし裏ですし、葉の先をつまんで撮影しまして、ある意味でクモにとって不自然な状態でしたので、すぐ身を隠してしまいました。

メスジロというのですから、メスが白い、のは当たり前として。
オスはどうなんだい?
実は、オスは黒いのですね。

↓このサイトで、メス・オス両方見られます。
https://mushinavi.com/navi-insect/data-kumo_haetori_mesujiro.htm
メスジロハエトリ

更にややこしいことに「オスクロハエトリ」という種もあるのです。
↓ご覧ください。メスは白くはないけど、見かけはずいぶん違いますよ。
http://naturalism-2003.com/kansatsu/animal/spider/osukurohaetori.html
オスクロハエトリ

トビ ← 訂正します:キジバト とします

0817_14tobi1 2019.8.17
快晴の空を見上げていたら、鳥が悠然と飛んできました。羽ばたきなし、ダイナミックなソアリング。
あわてて単にレンズを上に向けてシャッターを切ることができたのが2回。
偶然、一枚にそれなりの画像が写っていました。
私は鳥に疎い。トンビだ、と思っていました。
0817_14tobi2
トリミングしてみて、迷いが生じています。
鳶の尾羽って、こんな風に扇形でしたっけ?
両側に尖った、三角っぽくなかったか?
鷹っぽくないかな。
ま、鳶と鷹と、同じようなものでしょうけど。
戸惑いを覚えています。

★訂正文
コメントを頂き、納得しました。この飛翔の姿、猛禽類ではないですね。風切羽も尾羽も違う。
ただ、私の「私的常識」内では、ハトがこれほど見事なソアリングをするという概念がなくって、しくじりました。
やっぱり私は鳥に疎い。コメント大歓迎です。どんどん教えてください。よろしくお願いします。

台風10号、温帯低気圧に

★17日。
やっと朝から台風一過の気分。空が真っ青。
一日中、晴れか快晴。湿度も比較的低かったし、猛暑日にはなったのですが、午前中は楽でした。
朝の散歩。
0817_4huyou 2019.8.17
フヨウが輝き
0817_5suihuyou
スイフヨウも輝き
0817_13suihuyou
電線の入らないアングルがあったので、嬉しかった。
白い輝きがまぶしかったです。

台風10号、日本海に抜ける

★16日
前の記事の最初の経路図でわかるように、16日0時には日本海に抜けていました。
「中国地方を『縦断した』」と言っていましたが、これ「縦断」ですか。ちょっと軽い困惑を覚えます。
南北方向に進んだので「縦に」進んだというのかな。
東西にのびる中国地方を「横断した」のではないかな。

生物の縞模様は体軸と平行なのが縦縞ですよね。
シマウマの縞は横縞です。カツオは縦縞。

そんなことを頭に浮かべて、この台風の経路は縦断なのか横断なのか、引っかかりを感じました。

台風は日本海に抜けましたが、東京は台風一過とはいきませんでした。湿っぽくて、ほとんど曇っていて、雨がぱらついたところもあったようでした。
0816_4yuuyake1 2019.8.16
夕方、ものすごい夕焼けが見られました。西の空が真っ赤。
0816_4yuuyake2
雲が向こうからこっちへ流れてくる筋が見えているのですが、うまく写ってないな。
0816_5taihuu
TVでは、総雨量が1000mmを超える恐れ、と繰り返していましたよね。
72時間の総雨量のグラフです。870mmって、年間雨量の平均に対してどのくらいなのか、教えてほしかったな。
と同時に、1000mm超えるかも、と繰り返しいったのですから、結局のところどのくらい降ったのか、というまとめを報道してほしかったと思います。言った以上、その結果も知らせる義務があるのではないかな。と考えます。

昔話:幼いころの誤解。真空管ラジオしかない時代。「たいふういっか」と聞いて、台風って家族で来るのかな、とマジで思っていましたよ。「一過」などという語彙はなかったものなぁ。それと、鉄道情報で「●●線がふつうになった」と聞いて、「普通」なんだったら別にいいじゃない、と、これもマジでそう思って聞いてましたね。

台風10号、接近

★8月6日6時に熱帯低気圧から台風10号になりました。
  12日15時には「超大型」になりました。
  15日15時頃広島県呉市付近に上陸しました。
  16日21時に温帯低気圧に変わりました。
0817taihu10 台風経路図
長かったですね。途中停滞して、どっちへ行くのかなかなか定まらなくて。
気持ちが疲れました。

呉の観測点での、気圧変化をグラフ化してみました。
20190815kure
12時過ぎから15時にかけて気圧の「谷底」。中心が近くを通過していったのです。
↓風向を書き連ねます。
13:00 東
13:10 東
13:20 東
13:30 東
13:40 東北東
13:50 北東
14:00 東
14:10 東
14:20 東
14:30 東
14:40 東
14:50 東
15:00 東南東
15:10 西
15:20 西
15:30 西
15:40 西
15:50 西南西
16:00 南西
16:10 西南西
16:20 西
16:30 西北西
16:40 西北西
16:50 西南西
17:00 西南西

15時を境にして、東から西へ、と風向が反転しました。中心の通過です。「吹き返し」というのはこれをいいます。
風向を見ていれば、台風が接近中か通過したかが、おおよそわかります。
ごく大雑把に、風を背中から受けるように立って、左手を斜め45度前へ伸ばすと、その方向に台風の中心があります。
今回の呉のように、ほぼ直撃の場合は必ずしも合致しませんが、大雑把な把握はできます。スマホなどで情報が得やすくなりましたが、こういう経験知も知っておくとよいかもしれません。

0815_17suihuyou 2019.8.15
東京では、強い陽射しで、青空を白い雲が走っていました。
スイフヨウの白い花を、白い雲と青空を背景に撮影。きつい陽射しを感じていただければと思います。
0815_18kumo
雲の流れの速さを撮れないかと試みました。ほぼ1分くらいの間に、これだけ雲が流れました。
写真ではわかりにくいけれど、かなりの速さでした。
0815_21kanransha
観覧車のゴンドラが風で回ってしまった、というのにはびっくりしました。高松市です。
もう営業を終えた古い観覧車だったそうです。それにしても、ひどい風でした。

2019年8月19日 (月)

Fluctuat nec mergitur

★タイトルの意味は後程説明するとして。
↓下の記事で、「安定・不安定」について触れました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-31cfdc.html
2019年8月 5日 (月) 7月の気温など(東京)
・・・
地表から上空まで通常の気温分布であって、乾燥した空気が上昇したのなら、上昇で膨張した空気は温度が下がり、やがて周囲との温度差がなくなって、上昇が止まる。こういう状態を「安定」といいます。外部からの擾乱に対して揺り戻しがきくのが「安定」。ところが、暑く湿った空気が膨張して冷えると水蒸気が液化します。液化の時に熱を出すし、周囲が寒気で冷たいとなれば、上昇が止まらなくなります。このように、一旦動き始めたら止まれなくなる、というのを「不安定」というのです。
・・・

安定というと「ただどっしりとして動かないこと」のように考えがちですが、外部からの擾乱に対して揺り戻しがきくのが「安定」という感覚もぜひ養ってほしいのです。

↓参考
https://www.metsoc.jp/tenki/pdf/2012/2012_02_0135.pdf
安定と不安定  廣田勇

・・・
「安定・不安定」とは,「あるシステムに外部から何らかの力が加えられたとき,それを現状に引き戻すことが出来るか否か」という見方捉え方のことです.日常的な社会用語では,かなり漠然とした(定量的でない)判断基準でこの言葉が使われますが,これを自然法則に基づいて厳密に定義するのが科学用語の安定・不安定(stability,instability)という概念です.夏目漱石の『吾輩は猫である』に,寺田寅彦をモデルにした水島寒月という理学士が登場し,主人公の苦沙弥先生からいま何を研究しているかと訊かれて,「団栗のスタビリチーを論じて併せて天体の運行に及ぶ」という論文を書いた云々の返事をする場面が出てきます.漱石は寅彦を通して物理学の素養を深めていたようで,力学的安定という概念のみならず,ラプラスが『天体力学』のなかで太陽系惑星の軌道運動が摂動に対して安定であることを証明したことも知っていたに違いありません.物理学の立場から安定性の概念が使われている点では気象学もその例に漏れません.本文の冒頭に述べた「大気が不安定」というのは,実は日常語ではなく,厳密な気象学用語なのです.
・・・

{引用文中にあるように、太陽系は安定かどうか、議論があったのです。神が時々手入れをしないと太陽系は崩壊するのではないか、という考えもあったのです。ここではこれ以上立ち入りませんが。}

★気象の話やらなにやらごちゃまぜですが、どうかお付き合いください。

朝日新聞の連載コラム「折々のことば」を引用します。

折々のことば:1475 鷲田清一(2019年5月28日05時00分)
 Fluctuat nec mergitur
 (パリ市の紋章から)
     ◇
 ラテン語で「揺れども沈まず」という意味。国家や都市はしばしば船に喩(たと)えられるが、パリも古くからその紋章に帆掛け船をあしらい、この句をモットーとして掲げてきた。アンヌ・イダルゴ市長も先のノートルダム大聖堂の火災時に、パリ市民に、何としてもみなでこの「痛み」から立ち直ろうとツイッターで呼びかけ、この句を引いた。ちなみに、彼女はスペイン出身で、パリで初めての女性市長。

これが今回の記事のタイトルなのです。
「たゆたえども沈まず」ともいうのかな。

ラテン語なのですが、ヨーロッパの言語というのは、ギリシャ語やラテン語を共通の語根として持つことが多い。
英語で、対応する言葉を探してみましょう。

fluctuate
►vt, vi 波動する;動揺する[させる];〈相場・熱など〉変動する,上下する〈with〉
・fluctuate between hopes and fears 一喜一憂する.
[L (fluctus a wave〈fluct- fluo to flow)]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

submerge
►vt 水中に入れる,沈める〈in, under〉;水没[浸水,冠水]させる;〈感情などを〉おおい隠す.
►vi 沈降[潜没]する,〈潜水艦などが〉水中に沈む,潜水[潜航]する (opp. emerge).
リーダーズ英和辞典第3版より引用

{sub は「下へ」ですね。subway, submarine などでわかります}
これだけ並べたてると「揺れるけれども沈まない」という意味が見えてくるでしょ。

★おもちゃで
0815_2balance
これ竹細工のトンボ。とんがった口が、直径2mmあるかなしかの小さなくぼみに入っていて、そこを支点にして揺れ動く一種の「やじろべえ」です。そばを人が通ると揺れるくらい敏感ですが、そうそう落っこちるものじゃない。
「揺れるけれども落っこちない」のです。
重心が支点より下にあると傾いても復元できるんですね。
0816_2yajirobee これも「やじろべえ」の一種。馬に乗った人の爪先が支点です。馬の脚先の重りが重心を支点より低くしています。

★船の場合でいうと。
船全体の「重心」と、船の水中部分に働く浮力の中心「浮心」との位置関係で復元力が働きます。
ヨットなんか重いキールというのををつけて重心を下げてますね、ですから波に引っくり返されても復元できるのです。
「揺れても沈まない」という「復元力」を英語では stability といいます。日本語の感覚では「スタビリティ」というと「安定性」という感じがしますけど、同じ語なのです。

スタビリティー【stability】
①安定(性)。すわり。
②船などの復原力。
広辞苑第六版より引用

↓参考サイト
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A9%E5%8E%9F%E6%80%A7
復原性

http://www.meiwakaiun.com/meiwaplus/tips/tips-vol02/
復原力(STABILITY)ってなんだろう?

やじろべえ【弥次郎兵衛】‥ヱ
(振分け荷物を肩にした弥次郎兵衛の人形を用いたからいう)玩具の一つ。短い立棒に湾曲した細長い横棒を付け、その両端に重しを取り付けたもの。指先などで立棒を支えると、釣合をとって倒れない。与次郎人形。釣合人形。正直正兵衛。
広辞苑第六版より引用

★オマケ:Cg とかCbとかいう記号が出てきたら
重心:center of gravity
浮心:center of buoyancy
に由来します。

ヤマトシジミ

0726_2yamatosijimi
ランタナに来たヤマトシジミ。体の大きなクマバチは蜜に届くかなと心配しましたが、ヤマトシジミなら体は小さいけれど口吻が長い。おそらく蜜のあるところまで奥深く口を伸ばせるでしょう。
存分に味わってください。

アオスジアゲハ

0725_19aosujiageha 2019.7.25
日を浴びて逆光。翅の白い模様が輝いていました。
子どものころは憧れのチョウでした。あの当時は東京辺りでは繁殖できなかったんじゃないかな。今は北上してきて、東京でどんどん繁殖していますけど。

0727_13aosujiageha 7.27
テラスで休んでいたアオスジアゲハ。
家で飼育していますので、あちこちいっぱいチョウが飛ぶ。アゲハ、アオスジアゲハ、ツマグロヒョウモンなど。うちの子たちに囲まれています。名前が長いので愛称で呼びます。「アゲハちゃん」「アオちゃん」「ツマちゃん」とね。

0728_2aosuji1 7.28
湿って黒っぽい路面にアオちゃんがいました。
0728_2aosuji2
吸水できると思ったのかもしれません。
アオスジアゲハの吸水というのは結構有名です。でもなぁ、ちょっと湿り気が足りないような気がしました。

0729_10aosuji 7.29
これは羽化して体が固まって、さあ飛び立つぞという直前。
他のチョウに比べてアオちゃんは羽化時の失敗が多い。
で、羽化が間近になって、蛹の色が変わってきたら、蛹の両側にティッシュペーパーを垂らして、足場をつくってやります。
蛹から出てすぐ歩いちゃうのですね。他のチョウは、自分が出た脱け殻に長時間つかまって体を固めることが多いのですが。

羽化した場所の記憶がきっと少しはある、だから家の周囲を「うちの子」が飛ぶようになります。

オンブバッタ&キマダラカメムシ

0725_12onbubattahousenka 2019.7.25
ホウセンカで見かけたオンブバッタ。穴を開けた責任者は君かい?
0725_18kamemusi_onbubatta1
スイレンの葉の上に2種の昆虫。右はもちろんオンブバッタ、左はキマダラカメムシです。
0725_18kamemusi_onbubatta3
オンブバッタはごく普通の状態だと思います。分厚い葉をかじる気でしょうか。
0725_18kamemusi_onbubatta2
キマダラカメムシの方が気にかかる。何となく元気がない。敏捷なカメムシなんですが。
よく見ると、体の後端部が欠けてますね。鳥に襲われたか。
もともと昆虫はかなり長い絶食に耐えられますから、すぐ死んじゃうということもないでしょうけれど、元気になるわけにはいかないでしょうね。厳しい世界です。我が身にも、堪えるな。

イチモンジセセリ

0725_11itimonjiseseri1 2019.7.25
これから頻繁に見かけるようになると思います。
この時まではまだほとんど見ていなかったので、嬉しかった。
大きな黒い目、パンクな頭がかわいい。
0725_11itimonjiseseri2
茶色いので、ガと思われて嫌われることもあるようですが、可愛らしいチョウです、じっくり鑑賞してください。

クマバチ

0725_10kumabati1 2019.7.25
クマバチがランタナに来ていました。蜜を吸おうと花に顔を突っ込んでいます。
0725_10kumabati2
一生懸命なのですけどね。
0725_10kumabati3
蜜のある場所まで届いているかなぁ。
ランタナの花は見かけは小さいけど深いから。
口吻の長いチョウの方が有利。
大柄なクマバチには、フヨウとかタチアオイなどの大きくてオープンな花の方がよさそうに思います。
クマバチは大きくて羽音もブンブン大きいので怖がられたりしますが、行動を見ているとどこかに可笑し味を感じます。
攻撃性は低いので、こちらからちょっかいを出さない限り「襲われる」なんてことはありませんので、泰然と見ていれば大丈夫ですよ。

2019年8月16日 (金)

最低気温の最高記録更新

↓あまり更新してほしくない記録が出ました。

時事ドットコムニュース
最低気温が31.3度=新潟・糸魚川で最高記録更新-気象庁
2019年08月16日09時34分

 台風10号の影響によるフェーン現象で14日から15日にかけて記録的猛暑が続いた北陸では、15日の最低気温が30度を下回らない所があった。気象庁によると、新潟県糸魚川市では15日の最低気温が午前5時17分に観測した31.3度となり、全国統計史上、最も高い記録を更新した。
 最低気温の過去最高記録は、糸魚川市で1990年8月22日に観測した30.8度だった。
 糸魚川市以外で15日の最低気温が30度以上だった地点は、新潟県の佐渡市・相川で30.8度、上越市・高田で30.3度、三条市で30.2度、石川県小松市で30.0度。
 高田は14日の最高気温が40.3度、三条市は15日の最高気温が40.0度だった。

糸魚川のこの日の最低気温と最高気温は
  最低気温(℃) 31.3  05:17
  最高気温(℃) 36.2  12:40
こうでした。最高気温も猛暑日だしなぁ。「最低気温が30℃以上の日」というのに名前を付けなきゃならないほど、常態化してきましたかね。いやだいやだ。熱帯夜の上だとなんだろう?「激熱帯夜」「超熱帯夜」?{昔の女子高生言葉を思い出すな。ついでに「鬼熱帯夜」ってぇのはどんなもんだろう。昔の高校教師のつぶやき。}

↓気象庁のサイトで、最低気温の記録、というのを見たら
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/rankall.php
最低気温の高い方から (各地点の観測史上1位の値を使ってランキングを作成)
順位 都道府県 地点 観測値 現在観測を実施
℃ 起日
1 新潟県 糸魚川 31.3 2019年8月15日 ○
2 新潟県 相川 * 30.8 2019年8月15日 ○
3 福岡県 福岡 * 30.5 2018年8月22日 ○
4 東京都 東京 * 30.4 2013年8月11日 ○
5 新潟県 高田 * 30.3 2019年8月15日 ○
〃 石川県 小松  30.3 2000年7月31日 ○
7 新潟県 三条   30.2 2019年8月15日 ○
〃 富山県 上市  30.2 1997年8月9日 ○
9 富山県 富山 * 30.1 2000年7月31日 ○
10 長崎県 口之津 30.0 2017年8月5日 ○
〃 福井県 越廼  30.0 2000年7月31日 ○
(*印の地点は気象台等です)

ここで、昨日の小松市の30.0℃が載っていないのは、小松市には30.3℃という記録があるからです。
思い出しますよ、東京でもあったんですよ、いつだったかは忘れていましたが2013年8月11日ですって。
で、5年連用日記を引っ張り出してみたら

2013年8月11日
 猛暑日8回目38.3℃・・・24時間30℃を下回らず、138年間で初めてとか。{12日記:これを挟んで約43時間30℃を下回らず}
2013年8月12日
 猛暑日9回目35.3℃。39.5℃を記録した2004年7月20日の日記を見たら「地獄日」と呼びたいと書いてあった。「地獄夜」もいいかな。・・・四万十で41.0℃を記録。・・・

トホホな記述が残っておりました。「焦熱地獄」とか「炎熱地獄」というのがありますからね、「地獄夜」かぁ、ため息が出ますね。

20190815itoigawa
グラフを作りました。怖いような記録ですね。マイッタナ。

平年気温の山は越えつつありますが、暑さはまだ続くようです。
皆様、どうぞお体を大切になさってくださいますよう、お願い申し上げます。案山子拝。

アオドウガネ

0723_13aodougane1 2019.7.23
アオドウガネを見つけたのでちょっとつまんで指先につかまらせて撮影。
T字形の交差するところに、三角形がありますね。これが小盾板です。マルカメムシの記事の時に、鞘翅のように見えるのは小盾板の発達したものだと書きました、あれです。
で、アオドウガネの小盾板は少し丸みを帯びた三角形。これが鋭い三角形だったらカナブンです。
0723_13aodougane2
こんな顔してます。葉を食い荒らすのですが、憎めない顔つきですよね。
0723_13aodougane3
ふさふさした毛がまた特徴です。
ちょっと放り投げてやったら、空中で翅を開いて飛んでいきました。

★昔話:小学生のころ。カナブンやアオドウガネをつかまえると、手に持って思い切り路面にたたきつけるんですね。ボール投げの下手なやつがやると、スピードが遅いので、途中で翅を開いて飛んで逃げる。ボール投げのうまい肩のいいやつが投げると、路面にあたるまでの時間が短くて翅を開く間もなく激突して死んでしまう。これがガキたちの肩くらべだったんですね。
今なら母親が青くなって、ナンテ残酷なことを、と禁止するだろうけど。昔のガキはこんなこともしながら昆虫の性質や能力を学んだのです。

ヤブラン

0725_8yaburan2 2019.7.25
白いつぼみが穂のように並びました。
庭には3株くらいあるようです。

0806_2yaburan2 8.6
ちょっと奥の方、私には接近できない場所。
早目に紫がかってきました。

0810_4yaburan1 8.10
腰をかがめるのは辛いので、立って見ているだけですが、花が咲いているようですね。
0810_4yaburan2
見っけ。なかなか意図的に花を撮るのは難しくって。また試みては見ますけど。

↓ここから「写真集」に入ってください。花のきれいな写真が見られます。
https://www.hana300.com/yabura.html
薮蘭 (やぶらん)(山菅(やますげ))

↓このサイトの写真はいつも素晴らしい。どうぞ。
https://matsue-hana.com/hana/yaburan.html
ヤブラン(藪蘭)

白髭咲きアサガオ:2

0724_1sirohige1 2019.7.24
朝のベランダ。周囲には開花したのもいっぱい。ということは、この花は開こうとしてうまくいかなかった、という状況なのでしょう。この後をフォロウしてませんので、どうなったことやら。
0724_1sirohige3
つぼみのくせにヒゲだらけ。ヒゲの薄い爺さんとしては羨ましいぞ。

0725_1sirohige 7.25
咲けばこうなって、ヒゲもじゃの白髭咲き。名前にふさわしい。

私、ヒゲの薄い性質でして、頬髭なんかまったくない。かろうじて口髭と顎髭がちょぼちょぼ。まるでカビが生えたようだと言われるのですが。すべての社会的仕事から引退した後、なんかこう「遊び」たくなって、口髭を生やしてみました。70歳超えて、歳ですねぇ、口髭がかなり白くなりまして「白髭ちょぼ爺さん」になっています。「白髭咲き朝顔」とお友達です。

白髭咲きアサガオ:1

0723_1sirohige2 2019.7.23
花弁に穴が開いていますが。
五角形の一部みたいな配置ですね。
ということは、おそらく、つぼみの時に外からかじられたのでしょう。
誰がかじったかはわかりませんが、まず間違いないと思います。
紙を折って切り込みを入れ開くと、思わぬ模様が現れて面白いですよね。あれと同じです。
0723_2sirohige
よく見てください。誰が開けたか葉に開けられた穴からつぼみが伸びだして開花した。
もうこうなったら、退くに退けませんよね。フクザツな事態になっていました。

トカゲ

0721_11tokage12019.7.21
自切したトカゲ。チラッと見る限り、元気そう。早く尾が長くなるといいね。
0721_11tokage2
何かをくわえたやつが出てきました。茶色い小さな甲虫でしょうか。コガネムシの仲間ではないかな。
0721_11tokage3
今度は何か甲虫の蛹らしきものをくわえたのもでてきました。
0721_11tokage4
蛹を横からくわえたので、呑み込みにくそう。
この蛹、画面で右の方が頭です。脚を前にそろえています。
通称「根切り虫」というやつの蛹ですね、おそらく。
0721_11tokage5
くわえ直して、縦にして呑み込もうとしていました。
この後ものかげに隠れましたので、うまく呑み込めたかどうか、わかりません。
しかしまぁ、いろんなのが次々と現れる「すごい庭」です。

ニラにて

0721_10nira 2019.7.21
線路柵内のかなり遠目のニラの花。ズームで撮ってみようと撮ってみたら。
たまたまなんですが、ここに4匹の昆虫がいました。
黒っぽい3匹は、おそらくまあ、ルリマルノミハムシでしょう。
もう一匹、見えますか。上2匹の黒いやつの下、少し左にいるようです。
これも勘でしかありませんが、ヒメナガカメムシではないか、と。
「虫密度」が高いなぁ。
「犬も歩けば棒にあたる」「花を撮れば虫がいる」

犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)
 物事を行う者は、時に禍いにあう。また、やってみると思わぬ幸いにあうことのたとえ。
広辞苑第六版より引用

 

2019年8月15日 (木)

花が咲いた(?)

0721_7lantana 2019.7.21
カタバミの脇で小さな見慣れない花が一輪咲いている。
一瞬アレっと思って、見なおして、そうか、とニコッとしました。
上の方で咲いているランタナの、小さな花の集合から落っこちた1輪なのです。
落ちてきた、という感じがなくて、いかにもここで咲いた、という雰囲気で可愛らしい。

0727_6lantana 7.27
カタバミの花で~す。という感じ。

桜の時期に、散った花が木の下の植え込みに落ちて、あたかもそこで咲いたかのようになっているのを見ることはよくあるのですが、こんな小さな花が目を楽しませてくれました。ありがとう。

ミズヒキ

0721_6mizuhiki1 2019.7.21
ズラ~っと花が並ぶと、どうしてもやりたくなるアングル。
花の列の途中にピントが合っていて、手前も後もボケている、というやつ。
こういう時に「ボケ味のいいレンズ」というような言葉が使われるんですよね。
プロの写真のような、引き込まれる感じ、は、しませんね。
0721_6mizuhiki2
このくらいが素人写真のいいところ。
{撮影者本人のボケ味が写し込まれていますよ。}

オンブバッタ on スイレン

0721_2onbubatta1 2019.7.21
スイレンの葉にオンブバッタの幼虫が乗っていました。
表面を削ったような食痕はオンブバッタ独特。顎をどう使うのか、縁じゃないところが不思議。
0721_2onbubatta2
知らんぷりしてるという感じもします。
スイレンの葉は厚いので、きっと食べでがあったでしょうね。

ムクゲにて

0720_1hatihamusi2 2019.7.20
ムクゲの花の中に、ハチとルリマルノミハムシがいました。
ハチは蕊のほうに関心があって、ルリマルノミハムシは花弁をかじるのに夢中。
相互不干渉、です。

0721_8hatihuyou 7.21
翌日もまた同じような光景。この日はルリマルノミハムシが2匹いるようです。
ルリマルノミハムシの体はつるつるで花粉がくっつきませんので、花粉媒介はできませんね。
ハチはミツバチではないように思います。ハキリバチかなぁ。
花は虫でにぎやか。素敵な眺めです。

おんぶ石鹸

「抱っこ石鹸」でもいいかも。
ずいぶん昔、新聞の投書欄で、小さくなった石鹸を使い切るために、こんな工夫をしています、というような投書があったのです。小さくなった石鹸をそのまま使っていると、ふやけてグニャグニャになって、つぶれてしまって「使い切った」という気分になれない。で、かなり小さくなった石鹸を新しい石鹸に貼りつけて、使い切る、という方法です。大きい石鹸に小さな石鹸が貼りついている姿を形容して「おんぶ石鹸」といっていたと記憶します。「抱っこ」だったかもしれないけど。記憶はあいまい。

0719_11sekken
2019.7.19
小さくなった白っぽい化粧石鹸を、新しい化粧石鹸に貼りつけて、だいぶ使い込んだところ。白い石鹸の中央部でももう厚さは1mmあるかどうか。この後しばらくして使い切りました。
化粧石鹸は練りが硬いので、貼り付けるには修練が必要。

その点、浴用石鹸は柔らかいので、ちょっと慣れれば誰でもおんぶ石鹸にできます。
0731_1onbusekken 7.31
くっついています。
貼り付けた当初は、接着がゆるいので、小さい方を下にして石鹸箱に置くといい。大きい方の重みがかかるし、石鹸の下面の方が長時間湿っているので、くっつきやすい。それと、くっついた小さい方を垢すりタオルにこすらない方がいいです。一挙に削れてせっかくの使い切り戦略がうまくいきません。顔を洗う時などに両掌の中で転がすように使ってやれば、いい具合に減っていきます。
私が、この方法を始めて、何年かなぁ、30年くらいになるのか、記憶はあいまい。
でも、ずっと、石鹸をエコに使い切っています。

トラフムシヒキ(かな)

0719_10musihikiabukoubi12019.7.19
アブが交尾していた、と妻の撮影。
ムシヒキアブの仲間であることは間違いないのですが。
0719_10musihikiabukoubi2
比較的よく見かけるシオヤアブやマガリケムシヒキは脛節が黄色いのですけど。
このアブの脚は黒いなぁ。
トラフムシヒキが比較的こんな感じでしょうか。
いろんな昆虫がやってきます、この狭い庭に。

2019年8月14日 (水)

モンシロチョウ

0719_3monsirotyou 2019.7.19
ランタナの花のそばにいたら、モンシロチョウが飛んできたので、何にも考えずにシャッターを切ったら、写っていました。
翅を打ち下ろしたところです。この動作の時、モンシロチョウは腹をきゅんと上に曲げます。反動を使っているんでしょうね。大型のチョウだとこの動作は目立たないように思います。
ま、とにかく、この動作が写ると嬉しい。

フヨウ

0719_1huyou1 2019.7.19
フヨウがどんどん咲きます。毎朝ベランダから見おろして、今日は何輪咲いた、と喜んでいます。
0719_1huyou2
上の写真の下の花。何か黒いものがいます。
0719_1huyou3
ハチでしょうけれど、種類はわからない。体に花粉が着いています、せっせと授粉のお手伝い。
実際、毎朝見て、ハチらしい昆虫が実にまめに花に潜り込んでいます。

0721_1huyou 7.21朝

0724_2huyou2 7.24
朝。2匹の蜂が鉢合わせ。もめてます。

0729_6huyou2 7.29
体中が花粉だらけ。ありがとう。

0730_2huyou2 7.30
 花としては、昆虫が花の中をかき回してくれることが嬉しいわけです。
大柄な花ですし、たくさんの昆虫を区別せず受け入れているようです。
花によっては、授粉してもらう昆虫を制限する花もありますけどね。

チャスジハエトリ or アダンソンハエトリ

0718_10chasujihaetori 2019.7.18
玄関脇のタイル壁面にいました。
ハエトリグモの幼体ですね。
チャスジハエトリの♀なのか、アダンソンハエトリの♀なのか。
判断しかねています。

8月10日、妻が「玄関ドアで、クモがウンカをつかまえて食べてる」という。
0810_2adansonaoshaku1 2019.8.10
行ってみれば、食事中とて、ドアが開閉しても逃げずに食事を続けています。
「クモ」がハエトリグモであることは間違いない。
妻が「ウンカ」といったのは「アオバハゴロモ」の色合いからのイメージだったようで、アオバハゴロモより大きいし、触角がガのもの。
0810_2adansonaoshaku2
この写真に、餌食となった昆虫の触角が見えます。
0810_2adansonaoshaku3
クモがはっきり写りませんでした。

さて。
ハエトリグモ:チャスジハエトリ♀かアダンソンハエトリ♀だと思うのですが、どっちかなぁ。
ガ:シャクガ、それもアオシャク。クスアオシャクの可能性が大きいと考えていますが。

どうにもわからないままにアップします。教えてください。

クロウリハムシ@キョウチクトウ

0718_9kurourihamusi
2019.7.18
それはウリ科じゃないんだけど。しかも、それキョウチクトウだよ。有毒だよ。うっかりかじったら、死んじゃうかもしれないよ。気をつけな。

以前、クサカゲロウの卵を飼育ケースに入れておいたら孵化しまして。
アブラムシを餌にしようと、キョウチクトウにいたキョウチクトウアブラムシの集団をケースに入れてやったら、クサカゲロウの幼虫はキョウチクトウアブラムシを食べて、死んでしまった、という苦い経験があります。
キョウチクトウは要警戒です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%81%E3%82%AF%E3%83%88%E3%82%A6 

有毒な防御物質を持つため、食害する昆虫は少ないが、日本では鮮やかな黄色のキョウチクトウアブラムシが、新しく伸びた枝に寄生し、また、新芽やつぼみをシロマダラノメイガの幼虫が、糸で綴って内部を食べる。九州の一部や南西諸島では、キョウチクトウスズメ(スズメガ科)の幼虫が、葉を食べて育つ。

 

 

マルカメムシ

0718_4marukamemusi 2019.7.18
カメムシ目>カメムシ亜目>マルカメムシ科>マルカメムシ亜科>マルカメムシ
です。
胸部の後ろが硬そうで、甲虫の前翅・鞘翅みたいですが、左右に開く構造は見えません。
甲虫では、前翅一対の頭部近くのところに三角形の部分がありますがこれが「小盾板」とよばれます。
カメムシではこの小盾板を大きくして、柔らかい腹部を覆っているのだそうです。
マルカメムシがカメムシっぽく見えないのはこのせいですね。

↓わかりやすい図があります。
http://www.ishidashiki.sakura.ne.jp/mushi/hansimoku.html

団扇と扇子

暑い日々が続きます。今年は携帯用の小型扇風機が流行っているようで、ニュースでよく見かけます。
中には、小型扇風機をうちわのように、振って扇いでいる方もおられて、それは効き目はないでしょう、と笑って見ています。日本人としては、何となくうちわのように扇ぎたくなるのは仕方のないことでしょうけど。

さて、うちわという道具ですが、丸いしなやかな板に、柄がついている。
これ、裏返しにしようが、右手左手どちらで使おうが、全く問題はない。当たり前ですが。
ところが「団扇」という漢字表記を考えますと。
「団」というのは「まるい」ということですね。つまり「団扇」は「まるい扇」です。
最近あまり扇を使うことはないですが、畳んで細くして携帯し、使う時は広げて風を送る、スグレモノですよね。
ところが、団扇と扇(扇子)には決定的な違いがあるのですが、お気づきでしょうか。
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これ、扇子を半分開いたところです。
畳んだ状態で左手で持ち、この状態に開くには、右手で時計回り(右ネジ)方向に回すわけです。
ですから、扇子は右ネジなんです。
右ネジと左ネジは全く異なりますよね。
そう、普通の扇子は右利き用なのです。
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右手の親指の付け根のふくらみが扇子のカーブにうまくはまってしっくりと使えます。
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左手で持ちますと、扇子がうまく手のひらに収まらないのです。

というわけで、扇子には右利き用と左利き用が存在しえますが、実際に左利き用の扇子も売っています。
「左利き用扇子」で検索してみてください。そういう商品がちゃんとあります。

さて、手を鏡に映すと
0627_2mirror
こうなります。奥行きが反転しますので、向こうに見えるのは左手のようになります。
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右手で急須をもって鏡に映すとこうなります。
あたかも左手で急須を持っているかのよう。
0616_1kyuusu2
鏡の手前が実物の急須、鏡の中のは左手用に変わりました。
急須もそうですし、手袋なども、右手用と左手用がありますね。

実物と鏡像が重なり合わない場合その物体は「キラル」である、といいます。そのような性質を「キラリティー」といいます。
私はカイラリティ―の方がいいと思いますが、日本の学術用語としてはキラリティーです。
語源がギリシャ語の「手」ですので、私は「手のひら性」と表現した方が初学者にはわかりいいかな、とも思っています。

さて、ネジの話をもう少し。
これは先月7月24日の記事で使ったネジバナの写真を並べたもの。
0704_1nejibana 2019.7.4
右の花と左の花はネジとしての向きが逆ですね。
この写真の右の花だけ切り取って、画像編集ソフトで左右反転し、元の花の左に置いてみました。
0704_1nejibana_
こうなります。
鏡に映したようになります。そして、重ね合わせることができませんので、ネジバナはネジであって「手のひら性」があるのですね。

↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC
キラリティー

 キラリティー (chirality) は、3次元の図形や物体や現象が、その鏡像と重ね合わすことができない性質。掌性。
 キラリティがあることをキラル (chiral) という。英語風の発音でカイラリティ、カイラルともいう[1]。これらの語はギリシャ語で「手」を意味するχειρ (cheir) が語源である。手はキラルなものの一例で、右手とその鏡像である左手は互いに重ね合わせられない(右手の掌と左手の甲を向かい合わせたときに重なり合わないということである)。一方でキラリティがない、つまり鏡像と重ね合わせられることをアキラル (achiral) という。

↓過去記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-804786.html
2019年7月24日 (水) ネジバナ

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/post-0681.html
2018年7月 2日 (月) ネジバナ

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-0681-3.html
2018年6月26日 (火) ネジバナ

★さて、扇子には右利き用と左利き用がありますので、左利きの方で扇子を気持ちよく使いたいな、と思われましたら検索して入手してください。
あるいはアリスさんに相談して、「鏡の国」へ移籍すれば大部分の扇子が左利き用になっていますのでそれもいいかな。

2019年8月13日 (火)

テレビのイラストにイラッ

0717_20kabutomusi 7.17
これはNHK・Eテレの「えいごであそぼ with Orton」の一場面です。「hot」という語の発音についての場面。それはここではあつかわないのでして、見ていただきたいのはカブトムシの飛び方です。
多くの甲虫類では、前翅が硬くなって「鞘翅」になっています。その前翅の下に膜状の後翅があります。
飛ぶときは、前翅を開いて上げ、後翅を展開して羽ばたいて飛びます。
上のイラストのカブトムシは、正しい飛び方をしています。イラストレーターは典型的な飛び方を知っていて、それを簡略化して表現している。

で、問題は!
この「えいごであそぼ」や「にほんごであそぼ」の前にある「テレビ体操」のイラストなんです。
0809_1tvtaiso 2019.8.9
これは、テレビ体操の8・9月期のオープニングの動画。ほんの1,2秒しかない短い動画です。
真ん中をトンボが飛んでいます。4枚の翅をひらひらさせながら飛びます。
鹿や花が擬人化されていて、それはそれでいい。ファンタジックな表現に文句はない。

0723_3taisou 7.23
6・7月期の動画では、トンボではなく、チョウが飛んでいました。ま、ひらひらと。それもまあいいです。

問題は今年度最初の4・5月期の動画。
そこでは、ナナホシテントウとおぼしきテントウムシが飛んでいました。ところが
硬い鞘になった前翅を広げて、その前翅をはばたいて飛んでいました。後翅は描かれてもいない。
イラっ!そりゃないだろう。いくらファンタジックな絵でも、テントウムシが前翅で飛ぶなんて、何ということだ!
あまりにイラついたせいか、テレビ画面の写真を撮っておくことを忘れまして、私の言葉を信用していただくしかないのですが・・・。
昆虫の飛翔を全くご存知ないイラストレーターさんだったようですね。描く前にネットで「テントウムシ 飛翔」とか画像を検索してみればいいのに。いくらでも素晴らしい写真が出てきます。イメージだけで絵を描いてはいけませんね。
以前、体操の背景に投影されたカタツムリが、殻の向きと体の向きが反対になっていて完璧な誤りだったので、NHKに投書したことがありますが、正面から受け止めてはもらえませんでしたので、今回はもう投書もしませんでした。
ちょっとひどすぎでした。

★ちょっぴり追記
カブトムシの飛翔はすごいですよ。音を立てて直線的に飛んできたと思うと、樹木にまるで「衝突」するような勢いでバシっとしがみつくようにとまります。
カナブンなんかはもう少し飛行が上手で、木の葉の間を縫うように曲線的な飛び方もできます。パシっととまりますけどね。
夜、樹液を求めて飛行する時に、月があれば、月を見込む角度が一定になるように飛びます。そうすると水平に飛べるんですね。昼間はおそらく、空と地面を見分けて水平に飛ぶのではないかな。複眼の中で分担しているのでしょう。
もし人工的な光源、たき火やコンビニの照明、街路灯などがあると、その光源を一定の角度で見込むように飛びますので、等角螺旋を描いて光源に突っ込んできます。夜、たき火に虫が飛び込むとか、コンビニ前に虫が落ちているとか、そういうことの原因です。

甲虫類は胸という「箱」に翅がついていて、飛翔筋は箱を変形させて、それについている翅をはばたかせます。
それに対して、トンボは翅の付け根に直接筋肉がついていて、飛翔筋で直接に翅を駆動します。4翅独立駆動。
トンボの飛翔能力の秘密です。

↓ここの解説がとてもわかりやすいので、是非お読みください。
https://cns.neuroinf.jp/jscpb/wiki/%E6%98%86%E8%99%AB%E3%81%AE%E7%BE%BD%E3%81%B0%E3%81%9F%E3%81%8D%E9%81%8B%E5%8B%95%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%82%AB%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0

↓これは面白い話です。
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/articles/a_00586.html
テントウムシのはねを折り畳むメカニズムを解明

↓海野さん撮影の写真。
https://www.goo.ne.jp/green/life/unno/diary/201006/1275636797.html
ウンモンテントウの飛翔

この他「テントウムシ 飛翔」で画像検索しますと、商品としての美しい画像なども見られます。

クサカゲロウ

0718_2kusakagerou1 2019.7.18
玄関脇の壁面にいました。
長い触覚まで全部入れるとこうですが。
触覚を無視すると
0718_2kusakagerou2
こういう感じになります。
イメージとしてひ弱な、はかなげな感じがすると思いますが、アブラムシを食べる肉食昆虫で、けっこう体つきはがっしりしているんですよ。

クサカゲロウの卵は「ウドンゲ」として知られています。
また、幼虫は「歩くごみ」みたいな状態。
そのあたりを過去記事にリンクしますので、よかったらお読みください↓

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-430d.html
2014年7月 9日 (水) クサカゲロウ幼虫

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-ba40-1.html
2009年9月28日 (月) クサカゲロウの幼虫

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-430d-1.html
2010年6月10日 (木) クサカゲロウ幼虫

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-d73c.html
2017年7月 5日 (水) 優曇華(ウドンゲ)

スグリゾウムシ

0717_19sugurizoumusi 2019.7.17
私のブログで過去何回か登場しています。
関節が気になる、とか、メスしかいなくて単為生殖で繁殖する、とか。
このごろあまり見かけなかったように思いますが、久しぶりに見ました。
コロンと丸い小さなゾウムシです。ゾウムシというと「鼻が長い」というイメージがありますが、このスグリゾウムシはそうではないので、ゾウムシと気づきにくいかも。

↓過去記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-086f.html
2010年7月23日 (金) スグリゾウムシ

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-086f-1.html
2013年7月 8日 (月) スグリゾウムシ

カメムシ3種

0717_14kamemusi1 2019.7.17
タチアオイの葉にいました。
0717_14kamemusi2
初めて見るカメムシです。
ヒメヘリカメムシの仲間ではないかと思うのですが・・・。
ケブカヒメヘリカメムシというのがよく似ているようにも思いますけど、「毛深く」ないですよね、私が撮影したのは。
悩んでいます。
0717_16kamemusi
これはタチアオイの花にいたチャバネアオカメムシ。
それなりに何度か出会ったことのあるカメムシですし、まず間違いない。
0717_17himenagakamemusi
これがまた悩む。タチアオイの未熟な実にいました。
大きさ的にはヒメナガカメムシかな、と思いつつ。
ちょっと違う気もする。自信がない。
カメムシも難しいなぁ。

暑さ指数

★承前
前の記事で引用した8月7日付の朝日新聞の「天声人語」の記事の終わりの方に
「スタート時刻変更の影響が大きいのは、気温と湿度より日の差す角度だという。朝が早いほど、都心の高層ビル群が作り出す日陰はまちがいなく増える。」という記述があります。日射が少なければ、選手は楽になります。

夏の昼下がり。信号待ちする歩行者は、ビルの影に入って待つ人も多い。
日の当たる横断歩道前も、ビルの影の中も、気温も湿度もそう大差があるはずはない。何が違うかというと、日差しを浴びるかどうか、ですね。
日の当たる場所より、木陰が涼しいのも同じこと。
暑さ、というものは、気温と湿度だけではないのですね。
車の中にいても、エアコンで車内の温度は低いのに、太陽にあぶられた屋根から「熱気」が迫ってくることはありませんか?
太陽光そのものは遮られていても、熱くなった屋根が放出する赤外線に照らされると暑い。
可視光・赤外線などを含む「放射 or 輻射」を取り入れたのが「暑さ指数(WBGT)」です。

↓下は、環境省のサイトです。
http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt_data.php
環境省 熱中症予防情報サイト

●黒球温度(GT:Globe Temperature)は、黒色に塗装された薄い銅板の球(中は空洞、直径約15cm)の中心に温度計を入れて観測します。黒球の表面はほとんど反射しない塗料が塗られています。この黒球温度は、直射日光にさらされた状態での球の中の平衡温度を観測しており、弱風時に日なたにおける体感温度と良い相関があります。

●湿球温度(NWB:Natural Wet Bulb temperature)は、水で湿らせたガーゼを温度計の球部に巻いて観測します。温度計の表面にある水分が蒸発した時の冷却熱と平衡した時の温度で、空気が乾いたときほど、気温(乾球温度)との差が大きくなり、皮膚の汗が蒸発する時に感じる涼しさ度合いを表すものです。

●乾球温度(NDB:Natural Dry Bulb temperature)は、通常の温度計を用いて、そのまま気温を観測します。
暑さ指数(WBGT)の算出式

屋外での算出式
WBGT(℃) =0.7 × 湿球温度 + 0.2 × 黒球温度 + 0.1 × 乾球温度

屋内での算出式
WBGT(℃) =0.7 × 湿球温度 + 0.3 × 黒球温度
※単位は摂氏度(℃)になります


ここで全国の「暑さ指数(WBGT)の実況と予測」を見ることができますし、暑さ指数についての解説なども読めます。
暑さ指数はWBGTと称されますが、Wet-Bulb Globe Temperature の略です。
気温1に対して湿度7、環境中の輻射熱2の割合で計算されます。単位が「℃」にしてあるので、気温そのものと混同されやすいのですが、湿度の占める重みが大きくなっています。以前、不快指数という指数がありましたが、そこへ輻射を加えた指数だとご理解ください。

「黒球」というのがみそでして。
「黒」というのは、色ではなく、入射した光が全部吸収されてかえってこない、ということが「黒」ですね。
可視光も吸収されますし、赤外線も吸収される。この黒球がうける「輻射」を測定しようということなのです。
{白球ではダメですよ。白は光を全部はね返すのですから、輻射の影響は測定できません。}

もう一度、天声人語の記事に戻りますと、スタート時刻を繰り上げると、太陽高度が低いので、建物の影が長く伸びて、マラソンコースを影が覆う部分も増えるだろうということですね。気温と湿度が同じでも確かに「暑さ指数」は下がるはずです。
なんとかして、選手たちの健康を守りたいものです。

★私が12歳でしたか、1960年のローマオリンピック。8月25日-9月11日でした。この大会でのマラソン。アベベ選手が優勝したのですが、日没とともにスタートしたと記憶します。当然ゴール時は真っ暗。現在のように、選手とともに走る中継車もなく、ゴール地点で待ち受けていたら闇の中から、無名のアベベが裸足で帰ってきた、というのを新聞で読んだと記憶します。テレビは白黒の時代、海外からの衛星中継などなかった時代、新聞で読みましたよ。

日本での、人工衛星による初めての宇宙中継について調べてみたら1963年でした。
https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009030052_00000

放送期間:1963年

番組詳細
11月23日早朝、世界の放送史上画期的な実験、太平洋を越えたテレビの宇宙中継が行われた。午前5時28分、モニターテレビに史上初めて太平洋を越えてきた映像が鮮やかに映し出された。ところが、この歴史的な電波に乗って送られてきたのは、ケネディ大統領暗殺の悲報。中継のアナウンサーは「この電波でこのような悲しいニュースをお送りしなければならないのは誠に残念」とリポートし、衝撃は全国に広がった。

我が家でもね、白黒テレビの画面を見つめながら、初めての宇宙中継というものが始まるのを待っていました。そうしたらケネディ大統領の暗殺のニュースが入りまして、衝撃を受けました。記憶しています。

マラソンの暑さ対策

★8月7日付の朝日新聞のコラム「天声人語」を読んでいましたら、ウェザーニューズがマラソンコースの気象状況を調べているのだそうです。来年の東京オリンピックで、マラソンは8月9日の7時スタートの予定だったのが、猛暑を懸念して6時に繰り上げたとのこと。で、オリンピックの前の年の今年、マラソンコースの気象状況を調べているということです。
選手も朝っぱらから大変ですよね。睡眠・食事・ウォームアップなど、どういうペースで進めるのでしょう。

★さて、このコラムで、ウェザーニューズの方の言葉が紹介されていて
1時間前倒しすることによって気温はたしかに下がりますが、反比例して湿度は高くなります
とのこと。
 ここで私はちょっとコツンとくるんですね。
この言葉をちょっと分解して
1時間前倒しすることによって気温はたしかに下がりますが、湿度は高くなります
これなら素直に受け取れるのです。どういうことかといいますと。

20190809tokyo 2019.8.9
今年の8月9日の気温と、蒸気圧と、湿度のグラフです。
湿度は右目盛りで読みます。(%)
気温と蒸気圧は左目盛りですが、
   気温は℃
   蒸気圧はhPa
で読みます。
ここでの蒸気圧というのは水蒸気圧のことです。空気中に存在する水蒸気量と考えてください。
ちょっと下がった時もありますが、大体一日中30hPaちょいのあたりでした。
湿度というのはこの場合、相対湿度です。相対湿度というのは

相対湿度(%)=((その空気の水蒸気圧)/(その気温での飽和水蒸気圧))×100

です。
そうすると、その空気の水蒸気圧がほぼ一定である場合、飽和水蒸気圧が大きい方が相対湿度は低くなります。
気温が高くなると飽和水蒸気圧も高くなりますので、気温が高くなると相対湿度は下がり、逆に気温が低くなれば相対湿度は高くなります。
グラフを見ると、その関係がはっきりわかりますね。
ですから、「1時間前倒しすることによって気温はたしかに下がりますが、湿度は高くなります」という発言は素直にそのまま受け入れられます。

★4時から9時までの具体的数値
         気温      蒸気圧    湿度
4      26.4      31.3       91
5      26.9      31.9       90
6      27.5      31.6       86
7      29.0      32.9       82
8      30.5      32.8       75
9      32.0      32.8       69

(今年の8月9日でみると)
朝7時スタートだと、その時点でもう29.0℃。約2時間後の9時には32.0℃ですよ。これはきつい
朝6時スタートだと、27.5℃でスタートして、30.5℃でゴール。少しは楽になるということですね。
ところが、湿度の方は7時スタートなら82%から69%へ、ですが。
6時スタートだと86%でスタートして、ゴール時75%。逆に汗は乾きにくくなるわけです。

★さて、天声人語に書かれていた言葉の「反比例して」という部分に引っかかりがあるのです。
y=1/x なら「yはxに反比例する」でいい。
例えば、万有引力の式だと、万有引力は「距離の自乗に反比例」します。{煩雑なので式そのものは書きませんが}
飽和水蒸気圧は温度によって変化しますが、すなおな「反比例」ではないんですね。
これもまた煩雑ですので書きませんが、ややこしい近似式があります。
「温度の値が大きくなると相対湿度の値は小さくなる」という関係を「反比例」と表現なさったのでしょうけれど、あまりいい気分ではありません。「反比例」という言葉抜きで表現した方がいいと思います。

★とにかく過酷なレース環境にはなるでしょうね。選手の健康を祈るばかりです。
{ちなみに、私はオリンピックにもパラリンピックにも、全く関心がありません。「競う」という価値観から自分を引っぺがして生きてきた男ですので。}

↓わかりやすい解説です。読んでみてください。このページの下の方に、気温と飽和水蒸気圧の式もあります。
https://www.s-yamaga.jp/nanimono/taikitoumi/kukichunosuijoki.htm
第6章 空気中の水蒸気
1.空気が含むことができる水蒸気

2019年8月 9日 (金)

トカゲ

0717_12tokage1 2019.7.17
画面では2匹しか写っていませんが、実はこの時3匹がこの場所にいました。別に仲良く集会をやっていたわけではない。
右の方に写っているのは尾を自切した個体。
0717_12tokage2
これです。自切面という、ここで切れる、というところがありまして、筋肉が収縮して血液を失うことは少ない。
でも、やはり体の一部を失うのですから大変ですよね。
ちゃんと尾が再生するか、気にかけています。
0717_12tokage3
これは成体。
0717_12tokage4
これはまだ幼い。
実は、私が見ているとき、自切した個体が、幼体を追いかけて追い払ったようでした。
3匹のトカゲの関係性はよくわかりません。
おそらく、この3匹を含めて、4~5匹くらいが、庭のあちこちで生活しているように思われます。

野菜

自家産野菜。
0717_7ingen 2019.7.17
インゲン
0717_10okra
オクラ

収穫祭
0731w_4yasai1 7.31
キュウリ。洗ってバリバリ食べます。おいしい。
0731w_4yasai2
ミニトマト。きれいでしょ。味もいい。
0731w_4yasai3
オクラ。ちゃんとネバリもあるんです。
0731w_4yasai4
インゲン。中の豆が大きくなっています。

ままごとみたいなものですが、楽しさ抜群。
高齢者夫婦の優雅なお遊びです。団塊世代の夫婦ですから、食べ物に関してはかなり「野性的」なのです。

ツユクサ

0717_6tuyukusa1 2019.7.17
トキワツユクサの白い花が先行していっぱい咲きまして、ツユクサは押しのけられてしまったかと少し心配でしたが、ここへきて美しい青い色をあちこち足元で見るようになりました。よかった。

0730_6tuyukusa 7.30
花の構造が、一式全部写っています。結構珍しい。
昆虫による花粉の媒介の他に、自家受粉も行います。

↓このサイト、かなり詳しいです。
http://www.juno.dti.ne.jp/~skknari/tuyu-kusa5.htm
ツユクサの受粉

ハチ@グラジオラス

0716_6gladiolus1 2019.7.16
妻が頑張って向こう向きの花を正面から撮った。
0716_6gladiolus2
ハチが花の中にいるのを見つけて撮影。まあ、見事にくっきり写ったこと。
0716_6gladiolus3
ミツバチではないようですね、ハキリバチかな。
種はわかりませんが、訪花してくれてうれしい。

アゲハ

0716_3ageha1 2019.7.16
タチアオイに来たアゲハ。花はないので、休憩に来ましたかね
0716_3ageha2
庭に出ると、アゲハやアオスジアゲハ、ツマグロヒョウモンなどチョウが体のまわりを飛んだりして、まあ、にぎやかなんですよ。あいさつに来てくれたようで無性にうれしい。

ササグモ

0715_10sasagumo1 2019.7.15
妻が見つけて撮ってくれた現場写真。
ササグモがツマグロオオヨコバイの幼虫を捕獲して食べているところです。
0715_10sasagumo2
迫力あります。
これはオスです。腹部が小さいし、なにより、触肢が黒く大きい。グローブでもはめたみたいですよね。成体のオスはこれでわかります。生殖器の役割も持っています。
クモに慣れなかった頃は、この触肢のある個体とない個体をみて、別種かと思ったほどです。
だんだんわかるようになりました。
新海栄一 著「日本のクモ」文一総合出版、2006年11月30日 初版第1刷発行
発行直後の12月に買って、以来ずっと私のそばにあります。
私のクモに関する知識はほぼすべてこの本から得たものです。

2019年8月 8日 (木)

立秋ですね

↓ここで書いたように「『暦の上では』秋ですが・・・」という枕詞つきの立秋ですね。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-8217d8.html
2019年8月 5日 (月) 立秋

ま、今日の東京も35.5℃の猛暑日になりましたが。平年気温では今頃が1年の気温のピーク。
ピークを過ぎれば下るのですからして「秋が兆す」のです。まことにふさわしい名前ですナ。(老人語風に)
(おまけ・人生もまた、ピークを過ぎれば下るのです)

★ところで、今回は、ちょっと観点を変えます。
太陽を回る地球の公転軌道は円ではなく楕円です。楕円ですから焦点が2つありますが、その一つの焦点に太陽があって、地球は楕円軌道を描いて公転しています。
太陽に一番近い点を近日点、一番遠い点を遠日点といいます。

2019年の地球の近日点と遠日点は下の通りです。

近日点:2019/1/3 14:20 0.983au
遠日点:2019/7/5 07:11 1.017au

その差「約500万km」くらいです。
(上にある「au」は天文単位といいますが、このページの下の方で説明します。)

さあ、よく見てください。近日点は1月、遠日点は7月なんですね。
今日、8月8日立秋は、遠日点を過ぎて約1カ月。夏は地球は太陽から遠いのです。
でも、地軸の傾きのせいで、太陽高度は高くなり、エネルギーの流入量が増えて暑くなるのです。
「夏が暑いのは太陽に近いせいだろう」と思っていませんでしたか?
これから地球は近日点へ向かって、「地球は太陽に近づく」のですね。冬が来るなぁ。
Kepler
この図は誇張して描かれていますが、イメージとして理解してください。
で、右端の方が夏、左端の方が冬です。これから太陽に近づくんですねぇ。

暑い中、妙な話をお聞かせしました。

★ところで、もう一つ。
近日点、遠日点をはさむ分点の日付を見てみましょう。

春分 2019/3/21
  186日
秋分 2019/9/23
  179日
春分 2020/3/20

春分から秋分へ、遠日点を挟んでの半周が186日。今年の秋分から来年の春分まで近日点を挟んでの半周が179日。
同じじゃないですね。

これが「ケプラーの第2法則」です。Wikiから引用します。
「第2法則は、太陽に近いところでは惑星は速度を増し、太陽から遠いところでは惑星は速度を落とすことを意味している。これは、惑星が軌道上を移動する際の面積速度が一定である事を意味し、「面積速度一定の法則」と呼ばれる事もあるが、面積速度とは、惑星の位置ベクトルと速度ベクトルの外積に他ならず、ニュートン力学における、角運動量保存の法則に相当する。」
上の図には、この面積速度一定のイメージも描かれています。

というわけでして、近日点をはさんでの半周の方が速くなるのは、ケプラーの第2法則なのですね。

★立秋にふと思いおこして、書いてみました。

★天文単位について(理科年表2019年版から引用)


天文単位(astronomical unit, au) 1 au = 149 597 870 700 m(定義値)
 1 au ははじめ地球の公転軌道の長半径と定められたが、1976年に重力定数と太陽質量の積をもとにしてケプラーの第三法則を用いて算出するよう改められた。・・・その後2012年に国際天文学連合(IAU)はSIの長さの定義(m)と直接関連づけるため、1 au = 1.495 978 707 00 × 10^11 m を定義値とし、SIも2014年の改訂版で変更した。


↓天文学的な「暦」については国立天文台のHPがよいと思います。ご利用ください。
https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2019/rekiyou192.html
平成31年/令和元年(2019) 暦要項

https://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/cande/phenomena.cgi
国立天文台 > 暦計算室 > 暦象年表
天象

フウセンカズラ

0715_8huusenkazura 2019.7.15
フウセンカズラの花を見かけました。ピントが向こうのゼニアオイの葉の方へいってしまってボケた写真しか残っていません。今年はフウセンカズラが茂っているという感じがしません。ちょっと勢いがないような。

0730_10huusenkazura 7.30
青い小さな風船ができ始めていました。

0802_17huusenkazura 8.2
柵の1mくらいの高さのところにこちら向きの花があったので、柵にカメラを固定して接写ができました。
ちっちゃいのですが、素敵な花です。

0803_13huusenkazura1 8.3
でき始めたばかりの風船を見つけました。おもしろい実ですよね。
8月に入って少し目立ってきたかな。たくさんふうせんができますように。

ムラサキシラホシカメムシ

0715_6murasakisirahosikamemusi 2019.7.15
まるっこいカメムシです。イネ科,マメ科,キク科など、多種の植物の汁を吸うそうです。
とくに匂うとかいう記載は見たことがないように思います。
ところで、上の写真を回転させて
0715_6murasakisirahosikamemusi_
こうしてみました。
「眼のパターン」に見えて、顔っぽく見えることがありますよ。

カラーの実

0715_4calla 2019.7.15
ずいぶん熟したのですが、この後、荒れた天気の日に茎が折れてしまいまして、これ以上の熟成はできずに終わりました。
一応、保存してはありますが、どうしましょうか。

オオシオカラトンボ

0715_2oosiokara1 2019.7.15
池のボウフラ対策をするために、妻は池でヤゴを見かけると必ず掬って水槽に移します。
水槽には羽化のための棒を立てておきます。
その棒に脱け殻がありました。
0715_2oosiokara2
大型のヤゴです。
0715_2oosiokara3
そばの木に成虫がいました。おそらく上の脱け殻を残した個体でしょう。可能性は非常に大きい。

0723_8oosiokara1 7.23
この日も羽化。
0723_8oosiokara2
脱け殻を残してふわっと飛び上がり
0723_8oosiokara3  
羽化した場所の後ろのすだれにとまりました。
0723_8oosiokara4 
逆光ですが、翅脈が美しい。

0725_4oosiokara 7.25
この日も羽化。
いっぱい旅立っていきました。
うれしいですね。

★アカトンボとかシオカラトンボとか、もしヤゴを飼育するチャンスがありましたら、注意点が一つ。
羽化が近いなと感じたら、水槽は屋外においてください。夜はちゃんと暗くなる場所。
室内に置いておくと、人間の活動で暗くなったり明るくなったりします。
ヤゴは夜、暗くなってから棒をのぼってきて、水中でのエラ呼吸から空気中での呼吸に切り替えます。
ところが、その切り替え中に明るくなると、慌てて水中に戻るんですね。そうするともう呼吸ができなくて、ヤゴが溺れてしまうのです。ずいぶん前ですがそういう経験をしまして、私共夫婦が学習したことです。

ニジュウヤホシテントウ

0713_16nijuyahosi1 2019.7.13
今年は多い感じがします。頻繁に見かける。
独特の食痕を覚えてください。これをみたらニジュウヤホシです。
0713_16nijuyahosi2
よく似たオオニジュウヤホシテントウというのもいるのですが、私にはちょっと識別ができませんので、ニジュウヤホシテントウとします。
両方並べて比較できたら識別ポイントなど身につくと思うのですけど。

アシナガバチ

0713_12asinagabati 2019.7.13
目の前をアシナガバチが飛びました。
私を気にしている風ではない。巣に大型動物が近づいたので警告しに来た、のではありません。
おそらく狩りの途中です。
これまでのところ、我が家近辺でアシナガバチが営巣している感じはない。

0727_9koasinagabati1 7.27
ふと下を見たら、ジンチョウゲの葉の上にアシナガバチがいました。小型のアシナガバチで、コアシナガバチだと思います。
動かないし、なんだか集中しているようだし、何かを抱えているようだし、ひょっとして、団子づくりかも、と近づいてみました。
0727_9koasinagabati2
まずは、腹部の模様をきちんと撮影。コアシナガバチでいいようですね。
0727_9koasinagabati3
人の接近に全く気づいていない。気づいていても無視。思い切って接写。
やはり薄い黄緑色の団子を作っていますね。大きな顎で形を整えている。
ハチの触角の先に緑色の丸い塊がありますが、これはひょっとして獲物になったイモムシの消化管から絞り出された糞なのではないか。そんな気がしましたが確証はありません。
飛びやすく整えたら、巣へ持ち帰って幼虫のエサにします。丸ごとでは大きいでしょう、噛みちぎって小さくして与えるのではないかな。
そこまでは観察したことはありません。

2019年8月 7日 (水)

ハチ

0713_11hati 2019.7.13
ブッドレアの花にいたのですが。
アシブトコバチみたいな気もするけど、頭部の模様がよくわからないのです。
画像を検索しても、頭部の模様がよくわかる写真がみつからない。
この写真で種が判定できる方がおられましたら是非教えてください。

コミスジ

0713_8komisuji 2019.7.13
久しぶりに見かけたコミスジ。
タテハチョウの仲間です。
はばたいては滑空するという独特な飛び方をしますので、すぐわかる。
幼虫の食草はマメ科ということですので、家の周辺でもう少し増えてもよさそうな気もしますけどね。

↓幼虫図鑑。ちょっと変わった姿の幼虫です。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/komisuji.html
コミスジ(小三条蝶)

白髭咲き朝顔

0711_14sirohige2 2019.7.11
つぼみなのにヒゲもじゃ。
私のようにヒゲの薄い男は全くかないません。

0713_17sirohige 7.13
他の変化アサガオはだんだんダメになってしまいましたが、白髭咲きだけは自力でどんどん増えています。
タフです。

オクラ

0713_2okra1 2019.7.13
花を観賞するために栽培してみてはいかがでしょう。
0713_2okra2
光線の加減で、うっすらとクリーム色に写ることも。肉眼的にはこの方が自然かな。
きれいな花ですよ。
「実」というおまけがついてきますしね。

オンブバッタ

0711_11onbubatta1 2019.7.11
ガザニアの舌状花にいたオンブバッタ。左の方に穴がありますが、おそらくこのオンブバッタが開けた穴じゃないかな。
0711_11onbubatta2
脚に花粉が着いています。花の中を歩き回ってかじり食べたのでしょう。
0711_15onbubatta_asagao
朝顔の葉にいたオンブバッタ。
葉に開けられた穴はまず確実にこのオンブバッタが責任者でしょう。
あちこちで見かけます。

グラジオラス

0711_10gladiolus1 2019.7.11
次々と色の違う花が咲いてくれてうれしい。
0711_10gladiolus2
ちょっと幻想的でしょ。

0717_15gladiolus1 7.17
白い花の、下から上への行進が始まりました。

0725_14gladiolus1 7.25
ほぼ上へたどりついたもの
0725_14gladiolus2
まだ進んでいる最中のもの

それぞれのペースで、時は流れていきます。

2019年8月 6日 (火)

「こ」と「め」

の記事をけて。
日本語では「こ(子)」は基本的に男性を指しているようですね。女性は「め(女)」です。
下の引用はすべて広辞苑第六版からの引用です。

●むす‐こ【息子・息】
(「産子むすこ」の意)(親からみて)自分の子である男。子息。せがれ。源氏物語[帚木]「御―の君だち」

●むす‐め【娘】
(「産女むすめ」の意)
①(親からみて)自分の子である女。めの子。古今和歌集[恋]「業平朝臣、紀有常が―に住みけるを」

●ひめ【姫・媛】
(日女の意)
女子の美称。古事記[中]「亦の名は―多多良伊須気余理―」

●ひこ【彦】
(日子の意)男子の美称。古事記[上]「天若日子あめわかひこ」

●おと‐め【少女・乙女】ヲトメ
(「をと(若)め(女)」の意。「をと(若)こ(子)」に対する)
年若い女子。少女しょうじょ。むすめ。

●おとこ【男】ヲトコ
(「をと(若)こ(子)」の意で、「をと(若)め(女)」に対する)
①人間の性別の一つで、女でない方。男子。男性。古事記[上]「あなにやし、え―を」。万葉集[20]「―をみなの花にほひ見に」
②成年男子。元服して一人前と認められる男性。伊勢物語「昔―ありけり」。平家物語[2]「七歳にならば―になして」
③強くしっかりしているなど男性の特質をそなえた男子。万葉集[3]「もののふの臣の―は」。「―なら泣き言を言うな」

●し‐じょ【子女】‥ヂヨ
①むすことむすめ。子供。「帰国―」
②女の子。女子。「―の紅涙をしぼる」「良家の―」

大嫌いな言葉「・・・三年 子なきは・・・」の「子」は多分「男の子」のことですよ。不快極まりないな。

不快ついでに。私「嫁」という言葉が大嫌い。自分の妻を「嫁さん」などと呼ぶのは大嫌い。
母の影響かな。私と兄と二人の男子を育てた母。それぞれが結婚した。まあ娘が増えてうれしいわぁ。と。
一切「お嫁さん」「嫁」は使ったことがありませんでした。
もう命の瀬戸際に来て入院していた時。私と義姉が見舞いに行っていて、看護師さんが「お嫁さんですか?」と母に問いかけたところ、「あら、娘よ」と答えていましたっけね。人生のすべてのシーンで「嫁」という言葉を使わなかった人でした。大正4年生まれ、芯の強い人でした。

マンホールの隙間

0711_7manhole 2019.7.11
例の「スキマの植物」。エネルギー源の太陽光線独り占め、という環境です。

★ところで、今回はちょっと話のむきが違っていまして。
↓こんな記事がありました。

「マンホール」改め「メンテナンスホール」? 米の市議会、性別に結びつく用語言い換え条例案(朝日新聞デジタル 2019年7月20日05時00分)
 マンホールの呼び名は今後は「メンテナンスホール」?――。米カリフォルニア州バークリー市議会が、男や女の特定の性別に結びつく市の用語を言い換える条例の採択に動いている。16日の第1回投票で賛成多数となり、来週の第2回投票でも賛成多数になれば成立する。
 マンホールは「マン」と穴を意味する「ホール」を組み合わせた単語だ。「マン」は男女を問わず「人」という意味でも使われるが、男性を指すこともあり、問題視された。市の用語は男性的なものが多いが、「ポリスウーマン(女性警官)」など女性的なものも言い換えの対象になる。
 ・・・(後略)

ということなのですが・・・。いいけどさ。そこまで敏感にならなきゃならないかな、という気がしないでもない。
ジェンダー・ニュートラルという流れだそうです。
「he」「she」に替えて「ze(ズィー)」という中性的な代名詞を使う動きもあるとか。
「言葉は変化してゆく」ものでではありますが、年寄りは遅れてしまいそう。

★昔、世田谷で、下水というものが普及していった当時。工事の案内が家庭に配られまして。それを見ていたら下水管を埋設する位置などが書き込まれていまして、そこに「人孔」というものが書き込まれていました。
なんだろう?としばらく考え込んでいて「そうか!マンホールの和訳なんだ!」と気づいた次第。
古い話だなぁ。

虫たち@ムクゲ

0711_6mukuge 2019.7.11
露出が周囲のほうへ取られていますので、白いムクゲはちょっと飛んでしまいました。
上の紫がブッドレア、左上の白いのはアジサイ・スミダノハナビです。なんともにぎやか。

0713_13koubi1 7.13
花の中に何だか黒いもの、昆虫でしょうけど、大きさの感じが変で、なんだかよくわからない。
0713_13koubi2
トリミングしてみたら、こんな具合。これはハチの交尾ですね。
ハキリバチの仲間かなとも思いますが、確定はできません。

0718_8mukuge 7.18
アリがいっぱい。蕊の根元にいっぱいいますが、花弁の上をうろうろするものもいる。
花弁上になにか分泌物でもあるのかなぁ、よくわかりませんが。

0720_1hatihamusi1 7.20
花の中にいるのはハチ。花弁にいる黒いのはルリマルノミハムシでしょう。
花があって虫がいる。自然なことです。花はきれいだから好きだけど、虫は怖い、というのでは自然を愛しているとは言い難いですね。

↓関連
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-dad6e4.html
2019年8月 2日 (金) ルリマルノミハムシ @ムクゲ

ハグロトンボ

0711_1hagurotonbo1 2019.7.11
妻が見かけて撮影してくれました。
何年かに1回くらい見かけるのかな、家で見るのが初めてというわけではない。
しかし、きれいだなぁ。
0711_1hagurotonbo2
いいアングルで撮れてますね。複眼の間に3個の単眼。翅脈が浮き上がって見えます。
すごい写真だ。
0711_1hagurotonbo3
ひらひらと飛び去る姿。翅のひらひらの動きがが見えるようだ。
で、ハグロトンボを見たよ、ということを聞いて、私は昼の散歩へ。

0711_12hagurotonbo1
外の線路柵に蔓をからませるために張った紐にハグロトンボがいました。
この時点では、特に違和感を感じていない。
0711_12hagurotonbo2
妻を呼んできて一緒に見たら、「腹がない」という。
えっ。あれ。わ、そうなんだ。
動かずにいましたので、指先でつまんでよくよく見れば確かに、腹がない。
鳥に襲われて、腹をかじられて、かろうじてここまで来たのでしょうね、きっと。
0711_12hagurotonbo3
かわいそうだったけど、何ができるわけでもなく、美しい記念写真を撮りました。
死んで落ちたら土に還りやすいような、そういう場所へ連れて行って、草にとまらせてお別れしました。

生きるっていうことは、すごいこと激しいことなんです。

宇宙って?:3(1億分の1の話)

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-ce7c18.html
2019年5月22日 (水) 宇宙って?:1

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-cceca2.html
2019年5月23日 (木) 宇宙って?:2

記事としては上2本の続き、ということになります。
MOMO3号機が高度100kmを超えて「宇宙空間」に達したというのがありましたが、4号機は失敗したようですね。
7月27日に打ち上げて、到達高度は13kmだったとのこと。
で、思い出したことがありまして、続きを書くことにしました。

★地球の赤道半径は約6400kmです。
これを1億分の1に縮小するとどうなるでしょう?

1000km = 100,0000m = 1,0000,0000cm
ですので、1億分の1にすると(小数点を左へ8つずらしてください。)

1000km -> 1cm
100km -> 0.1cm = 1mm
10km -> 0.01cm = 0.1mm

こうなります。
ということは、MOMO3号が到達した113.4kmは1億分の1にすると約1.1mmになります。
地球は半径6.4cm、直径約13cmになります。
20190521circle1
これは私のノート・パソコン画面上で大体直径13cmくらいに表示される円です。
1億分の1の地球を表しています。

この円の円周から1.1mmの高さに到達しまして「宇宙に到達」なのですが・・・。
何となくしょぼくないですか。

チョモランマ(エベレスト)が8848m
マリアナ海溝のチャレンジャー海淵は深さ10911mとのこと。
約2万m=20kmの高低差ですね。1億分の1にすると、0.2mmの差。
もし1億分の1の地球を0.3mmの太さで描いたとすると、地表面の凸凹はその線の幅の中に納まりますね。
地球ってものすごく滑らかなんですね。(見た目でね)

地球は自転しているので赤道の方が少し膨らんで、回転楕円体になっているというのですが
地球の
赤道半径は6378.137km
 極半径は6356.752km
その差は21.39km
これも0.2mmになってしまいますね。
地球ってほぼ「真円」なのですね。(見た目でね)
{この考え方は中学生の頃に読んだ、中谷宇吉郎著「科学の方法」岩波新書 で知り、驚いたものです。60年近くも昔の読書が今も私の中に生きています。}

静止衛星だと
3,6000km -> 36cm
月だと
38,0000km -> 3.8m
太陽は
1,5000,0000km -> 1.5km
こういう縮尺なんですけどね。

パソコン画面上に直径13cmの円を表示している時、3.8m離れたところに月があって、1.5km先に太陽がある。
そんな遠くからの太陽光線が地球上のすべての生命を養っているんですよ。すごいものです。太陽が放出している全エネルギー量を想像してみてください。

★1997年だったのですが、朝日新聞の当時のコラム「青鉛筆」に「1億分の1の地球儀(9/24)」という記事が載ったのです。
そうしたら、ものすごい勢いで売れた。私も電話を入れたのですが、もう予約終了。
発売元も、何でこんなに売れるんだ?と思ったらしいのですが、理科教師が反応したんですね。「1億分の1」に。
しばらくたってから、渋谷の大成堂を歩いていたら、再発売になったらしくその地球儀がありまして、早速購入しました。
0521_4tikyuugi
これです。左の黄色いのは1億分の1の月で、3.8mの紐がついています。
なつかしいな。

★さて、この地球儀を逆に1億倍にすると実際の地球の大きさになる。
では、原子を同じく1億倍にしたら、どのくらいになるのだろう?
原子の大きさは普通「0.1nm」くらいといいます。「n」は「ナノ」で「10億分の1」のことです。
0.1nmは「100億分の1m」ですね。これを1億倍すると「100分の1m」=「1cm」ですね。
こういう話は「桁」で考えてください。1cmなのか2cmなのか、なんていうことは考えない。
0521_4bunsimokei2
ハイ。こういう教具もあるんです。
0521_4bunsimokei
板倉聖宣さんの「仮説実験授業」の授業書や教材を扱う仮説社の商品でした。
{仮説実験授業というのは優れた授業なんですけど、あまりにも受けすぎてしまって「科学は仮説実験的に進歩してきた」などという誤解というか「信奉」を生んでしまった面もあるんです。で、私自身は評価しつつも一定の距離を置く立場をとっています。}

★スケールを自在に変更しながら世界を見る。楽しいですよ。
「はやぶさ2」は「宇宙」を飛んでますが、高度100kmくらいではまだ地球に貼りついているといった方が良くないか、などと思う私です。

★「科学の方法」岩波新書の話を上でチラッと書きました。
5歳年上の兄貴が、大学の理工学部に入学し、大学生協で書籍の割引セールに出会って、岩波新書の理数関係のものを、ひと棚分を丸ごと買ってきたんですね。貯金はたいて親の援助ももらって。普通書籍は割引販売しないので、チャンス!と買ってきた。中学2年生だった私はもう夢中になって読みふけったんです。小学生の上級の頃に毎週見た岩波の科学映画と、中学生で読んだ岩波新書は私の理科教師としての基盤になりました。当時、教師になるなんて考えてませんでしたが、好奇心のままに「はまる」ということは大事なことです。変に「目的」なんか持たない方がいいですよ。

皆既日食

今年2019年、日本時間7月3日に南太平洋からチリ、アルゼンチンで皆既日食が見られました。現地時間では2日です。

0703_1nisshoku
 2019.7.3
その日の夕方のTBSの画面です。
この週かな、気象情報担当の森田さんがずっとお休みでした。夏休みを早めにとったのかな、体調を崩したんじゃないよな、とちょっと心配していました。森田さんは私とほぼ同年代、私の方が森田さんより2つ上かな。高齢者には違いない。健康に心配もしますよね。

0708_7nisshoku1
7.8
そうしましたら、日食を見に行ってらしたのですって。さすがぁ。
0708_7nisshoku2

同行の方の撮影。お見事!かなりの装備ですね。
コロナがみごと。
0708_7nisshoku3

左下にはプロミネンスが見えています。

↓プロミネンスの解説です。
http://www2.nao.ac.jp/~takedayi/ss_phys/presentation/okamoto.pdf
太陽プロミネンス 岡本丈典(国立天文台)

日本で次に見られる日食というと2030年6月1日の金環食ですかね。
私は生きているかどうかわかりません。若い方は楽しみにどうぞ。

★私がまだ現役だった1998年2月でしたか、20世紀最後の金環食とかいって騒ぎましたっけ。
この時は、月の縁の「谷」から光が漏れて、光の点が列をなす「ベイリービーズ」も見られたということをくっきり覚えています。
生徒が質問に来たんですよ。「先生!ベイリービーズってなぁに?」と。
で、準備室の私の机の前に立ててあった

理化学英和辞典 編者:小田稔・上村洸・野田春彦・山口嘉夫 初版 第1刷 1998年7月 研究社

この本の「Baily's beads」の項を見せて、解説し、面目を施した次第です。
出版されてすぐ購入したのですが、最初の活躍がこれだったので、覚えているわけです。

↓解説
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%93%E3%83%BC%E3%82%BA
ベイリー・ビーズ

ベイリー・ビーズ(Baily's beads)とは、日食の際に月が太陽を隠し、月表面の凹凸の地形によって日光がビーズのように見える現象である。ベイリーズ・ビーズ、ベイリーの数珠ともいう。1836年にこの現象について初めて正しい説明を与えたフランシス・ベイリーにちなんで名付けられた[1]。

2019年8月 5日 (月)

オシロイバナ

0710_6osiroibana1 2019.7.10
我が家の秘蔵の黄色い花のオシロイバナ。
0710_6osiroibana2
葯に赤っぽい色。
線路際では赤や白や、紅白入り混じった花が主流です。黄色い花はない。
で、たまたま我が家には黄色い花が咲くので、大事にしています。できれば他の色の花と交配させたくない、などと勝手なことを言っていますが、今までのところ、そういう交配は起こっていないようです。

クロアゲハ

0710_3kuroageha1 2019.7.10
ランタナにクロアゲハが来た。妻はとにかくシャッターを切った。
よく写っています。
0710_3kuroageha2
口吻を伸ばしているところまで写っています。
ランタナの花は正面から見ると小さいけれど実は奥行は深い。
クロアゲハのような大型のチョウなら、楽々と蜜が吸えます。
クロアゲハさん、よかったらそばのキンカンの木に気づいてね。よろしく。

そうとしかみえない

 NHK・Eテレ「0655」から
かなり衝撃的です。
0709_17sou1 1:2019.7.9
なんて書いてあるかよくわかりませんよね。
0709_17sou2
隠すと読める。
普通、隠されると情報量が減って読みにくくなる、と思うでしょ。
1では、書かれている線を見て、そこから意味を組み取ろうとしてうまくいかない。
2では隠されていることが分かったので、隠れている部分を脳が補ったのです。
意識していませんが、脳はそのように見えない部分を補おうとするのです。

0709_17sou3
これもねぇ。目・鼻・口・頬という感じの擬人化のパターン認識が働きますよね。
0709_17sou4  4
隠すと「0655」が見えてくる。

0709_17sou5
つながって見えますよね。
0709_17sou6
実はこんなだったりして。

0709_17sou7
普通に白黒の猫。
0709_17sou8
真っ白な猫に見えますよね。

「百聞は一見に如かず」といって、私たちは視覚情報を信じやすい。
自分は見た、だから本当だ。
ホントですか?何を見たのかな?私たちは網膜に映った像をそのままに見てはいません。
脳が処理した像を認識している。脳がどのような処理をしたかはよくわかっていない。
見たと思うことをそのままに信じてはいけないのです。
何を見たのか、よく吟味しなければなりません。
言い方を変えると、実は私たちは自分が見たいものしか見ていない。のです。

いろんな事件で「目撃情報」というのは、とても大事にされます。確かに重要な情報です。
でもね、いろいろと「歪」があるのです。
ある事件を、二人の人が同じ場所で同時に目撃した。ところがその二人の目撃証言が食い違っているということはあることなのです。
下にご紹介する本など読んでみると面白いですよ。文庫本だからそう高くもないし。
錯覚の科学」クリストファー チャブリス,ダニエル シモンズ著 文春文庫

↓参考
http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2013_1/131023_3.htm
モノの背後を見る脳の仕組みを解明 -視対象の部分像から全体像を復元する第1次視覚野の活動をfMRIで観察-

★科学という営みでは、世界中で自分一人しかこれを見たものはいない、というような状況が発生するのです。
その時、それがなんであるか、自分が見たものを概念化し言葉を作らなければならない。
・大隈良典さんのオートファジーの発見では、出来事自体は見たことのある人はいたようですが、それにオートファジーという概念を与えたのが「発見」なのです。
・透過型電子顕微鏡ができた当時、細胞の切片を観察して、そこに見えるものが何であるか、すぐには分からなかった。3次元的に構成し直さなければならなかったのですね。
・ガリレオが望遠鏡で月面を見た。模様がある。山なのだと把握し、高さまで見積もっている。
 太陽面を黒い点が動く。太陽は「完璧なもの」なのだから、太陽面上に黒い点などあるわけがない、という概念を崩して太陽面上の黒点としてその動きから太陽の自転にまで至っています。

初めてのものを見る、ということは大変なことなんです。それが科学の醍醐味でもあるのです。
人が知らないものを見て、新しい概念を作り、それが人々の認識を変えていく、なんて、すごいですよね。

クサギカメムシ・キマダラカメムシ

0709_13kusagikamemusi 2019.7.9
これクサギカメムシの成虫

0713_14kusagikamemusi 7.13
これはクサギカメムシの終齢幼虫
こういう幼虫をあちこちで見かけてきましたが、成虫の季節かな。

0803_21kimadarakamemusi 8.3
これはキマダラカメムシの成虫。
クサギカメムシと似ています。
「黄斑(きまだら)」というのが、虫の特徴を表しています。もう一つ、キマダラカメムシの方は、頭部の正中線のところに筋があります。
これは判定に使えます。このキマダラカメムシ南方系の昆虫です。私がこのキマダラカメムシを知ったのはつい最近、本の何年か前です。
南から北上する昆虫が増えているようです。

クサギカメムシの方ですが、名前に惑わされていませんか?「クサギ」なんていかにも臭そうだ、と。
昆虫だって生きているんですから、生存を脅かされるような事態になれば必死で抵抗します。
ヒトは自分が昆虫たちにとって、とんでもなく巨大な生物であることを忘れがち。
臭そうだからとつまめば、抵抗して実際に臭い液体を出しますよ、命がけで。
そういう時は、虫の前に指を出して前進させ指に乗せる。で、思いっきり吹き飛ばすか、ボールを投げるような手の動きをすれば飛んでいってしまいます。何でもかんでも殺虫剤、というのはやめたいですね。

立秋

8月8日は「立秋」です。例によってアナウンサーや気象予報士が「暦の上では」という言葉を使うでしょうね。
「暦の上では立秋だけれど、まだまだ暑い」とね。こういうように発言する時の「暦」というのは旧暦・太陰暦のつもりなのではないかな。こんなに暑いのに「秋が立つ」なんて「古い暦はこれだから困る」と思ってませんか?「月遅れで考えればいいのではないか」とか。
季節を動かす原動力は太陽です。旧暦・太陰暦は「月の暦」です。月は季節を駆動する力ではありませんので、旧暦と季節は必ずしも一致しない。閏月が必要になったりもするくらいです。農業などは「太陽」とともに営まれるもの。旧暦の暦を見ていても太陽と一致しないんですよ。ですから太陽の動きを知る道しるべを暦に埋めこむ必要がある。それが二十四節気なのです。
二十四節気は太陰暦という月の暦の中に埋め込まれた太陽暦なのです。ですから、普段私たちが使う新暦では二十四節気がほぼ毎年同じ月日に来るのです。1年は365.25日ですから、小さなズレはおきますけどね。

0731_2rissyu2
2019.7.31
これEテレの「0655」で放送された「プカプカたこ」という緩くて気持ちのいい歌です。
その夏バージョンですが
0731_2rissyu1

「地球は回る 夏は暑い プカプカ のりきる」
こんな歌詞とともに表示された動画の一部です。
これとってもわかりやすい。
地球の北半球の側から見て、地球は太陽の周りを反時計回りに回ります。
春分を起点「0度」として、90度進むと「夏至」、180度進むと「秋分」、270度進むと「冬至」となります。
90度日と270度日が「二至」、0度日と180度日が「二分」です。
名前を付けるとしたら、「夏至・冬至。春分・秋分」これっきゃないでしょう。
イラスト中、たこの乗っている地球の位置はおおよそ135度のあたりですね。
135度日に何という名前をつけましょうか。夏から秋への中間点ですから「立秋」くらいがやはり適当なところでしょう。
225度日は立冬
315度日は立春
 45度日は立夏
と、まあ妥当な線ですよね。
太陽を回る地球の45度刻みの位置に名前を付けたのが二至二分四立。意味はそれだけです。
でも、名前を付けると、その名前に引きずられてしまうのが我々人間の弱点。
「この暑いのに秋が立つ、かよ」になってしまうのです。で、古い暦はダメだなぁ、になるのですね。
名前に過剰に意味づけしないでください。字面から拡張解釈しないでください。お願いします。

このように、二十四節気は太陽の暦なのですが、それはまた別な見方でいうと「光の暦」でもあります。
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太陽高度
二至二分四立と太陽高度の関係です。立夏から夏至、立秋へ、7度上がって7度下がるだけ。時計の1分の刻みが「6度」ですからね、変化量は少ないですね。
太陽高度が高いと、地表に降り注ぐ太陽からの入射エネルギーが多い。
で、温められるわけですが、気温がすぐ上がるわけではない。
海水は水ですから温まりにくく冷めにくい。大陸は海に比べれば温まりやすく冷めやすい。
中緯度で大陸のそばの島国である日本の夏では、温まりにくい海が高気圧になり、温まりやすい大陸は低気圧になり、「太平洋高気圧」が支配的になるんですね。

さて「光の暦」は地表への流入エネルギーの暦でもあるわけですが、「気温の暦」はというと。
夏至から1カ月ちょい遅れて「温まりきります」。冬至から1カ月ちょい遅れて「冷え切ります」。
立秋の頃が「気温の暦」のピーク、立春の頃が「気温の暦」谷底、になるんですね。
Kodo_kion
高度と気温
最高気温と最低気温の平年値と太陽高度のグラフです。
光の暦と気温の暦のずれが明白に読み取れます。

東京の場合
最高気温:8/2~8/9  31.1℃
最低気温:8/2~8/13 23.3℃
これがピークです。
立秋は8/8なのです。立秋を過ぎると、徐々にではありますが気温が下がり始めます。影が長くなり始めます。

観察してみてください
↓参考
http://denkou.cdx.jp/Opt/PVC01/PVCF1_5.html

↓過去記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/post-a24b.html
2017年2月27日 (月) 比熱

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/post-4605.html
2017年2月27日 (月) 世界の気圧分布

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-d184.html
2016年5月 6日 (金) 気温変化の速さ

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-752c.html
2013年5月30日 (木) 夏と紫外線

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-cfc7.html
2013年5月30日 (木) 「夏と紫外線」余話

7月の気温など(東京)

201907kion 気温
7月半ばごろまでは低温でした。半袖ポロシャツを着ていたら、腕が寒い感じで薄い長そでを羽織ってみたりもしました。

201907heinensa 平年差
平年差で見ると歴然。
この「平年値からの差」のグラフ、長いこと縦軸は「-5℃~5℃」だったんです。上限を7℃に上げたのは去年2018年のこと。最高気温の平年差の移動平均が6℃を超えてしまって、変更した。
今年は最低気温の平年差の移動平均の値が、7/17に「-5.1℃」になってしまって、変更しました。で
「-6℃~7℃」になったというわけです。
振れ幅が大きくなってしまったのですね。単純に温暖化で気温が上昇する、というだけのことではない。気象現象の振れ幅が大きくなってきたのも、ある種の温暖化の現れでしょう。
下旬に入って、ぐんぐん上がり、猛暑日目前になってしまいました。
あ~きつい。
去年の7月は猛暑日が5回ありました。今年の7月は猛暑日なしで終わりました。
電気のメーターの検針があったのですが、7月の使用量は前年同期に比べて「1日当たり33%減」でした。エアコンを全然使わなかったせいです。冷房なんて考えもしない、むしろ暖房が必要かな、などと考える日々だったのです。

201907situdo 湿度
肌寒いほどの日々、午後3時の湿度はほとんど80%以上。ジトジトと湿っぽくてたまりませんでした。
月の末から気温が上がり始め、それに伴ってやっと湿度が下がり始めました。
8月はどうなるのでしょう?おだやかな夏であってほしいものです。

0731_3ir1 7.31
ヘリコプターからのサーモグラフィー画像。要するに赤外線画像を温度に対応させて色付けしたものです。
新宿。日没後も冷めないんですよ。建物が暖まりきっていますので、そうそう冷めるものではない。
0731_3ir2
東京湾に近い汐留は海水温が比較的低いので、気温も低い。そこから海風が北西へ流れるのですが、暑いビル群を通って練馬区の観測点の方へ流れていくので、東京では練馬が暑いことになっています。
この南東風がずっと北へ進むとどうなるか。関東平野の北側には山が連なっています。
山に風が当たれば上昇する。暑く湿った空気が上昇し、上空に寒気が入っていると、いったん上昇し始めた空気の上昇が止まらない。地表から上空まで通常の気温分布であって、乾燥した空気が上昇したのなら、上昇で膨張した空気は温度が下がり、やがて周囲との温度差がなくなって、上昇が止まる。こういう状態を「安定」といいます。外部からの擾乱に対して揺り戻しがきくのが「安定」。ところが、暑く湿った空気が膨張して冷えると水蒸気が液化します。液化の時に熱を出すし、周囲が寒気で冷たいとなれば、上昇が止まらなくなります。このように、一旦動き始めたら止まれなくなる、というのを「不安定」というのです。
気象予報士さんたちが「大気の状態が不安定」というのは、こういう状態を指しています。アナウンサーが「不安定な天気」と言ったりするのは「天気が変わりやすい」ということを指していて、気象用語ではありません。気象予報士さんの中には、ときどき「不安定な天気」と言ってしまう人もいますが、ちょっと原点に戻ってほしいな。
さて、上昇が止まらなくなった空気の塊りはどうなるのでしょう?
地表から1万mちょいまでの「対流圏」の天井まで行ってしまいます。そこから上は成層圏でさすがに上昇できません。
0729_16sekiranun 7.29
これ、上昇気流でできた積乱雲が成層圏にぶつかった写真です。
茨城・栃木・福島、3県の県境あたりの雲の凸凹が積乱雲の頭です。
というわけで、関東地方で、北の山地で積乱雲が発達して雷雨が始まるのは、昼の暑い空気が山にぶつかって上昇していくからなのです。

基本的なことなんですけどね。気象予報士さんも余分な情報を並べてないで、聞いてわかる気象学の基本を話すように心心がけてほしいものです。

2019年8月 2日 (金)

ネコハグモ

0709_11nekohagumo 2019.7.9
アジサイ・スミダノハナビの葉にて。
ネコハグモのごく小さい幼体です。でも一人前に、葉のくぼみに天幕のような網を張っていました。
エサになった昆虫は見えませんでしたが、何かが網に引っかかっています。
これはアジサイの実ですね。ほとんど熟さないのですが、いっぱいできることはできるのです。
これじゃあ餌にならないよね。小さな昆虫がかかりますように。

0719_9nekohagumo 7.19
別の日。クモ本体は見えませんが、ネコハグモの巣であることは明白。
カメムシがかかったようです。
カメムシの出す臭い液体(アルデヒド類でしょう)は、クモに対する毒性があるのではないかと思いますが、さて、この巣の持ち主はぶじだったでしょうか。

ルリマルノミハムシ @ムクゲ

0709_10rurimarunomihamusi1 2019.7.9
我が家のムクゲは真っ白。よくアリが来ていて、黒い色が目立つのですが、この日は、下の方に黒い丸い虫がいます。
0709_10rurimarunomihamusi2
これはルリマルノミハムシですね。下はアリ。
ルリマルノミハムシは、体の両脇に後脚がはみ出すという独特の姿で判定しました。
ゴマを振りかけたみたいですね。

フヨウ

0709_3huyou1 2019.7.9
つぼみを見ると嬉しくなります。
0709_3huyou2
アリがいっぱいいましたので、アブラムシがいるのでしょうけど、いるとしても、すごく小さなアブラムシのようです。
写真ではいるようでもありますが、鮮明ではない。
ま、木の勢いそのものに影響するような話ではありません。

カンナ

0709_2canna 2019.7.9
つぼみが出てきました。カンナの仲間ではありますが、「ダンドク(檀特)」かもしれない、というあれです。

0713_7canna 7.13
今年は他につぼみが出てきません。この一輪で終わるのかな。
きれいな色、もっと咲いてくれたらいいのにね。ちょっとさびしいな。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post-c26f.html
2016年8月19日 (金) カンナ(「ダンドク(檀特)」かも)

コマツナギ

0709_0komatunagi2 2019.7.9
コマツナギの最初の花。すごく小さな花ですが、マメ科の特徴は完備しています。
0709_0komatunagi1
これから上へ咲き上がっていきます。

0710_1komatunagi1 7.10
いかにもマメ科らしい葉の付け根に、葉芽がありました。まるで糸みたい。
0710_1komatunagi2
でもちゃんと、幼い葉、なのです。
0710_1komatunagi3
動物も植物も、幼いものを見るとかわいらしくて嬉しくなりますね。

0713_21komatunagi 7.13
アップに成功。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%8A%E3%82%AE コマツナギ
「和名は「駒繋ぎ」という意味で、茎が丈夫で、馬をつなぎとめることができることから名付けられた。」

ということです。我が家の株は、鉢植えで小さなものですから、馬を繋ぎとめるなんてできませんが、成長すると丈夫な草になるのでしょうね。

私は世田谷区立駒繋小学校の卒業生。
↓そのあたりのことは去年の記事、およびそこからのリンクに詳しく書きました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-0544.html
2018年6月19日 (火) コマツナギ

ヤノネボンテンカ

0708_6yanonebontenka1400 2019.7.8
ヤノネボンテンカの花の中。
午後2時過ぎ。そろそろメシベの柱頭が反り返って自家受粉へとオシベの方へ向かうころでしょう。
昆虫による他家授粉が成立していれば、自家受粉は無効になるのでしょうけどね。
花は色がきれいな「もの」ではないのです、生命を繋いでいく重要な生殖器官なのです。

2019年8月 1日 (木)

キュウリ&カタツムリ

0707_4kyuuri2019.7.7
立派なキュウリになりました。

0708_2kyuuri 7.8
少しくらい曲がっていようがなんだろうが、味に変わりはない。食べます。
スーパーの野菜は形が整っていないと売れないということで、ロスが多すぎませんか?
形より味でしょ。消費者にとっても、そういうのも並んだほうがお値段的にもいいんじゃないのかなぁ。
昔、八百屋さん、だった時代は、「奥さん、形は悪いけど、味はいいよ」と売ってたように思いますがねぇ。

0726_1katatumuri1 7.26
この日、収穫したキュウリをよく見たら、小さなカタツムリがついていた。
0726_1katatumuri2
一匹かと思ったらもっと小さいのがもう一匹。
0726_1katatumuri3
こんなです。
カタツムリは庭に放してやりました。
キュウリはよく洗ってバリバリ食べました。
カタツムリがおいしいよ、といっているくらいですから、私たちにとっても、おいしいキュウリでした。

昔ね、梨とか栗とかに虫がいると、虫が食べるくらいだからこれはおいしいんだ、と食べたものでしたっけ。
梨の実に虫食いの穴が開いていると、ナイフで削るように虫食い穴を追跡しながら食べて行って、かまどのあたりまで追跡していったものでした。茹で栗をむくと、結構な頻度で虫が入っていて一緒に煮えていましたけど、おいしいから食べました。虫じゃないですよ栗の実を。そんな時代の子どもでした。
今だったら、有機無農薬のキャベツにアオムシがいるかもね。虫が元気なんだから毒じゃないので、おいしくいただいてください。

オーシャンブルー

0706_3oceanblue 2019.7.6
駅からの帰り道。今年もオーシャンブルーが咲き始めていました。
大型のアサガオ。ここのお家では庭が高いところにあり、そこから歩道の方へ垂らしているのでいいのですが、成長力が半端ではないので、栽培する時は注意が必要かも。
我が家にもあったのですが、壁から電線へ上って行ってしまうので、根から破壊してやめにしました。
ただ、冬の頃まで咲き続けるので、通行人の方には喜んでいただけていたのですけどね。
良い条件で栽培してやってください。

藤の豆

0706_2huji1 2019.7.6
藤棚の方へ行ってみました。
2,3個しか豆は残っていませんでした。暗い一様な背景を狙って、空中にポツンと浮いている豆にピントを合わせやすくしたものです。
豆の表面の毛がぼんやり光っていました。
0706_2huji2
弾け方が激しいので、不特定多数の人が通る場所では藤豆は危険物かもしれませんね。

豆自体ものすごく硬いものです。小学生のころ、校庭の藤棚の藤豆で「殴り合いごっこ」をしましたっけね。本気で殴ったら怪我をする。イテッと叫びながらの「ごっこ」遊びです。ご注意ください。私共のようなガキは今はいなくなったでしょうね。

サルスベリ

0706_1sarusuberi12019.7.6
久しぶりに本屋散歩に行きまして。帰り、駅の改札口を出たところ。
サルスベリのつぼみがいっぱい。
0706_1sarusuberi2
高いところで咲き始めていました。

0713_6sarusuberi1 7.13
翌週の土曜日も見に行けて。
花弁・オシベ・メシベがはっきりわかる写真が撮れました。
0713_6sarusuberi2
花弁の付け根は「柄」のような独特な形ですね。6枚くらいありますかね。
このごろあまり見かけなくなりました。キョウチクトウとサルスベリ、この季節を彩るすごい花ですのにね。

ミョウガ

0705w_3myouga 2019.7.5
これミョウガです。私はミョウガは苦手ですが、妻は大好き。
栽培して、花を見たり、食べたり。楽しんでいます。
私はミョウガだけ、ショウガだけ、なら食べてもいいんです。
でも、臭み消しとか、香り付けに使われるともうだめ。
ものはそのものの味と香りで食べる、というのが私のポリシーというか性格というか、でして。頑固だよなぁ。

タチアオイ

0705_19tatiaoi 2019.7.5
庭の隅で育ったタチアオイ。いろいろ踏み分けなければ接近できない場所なので私には庭の側からは見られない。
昼の散歩で外に出て、塀越しに見るしかない。
これがまた鮮烈な赤い色の花を咲かせました。

0709_14tatiaoi 7.9
日光を求めて高く伸びたのですね。
豪勢なものが塀越しに見られます。

0718_6tatiaoi 7.18
線路際で初めから日光を浴びて成長したタチアオイたちはもう花は終わって、実がいっぱい。
塀の内側で、日照不足で開花が遅れたこの株は、まだまだ咲き続けるようです。花粉が散っていますね、虫が花を訪れたのでしょう。花にとって「幸せのしるし」でしょうね。

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