« ハナツルソウ | トップページ | セマダラコガネ »

2019年7月18日 (木)

オシロイバナ

0617_3osiroibana1
2019.6.17
月曜日は資源ごみ回収の日。月1回くらい新聞をまとめて回収に持っていくのは私の分担。
で、朝7時前、集積所へ行きます。この時刻だとオシロイバナがまだ開いています。家へ戻り掛けにコンデジで撮影。
ほぼ白一色。きれいだな。
0617_3osiroibana2

赤紫一色。
0617_3osiroibana3

斑入りというのかな、どちらがどちらに「入った」のかよくわかりませんが。
0617_3osiroibana4

白い花に部分的に赤が入っていいる。
0617_3osiroibana5

赤い花に白が入った、というのかな。
まぁ、すごいですよね。
メンデルもオシロイバナを研究材料の一つとして検討したことがあるとか、耳に挟んだことがあります。
でも、変化が多くて複雑なので、オシロイバナはやめたとのこと。

動く遺伝子「トラスポゾン」がキーワードです。
バーバラ・マクリントックさんがこの「動く遺伝子」という概念を発表した時には、非常に厳しい反応しか得られなかったと聞きます。
先進的過ぎたのですね。科学の世界でも、あまりに先進的だと、受け容れられにくいのです。

↓Wikiの解説を引用します。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%82%BE%E3%83%B3

トランスポゾン

 トランスポゾン (transposon) は細胞内においてゲノム上の位置を転移 (transposition) することのできる塩基配列である。動く遺伝子、転移因子 (transposable element) とも呼ばれる。DNA断片が直接転移するDNA型と、転写と逆転写の過程を経るRNA型がある。トランスポゾンという語は狭義には前者のみを指し、後者はレトロポゾン (retroposon) と呼ばれる。レトロポゾンはレトロウイルスの起源である可能性も示唆されている。レトロポゾンのコードする逆転写酵素はテロメアを複製するテロメラーゼと進化的に近い。
 転移はゲノムのDNA配列を変化させることで突然変異の原因と成り得、多様性を増幅することで生物の進化を促進してきたと考えられている。トランスポゾンは遺伝子導入のベクターや変異原として有用であり、遺伝学や分子生物学において様々な生物で応用されている。

沿革
 最初のトランスポゾンは、1940年代にバーバラ・マクリントックによってトウモロコシで発見された。トウモロコシの実に見られる斑(ふ)に着目し、これがトランスポゾンの転移が原因であることを証明した。彼女はこの業績により、1983年にノーベル生理学・医学賞を受賞している。トウモロコシのゲノムの約80%がトランスポゾンまたはそれから派生した配列であるといわれる。
 ゲノムプロジェクトの進行により、ヒトやマウスのゲノムにおいてタンパク質をコードする領域は 1% 以下であり、残りの 40% 以上はトランスポゾンが占めていることがわかってきた。LINE と呼ばれるレトロポゾンはヒトゲノムの20%を占めていることも報告されている。脊椎動物の遺伝子は互いに相同性を共有するものが多いため、遺伝子以外の領域で多様性を生み出しているこれらのトランスポゾンが種分化において重要な役割を担っていることが示唆されてきている。

{余分:Wikiでは「ノーベル生理学・医学賞」と言っていますね。日本では普通「医学・生理学賞」ということが多い。でもノーベル賞では、応用よりも基礎に重点を置きますので「生理学・医学賞」なのです。}

↓私自身もかなり詳しい解説を書きました。どうぞ。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_7be7.html
2007年9月 5日 (水) オシロイバナの花の色と遺伝

↓専門家の解説です。ちょっと難しいかもしれませんが、歯応えのある話も噛み砕いてください。「知的咀嚼力」は大事です。
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=2060

オシロイバナの色素について
・・・
ある場合には「動く遺伝子」トランスポソンが飛び込んで働きを抑えたり、また飛び出して働きを復活させたりします。オシロイバナの花色の白い部分はこのトランスポソンがC遺伝子とR遺伝子の両方に入り込んでいるためです。ところがトランスポソンは気まぐれで、一度入った場所から飛び出すことがありますので、色素の合成が復活するのです。白地部分のC遺伝子にいたトランスポソンが飛び出すとC遺伝子は復活しますから黄色の色素を作ります。さて、トランスポソンはいつ動くかというと、細胞が分裂するときに動きます。オシロイバナの場合、花弁のように見えるのは萼片ですので、萼片のもととなる細胞が分裂して 萼片が形成される際に、たとえば最初の分裂の後、2つの細胞になった時に片一方の細胞でトランスポゾンが動けば、その細胞から分裂してできてくる花弁の部分の細胞においてはすべてトランスポゾンがない状態になっているため、極端な場合には花の半分が白、残り半分が赤色(黄色)になります。・・・

↓これもいいですよ。
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=2681
オシロイバナの咲き分けについて

« ハナツルソウ | トップページ | セマダラコガネ »

植物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ハナツルソウ | トップページ | セマダラコガネ »

2023年1月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ