オモト
2019.5.9
オモトの花芽が立ち上がってきました。
6.5
花が咲いています。
6.8
よくわかっていないんです、私、オモトの花が。
花弁、雄しべ、雌しべがそろっているんですよね、これで。
不思議な花ですね。
昔から知っている花ではありますが、よく知らない、という妙な付き合い。
↓検索したら
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%A2%E3%83%88
目 : キジカクシ目 Asparagales
科 : キジカクシ科 Asparagaceae
亜科: スズラン亜科 Nolinoideae
属 : オモト属 Rohdea
種 : オモト R. japonica
「キジカクシ」といわれても、まるっきりピンときません。アスパラガスも仲間なのかな。
「スズラン亜科」?そうなのか、スズランと亜科のレベルで一緒なんだ。知らなかったなぁ。
更に更に
「有肺類によって花粉が媒介される(カタツムリ媒花、malacophily)という特殊な生態を持つ」という記述もありました。
http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~algae/BotanyWEB/pollination.html
動物媒 (動物送粉) (zoophily, biotic pollination)
昆虫や鳥など動物を媒介者として花粉の送粉・受粉が行われるもの。カタツムリ媒 (malacophily)
ナメクジやカタツムリなどの陸貝類によって花粉の送粉・受粉が行われるもの。ネコノメソウ属 (ユキノシタ科) やオモト (スズラン科) がこれにあたる。カタツムリ媒を行う花はカタツムリ媒花 (malacoophilous flower) とよばれる。
カタツムリ媒については、以前、イワレンゲを調べていて知ったものです。
↓過去記事です。(記事中のリンクには切れたものもありますので、ご承知ください)
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-156d.html 2015年3月 9日 (月) イワレンゲ
今回のオモト、カタツムリ媒に出会った、2度目、でした。そうだったのか。
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