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2019年6月13日 (木)

「零余子(むかご)」について「零れ話(こぼればなし)」

★前の記事で「むかご」の話が出ましたので。
「むかご」を「零余子」と書くのはなぜだろう?という疑問への私の個人的な意見を書いておきます。

こぼ・れる【零れる・溢れる】
自下一こぼ・る(下二)
①水・涙などがあふれ出る。また、粒状・粉状のものが外にもれて出る。伊勢物語「その石の上に走りかかる水は、小柑子・栗の大きさにて―・れ落つ」。源氏物語[帚木]「忍ぶれど涙―・れぬれば」。「砂糖が―・れる」
②花や葉などが落ちる。散る。枕草子[199]「風のいとさわがしく吹きて、黄なる葉どものほろほろと―・れ落つる、いとあはれなり」
③物があり余って外に出る。はみ出す。源氏物語[初音]「いづれもいづれも劣らぬ袖口ども、―・れいでたるこちたさ」
④すき間などから漏れ出る。宇津保物語[藤原君]「花ざかりにほひ―・るる木がくれもなほ鶯はなくなくぞ見る」。源氏物語[蛍]「つやも色も―・るばかりなる御衣に」。「グローブから球が―・れる」「雲間から日光が―・れる」
⑤気質などが表情にあらわれる。あふれる。源氏物語[紅葉賀]「添ひ臥し給へる様、美しうらうたげなり、愛敬あいぎょう―・るるやうにて」。「思わず笑みが―・れた」
広辞苑第六版より引用


「むかご」とは「こぼれ(零れ)」「余った」「もの」ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

ネット上の漢字辞典では「日本固有の意味」として
https://kanji.jitenon.jp/kanjid/1593.html
[日本] こぼれる。あふれ出る。漏れ出る。

こうありました。
花の後に実がなる、というのではなく、茎からあふれ出てこぼれ落ちるようにできるもの、と観察していたのではないでしょうか。

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