ボタン
2019.4.15
買い物散歩帰りの妻の撮影。
私には何の花かわからなかったのですが、妻曰く「牡丹でしょ」。
う~む、そうなのか。
「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」とは知っていますが、牡丹だけはあまり見たことがない。
当麻寺とか長谷寺で見たことがあります。でも身近なところで、知らなかった。迂闊でした。
東京新聞の連載コラム「筆洗」(2019年5月15日)で読んだのですが
京マチ子さんの逝去に際しての文でした。その中から与謝蕪村の句を引用します。
虹を吐てひらかんとする牡丹かな
閻王の口や牡丹を吐んとす
閻魔大王の口から牡丹、ですか。ぞくっとしますね。「凄味のある美」というのがあるものなんだな。そんな美の前では、気の弱い私は逃げ出してしまいそうだ。
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