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2019年5月15日 (水)

つむじ風(塵旋風)

0412_34tumujikaze
2019.4.12
これはTBSのNスタの画面です。
あちこちでつむじ風が発生しているようです。
「ナゼ?今月多発!つむじ風の恐怖」とありますが、それはやはりそれなりの必然性があるのです。

5月に入って
4日にも
<引用始>
突風でテント飛び2人重軽傷 「芝桜まつり」会場 群馬(朝日新聞デジタル 2019年5月4日12時33分)
 群馬県太田市上強戸町の太田市北部運動公園で開催していた「おおた芝桜まつり」で3日午後2時40分ごろ、ステージ横のテント2張りが突風で飛ばされ、来場者の男性2人が重軽傷を負った。
・・・
 前橋地方気象台によると3日は高気圧に覆われてよく晴れ、気温も6月下旬並みだった。近くの伊勢崎市の午後2時の気温は27・9度だった。つむじ風の発生について、地面が温められて地上付近の空気が軽くなって局所的な低気圧が生まれ、風が吹き込んだ可能性も考えられるという。
<引用終>
11日にも
<引用始>
テントあおられ児童ら12人けが 福島、運動会中(朝日新聞デジタル 2019年5月12日05時00分)
 11日午後0時40分ごろ、福島県鏡石町中央の町立第一小学校の校庭で、運動会の昼休み中に複数のテントが突風であおられ、児童らにぶつかった。
 ・・・
<引用終>

ではその共通性は?
・昼の気温の高い時間帯。
・公園や校庭という広く開けたところ。
ということかな。冒頭のテレビ画面の写真でも、周囲は開けているようです。{報道ではあまりこの「開けた」ということを言いませんがおそらく重要なファクターなのです。}
・そして4月5月というのは、上空はまだ夏ではない。比較的気温が低いのです。

こういう条件下で強い日差しで、地面が強く温められるとどうなるか。
そうすると、当然、温められた空気は膨張して密度が小さくなり上昇しようとします。
その時、公園や校庭の地面付近の空気が全部一気に上昇できるでしょうか?
それは無理ですよね。
味噌汁を揺らさないようにそっと冷ましていくと、表面の冷えた部分が下降しようとするのですが、全部いっぺんには降りられない。ぽつぽつと穴が開いたように下降流が発生しますよね。
この出来事の逆向きの出来事がつむじ風の場合に生じるのでしょう。
地面にも少しは温度むらがあるでしょう。地面の色に濃淡があるとか、熱くなりやすい石や鉄の棒があるとか。
あるいは、風が吹いてきて、一部の空気を動かして、その流れの脇に渦が発生するとか。
そうすると、局所的に上昇気流が発生するのです。
ですから「広い面」というのは重要なファクターなのだろうと思いますよ。
真夏だと、「上空」が冷たいといっても規模が違う。1000mの桁の上空、との気温差になり、そういうところで上昇気流が発生すると積乱雲になり、場合によっては竜巻が発生するかもしれません。

こんな具合で、4月5月の運動会のような時が危ない。
とにかく遠ざかることです。そう長時間持続する現象ではないですから、離れて隠れて待ちましょう。

↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%B5%E6%97%8B%E9%A2%A8 塵旋風
{筆者:定義の一部を引用します}
<引用始>
塵旋風の定義
・地表付近の大気状態が主な発生要因である。具体的には、強い日射による熱上昇気流(サーマル)や、地形性の風の収束が挙げられる。
・主に、雲が少なく風が強い、晴天時に発生する。
・地表から上空へと回転性の上昇気流が立ち上るが、上端の高度は数十m - 100m程度で雲底高度にも達しない。
・地面から巻き上げられた砂や塵が立ち上っていることが多い。海上では発生せず、垂れ下がる雲を伴うことはない。
・気象現象として小規模で、付近の天候が変化するようなことはない。
・下降気流を伴うことはない。」
<引用終>

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