« ルリマルノミハムシ&ラナンキュラス | トップページ | シラン »

2019年5月23日 (木)

宇宙って?:2

「国内で初めて高度113.4キロの宇宙空間に到達」ということで大騒ぎなのですが、113.4kmの高度って、感覚的に把握できますか?

↓JAXAのサイトから引用
http://fanfun.jaxa.jp/faq/detail/103.html
<引用始>
空と宇宙の境目はどこですか?
 国際航空連盟(Federation Aeronautique Internationale: FAI)という組織が、高度100kmから上を宇宙と定義しています。なお、米国空軍は80kmから上を宇宙と定義しています。
 ・・・
 では大気圏とはどこまでを言うのでしょうか。
 大気圏は対流圏、成層圏、中間圏、熱圏、外気圏に分けられ、外気圏は高度500kmを超えます。
つまり学術的には、スペースシャトルやISSが飛行している高度400kmあたりはまだ大気圏内ということになります。
 NASAではスペースシャトルが地球帰還時に高度を下げてきて高度120kmに達すると大気圏再突入(Entry Interface: EI)と呼んでいます。これは、大気による機体の加熱が始まるあたりです。
 このように、地表から遙か宇宙空間まで無段階につながっているのですから、どこからが宇宙という境は実はありません。
そこで一般的には大気がほとんど無くなる100kmから先を宇宙としています。
 ・・・
<引用終>
図がありますが、高度の目盛りが等間隔ではないことに注意しながら見てください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E7%A9%BA%E9%96%93
<引用始>
国際航空連盟 (FAI) では地上から100 kmをカーマン・ラインとして、宇宙空間と大気圏の境界線と定義している[3]。一方でアメリカ空軍は80 km以上を宇宙空間としており、宇宙飛行士の認定で差異が生じている[4]。
<引用終>

↓このサイトはいいですね。
https://www.s-yamaga.jp/nanimono/taikitoumi/taikinokouzo.htm 第1章 大気の構造

2つの図がありますが、高度のスケールを変えて描いていますので、JAXAの図より直感的にわかりやすい。
高校で地学をとると、こういう図に親しんでいるはずなんですけど、今は地学をとる人は少ないからなぁ。{私は物化生地を全部6単位で学んだ世代です。}

対流圏:おおよそ10数km
成層圏:20kmから50kmくらい(オゾン層でもあります)
中間圏:成層圏の上80kmくらいまで
熱圏 :中間圏の上が熱圏です。400~500kmくらいまでかな。中間圏と熱圏のあたりが電離層。
熱圏を超えると外気圏。

今回MOMO3号は100kmまで上昇したので、人為的な定義としては「宇宙空間」に到達なのでしょうが、まだ外気圏にはほど遠い。熱圏には入ったくらいかな。

で、一つ話題を。
★熱圏って熱いの?
単純にグラフを見ると、高度100kmを超えると気温がどんどん上がって、400kmくらいでは1000Kになってしまう。Kは絶対温度ですが、セ氏温度との差は273℃なので、1000Kまで行けばセ氏だろうがそう大差はない。
熱くて焼けちゃうんじゃない?
いえ、ここでいう気温は、空間を飛びまわっている原子・分子の運動エネルギーのことなんです。
でも、気圧が地表での気圧の何兆分の一とかいって、けた外れに低い。それは原子分子の数が非常に少ないということです。
温度計を空間に出したって、温度計に当たってくる原子がほとんどないんですよ。温度計が上がりすぎて壊れるということもないでしょう。
ISSは高度400kmくらいを飛行していますが、焦げたりはしないのです。

« ルリマルノミハムシ&ラナンキュラス | トップページ | シラン »

人事」カテゴリの記事

自然」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ルリマルノミハムシ&ラナンキュラス | トップページ | シラン »

2021年5月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ