数と数字(記号とその意味)
★連休中の新聞の企画で「不等号ナンプレ」というパズルが掲載されていました。
↓ここに実例があります。
https://www.puzzle-mate.com/puzzlersolve/detail/14
そのパズルのルールなのですが
①タテ列のマスと、ヨコ列のマスに1辺のマスの数までの数字が1つずつ入ります。
②マスの間の不等号は、隣り合ったマスに入る数字の大小を表しています。
こういうものです。新聞掲載のパズルは「1辺のマスの数」は5でした。
ここで私はふと違和感。
・「1辺のマスの数」は5である、これは別にそれでいい。
・マスに入るのが数字であるのもかまわない。数字を書き込むんですからね。
・じゃあ「マスに入る数字の大小」ってナンダ?
「マスに入る数の大小」じゃないのか?
数字は記号であって、記号にはそれ自体の形とか色とか大小とかいう属性があり得ますよね。
不等号を満たすべきは、記号としての数字が表す「数の大小」でしょう。
これを見てください。気持ち悪いでしょ。
数の関係では当然
1<2
ですが、「数字という記号の大きさ」の関係では
1という記号>2という記号
になってますので、それが違和感を産むのですね。
ま、どうでもいいことなのではありますが、なんとなく居心地が悪いなぁ。
★オマケでもう一つ。居心地の悪いのをお目にかけます。
「白で書かれた黒」と「赤で書かれた黄」です。
なんとなくどこかに違和感が漂いませんか?{黒白(こくびゃく)をつけなくっちゃ。}
記号としての漢字の属性と、その漢字が表す意味が食い違っているからですね。
ブログのエディタの機能を使うと
赤
黄
青
こんなのもできます。
ずいぶん昔、高校の文化祭で、こういうのを生徒に提案して、工夫してもらって展示したら受けましたっけね。
なつかしい。
★連休中のひまつぶしの続きを考えています。
{ひまつぶし、と、ひつまぶし、は似ている。ブツブツ}
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