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2019年5月

2019年5月31日 (金)

セリバヒエンソウ

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-f9a96f.html
2019年5月31日 (金) 不明:距のある花
↑先ほどのこの記事で不明とした花に、ごんげんさんからコメントを頂きまして
「セリバヒエンソウでしょうかね。葉の様子などから。」
とのこと。
さっそく検索してみたら、なるほどそうなんだ。
下に引用したサイトでは「葉が芹のように細かく切れ込む」ということで、それが名前の由来なのですね。
0427_18humeikyo_1 2019.4.27
これが前の記事の写真で、これでも葉は写っていますが、もっと広い範囲でトリミングしなおすと
0427_18seribahiensou
こうなります。
葉の特徴がでました。
さらに、画面左右の下にあるのが稚い緑の実のようです。
花ばかり見ていて、植物の姿全体を見ていなかった。反省です。

園芸的に「デルフィニウム」という花を今年は咲かせて、何回も記事にしましたが、デルフィニウムは属名で、セリバヒエンソウもデルフィニウム属なのでした。なるほどねぇ。デルフィニウムの別名は「大飛燕草(オオヒエンソウ)」だそうです。
分かったようなことを書いていて、実はわかっていなかった。
これからもどんどん誤認・誤記載など教えてください。よろしくお願いします。

http://www.hana300.com/seriba.html
芹葉飛燕草(せりばひえんそう)


・金鳳花(きんぽうげ)科。
・学名
  Delphinium
  anthriscifolium
   Delphinium : デルフィニウム属
 Delphinium は、つぼみの形がイルカ(ドルフィン、ギリシャ語で「delphin」)に似ているところから。

・名前は、葉が芹(せり)の葉のように細かく切れ込んでおり(ギザギザ)、燕(つばめ)が飛んでるような形の花であるところから。(ヒューッと飛んでるみたいです)

 

5月29日の佐呂間町の気温のグラフ

昨日、グラフなしの記事を掲載しました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-091288.html
2019年5月30日 (木) 佐呂間町の最高気温

最高気温が13.2℃だった、というニュースを聞いて、一応確認して書いたものです。
後でふと、グラフを作ってみようと思い立ちまして、今、作ってみました。
20190529saroma
見たら、最高気温は前日の気温を引きずって、午前3時頃に出たんですね。
夜更けに、最低気温が出て、7.3℃でした。
これはさぞ寒かったことでしょう。

改めて、この気温変化の激しさで体調を崩されませんように。祈念致します。

オニタビラコ

0427_33onitabirako 2019.4.27
オニタビラコの、冠毛のある実を撮ったのですが。
背景はクンシランの花の色です。
クンシランが主の鉢で、オニタビラコが同居人なのですけど。
ちょっと不思議な感じの写真になりました。
雑草だらけの園芸のせいです。

八重咲きドクダミ

0518_2yaedokudami1 2019.5.18
土曜日の本屋散歩帰り。2年くらい前に気づいた八重咲きのドクダミが咲いているのではないかと行ってみました。
案の定。
0518_2yaedokudami2
私はここでしかこの花を見たことがありません。
八重化しているのは、蕊ではなく、総苞でしょうから、種子はできるのでしょうね、きっと。

↓過去記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-15d2.html 2017年6月16日 (金)
八重咲きドクダミ

2年前だったんですね、出会ったのは。

ドクダミ

0427_27dokudami 2019.4.27
ドクダミの季節が近くなってきましたね。

0509_8dokudami1 5.9
ドクダミの花(白いのは総苞ですが)って、面白いところがあって、わっと全部一挙に開かないで、一枚ずつ開いたりします。
先ずは一枚。
0509_8dokudami2
4枚目がまだ完全に開ききっていないかな。本物の花も下の方から咲きます。

0510_6dokudami1 5.10
完全に落ち着いた開花状態に入ったかな。
0510_6dokudami2
まだ開ききれないよ、という花もあります。
3枚しか開ていない姿もよく見かけます。
白い花弁に見えるのは「総苞」で、中央のこんもりした部分が花弁のないメシベ・オシベだけの花の集合です。

0517_17dokudami 5.17
何だかミズバショウっぽくないか?
仏炎苞をかぶっているみたいになっています。

ブッドレア

0427_24buddleja 2019.4.27
ブッドレアが元気に繁っています。
新しい葉が増えていくときの「嬉しそうな」姿。思う存分に伸びるって、気持ちいいもんな。
伸び伸びした佳い姿です。見ている私も気持ちが良い。

ラナンキュラス

0427_21lanunculus 2019.4.27
ラナンキュラスの花が終わっていくときの姿です。
なんだか不思議な感じがしますね。やがて種子が熟してくるでしょう。
最後まで見てあげます。

不明:距のある花{訂正あり}

0427_18humeikyo 2019.4.27
かわいい花の写真、妻が撮ってきてくれましたが。
名前がわかりません。教えてください
「距のある花」で画像検索してみたのですが、どうも「コレ」というのがヒットしない。
イカリソウ?とも思ったけれど、花の中央付近が違いますよね。
どうかよろしくお願いします。

★コメントを頂き、訂正記事を書きました。お読みください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-197a89.html
2019年5月31日 (金) セリバヒエンソウ


2019年5月30日 (木)

佐呂間町の最高気温

なんだかとんでもないことになっているようなんですよ。
日最高気温です↓
24日   21.4℃
25     32.9
26     39.5
27     32.6
28     29.5
29     13.2

40℃近くになった日の3日後、日最高気温が13.2℃でした。
猛烈な暑さの直後に、ストーブが必要な気温に下がってしまった。
これは体に堪えるでしょうね。
佐呂間の方々の健康をお祈りします。くれぐれも体をいたわってくださいますよう。

 

 

ミヤコグサ

0427_14miyakogusa 2019.4.27
小さくてかわいいマメ科の花。
つぼみが口を開きそう。

0429_29miyakogusa 4.29
きれい。真正面というのも芸がないかなと
0429_29miyakogusa2
ちょっと斜めから。
大差ないか。

0503_30miyakogusa 5.3
強い陽射しが気持ちよさそうです。
こってりといっぱい咲くわけではありませんが、玄関先で足元を明るくしてくれます。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A4%E3%82%B3%E3%82%B0%E3%82%B5


雑草に近いものではあるが、畑にはびこるものではなく、特に害はない。むしろ、可愛い花を咲かせる野草として親しまれてきた。一部では食用にされたらしい。後述のセイヨウミヤコグサ、ネビキミヤコグサ、ワタリミヤコグサなどは家畜の飼料として栽培される。カナリア諸島原産のロータス・ベルテロティー (L. berthelotii) などは観賞用にもされる。

また近年、モデル生物としての利用が注目されている。栽培が比較的容易で生活環のサイクルが比較的短く(播種から2月ほどで開花)、染色体数2n = 12、ゲノムサイズは約4億5千万塩基対(作物の中では短いイネと同程度、シロイヌナズナの3.6倍ほど)と小さいことから、マメ科のモデル生物として優れたものとなりうるという。また作物改良への応用も期待され、ゲノムプロジェクトが進められている。共生する根粒菌はミヤコグサ根粒菌 (Mesorhizobium loti) で、すでにゲノム解析が完了している。

この「モデル生物」という文脈で我が家に来た植物です。
モデル生物というと、シロイヌナズナが有名ですが、このミヤコグサも生物学に貢献しているのです。

スイレン

0427_9suiren1 2019.4.27
スイレンの季節が始まったようです。水中から葉芽が立ち上がってきました。
0427_9suiren2
もう一つの鉢では葉の色は違うのですが、既に水面に葉が広がってきています。
昔、暖房に使っていた火鉢を水槽にしたものです。

去年、食用のレンコンを栽培して、大きな葉を見ましたが、あのレンコンもまだあるんです。
今年どうなるか、楽しみにしています。ハスの花はまだかなぁ。

ナデシコ

0427_6nadesiko 2019.4.27
カワラナデシコとはちょっと姿が違いますが、ナデシコ、であることは多分確か。園芸品種名はわかりません。
足元を見ながら歩いていると、街の方々の園芸の工夫が楽しめます。
通りかかった人に「見ていただく」というのも園芸の楽しみ方の一つですよね。

ハルジオン&ムラサキツユクサ

0425w_6harujion
2019.4.25
勝手口のドアを開けた左側。むき出しの地面はここにはないのですが、ハルジオンが立って花の盛り。
スキマから生えているのです。

0512_1murasakituyukusa
5.12
上のハルジオンとはドアを挟んで反対側。朝刊を取りに出ようと勝手口のドアを開けたら「おはよう」とあいさつされてしまいました。前日まで気づいていなかったので、ちょっとびっくり。「やぁおはよう」と返しました。
このムラサキツユクサもスキマから生えてきたもの。タフですよ、まったく。

★「スキマ」というのは、実は植物にとって素晴らしい環境でありうる、ということは下の著書によって知りました。

「スキマの植物」塚谷裕一 著 中公新書2259 2014.3.25発行
まえがき から引用


 植物にとって幸福な状況とは、水も肥料分も潤沢にあり、通風も適度にあって、そしてさんさんと太陽の光が射す状況だろう。
・・・
 そんな植物にとって、居心地の良い、幸福な場所の一つが、本書のテーマ、「スキマ」なのである。

あとがき から引用


 植物は、太陽の光を唯一の光エネルギー源としている。
・・・
 だからこそ植物は茎を一生懸命伸ばし、他の植物との間の競争を勝ち抜こうとする。
・・・
 ところがである。アスファルトの隙間のような環境には、この競争をせずに済むという利点がある。・・・隙間に入り込むことに成功した瞬間、その植物は、そのあたり一帯の陽光を独り占めできる利権を確保したことになる。・・・しかもアスファルトに封じられたその地下は、基本的にあまり乾くことがない。水が蒸発するのを、周りのアスファルトがとどめてくれているからだ。また雨の日ともなれば、周りに降った雨水は、その植物が生えている割れ目めがけて流れ込んでくる。水も太陽も独り占めなのだ。これが植物にとって天国でなくてなんだろう?
・・・


新たな認識を得た読書でした。
中公新書ですから今も入手可能だと思います。よい読書になると思いますよ。お勧めします。

実は、立ち読みした時に、トキワツユクサとヒメヒオウギが掲載されているのを見て、大喜びで買ってきたのでした。手持ちの雑草図鑑には掲載されていなくて、悩んでいた時でしたので、嬉しかったのです。

ヒルザキツキミソウ&ユウゲショウ

0427_4hiruzakitukimisou1 2019.4.27
ヒルザキツキミソウの「名所」があります。
駅のそばの踏切脇。蒲田から帰ってきて踏切を渡るときに、毎年「おぉ、この季節か」と思うわけです。
0427_4hiruzakitukimisou2
アカバナ科マツヨイグサ属の植物。昔、観賞用として輸入されたものが現在野性化しているのだそうです。

私の大好きなユウゲショウもアカバナ科マツヨイグサ属。
ヒルザキツキミソウと似ていますが、ユウゲショウの花は小さい。ヒルザキツキミソウを「圧縮」して色を濃縮するとユウゲショウになりそうな感じで、似ているんです。
0429_12yuugesyou 4.29
庭のユウゲショウです。

0503_3yuugeshou 5.3
あちこちで咲いてくれて足元がにぎやかです。
線路際にヒルザキツキミソウもあったんですが、あまり繁茂しませんね。

スイートピー

0427_20sweetpea 2019.4.27
2色を重ねて撮りたくなります。でも、両方ともにピンボケという、情けない素人写真。みんな大切になっちゃうのがいけないんですよね。思い切ってどちらかを際立たせなければならないのに。

0503_19sweetpea 5.3
この色は今年初めてかな。毎年、前の年の種子から育てますので、花の色はコントロールできません。種苗会社の種子は雑種第一代(F1)というので、均一な性質なのですけどね。遺伝子が交雑するのが生物。性質が変化していくのが生物です。
この「F1」という言葉はよく聞くと思いますが、元の英語は意外と知られていない。
「F」はfilial、「1」はfirst です。でfirst filial generation なのです。


filial
►a 子の,子としての (:~ duty [affection]);〔遺〕 親から…世代の.
filially ~・ly adv 子として,子らしく.
[OF or L (filius son, -a daughter)]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

2019年5月29日 (水)

リュウグウの立体視

Ryugustereo_brianmay_
今、はやぶさ2がそばに行っている「リュウグウ」の立体視用の写真です。3億kmも離れたところの小惑星が立体的に見えるなんて素敵でしょ。
Topics_20190221_mission_03_
これも「りゅうぐう」の表面の立体視用写真です。

楽しめるように「修練」してください。
眼から力を抜いてぼんやり眺めるのがコツ。一生懸命睨んではいけません。

金網

0427_3ami1 2019.4.27
また、駅で。駅の窓に張られた網です。よく見る金網ですよね。亀甲金網というのだそうです。
これを「機械で編む」というのはすごいよなぁ、と思ってしまった。
↓ここに編み方の解説があって、感心してしまいました。よくまぁそんな方法を考え、それを実現してしまうものだ、と。技術ってすごいですね。
https://dailyportalz.jp/kiji/130426160462
特集 2013年4月29日 金網を手編みする

そして続いて、古い記憶が蘇りました。
小学生のころ、かなりいろいろな金魚など飼育していたのですが、大工さんが畳一枚ほどの大きさの水槽を作ってくれたのです。木製で、内側はブリキ板を曲げて内張し、水が漏れないようにしたものでした。
そこへ、私の父親が、猫が手を出さないように、亀甲金網を木枠に張った蓋を作りました。
私は縁側から身を乗り出して、金網越しに金魚を見ていた。そうしたら、ぼんやりした視線がほぼ平行になってしまったんですね。左右の眼が見ている金網の目が異なっていて、でも同じ形なので完全に重なって見えたのです。そうすると、遠近感が消滅して、どこに自分の目の焦点があっているのかわからなくなってしまった。妙な感覚でした。気づいて視線を動かしてまた元に戻ったんですけどね。
それから何年かして、高校の地学だったと思いますが、地形図や地形写真の「立体視」というものを学びまして、ああそうだったのか、子どもの頃に経験したのはこれだったんだな、と自覚したのです。以来、立体視が得意になりまして、平行法でも交差法でも立体視できます。授業中に教科書に載っている立体視用の写真など眺めて楽しんでいたりもしましたっけ。

話が長くなりました。
0427_3ami2_
この写真をご覧ください。
網目の中に「*」を書き入れました。
右眼で右の「*」を見て、左目で左の「*」が見えるように、眼の力を抜いてぼんやりしてください。うまくいくと二つの「*」が重なります。そのとき金網の見え方が実に妙な感じになるはずです。これが立体視の練習なのです。

それができるようになりましたら、次の話題へ。次の記事へ。

招き猫

0427_2manekineko 2019.4.27
駅のポスター。ガラスケースの中なので、ガラス表面での反射が入ってしまって見づらいです、申し訳ない。
東急線に乗っていろいろ行ってみませんか、というポスターですが、それはまぁ、私には興味がない。
面白かったのは上に掲載した部分。豪徳寺の招き猫だと思います。有名だから。
で、普通、招き猫の写真というと、みんながこちらを向いて手を上げてますよね。
右手、左手挙げている手によって、それぞれに招くものがちょっと違ったりして。
それが、今回のポスターでは、2匹の招き猫が向かい合ってるんですね。
「オッス」
という感じかな。
招き猫同士が手を挙げて挨拶している、というのが面白かった。
もし、右手を挙げている猫と、左手を挙げている猫を向かい合わせにしたら「ハイ・タッチ」みたいになるかも。
向きを変えただけで、頭に浮かぶ状況がこんなに変化するなんて。傑作と言えますね。

★注:「ハイ・タッチ」は和製英語です。本来の英語では「ハイ・ファイブ(High five)」のようですよ。

白い蘭と白いシラン

0427_1ran1 2019.4.27
一瞬、白いシランかな、と思いましたが
0427_1ran2
違いますね。
0427_1ran3
葉も違う。
この後、電車に乗って本屋散歩へ。
0427_8siranka
帰りがけ。これは白いシランだと思います。

0504_4siran1 5.4
27日の最後の写真の場所へ、また行ってみました。
たくさん咲いていました。これは白いシランでいいと思います。
0504_4siran2
うっすらとピンクがかっています。
葉の姿といい、まず間違いない。

ちょっと戻るんですが、冒頭の白い蘭の品種名はわかりません。蘭はほとんどわからない爺さんです。

アブ

0426_1abu 2019.4.26
デルフィニウムに来たアブです。○○ヒラタアブで多分間違いない。
さて○○はなんだろう?
ホソヒラタアブではない。
ナミホシヒラタアブかなぁ、とも思うんですが、翅ごしに透けて見える模様がくっきりしなくて、迷います。
ヒラタアブの仲間です。これは大丈夫。

ブドウ棚

0425_29budoudana 2019.4.25
ふと見上げたらつぼみができていました。

0512_10budou 5.12
よく見たら、花が咲き始めています。

0517_11budou1 5.17
いろんな状態の花。終わろうとする花、咲こうとする花、盛りの花。
0517_11budou2
接写。花弁はありませんので、花としては目立ちません。

0524_9budou 5.24
花の時期はほぼ終わりまして、子房が膨らみ始めていました。
秋にはそれなりの収穫があるでしょう。甘くておいしいんだな、これが。
ゆっくりゆっくり、ブドウになります。

2019年5月28日 (火)

ひどい暑さですね

26日の新聞記事から↓


北海道・佐呂間で39.5度 同じ北海道で気温差25度(朝日新聞デジタル 2019年5月26日15時23分)
 北海道佐呂間町で26日午後2時7分に39・5度を記録し、5月の全国の最高気温を更新した。
 北海道では、この日朝から気温が上昇。道内で5月に35度を超えるのは観測史上初めて。このほか、帯広市で午後1時12分に38・8度、足寄町で同16分に38・7度、池田町で同20分に38・6度を記録するなど、各地で猛暑日(35度以上)となっている。
 ・・・
 一方、午後2時現在で全国で最も最高気温が低いのは、北海道えりも町の襟裳岬で14・3度。佐呂間町とは約250キロ離れているが、気温差は25・2度に達した。(伊沢健司)

20190526saromaerimo
 これが佐呂間とえりも岬の1時間ごとの気温データをグラフ化したものです。
佐呂間で14時頃に最高気温を記録していますね。
 で、記事では「午後2時現在で全国で最も最高気温が低いのは、北海道えりも町の襟裳岬で14・3度」とあります。
この記述に誤りはないのですが、普通最高気温って14時とか15時頃に出るという感覚がありますよね。で、私は14時の気温が14.3℃だったのかな、と思ってしまいました。そうすると、その後どうなったのかな、と思って調べてみましたら。
この最高気温14.3℃は00:36に記録した値でした。最低気温は06:01に6.7℃。で朝のうちに日最高気温と日最低気温を記録してしまいまして、その後は一日中その間だったんですね。
グラフは1時間ごとの値ですので、完全にはフォロウしきれていませんが、御了解ください。

201905saroma
これは5月1日から26日までの佐呂間の日最高気温と日最低気温の記録です。
10日、11日には最高気温が10℃に届いていません。
14日までは、日最低気温が氷点下の冬日があったのです。
暖房が必要だったんです。それが26日に39.5℃の猛暑日。冷房が必要。
いくら何でも「ひでぇよぉ」という気がします。

20190527150000
これは昨日の15時時点でのアメダスデータの図です。赤いエリアが多いですねぇ。スゴ。
東京も真夏日が続きました。梅雨に入ったら「梅雨寒」というのも来るんでしょうし。老体には厳しい気温変化です。
皆様もくれぐれも健康にご注意くださいますよう。

ブドウスズメ

0425_24budousuzume1 2019.4.25
ラナンキュラスを妻と二人で見ていたのです。私は例によって腰を曲げるだけ、妻はしゃがんで。
そうしたら妻がスズメガがいる、という。
みれば茎に大きなスズメガがいます。
上の写真は私が上から撮ったもの。
0425_24budousuzume2
妻は真横から。
見事な曲線ですね。
0425_24budousuzume3
羽化して間もないのかな、あまり動かなかったので、こんなアングルでも妻は撮影。
黒い複眼が写っていますが、判別できますか?
反射光が全くと言っていいほどに、ない。ガの複眼の特徴ですね。
表面の凹凸によって、漆黒を実現しています。
0425_24budousuzume4
さてこのガですが。ブドウスズメだと思います。
幼虫は何度かヤブガラシで見ています。
大きなイモムシですので苦手な人は悲鳴を上げるでしょう。7~8cmはあるんじゃないか。
きれいな姿の成虫を見られて虫好きとしては仕合わせです。
素敵なめぐりあわせでした。

↓ガの専門サイト
http://www.jpmoth.org/Sphingidae/Macroglossinae/Acosmeryx_castanea.html

↓幼虫図鑑
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/budousuzume.html

↓過去記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-9053.html
2013年10月 1日 (火) ブドウスズメ

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-9053.html
2014年7月 7日 (月) ブドウスズメ

グラジオラス

0425_23gladiolus
2019.4.25
剣が立ち上がってきました。

0506_14gladiolus
5.6
剣山まではいきませんが「剣林」くらいになってきました。「剣難(けんのん)」な事態かな?
いつ咲くかな、あと1カ月くらいでしょうか。記憶があいまいです。
気温の変動も大きいし、どうなることやら。


gladiolus
►n
1 グラジオラス (=sword lily) 《アヤメ科グラジオラス属 (G-) の草花の総称》.
2 〔解〕 胸骨体 (=mesosternum).
[L (dim)〈gladius sword]
リーダーズ英和辞典第3版より引用


sword lily
〔植〕 グラジオラス (gladiolus).
リーダーズ英和辞典第3版より引用

gladiator
►n 《スポーツ界・社会運動などの》勇士,闘士,プロボクサー;論客;〔古ロ〕 剣闘士.
[L;⇒GLADIOLUS]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

メキシコマンネングサ

0425_18mexicomannengusa1 2019.4.25
この小さな黄色い花が大好きなんです。
0425_18mexicomannengusa2
いくら小さくても、花です。オシベメシベ完備。
元気溢れる命です。

0427_29mexicomannengusa 4.27
咲いた花、割れかかったつぼみ。いろいろあります。

0429_23mexicomannengusa1 4.29
黄色でいっぱい。
0429_23mexicomannengusa2
カタバミなんかと混じっていますが、この場所ではメキシコマンネングサが優勢。

0501_13mexicomannengusa 5.1
すごいでしょ。
初めのころ、コモチマンネングサかな、と思っていたのですが、どうも葉の形が違うようで、メキシコマンネングサとしました。
種子もできるはずですが、しゃがめないので、よくわからない。
花が終わったら、摘んでみましょうかね。

ガザニア

0425_17gazania 2019.4.25
ガザニアが元気。

0501_12gazania1 5.1
管状花が開いていく途中
0501_12gazania2 
変化していく様子、これを楽しむのが私流かな。
生きているのですから、変化していくのです。ヒトもまた。

スグリゾウムシ

0425_14sugurizoumusi 2019.4.25
我が家にはフサスグリがなくなりましたが、スグリゾウムシは時々姿を見せます。
何でも食べるんです、基本的に。
泥だらけになってから乾燥してひび割れた、みたいな感じのみかけ。
ゾウムシという割には、口吻はあまり長くありません。慣れないとテントウムシに見えるかも。

2019年5月27日 (月)

ユリオプスデージー

0425_8euryops 2019.4.25
ユリオプスデージーが花の時を終えようとしています。
冬からず~っと長く楽しませてくれましたが、そういう時期になりました。
種子が目立ちません。気づかずに来てしまいましたが、どうなったかな。

0524_1euryops 5.24
目立たないけれど、冠毛が見えました。いつの間にかこれを飛ばしたのでしょう。
うっかり見逃しました。しばらく注意して見てみます。

タマサンゴ

0423_43tamasango1 2019.4.23
今、実が熟してきています。冬に赤くなった実は食糧の少ない時期のせいか鳥に狙われて食べられました。
今の時期だとどうなるのでしょう。
0423_43tamasango2
花も咲いています。
0517_4tamasango 5.17
色づいてきましたが、今のところ無事です。
鳥も食べ物が豊富になって、狙わなくなったのかな?
そういえば、タマサンゴの実は、少なくとも人間や犬猫には有毒だと聞きます。
冬場、これを食べた鳥は大丈夫だったんでしょうかね。

↓参考
https://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-tamasango_large.html

タマサンゴ(玉珊瑚) は、夏に白い小花を咲かせ、花後に成る小さな赤い球形の果実が ホオズキ(鬼灯) または、ミニトマト(Mini Tomato)" に似た果実を鑑賞するナス科ナス属の非耐寒性常緑低木です。 葉はよく分枝して、互生して付きます。 夏に開花し結実することが多いので、「冬珊瑚」と聞くと違和感がありますが、主に寒くなると色づきが良くなることや、冬でも成ることからネーミングされました。

花色:白 開花期:ほぼ一年中(出盛期:8~9月)  葉色:緑 結実期:9~12月

 

ハナミズキ

0423_36hanamizuki1 2019.4.23
近くのマンションの植え込みですが、木が高くそびえ、横への広がりがあまりないので、かえって目立たなくて気づきにくい。遠くから見て気づいて、木の下で見上げてみました。
青空に輝いていました。
0423_36hanamizuki2
背景が暗くなるアングルを探して、花弁の輝きを撮ってみました。
いかがでしょう、陽光のまぶしさを感じていただけるでしょうか。

タチアオイ:2

0515_7tatiaoi2 5.15
咲き始めましたよ。まずはピンク。
0515_7tatiaoi3
濃い赤も。
咲き始めなので、まだ花粉が散る状況ではありません。

0519_10tatiaoi1 5.19
花はどんどん増えて。
0519_10tatiaoi2
こんな濃い色の花も咲きました。
葉の下の濃い色の花ですので、そこに露出が合うと他の部分が明るく飛んでしまうんです。撮りづらい。

タチアオイの花にクマバチが潜り込んでブンブン音を立てて花粉を撒き散らすのを、毎年のように見るのです、今年はまだですね。

タチアオイ:1

0423_28tatiaoi 2019.4.23
私の背丈くらいの株。てっぺんにつぼみ。
立ち姿が美しい。まだまだ高くなります。

0512_16tatiaoi1 5.12
つぼみが口を開き始めました。
0512_16tatiaoi3
こんなつぼみも。花の色はこの時点ではまだわかりません。
大柄な花ですから、咲き始めると豪華ですよ~。

アジサイ

0423_25sumidanohanabio 2019.4.23
外にあるスミダノハナビです。大事なものを隠しているみたい。
0423_41sumidanohanabi_i
庭のスミダノハナビです。ちょっとだけ見せてあげましょうか、という感じかな。
0423_42fairyeye
フェアリーアイも準備中。
アジサイの季節が近づいてきます。

2019年5月24日 (金)

ハタケニラ

0423_21hatakenira  2019.4.23
これなんだったっけと私。ほら、しぶといニラよと妻。あ、そうかハタケニラか。

0501_21hatakenira 5.1
咲きました。初めて見た時は面白がって見ていたのですが、この植物、やたらとしぶとい。
さすがに邪魔で、引き抜こうとすると、球根が深いところにあって排除しづらい。
仕方がありません。ひたすら地上部を切ることにします。わるいけどな、歓迎されていない。

ヒメマルカツオブシムシ

0423_16himemaru 2019.4.23
私の頭の中では、この取り合わせが標準的。
ハルジオンにヒメマルカツオブシムシ。付き物、という感じですね。
私のセーターかなんか、食われたかなぁ。

0503_13rurimaruhimemaru 5.3
ルリマルノミハムシと一緒に。

0504_15haehimemaru 5.4
大型のハエと一緒に。
駆除しないからなぁ、また何か「乾燥タンパク質」を食べに来るんだろうなぁ。

コモチラン

0423_15komotiran 2019.4.23
独特のつぼみ群が出てきていることに気付きました。

0429_17komotiran 4.29
下の方からつぼみが大きくなってきました。

0512_21komotiran1 5.12
一番下で咲き始めました。
0512_21komotiran2
オシベの根元の方が板状で独特の姿です。
派手な色ではないですが、群れ咲く花は見応えがありますよ。

コマツナ

0423_10komatuna 2019.4.23
アブラナ科らしい実が太ってきました。
モンシロチョウなど飛んでいますが、産卵した形跡はないようです。
以前セイヨウカラシナが線路際に生えてきたときは産卵に来ましたけどね。
コマツナは見逃されているようです。なんでかな。

ネジバナ

0423_4nejibana 2019.4.23
ネジバナが成長してきました。
花が咲くのは6月から7月にかけてだと思います。
今は光合成をして栄養をいっぱい作って成長の時。
楽しみに待ちましょう。

シラン

0421w_5siran 2019.4.21
妻がものすごい接写をしてきてくれました。下向きのシランの花を斜め下から撮ったのです。
画面の上方に「蕊柱(ずいちゅう)」というものが写っています。

↓下のサイトが花の構造に詳しい。
https://ww1.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/shiran.html

唇弁の真上には、雄しべと雌しべが合わさって1本の柱のようになった蕊柱―ずいちゅう―[column; gynostemium](C)がある。訪花昆虫は、唇弁と蕊柱でできたトンネルの中に潜り込む。

ぜひお読みください。

2019年5月23日 (木)

宇宙って?:2

「国内で初めて高度113.4キロの宇宙空間に到達」ということで大騒ぎなのですが、113.4kmの高度って、感覚的に把握できますか?

↓JAXAのサイトから引用
http://fanfun.jaxa.jp/faq/detail/103.html
<引用始>
空と宇宙の境目はどこですか?
 国際航空連盟(Federation Aeronautique Internationale: FAI)という組織が、高度100kmから上を宇宙と定義しています。なお、米国空軍は80kmから上を宇宙と定義しています。
 ・・・
 では大気圏とはどこまでを言うのでしょうか。
 大気圏は対流圏、成層圏、中間圏、熱圏、外気圏に分けられ、外気圏は高度500kmを超えます。
つまり学術的には、スペースシャトルやISSが飛行している高度400kmあたりはまだ大気圏内ということになります。
 NASAではスペースシャトルが地球帰還時に高度を下げてきて高度120kmに達すると大気圏再突入(Entry Interface: EI)と呼んでいます。これは、大気による機体の加熱が始まるあたりです。
 このように、地表から遙か宇宙空間まで無段階につながっているのですから、どこからが宇宙という境は実はありません。
そこで一般的には大気がほとんど無くなる100kmから先を宇宙としています。
 ・・・
<引用終>
図がありますが、高度の目盛りが等間隔ではないことに注意しながら見てください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E7%A9%BA%E9%96%93
<引用始>
国際航空連盟 (FAI) では地上から100 kmをカーマン・ラインとして、宇宙空間と大気圏の境界線と定義している[3]。一方でアメリカ空軍は80 km以上を宇宙空間としており、宇宙飛行士の認定で差異が生じている[4]。
<引用終>

↓このサイトはいいですね。
https://www.s-yamaga.jp/nanimono/taikitoumi/taikinokouzo.htm 第1章 大気の構造

2つの図がありますが、高度のスケールを変えて描いていますので、JAXAの図より直感的にわかりやすい。
高校で地学をとると、こういう図に親しんでいるはずなんですけど、今は地学をとる人は少ないからなぁ。{私は物化生地を全部6単位で学んだ世代です。}

対流圏:おおよそ10数km
成層圏:20kmから50kmくらい(オゾン層でもあります)
中間圏:成層圏の上80kmくらいまで
熱圏 :中間圏の上が熱圏です。400~500kmくらいまでかな。中間圏と熱圏のあたりが電離層。
熱圏を超えると外気圏。

今回MOMO3号は100kmまで上昇したので、人為的な定義としては「宇宙空間」に到達なのでしょうが、まだ外気圏にはほど遠い。熱圏には入ったくらいかな。

で、一つ話題を。
★熱圏って熱いの?
単純にグラフを見ると、高度100kmを超えると気温がどんどん上がって、400kmくらいでは1000Kになってしまう。Kは絶対温度ですが、セ氏温度との差は273℃なので、1000Kまで行けばセ氏だろうがそう大差はない。
熱くて焼けちゃうんじゃない?
いえ、ここでいう気温は、空間を飛びまわっている原子・分子の運動エネルギーのことなんです。
でも、気圧が地表での気圧の何兆分の一とかいって、けた外れに低い。それは原子分子の数が非常に少ないということです。
温度計を空間に出したって、温度計に当たってくる原子がほとんどないんですよ。温度計が上がりすぎて壊れるということもないでしょう。
ISSは高度400kmくらいを飛行していますが、焦げたりはしないのです。

ルリマルノミハムシ&ラナンキュラス

0421_36rurimarunomihamusi 2019.4.21
これ、ラナンキュラスの開き始めたつぼみにいたルリマルノミハムシ。
「赤と黒」ですね。

0423_19lanunculus1 4.23
ラナンキュラスも今年は当たり年で、豪華にいっぱいです。
0423_19lanunculus2
白い花の硬いつぼみ。

0425_11lanunculus2 4.25
のびのびと開き始めましたよ。
気持ちよさそうですね。一緒に伸びをしましょう。

スイカズラ

0421_32suikazura 2019.4.21
大きくなったスイカズラのつぼみ。開花も近いようです。
ものすごくいっぱいありまして、今年はすごいことになりそう。

0423w_8suikazura 4.23
一輪開きまして

0425_22suikazura1 4.25
先に開いた一輪が黄色くなって、隣で咲いた新しい花はまだ白い。
この状態がまさしく「金銀花」なのです。
今年の冬は救心製薬の「金銀花のど飴」を見つけて、舐めていましたっけね。
0425_22suikazura2
たまたま真横から見ることのできた花。まだメシベが前へ出てきていませんね。咲き始めです。

キチョウ

0421_20kityou 2019.4.21
蜜でもない、水でもない、ただ休憩。
成虫で越冬しますので、これからが繁殖期かな。幼虫はマメ科の植物が食草。
私共は飼育したことはないです。

紅白花合戦

0421_16sweetpeatutuji 2019.4.21
タイトル通りです。
甘い香りに包まれるひとときです。

ホソヒラタアブ

0421_14hosohirataabu1 2019.4.21
ムラサキハナナの花の前でホバリングするホソヒラタアブ。
品定めでもするかのように、ある花の前でホバリングしたと思うと別の花の前に移動したり、という行動がよく見られます。
やっぱり「おいしそうな花」というのがあるのでしょうか。
0421_14hosohirataabu2
これがいい。
決まったようです。
見ていると結構楽しい。決まったかい、よかったね、と声をかけたくなります。

ニラ

0420_8nira 2019.4.20
ニラの収穫。念のため申し添えますが、スイセンとの誤食を避けるため栽培場所をスイセンから離して、一つのプランターに限定しています。
今年も何件か誤食による中毒が起きています。
ギョウジャニンニクとイヌサフランの誤食も起きています。
くれぐれもご注意ください。

↓東京都薬用植物園
http://www.tokyo-eiken.go.jp/assets/plant/suisen.htm
ニラとスイセン(有毒)
http://www.tokyo-eiken.go.jp/assets/plant/inusahuran.htm
ギョウジャニンニクとイヌサフラン(有毒)

2019年5月22日 (水)

昨日(5/21)の大雨

0522tamagawa
国土交通省 京浜河川事務所のHPから。
昨日、午前4時頃から降り始めた雨は、14時までで累計78mmに達しました。
かなりの雨でした。
過去には1時間雨量が90mm位に達したり、多摩川の河川敷まで水位があがって河川敷にあった車が水没したというような経験もありますから、それに比べれば、まぁ、ましではありましたが。
ず~っと激しい雨音を聞いておりました。
上に引用した図の雨量のグラフは、目盛りが通常と反対に下向きに大きくなっていますので、ご注意ください。
多摩川の水位変化ですが、水防団待機水位まであがりませんでした。
時々このサイトを見て状況を確認し、安堵しておりました。

20190521_12
12時の天気図です。寒冷前線が関東を通過していくところです。
ニュース・バラエティのようなのを見ていたら、「前線」ということをまるっきり理解していないコメンテーターの方がいらっしゃるようで、元理科教師としては悲しかったな。
天気図上に何だか知らないけど線が引いてある、程度の理解らしい。
「前線」は「front」。異なる性質の空気が接する境目です。性質が異なるのですから空気とはいえすぐには混ざらないで、せめぎあいが起こるのです。
そういうせめぎあいの場所を示すのが天気図の前線。
20190521wind1600
風の流れです。
太平洋の高気圧の風が、前線のところで急激に曲がっていますね。ものすごく強い力で曲げられているわけです。
それが上昇気流を生み、積乱雲を生み、激しい気象をもたらしているわけです。
天気図を見てそういう想像力を働かせるのは難しいかもしれませんが、今は、ビジュアルな情報もたくさんTVから流れますので、自分の生活の情報として、理解を深めてほしいですね。

昔、中学校で理科の第二分野を教えていた頃。私費で天気図用紙を大量に買い込み、カセットレコーダーでNHKラジオの気象現況を録音して、教室で生徒に天気図の書き方を教えたものです。今はそういうことは却ってやりにくいでしょうね。
気象衛星もありますが、天気図はやはり基本。そして観天望気も基本です。

まずは、無事でした。

そうそう、夕方のNスタ。
0521_5skytree
東京スカイツリーの350mのところの展望デッキが見えていないようです。
ずいぶん雲の底が低いようです。
東京タワーが写っていたらてっぺんあたりが隠れているのかもしれませんね。

宇宙って?:1

★5月4日に「MOMO(モモ)」3号機が打ち上げられ、「高度113.4kmの宇宙空間に到達」したそうです。

朝日新聞デジタルから引用↓


民間ロケット、宇宙到達 堀江さん出資のベンチャー、3度目で成功(2019年5月5日05時00分)
 元ライブドア社長で実業家の堀江貴文さんが出資する宇宙ベンチャー、インターステラテクノロジズ(IST)の小型ロケット「MOMO(モモ)」3号機が4日午前5時45分、北海道大樹町から打ち上げられた。ロケットは4分後、民間単独のロケットとして国内で初めて高度113・4キロの宇宙空間に到達。打ち上げは成功した。
・・・

↓飛行経路図があります。
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20190513000208.html
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190505-00010000-doshin-hok.view-001

打上げ地点から37km離れた太平洋上に落下したそうです。
打上げ後の約120秒は加速していますので、全体の経路は放物線ではありませんが、ま、大差ないと考えましょう。
さて、上にリンクしたサイトにある図の曲線はずいぶん開いているなぁ、という感じがするのです。
水平方向が37km、高度は113.4km。 1:3.06 ですからね。もっととんがっていていいんじゃない?
で、エクセルでちょっと描いてみました。

Parabola1
この2次関数が(0, 0) (1, 0) (0.5, 3.06)の3点を通るという条件で a, b, c を決めると
Parabola2
こうなりまして、グラフを描くと
Momo03
まあ、こんな感じになるわけです。
とんがってるでしょ。

何となくね、習性でね、感覚的なものがうずいてしまうんですね。

満月

0419_15mangetu 2019.4.19
「平成最後の望」だそうで。{「望」は「ぼう」と呼んでくださいね。「平成最後の「のぞみ」とは読まないように。}
何でもかんでも「平成最後」って言やぁいいってもんじゃないでしょうにね。
月と地球は何十億年も一緒にいるんですから、人間のスケールで見ない方がいいと思いますがね。

5月19日(日)は「令和最初の望」でした。
日曜の夕方はニュース番組も少ないし、森田さんみたいなゆとりのある予報士さんが少ないし、全国のどこかでは月が見えたと思いますが、テレビでは見られませんでした。

0517_24moon  4.17
これは望の2日前の夕方6:48の画像。
左下がほんのわずか暗いんですね。

「令和最初の満月」で検索してください。投稿画像があるようですよ。


https://weathernews.jp/s/topics/201905/170085/
↑このページの一番下の方に「各月ごとの満月の名称」というのが載っています。アメリカ先住民の文化だそうです。
これによると、

5月の満月は「Flower Moon」

だそうです。

スイートピー

0419_14sweetpea 2019.4.19
とにかくたくさん咲きました。この微妙な色が何ともいえませんね。

0420_2sweetpea 4.20
色の名前を知りません。何という名前の色なのでしょう。

ベランダや庭や、あちこちで咲かせましたので、もう、外に顔を出すと甘い香りに包まれました。
お菓子屋さんの前に立っているような感じ。まさしく「sweet」でした。
但し、豆は食べられませんのでご注意を。猛毒というほどではないらしいですが、有毒であることは間違いない。
エンドウマメと似ていますからうっかりしないようにしてください。

クレマチス

0419_12clematis 2019.4.19
クレマチスの咲き始め。あれ、こんな開き方だったっけ。
1枚だけ開いている。

0420_7clematis 4.20
翌日にはこうなっていました。まだ完全に開ききってはいませんね。もっとシャキッとします。
大柄で気持ちの良い花ですね。
私はこの花をクレマチスという名で覚えたのですが、妻はテッセンの方が先だったのかな、テッセンとクレマチスと両方使います。辞書を引いたらテッセンは「鉄線」だそうです。なんでかな?鉄の針金に見えるかな?不思議です。

0421_31clematis 4.21
ほぼ開ききりましたね。
今年はいくつ咲くかな。楽しみです。

フラサバソウ

0418_5frasavasou 2019.4.18
花はオオイヌノフグリに似ているのですが、葉に毛が密生していますね、フラサバソウは。茎もかな。

0419_11frasavasou 4.19
すごいでしょ、毛だらけ。
慣れればわかるのですが、そういう私が毎年悩むのですから偉そうなことは言えない。
かわいい雑草です。「上を向いて歩いて」いては絶対に会えない花。
下を向いて歩きましょうよ、ゆっくりゆっくりと。

シラン

0419_10siran1 2019.4.19
線路柵下のシラン。柵の横棒を上下に入れて「額縁効果」を狙った写真。(うけ狙い)。
枠があると、そこで画像が切れて、そのためにむしろその外側を意識してしまうんですね。そんな狙いです。
0419_10siran2
開きかけで、ちょっと面白い姿をしている花を見ました。

ネコハエトリ♂

0419_9nekohaetorim 2019.4.19
ネコハエトリのオスですね。メスはこんなに黒くない。

「ホンチ遊び」といいまして、このネコハエトリのオスを闘わせる遊びがあったんですよ。
神奈川の方の男の子の遊び。千葉でもあったのかな。
私自身は経験がありませんが、かつて同僚でこの遊びを経験した方がおられましたっけ。
昔はね、おもちゃとかスマホなんかありませんからね、いろんな遊びを工夫したものなのです。

↓朝日新聞の神奈川版です。
http://www.asahi.com/area/kanagawa/articles/MTW20160428150230001.html

2019年5月21日 (火)

クビキリギス

0419_8kubikirigisu1 2019.4.19
葉の間に何かいる。覗いてみたらクビキリギス。
バッタ目>キリギリス科>クサキリ亜科>クビキリギス です。
0419_8kubikirigisu2
こんな顔してました。
成虫で越冬するバッタです。夏は越せないはず。寿命が近いかもしれません。

https://www.insects.jp/kon-kirigikubikirigisu.htm
<引用始>
クビキリギス
バッタ目 キリギリス科 クサキリ亜科
緑色または褐色で、頭頂が著しく尖った大きなキリギリス。口の周囲が赤い。
指に噛みつくと離さず、無理に引っ張ると首が抜けるのでこの名がついたらしい。
平地の草原や水田の土手などで見られる。秋に成虫になって冬を越し、翌年の初夏まで生きる。
<引用終>

なんだか恐ろしい話も載っていました。
昆虫というのは、たまに、こういう命がけの抵抗をすることもありますので、要注意です。
私が経験したのは、シャクトリムシで。うっかり枝から引き離そうとしたら、がっしりつかまった脚を放さなくて、体がちぎれてしまったことがあります。苦い思い出です。

ユキノシタ

0419_6yukinosita 2019.4.19
ユキノシタは最後に勤務した学校の思い出。もう15年くらいになりますか。この花が好きでね、毎年楽しみます。

0425_10yukinosita 4.25
咲き始めればどんどん花が増えます。
0425_27yukinositahati
種類はわからないけれど、これはハチですね。
花は非常に低い位置で咲きますから、私は上から眺めるだけ。こんな低いアングルは妻のもの。
しゃがんで撮影してきてくれました。小さな花ですが、蜜を吸う昆虫がやはりいるんですね。

0503_20yukinosita 5.3
花畑。もちろんこのアングルは私のアングル。

ヒゴクサ

0419_3higokusa 2019.4.19
毎年お目にかけるヒゴクサ。カヤツリグサ科>スゲ属>ヒゴクサ です。
てっぺんの少し色のついたのがオシベ。
下の白い糸のようなのはメシベの柱頭だと思います。
小さな池ですが、水辺には違いない。水辺の植物です。いつの頃だったか勝手にやってきて、以来、毎年花を見せてくれます。

クロスジホソサジヨコバイ

0418_33kurosujihososajiyokobai1 2019.4.18
上が頭です。翅の後端部に目のような模様があって、敵をだまします。
このヨコバイ、プチンという感じで消えてしまうことが多いのですが、この時はふわっと飛んで移動して、行き先が見えましたので
0418_33kurosujihososajiyokobai2
移動先で接近して撮影。
ちょっとぶれましたが、模様の様子は分かると思います。
これだけ接近したら、さすがにプチンと消えまして、どこへ行ったか分からなくなりました。
背中の黒い筋の両脇が赤いのは、メスです。

アシブトハナアブ

0418_26asibutohanaabu1 2019.4.18
コマツナの花に来たアシブトハナアブ。顔面が花粉だらけになっています。
白粉(おしろい)というよりは、黄粉(きなこ)ですね。
0418_26asibutohanaabu2
この写真では前脚がどうなっているのかよくわかりませんが
0418_26asibutohanaabu3
こうなれば「両手」で口元にオシベを引っ張っている様子です。
0418_32asibutohanaabu
別のところで見かけたアシブトハナアブ。
身ぎれいです。ハナアブは花粉媒介者として活躍します。がんばってね。

PC画面の虹

0416_22rainbow 2016.4.16
パソコンを起動すると、なんだかいろんな写真が提示されます。私のような古い人間には少々鬱陶しいのですが。
なにせ、MS-DOS時代からのユーザーですから、真っ黒けでそっけない画面が一番落ち着く。最近はいろいろと「押し付けサービス」が多くて、ユーザーの許しを得ずに勝手な行動をするな、とぼやきつつ付き合っています。

★さて、本題。
この時は虹の写真。
虹の感じが「低い」。ということは太陽高度が高いということです。
朝や夕方で太陽高度が低いと虹が高く出ます。
写真で色の濃い虹が主虹、その外側に少し暗い虹が見えますが、これが副虹。
主虹と副虹では色の配列が逆になっていることにご注意ください。
主虹と副虹の間の部分を「アレキサンダーの暗帯」といいます。
この写真ではあまりはっきりとはしませんが。なぜ生じるのかについてはここでは解説しません。

↓参考などご覧ください。
https://www.ccs-inc.co.jp/guide/column/light_color/vol19.html

虹は7色といいますが、ま、便宜的なもの。
「虹の7色 覚え方 英語」とアンド検索してみてください。いろいろな覚え方が出てますよ。

2019年5月20日 (月)

デルフィニウム

0416_20delphynium1 2019.4.16
デルフィニウムのつぼみ、できたて。
0416_20delphynium2
もうすぐ咲きそうなつぼみ。
0416_20delphynium3
咲いた花。

前にも書いたのですが。、デルフィニウムという名前はギリシャ語の「イルカ」に由来するというのですね。
つぼみの形がイルカに似ている、と。
どうもなぁ。我が家で咲いてくれているデルフィニウムを見ていて、イルカのようには見えなくて困っています。

https://ameblo.jp/miracle---wedding/entry-12284762732.html
↑このサイトの写真を見ると、距のようなものがあって、イルカに似ているのかな、とも思いました。


http://www.hana300.com/lakusu.html
「Delphinium は、つぼみの形がイルカ(ドルフィン、ギリシャ語で「delphin」)に似ているところから。」

アシナガバチ

0416_19asinagabati 2019.4.16
悲しいことがありました。
門柱にアシナガバチが巣を造り始めてしまった。
フタモンアシナガバチだと思いますが、女王が1匹で巣を造り始めた。まだ働きバチは生まれていません。
いくら虫好きでも門に巣を造られては困りますので、殺虫剤で駆除しました。
何個かの卵がありました。
悲しいけれど、これは仕方のないこと。
ごめんね。

マルカメムシ+

0416_16marukamemusi1 2019.4.16
右上の方はマルカメムシです。独特の姿で、間違いにくい。
よく見たら、左下の方、黄色っぽい昆虫がいます。
0416_16marukamemusi2
こういう昆虫。
カメムシ目のキジラミの仲間だと思うんですが。
クストガリキジラミというのが似ていますが、今まで見たこともないし、自信はありません。

ビワ

0416_13biwa 2019.4.16
ビワの実が成長を始めました。
どのくらい生るのかよくわかりません。
木の中の方は全然見えないのですが、色づいてきたら中の方まで見えると思います。
実生ですが、甘い実になりますよ。結構、果肉が厚くてね、うれしい。

コダカラソウのそばで:クモの幼体

0416_8kodakarasou 2019.4.16
コダカラソウの花は、派手さはないですが、しっかり満開になりました。ちゃんと咲いたのは初めてですので、楽しんでいます。
さて、このコダカラソウのすぐ上に、クモの幼体がいます。
0416_9jorougumo
これ。
ジョロウグモではないかと思うのですが、自信はない。
大きくなれば独特の3重の網とか張りますが、どうも、この時点ではそういう網ではないようです。

0420_4jorougumo 4.20
この後、姿を消しました。
どこか近くの高いところで成長して大きな姿を見せてほしいものです。

カタバミ科・4種

0416_5akakatabami 2019.4.16
上の写真はアカカタバミです。
葉が赤紫です。この写真ではあまり赤っぽくないけど。
ところで、写真撮影時には全く気づいていなかったこと。画面右下をご覧ください。
0416_5akakatabami2
トリミングしました。オンブバッタの幼虫じゃないかな。
後から気づいて、写真はこれだけ。たぶん間違ってないと思いますが。
0416_12katabami
こちらはカタバミ。
アカカタバミもカタバミも花は小さくて黄色。草丈も低い。
葉の色で見分けています。

0517_3murasakikatabami 5.17
これはこれまで何度も掲載してきたムラサキカタバミ。
花は大柄です。草丈も少し高い。

0515_14imokatabami 5.15
これはイモカタバミだと思います。
花の中心近くの色が濃い。
ただ、私はイモカタバミと認識していましたが、ややこしい事情もあるようです。下にリンクするWikiを読んでみてください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%A2%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%9F
<引用始>
フシネハナカタバミ(節根花片喰、学名 Oxalis articulata Savigny, 1797)[2]、が基本種で、独立種として扱われていたイモカタバミ(芋片喰、学名 Oxalis articulata Savigny. subsp. rubra (A. St.-Hil.) A.Lourteig, 1982[2]、[5])は、後にフシネハナカタバミの亜種とされた。カタバミ科カタバミ属の植物。現在は、フシネハナカタバミとイモカタバミは園芸上、まとめてイモカタバミと呼ばれている[2]。
<引用終>


★カタバミは、どこにでも生える雑草ですが、なぜか「家紋」に使われる。繁殖力の強さのせいだそうです。
「家運隆盛・子孫繁栄」だそうですが、どうもへそ曲がりとしては「子孫よ、出世などどうでもよい、雑草のように強く生きよ」と感じてしまうのですが。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%9F
<引用始>
片喰紋・酢漿草紋(かたばみもん)は日本の家紋の一種である。平安時代に車紋として使用された記録がある[10]。前述の通り繁殖力が強く、一度根付くと絶やすことが困難であることが、「(家が)絶えない」に通じることから、武家の間では、家運隆盛・子孫繁栄の縁起担ぎとして家紋の図案として用いられた。五大紋の一つに数えられる。
<引用終>

2019年5月17日 (金)

ニンジン

0414_24ninjin 2019.4.14
プランターでニンジンを育てています。
なにせ土が浅い。すぐ底に突き当たってしまう。大きく長くは育たない。
でもね、香りが高いんですよ。洗ってそのままバリバリ食べるんですが、ニンジンの香りってこんなだったっけ、という強い香り。おいしい。

0503_33ninjin  5.3
妻が笑いながら収穫してきました。
時々、新聞なんかで、不思議な格好になったニンジンなどが紹介されたりしますが、我が家でもこんなことが起こりました。
画面下のは、まさしく「人の足」ですね。二つに分かれた。
中央のは、二つが互いに巻きついてしまった。強い絆で結ばれています。
一番上は分かりにくいのですが、ほとんど球形のニンジンもできたのです。
いろんなことがおこるもんだ。
おいしくて楽しい。老夫婦は遊ぶ。

↓ニンジンの語源が紹介されていますが、コピー禁止なので、ご自分で読みに行ってください。
http://gogen-allguide.com/ni/ninjin.html

シュンギク

0415w_5syungiku
2019.4.15
シュンギクも栽培していまして、時々食べます。
しっかりしています(少し硬い、という意味です)。香りは強い。おいしいですよ。
ところで、つぼみができちゃった。
0418_41syungiku1
4.18
「長けた」というべきか。でも、シュンギクの花も見たい。

0419_13syungiku1
4.19
わ、咲きそう。

0420_1syungiku1
4.20
咲いた!黄色い花です。画面右上にピントの合わなかった花が見えます。周囲が白いですね。
0420_1syungiku2

こういうタイプの色の花もある。
咲いてからの時間経過、というわけでもなさそうなんです。

0421_1syungiku
4.21
面白いものですね。
シュンギクは長く食べてきましたが、花を咲かせたのは初めてだ。きれいだな。
↓参考
https://matsue-hana.com/hana/syungiku.html 越年草
<引用始>
原産地は地中海沿岸で、野菜として栽培される。花は黄色だが、舌状花の外側が白い覆輪になるものもある。 花期 5月
学名は、Xanthophthalmum coronarium
キク科シュンギク属
<引用終>
やはりそうなんだ。
私の知識では「Xantho」というのは「黄色い」ということで、「corona」は「冠」でしょうね。
観賞用としても充分に楽しめます。やってみませんか。
その後、このプランターは花畑になりましたよ。

ボタン

0415w_1botan1 2019.4.15
買い物散歩帰りの妻の撮影。
私には何の花かわからなかったのですが、妻曰く「牡丹でしょ」。
0415w_1botan2
う~む、そうなのか。
「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」とは知っていますが、牡丹だけはあまり見たことがない。
当麻寺とか長谷寺で見たことがあります。でも身近なところで、知らなかった。迂闊でした。

東京新聞の連載コラム「筆洗」(2019年5月15日)で読んだのですが
京マチ子さんの逝去に際しての文でした。その中から与謝蕪村の句を引用します。

 虹を吐てひらかんとする牡丹かな
 閻王の口や牡丹を吐んとす

閻魔大王の口から牡丹、ですか。ぞくっとしますね。「凄味のある美」というのがあるものなんだな。そんな美の前では、気の弱い私は逃げ出してしまいそうだ。

カンナの種子

0415_5canna 2019.4.15
妻が頂いてきました。カンナの種子。
ものすごく硬い種子です。蒔いてみようということなのですが、うまくいきますかどうか。
種子を見たら蒔きたくなる夫婦ですので、とにかくやってみましょう。できれば線路際で咲かせたいのですけどね。

ツリガネソウ

0414_18turiganesou 2019.4.14
ご近所の家の前の線路柵際。
ツリガネソウが咲いていました。

0415_3turiganesou 4.15
翌日もう一回撮影してきましたが、こう撮ると線路柵際ということがわかりやすい。
電車の運行に差支えがない限り線路柵際での園芸を東急電鉄も禁じてはいません。
線路近くまで繁茂した雑草は、年に2回くらい草刈りをして取り除きますが、線路柵の真下の園芸植物は放置してくれます。
ですから沿線の方々は、結構凝った園芸を線路柵下で展開しているんですよ。
線路沿いに散歩するのもなかなか楽しいのです。

ヒメマルカツオブシムシ:代謝水

★昨日の記事「コデマリにて」で書いたことの続きです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-1ca0d7.html

ここで↑書いたことを繰り返すと↓
「普通、毛織物に穴を開ける害虫として有名なのですが、昆虫標本などを保存する立場の方にとっても厄介な害虫です。
乾燥したタンパク質を食べるばかりで「喉は渇かないのか」ということについては、稿を改めます。」

★最近の読書から↓
「昆虫考古学」小畑弘己 著、角川選書 610、2018年12月21日 初版発行
p.24
<引用始>
・・・貯蔵食物の栄養基の中で1年間を過ごすグラナリアコクゾウムシやココクゾウムシは基本的に飛翔しない。通常、種子と乾燥植物質はほとんど水分を含まないため、昆虫は乾燥食物の中の炭水化物の異化を通じて水を得ている。この2種は飛ばないことで水分の過剰な消費を抑え、乾燥食物に適応しているのである。・・・
<引用終>

ここでの記載はヒメマルカツオブシムシについてではありませんが、基本は同じです。毛糸のセーターや絹の布、カツオ節・・・乾燥したタンパク質を食べて、水を摂取することがない。でも、体を構成する細胞の中味は水溶液なのですから水は必要だ。卵の時に持っていた水分だけでは足りるわけがない。
どこから水を調達するのか?
炭水化物を酸素と反応させてエネルギーを取り出し、二酸化炭素と水を生成する。二酸化炭素は捨てるとして、生成した水を逃がさないようにして使うんですね。

高校で生物をとった方はこんな式を見たでしょう。

C6H12O6(グルコース) + 6 O2 → 6 CO2 + 6 H2O

この過程で得られるエネルギーをATPという形にして、細胞の活動に使うのでした。
通常、エネルギーの方にばかり目が行きますが、二酸化炭素と水を生成する反応でもあるのです。
二酸化炭素の方は、呼気を石灰水に吹き込んで白濁することで証明する、という実験がポピュラーですね。
でも、水の生成は忘れがち。この水を「代謝水」ともいうのです。

★代謝水を利用するのは昆虫だけではありません。
哺乳類でも代謝水を利用します。
有名なのはカンガルーネズミかな。
下にニッポニカから引用します。
https://kotobank.jp/word/%E4%B9%BE%E7%94%9F%E5%8B%95%E7%89%A9-237529 乾生動物
<引用始>
乾生動物(かんせいどうぶつ)
砂漠のような乾燥地に適応した動物の総称。水分の不足する環境への適応様式は生態的なものから生理的、形態的適応までみられる。巣穴を深く複雑な構造につくって巣内の水分消失を少なくしたり、日中は巣に潜み夜間に地表活動をする動物も多い。カンガルーネズミは水を飲まず食物の分解に際して生ずる水(代謝水)で必要を満たし、濃い尿を出すことで水分を節約する生理的な仕組みをもっている。ラクダが1週間余りも水を飲まずに活動できるのも、体内に蓄積した脂肪を分解して代謝水を得ているためである。体表からの水分消失を防ぐ角質化した表皮や鱗(うろこ)、毛、羽毛を備えたもの、呼気中の水分を節約する構造を鼻孔内にもつサバクイグアナや、体内に摂取した水を蓄える袋のあるサバクガメなど特殊な形態的適応もみられる。しかし、多くの乾生動物の適応は、唯一の方法によっているのではなく、これらを組み合わせて成立している。[須永哲雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
<引用終>

しぶといですね。水を飲まなくても生きていられるのです。

★じゃあヒトは?
↓最近の読書から。
「うんちはすごい」加藤篤 著、イースト新書Q Q051、2018年11月20日 初版第1刷発行
p.21~22
<引用始>
・・・
 人は1日約2.5リットルの水が必要で、食べ物に含まれる水分で約1リットル、たんぱく質や炭水化物、脂肪などの代謝によって体内で作られる水で約0.3リットル、飲み水で約1.2リットルを補給しています。
 一方、うんちとおしっこで約1.6リットル、呼吸や汗で約0.9リットルの水分を排出しています。
・・・
 厚生労働省では「寝る前、起床時、スポーツ中及びその前後、入浴の前後、そしてのどが渇く前に水分補給を心がけることが重要」と呼びかけています。
 「うんちのあとには水を飲もう!」なんていう呼びかけもありですね。
<引用終>

必要な水をまかないきることはできませんが、やはり代謝水も利用しているのです。
すごいことですね。ぜひ意識してください。私たちの体も水を作っているのです。
この本、題名からすると、子ども向けという感じもしますが、著者の加藤篤さんは「NPO法人日本トイレ研究所」の代表理事でいらっしゃいます。子どもにうんちの大切さを伝える活動もなさっていますが、本の内容は社会的な視点を持ったシリアスなものです。恥ずかしがらずに読んでください。

★マイケル・ファラデーの「ロウソクの科学」は有名な本ですからご存知の方も多いでしょう。
・岩波文庫 青909-1
でも入手できます。
・サイエンス・アイ新書で2018年12月25日初版発行の
「ロウソクの科学」が教えてくれること
という本が入手しやすい。若干の不満がありますが、わかりやすいです。

ファラデーは、ロウソクが燃えると水が生成することを実験で見せています。炎に冷たいスプーンをかざせば曇るのでわかります。
また、人体においてもロウソクの燃焼と同じことが起こっていて、二酸化炭素が発生していることも石灰水の白濁で証明しています。
ですが、私たちが、二酸化炭素を生成すると同時に、水をも生成しているのだと、まとめて提示はしていません。
なかなか微妙なところですね。

2019年5月16日 (木)

シランとムラサキツユクサ+アブ

0414_14siran_murasakituyukusa 2019.4.14
線路柵下。手入れなし。双方の勢力がここで出会っています。

0415_4murasakituyukusa 4.15
左の花の紫が少し赤味を帯びていました。
色素合成酵素の遺伝的な変異でしょうか。

0418_12murasakituyukusa1 4.18
アブが来ていたのですが。2匹。
0418_12murasakituyukusa2
よくわからないのです。平均棍が写ってたりしますが、特徴がつかみきれない。
0418_12murasakituyukusa3
黒い小さなアブ。
マメヒラタアブ族という仲間じゃないかと思うのですが、確証もなし。
そんなもんだ、とご理解ください。

タンポポ

0414_12tanpopo 2019.4.14
ヒメツルソバと同じ高さレベルで咲いていました。
タンポポの花は意外と低い位置で咲きますよね。
花の後で、茎が伸びて綿毛のある果実を飛ばしやすくする。
物言わぬ植物ですが、いろんな工夫をして生きています。

モチノキの花

0414_8motinoki 2019.4.14
小さくはない木なんですが。全体で今年はこの一輪だけで終わったようです。
新緑が例年になくきれいで、楽しんでいました。
新聞を取りに出たら、ほとんど目の前で咲いていました。
これからいっぱい咲くのかなと、思いきや、これ一輪。
たまたま見えやすいところで咲いてくれたので、気付きました。ラッキーでした。
もっと咲いてほしかったな。

ナンテン

0413_23nanten 2019.4.13
赤い新芽が集まっていて、オッと思って撮影。
人間の目は広い角度で見ていても、意識は中心だけに集中している、ということができるわけですけど。
写真って難しいですね。露出とのかかわりもあって、どこまでズームしたらいいのか、イメージ通りに写っているわけではありません。
{言い訳が多いゾ}

コデマリにて:昆虫たち

0419_2kodemarimusi2 2019.4.19
右のアブは、コマバムツホシヒラタアブかな、と思いますが、自信はない。
左下の丸っこいのはヒメマルカツオブシムシでしょう。花粉を食べるのではないかな。
露出があってなくて、暗い写真でスミマセン。白い花が背景だとむずかしい。

0421_10himemarukatuobusimusi 4.21
ヒメマルカツオブシムシが2匹いました。
私の記憶では、コデマリで見かけることはあまりなかったように思います。
ハルジオンなどのキク科の花でよく見かけたように思います。

0423_14rurimaruhimemaru 4.23
右の黒いのはルリマルノミハムシ、左がヒメマルカツオブシムシ。
両方とも名前が長くて書くのが大変です。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/index.html
ヒメマルカツオブシムシ(姫丸鰹節虫)
<引用始>
カツオブシムシ属の昆虫は,名前の通り,鰹節,干し魚,皮革など動物質の害虫で,骨を残してきれいに食べるので骨格標本の作製に利用されるとか。ヒメマルカツオブシムシの幼虫は毛織物の害虫として有名で,動植物標本も食べる。
<引用終>

普通、毛織物に穴を開ける害虫として有名なのですが、昆虫標本などを保存する立場の方にとっても厄介な害虫です。
乾燥したタンパク質を食べるばかりで「喉は渇かないのか」ということについては、稿を改めます。

コデマリ

0413_15kodemari 2019.4.13
コデマリの花が増えていきます。

0418_19kodemari 4.18
忘れていました。コデマリの花の集団を横から撮ると、表面がまるで煙ったようになるということを。
上の写真、ちょっと不満は残るのですが、想像していただけると思います。
オシベのおかげです。花の「けむるような笑み」という表現はこの場合適切かどうか、難しいなぁ。

2019年5月15日 (水)

気になること

大津市で起こった、保育園児が亡くなった痛ましい事故。
13日のニュースで、保育園が保育を再開したと報じられて、ほっとしています。
幼い人の成長に、散歩は必要なこと。我が家の前の行き止まりにも保育園のお散歩がよくやってきて、草花や落ち葉、虫などに大はしゃぎしています。嬉しいことです。車の心配がほとんどない場所なので利用してくださいます。
外気に触れ多少の紫外線を浴びることも骨の成長など健康には必要なこと。紫外線完全シャットアウトではくる病になりかねません。大人だって骨粗しょう症にならないよう、適度に紫外線を浴びるべきですよ。極端な紫外線シャットアウトは不健康なことです。

★さて、11日のNHKニュースから引用します。
<引用始>
園児2人死亡事故 複数の車からドライブレコーダー回収し分析(NHK 2019年5月11日 5時30分)
 大津市で保育園児の列に車が突っ込み、2人が死亡した事故で、警察が列に突っ込んだ軽乗用車のドライブレコーダー以外に、複数の車のドライブレコーダーを回収していたことが捜査関係者への取材でわかりました。警察は、こうした映像をもとに事故の詳細な分析を進めています。
 ・・・
 この事故では、直後に警察が列に突っ込んだ軽乗用車のドライブレコーダーを回収していましたが、さらに当時、付近にいた複数の車のドライブレコーダーを回収していたことが、捜査関係者への取材でわかりました。
 新立容疑者の車の後ろで右折待ちをしていた車のものもあるということです。
 これらのドライブレコーダーには、2台が衝突してから園児の列に突っ込むまでの映像が記録されていたということで、警察はこうした映像をもとに事故の詳細な分析を進めています。
<引用終>

ドライブレコーダーの映像を分析することは重要なことだと思います。
私が引っかかったのは「回収」という言葉なんです。
事故車からドライブレコーダーを「回収」するのは当然でしょうけれど、事故に直接かかわっていない車に対して、警察が「回収」できるんですか?
周囲にいた車の持ち主が自発的に提供したか、警察の要請に応じて「任意で」提供した、のではありませんか?
事故関係者以外に対して、強制的な捜査はできないんじゃないですか?必要なら捜査令状が要る、と思うんですが。
捜査令状をとって「回収」したのですか?
なんだか、そのあたりがもやもやして、気分が悪い。
警察というものは、強い「力」を持つ組織なんです。その力の行使は厳重に管理されなければならない。それは忘れてはならないことですね。
NHKのニュース原稿を書いている方の言葉づかいとしては不用意な気がするのですが、いかがでしょうか。

★気になること。他にも。
●事故現場の信号システムがよくわかりません。
右折車の多い交差点のようです。右折時間をちゃんととって、対向する直進車と時間的に分けるようにしてありましたか?
信号システムの設計はどうだったのか、聞きたいところです。
私がプールへ行く途中の交差点では、こちらが直進・右左折可の時には、対向車線は完全停止で、向こうが直進・右左折可の時はこちらが完全停止、と分離されているところがあります。非常に安心なシステムです。
歩行者も含めて、安全な、事故の起こり得ないような信号システムを開発してほしいですね。

●事故の原因となった右折車の運転者は、右折のウィンカーをきちんと出していましたか?
このごろ運転していてひどく気になる不快なこと。右左折時にウィンカーを出すのがひどく遅い車が目立つんです。直前まで意思表示をしない。後続の車にも危険だし、対抗する車にも危険だし、一緒に走るバイクなどは非常な危険にさらされているのをみかけますよ、それもかなり頻繁に。
極端な場合、ウィンカーを出さずに右左折する車までいたりして。非常に苛立ちます。
今回の事故の場合どうだったんだろうと気になるところです。

--------------------
ここまでは、テキストエディタ上に書いておいた下書きです。
{私はいつも、30年も使ってきて使い慣れたテキストエディタ(MIFES)で下書きをし、それをブログのエディタにコピーして、校正してアップロードしています。}

先ほど、NHKのニュースサイトへ行って読んでいたら、今日付けのニュースにこんな記述がありました。

<引用始>
園児死亡事故から1週間 散歩コースの安全再点検など進む(NHK 2019年5月15日 4時09分)

大津市で、散歩中の保育園児の列に車が突っ込み2人が死亡した事故から15日で1週間です。
・・・
警察は、当時、現場にいた複数の車からドライブレコーダーの提出を受け記録された映像をもとに当時の状況について分析を進めています。
・・・
<引用終>

「当時、現場にいた複数の車からドライブレコーダーの提出を受け」となっていますね。
やはり「回収」という表現に対して、何らかの反省があったんじゃないですか?
捜査に協力したいという自発的な「提出」か、警察からの依頼に応じた任意の「提出」かは判りませんが、力の行使である、証拠物件の「押収」、と受け取られかねない、「回収」という表現を反省したかな。

テレビでは映像も重要な伝達手段ではありますが、言葉をおろそかにしてはいけないとおもいます。
私もかつて言葉を職業の柱とする職業である教職にありましたので、言葉には敏感になりました。
口うるさい爺さんですが、ご理解ください。「伝える」ということは難しいことです。

 

カランコエ

0413_17kalanchoe 2019.4.13
ホントに小さな株です。
4弁花が6つ集まって、5弁花みたいに並んでいる。
とってもかわいかったので画像に残しました。

ミツバツツジ

0413_11mitubatutuji1 2019.4.13
ご近所なのですが、2種類のミツバツツジがありまして、先に咲いた方はすでに掲載しました。
0413_11mitubatutuji2
いかにもミツバツツジですね。
記憶では土佐のミツバツツジと阿波のミツバツツジの2種類だったと思うんですが。
どっちが先だったっけ。

0414_20mitubatutuji 4.14
花の期間も短かった。これが阿波だったかもしれません。違っていたらゴメンナサイ。

ムベ

0413_6mube 2019.4.13
ムベの花がいっぱい咲いていました。
なにやら伝説のあるらしい「実」を食べてみたいものですね。遊歩道脇では完熟にいたる実はほとんどないし、公共の財産だろうし。でもなぁ、自分で栽培するほどでもない、かなぁ。

つむじ風(塵旋風)

0412_34tumujikaze
2019.4.12
これはTBSのNスタの画面です。
あちこちでつむじ風が発生しているようです。
「ナゼ?今月多発!つむじ風の恐怖」とありますが、それはやはりそれなりの必然性があるのです。

5月に入って
4日にも
<引用始>
突風でテント飛び2人重軽傷 「芝桜まつり」会場 群馬(朝日新聞デジタル 2019年5月4日12時33分)
 群馬県太田市上強戸町の太田市北部運動公園で開催していた「おおた芝桜まつり」で3日午後2時40分ごろ、ステージ横のテント2張りが突風で飛ばされ、来場者の男性2人が重軽傷を負った。
・・・
 前橋地方気象台によると3日は高気圧に覆われてよく晴れ、気温も6月下旬並みだった。近くの伊勢崎市の午後2時の気温は27・9度だった。つむじ風の発生について、地面が温められて地上付近の空気が軽くなって局所的な低気圧が生まれ、風が吹き込んだ可能性も考えられるという。
<引用終>
11日にも
<引用始>
テントあおられ児童ら12人けが 福島、運動会中(朝日新聞デジタル 2019年5月12日05時00分)
 11日午後0時40分ごろ、福島県鏡石町中央の町立第一小学校の校庭で、運動会の昼休み中に複数のテントが突風であおられ、児童らにぶつかった。
 ・・・
<引用終>

ではその共通性は?
・昼の気温の高い時間帯。
・公園や校庭という広く開けたところ。
ということかな。冒頭のテレビ画面の写真でも、周囲は開けているようです。{報道ではあまりこの「開けた」ということを言いませんがおそらく重要なファクターなのです。}
・そして4月5月というのは、上空はまだ夏ではない。比較的気温が低いのです。

こういう条件下で強い日差しで、地面が強く温められるとどうなるか。
そうすると、当然、温められた空気は膨張して密度が小さくなり上昇しようとします。
その時、公園や校庭の地面付近の空気が全部一気に上昇できるでしょうか?
それは無理ですよね。
味噌汁を揺らさないようにそっと冷ましていくと、表面の冷えた部分が下降しようとするのですが、全部いっぺんには降りられない。ぽつぽつと穴が開いたように下降流が発生しますよね。
この出来事の逆向きの出来事がつむじ風の場合に生じるのでしょう。
地面にも少しは温度むらがあるでしょう。地面の色に濃淡があるとか、熱くなりやすい石や鉄の棒があるとか。
あるいは、風が吹いてきて、一部の空気を動かして、その流れの脇に渦が発生するとか。
そうすると、局所的に上昇気流が発生するのです。
ですから「広い面」というのは重要なファクターなのだろうと思いますよ。
真夏だと、「上空」が冷たいといっても規模が違う。1000mの桁の上空、との気温差になり、そういうところで上昇気流が発生すると積乱雲になり、場合によっては竜巻が発生するかもしれません。

こんな具合で、4月5月の運動会のような時が危ない。
とにかく遠ざかることです。そう長時間持続する現象ではないですから、離れて隠れて待ちましょう。

↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%B5%E6%97%8B%E9%A2%A8 塵旋風
{筆者:定義の一部を引用します}
<引用始>
塵旋風の定義
・地表付近の大気状態が主な発生要因である。具体的には、強い日射による熱上昇気流(サーマル)や、地形性の風の収束が挙げられる。
・主に、雲が少なく風が強い、晴天時に発生する。
・地表から上空へと回転性の上昇気流が立ち上るが、上端の高度は数十m - 100m程度で雲底高度にも達しない。
・地面から巻き上げられた砂や塵が立ち上っていることが多い。海上では発生せず、垂れ下がる雲を伴うことはない。
・気象現象として小規模で、付近の天候が変化するようなことはない。
・下降気流を伴うことはない。」
<引用終>

レンゲソウ+ウリハムシ

0412_18rengesou 2019.4.12
レンゲソウの上品な紫。端麗、という感じ。

0427_22rengesou1 4.27
花の終わりと実の関係。
他の豆科と同じなんですが、あまり見るものでもないでしょう、お目にかけました。
0427_22rengesou2
ここではもう、実の成熟過程が進行している。
0427_22rengesou3
あれ?君はウリハムシではないのかね?
ここはレンゲソウだよ。ウリじゃないよ。
0427_22rengesou4
どうなんでしょうねぇ、レンゲソウも食べるのでしょうか。場違いな気がしますが。

0504_16rengessou 5.4
花の時期も終わるころ、すごく色の濃い花がありました。
きれいだな。

土は窒素分が増えたでしょうから、もちろん使い回します。
種子はまた来年用に採取します。
昔は一面のレンゲソウ畑、というのがあったのですけれどね。

サクランボ・食べちゃいました

0412_17outou 2019.4.12
実はまだ細長いけれど、色づいてきました。

0425_20outou 4.25
わぁ、もうすぐ食べられる!

0427_30outou 4.27
鳥さんに先を越されないように木に網をかけました。

0505_15outou1 5.5
収穫で~す。
0505_15outou2
いいでしょ。去年より数は少なめですが、甘くておいしいサクランボ。

0507_16outou 5.7
食べちゃいました。残ってません。
老夫婦二人の食欲のあと。

2019年5月14日 (火)

妙なことが起こってますね

自分のブログにアクセスしたら、妙なことが起こっていました。
毎週、月水は午後プールに泳ぎに行くので、午前中が窮屈だ。今週はちょっと立て込んでいることもありまして、明日5月15日(水)のブログ記事をタイマー・アップロードで書いておいたら、なぜか一つが今日アップロードされていました。
ココログの動作が不調なようです。
明日は、残った15日のタイマー・アップロード分が生きていればそれがアップロードされると思います。
こういうことは、以前のシステムではほとんど起こらなかったのだけれど、どうなっちゃったのかな。
木金の分もこれから書き始めようと思っています。どうなるでしょうか。わかりませんが。
よろしく、ご愛読くださいますよう。 案山子拝

シバザクラ

0412_29sibazakura 2019.4.12
密蔵院の前です。イベリスも一緒のフラワーポッド。

0423_34iberisnado4.23
思い出して、イベリスと一緒の写真も撮りました。このあと両方とも急速に花が終わっていったようでした。

私はどうも有名な園芸植物に縁遠くて、この花の名前が最初わからなかった。情けないことです。
園芸植物はなんだか凝りすぎちゃって、細かいバリエーションが多いんですよね。
雑多なのが好き。いくらきれいでも何万本も同じ花を咲かせるなんてのはぞっとする。
生き物なんですから雑多がいいですよ。

ハルジオン

0412_26harujion 2019.4.12
典型的な姿。つぼみは下に垂れます。
咲く直前はかなり濃いピンク。
開いてしまうと色は薄く見えて、ほとんど白くなる。
「春紫苑」ですが、「紫苑」そのものは秋の花だそうです。
食べられるとも聞きますが、私は遠慮しておきます。私のお腹はそう強靭ではない。

アメリカフウロ

0412_16americahuuro 2019.4.12
花が終わったばかり。子房がこれからふくらみ、独特の実ができます。
弾けるようになるのはかなり先。
随時、ご報告します。

カエデ

0414_11kaede 2019.4.14
メシベが目立ち始めました。

0416_10kaede 4.16
花としてはそろそろ終わり。

0418_29kaede1 4.18
翼を広げた鳥が群れ飛ぶ感じがしませんか。

0425_12kaede 4.25
鳥の首のようだった花柱もしおれて、実が色づき始めました。

0501_10kaede 5.1
きれいでしょ。これからゆっくりと熟していきます。
そのうち小さな褐色のヘリコプターになります。

アゲハ

2019.4.12
アゲハが続々と羽化。ちょうどツツジの季節で、花にとまらせてやります。

0414w_2ageha 4.14
飛び立つ直前の手乗り。かわいい。

4.21
鮮烈なコントラストになりました。
しばらくゆっくりしてから飛び立つのもいますし、ケースのふたを開けた途端にはるか舞い去るのもいる。

0509_18ageha2 5.9
一瞬で電柱より高く舞い上がって行った個体。
アゲハの飛翔力はものすごいです。
家の周辺でアゲハをたくさん見かけます。多分、みんな、うちの子、でしょう。

南殿

南殿は八重桜です。
0411w_9naden 2019.4.11
この写真の花、メシベもオシベもあるし、花弁もなんとなく一重っぽい花ですね。

0416_7naden 4.16
花弁が少し傷んでいますが、これも一重っぽいなぁ。

0421_9naden 4.21
花が落ちた後に、子房が残った。まるで桜桃みたい。

0425_6seguroasinagabati1 4.25
まさかこれがちゃんとした実になるとは思えませんが。
眺めていたら
0425_6seguroasinagabati2 セグロアシナガバチ
ふと目の前にセグロアシナガバチが割り込んできました。
注意してみていましたが、これは狩猟行動のよう。葉の裏に回り込んだり、せわしなく枝の間を探索。
どこかで巣を造って、幼虫を養い始めたか。

0501_6naden 5.1
赤くなりましたが、これ以上にはならずに落ちるようでした。
やはりね、結実は無理のようですね。
でも、なんだか八重桜の性格に少し変化が出てますかね。
ソメイヨシノでもたまに不完全な実を結ぶことがありますよね。
たまにそういうことも起きる。

2019年5月13日 (月)

シャコバサボテン

0411_23syakobasaboten 2019.4.11
これはつぼみだよなぁ、葉芽じゃないよなぁ、と待っていましたら。

0504_25shakobasaboten5.4
咲きそう。

0505_12syakobasaboten 5.5
咲きました!
11月~3月位が花期だと思っていましたが・・・。
花の少ない寒い時期に咲いてくれて、楽しませてくれる花のはず・・・でしたが。
いいけどさ、生物だもんな、時計じゃあるまいし、適当にずれたっていいのさ。まったく。
ずれが大きめだっただけだよね。

きれいだ。

ムスカリ

0411w_6muscari_1 2019.4.11
実ができ始めた頃の写真。

0427_15muscari 4.27
花は完全に終わりまして、この状態。
まだ熟していませんね。じっくりと待ちます。
どうなっていくのかな。初めて経験する結実ですので大事にします。

ブドウ

0411w_4budou 2019.4.11
ブドウの葉が出ていました。下から見上げるので、どうしても逆光になります。難しい被写体です。

0414_7budou 4.14
壁を背景にしてやっとそれらしい写真になりました。低めのところまで葉が茂ってくれれば、撮りやすくなります。

0418_16budou 4.18
つぼみができたのを確認しましたが、またしても高いところで、逆光。
このブドウの木、我が家に到来したときは「巨峰」という名前でしたが、なんだかなぁ緑色の「マスカット」みたいな実をつけるんです。
甘くておいしいので文句はありませんが、不思議だ。

オニグルミ

前の記事で、イチョウの雄花の話を書き、クルミの雄花穂のことにチラッと触れました。
0412_33kurumi1 2019.4.12
クルミの若葉と雄花です。
0412_33kurumi2
まだ出てきたばかりで、落ちてくるほど成熟した花ではありません。

0423_26kurumi 4.23
長く伸びました。10cmまではいかないかな。でもイチョウの雄花とは長さは決定的に違います。
左の穂に黒い部分が見えますね。花が開いてきた印です。
0423_26kurumi2
これが雌花。丸い子房とメシベの柱頭が見えます。
0423_26kurumi3
たくさん雄花が開いています。
風媒花です。今年はどのくらい実が熟すか。ゆっくり眺めていましょう。

0425_13kurumi 4.25
雄花穂が散るとこうなります。
知らない人が見たら、不気味だと思うでしょう。何か長い虫がのたうっているような感じがしますものね。
大丈夫。動いたりはしません。

イチョウ・雄花

0411_16ityou1
2019.4.11
路面に何か落ちています。
ここでは毎年クルミの雄花穂が落ちるのですが、なんだか違うなあ。
0411_16ityou2
つまみ上げたらこんなもの。明らかにクルミの雄花とは違う。
何かな、と見上げたらイチョウの雄花ですね。当てずっぽうで2,3枚写真を撮りましたが、きちんと写っていなかった。
0411_11ityou
で、時間的には前後しますけど、散歩に出た直後に、イチョウの緑がすごいなとズームで適当に撮った写真の中に比較的いいのがありました。
この木はオスの木ですから、雄花しか咲きませんが、こういう風に咲くのですね。
あまり意識したことはなかったけれど、今年は大量に咲いたのかな、はっきり認識しました。

八重桜・南殿の花に昆虫

0411_5naden1 2019.4.11
南殿の花に小さなハチ。種類はわかりません。
「アブと区別つくんですか?」「はい、それは大丈夫」
頭部の触角や複眼がまず第一。「蜂顔」とでもいいますか。次は胸部と腹部のつなぎ目、俗にいう「蜂腰」です。
アブは翅が1対2枚、蜂は2対4枚だから区別がつく、という人がいたら、その方は実物を知らない方です。
野外で出会って、翅の数なんて先ずわかりゃしませんって。知識肥大ですね。

0411_5naden2
これはルリマルノミハムシ。
後脚が体の脇にはみ出しているのが独特。
ハムシですが、花粉を食べます。
瑠璃色が見えることはなかなかない。黒いです。

2019年5月10日 (金)

ジュウニヒトエ

0411w_1juunihitoe 2019.4.11
以前にあった場所は、うっかり耕して別の花を植えてしまって、なくなってしまったかな、と思っていたら復活しました。
よかったよかった。
シソ科の上品な色合いの花です。

0415w_2juunihitoe 4.15
これは買い物途中の妻の撮影。みごとに密生しています。
こうなると、園芸の方でのアジュガという名前の方がいいかな。
アジュガは属名なんですけどね。

スズラン

0409w_26suzuran1 2019.4.9
スズランの芽がひょこひょこ出はじめました。

0413w_5suzuran1 4.13
これがね、面白いんですよ。上から見ると。
0413w_5suzuran2
ほら。
すごい渦巻きなのです。

0421_3suzuran 4.21
ぐんぐん伸びてます。

0423_3suzuran 4.23
目が回りそう。

0507_2suzuran 5.7
繁ってますね。
今年はまだ花は無理なんじゃないかな。栄養を蓄えて太って下さい。
今はベランダにいますが、夏はここでは暑すぎるでしょう、風通しのよいところへ連れて行ってやりましょう。

アブ@コマツナ

0409w_22abu1 2019.4.9
妻が撮ってきてくれました。黒いアブです。
0409w_22abu2
翅を閉じていて腹部背面に模様があるのかないのか、判然としませんが、一応、クロヒラタアブかな、と思います。
花粉を舐めているんでしょうね。
0409w_24hosohirataabu
たまたま飛行中が写りました。これは私の写真。
フタホシヒラタアぶかな、と思います。腹部背面の模様で判断しました。

コマツナ(小松菜)は「小松川の菜」です。花も観賞に値しますね。ぜひどうぞ、お楽しみください。

{内緒話:小松菜奈さんっていらっしゃるでしょ。初めてお名前を見た時は一瞬どこに名前の区切りがあるのか戸惑ってしまいました。世事に疎い古ぼけた爺さんなものですから}

ウィンターコスモス

0409w_20wintercosmos 2019.4.9
もう冬じゃないんだけどな。元気そうだね。

0507_10wintercosmos 5.7
もう初夏なんだけど。「 EARLY SUMMER COSMOS 」になっちゃったよ。
メキシコマンネングサと並んで咲いています。
花の方の都合もいろいろあるんでしょう。楽しませてくれるんですから文句はありません。

ヤエムグラハバチ 幼虫

0501_24yaemugura1 2019.5.1
足元に、茎に丸いものがついているのが肉眼で見えて、そばにいた妻に、これは何のつぼみだろう?と尋ねたら。
妻曰く、あらそれヤエムグラでしょ。
え?そうなの?とかがんでみれば、葉がまるっきりないのですが、丸いのはヤエムグラの実そのものです、確かに。
で、なんだかなぁ、実が熟す前に葉が落ちるんだったっけ、と不審でしたが撮影。これが昼のこと。
部屋に戻って写真をPC上で見ていたら、何かが写っています。
右上はダンゴムシでしょう。右端の真ん中に何かイモムシらしきものがいる。
0501_24yaemugura2
トリミングするとこういうもの。
何かの幼虫がヤエムグラの実を食べているようです。
0501_24yaemugura3
で、慌ててもう一回現場に駆けつけて、お風呂椅子に座って撮影。
ヤエムグラの実の皮をむいていますよ。
頭部が特徴的。腹部では消化管が黒く透けて見えるし、腹端近くには糞が溜まっている様子。
果皮がうまいのかな。なんだかなぁ。こいつ、葉を食い尽くして実にも食いついたのかな。

★「ヤエムグラ イモムシ」で検索をかけましたら
前の記事でもリンクした倉敷昆虫館がヒットしました。ヤエムグラハバチですって!
なんというストレートなそのまんまの名前なんだろう!と笑ってしまった。絶対忘れないですね。老人の記憶力でも。
妻に、「あれさぁ、おっそろしくストレートな名前らしいぞ」「何よ」「ヤエムグラハバチ」と報せたら、大声で笑っていました。やっぱりね。

↓倉敷昆虫館
http://www.shigei.or.jp/ento_museum/sekai03.htm
写真7 ヤエムグラハバチの幼虫 岡山県で発見されたハバチの新種
↑ここの幼虫の写真は私が見たのとはあまり似ていない。

↓このサイトにも幼虫の写真があって、それは私が撮影した写真とそっくりでした。
http://akaitori.tobiiro.jp/habati.htm
浮間公園のハバチ

いろいろ調べましたら
1979年に新種として記載されたようでした。

https://symphyta.jimdo.com/%E7%9B%AE%E9%8C%B2/%E3%83%8F%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%8F%E3%83%90%E3%83%81%E4%BA%9C%E7%A7%91/
日本産ハバチ・キバチ類目録 Checklist of Japanese Symphyta
Hemibeleses Takeuchi, 1929
Hemibeleses athaliodes Takeuchi, 1929   本州,四国
Hemibeleses nigriceps Takeuchi, 1929 アカネハバチ  本州,四国;中国,朝鮮半島
Hemibeleses ohtsukai Togashi, 1997 ハラアカコハバチ  本州,九州
Hemibeleses ventralis Takeuchi, 1952   本州,四国,九州;朝鮮半島
Hemibeleses yaemugurae Togashi & Kondo, 1979 ヤエムグラハバチ  本州

いやはや、珍しくなくっていいからさ、わかりやすいのに訪問してほしいな。

0501_24yaemugura4 5.3
この日もいましたよ。
0503_17yaemugurahabati2
しかも複数。
この後、もう食べるものがなくなったのか、見られなくなりました。
成虫になれたら「ヤエムグラハバチ」とかいう名札を下げて会いに来てくれると嬉しい。
これからこの辺りで普通種になるのかなぁ。よくわかりません。

ハバチだろうと思います

0409w_18habati1 2019.4.9
妻が撮影してきてくれました。
ハバチだろうと思いますが・・・
我が家でよく見るのはルリチュウレンジバチとかチュウレンジバチなんですが、それらとは違う。
脚が薄黄色ですね。
0409w_18habati2
腹も薄黄色です。
で、よくわからないのです。

次の記事で書きますが、最近「ヤエムグラハバチ」の幼虫だろうというのを庭で見ました。
それでいろいろ検索したのですが、ヤエムグラハバチに関しては資料が少ない。比較的新しく発見された新種らしいのです。

↓倉敷昆虫館
http://www.shigei.or.jp/ento_museum/sekai03.htm
「ヤエムグラハバチ(写真7)は植物のヤエムグラで発見された幼虫(写真8)から羽化した新種である。」

このサイトの少し下がったところに、ヤエムグラハバチの成虫の写真があるのですが、なんだか、今回妻が撮影したハバチに似ているような気がするのです。成虫の写真が少ないので、よくわかりませんが、ひょっとして、という気がしてしまいます。なにせ幼虫を見たからなぁ。

ご検討ください。

2019年5月 9日 (木)

ホオズキ

0409w_17hoozuki 2019.4.9
妻が大事にしているホオズキ。ホオズキ市で買ってきたものを育てています。

0501_9hoozuki1 5.1
私の立った位置から花が見える。さっそく妻に報告。
0501_9hoozuki2
妻がしゃがんで手で葉を少しよけて撮影。
つぼみもありますし、これから花が増えていきます。

0503_29nijuuyahositentou 5.3
多分ニジュウヤホシテントウ。「オオニジュウヤホシ」かどうかは判別不能。
あまり「殺生」をしない私ですが、妻が大事にするホオズキですから、つまんで「処分」してしまいました。ゴメンナ。
ニジュウヤホシテントウは幼虫も成虫もナス科植物の葉を食べます。葉を食べるといっても、蝶の幼虫のような食べ方ではなく、葉の裏から食べて、表面の皮一枚を残して食べます。独特の食痕なので、見ればすぐわかりますよ。
↓参考
https://sizenkan.exblog.jp/16583977/
ニジュウヤホシテントウ –食痕の謎を解く-

百合根

0409w_14yuri
2019.4.9
食用の「百合根」を妻が鉢に植えました。
そうしたら、芽が出ました。当たり前といえば当たり前なのですが。だって植物の球根だもんね。
しかしなぁ、食用を植えてみるという発想が私共らしい。(コマツナの花見もしてますしねぇ)。

0416_2yuri
4.16
面白いことになってきましたね。

0418_14yuri
4.18
3本だと思っていましたら、実は4本出てきています。

0429_5yuri
4.29
葉の細いユリですね。

0504_9yuri
5.4
立派になってきましたよ。

https://kotobank.jp/word/%E3%83%A6%E3%83%AA%E6%A0%B9-794989
「おもにオニユリ、ヤマユリ、スカシユリの球根が食用になります。」
とのこと。

↓趣味の園芸で。やりますねぇ。
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_r_detail&target_report_id=4702

食用ユリ根の花を咲かせて楽しむ
植物名 ユリ(百合)
品種名 コオニユリ
・・・
食用として栽培されているユリは大半がコオニユリということです。これを育てて花を咲かせてみようと思います。

そうなのか。信用しちゃいましょう。
我が家に以前からある実生のテッポウユリはそろそろつぼみを持ちそうです。
この百合根からの花は、いつみられるかな。なんだかワクワクしますね。

ノミノツヅリ

0409_17nominotuduri1 2019.4.9
ノミノツヅリでいいと思うのですが。茎がちょっと赤味を帯びているのかな、気になります。
0409_17nominotuduri2
こんな花。同じナデシコ科のツメクサと花は似ていますけど、葉が全く違うので、それは識別できています。

0423_31nominotuduri1 4.23
道路脇の狭い地面に密生していました。
茎が緑色ですよね。
0423_31nominotuduri2
花の感じはノミノツヅリでいいと思うんだけど。
小さなかわいい花に惑わされる私です。

★念のため検索していたら、参ったぞ、「ネバリノミノツヅリ」というものが見つかりました。

↓「三河の植物観察」というサイトの「ネバリノミノツヅリ  粘り蚤の綴り」というページです。
http://mikawanoyasou.org/data/nebarinominotuduri.htm
「今まで確認した腺毛のないノミノツヅリは茎が赤色を帯びる。豊川市内の舗装道路の道端で見られたものは茎がやや赤色を帯び、茎の下部に腺毛がない。」
こんな記述がありました。

↓ここにもネバリノミノツヅリ登場
https://matsue-hana.com/hana/nominotuduri.html
「ノミノツヅリのうち、茎、葉、萼など全体に腺毛があるものを、変種としてネバリノミノツヅリという。最近道路の路面間隙雑草として分布を広げているようで、帰化植物ではないかと疑われている。花期は3〜6月」

困惑は深まる。

ヒキガエル

0409_8hikigaeru1 2019.4.9
去らずに池で生活しているヒキガエル。
「湯加減はどうだい?」と聞きたくなるようですね。
周囲のオタマジャクシをどう認識しているのか、よくわかりません。
保護してるつもりかなぁ。わかりません。
0409_8hikigaeru3
体を暖めたりもしています。

0501_23hikigaeru 5.1
上の個体より若いような気もします。
現在も池の周囲で2,3匹生活しているのかもしれません。
今年はヒバカリが現れなかったし、平穏な状況です。
オタマジャクシの変態、上陸も近いと思います。

八重ヤマブキ

0409_6yamabuki 2019.4.9
ヤマブキがずいぶん長く咲いてくれまして、うれしい。
花の衰えが見え始めたようですね。
でも咲き続けて

0423_13yamabuki 4.23
色がぬけて白っぽくなりながら終わっていきました。
ここまでじっくり見られたのは珍しい気がします。ごくろうさまでした。

キヌサヤ

0408_3kinusaya 2019.4.8
家計を助けるキヌサヤ。
個数とか、重さとか、ちゃんと記録をとらなかったので正確には分からないのですが、ほぼ毎日のように食卓に上ります。
スーパーで値引き商品を狙う老夫婦としては、自然の恵みに助けられております。
おいしいんだから。

2019年5月 8日 (水)

アブラムシ@アメリカフウロ

0407_19americahuuro 2019.4.7
今年はアメリカフウロが元気。増えすぎか?何の手も加えていませんが。
ふとみたら、花弁にアブラムシが乗っていました。花弁から吸汁するかい?ま、いいけどさ。
茎で見ることの方が多いのですけどね。
懸命に生きてます。

ヤブヘビイチゴ

0407_6hebiitigo 2019.4.7
私共が連れてきた訳じゃないんですけどね。
これヘビイチゴでしょう、と思いました。

0413_14hebiitigo 4.13
どこかからやってきて、かわいい花を咲かせている。
そうなると、やっぱり種を蒔いたのは鳥かな。

0419_1hebiitigo_hati2 4.19
小さなハチが訪花してくれていました。毛は少ないけどきっと花粉を運んでくれるでしょう。

0429_7hebiitigo2 4.29
実ができています。

ここまで、ヘビイチゴと思い込み、何の疑いも持っていなかったのですが、改めて雑草図鑑を見たら。
???となってしまったのです。
「ヘビイチゴ」と同じページに並んで「ヤブヘビイチゴ」というのがあった。マイッタゾ。
下にリンクするサイトがくわしい。
ヘビイチゴとヤブヘビイチゴを並べて観察したことはないので、花の比較はよくわかりませんが、葉の形がかなり違うようです。

↓松江の花図鑑
https://matsue-hana.com/hana/yabuhebiitigo.html

0505_6hebiitigo 5.5
改めて撮影。葉が少し尖っている気もする。
まいったなぁ、ヤブヘビイチゴの可能性の方が高そうですね。
名前からして「藪蛇」なんだもんな。頭の痛い笑い話になりました。

0408w_4itigo 4.6
これはオランダイチゴです。っ。
収穫期に入って時々食べてます。香り高くておいしいです。
ヘビイチゴの実は、毒はないけど味もない、と聞いています。食べるもんじゃないようです。

ダンダラテントウ

0406_44dandaratentou 2019.4.6
写真が撮りづらかった。多分ダンダラテントウでいいと思います。
ナミテントウではないと思いますが、100%確実ではありません。
ダンダラテントウも幼虫・成虫ともにアブラムシを食べます。
歓迎してやってください。

セグロアシナガバチ

0406_41seguroasinagabati1 2019.4.6
大型のアシナガバチで、迫力があります。
今の時期、女王が巣を造り始めるころでもあるし、もし、私共の動線近くに営巣されたらさすがにまずいので緊張します。
攻撃性はそう高くはないと聞きますが、そばに寄るわけにはいかない。
0406_41seguroasinagabati2
アシナガバチの顔の下にオタマジャクシが見えています。
動きを感じて狩りの対象かどうか見ているのか、それとも単に水を飲みに来ただけか。
暑い時はよく水を飲みに来ますが。
さしあたって、そばに営巣する感じではありませんでした。
お互いのために、人気のないところで営巣してね。

ハナイバナ

0406_39hanaibana1 2019.4.6
今年は小さな花に惑わされ続けています。
この花はムラサキ科のハナイバナだろうと思います。
0406_39hanaibana2
可憐な花です。
キュウリグサという同じムラサキ科の植物の花もよく似ている。
キュウリグサはもうちょっと紫っぽいかな、というのと、葉の感じはどうなんだろう、という点でハナイバナとしました。

0418_21hanaibana1 4.18
同じくハナイバナでしょう。
0418_21hanaibana2
上の方の青紫の花はフラサバソウだと思います。
で、下にハナイバナ。
判断がぐらつく日々です。
地面近くの花のこととて、じっくり見るのは辛いしね。

ノボロギク

0406_36noborogiku 2019.4.6
小さな花で目立ちませんが、立派なキク科の実は目立ちます。
次の繁殖地を求めて風に乗って旅に出る。
果てしない営みの、その途上に立ち会うことができるということは、幸せなことですね。

2019年5月 7日 (火)

ムラサキサギゴケ

0406_17murasakisagigoke1 2019.4.6
トキワハゼによく似た花ですが、これは多分ムラサキサギゴケ。
私にとっては初めて見る花です。
0406_17murasakisagigoke2
ほふく枝を出して低い位置で群がって咲きます。
0406_17murasakisagigoke3
微妙なんですけどね。多分間違っていないと思います。

0504_6murasakisagigoke 5.4
土曜散歩。思い出して回ったら、まだ同じように咲いていました。もう1カ月くらいたつのにね。
0504_6murasakisagigoke2
花の「耳」みたいなところが滑らかに丸いでしょ。これも悩みの一つでして。
検索して画像を見ると、とんがっているのが多いのです。どうしましょ。

↓参考
https://matsue-hana.com/yasou/kubetu/tokiwahaze.html

参考サイトを眺めていると、まただんだんわからなくなってくる。
今回は直感を大切にしました。

キマダラカメムシ

0406_13kamemusi 2019.4.6
遊歩道を家の方へ歩いていたらカメムシがいました。
こういう公共の場所でカメムシを見るのは珍しい。
クサギカメムシだろうと思って撮ったのですが、よくみるとキマダラカメムシみたいです。
この2,3年、我が家近辺でも見かけるようになったカメムシです。
北上中らしい。東京でも普通種になるのかな。

↓参考
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-6d23.html

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%A9%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A0%E3%82%B7

 

不明・白い花

0406_9siroihana1 2019.4.6
東光院へシャクナゲを見に入りました。
画面左下の赤いのがシャクナゲで、その写真も撮ったのですが、今回はその奥の花。
白い花がありました。その時は何の気もなく白いツツジかな、などと思いました。
0406_9siroihana2
遠くから少しズームアップ。
家へ帰って、PC画面で見たら、あら?これは全然ツツジじゃない。
花は大きいのですが、花の中の見え方はユキヤナギ的。
シモツケでもないよなぁ。

0413_5hana1 4.13
再度、見に行きまして。
0413_5hana2
なんとか花をちゃんと撮りたいのだけれど、近寄れないし。
0413_5hana3
花が終わりかかっていて、しゃきっとしていないところがありまして。
困った。例によって「不明」なのでした。
これだけの写真で同定できるでしょうか、よろしくお願いします。

水車そば

0406_7hanamomo1 2018.4.6
画面下に水車。右の緑は梅の葉。その向こうの赤いのはキクモモ。その向こうは水路左手のソメイヨシノ。
色々重ねてみました。
左端に看板の裏面が写っています。統一地方選のポスター掲示板の準備なんです。
そのせいで、今年はこの時期にキクモモを正面から見ることができなかったようです。
横から見るしかないんですね。

藤:2

0422_3fuji1 4.22
妻が見に行きました。白い塀は東光院の塀。
0422_3fuji2
クマバチが来ていたようで。「藤にクマバチ」って、私にとっては付き物のようでして、藤の花を見に行くと大抵クマバチに出会うんですよ。妻もまた。
大型のハチですが怖がらなくていいですよ、ちょっかいさえ出さなければどうということはないのだから。
0422_3fuji3
葉も繁り、花も満開。見事です。
とくに有名という場所でもなし、この地域の人達だけで楽しめます。有名になってしまうと、地元民にはつらくなる。

0427_5fuji1 4.27
また本屋散歩帰り。写真では暗い部分に露出があっていますので、わかりにくいですけど、肉眼的には藤棚の下がかなり暗い。そのくらい中に、残った藤の花が下がっている状況でした。
もちろん暗いのは、葉が全面的に繁ったからです。
0427_5fuji2
花の時期が過ぎていきます。季節は進む。

藤:1

0406_6huji1 2019.4.6
土曜日、本屋散歩の帰り道。藤棚を見上げたら、つぼみがいっぱい。
0406_6huji2
青空、ソメイヨシノ、藤。佳き眺め。
0406_6huji3
開花も近いようですね。若葉もちらほら。
0406_6huji4
ほ~ら、なんだかこう、エネルギーが湧き出る姿、です。
見る側も気持ちよくなってくる。
ソメイヨシノから藤へ、季節が移っていきます。

2019年5月 6日 (月)

電車がガタンゴトンと走る:補遺

今回は、この記事↓への補充です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-095e83.html
2019年5月 3日 (金) 電車がガタンゴトンと走る

久しぶりに土曜日の本屋散歩に出ました。駅のホームに東急線関係のポスターがあったのですが、それを見ていたら「あ、これ、ブログに使える」と。
0504_2poster
この部分がね、3日の記事の補充に使えるぞ。
この6両編成の電車が左へ向かって走行するとしておきます。
6両編成だと、台車は12台。「ガタン(もしくはゴトン)」も12回聞こえるはず。
その12回は下のようになるはずですね。
1+(2×5)+1
0504_2poster_
この6両編成の電車が、音の出る位置を通過した時に、どういう風に聞こえるかを書き込んでみました。
「ガタンゴトン」は、2両の車両のうち、前の車両の後ろの台車と次の車両の前の台車から出て、セットで「ガタンゴトン」でした。視覚的に確認してください。

 

2019年5月 3日 (金)

八十八夜

昨日、5月2日は八十八夜でした。
古い暦の古い風習、ではありません。
現実的に八十八夜のころまでは遅霜が降りることもあります。そうすると農作物に被害が出ますから、農家の方に注意を喚起する意味があるのです。ところが、月の暦である太陰暦では、暦日と季節がずれるんですね。ですから、季節の進行を支配する太陽の暦が必要だ。そのための太陽の暦が二十四節気や雑節。八十八夜や二百十日など、有名ですね。
立春からの日数です。大雑把な話、360度を365日かけて回るのですから、1日約1度進む。
八十八夜なら立春から約88度。立春から90度回れば立夏ですので、「夏も近づく八十八夜」なのです。
今年の八十八夜は5月2日。立夏は5月6日です。
その頃までは遅霜があるよ、と注意しましょう。
私たちだって、冷え込む日があるから冬服を完全にしまい込むのは「ちょっと待った」。もう少しね、注意しましょう。

↓参考。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E5%8D%81%E5%85%AB%E5%A4%9C
<引用始>
八十八夜
 八十八夜(はちじゅうはちや)は雑節のひとつで、立春を起算日(第1日目)として88日目(立春の87日後の日)にあたる。
 もともと、太陰暦がベースとしている日本の旧暦では暦日と季節が最高で半月もずれるため、太陽暦をベースとした雑節として起こり広まったものである。

習俗
「八十八夜の別れ霜」「八十八夜の泣き霜」などといわれるように、遅霜が発生する時期である。一般に霜は八十八夜ごろまでといわれているが、「九十九夜の泣き霜」という言葉もあり、5月半ばごろまで泣いても泣ききれないほどの大きな遅霜の被害が発生する地方もある。それ以上に、旧暦では暦日と季節が最悪で半月もずれることから、農家に対して特に注意を喚起するためにこの雑節が作られた。八十八夜は日本独自の雑節である。
<引用終>

霜が降りるのは地面近くの空気が冷えるからです。ところが意外と地面から何mか上の方には暖かい空気がある。そこで、遅霜対策として「防霜ファン」というものがあるのです。
茶畑などの畑で、扇風機みたいなのが立っていることがありますね、あれです。
晴れた夜、地面付近の熱が逃げて、遅霜になりそうなときに、暖かい風を送るためのものです。

↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%B2%E9%9C%9C%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3
<引用始>
防霜ファン
防霜ファン(ぼうそうファン)は、農作物に霜の被害が及ぶことを防ぐ目的で設置される送風機。おもに茶園や果樹園で使用される。
・・・
その外観から、農作物を冷やすために使われると思われがちであるが、冷え込む地表付近に対して上空数mの比較的温かい空気を送り込むことで地表面の温度を上げ、霜の被害を防ぐために使用される。
特に春先、新芽が芽吹く時期の作物は霜の害を受けやすいため、防霜ファンはよく使用される。
<引用終>

↓最後に私自身の過去記事。よかったらどうぞ。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-cbea.html
2013年5月 2日 (木) 八十八夜

数独または数字独そして「記号独」

↓昨日のこの記事で、「数と数字」のことを書きました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-a00f1c.html
2019年5月 2日 (木) 数と数字(記号とその意味)

さてところで、私、数独のファンでして、年に2回出る「数独通信」は必ず買って楽しみます。
私のレベルは、数独通信では9割9分くらいかな、1回だけ全問を解いたことがありますが、大抵は1,2問解けずに終わります。激辛数独だと、解答率は6割ちょいでしょうか。

http://www.sudokugame.org/
ここから引用します。
<始>
数独のルール
数独は、9×9のマスの中に、1から9までの数字を入れていくパズルである。
次のような三つのルールは守らなければならない。
・一列で同じ数字を使ってはいけない
・一行で同じ数字を使ってはいけない
・一つのブロックで同じ数字を使ってはいけない
<終>
数独では1~9までの「数字」を使います。
その数字が表す数に対して演算を行ったりはしません。
詰まるところ「9つの異なる記号」があればこのパズルは成立する。
この点を衝いたのが、「化学ナンバープレイス」。
1~9の異なる9つの数字、ではなく、9つの異なる元素記号で構成されているのです。
私はこのパズルに、化学同人の月刊誌「化学」で出会ってAha!感覚に襲われました。
やってみると難しい。数字でやるのとは全く感覚が異なります。
言葉ではうまく表現できないのですが、混乱します。
Suudoku1 図1
これは数独通信No.36の冒頭の例題です。やさしいし、隣に解答も載せてありましたので、これを引用しても著作権に抵触しないだろうと引用しました。もしまずかったらご連絡ください、取り下げます。
さて、図1の数字を「原子番号」とみなして、「H~F」の元素記号に置き換えてみました。
Suudoku2 図2
これです。
やってみてください。きっとてこずりますよ。
さらに、記号なら何でもいいので、「あ~け」のひらがなで置き換えたのが
Suudoku3 図3
これ。
元素記号より、この方が解きやすいかもしれない。
記号の順序性が体に沁み込んでいるせいかな、とも思います。

連休も後半、戸惑いつつ、お楽しみください。

★化学同人の雑誌「化学」の化学ナンバープレイスでは、9×9のマスの左脇に使うべき9種類の元素記号が提示されています。私がやったような元素番号順とかいうこともありません。
5月号の第2問では
[Si,Mn,Rn,Os,Ho,Pa,Yb,Am,Gd]
を使ってありました。

電車がガタンゴトンと走る

電車がガタンゴトンと走る。何の不思議もなけれど。

電車に乗っていると、ガタンゴトンという音が聞こえるのは誰しも経験のあることでしょう。
最近はロングレールが増えましてので 、ガタンゴトンも減りました。そのため、気付かずにいることもありますが。
私の家は線路そば。家の目の前では音は出ませんが、少し先のところに、ガタンゴトンの発生源があります。
↓ここ。
0125_12rail1
レールを溶接して繋いだ部分です。
0125_12rail2
「隙間」はないのですが、小さな段差はあるのです。
そこを電車が走ります。
0102_7densha
電車の車両には前後に2か所、台車がありまして、1つの台車に車輪は2軸。
ある車両の後ろの台車が継ぎ目を通るときに「ガタン」。
次の車両の前の台車が同じ継ぎ目を通るときに「ゴトン」。
で、セットになって「ガタンゴトン」なのですね。

さてそうすると。最後の車両ではどうなるか。
前の車両とのセットでガタンゴトンをやったあと、最後尾の台車がガタンといって終わります。

東急多摩川線は3両編成。そうすると

ゴトン~(間)~ガタンゴトン~(間)~ガタンゴトン~(間)~ガタン

こういう音を立てて通過していくのですね。
あるときふと気づいてしまった。
ガタンゴトンと二つセットが続いて、最後はガタンが一つで終わります。
長い電車でも確認しました。
乗っていては分からない。線路の脇で音の出る場所を見つけたら、試しに聞いてみてください。
だからといって、どうということもない気づきですが、いったん気づくと意外とあちこちで聞こえるようになりますよ。

薔薇ノ木ニ 薔薇ノ花サク。ナニゴトノ不思議ナケレド。 北原白秋

気づいてしまうと不思議になる、ということは多いものです。

2019年5月 2日 (木)

「狐の嫁入り」で~す

もっと晴れると思っておりましたが。午前中ザーッと音を立てて雨が降って。
一旦やんで、日が射してきて、このまま暑くなるのかな、と思いきや。
昼の12時過ぎにまた音を立てて雨になりました。空は青空。
私の語彙だと「天気雨」なのですが、タイトルのように「狐の嫁入り」とも言いますね。
元号が改まって2日目、狐さんもあやかって結婚式ですかね。
0502_1tenkiame1 2019.5.2
スイレンの鉢の水面。左の黒い水面に白い点が見えますが、多分これは雨滴が水面をうったところ。
水面に立った波の影がぼんやりと見えます。
0502_1tenkiame2
雪と違って雨滴は写りません。
青空、濡れた葉ということでご了解ください。

狐さんご夫婦に幸多かれと願います。
めでたいな。






数と数字(記号とその意味)

★連休中の新聞の企画で「不等号ナンプレ」というパズルが掲載されていました。
↓ここに実例があります。
https://www.puzzle-mate.com/puzzlersolve/detail/14

そのパズルのルールなのですが
①タテ列のマスと、ヨコ列のマスに1辺のマスの数までの数字が1つずつ入ります。
②マスの間の不等号は、隣り合ったマスに入る数字の大小を表しています。

こういうものです。新聞掲載のパズルは「1辺のマスの数」は5でした。
ここで私はふと違和感。
・「1辺のマスの数」は5である、これは別にそれでいい。
・マスに入るのが数字であるのもかまわない。数字を書き込むんですからね。
・じゃあ「マスに入る数字の大小」ってナンダ?
「マスに入る数の大小」じゃないのか?
数字は記号であって、記号にはそれ自体の形とか色とか大小とかいう属性があり得ますよね。
不等号を満たすべきは、記号としての数字が表す「数の大小」でしょう。

Character


これを見てください。気持ち悪いでしょ。
数の関係では当然
   1<2
ですが、「数字という記号の大きさ」の関係では
   1という記号>2という記号
になってますので、それが違和感を産むのですね。

ま、どうでもいいことなのではありますが、なんとなく居心地が悪いなぁ。

★オマケでもう一つ。居心地の悪いのをお目にかけます。
Character2

「白で書かれた黒」と「赤で書かれた黄」です。
なんとなくどこかに違和感が漂いませんか?{黒白(こくびゃく)をつけなくっちゃ。}
記号としての漢字の属性と、その漢字が表す意味が食い違っているからですね。
ブログのエディタの機能を使うと




こんなのもできます。

ずいぶん昔、高校の文化祭で、こういうのを生徒に提案して、工夫してもらって展示したら受けましたっけね。
なつかしい。

★連休中のひまつぶしの続きを考えています。
{ひまつぶし、と、ひつまぶし、は似ている。ブツブツ}

 

2019年5月 1日 (水)

4月の気温など(東京)

201904kion 気温
感覚的には「寒い4月」でした。桜も長持ちしましたね。
下旬に入って持ち直してきた。一雨ごとに緑が濃くなって、雨戸を開けると「わぁ」という気分。
と思ったら、月末はまた寒かった。
27日の最高気温が13.2℃。これは3月12日の最高気温の平年値と同じ。
28日の最低気温は 6.0℃。これは3月28日の最低気温の平年値5.9℃とほぼ同じ。
1カ月前に突然戻されました。体にきつかった。
201904heinensa 平年差
平年差をならしたグラフで、その様子が読み取れます。
暖かい3月を過ごして、4月に入ったらガクッと寒くなりました。落差が大きい。
で、上昇したと思ったらまた下がった。
厳しい4月でした。
201904situdo 湿度
1月から3月の初めにかけて上下しながら全体として湿度が高くなっていった。それが続くのかなと思ったら。
3月半ばから4月にかけて湿度は低下しました。
これから先に梅雨が待っていますから、上下しながら上昇していくのではないか、と思います。
老骨に厳しくない天候であることを期待しますが。さてどうなりますか。あんまり極端なことになりませんように。

 

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