ツバキ
2019.3.15
密蔵院にて。オトメツバキですね。
きれいな花のまんま落ちました。
「落花流水」ということばがありますね。
らっか‐りゅうすい【落花流水】
落ちる花と流れる水。
(落花に情があれば、流水にもまた情があってこれを載せ去るの意から)男に女を思う情があれば、女にもまた男を慕う情の生ずること。相思相愛。
らっ‐か【落花】ラククワ
花が散り落ちること。また、その花。特に、桜にいう。春。太平記[2]「―の雪に踏み迷ふ、片野の春の桜がり」
広辞苑第六版より引用
花が散るならせめて受け止めてあげたい、私にできることはそれしかない。と切ない気持ち
と読んだらちょっと意味が違うか。
地面に落ちました。やがて土に還ります。それを「美しい」というのではないかな。人もまた。
こんな記述を見つけました↓
ちん‐じゅ【椿寿】
[荘子[逍遥遊]「上古に大椿なる者有り、八千歳を以て春と為なし、八千歳を以て秋と為す」]長寿。長命。椿齢。
広辞苑第六版より引用
さすが話が壮大ですね。白髪三千丈というのもあるけど、「八千歳」ですって。私はあと7930年もしないと到達しないな。
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