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2019年4月

2019年4月30日 (火)

数え年

「令和ちゃん」という仮の赤ちゃんを考えます。
令和ちゃんは生まれた途端に「一歳(元年)」で、今度正月が来ると「二歳」になります。
これって「数え年」ですね。
満年齢だったら生まれた途端は「ゼロ歳」で、来年の誕生日に「一歳」ですもんね。
「ゼロ」という概念は比較的新しいものですから、年齢をゼロから始めるというのは年寄りには若干の違和感があります。
序数は1から始まる気がしますが。
「小学校ゼロ年生」というのはなくって「小学校一年生」ですよね。
どうも、数え方というのはよくわからない。
西暦も1年から始まった。20世紀は2000年までだったのですが、2000年から21世紀が始まると勘違いした方もいましたっけ。21世紀は2001年から。

★脇道:西暦が4で割り切れる年は閏年、100で割り切れる年は閏年としない、400で割り切れる年は閏年とする。
この400年ルールを忘れたのが「2000年問題」でした。2000年を経験なさった方は、「400年に1回」のルールを経験したのです。覚えておられますか。

★誕生日を起点とする数え年はいかがでしょうか。
生まれたら1歳。「私は生まれて1年目を生きています」と。
誕生日が来たら「2歳」。「生まれて2年目になりました」というのは、結構いけるんじゃないかと感じる私です。

おしろい

休日、雨模様、ぼんやり過ごしています。
平成から令和へというので、世の中、大騒ぎですが、私は流れから身を退く性質。呆然としている、というのが今の状態かな。
令和という新元号そのものについての意見はないのですが。運転免許証の更新とか、住民票の申請とか、そういうシーンでしか私が元号を使うことはないでしょう。平成もそうだった。
ただね、新元号が発表になった時に、付随的に引っかかりを感じたことがありまして、元化学教師として。

★4月1日の朝日新聞夕刊から引用します。
{引用始}
「令和〈れいわ〉」 新元号、万葉集が典拠 5月1日施行(朝日新聞デジタル 2019年4月1日16時30分)
・・・
 ■「令和」(れいわ)の典拠
<出典>
 『万葉集』巻五、梅花(うめのはな)の歌三十二首(うたさんじゅうにしゅ)并(あわ)せて序(じょ)

<引用文>
 初春令月、気淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香

<書き下し文>
 初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風(かぜ)和(やわら)ぎ、梅(うめ)は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす

<現代語訳(中西進著『万葉集』から)>
 時あたかも新春の好き月、空気は美しく風はやわらかに、梅は美女の鏡の前に装う白粉のごとく白く咲き、蘭は身を飾った香の如きかおりをただよわせている。
{引用終}

★原文中には「美女」なんて書いてありませんよね。なんで「美女」なんですか?
美人だとかなんだとか、って少々下卑てませんか?顔の造作の問題じゃないと思うんだな。「心の美しさ」に関わるような形容詞の方が良くないですか。
私は語彙が少ないもので、あまり思いつきませんが。
「美しい人」とすればその「美しさ」には所作とか心延え(こころばえ)とかが入ると思う。
「気品ある」とか「麗しい」とか「ゆかしい」とか・・・。
「美人が化粧する」って、現代に引きつけ過ぎじゃないかと感じるのです。

★「白粉(おしろい)」が気になる。万葉集の時代の白粉の成分は何だろう?水銀白粉とか鉛白粉だったのではないかな。
どちらも毒性あり。鉛白粉の方がポピュラーだったろうと思います。塩基性炭酸鉛というのですが、製造法が簡便ですし、白粉としての伸びやのりが良いらしい。
でも、有毒であることに変わりはない。歌舞伎役者の鉛中毒は有名ですし、舞妓さんなんかもそうだったんじゃないかな。
禁止されたのは昭和に入ってからだったと思います。
そういう知識をバックグラウンドとして持つ身としては、「鏡の前に装う白粉」というのは、ぞっとしてしまって、なんだかなぁ、好ましい状況とは決して思えないんですよ。

★万葉の時代の鏡は青銅鏡のはず。稀少なものだったでしょう。女性が鏡の前で化粧するというのは、どうなんだろ、その時代、よほど身分の高い女性にしかできないことだったでしょう。
美人が鏡の前で白粉はたいている、という現代的なイメージでとらえると多分間違い。侍女が化粧をして差し上げるのではないですか?
歴史的なことを現代に引き付けて理解しようとすると、ちょっと違うんじゃない、という気分。
中西先生ゴメンナサイ。

★江戸名所図会に、江戸市中のいろんな仕事をする人の絵があったと思います。そこには鏡を研ぐ職人が描かれていました。
鏡の表面を研いで、水銀メッキをかけてくれるのです。こういう絵があることから、江戸時代にはかなり庶民層にも鏡が普及していたのかなとは思います。職人さんが食い扶持を稼げるくらいには普及していた。
でもね、万葉に時代には鏡は超高級品だったはずですね。

★香を焚きこめる、というのは万葉の時代にもあったのかな。でも、おそらく、よほどの貴族にしかできなったでしょうね。

★なんだかね、中西先生に逆らってばかりで申し訳ないのですが、素直には受け取れなかった私です。

 

2019年4月26日 (金)

デルフィニウム

0405_4delphynium
2019.4.5
デルフィニウムのつぼみです。

0411_4delfinium
4.11
まだ大きな変化はない。

0413_13delphinium
4.13
色がついてきました。

0415_1delphinium1
4.15
咲きましたね。青紫がすごい。青い花、といってもいいですね。
0415_1delphinium2

クロースアップしてみました。
見応えのある素敵な花です。

ところで、検索してみると何カ所かで
「Delphinium は、つぼみの形がイルカ(ドルフィン、ギリシャ語で「delphin」)に似ているところから。」
という記述がありました。
13日の、色がついてきたあたりの写真を見てください。さて、これ、イルカに似てますか?
イルカの頭部で、口が突き出しているところに、似ているといえば似ているかもしれない。
自信はありません。

辞書を引いてみたら↓
<>
dolphin
►n
1 a 〔動〕 イルカ,《特に》マイルカ《吻(ふん)が長い》,《時に》ネズミイルカ (porpoise).
・・・
[L<Gk delphin- delphis]
リーダーズ英和辞典第3版より引用
<>

語源辞典も↓
<>
delphis
 イルカ・・・
 [植物]<学名>Delphinum (飛燕草)属 [そのツボミの形から]

独-日-英 科学用語 語源辞典(ギリシャ語篇)
大槻真一郎
昭和50年5月1日 初版発行 同学社
<>

私は最初「デルフォイ」から由来かな、と思ったのですが、違うらしい。
「イルカ」という説明に、あまり、ストンと腑に落ちた、とは言い難いのですけど。

反射光

0404_30reflection1 2019.4.4
我が家の階段。4時40分ごろでした。
階下へ降りようとしたら、妙な光がある。
壁面に円が描かれていました。
たまたまこの時刻にカーテンの隙間から入り込んだ細い光線が、手すりの円柱面に当たって反射したのですね。
0404_30reflection2
黒い線が入りました、これは何でしょう?
私の指の影が円形になっているのです。
光線が円形になるのですから、そこに指を入れて影を作ったら、影も一緒に円形になるのではないか。
予想どおりでした。面白かった。
一年の中で、ある季節ある時刻、にしか見られない出来事ですね。

以前、ジュースの缶のような円柱状の鏡に絵を映すと変形する、それを逆にして、見ただけでは変形してよくわからない絵を円柱状の鏡に映して眺めると、普通の絵になる、という一種の「騙し絵」のようなのが流行ったことがありますね。
ま、そんなような遊びでした。

ベニバナトキワマンサク

0404_27benibana1 2019.4.4
小さな木の状態でいっぱいの花を咲かせてくれました。
0404_27benibana2
つぼみもまだ残っていますね。
0404_27benibana3
このリボン状の花、初めて見た時はびっくりしました。
何度かのトライアルの後、こうやって目の前で見られるよになって、うれしい。
伸びきってしまうより、巻いた部分が残っている方が、なんだか楽しくて好きです。

ネギ

0404_25negi 2019.4.4
ご近所の家の前のプランター。このままいくとネギ坊主が見られるのかな?
どうなさるか、見てます。ネギ坊主はかわいいんだけどな。

オオデマリ:2

0423_30oodemari1
2019.4.23
また10日近く経ってから見に行ったら。白くなっていました。
0423_30oodemari2

白い花は撮りにくいのですが。
0423_30oodemari3

なんだかなぁ、蕊がまるっきり見えないなぁ。
0423_30oodemari4

「器」状だと思っていたら、花弁のようなものがくっきり分かれて見える花もある。
経時的変化か?それぞれの花で違うのか?よくわかりません。頻繁に見に行っていいるわけではないし。
0423_30oodemari5

オオデマリの木の向こう側にはコデマリの木もあります。
結構、悩み多きシーンなのです。これ。

検索してみました。
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-224
<>
オオデマリの基本情報
学名:Viburnum plicatum f. plicatum
和名:オオデマリ(大手毬)  その他の名前:テマリバナ、ジャパニーズ・スノーボール
科名 / 属名:レンプクソウ科 / ガマズミ属

オオデマリはヤブデマリ(Viburnum plicatum f. tomentosum)の花(ガク咲き)が、すべて装飾花(手まり咲き)になったもので、英名はジャパニーズ・スノーボール(Japanese snowball)です。
ヤブデマリは日本の本州以南から九州、また台湾から中国大陸に分布します。花序はガクアジサイに似て、中心部に小さな両性花(雌しべと雄しべをもち、普通結実する)があり、花弁が変化した白色の装飾花が縁取りのように取り囲みます。花後すぐに赤い果実がなり始め、熟すにしたがって黒く変化します。オオデマリは両性花がないため、結実しません。
花だけではなく、水平に出る枝で形づくられる整然とした樹姿も美しいものです。また、葉は秋に美しく紅葉します。
※科名:スイカズラ科で分類される場合もあります。
<>

「レンプクソウ科ガマズミ属」といわれても、まるっきりポカンとするしかない私です。まるっきり知識がない。
もとになったヤブデマリは結実するけれど、オオデマリは両性花がなく、結実しないとのこと。
前の記事のところではオシベらしきものが見えましたが、あれはなんだったんだろうな、混乱は深まるばかりです。

https://kotobank.jp/word/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%83%87%E3%83%9E%E3%83%AA-1512585
<>
オオデマリ(読み)おおでまり
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
オオデマリ
おおでまり / 大手鞠
[学]Viburnum plicatum Thunb. f. plicatum
スイカズラ科の落葉低木。高さ2~3メートルになり、若枝や葉に星状毛がある。葉は対生し、広卵形ないし広楕円(こうだえん)形、長さ5~7センチメートルで先が短くとがり、縁(へり)に鋸歯(きょし)がある。葉質はやや厚く、表面は側脈がへこみ、しわが寄ったようにみえる。4~5月、枝先にアジサイに似た球形の集散花序をつけ、帯緑白色から白色になって開く。ヤブデマリの花序が全部装飾花(中性花)になった園芸品種であって、花弁が大きくなった花冠は不ぞろいに5裂し、裂片は丸い。雄しべと雌しべは退化しており、果実はできない。庭園の花木として美しく、適潤な肥沃(ひよく)地を好み、成長は速い。耐寒性があり、北海道から九州まで植栽できる。繁殖は挿木による。花は大きな球状に集まって開くのでオオデマリといい、『立華正道集』(1684)に名が出ている。またテマリバナともよばれる。[小林義雄]
<>

きれいです。でも私には謎の花になりました。

オオデマリ:1

0404_24oodemari 2019.4.4
そういえば去年オオデマリというのを教えてもらったっけ。今年はどうなっているだろう、と見に行きました。
上の写真のような状態でした。この「葉」、アジサイに似ていませんか?それでこれは何だろうと悩んだのでしたっけ。

0414_19oodemari1 4.14
10日後、咲いたかな、と行って見たら。
これを咲いたというのかどうか。確か白くなるはずだよなぁ。
0414_19oodemari2
PC上でよく見たら、蕊のようなもののある花もあります。ない花の方が圧倒的に多いけど。
0414_19oodemari3
オシベが5本ですよね。
なんだかよくわかりません。

アブ2種

0404_16abu1 2019.4.4
一つの視野の中にアブが2匹。
左上はアシブトハナアブです。
ここでは右下がぼやけましたので、そちらへピントを移すと
0404_16abu2
困ったな。ヒラタアブの仲間であることは間違いないでしょうが、わかりません。
気軽にホソヒラタアブだと思って撮ったのですが、どうもそうではなさそうです。
「どっちもハナアブ科だ」で済ませておきましょうかね。

コダカラソウ

0404_14kodakarasou 2019.4.4
花の中までは見えませんが、蕊がきれいに撮れました。
ということは、実がなって、種子もできるのでしょうね、きっと。
葉の縁の子株でクローン生殖もできるし、有性生殖による遺伝子撹拌もできるのかな。
逞しいですね。

0409_11kodakarasou 4.9
花が増えています。ゆっくりですけれど、着実に歩みを進める。

0418_27kodakarasou1 4.18
わぁ、いっぱい。ほぼ満開か。
0418_27kodakarasou2
下の枝の脇でも咲き始めました。どこまで行く気か、見続けます。

2019年4月25日 (木)

カタバミ

0404_13katabami 2019.4.4
これまで、ムラサキカタバミを掲載することが多かったのですが、黄色い花で葉は緑のカタバミが咲きました。
同様に黄色い花・緑の葉、でも、背の高いオッタチカタバミというのもあるのですけれど、あまり識別していません。
黄色い花・赤紫の葉のアカカタバミはもちろん識別できますので、そのうち登場することになるでしょう。

シラン

0404_12siran1 2019.4.4
咲きそう。
0404_12siran2
横から。庭のテラス前。

0409_1siran1 4.9
咲きました。もう少し大きく開いていくでしょう。でもこれで、開花、でいいですね。
0409_1siran2
お風呂椅子を持ちだして、座り込んで撮影。すこし斜めになっています。
花の中の右上にあるのが、蕊柱というものです。下のサイトで知りました。

https://ww1.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/shiran.html
唇弁の真上には、雄しべと雌しべが合わさって1本の柱のようになった蕊柱―ずいちゅう―[column; gynostemium](C)がある。訪花昆虫は、唇弁と蕊柱でできたトンネルの中に潜り込む。

良い写真がいっぱい。ご覧ください。

イヌホオズキ

0404_9inuhouzuki 2019.4.4
明白にナス科の花。イヌホオズキかな、と思うんですが、花期がなぁ、ちょっと違うような。
イヌホオズキ、アメリカイヌホオズキと私には識別できない種類なのですが、どちらも「花期8~11月」と雑草図鑑にはありました。
トゲがないので、ワルナスビではない。そこまで。で、暫定的にイヌホオズキとします。花期がなぁ、悩みつつ。

オニタビラコ

0404_2onitabirako 2019.4.4
前の記事でチラッと書いたように、クンシランの鉢に同居しているオニタビラコです。
雑草として抜いてしまう方も多いでしょうが、私共はどうも、雑草も好きなもので、なかなか抜けません。
よくみればきれいでしょ。ね。タンポポを好む人は多いのですから、オニタビラコもぜひ可愛がってあげてください。

ムラサキカタバミ

0403w_5murasakikatabami1 2019.4.3
もう4時近いころの撮影。ということは、閉じていく途中の姿なのかな。
あまり見かけたことのない姿でした。
0403w_5murasakikatabami2
こんな花も。同時刻です。これもこれから閉じていくのでしょう。
右のオレンジ色はクンシランでして、ここはクンシランの鉢。
ムラサキカタバミやオニタビラコなどが同居しています。

ハナニラ

0402_21hananira 2019.4.2
以前からこの色の花があったのかどうか、記憶が定かではない。
白い花、薄紫の花と並んで、3色が一緒になって咲いています。
玄関を出ると、そこにハナニラが並んでいます。気持ちがいい。

ムラサキハナナ

0402_14murasakihanana1 2019.4.2
前の記事の「ナガメ」がここにいればよかったのですけどね。
ムラサキハナナはアブラナ科。アブラナ科特有の棒状の実ができています。
0402_14murasakihanana2
たまにモンシロチョウを見かけていますが、まだ幼虫を見かけないな。
ムラサキハナナの他に、コマツナなんかもあるのですけど。

ナガメ@スイートピー

0402_12nagame_sweetpea 2019.4.2
「眺め」ではなくて「菜亀」なんです。つまりアブラナ科の植物が好きなのです。
ところが、上の写真はスイートピーの葉にいたナガメ。
マメ科なんだけどなぁ。君にとっておいしいのかよ、と撮影したものです。本当のところ、どんな気分だったのでしょうね。

2019年4月24日 (水)

カラスノエンドウ

0402_8karasunoendou 2019.4.2
カラスノエンドウの実です。
まだ緑色で、エンドウマメみたいな感じですが、完熟すると黒くなります。そして乾燥して弾けます。
二つに割れてそれぞれがねじれて、その勢いで種子を弾きとばすんですね。

↓過去記事です。わかりやすい写真があります。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-ed1d.html
2014年6月18日 (水) カラスノエンドウ

コデマリ

0402_6kodemari 2019.4.2
つぼみがいっぱい。

0404_7kodemari 4.4
内圧で弾けそう。

0411_10kodemari 4.11
開花宣言、一歩手前。

0412_6kodemari 4.12
開花宣言です。開花しました。
この後は勢いづくでしょう。

枝垂桜

0402_3sidare 2019.4.2
密蔵院境内の枝垂桜です。勢いがなくて、心配なのですが、多少はつぼみがあります。
中からメシベの先端が出てきて、舌を出したような姿が特徴的でかわいい。

0404_21sidare2 4.4
咲き始めましたね。
0404_21sidare3
木全体としてはやはり花は少なくて、なかなかいい写真になりませんでした。
花のクロースアップをご覧ください。
以前はこの木は「花の天蓋」のようになって、すごかったんですけどね。復活できるかなぁ。
期待しています。

八重桜・南殿

0401_16naden2019.4.1
ほとんど白い花ですね、うっすらピンクがかって、かわいらしい。

0402_4naden1 4.2
いっぱい咲きそう。
0402_4naden2
やっぱりつぼみだと色が濃い。ピンクが素敵。
0402_4naden3
八重桜なのですが、一重咲きのようにも見えますね。
遺伝子の活動がたまに変化することがあるのかな?
これまであまり見かけたことのない姿です。不思議なものですね。

0405_6naden4.5
花が終わりに近づいて、葉の勢いが増してきました。
私は個人的には、葉が一緒の花の方が好き。生きるエネルギーを感じるからだと思います。

カルガモ

0401_12karugamo 2019.4.1
妻の撮影。カルガモのカップル。これがつがいになったかどうかはわかりません。
六郷用水の水路ですから、水のある環境ではありますが、産卵して育雛するための広い水面はないように思うのですが。
でも、毎年のように、どこかで育雛しているみたい、ではあります。
今年はどうなりますか。かわいいひなを見たいですね。

ヤマブキ

0401_8siro_yamabuki 2019.4.1
白い花のヤマブキ。妻の撮影。
確か去年も白い花のヤマブキで混乱したという記憶があります。
「シロヤマブキ」と「シロバナヤマブキ」があるんですよね。
↓下のサイトによりますと
https://www.uekipedia.jp/%E8%90%BD%E8%91%89%E5%BA%83%E8%91%89%E6%A8%B9%E2%91%A1-1/%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%96%E3%82%AD/
<>
シロヤマブキ(白山吹)
【シロバナヤマブキとの違い】
・花の違い
 シロヤマブキは「花弁が4枚」で、シロバナヤマブキは「花弁が5枚」。またシロヤマブキは中心部に黄色い雄しべが多数見られる。
・葉の違い
 シロヤマブキは「対生」、シロバナヤマブキは「互生」
・実の違い
シロヤマブキは「実が黒い」、シロバナヤマブキは「実が褐色」
<>
ということで、シロヤマブキだと思われます。ややこしいなぁ。
0401_11yamabuki
一重咲きの黄色いヤマブキも撮影してきました。
これがまあ、標準的なヤマブキかな。
我が家の庭には黄色い八重咲きのヤマブキがあります。
やっぱり、ややこしいなぁ。

ユウゲショウ

0401_7yuugesyou 2019.4.1
妻が撮影してきました。え、ちょっと早くない?という感じですね。
5月頃からの花ではなかったか。早咲きしてしまいました。寒いからね、頑張ってね。

ラナンキュラス

0331w_17lanunculus 2019.3.31
ラナンキュラスのつぼみです。
「ラナンキュラス」というのは属名です。日本語だと「キンポウゲ属」です。

学名:Ranunculus asiaticus
和名:ハナキンポウゲ(花金鳳花)  
科名 / 属名:キンポウゲ科 / キンポウゲ(ラナンキュラス)属
「趣味の園芸」から引用しました。↓
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-151

0417_1lanunculus1 4.17
咲きました。豪華な花です。こってりした色。
0417_1lanunculus2
これから咲くつぼみたちも一緒に。
今年はいっぱい咲きそうです。

2019年4月23日 (火)

ドウダンツツジ

0401_4doudantutuji 2019.4.1
この形の花、好きだな。
ブルーベリー、アセビ、スズラン、スノーフレーク・・・
大小ありますが、なんだか素敵ですよね。
我が家にも以前ドウダンツツジがありました。
なんでだか、たまたま道に転がっていた木を拾って育てましたが、結局ダメにしてしまったので、他所で楽しませてもらっています。日照不足だったかもしれません。残念だったな。

桜坂上

0401_1sakurazaka 2019.4.1
なんだかだんだん桜騒ぎに嫌気がさしてきましたよ。元号が変わるからどうのこうのとか。
私たちヒトも桜も自分の「生」を生きているんです。元号とは無縁な話。生まれてきた以上、その命を全うするのが当たり前。妙な感傷に流されませんように。流されるのは気持ちよいけど、危険です。

0403_1sakurazaka 4.3
散り始めましたけど、まだかなり咲いている。新入学のときまで花がもったところもあったのではないでしょうか。
今年の東京は、花見の期間が長かった気がします。
具体的には、去年の4月、東京では日最高気温が25℃以上の夏日が9日もあったのです。
今年は先週まではゼロ、昨日22日(月)にやっと最初の夏日がでたところです。25.6℃でした。

2018kionheinensa 2018年
気温の平年差のグラフです。
4月のあたりを見てください。気温は平年よりかなり高かった。
2019kionheinensa 2019年
まだ4月が終わっていませんが、今年の分。
上旬から中旬、すごく低いのがわかります。
きっとそのせいでしょう、ソメイヨシノの花がいつもより長持ちしたなぁ、という気がしています。

ミョウガ

0331w_23myouga 2019.3.31
これ、ミョウガの芽です。
妻はミョウガが好きで、地植えにして楽しんでいましたが、どうも誰かがつつくらしい。
で、今回は鉢植えで、食用ミョウガを栽培しています。
花が素敵なんですよ、もちろん少しは食べられるし。
プランター園芸ができる環境なら、植えてみてください。面白いから。

アブラムシ

0331w_18karasunoendou
2019.3.31
カラスノエンドウを撮ったつもりだったのですが、後ろにアブラムシも写っていました。
小さな幼虫は、おそらく単為生殖で生まれたもの。胎生単為生殖、というのが正しい表現かな。
嫌われるアブラムシですが、実はスゴイ能力の持ち主でして。
いくつかご紹介しましょう。

共生細菌「ブフネラ」を1億年以上も親から子へ受け継いでいるんですって。すごいことですね。
↓理研の研究成果。一部引用します。
http://www.riken.jp/pr/press/2010/20100223_2/
2010年2月23日
独立行政法人 理化学研究所
独立行政法人 科学技術振興機構
大学共同利用機関法人 自然科学研究機構基礎生物学研究所
世界的な農業害虫「アブラムシ」のゲノム解読に成功
-ユニークな昆虫のユニークな遺伝子レパートリーを解明-
<>
アブラムシは、植物の師管液を餌とする小型の昆虫で、集団で植物の栄養分を奪うばかりでなく、植物ウイルスを媒介するため、世界中の農作物に深刻な被害を与えています。またアブラムシは、師管液に欠けている栄養分を合成する共生細菌「ブフネラ※3」を「菌細胞※4」に収納して、1億年以上にわたり親から子へと受継いでいるのをはじめ、さまざまな微生物と緊密な関係を持っています。さらにアブラムシは、環境条件の変化に応じて単為生殖※5と有性生殖※5を切換えたり、翅(はね)を生やさなかったり生やしたりと、変幻自在にさまざまな表現型※6の個体を産出します。こうしたきわめてユニークな生物学的特性を持つため、アブラムシは重要な農業害虫であると同時に、基礎生物学的に重要なモデル生物としても注目されています。
・・・
背景
アブラムシ(図)は、植物の師管液を吸って生きる小型の昆虫です。一見弱々しい虫ですが、理想的な条件下で1年間増殖を続けると、1頭のメスに由来する子孫の重量がヒト1万人分に達する(石川統編「アブラムシの生物学」より)、ともいわれるほど、凄まじい繁殖力で個体数を増やしながら植物の栄養を奪い、さらに植物ウイルスを媒介することで、寄主植物の生育を阻害します。一部の種は、農作物にも寄生することから農業害虫として恐れられており、毎年世界中の農作物に深刻な被害を与えています。

アブラムシのこの爆発的な繁殖力は、メス親が単為生殖により直接幼虫を産む「胎生単為生殖」によりますが、アブラムシの多くの種は、環境条件に応じてこの単為生殖と有性生殖を切り換えることができます。また、単為生殖世代では、主に翅のない無翅(し)型として増殖しますが、個体数が増えすぎて成育環境が悪化すると、翅の生えた有翅型が生じ、飛行して新たな寄主に移動し、そこで単為生殖を再開します。このようにアブラムシは、環境の変化に応じて変幻自在にさまざまな表現型の個体を産出する能力を持ちます。一方、アブラムシの繁殖力を栄養面で支えるのは、微生物との共生関係です。アブラムシは、「菌細胞」と呼ばれる特殊な細胞の中に、師管液に欠けている栄養分を合成して補ってくれる相利共生細菌(共存により自身と宿主の双方が利益を得る関係にある細菌)の「ブフネラ」を多数収納し、1億年以上にわたって親から子へと受継いでいます。アブラムシは、ブフネラから供給される栄養分に成育を依存しているので、ブフネラなしでは繁殖できません。アブラムシは、このブフネラに加えて、寄生蜂などの天敵に対する耐性を高める共生細菌や、気温の上昇への耐性を高める共生細菌を保有することもあります。また、生態学の分野では、寄主植物との相互作用やテントウムシなどの天敵との関係、さらにはアリとの共生などについても詳しく研究されています。

このように、アブラムシは重要な農業害虫であると同時に、きわめてユニークな生物学的特性を持つことから、その分子基盤を理解するためのゲノム情報が待ち望まれていました。
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↓つい最近の記事。
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アブラムシの幼虫、命投げだし巣守る 外敵の侵入路ふさぐ「白い体液」解明(朝日新聞デジタル 2019年4月19日05時00分)
 日本にすむアブラムシの一種の幼虫が身を犠牲にして外敵が開けた巣の穴を特殊な体液でふさぐ行動の仕組みを、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)などの研究チームが明らかにした。15日、米科学アカデミー紀要に論文を発表した。
 モンゼンイスアブラムシは公園などのイスノキに寄生し、「虫こぶ」と呼ばれる洋梨のような形の巣の中で植物の汁を吸って生きる。
 ガの幼虫などの天敵が虫こぶに穴を開けて侵入してくると、アブラムシの幼虫が応戦しつつ、体の体積の半分以上を占める特殊な固まる体液を出し切って侵入路の穴をふさぐ。
 研究チームはこの白い体液に着目し、含まれるたんぱく質を調べた。その結果、「フェノール酸化酵素」の働きで樹脂のように固まって穴をふさいでいると突きとめた。この体液が黒く固まり、人間のかさぶたのようになって、約1カ月で治るという。
 幼虫は体液を出すと、脱皮できず、ミイラのようになって死ぬ。幼虫にとっては自爆行為に等しい。巣を修復する幼虫の行動について、沓掛磨也子主任研究員は「このアブラムシが、かさぶたを作るメカニズムを、自分の体の傷を治すのではなく、自分たちの巣の傷を治すという社会行動に転用している点がおもしろい」と話している。
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上の記事に登場したモンゼンイスアブラムシについては他にも面白い話がありまして。
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アブラムシ、「快適な巣」へ宿主植物変形 産総研(日経 2012/11/14 12:02)
 植物のこぶの中に寄生するアブラムシが、自らが快適に暮らせるように、宿主である植物の形や働きを巧妙に変えていることを産業技術総合研究所(茨城県つくば市)のチームが突き止め、13日付の英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ電子版に発表した。
 沓掛磨也子研究員は「アブラムシの唾液には植物ホルモンに似た物質が含まれており、自身に都合よく植物を変形させて、究極の巣ごもり生活を実現したと考えられる」と話している。
 チームはイスノキという常緑樹に中空のこぶをつくり、内部に寄生するモンゼンイスアブラムシに着目。こぶには出入り口がなく外界と隔てられているため、通常であれば、たまり続ける自らの液状の排せつ物におぼれかねない。
 沓掛さんらは、こぶに穴を開けて水を注入。20時間後に調べると、ほとんどのこぶで水がなくなっていた。色を付けた水で実験すると、水はこぶの内側から吸収されたことが分かった。
 一方、同様にこぶをつくる別のアブラムシで調べたところ、穴があってアブラムシが排せつ物を外部に捨てられるこぶは水分を吸収しないことも判明。チームは、アブラムシが植物を変化させ、液状の排せつ物を吸収する能力をこぶに持たせたとみている。〔共同〕
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↓こんな話もあります。
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昆虫にも頼れる「おばあちゃん」分泌液で敵撃退(読売新聞 2010年6月21日14時40分)
 繁殖期を終えたアブラムシのメスが自分を犠牲にして、外敵から巣を守ることを東京大学博士課程の植松圭吾さんらが発見した。
 人間やクジラなどでは、メスが子育てを終えた後も長生きして血縁者に尽くす「おばあちゃん効果」が知られているが、昆虫で確認されたのは世界で初めて。
 植松さんらは、常緑樹のイスノキに巣を作る「ヨシノミヤアブラムシ」を観察。テントウムシの幼虫などに襲われた時、成虫が腹の穴から白い分泌液を出し、体ごと敵に張り付いて行動の自由を奪うことを突き止めた。捨て身の行動をした成虫は、ほぼすべてが繁殖を終えたメス。繁殖後は卵の代わりに防衛用の分泌液で腹部を満たすように変化することも分かった。
 人間の場合、「おばあちゃん」が長生きし、知識や経験を伝えることが進化上有利に働いたという説が提唱されている。
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私の個人的記事データベースで「アブラムシ」で検索すると、面白い話はいくらでも出てくるんですけどね。
一部をご紹介しました。

トカゲ

0331w_16tokage1 2019.3.31
妻が見かけたトカゲ。まだ幼体ですね。
尾にも自切した跡はないようだし、元気そう。
0331w_16tokage2
塀を下って行って
0331w_16tokage3
下のヒメツルソバの茂みに潜り込んでいったそうです。
元気に成長してください。

チューリップ

0331w_10tulip 2019.3.31
今年は花の数は少なそう。花が終わったらすぐ切らなきゃいけないんでしょ。それができない、放置園芸。
植物に負担をかけているのかな。花は花だけで終わるものではないんだけどな。

ポピー(ナガミヒナゲシ)

0331_15poppy2 2019.3.31
これはポピーのつぼみです。つぼみは頭を下に垂れます。
0331_15poppy3
花が咲くようになると、上を向きます。
0331_15poppy4
花の中を覗かせてもらいました。
メシベの柱頭の特徴的な模様が見えました。
以前に書いたことがありますが、放射状の筋の本数が、ここでは7本ですが、8本だったり9本だったり、変動があるのです。生殖器官というものは保守的なものだろう、と考える私には意外なことでした。

0405_19poppy 4.5
画面左上は花の時を終えて熟し始めた実。花の時と同じく上を向いています。
熟すと柱頭の部分が蓋になり、下の部分との間にすき間ができて、窓のようになります。そこから細かい種子を播きますよ。
右下はつぼみ。いろんなステージが同居するようになりました。

キヌサヤ収穫

0330w_2kinusaya 2019.3.30
妻は、収穫してきたキヌサヤを並べて写真を撮ります。で、一緒に食べます。
この写真くらいの収穫が2、3日おきにありまして。
まだkgまでは到達していませんが、かなりの量を食べました。
家計が助かる。
味は濃い、香りも強い、姿が不ぞろいですけど。
楽しい食卓です。

2019年4月22日 (月)

ホトケノザ

0331_20hotokenoza 2019.3.31
私は別にシソ科の花の「歯医者」さんではありませんが、「ハイ、お口を開いて。あ~ん」。
上にオシベの葯があるんです。花に昆虫が潜り込むと、昆虫の背中に花粉をつけるんですね。
メシベはここでは識別できるような画像になりませんでした。
花を分解すればわかるのですけどね。

キヌサヤ

0331_9kinusaya1 2019.3.31
画面右半分くらいの赤いのはチロリアンランプ。冬も切れ目なく咲いてきた花。
それを背景に、左はキヌサヤの花。
こことベランダと、2か所で咲いて、実がいっぱいできる。
0331_9kinusaya2
花の構造を残したまま、子房がぐんぐん大きくなるのです。
おかげでいっぱい食べてます。結構「家計を助けて」くれています。
0331_9kinusaya3
いい具合の高さで、正面から撮れました。
後ろの旗弁の脈がとっても面白い。
花って、どこをとっても、美しい。

ノボロギク

0331_7noborogiku 2019.3.31
実が雨で濡れまして、冠毛がくっついちゃったんですね。
で、普段は乾燥した冠毛で隠されている実の本体が見えたのです。
こういう実なのか、それに冠毛はこういう風についているのか、ということが見えたのでお目にかけます。
偶然の出来事でした。

ヤツデ

0331_5yatude 2019.3.31
何か書いて説明するというような写真じゃありません。
葉芽が開いて、中から新しい葉が出始めたところ、としか言いようがないのです。
でも、なんだか、こういう姿ってうれしい。
幼いものはみないとおしい。動物も植物も。

フヨウ

0331_2huyou1 2019.3.31
フヨウの葉が芽吹いてかわいい。
0331_2huyou2
光線を逆にして、透かしてみました。
ずいぶん太い葉脈だ。力強く成長するでしょう。

マメカミツレ

0330_29mamekamiture1 2019.3.30
マメカミツレの実が熟してきたようです。
0330_29mamekamiture2
つまんでほぐすと、こんな感じ。
中に種子が1個あって、それを包む実の縁が板状になり翼のようです。
0330_29mamekamiture3
どうなのかな、乾燥して飛ぶときに少しは滞空時間がのびて、少しでも遠くへ飛べる、ということでしょうか。
いろんな工夫をするものですね。

ツマグロオオヨコバイ

0330_26tumaguroooyokobai 2019.3.30
ブロック塀の壁面を歩いていました。あまり元気そうではなかったけれど、ゆっくりまっすぐ上へ歩いていました。
こんな場所で「横這い」してもしょうがないもんな。飛び去る元気がなかったのでしょう。すぐに離れました。

0331_11tumaguroooyokobai 3.31
アジサイの葉の裏です。見かけた時は交尾中かな、と思ったのですが、よく見たらそうではなかった。
でも、体格の違いからすると、これは雌雄ではないでしょうか。
オスがメスに求愛しているのかもしれません。
見届けることはできませんでしたが、そろそろ繁殖期かもしれませんね。

ヒラタグモ

0330_28hiratagumo1_1 2019.3.30
私は通常、死骸を掲載することはないのですが、今回は私にとって珍しいクモでしたので、掲載します。
見たとたん、クモの死骸であることはすぐわかりました。こういう風に、脚を縮めてひっくり返った状態でした。
0330_28hiratagumo2_1
腹部背面の模様はこうです。
これはヒラタグモ科のヒラタグモの模様です。
人の住むところの周辺に生活するクモですので、珍しいとは言えないのかもしれませんが、私にとってはかなり珍しい。
0330_28hiratagumo3
頭部を見たかったので、傾きを変えてみました。
0330_28hiratagumo4
単眼がきれいに見えました。
ありがとう、と礼を言って、落ち葉が朽ちていく場所に置いてやりました。

2019年4月19日 (金)

ホソヒラタアブ

0330_25hosohirataabu 2019.3.30
翅をたたんでいますが、これはホソヒラタアブでまず間違いありません。
顔見知りのアブがきてくれるとほっとします。
珍しいアブだと、緊張してしまう。同定が難しいことは多々あることでして。
ごくごく普通の親しい昆虫が来てくれるのが一番いい。
ホソヒラタアブの場合は、幼虫がアブラムシを食べますので、園芸家は大切にしてくださいね。
テントウムシの成虫・幼虫がアブラムシを食べるのは有名ですが、ヒラタアブもそうなのです。見かけが「蛆」なんで損をしています。よ炉市区お願いします。

スイカズラ

0330_24suikazura 2019.3.30
スイカズラのつぼみがものすごくいっぱいできています。
写真でちょっと黒い点が見えますが、これは伸び出し過ぎた茎を、つぼみが傷まないようにしながら妻が切ったあとです。
つぼみに付随する属性というわけではありません。念のため。
花が咲き始めたらすごいことになりそうですよ。
期待しています。

スイフヨウ

0330_23suihuyou 2019.3.30
新緑が吹き始めました。かわいいなぁ。
フヨウもスイフヨウも無事に今年を始めました。
大柄な佳い花。楽しみです。
虫たちもいっぱいくるし。花が咲いたら虫が来る。それは花の幸せでもありますね。

アシブトハナアブ

0330_17hanaabu 2019.3.30
アブがいると嬉しくなります。
ハナアブですから幼虫は水の中の「蛆」です。
我が家の池や水の鉢あたりでもきっと成長しているんでしょう。
アシブトで悪かったねぇ、とか文句言われそうだ。ここはふるさとなんだからね。

すごい漢字

前の記事で「バラ」かもという話を書いて、思い出しました。
NHKEテレ「0655」の新年度の新曲「すごい漢字」というのが面白い。
★そこから一つ。

って読めます?音読みは「び」です。
訓読みはといいますと
ぜんまい
だそうで。
まったくわかりませんでした。

「薔薇」は「バラ」ですよね。書けないけど知ってはいる。
で、これを「バラ」してしまうと訳が分からない。

そう‐び【薔薇】
ばら。しょうび。夏。能因本枕草子[草の花は]「―は近くて枝のさまなどはむつかしけれどをかし」
広辞苑第六版より引用


【薔】
  16画 [艸]部 [音];シキ;ショウ;ショク;ゾウ;ソク [意]みずたで 
パーソナル版漢字辞典より引用

【薇】
  16画 [艸]部 [音];ビ;ミ [意]ぜんまい 
パーソナル版漢字辞典より引用

すごい漢字でしょ。

★もう一つ

訳の分からない漢字をご紹介します。
「蝟」これ、なんでしょう。
はりねずみ
なんですって。知らなかったぁ、想像を絶する。

↓辞書からの引用を並べます。

蝟〔虫部9画/15画/7386・6976〕〔音〕イ〈ヰ〉
はりねずみ。「蝟集」
[猬]は異体字。
広辞苑第六版より引用

【蝟】
  15画 [虫]部 [音];イ [意]はりねずみ 
パーソナル版漢字辞典より引用

い‐しゅう【蝟集・集】ヰシフ
(蝟・ともに、はりねずみの意)はりねずみの毛のように、多く寄り集まること。「周囲に群衆が―する」
広辞苑第六版より引用

ハリネズミって、日本の在来種じゃないはずなんだけどな。
ひょっとして中国にはいて、漢字文化として日本に入ってきたのかなぁ。
「象」とか「虎」だって、日本にはいないけど、字は昔からあるんだもんな。

まだ不明・2種

0330_12bara_ 2019.3.30
妻が言うには、これはバラではないか?と。
そういわれるとそんな気もする。花を見ないと、なんともなぁ
花が咲くまでには「いばらの道」があるでしょう、と爺さんギャグを呟いて眺めています。
0330_13kobansou_
去年、この場所にはコバンソウがあったはずだ、と妻。
確かにそうだ。
コバンソウはイネ科ですから、この「葉」は矛盾しない。
これもまた咲いて実ができなきゃわからない。
ということなのでした。

ツツジ

0330_8tutuji1 2019.3.30
ツツジのつぼみができていました。

0331_1tutuji 3.31
すぐさま開くかと思いきや。

0404_3tutuji 4.4
つぼみの状態のまま長く成長しました。

0405_9tutuji 4.5
そして咲きました。
濃い赤が鮮烈で、咲き揃うと迫力あります。それはまたいずれ。

オタマジャクシ

0330_4otamajakusi 2019.3.30
池のオタマジャクシの姿に、まだ大きな変化は見られません。
後肢が出はじめるといった変化が起きれば上陸が近くなるわけですが。
みんなで池の掃除に精を出しています。

2019年4月18日 (木)

釧路で116年ぶりの暖かさ

釧路で116年ぶりの暖かさというニュースがありました↓
<引用>
北海道 釧路 116年ぶりの暖かさ(NHK 2019年4月16日 19時50分)
 上空に暖かい空気が流れ込んだ北海道では、広い範囲で気温が上がり、各地でことしの最高気温を更新しました。
 釧路市では、4月中旬の最高気温としては、明治時代だった1903年以来116年ぶりに18度を超えました。
 ・・・
 このうち、釧路市では18度4分と7月中旬並みの暖かさで、4月中旬の最高気温としては、明治時代だった1903年以来116年ぶりに18度を超えました。
 ・・・
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「116年」とは珍しいことですから、お目にかけようと、気象庁のHPから4月16日の釧路の10分ごとのデータをとって、グラフ化してみました。
20190416kusiro_1
茶色っぽいのが湿度で右目盛り。青いのが気温で左目盛りです。
いかがでしょう?{珍しいでしょ、といっても、本当に珍しいのかどうか、さっぱりわかりませんが。}
この日の釧路の
   最高気温は18.4℃
   最低気温は 2.5℃
でした。

ま、それはそれとして。
グラフ化して「あれ?」と思ったのが、
気温と湿度のグラフが、上下方向でほぼ対称形に動いているということ。
おそらく、空気中の水蒸気量がほとんど変わらず(空気の入れ替えは起こっておらず)、気温だけが変化したのでしょう。
気温が高くなれば水蒸気量が変わらなくても、飽和水蒸気量は増えますので、「相対湿度」の分母が大きくなり、比としての相対湿度の値は小さくなる、という出来事だと思います。
10分毎のデータには、水蒸気圧のデータがありませんでした。1時間ごとのデータには水蒸気圧も掲載されていましたので、そこからまたグラフを作ってみました。
20190416kusiro2_1
系列1が気温(℃)、系列3が水蒸気圧(hPa)、系列4が相対湿度(%)です。
水蒸気圧は8hPa~3hPaくらいで、大きな変化はしていません。やはりそうですね。
そういう状態で気温が上がれば相対湿度は下がり、気温が下がれば相対湿度が上がる、という出来事が起こったのだと推測されます。
強い風などで、ある地域の上空の空気がごっそり入れ替わったりすると、こういうことにはならないと思います。

とりあえずのグラフ作りで見づらいですが、お目にかけます。

 

ナズナ

0330_3nazuna1 2019.3.30
「ぺんぺん草の生える庭」が嬉しい夫婦。「ぺんぺん草も生えない庭」じゃあつまらない。
0330_3nazuna2
小さな白い花。よく見てあげてください。花の時から三角形の子房が見えます。
0330_3nazuna3
実が熟してきています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%BA%E3%83%8A
「ぺんぺん草やシャミセングサという別名がよく知られている。「ぺんぺん」は三味線を弾く擬音語で、花の下に付いている果実の形が、三味線の撥(ばち)によく似ている。
英名のShepherd's purseは「羊飼いの財布」の意味で、学名の種小名の語義も同じである。 」


草遊び:下の方から摘みとって、先端をもって下の方へと緩く握って手でしごいてやると、実が茎に対してほぼ直角になります。
そこで、茎をつまんで、指先でくるくる回すのです、耳元で。
そうすると、シャラシャラと音がするので面白い。三味線の音というわけではありませんが、楽しいのでよく遊んだものです。

藤豆

0330_2fujimame 2019.3.30
去年、妻が拾ってきた藤豆。東光院そばの藤棚では弾けると危ないからでしょう、豆を稔らせずに刈ってしまいます。
どこだったか忘れたけれど、熟した実を妻が見つけて拾ってきたのでした。
ラジペンか何かで豆を割ったらこんな具合、種子が出てきました。
種子を見たら蒔きたくなる夫婦ですから、ハイ、さっそく播いてみようということに。
さて、どうなりますやら。笑って後の報告をお待ちください。そもそも発芽するかいね、わからないなぁ。無理かもね。

ゼニアオイ

0329_13zeniaoi1 2019.3.29
ゼニアオイの方は背の低いままに咲き継いでいます。
葉の陰で咲いていて、撮影しづらい。
0329_13zeniaoi2
つぼみも用意されてるし、これから丈を伸ばしながら長く咲いていくつもりでしょう。
紫が美しい。

タチアオイ

0329_12tatiaoi 2019.3.29
タチアオイにつぼみができました。
大柄な花で、夏の太陽にふさわしい気もするのですけど、梅雨の時期の花なんですね。
梅雨明けごろには花の時期が終わるといいます。

↓園芸の方ではホリホックとかいいますが、下のサイトで由来を知りました。
http://www.hana300.com/tachia.html
立葵 (たちあおい)(葵(あおい)、ホリホック)(Hollyhock)
「ホリホック」「ホリーホック」英名。”ホリーホック聖地”からきており、12世紀頃の十字軍がシリアからこの花を持ち帰ったことから。

hóllyhòck
►n 〔植〕 タチアオイ,ホリホック《多年草》.
[ME=marsh marrow (HOLY, hock (obs) mallow〈OE hoc)]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

竹の花

0329_3take1 2019.3.29
「竹の花が咲いていた」と妻が若干興奮気味に買い物から帰宅。
密蔵院前の六郷用水の向こう側の竹がこんなになってたのよ、と。
で、手の届くところにあったのを、ちょっと撮ってきた、と。
0329_3take2
これがそうです。
なるほど、これは確かに「花」ですね。イネ科の花の姿だ。
では、と、昼の散歩時、足を伸ばして私も竹の花を見に行きました。
何せ、70歳にして実物を見るのは初めてですから、先送りして見逃したりしてはもったいない。
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糸のようなのがメシベかな、オシベの葯もはっきり。
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もっとはっきり。
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水路の向こう側、こういうのがいっぱいでした。
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うわぁ、すごい。通りがかりの人に、「これって竹の花ですよね」と訊いてみたら、「あら、ホントだ」とビックリしていました。「そうするとここの竹、枯れちゃうのかしらね」とも。
話によると、竹は花を咲かせた後は枯れるとか。
どうなっていくのか、これはちゃんと見ていなければなりませんね。

実は、去年6月に、TBSのNスタで竹の花の話が報道されました。その時テレビ画面で初めて竹の花というものを見たのですが、今年は自分の目で実物を見てしまいました。↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-3f11.html
2018年6月21日 (木) 竹の花

本当にびっくりしました。長生きはするもんだ。

タマサンゴ

0328_39tamasango 2019.3.28
冬に何個か赤くなりかかったのですが、鳥に食べられてしまいました。
今、一つだけ緑の実が大きくなってきています。
赤くなれるかな?鳥に狙われないかな?
春になって、鳥たちの餌は増えているはず。この実は赤くなるまで見逃してほしいな。

ムスカリ

0328_38muscari0  2019.3.28
いっぱい咲いてくれたムスカリ。
0328_38muscari1  
下の方の花はしぼんでいます。
0328_38muscari2
色を失ったものも。ずいぶんしなびてしまいましたが、実はできるんだろうか?

0411w_6muscari 4.11
これは外のプランターのムスカリです。
画面下の方、実ができてきていますね。
いったんしぼんだ花の中で子房が膨らんでくるんだ。

0412_12muscariout 4.12
花から実へ。
0412_21muscari
ふくらんでくる子房が花殻を脱ぎ捨てようとしています。
ムスカリ自体は何度か咲かせているのですが、実を見たことはなかったのです。
こうやって実ができるんですね、これから更にどうなっていくのか、見続けます。

ホトケノザの実

0328_36hotokenoza1 2019.3.28
ふと思い出して、ホトケノザの実を採取。
尖った側が基部ですが、ここの白っぽいものはエライオソーム。アリに種子を運んでもらう戦略ですね。
種子には模様があって、この写真の上の種子でも見えますが、拡大すると
0328_36hotokenoza2
こうなります。
こんな小さな実にこんな模様。模様があるということが繁殖に関して何か有利な点があったのでしょうか、わからないけど。

0330_6hotokenoza 3.30
妻に、ホトケノザの種子を渡して、模様があるんだぜ、と教えました。
ルーペで覗いてもあまりはっきりしない。で、コンデジで接写したらこんな画像を得て「ホントだ。模様があるんだ」と楽しんでおりました。

2019年4月17日 (水)

クレマチス

0328_33clematis 2019.3.28
つぼみがいっぱいできました。大きくなってきました。

0409_19clematis 4.9
もういつ咲いてもおかしくはないですね。
以前の記事で思い出したのですが、「ミゼットブルー」という園芸品種名のようです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-b052.html
2012年5月17日 (木) クレマチス

midget
{名詞}{形容詞}小人;小型の(物);ごく小さい.
パーソナル英和辞典より引用

あんまり「小型」の花、という感じではないのですけどね。

ハナニラ&ヒラタアブの仲間

0328_26hananira2 2019.3.28
線路柵下。色、模様、花の姿、みんなちがってみんないい。
どれもハナニラ。
0328_35hosohirataabu
玄関前で。アブが来ていました。
その場ではホソヒラタアブだろうと思っていたのですが・・・。
PC画面で見ると、ホソヒラタアブではないようですね。
ヒメヒラタアブよりは大きいんですが。
調べてみたら「オオヒメヒラタアブ」というのが似ています

↓ここにその写真があります。
http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/html/kyo/seibutsu/doubutsu/07hae/hirataabu/oohimeh/index.html オオヒメヒラタアブ

上のサイトの写真を見ると、腹端部の模様も特徴的であるらしい。
私の写真には腹端部が見えるものがない。
というわけで、困っていますが、ま、おそらくオオヒメヒラタアブだろう、と。
信頼度は低いです。

スノーフレーク

0328_23snowflake1 2019.3.28
基本は下を向く花ですが、たまに向きを変える花もある。
ありがとう、と接写。
0328_23snowflake2
緑色の模様が利いてますね。
メシベの先端も緑色なのかな。お洒落だね。

レンゲソウ

0328_21rengesou 2019.3.28
レンゲソウのつぼみです。
マメ科が好きな私たちですが、レンゲソウはまた格別に好き。

0402_15rengesou 4.2
花の色が見えてきました。

0404_18rengesou1 4.4
この色が何ともいえず上品な紫色でね。
レンゲソウ畑になると、あまり個別の花を見なくなりますが、じっくり見てください。
円く冠のように並ぶ花。幻想的です。

イチョウ

0328_8ityou 2019.3.28
鉢のイチョウはどんどん新緑が増える。
そうだ、頭の上の高いところのイチョウの木はどうなっているだろう。
ズームを最大の60倍にして、当てずっぽうで何枚か上の方の木を撮影して後からPCで見たら
0328_16ityou
こういう状態が写っていました。不鮮明でスミマセン。
葉芽が開きそうになっていましたが、まだ開いてはいませんでした。
この木はオスの木です。
鉢植えの方は、もう40年にもなりますが、雌雄はわかりません。

コマツナ

0328_10komatuna1 2019.3.28
庭の「コマツナ畑」の花。ベランダのプランターでも咲いています。
朝日新聞のある連載エッセイの挿絵で、アブラナの花が描かれていたのですが、オシベが4本しか描かれていなくって、残念な気分でした。アブラナ科はの花にはオシベは6本あるのですが、「四長オシベ」といって、そのうち4本が長くて、残り2本が短い。ですから、ちょっと見、4本に見えるんですね。で、イラストを描いた方は4本と誤解なさったのでしょう。よく見てくださいね。
↓ということで下の写真
0328_10komatuna2
この写真ではメシベを左右から挟むように、2本+2本の長いオシベがあります。
そして上下に、短いオシベが1本ずつ。花弁の間の短いオシベなので、見逃してしまいそうです。

0402_7komatuna 4.2
オシベの葯の成熟の仕方の差でも見え方が変わります。

ここでお目にかけたコマツナや、ムラサキハナナなど、アブラナ科の花を見かけたら、花の中をじっくりと観察してみてください。

フラサバソウ

0406_38frasava1 2019.4.6
妻に訊かれました。オオイヌノフグリに似てるんだけど、すごく小さい花がある、あれは何だろう?と。
上の写真を見てください。花も葉も、オオイヌノフグリそっくりですが、弟分というかな、小さいんです。
0406_38frasava2
低い位置の花を撮るのは辛い、頭がくらくらします。
0406_38frasava3
別の場所にもありました。
なんだったけなぁ、と雑草図鑑を眺めていたら、オオイヌノフグリと同じゴマノハグサ科のフラサバソウを見つけました。
実はフラサバソウは以前に何回かブログに書ています。完全に失念していました。記憶保持力がもうなくなってきたか。
情けないなぁ。

0407_9frasava1 4.7
もう一回チャレンジ。左手を地面につけて体を支え、右手でカメラを操作して接近。
0407_9frasava2
そう、思い出します。以前、フラサバソウがわぁっと増えたことがあったなぁ。

妻には、ちゃんと「フランシェさんとサヴァティエさんを記念して『フラ・サバ』草になったんだ」と伝えておきました。

↓以前の記事のひとつです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-7381.html 2015年4月28日 (火) フラサバソウ

↓上の記事内でリンクした参考サイトに、今回もリンクを貼ります。お読みください。
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/scrophulariaceae/furasabasou/furasabasou.htm
「フラサバソウはヨーロッパ、アフリカ原産の帰化植物である。最初、長崎で採取され、ヨーロッパのものと同じであることを始めて報告したFranchet と Savatier を記念し、フランチェット・サバチェルの両氏の名前を略してフラサバ草と名付けられたという。」

https://matsue-hana.com/hana/hurasabasou.html

 

オオイヌノフグリ

0328_9ooinunohuguri1 2019.3.28
今年はいつもより少ない。特に線路の柵下あたりがぜんぜん見えないのです。
どうしちゃったのでしょう?
0328_9ooinunohuguri2
上の2枚は庭での撮影。2枚目の写真でわかるように、オシベは独特の形をしていて、ちょうどメシベを挟むことができるようになっています。

0404_11ooinunohuguri 4.4
メシベがくっきり写りにくい。なんとか見えるかな。
で、昆虫が訪花してくれれば他家授粉するわけですけれど、この時期、訪花昆虫は少ない。アブやハエくらいでしょう。
ですから、自家受粉もできるようにしているのです。
そのことについては去年詳しく書きましたので、そちらをご覧ください↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/post-b98f.html
2018年3月16日 (金) オオイヌノフグリ

2019年4月16日 (火)

八重ヤマブキ

0330_10yamabuki 2019.3.30
つぼみの口が開きかけてきたかな。

0404_6yamabuki 4.4
もう咲きそう。

0407_7yamabuki1 4.7
ここまでくれば開花宣言でいいですね。
足元の具合で、そばに近寄れないので家の外から狙ってみました。
0407_7yamabuki2
いろいろ茂った葉の間から何とか狙って一枚。かなり狭い隙間でした。隙間の周囲、手前の葉がぼやけて写っています。
しかしなぁ、怪しい爺さんに見えたろうなぁ。カメラでしつこく庭を覗き込んで写真撮ってましたから。

ユリオプスデージー

0328_4euryops 2019.3.28
持続力の長い花ですね。実、という感じのものができていませんが、どうなるのか。
常緑低木、ということですので、これからの変化が楽しみですね。今はまだ草の姿ですが。

イチゴ

0327_6itigo 2019.3.27
実がなればもちろん食べますが、花もまた鑑賞に値するかわいさ。
キイチゴとヤブイチゴもあって、これよりは少し大きめの花を咲かせます。
狭いのににぎやかな庭。何やって遊んでいるのか、年寄りは遊ぶのが何よりです。

スズラン

0404_28suzuran 2019.4.4
前の記事のネジバナの隣の鉢に芽生えがありました。
気づいて、妻に尋ねたら、スズランだそうです。
うまくいけば4,5月に咲く。
スズランに似た花は育てたことがるのですが、スズランそのものは目の前で咲かせたことがない。
楽しみです。

ネジバナ

0327_2nejibana 2019.3.27
名前が書いてあったのでわかりました。去年もかなりいっぱい咲いてくれたネジバナです。
根に共生菌がいるのでしょ。ですからうっかり動かすと駄目になっちゃう。
丈夫といえば丈夫、動かすなら土ごと。今年もあの花が見られそうですね。

スイートピー

0326_30sweetpea 2019.3.26
鉢に行灯づくりにしてあるスイートピー。玄関を出たところにあります。
これの他に、ベランダと、線路柵際とにもあります。
つぼみができました。

0407w_6sweetpea 4.7
う~、もう開きそう。

0409_13sweetpea 4.9
咲きましたよ~。
花の色は複数あるはずなのですが、白が早いようです。

ツマグロオオヨコバイ

0326_28tumaguroooyokobai 2019.3.26
ハエ、アブ以外では、ツマグロオオヨコバイの姿が増えましたね。
歩いていると、体の脇をふわ~っと飛んでいったり。
アジサイやムクゲの緑にくっついていたり。上の写真は確かレンゲソウの葉での撮影。
越冬も明けて虫が増えてくると嬉しい私です。

ヤノネボンテンカ

0326_25yanonebontenka1 2019.3.26
1月いっぱいくらいまで、花を咲かせて、2月に入ってからは葉も枯れていたヤノネボンテンカ。
早くも今シーズンの活動に入ったようです。
0326_25yanonebontenka2
もうつぼみですか。お休み期間が短いね。
0326_25yanonebontenka3
左上は、前のシーズンの実の殻でしょう。その脇でつぼみ。

0405_16yanonebontenka1 4.5
わっ、開花した!
0405_16yanonebontenka2
2輪開花しました。でも、これ以上には開けずに、間もなく終わりました。
とはいえ、これが先駆者。先駆ける、ということは何であれ、大変なことです。

ランタナ

0326_23lantana1 2019.3.26
線路際に移動させた株ですが、まるっきりの「棒」のようになっていたのが、緑がチラッと顔を出しました。画面下の方。
そこだけクロースアップ。
0326_23lantana2
こういう出方をするんですよ。
後はどんどん続いて出てくるでしょう。
ランタナの場合、この「棒から葉が繁る」という出来事が極端でして、毎年のように心配させられるのです。

2019年4月15日 (月)

ムクゲ

0326_9mukuge 2019.3.26
ムクゲの新芽。この色がたまりませんね。
この他に、フヨウやスイフヨウも同じように新緑を吹き始めました。
冬の間、棒のようだった木が、緑を吹く。
幹の中でどんなことが起こっていいるのか、不思議でなりません。
動物とはまた違った生き方があるのですね。

ササグモ

0328_20sasagumo 2019.3.28
冬中ずっとここにいたササグモ。新しい葉が出始めて戸惑っているのかな。

0331_10sasagumo 3.31
葉はどんどん伸びる。ササグモは困惑する。

0402_13sasagumo 4.2
これがこのササグモを見た最後になりました。
この後、もう、見ていません。元気そうでしたから、どこかで新たな居場所を見つけたでしょう。
このクモとひと冬の長い付き合いをしました。珍しいことでした。

八重桜・南殿

0326_6naden2 2019.3.26
南殿のつぼみが口を開き始めたところ。

0328_5naden 3.28
葉と花が顔を出しました。

0330_9naden2 3.30
口を開いた。これを「咲いた」といっていいかどうか、微妙な姿ですね。

0331_3naden1 3.31
咲きました。これは私が頑張って撮った写真。
0331w_5naden
これは同じ花の午後の姿。花が増えています。
妻がしゃがんで撮ってくれました。

去年は花が少なくて、ちょっと心配したのですが、今年はたくさん咲きそう。うれしいな。

モンシロチョウ

0325_22monsirotyou1 2019.3.25
妻の目の前を舞ったモンシロチョウ。当てずっぽうでカメラを向けて何回かシャッターを切った。
その結果得た写真です。
翅をはばたき下ろしたところ。
0325_22monsirotyou2
これも同じく。
0325_22monsirotyou3
翅はほぼ平らですが、腹部がギュッと上に上がっていますので、はばたきおろす途中じゃないかな。

よく画家が絵の中にチョウを描くことがありますが、大抵は翅を広げた状態を上から見た、まるで「標本」のような姿で描き込んでありますね。空中を飛行するということはダイナミックなものなのです。そういう写真を見て参考にしてもらえると嬉しいのだけどな。

別件:朝NHKの「みんなの体操」などやっておりますが、新年度のオープニング画面にナナホシテントウが飛んでいまして。それが硬い前翅をパタパタさせて飛んでいる動画なんですね。花に顔があったりする「童話的」動画ですから目くじらを立てるのも大人げないかな、とは思いつつ。でもやっぱり残念だなぁ。甲虫は前翅を開いてその下から膜状の後翅を広げ、その後翅で飛ぶんです。虫好きなもので、気になってしまいます。

モクレンなど

0325_4tubaki 2019.3.25
水車そばのソメイヨシノを見た後、妻は坂を上るつもり。
上り始める前に地蔵堂があって、脇に紅白のツバキ。そろそろ終わりが近い。
0325_7mokuren1
「桜坂」と呼ばれる桜の多いところより少し手前のお宅に、モクレンがあるのです。
上品な色です、大好き。
0325_7mokuren2
すぐそばにハクモクレンもあります。

調べてみたら↓
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-173
モクレン属の野生種は、日本を含むアジアとアメリカに約90種が分布します。これらのうち、日本原産のコブシやタムシバ、シデコブシ、オオヤマレンゲ、中国産のモクレンやハクモクレン、ヒマラヤ地域のキャンベリー、北米のキモクレンなどを交配させて生まれた園芸品種を「マグノリア」と総称しています。マグノリアの仲間にはカラタネオガタマなど常緑の種類も含まれます。


ということだそうで、

magnolia
►n
1 a 〔植〕 モクレン属 (M-) の各種の花木《モクレン・コブシ・タイサンボク・ホオノキなど;花は Louisiana, Mississippi の州花》.
b ピンク[紫]がかった白,淡いクリーム色.
2 〔植〕 ユリノキ (tulip tree).
[Pierre Magnol (1638–1715)フランスの植物学者]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

Magnólia Stàte
[the] モクレン州《Mississippi 州の俗称》.
リーダーズ英和辞典第3版より引用

なるほど。東京の私立女子中高で文化祭に「マグノリア祭」と名付けている学校もあります。男子校の私はマグノリア祭に行きたかったけどな。ザンネンな男子高校生だったのです。

カラスがサクラの枝を落とす

0325_2sakura1 2019.3.25
妻の写真。
東光院の外、水車のそばのソメイヨシノ。かなり咲いています。
この前日24日、私もここへ行って花を見たのですが。
その時、足元に桜の枝が折れて長さ6、7cmくらいかな、になったものが桜の根元にいっぱい散らばっていました。
後から思えばその写真を撮影しておくべきだった。なんだろな?と思いつつ、見ただけで過ごしてしまいました。
さて、上の写真の25日、妻は別の写真をものしています。
0325_2sakura3
これ。カラスが小枝を口にくわえて、折り取っているところです。
で、口からこぼれた小枝がたくさん落ちていたのよ、とのこと。
あぁそうだったのか、私が見たのはカラスの仕業だったのか。と、まあ、後悔先に立たず。
なんでしょうね、巣材に使うつもりだったのか。
蜜とは無関係でしょうね、多分。スズメは桜の花を背後からむしって盗蜜して、花を散らす。メジロは逆さになって花の正面から蜜を吸う。
カラスは枝を折り散らかす。
いろいろあるんだなぁ。

調べてみたらありました。「カラスの枝落とし行動」だそうです。

http://www.mus-nh.city.osaka.jp/wada/DataBase/TwigDropping.html
カラスの枝落とし行動データベース
「枝落としが確認された樹種」の中に「サクラ(シダレザクラ、ソメイヨシノ)」も入っていました。


https://plaza.rakuten.co.jp/nitotora/diary/201703200000/
2017.03.20
桜の小枝が落ちている。桜の木の新陳代謝かと思ったら、カラスだった。

https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=87499
カラスが枝を折っていてビックリ! 2013/03/25
巣作りの季節なのは判っていましたが、まさかハナミズキの枝をくわえて折っているとは知りませんでした目
ボキボキ音が聞こえるのでベランダから覗いて見ればカラスが一生懸命首を振って枝を折っています。
枯れ枝を拾って巣を作るんじゃないの!?
慌てて庭に出て追い払いました。
蕾の付いた枝が地面に落ちて散らばっています。
ヒヨドリより性質が悪いですね
折角だから庭に出ついでに写真撮影しました。

ヤエムグラ

0324_27yaemugura 2019.3.24
小さな花、白いし、なかなかうまく写りません。

0328_29yaemugura1 3.28
実ができ始めました。トゲトゲのある丸い実が二つ並びます。

0409w_12yaemugura 4.9
妻がしゃがみ込んで撮影。この後、色が褐色に変化していきます。

0412_14yaemugura 4.12
いっぱい。

0413_21yaemugura 4.13
色が褐色になってきました。
よく見るとなかなか可愛らしいものです。

桜桃

0326_27outou12019.3.26
花の残りを脱ぎ捨てようとしています。

0402_22outou 4.2
全員が青い実になりました。

0409_18outou 4.9
ほんのりと色づき始めています。
実が丸くなり、真っ赤になるのは、まだ先です。

2019年4月12日 (金)

4月10日の東京の気温と湿度

この間、4月8日の気温変化のグラフを掲載しましたが、今回は4月10日。
0410kionsitudo
青い線は湿度で右目盛り、黄色い線が気温で左目盛りです。
この日
最高気温: 03:02 10.2℃
最低気温: 22:25 3.6℃
でした。
朝4時ごろから雨音が大きくなりまして、後は一日中ザアザア降り。計で約30mm近く降ったのかな。かなりの量といえます。
雨音が大きくなったころから北方向からの風に変わって、気温は下がる一方。
4℃くらいまで下がってしまった。
2月の立春を過ぎた頃の最高気温の平年値が10℃くらいですから、その値から出発してどんどん下がるというのは冬ですね、まるっきり。
寒かったぁ。今の時期天気さえよければ2階の部屋は温室になって暑いくらいなのですが、この日は一日中暖房を使いっぱなし。
ちなみに、4月10日の平年値は
最高気温: 18.1℃
最低気温: 8.5℃
です。
普通に午後に最高気温が出る頃の気温だと、平年より約14℃くらい低かったことになります。
寒いのは嫌いだ。

ヒメリュウキンカ

0324_18himeryukinka 2019.3.24
黄色く輝く花、ヒメリュウキンカ。その花が散った後の姿です。
この後、実ができるのだろうと思いますが、私は見たことがない。
花が終わってしまうと忘れてしまうということですね、情けない。
記憶を維持していられれば、その後どうなるか見届けたいのですが。

ムベ

0324_13mube1
2019.3.24
新しい幼い葉と、つぼみ。
0324_13mube2

私、ムベの花は大好きなのです。期待が膨らむ。

0406_14mube1
4.6
咲いていました。比較的低い位置で下向きに咲いていて、撮影しにくいなぁ。
0406_14mube2

左手を添えて、こっちを向いてもらいました。
花の構造については下のリンク先に詳しい話があります。部分引用しておきます。
0406_14mube3

妻にムベが咲いていたよ、と報せたら、こんな写真を撮ってきてくれました。
かるくしゃがんで撮ったようです。この姿勢が私には難しいからなぁ。自宅前なら結構頑張るけど、公道で変な格好していたら怪しまれますもんね。何やってんだあの爺さん大丈夫か、と見られてしまいます。

https://matsue-hana.com/hana/mube.html
< 花は下向きに咲き、内面には単紅紫色の筋がある。花には花弁はなく、花弁状の萼片が6個、2列に並ぶ。外側の3個は披針形で長さ1.3〜2cm、内側の3個は線形。雄花の外側の萼片は内側の萼片より短い。雄花には合着した6個の雄しべがある。雌花は外側の萼片のほうが内側の萼片より長く、雌しべが3個ある。 >

アセビ

0324_11asebi 2019.3.24
東光院のアセビは撮影しやすいのです。株のすぐそばまで行けます。
六郷用水沿いのは、離れたところからの撮影になります。
ピークは過ぎているようですね。
口の小さい花を作る、ということに、何か利点があるのかなぁ、現に栄えている木なのですから不利にはなっていないはずですが。
ブルーベリー、スズラン、ドウダンツツジなど、口の小さい花を見ると、いつも考えてしまいます。

マツ

0324_10matu 2019.3.24
こういうの、つぼみ、っていうのかな。表現が難しい。裸子植物ですからね。

0406_12matu 4.6
花が咲きかかっている、といっていいと思いますが。
雄花は花粉を出していないようだし、雌花も花粉を受ける状態ではないようです。
マツの花はちょっと厄介です。種子が熟すのに2年かかるのでした、確か。
普通の被子植物のスピードとずいぶん違います。

↓参考
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=3499
マツの花には、花弁がありますか

シャクナゲ

0324_9shakunage 2019.3.24
東光院の門を入ってすぐ右のシャクナゲの木。奥の方にも別の株があるのですけど、覗きやすいので、まずはここを見る。
この時はつぼみだけでした。

0406_8shakunage1 4.6
咲いていました。撮影しやすい花をまず一枚。
豪華ですよね。
0406_8shakunage2
陽の当たっているのを一枚。
0406_8shakunage3
これが奥の株。
この場所は光が比較的均一で、条件はいいのですが、ちょっとそばへ踏み込むことはできません。
全体の姿に留めます。

我が家近くでシャクナゲが見られるのは3カ所あるのかな。ここ東光院が一番来やすい場所なので、楽しみにしています。
ツツジ一輪でもすごいのに、それが丸く固まるんですものね、「豪華」です。

コブシ

0324_8kobusi 2019.3.24
これはコブシでいいはず。東光院の中で立ち上がって、塀の外から見える花。
坂を上っていくとハクモクレンもあるのですが、このごろは坂を徒歩で歩くことはまれになりました。

↓下にリンクするサイトには、写真がいっぱい。つぼみからの変化も見られます。どうぞ。
http://www.hana300.com/kobusi.html
★(定点観測)花が開花していくようす

紅白ツバキ

0324_7tubaki1 2019.3.24
東光院前の地蔵堂脇。すごいことになっていました。
花は満開を過ぎていますが、まだまだこってりといっぱい。
木の足元には散った花が積もっている、という感じ。
私は毎年ここの花を楽しみに見に来ていますが、こんな状態は初めてかな。たまたま遭遇してしまいました。
0324_7tubaki2
光と影の境目の花です。美しい。

帰ってから妻にものすごいことになってるよ、と伝えたら、さっそく見に行きまして、スゴカッタァ、とのことでした。

2019年4月11日 (木)

ムラサキツユクサ

0324_4murasakituyukusa 2019.3.24
もう花が咲きそう。

0325_23murasakituyukusa1 3.25
咲いた。オシベ6本、メシベの子房が丸く見えます。
0325_23murasakituyukusa2
太陽の角度で、こんな見え方も。
花弁の凹凸の表情が豊かです。
0325_23murasakituyukusa3
高校生物教材の「オシベの毛」というのがはっきり。
細胞が連なってできているのも見えます。
根元の方から先端の方へ栄養を送るために「原形質流動」を行っているのでしょう。
粘っこい原形質を流動させるためにはエネルギーが必要。それはATPから供給されるのでしょうが、エネルギー資源を使ってまで流動させる必要があるというのは、やはり栄養の運搬システムであるためだろうと思います。
高校生物ではその点にはあまり触れていないのがちょっと残念ですね。

ツクシ

0322_32tukusi 2019.3.22
もうほぼ胞子を播き終えたと思います。
10本ちょい、立ちました。
この後はスギナが茂ります。
小さな庭で、ツクシを楽しむ。なかなか趣があっていものです。

ムスカリ

0322_27muscari 2019.3.22
たまたま真上から見てしまいました。
こういう集合ってよく螺旋を描くことがありますよね、ヒマワリの花とか、ブロッコリーとか。螺旋を描く。
ムスカリではそういうことはないらしい。
ふと思いつて撮影してみました。

カエデ

0322_18kaede1 2019.3.22
芽が弾けましたよ。

0324_1kaede3 3.24
つぼみも出てきました。

0326_16kaede1 3.26
どんどん展開しています。これが木全体で起こっている出来事ですので、すごいです。
緑と赤とが入り交る。

0402_11kaede1 4.2
上を見上げたら、これまたすごいことになっていました。つぼみがいっぱい。
0402_11kaede2
こんなにいっぱい、つぼみを作って全部花を咲かせたら、大丈夫かい、心配になる。

0404_15kaede 4.4
下の方、花が一つさいています。

0405_11kaede 4.5
一挙に花の季節へ移行してしまいました。
これがやがてミニ・ヘリコプターになるんですよね。
もう今から想像して、楽しんでいます。
植物の動きは激しい。

コデマリ

2019.3.22
つぼみができました。
咲くのは4月。いつになるかな。気温変動も激しいし、予測しにくいですね。
そうそう、去年初めて知った、オオデマリも見に行かなければなりませんね。

カリン

0322_12karin 2019.3.22
カリンの実生のはずです。
枝の出方が非常に独特で、幹からほぼ垂直、あるいはわずかに下向きに出て、横に広がっています。
親の木ではこんな感じではないような気もして、ちょっと戸惑っています。
このまま丈は詰めながら様子を見ていきましょう。カリンだったらほっとくと高くなりますものね。

キヌサヤ

0322_9kinusaya 2019.3.22
花から実への途中をお目にかけます。
豆の部分が子房で先端にメシベが残っています。
萼と豆の間に、オシベが残っています。
こんな風に移り変わっていって、熟して、口に入るわけです。
あまり見かけない姿かな、と思って掲載します。

鉢のイチョウ

0322_6ityou 2019.3.22
鉢植えのイチョウが新芽を吹きました。
40年以上もの年齢です。

0326_8ityou 3.26
葉の姿が見えてきました。

0404_8ityou 4.4
ハイ。私はイチョウです、と名乗っております。
この葉を見間違えることはない。今年もよろしく。

2019年4月10日 (水)

タテハチョウ科のチョウ 多分キタテハ

0321_26kitateha
2019.3.21
目の前にチョウが来まして。
タテハチョウ科であることは間違いない。
ツマグロヒョウモンではない。
時折見かけるヒメアカタテハかな、と思ったのですが。
調べていくうちにキタテハの可能性が大きいように思われます。
翅の裏面でも表面でも見せてくれればわかりやすかったのに、難しいもので、撮らせてくれませんでした。

↓このページの写真で、裏面に白い点の模様があるのですが、私の撮った写真でも同じ模様が確認できます。
https://www.insects.jp/kon-tyokitateha.htm
    学名「c-aureum」は、はねの裏面にある小さな白斑にちなんでつけられた。

ということで、成虫で越冬してきて、たまたま姿を見せてくれたのでしょう。
元気でよかったね。

シラン

0321_24siran  2019.3.21
シランのつぼみが立ち始めました。

0322_21siran 3.22
色が濃くなってきたのもあります。
庭と線路の柵下と2か所にありますが、さて、どちらが先に咲くかな。

ホオズキ

0321_21houzuki 2019.3.21
今年の芽が出てきました。
ホオズキ市で入手して以来、毎年楽しませてくれます。
とくにホオズキを鳴らすとかいうことはしませんので、籠の中に入った赤い実、の状態まで、鑑賞します。今年もまた。

シクラメン

0321_32cyclamen 2019.3.21
そろそろピークを過ぎていくと思いますので、すごい姿をもう一回。
まさしく「篝火」状態。
独特の艶が豪勢です。

コダカラソウ

0321_18kodakarasou 2019.3.21
ゆっくりゆっくり。
でもなんだか、メシベかな、口の先に出てきたようです。

0330_14kodakarasou 3.30
咲きました、とはまだ言えないなぁ。微妙。

0402_10kodakarasou 4.2
咲きました、と大声で言えます。
メシベとオシベが識別できますが。メシベは柱頭が分かれているのかなんだか、よくわかりません。
低い位置なので、腰が痛い。なかなかじっくり撮れません。

ツメクサ

0321_16tumekusa1 2019.3.21
シロツメグサのような「詰草」ではありません、「爪草」です。
鳥の爪か、人の爪かは知りませんが、葉の形からの命名です。
シロツメグサはマメ科ですが、ツメクサはナデシコ科です。
左端に花が写っていますが接写すると
0321_16tumekusa2
こういう花。4mmくらいかな、小さな五弁花です。メシベは先端が5裂しています。
地面に顔を近づけないと詳細がわかりません。
でも、とっても可憐な花なので、ぜひ大切にしてあげてください。よろしく。
(芝生などをきれいに育てていると、邪魔な雑草ということになるでしょうね、きっと。)

シャガ

0321_19shaga 2019.3.21
前の記事では庭の隅だったのですが、これは門柱の陰、ここも日当たりは悪い。
ここにあったヒイラギナンテンは日光不足で枯れたもんな。
でもシャガはガンバル。

0322_26shaga 3.22
翌日には咲きました。
いかにもアヤメ科です。学名は「日本のアヤメ」というような意味でしょう。

↓趣味の園芸から引用
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-53 シャガの基本情報
学名:Iris japonica
和名:シャガ(射干)  その他の名前:胡蝶花(こちょうか)
科名 / 属名:アヤメ科 / アヤメ属

・・・
日本のものはタネができませんが、原産地の中国にはタネができるものがあって変異があり、いくつかの優れた個体が選別されています。
・・・・

そう、素敵な花ですが、結実しないんですよね。ちょっと寂しい。

スノーフレーク

0321_15snowflale 2019.3.21
庭の隅、陽射しはほとんど入らないような場所。
強い花ですね。咲いていました。

0328_11shaga 3.28
画面の上下の中央付近左にスノーフレークが写っていて、同時にシャガも。
白い花が2種、光は少ないけど、この辺りを明るくしています。
無茶苦茶な庭で、お恥ずかしい。

2019年4月 9日 (火)

2019年4月8日の東京の気温変化

昨日の東京の気温です。

最低気温(℃)   5.9  23:30
最高気温(℃) 14.8    0:30

最高気温が日付のかわった直後に出まして、最低気温は一日が終わる直前に出ています。
生活実感としては、日中、妙に肌寒かった。動いている分にはまあいいのですが、座るとやっぱり暖房が必要。
10分毎の記録をグラフ化してみました。
0408kion
昼から夕方くらいまで、10℃~12℃くらいですものね、肌寒いわけです。
普通、朝方に最低気温が出て、午後に最高気温が出ます。ですから、気温の値の記録だけを将来確認すると、そのパターンで、午後に15℃くらいあったのならそう寒くはなかったんじゃない?ということになりそうですね。でも、実際はこんな妙な気温変化だったのです。記録しておきます。
なお、グラフの色関係はエクセルのデフォルトのままです。黒い方がくっきりして見やすいのですが、メンドくさくなっちゃって。なんでこんな淡い色がデフォルトなのか、理解に苦しみます。

 

 

レンギョウ

0321_11rengyou1 2019.3.21
緑の葉が立ち始めまして、色の対照が美しい。
緑の葉というのは、光合成によって栄養を作る器官ですからね、命の活動の盛んさを示しています。
植物だって、地球上のこの時代を共に生きる生き物仲間ですから、元気が良いところを見るとこちらも気分がよくなります。

オタマジャクシ

0321_4otamajakusi 2019.3.21
ヒキガエルの雌雄がそろったようで、産卵したらしいのに、その卵を見逃していました、でオタマジャクシがいっぱいで驚いています。
去年は子どもたちが蛇に食べられちゃってほぼ全滅しましたが、今年は大丈夫のようですよ。(今のところ)
変化が大きくなったらまた掲載します。

ベニバナトキワマンサク

0321_3benibanatokiwamansaku1 2019.3.21
鉢のベニバナトキワマンサク。咲いてくれてうれしい。
0321_3benibanatokiwamansaku2
弾けそうなつぼみ。この中にクルクルと花弁が巻かれている。
0321_3benibanatokiwamansaku3
いっぱい咲いてくれそうな予感。

0327_1benibanatokiwamansaku1 3.27
花弁の尖端が黒っぽく見えたので、どうしたのかな、とよく見たら、コイル状の花弁が先端部でほどけ切っていない状態だったようです。
0327_1benibanatokiwamansaku2
窮屈なつぼみの中で、こんなコイル状の花弁をどうやって作るのか、考えてみるとすごいことですね。
蛹の中のチョウの翅、とかもそうだし。
不思議なものだなぁ。

イチゴ

0321_1itigo 2019.3.21
イチゴに実ができ始めていました。

0324_39itigo 3.24
色づいてきましたよ。

0330w_1itigo 3.30
食べちゃえ。予想以上に甘味と香りがあって、おいしかった。
今年の初物です。

オオイヌノフグリ

0320_13ooinunohuguri1 2019.3.20
今年はオオイヌノフグリは元気がない。もっとあちこちに咲いたはずですが。庭の地面や鉢や線路柵下や。
どうしたのかな。代わってカラスノエンドウやハコベが元気よく咲き誇っています。
0320_13ooinunohuguri2
この青い花が大好きです。
「ブルーサファイア」なんて名前にしてあげてもいいような気もしますが。

チューリップ

0320_11tulip 2019.3.20
ここのお家は非常に凝っておられまして。毎年楽しみに見させてもらっています。
チューリップとヒアシンスかな。
そのチューリップがまた園芸品種の少し変化した花で。
すごいですね。(ひっそりと。幼い子がこの花を見てもチューリップと認識できないかも。)

ヒュウガミズキ

0320_10hiugamizuki1 2019.3.20
この黄色い花は
0320_10hiugamizuki2
ヒュウガミズキです。
去年もこんな具合にプレートの写真と一緒に掲載したように記憶します。
プレートがなければ、名前を思い出すことはまず絶対できない。
名前を忘れているのに、プレートと一緒に掲載したことは覚えている。記憶って妙なものですね。

検索してみたら、最初は2010年、次が2018年だったようです。
我ながら「噴いて」しまいましたね。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-a443.html
2018年4月 2日 (月) ヒュウガミズキ
 妻の撮影。何年か前にもこの説明板のお世話になりましたっけね。そのことは思い出せるのに、花の名前が覚えられない。情けないなぁ。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-926e.html
2010年3月31日 (水) お散歩かかし:ヒュウガミズキ

ヒイラギナンテン

0320_5hiiraginanten 2019.3.20
我が家にもあるのですが、花が咲かないな。
門の裏側に植木屋さんが植えていってくれたのですけどね。ヒイラギの代わりに、厄除けとして。
今は、鉢植えにして日当たりのよいところに置いてありますが、咲かないな。
街中でも結構見かけますよね。黄色い花がとてもいい。

2019年4月 8日 (月)

冬日と夏日が一日のうちに

★先週の金曜日に、一日のうちに冬日と夏日が同居する、ということがありました。非常に珍しいことだと思いますので、ご報告します。

TBSのニュースから。
関東で初の夏日に、埼玉・鳩山町では半日で冬→夏
 関東を中心に5日は青空が広がり、気温も急上昇しました。
 埼玉県鳩山町では午後3時ごろに、最高気温25.2度を観測し、関東では今年初めての「夏日」となりました。鳩山町では午前5時半すぎに、最低気温マイナス0.3度を記録していて、その日のうちに「夏日」と「冬日」の両方が訪れる寒暖差の激しい1日となりました。
 ・・・

夏日と冬日の定義は下の通りです。
   夏日とは日最高気温が25℃以上の日(T≧25)
   冬日とは日最低気温が  0℃未満の日(T< 0)

アメダスの記録によって正確な時刻と一緒に
   最低気温(℃)  -0.3   5:38
   最高気温(℃) 25.2  15:09

気象庁の定義では「〇〇時の気温」といった場合
〇〇時の前1分間の平均気温です。例えば、「12時の気温」として表示されている気温は、11時59分から12時00分に観測された気温の平均です。
ということですので一応頭の中に留めておいてください。

さて、10分毎の値をグラフ化してみました。
20190405saitamahatoyama 2019.4.5 埼玉県鳩山市の気温
10分ごとの平均では0℃未満と25℃以上の部分は消えてしまいますが、変化の様子は分かります。
たまりませんねぇ、体に堪える。9時間で25℃、1時間で約2.8℃上がったのですよ。
自然現象ですから仕方ないですけど、あまり体験したいとは思えません。鳩山町の皆さん、体調を崩されませんように。

 

アケビ

0401_5akebi1 2019.4.1
これはアケビの花。雄花と雌花があるようですが、私にはよくわかっていません。
0401_5akebi2
ここで実がなるのかどうか、見たこともないしなぁ。

ところで、アセビの記事の次にアケビを持ってきたのは意図的です。
言葉が似ていて、実物と対照できていないことも多いので。

また辞書を引いてみたら↓あれぇ。

あけび【木通・通草】
(「開け実」の意)アケビ科の蔓性落葉低木。山地に生え、葉は5小葉の複葉。4月頃淡紅紫色の花をつける。果実は淡紫色で長さ約10センチメートル、秋、熟して縦に割れる。果肉は厚く白色半透明で多数の黒色の種子を含み甘く美味。つるで椅子・かごなどを作り、茎の木部は漢方生薬の木通もくつうで、利尿剤・消炎剤などとする。これに似て3小葉から成る葉を持つミツバアケビがある。アケビカズラ。ヤマヒメ。<季語:秋>。
広辞苑第六版より引用

akebia
►n 〔植〕 アケビ,アケビ属 (A-) のつる植物.
リーダーズ英和辞典第3版より引用

英語圏にアケビという植物はないのかな?で、日本語のまま通用するようになったのでしょうか。
そのあたりに詳しい方がおられましたら教えてください。

アセビ

0320_6asebi 2019.3.20
六郷用水の散策路沿い。
ドウダンツツジと似た花です。
初めて見た時は戸惑いましたが、最近は大丈夫。
でも、辞書を引いてみてびっくり↓

Andromeda
1 a 〔ギ神〕 アンドロメデー《Cassiopeia の娘で Perseus に救われた美女》.
b 〔天〕 アンドロメダ座.
2 [a-] 〔植〕 アセビ (Japanese andromeda),ヒメシャクナゲ (bog rosemary).
リーダーズ英和辞典第3版より引用

アンドロメダですって。ふ~ん。私はアンドロメダというと、私共が属する天の川銀河の隣人のアンドロメダ銀河を思い浮かべてしまいます。
調べてみるものですねぇ。

あせび【馬酔木】
ツツジ科の常緑低木。山地に自生、また庭木として栽培。高さ約3メートルに達する。春、壺形の小白花を総状に下垂。全株が有毒、牛馬が食うと麻痺するというので「馬酔木」と書く。葉の煎汁は殺虫剤・皮膚病薬。材は堅く、薪炭材・細工物とする。あしみ。あしび。あせぼ。あせみ。毒柴。ひささき。
広辞苑第六版より引用

短歌雑誌の「馬酔木」は「あしび」でしたね。

不明・2種

0320_2humei 2019.3.20
妻が撮影してきたのですが、ナンダロウ?わかりません。

0325_11humei 3.25
ムシトリナデシコに似ている、という気もするんですが。
色がピンクじゃないしなぁ。

「ものしらず」に教えてください。

アシブトハナアブ

0319_35asibutohanaabu 2019.3.19
脚の太さは見えませんね。大きめのハナアブ。
結構、接近しやすいアブです。

0321_30asibutohanaabu 3.21
路面に降りていました。
刺さないから危険ではないけど、人気のある昆虫とはいえませんね。
花粉媒介者でもあるはずですので、冷遇しないでください。

ハマヒサカキ

0319_32hamahisakaki 2019.3.19
ここもマンションの植え込みなのですが、駐車場の脇なので日当たりは良い。
蝋細工のようなかわいい花をご紹介しましたが、実ができ始めていました。
かなり赤っぽいですね。完熟すると黒くなります。
名前のように海岸に自生する木だそうですので、日当たりさえよければ風には強いらしいです。
花も実もあまり目立たないので、気付いていない人も多いでしょう。
花の香りが「芳香ではない」ということで気づく人もいます。

ジャノメエリカ

0319_31janomeerika 2019.3.19
今年はあまりここで撮影しませんでした。
マンションの植え込みですが、ビル風というのか、冷たい北風が強烈な強さで吹き抜けていく通り道。敬遠気味。
もうシーズンが終わるかな、と、頑張ってみました。
日当たりが悪いし、強風が吹くし、植物にとっては厳しい場所ですので、いくつかあった株がずいぶん減りました。
素敵な花を頑張って咲かせてくれますので、感謝しています。

イベリス

0319_30iberis 2019.3.19
密蔵院前のフラワーポッド。
去年もここで見つけて、調べて名前を覚えた。で、1年たつとやはり忘れた。一生懸命思い出そうとしてもダメ。関係ない時にフト「イベリス!」と叫んでいる自分に苦笑。思い出すというのはどういう機構なんでしょうね、不思議です。
ここでは一輪しか開いていませんが、確か「輪になる」はず。

0329_20iberis1 3.29
10日後。やっぱりね。こうなるんです。
0329_20iberis2
右の準備中のつぼみ群がかわいい。
0329_20iberis3
すごいことになるぞ、という予感の群れ。
アブラナ科の花です。

↓趣味の園芸から。
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-304 イベリス
イベリスの基本情報
学名:lberis
その他の名前:トキワナズナ、マガリバナ(屈曲花)、トキワマガリバナ、キャンディタフト
科名 / 属名:アブラナ科 / マガリバナ属(イベリス属)

・・・
名前は、スペインの昔の国名イベリアに由来し、この地域に多く自生していることからつけられました。中国名では屈曲花(マガリバナ)と呼ばれ、これは太陽を向く性質が強くて花茎が曲がりやすいことに由来します。
4枚の花弁のうち、外側の2枚が大きくなるのが特徴で、小花が多数集まって大きな花房になります。
・・・

ヤサアリグモ

0319_29yasaarigumo1 2019.3.19
密蔵院でね、水路にかかる枝垂桜を内側から見ようと、回っていったのです。
足元がぐらつきやすい私ですから、右手のステッキだけではなく、左手もできれば何かに触りたい。石灯籠に左手をかけて、バランスをとりながら一歩踏み出そうとしたら、左手の先でアリのようなものが走る。
慌てて右手のステッキを倒して、首から下げたカメラを右手だけで持っていい加減に撮影。すぐ視界から消えてしまいましたが、アリではなくアリグモの仲間だということは確認できました。
0319_29yasaarigumo2
PC画面で眺めて、おそらくヤサアリグモだろうと思いました。
体につやがあるしな。多分、間違いないでしょう。
アリグモの仲間は、結構身近にいるのですが、大抵の人はアリだと思って気づかない。
こういうクモもいるんだ、という概念を形成できれば見えてくると思います。

2019年4月 5日 (金)

3月の気温など(東京)

3月までのデータがまとまりましたのでお目にかけます。
201903kion気温
3月の下旬かな、最高気温と最低気温が交錯してますね。

3/22 23.9 8.7
3/23  9.0 4.4
3/24 15.4 1.1

夏日に近いくらいの最高気温の翌日の最高気温が前日の最低気温とほぼ同じ、なんて、さすがに勘弁してほしい。
で、翌日は気象情報ではあまり騒ぎませんでしたが最低気温が1.1℃。
1.1℃といいますと、東京では2/4の立春の日の最低気温の平年値が1.1℃なんです。
ひと月半以上も遡られてしまった。きついよなぁ、老体には。

平年気温の曲線を見ていただくとわかりますが、立春を過ぎて、気温はゆっくり上昇してきました。グラフの傾きが4月は大きい、つまりぐんぐん気温が上がっていくということです。春パワー炸裂、というところですね。

201903heinensa 平年差
3月半ば以降の気温の動きが、最高気温と最低気温で逆になっている。動きの傾向はほぼ同じということが多いのですが。「順」な3月ではなかったな。

201903situdo 湿度
コメントできるようなグラフではないけれど。
大きく波打ちながら、これから「湿った季節」へ向かいます。

さて、これからの季節、できれば「順」に推移してほしいと願っています。

ハナニラとルリマルノミハムシ

0319_21hananira1 2019.3.19
この昆虫、真っ黒けに見えますが「瑠璃色」がかっているのです。
後肢がはみ出している姿だけで判定しています。
花粉を食べているのでしょう。
0319_21hananira2
こんな濃い色の花も咲きました。多様さが楽しい。
気品ある姿が好もしい。

ヤエムグラ

0319_19yaemugura1 2019.3.19
ヤエムグラで正しいかどうかはわかりませんので、ご承知おきください。
脇にね、小さな花がつくんですよ。
0319_19yaemugura2
白が明るくて、なかなかうまく写りません。小さいしなぁ。
うっかりすると、見逃します。探してみてください。
草遊びで「勲章だ」と、衣服にくっつけて遊んだ経験のある方はすぐ見つけられますよね。

コデマリ

0319_12kodemari  2019.3.19
コデマリのつぼみがわっと出現。
咲くのはどのくらい先になるでしょうか。
待ち遠しいですね。毎日見ています。

ハコベ

0319_10hakobe1 2019.3.19
足元にハコベがいっぱいです。嬉しいな。
0319_10hakobe2
小さなハチでしょうね。蜜を吸いに来ていました。活動エネルギーとして蜜を吸っているのじゃないかな。こういうハチは社会性ではないから、巣へ蜜を持ち帰るというようなことはしないはずです。

フキノトウ

0319_7hukinotou 2019.3.19
長けきった姿。我が家ではフキノトウを食べることはまずないので、花を観賞します。
フキノトウがあるというだけで楽しいでしょ。早春の愉しみです。

コマツナ

0319_6komatuna 2019.3.19
庭の一隅。コマツナのつぼみ群ですが、右上は多分アブラムシ。
軟らかくて汁気たっぷりで、きっとおいしいでしょうね。

0321_2komatuna1  3.21
ベランダ菜園。キヌサヤとコマツナ。
0321_2komatuna2
ベランダなので、室内に座ったまま撮影できます。で、こういう横顔が撮れます。
自産自消。花も楽しめば口も楽しむ。

0329_24komatuna 3.29
収穫。長けてますからね、商品にはならないけれど、自分で食べる分には何の問題もない。バリバリ・ムシャムシャ食べてしまいます。安全・安心は保証済み。アブラムシだって来るんですから安全この上もない。

ヤゴ

0318_3yago 2019.3.18
池にヤゴがいた、と妻が掬ってきました。撮影して戻しました。
去年、産卵に来ていたんですね、気付かなかったけど。
トンボが増えるための環境も悪化の一途。寂しいことですね。

ホソヒラタアブ

0317_19hosohirataabu1 2019.3.17
足元でホソヒラタアブが飛ぶ。移動はするけれど飛び去らないので、影が写ればいいやとシャッターを切ったら本体も写りました。
0317_19hosohirataabu2
スッと降りて石にとまったので撮影しましたが、ズームアップしている暇もなくて、こんな小さくて不鮮明な画像しか得られませんでした。
アブを見かけることが増えてきました。ハナアブ科のヒラタアブ亜科の昆虫ですからね、花が増えるとともに訪花する姿も増える。春です。

2019年4月 4日 (木)

ムスカリ

0317_18muscari1 2019.3.17
パンジーのプランターにムスカリを同居させてある、と妻が言います。
パンジーの勢いが強くて、花や葉でムスカリを隠してしまっている、とのこと。
で、思い切って、花や葉をかなり間引いて、隙間を作ってやったんですね。

0324_29muscari 3.24
そうしたらこうなった。すごいことになりました。
やはり陽射しを遮られて伸び出せずにいたのでしょうね。一挙にわぁっと立ち上がってきました。
同居させるならパンジーじゃなくてビオラの方がよかったかもね、と妻は笑いながら喜んでおります。

ネコハグモ

0317_14nekohagumo1 2019.3.17
クモの本体は見えませんでしたが、こういうコーナーに網を作るのはネコハグモでしょう。
右の方に餌となった昆虫の翅が残っていました。
0317_14nekohagumo2
何の翅かなぁ。
チョウバエの仲間の翅のような気もしますが、確実ではありません。
で、クモ本体はどうしているのでしょう。気になります。

ハエ

0317_11hae 2019.3.17
大型のハエ。翅が傷んでいますね。なんだか同情したくなる。
このハエかどうかはわかりませんが、ある寒い日、1mくらいの高さのところにとまっていたハエが、私を察知して飛んだのです。そうしたら体が温まっていなかったんでしょうね、水平に、あるいは高く飛べなくて、飛びながら曲線を描いて地面に落ちていったことがありました。なんだか、ジンとしちゃって、悪いことをしたような気がして。回れ右して去ったのでした。
冬を越すって、やっぱり大変なんだよなぁ。

ハト

0317_10hato 2019.3.17
ずうずうしいんですよ。横目で私を見ながら逃げない。
この爺さんは無害、とか思ってるんだろ。
枯葉の下をあさったりしながら歩いていきます。
スズメなんかはすぐ逃げますけどね。
私が餌を上げることはないからね。虫を食べるやつは歓迎しないよ。

スミレ

0317_8sumire 2019.3.17
何種類かのスミレが咲くんですが、もう「スミレ」としか呼んでいません。
花も好きですが、ツマグロヒョウモンの幼虫の餌という位置づけもあって、とにかく増えてくれればうれしいのです。

0318_8sumire 3.18
外の鉢にも同居。
0318_10sumire
真剣に数えたら何カ所にあるのだろう?5,6カ所で済むかしら。
エゾスミレかなんかがあったら、別にして保護するんですけどね。
差をつけるわけじゃないけど。

ハナニラ

0317_2hananira 2019.3.17
花がここまで乗り出してきた、というか、ヘビに呑み込まれそう、というか。
変なこと言ってスミマセン。
0317_15hananirasakusita
線路柵下でも似たような光景がありました。

0318_4hananira2 3.18
上の写真と同じ花かどうか、よくわかりませんが、この色の花が増えてうれしい。

0319_1hananira2 3.19
今年はずいぶん増えたと思います。よかったよかった。

ヒメクチナシ

0316_31himekutinasi1 2019.3.16
ヒメクチナシにつぼみが見えているのかもしれない、と立ち止まって見ていたら。
0316_31himekutinasi2
ヒラタアブが割り込んできまして、目の前を横切っていきました。
写してちょうだい、ですかねぇ。ぼやけちゃったけど。
ハイ写真をブログに載せるから、また来てね。

ミツバツツジ

0316_29mitubatutuji 2019.3.16
最盛期です。もうつぼみはほとんどない。

0322_23mitubatutuji1 3.22
ふと気づくと足元に花が落ちていました。前の日、風が強かったので飛ばされてきたのだろうとは思いましたが、あたりを見ても該当する花がない。花びらが細い感じ、これは何の花だったっけ。
0322_23mitubatutuji2
え、ひょっとしてミツバツツジか?
塀を回り込んで、ミツバツツジの植え込みを見たら。
これかぁ、やっぱり。糸みたいなものは蕊の糸かな。
0322_23mitubatutuji3
残っている花が少ない。もう季節が過ぎていったのですね。
寂しい気がしました。

2019年4月 3日 (水)

ジンチョウゲ

0316_23jintyouge {}2019.3.16
もう終わりが近くなってきました。

0321_31jintyouge 3.21
鉢の下に散った花が見えます。
0321_31jintyouge2
ほら、いっぱいです。

0328_22jintyouge1 3.28
これで最後。
0328_22jintyouge2
新しい葉が立ち上がりました。花から葉へ、交代の季節です。

チューリップ

0316_12tulip 2019.3.16
線路柵下。今年最初のつぼみ。

0324_26tulip1 3.24
咲きましたね。ちょっと頼りなげですが。
0324_26tulip2
真上から。蕊の姿が初々しい感じがします。
この日から毎日、開閉を繰り返していたのですが。

0329_11tulip 3.29
開けません。この日の最高気温は9.3℃、平年より6.0℃低かった。
やっぱり寒いと元気が出ないよね。

0330_19tulip1 3.30
この日は11.7℃、前の日より少し気温が高くなって、また開くことができました。
一つの花が、ずいぶん長く持続できます。

カラスノエンドウ

0316_4karasunoendou1 2019.3.16
カラスノエンドウなのですが。カラスノエンドウとアブラムシは付き物ですね。
0316_4karasunoendou2
ここでは緑色のアブラムシですが、線路際を散歩していると、黒いアブラムシがたかって、真っ黒になったカラスノエンドウを見ることもよくあります。
アブラムシの種類までは深入りしません。ま、それでもカラスノエンドウが消滅するわけでもなし、「生態系」ですよね。

0321_17karasunoendou 3.21
つぼみが開きそう。

0322_31karasuniendou 3.22
咲きましたよぉ。小さいけど、キヌサヤなんかと同じ顔。いかにも豆豆しいなぁ。

0328_15karasunoendou 3.28
カラスノエンドウの花と、オランダミミナグサの花が何かお話してるんじゃないですか。
心がほんわかする光景です。

クサボケ

0316_2kusaboke1 2019.3.16
長持ちしますね。楽しさも長持ち。
0316_2kusaboke2
落ち葉なんかも積もっていますし、本格的な園芸をなさる方の想像を絶する庭です。
いわゆる雑草たちも一緒に春を満喫しています。

シラン

0315_20siran 2019.3.15
これは庭のシラン。いっぱいです。

0322_29siran 3.22
つぼみもいっぱい。抱えるように。

0328_24siran 3.28
これは線路柵下の株。色も濃くなってきました。
もう4月。そろそろかな。

カラー

0315_21calla {}2019.3.15
玄関前のテラスに座り込んだら、暗い影の中でカラーの葉が陽射しを受けて輝いていました。
0315_21calla2
上の葉だけトリミング。きれいでしたよ。

0324_19calla1  3.24
これは我が家ではありません。度々ジンチョウゲや紅梅などを撮らせていただいたお宅のもの。
光線の具合が、花びらに対して低い角度で、表面が際立ちました。
0324_19calla2
白い花は撮影が難しいのですけど、これはうまく撮れたと思います。

妻もこの花の写真を撮ってきたのですが、その時、通りがかりの女性から「サトイモみたいですね」と声をかけられたとか。
「サトイモ科のカラーですよ」と教えてあげたそうです。花屋さんではこの花の葉を見ることが少なくて、カラーと認識できなかったのかも、と申しておりました。
ミズバショウやザゼンソウもサトイモ科です。巨大なショクダイオオコンニャクもサトイモ科です。

虫好きの私はカラーといえばビロードスズメの幼虫だよなぁ。まるっきり5cmの蛇ですもん。
↓以前の記事です。「2」も合わせてお読みください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-4ba8.html
2012年9月17日 (月) ビロードスズメ幼虫:1

河津桜

0315_14kawadu 2019.3.15
花の終わり。最後の一輪。

0329_22kawadu1 3.29
きれいな緑の塊りになっていました。
0329_22kawadu2
ほんのわずか、子房を見かけました。
これは稔ることができるのでしょうか。
桜桃の場合だと、この状態からまた新たな一歩が始まるのですが。

ツバキ

0315_12tubaki
2019.3.15
密蔵院にて。オトメツバキですね。
きれいな花のまんま落ちました。
「落花流水」ということばがありますね。

らっか‐りゅうすい【落花流水】
落ちる花と流れる水。
(落花に情があれば、流水にもまた情があってこれを載せ去るの意から)男に女を思う情があれば、女にもまた男を慕う情の生ずること。相思相愛。

らっ‐か【落花】ラククワ
花が散り落ちること。また、その花。特に、桜にいう。春。太平記[2]「―の雪に踏み迷ふ、片野の春の桜がり」
広辞苑第六版より引用

花が散るならせめて受け止めてあげたい、私にできることはそれしかない。と切ない気持ち
と読んだらちょっと意味が違うか。
地面に落ちました。やがて土に還ります。それを「美しい」というのではないかな。人もまた。

こんな記述を見つけました↓

ちん‐じゅ【椿寿】
[荘子[逍遥遊]「上古に大椿なる者有り、八千歳を以て春と為なし、八千歳を以て秋と為す」]長寿。長命。椿齢。
広辞苑第六版より引用

さすが話が壮大ですね。白髪三千丈というのもあるけど、「八千歳」ですって。私はあと7930年もしないと到達しないな。

2019年4月 2日 (火)

新元号

★今朝の朝日新聞の天声人語の一部。

<引用始>
(天声人語)奈良時代から来た元号(朝日新聞デジタル 2019年4月2日05時00分)
 ・・・▼さて、万葉の昔に戻れば、60余年の大伴旅人の生涯に、元号は驚くほど頻繁に代わっている。やれ吉兆の亀が発見されたと言って「神亀」。奇跡の水が見つかったと「養老」。ほかに「朱鳥」「大宝」「慶雲」「和銅」「霊亀」「天平」。まるで改元のインフレ期のようである▼・・・
<引用終>

これを呼んで思い出したのが「慶雲」。昆虫好きの私ですので覚えていたのでしょうが、大規模な蚊柱を「慶雲」と見て改元したのではないか、というお話。

↓去年の記事です。主題は「白いカラス」なのですが、白い雉や白い亀で改元という話も載せてあります。どうぞ。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/post-6381.html
2018年7月 5日 (木) 白いカラス

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%B6%E9%9B%B2
「慶雲」とは夕空に現れ瑞兆とされる雲で、蚊柱のこととも。

★今回の新元号の発表については、現時点で特に書きたいことはないのですが。
まあ、大騒ぎ過ぎたんじゃないかな、ということかな。
みんなが一方向を向いたら、私は逆方向を向きたい、というのが私のモットー。
そんなへそ曲がりの爺さんの連想をひとつだけ。
「令和のある日、雨が降った。で『零和』になった」
ゼロ・サムゲームについてはご自分で調べてください。

カエデ

0315_6kaede 2019.3.15
これは鉢のカエデ。先行して赤い葉が開いています。

0319_16kaede1 3.19
こちらは門の内側のカエデ。蹄(ひづめ)みたいだった冬芽が弾け始めました。
0319_16kaede2
つぼみの内圧が高まっているのが感じられます。
0319_17hosohirataabu
ホソヒラタアブがやってきてとまりました。ぶれましたがこれしか画像がない。
私と一緒に、カエデのつぼみの開き具合を観察しているのかな、風流なやっちゃ。
カエデは、これから一挙に姿を変えていきます。

クンシラン

0315_1kunsiran 2019.3.15
上には実、下にはつぼみ。妙な具合だな。

0324_37kunisran 3.24
つぼみが膨らんできて、もう咲きそう。

0328_1onitabirako1 3.28
一番左に実。つぼみが2つ。右にオニタビラコ。
0328_1onitabirako2
オニタビラコはクンシランに負けないぞ、と頑張ってます。
0328_1onitabirako3
クンシランの方は、開ききってはいないけど、メシベが先に出てきました。
まぁ、いろんなことが次々と起きるので、楽しみは尽きません。

ムスカリ

0314_25muscari 2019.3.14
下から咲き上がっていく花。毎日見るのが楽しみ。

0316_9muscari1 3.16
下の方の花に、何かがくっついているようです。その場では気づかなかったことですが。
そこだけトリミングすると
0316_9muscari2
これ、ダニのようですね。
タカラダニにしてはちょっと黒っぽいのですが、花粉でも食べにきたのでしょうか。
ムスカリの花の中に潜り込める昆虫はそう多くはないという気がしますね。
ダニが花粉を媒介するかどうかは別として、排除するようなものでもなし。
かってにどうぞ。
0316_32muscari1 3.16
次々と出てくるのが面白くて。ありがとう。

ハナニラ

0314_23hananira 2019.3.14
いろんな草がいっぱい。ハナニラのつぼみは線が鋭い。
雑草園には雑草園の愉しみがいっぱいなのです。
0314_27hananira
紫の色の入り方が、一枚だけ違う。こんなこともあるんだな。
この色の花と、ピンクというのかなという花と2種類があちこちで、わぁっと群れ咲いています。
集団になると、結構見応えがありますよ。

クレマチス

0314_21clematis 2019.3.14
クレマチスの花期を失念していまして、これを見て、つぼみのようだけど「今」だったっけ?とわからなかったのです。
早目の気がしたんですね。

0316_30clematis 3.16
つぼみらしくなってきました。

0324_25clematis1 3.24
つぼみを両側から挟み守るように葉が出るんですね。
0324_25clematis2
わぁわぁと騒ぎたくなるような光景。つぼみも葉っぱも幼くて。
0324_25clematis3
両手を広げてちょっと気取ったようなつぼみ。
背景にちらちらと見える黄色いのはレンギョウです。
多分、4月位にクレマチスは咲くのでしょう。ゆっくりでいいよ。

スミダノハナビ

0314_14sumidanohanabi 2019.3.14
アジサイ・スミダノハナビは庭に一株、外の小さな空き地に一株あります。
上の写真は庭の株。

0322_2tumaguroooyokobai 3.22
これは外のスミダノハナビにいたツマグロオオヨコバイ。2匹並んでいます。
若い葉の汁はきっとおいしいんだろうな。
ま、この程度でアジサイがどうにかなってしまうわけでもなし、許しちゃいます。

ムラサキハナナ

0314_13murasakihanana 2019.3.14
妻がこの花を好きでして、庭や線路柵下でも咲いていますが、プランターに集合をかけたのがこれ。
門前において、見てもらえるようにしてあります。

0321_23murasakihanana 3.21
咲き誇っちゃって、すごいでしょ。
そのうちアブラナ科独特の棒状の実ができるはず。
今のところまだですが。そのうちお目にかけられると思います。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/post-c210.html
2016年4月19日 (火) ムラサキハナナの実

ホトケノザ

2019.3.14
今年のホトケノザは咲き始めが去年より遅くてちょっと心配しましたが、咲き始めたら勢いがすごい。
あちこちで咲いています。きっとアリさんが種子を運んで広げたのでしょう。

0321_10hotokenoza 3.21
クサボケとホトケノザが妍を競う。
あでやかさにくらくらする、といったら大袈裟かな。
クサボケも近年になく元気に咲き誇っているし。
みごとなものです。

2019年4月 1日 (月)

オニタビラコ

0314_9onitabirako 2019.3.14
オニタビラコの季節到来。
この名前が春の季語になるような俳句はないかいな。いかにも春の花なんだけど。
タンポポより先行して、あちこちに姿を現します。

http://www.hana300.com/onitab.html 鬼田平子 (おにたびらこ)
学名
  Youngia japonica
   Youngia : オニタビラコ属
   japonica : 日本の
 Youngia は、アメリカの植物学者「Armstrong Young」さんの名前にちなむ。

ということです。

0312_24ran 2019.3.12
これ、ご近所の蘭。品種は分からず。
「蘭」で検索して画像を眺めても、一致する花を見つけられなくて。
きれいです。毎年楽しませてもらっています。

ネコハエトリ

0312_21nekohaetori12019.3.12
ビヨウヤナギの枯れた葉の上です。久しぶりに見かけました。
0312_21nekohaetori2
私、このクモの「顔」が好きなんです。
「賢人」という感じがしましてね。思慮深そうな感じがしませんか?
薄っぺらい人間が増えたからなぁ、クモの方が偉そうに見えたりして。私は年取って人間離れしてきたかなぁ。

ササグモ

0312_19sasagumo 2019.3.12
長い付き合いになりました。

0315_18sasagumo 3.15
ササグモの上のところに、よくわからないのですが、小さな翅のようなものがくっついています。
これをこの場所の目印にしています。あ、まだ同じところにいるね、と。

0321_20sasagumo 3.21
目印の下のところに新芽が出てきました。あたかもササグモがそれを眺めているような感じ。
ナンダこれ?体を押しこめなくなってきたぞ。と。

0322_19sasagumo 3.22
ササグモ、不在。目印はありますから、確かにこの場所のはず。
揺らさないように葉の裏もそっと覗いてみましたが見えませんでした。
新芽のせいで、ここから立ち退いたのかな、と思いました。

0324_3sasagumo 3.24
わ、戻ってきた。新芽を抱えるようにして潜っています。
さて、いつまでこの付き合いが続くのか、わからなくなってきました。
ずっといていいよ。

カランコエ

0312_18kalanchoe 2019.3.12
コダカラソウの脇の鉢。多分、カランコエの葉が一枚落ちて、そこから植物体として伸びてきた幼い株。
ホントに小さいのに、頑張ってつぼみを作りました。
一輪が開きかけて、その他に5つつぼみがあります。
がんばっちゃってるなぁ。

0314_10kalanchoe 3.14
一輪、ほぼ完成。

0328_18kalanchoe 3.28
ぼんやりしていたら、3輪になっていました。真ん中の色の濃いのが the First です。
あと2輪、咲けるかな。春は気温の変動が大きくて、植物にも辛いことでしょう。

ツクシ

0312_14tukusi1 2019.3.12
ホトトギスの場所。ツクシが頭を出したところ。
0312_14tukusi2
成長に少し差があります。

0314_7tukusi  3.14
らしくなりました。そばにある緑の葉はホトトギスの今年の葉です。

0317_5tukusi1 3.17
開いたホトトギスの葉と立ったツクシ。なんだかツクシの葉みたいに見えないこともない。
0317_5tukusi2
背の高さが影に表れています。日時計状態ですね。
10本以上出てきたようです。
もちろんスギナもずいぶん出ていますよ。

ノボロギク

0312_11noborogiku 2019.3.12
葉に毛があります。

0326_14noborogiku 3.26
黒い三角がアクセント。お洒落です。
ここまではこれまでも知っていたこと。

0328_12noborogiku1 3.28
あら、実ができてる。知っているつもりでいましたが、実を見るのは初めてじゃないかな。
0328_12noborogiku2
横からみるとこんな感じ。
花に舌状花がほとんどないので、もっと開くのかなと思っていると、そのまんまで結実に至ってしまうのですね。

0329_7noborogiku 3.29
もうすでに少し実を飛ばしたようですね。発芽できる場所に着地できるといいですね。

ミチタネツケバナとタネツケバナ

0312_10tanetukebana
2019.3.12
今年は混乱しています。これはタネツケバナのような気がする。

0316_17mititanetukebana
3.16
これはミチタネツケバナのような気がする。

0317_22mititanetukebana
3.17
「バンザイ」という感じで、実が花の上まであがっていますでしょ、これはミチタネツケバナの特徴だと思うのです。

0328_40mititanetukebana
3.28
実がまっすぐついてますよね、ミチタネツケバナでまず間違いない。

さて冒頭の写真は、わからない。もう少し実が熟してから撮ればよかったですね。
混乱の日々です。

↓参考サイト
https://matsue-hana.com/hana/mititanetukebana.html
ミチタネツケバナ
果実は開出せず、茎に沿って斜上する。
果実は茎に寄り添う。

https://matsue-hana.com/hana/tanetukebana.html
タネツケバナ
果実は開出気味に茎につく。
果実は開き気味に斜上する。

https://48986288.at.webry.info/200803/article_8.html
植物似たもの同士6
         タネツケバナとミチタネツケバナ果実はどちらも長角果(ちょうかくか)で、細長い棒状となります。
   違いは果実のつき方と、その位置。
   タネツケバナ(左画像)はカギ形に曲がって実をつけ、果実は花の咲いている位置より低い場所にあります。
   一方のミチタネツケバナは、万歳をしたような形に果実をつけ、花の咲いている位置より果実は高く突き出すのが特徴です。真横から見るとその違いが良くわかります。

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