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2019年3月 4日 (月)

ナツミカン

0221_19natumikan 2019.2.21
画面の上のような貼り紙がありまして、お持ちくださいとのこと。
で、妻はお賽銭をあげて、いくつかいただいてきました。

私のナツミカンの剥き方は、というと。

ミカンの赤道沿いにナイフで深さ2~3mmの切り込みをぐるっと一周いれまして。
その切れ込みに、親指を入れて中の袋をつぶさないように一周して皮を剥く。
そうすると、皮のおわんが2つと、中身になります。
でまあ、後は適当に袋を分けて食べます。

今回の密蔵院さんのナツミカンは「昔風」の味。スーパーに並ぶ「今の味」ではありませんでした。

酸っぱい。このミカンを頂いて、家で剥いた方で、若い方はちょっと食べられなかったんじゃないか。
私共のような団塊世代の子ども時代のナツミカンは、酸っぱかった、身震いするほどでした。
今回のはそこまで酸っぱくはないし、味はいいので、私共夫婦は平気で食しました。
あまりにも酸っぱいミカンを食べるとき、酸っぱいから砂糖をつけるという方もいる。
私が子供のころは、塩をちょっぴりつけて食べると酸っぱさが緩和されましたっけね。

ミカンの黄色い皮、袋の白い筋、中の種子は大事にどうぞ。
ママレードが作れます。白い筋も煮るとペクチンが出るし、種子も水につけておくとかなりの量のペクチンが出るんですよ。
ママレードにしないで、白い筋を煮て、種子から出るペクチンとあわせて布で漉すと、化粧水になります。ヘチマ水と同じようにちょっとグリセリンを加えるとしっとり感が増します。
受験に関係ない化学の選択授業で、オレンジ化粧水として作ったものです。生徒が持ち帰ったご家庭から好評でした。

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