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2019年3月

2019年3月29日 (金)

無影

0326_19kage2
2019.3.26
曇った日でした。
0326_19kage1
路面にまっすぐ立てたステッキに影がない。

↓火曜日の記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-cb60.html
2019年3月26日 (火) 影がござれば光がござる
ここで、こんなことを書きました↓

「★どんより曇った空の下。昼ですからそれなりに明るい。光があるから曇っていたって写真も撮れる。でも、足元に自分の影がない。
曇り空って、無影灯状態なんですね。」

まさしく、そういう状態の写真です。太陽と雲とで、無影光源を構成しているんですね。
前の記事で、アブとその影の写真を掲載しまして、そう今、覚えてるうちに掲載しないとまた忘れるからなぁ、と載せます。

ホソヒラタアブ

0314_1hosohirataabu1 2019.3.14
ハナニラに頭を突っ込んでいました。少し深めだけど何とか口が蜜まで届くのでしょう。
0314_1hosohirataabu2
よほどおいしいんだな。夢中な様子。
0314_8hosohirataabu
鉢の上でホバリングしましたので適当にシャッターを切ったらこう写りました。
影は、水面ではなく鉢の内面に映ったものです。
虫本体と影とから、太陽光をイメージしてみてください。春だなぁ。

キイチゴ

0312_6kiitigo 2019.3.11
鮮烈な新緑が輝いていました。
この植物、丈夫ですね。お世話してないけど、毎年、美しい花を咲かせます。
逆に、広がりすぎないように抑制しないとならないようです。



シダ

0311_10sida 2019.3.11
これ何だかお分かりになりますか?
シダの葉が開く直前、丸くなっているところなのです。シダの種類までは私には特定できません。
丸いプチプチしたものは未成熟の胞子嚢です。それに気づけば、ああそうか、になるでしょう。

0311_6niji 2019.3.11
午前9時半頃だそうです。
なんだかずいぶん低くて平べったい感じがしませんか?
この時刻だと、太陽がかなり高いんです。太陽高度が高いと虹が低くなるのです。

↓ウェザーニュースの解説です。
https://weathernews.jp/s/topics/201807/310135/

↓これもわかりやすい
http://www7b.biglobe.ne.jp/~math-tota/suA/niji.htm
太陽高度+虹を見上げる角度=42°になる

↑こういう記述がありました。
そうすると
虹を見上げる角度=42-太陽高度
こうなりますので。
朝夕、太陽が低い時に高い虹が見えやすいんですね。
この日の9時半の太陽高度は約39度ですので、見上げる角度が3度しかないのでした。

↓太陽高度は、ここで計算しました
https://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/koyomix.cgi
太陽の高度・方位
東京(東京都): Tokyo
緯度:35.6581° 経度:139.7414° 標高: 0.0 m 標準時:UT+9h

年月日          時刻        高度[°]  方位[°]  視半径[″]    天体
2019/03/11 9:30:00   38.5     132.6    967.8        太陽

ツリガネソウ・アガパンサス

0311_3turiganesou
2019.3.11
妻が立てたプレートが頼り。
小さな釣鐘が咲きますよね。ホタルブクロよりずっと小さい。
0311_7agapansus
アガパンサス、和名 ムラサキクンシラン。
六郷用水の散策路沿いにあって、その花が大好き。で、導入することにしました。
名前はギリシャ語由来で、すごいんですよ、アガペー:自己犠牲的な愛、です。

agape:愛、慈愛(神の人間に対する愛)、人間の神に対する愛。[植]<学名> Agap・anthus ムラサキクンシラン属[花は鮮やかな青色でアガペーの愛の深さを思わせるように美しい]
anthos:花

引用は下の辞典から↓
科学用語 独―日―英 語源辞典 ギリシャ語篇
大槻真一郎 編著 同学社 昭和50年5月1日 初版発行

レンゲソウ

0310_26rengesou 2019.3.10
繁っています。プランターを隙間なく埋め尽くしています。
まだ花の準備は始まっていないようです。
あの花が好きなんですよね。ゆっくり待ちましょう。

レンギョウと

0310_21rengyou1 2019.3.10
今年はレンギョウの元気がいい。
あちこち、花を見ていたら、何か黒いものが見えまして。
0310_21rengyou2
何だろう?ハチでしょう多分。ごく小さい。
ヤセバチ科のハチじゃないかという気がしますが、確定はできません。
ヤセバチ科で私が知っているのはコンボウヤセバチだけ。体長2cm弱くらいかな、それなりに大きい。
上の写真のハチは、すごく小さいです。
ヤセバチ科は寄生バチです。何に寄生するのかな。

0321_11rengyou2 3.21
きれいな緑の葉が出はじめました。
0321_11rengyou3
緑と黄色が渾然となって、ボリューム感たっぷり。

0326_32rengyou 3.26
こんな状態です。
きれいだぁ。

2019年3月28日 (木)

ナミハナアブ

0310_22namihanaabu1 2019.3.10
少し大型のハナアブ。ジンチョウゲの花で。しばらく見ていたらそばのプランターのパンジーへ移動しました。
0310_22namihanaabu2
パンジーで。
「アブ」という名前に惑わされないでくださいね。ミツバチへの擬態をしていますが、刺しません。針もないし刺すような口吻でもないので。
危険度ではミツバチの方が危険ですよ。
ミツバチはフレンドリーで、アブは怖い、という思い込みが多いように感じます。名前ではなく、その生き物自体を見てください。

ユキヤナギ

0310_19yukiyanagi 2019.3.10
ご近所のユキヤナギが一輪咲き始めました。もっと大きな株だったのですが、改築で植える場所が減り、なくなったかなと思っていたら小さな株が残してありました。きっとお好きなんですね。

0314_18yukiyanagi 3.14
少しずつ花が増えています。

でもなぁ、↓こうはならないと思いますよ。
0320_4yukiyanagi1 3.20
妻が撮ってきてくれた写真。普通ユキヤナギというと、こういう「集合状態」で見ることが多いですよね。
0320_4yukiyanagi2
雪崩というか、奔流というか。すごいですね。

センダングサ

0310_15sendangusa 2019.3.10
アメリカセンダングサかなぁと思っています。花期は本来、秋だと思いますが、冬を越して元気です。

0316_26sendangusa 3.16
この周囲は、ほとんど枯れ草だけになっていましたが、先日、電鉄会社の草刈りで、枯れ草もこのアメリカセンダングサも刈り取られました。スカッとなってしまった。
柵の下のものは残っていますので、これからも変化をお伝え出来ます。

スノーフレーク

0310_13snowflake 2019.3.10
つぼみが顔を出しまして。その後ろにも控えているのが見えます

0312_22snoeflake 3.12
ぶら下がるような格好で開花。

0314_15snowflake 3.14
後ろに控えていたつぼみも出てきました。
花はみんな下向きなので、こういうアングルでしかご紹介できません。

0316_25snowflake2 3.16
開いた感じの花が咲いていたので、頑張って少しだけ花の中を覗かせてもらいました。
オシベがチラッと見えました。

ツマグロオオヨコバイ

0310_12tumaguroooyokobai1 2019.3.10
突き当りのビヨウヤナギの葉です。
この日あたりから、ツマグロオオヨコバイを見かけることが増えました。
何の気なしに歩いていると、ふわ~っとそばから飛び立っていくことも多い。
0310_12tumaguroooyokobai2
そばに、電柱の支えのワイヤがあって、その黄色いカバーにもとまっていました。
成虫で越冬して、気温の上昇で活動力が増したのでしょう。
翅に少し傷みが見えます。長い時間の経過を物語っているのだと思います。

カエデ・鉢

0310_5kaede 2019.3.10
門の内側のカエデの木よりも、庭の鉢のカエデの方が変化が先行しています。
妻が京都から芽生えを連れてきたのと、我が家で実生で発芽したのと2鉢あります。
どっちがどっちだか混乱してしまいましたけど。

0322_5kaede1 3.22
カエデとまとめてしか表現できませんが、品種はいろいろあるのでしょう。
特定できません。
0322_5kaede2
わぁわぁと騒ぐばかりです。鉢のカエデでは花が咲いたことがありません。
門の内側の木では毎年赤いかわいい花が咲くんですけどね。
ま、いろいろありますよね。

八重桜・南殿

0310_4naden 2019.3.10
10日にはこんな状態でした。

それが5日後
0315_4naden 3.15
緩んできました。うろこ状の部分が緩み、先端には春の色。

0322_3naden 3.22
つぼみの中の力が増していく。

0325_21naden 3.25
わぁ。いつ咲いてもおかしくない。
開花宣言はいつ出せるでしょうか?

2019年3月27日 (水)

スイートピー

0309_22sweetpea12019.3.9
まだ支えを作ってやっていませんが、元気に立ち上がり始めましたよ。
0309_22sweetpea2
鉢で楽しむ株と、線路柵のところで子どもたちや通行人の方に楽しんでもらう株とがあります。
低い位置で咲いてくれる花がいいですね、子どもたちが触ったり摘んだりするのはいいことだ。
自然のもの、植物や昆虫と「身体」で接することが大事。
バーチャルなものが意味を持ちうるのは、身体的に現実の生き物と触れ合う経験があってこそ、なのではないでしょうか。

アジサイ

0309_20fairyeye2019.3.9
アジサイ・フェアリーアイ。緑の塊りになってきました。

0310_7sumidanohanabi3.10
少し出遅れましたが、アジサイ・スミダノハナビも緑の葉をぐんぐん増やしています。
緑の葉が育つ、こんな気持ちのよいものはないですね。

キンモクセイ

0309_11kinmokusei2019.3.9
キンモクセイの新しい葉が目立ってきました。

0317_7kinmokusei3.17
ほら、陽射しを浴びて輝いています。
これから葉を茂らせて、秋には香り高い花を咲かせる。
仕事が始まりましたね。
{日本には雄株しかないということで、それが哀しいのですけど。雌株を導入しちゃまずいのかなぁ}

オランダミミナグサ+ルリマルノミハムシ

0309_10hakobe2019.3.9
この写真を撮った時には、このつぼみなんだったっけなぁ、とファイルに「ハコベ」という名前をつけて保存しておきましたが、オランダミミナグサでした。

0319_14orandamiminagusa3.19
こういう風に咲いてくるわけです。で、遡って9日の写真を訂正できたのでした。
黒い小さな甲虫がいます。おそらくルリマルノミハムシだと思います。ただ、ルリマルノミハムシの特徴的な後肢が見えていないので、完全な確定とはいきませんが。

0322_34rurimaruhananira3.22
ハナニラの花にいたルリマルノミハムシです。後肢が体の脇にはみ出していますね、この格好が非常に特徴的。これが見えればまずルリマルノミハムシで間違いありません。
「ハムシ」だから葉を食べるのかと思うと、ルリマルノミハムシはどうやら違うらしいです。成虫は花の花粉や蜜を食べるようです。幼虫は苔を食べるとのこと。下のサイトを参考にしました。

http://soyokaze-jp.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-3c9c.html
そよ風のなかで (Plants,insects and birds near at hand)
2012年4月19日 (木) ルリマルノミハムシ

花粉光環

0309_8koukan12019.3.9
3月8日に花粉光環が見られましたので、翌9日にも空を見上げてみました。
電柱の影に入って。見えないようだなぁ。
0309_8koukan2
屋根の影の端から。
うっすらと見えているような気がします。
8日の花粉光環は、見事に濃かった。
きれいだけど見たくはないものでした。
長く花粉症とは無縁だと思ってきましたが、この頃、若干、花粉を感じている気がします。ひどくなりませんように。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-3a49.html
2019年3月 8日 (金) 花粉光環

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-3a49-1.html
2019年3月14日 (木) 花粉光環

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/post-25b0.html
2018年3月 6日 (火) スギ花粉飛散中

ユリオプスデージー

0309_5euryops2019.3.9
黒っぽいアブが来てました。ヒラタアブでしょうが。クロヒラタアブかどうか、よくわかりません。

0321_8euryops3.21
寒い季節から長いこと花を楽しませてくれます。木本だということですから、しっかり、がっしり育てたいと思います。
小さなテーブル園芸のような形でもらったラベンダーが今はしっかり鉢を埋めるように育ちましたから、このユリオプスデージーもそんな風にしたいな。

ムラサキカタバミ

0309_4_5murasakikatabami2019.3.9
ムラサキカタバミの花ももうおしまいのようです。
終わった花を意識的に見ると、確かに、子房が膨らんでいませんね。
なんだか寂しい気がします。
黄色い花のカタバミをまだ見かけていません。花と実をきちんと撮影するつもりです。

ハハコグサ

0308_16hahakogusa2019.3.8
これはハハコグサだと思います。勝手に生えてくるのですが抜きません。

春の七草の「ごぎょう はこべら ほとけのざ」の「ごぎょう」は「御形」とかいて「ごぎょう」とか「おぎょう」と読むようですが、ハハコグサのことです。茎や葉が食べられるのだそうですが、私は食べたことはありません、見るだけ。

ちなみに七草でいう「ほとけのざ」はキク科のコオニタビラコだそうです。ホトケノザはシソ科です。


0314_24hahakogusa3.14
光を求めて立ち上がってきたようです。最初の写真とは別株。
これから伸びて、草丈30cm、立つかな。好きな花です。

2019年3月26日 (火)

桜桃:2

0314_19outou3.14
花の勢いが落ち、葉が展きはじめました。
まだ茶色っぽいけど。

0316_19outou3.16
花がしおれてきました。

0317_16outou3.17
花弁を落とした花も増え、葉がぐんぐん広がります。

0321_27outou3.21
花弁はすべて落ちました。緑の葉が輝く。
光合成が活発になって、実を太らせ始めるでしょう。
生きるということの重要なステージに移行していきます。
ソメイヨシノにはこのステージがないからな。花のあでやかさの後に、ある種の哀しさというか、むなしさを感じちゃうんですよね。

桜桃:1

0308_15outou2019.3.8
青空を背景に。

0309_17outou13.9
花がどんどん増える、と見ていたら。
0309_17outou2
クロヒラタアブかな、訪花していました。
蜜を吸い、花粉を媒介してくれる。

0309_17outou3
たまたま飛び上がった瞬間が写りました。
アブは、花から浮かび上がって、花の様子を探るかのように花の前でホバリングし、また花にとまる、という鼓行動をよく行います。その、花から離れた瞬間ですね。

0309_17outou4で、またとまりました。
うれしいですね。せっせと授粉作業をしてくれる。
妻も、筆を持って授粉に行きましたが、虫さんが働いてくれるので、助かります。

0312_13outou3.12
花のピークですね。葉芽もありますが、まだ展開していない。

影がござれば光がござる

前の記事で「影」の話をしたので、ちょっとその続き。
NHKEテレ、朝6:35からの「にほんごであそぼ」で、狂言師の野村萬斎父子演ずる「ややこしや」というのを時々見ます。{息子さんの身長の伸びがすごい。私共が見るようになったころはお父さんより低かったけれど、今やお父さんを見下ろしてますね。息子ってのは、そんなもんです。}
さてその「ややこしや」。
「わたしがそなたで そなたがわたし そも わたしとは なんじゃいな」などという、哲学的な問いかけがあったりして、ややこしい。
「うそがまことで まことがうそか」などと、世界や日本の今の政治・社会状況を描写してるんじゃないかなどと、深読みしたくもなる。

★本題に戻って。
「かげがござれば ひかりがござる」
これは命題として真ですね。
じゃ、逆命題は?
「ひかりがござれば かげがござる」
かな?
この命題は偽ですね。
「かげがある」ということは、光源と影を作る実体の存在を前提としている。
「ひかりがある」といっただけでは、影を作る実体があるかどうかはわからない。
ひかりがあってもかげがない、ということはいくらでもありますね。
裏命題「ひかりがなければ かげはない」これは真です。

★さて、光があって、影を作る実体もあるのに「影がない」ということはどうでしょう?
外科手術用の「無影灯」というのがあるのですね。
私は5歳か6歳の頃に、不自由な左脚の足首から先を多少なりとも動かせるようになるかもしれない、ということで、腱を少し詰めるという手術を受けました。小学校にあがる前に、少しは何とか左脚が使えたら、ということだったようです。
その時、手術台に載ったかかし少年、上にある照明に猛烈な好奇心を抱いた。中央に光源があるのですが、その周囲をたくさんの鏡が取り巻いていました。あれはどういうものなのかと、お医者さんだか看護師さんだかに尋ねたんですね。
メスを持った手の影が映ったら、暗くなって見えづらくなって手術がしづらいでしょ。だから、ある鏡からの光で手の影になる部分を、別の鏡からの光で照らせば影がほとんど消えるでしょ。影ができない照明なんだよ。と教わって、感激してしまった。こうして無影灯というものを知ったのでした。妙なガキだったでしょうね。普通はそんなこと訊かないでしょうにね。古い話でした。

★先日、新聞広告で「バルミューダ ライト」というものの広告を見ました。
   目線の先に影を作らない光
   フォワードビームテクノロジー(特許出願中)
   医療用の手術灯をヒントに開発した独自の構造で、離れた場所から広く手元を照らします。
というのだそうです。
で、「ややこしや」とあわせて、思い出してしまったわけです。

★もいっちょ。逸話。
手術後、下半身の麻酔が切れたら、さすがに痛かった。痛がっていたら、お医者さんが「痛み止め注射を打とうか」という。「それを打てばもう痛くなることはないのか」と尋ねたら、「いや痛み止めが切れればまたしばらく痛いさ」ということで。
「じゃぁ、痛いのを先延ばしするより、痛いのを今ガマンした方がいいや」と痛み止めを拒否したのです。なんだかなぁ。やけにませたガキだったような話です。
60年以上昔の話。「あんたこうだったのよ」と、母親に聞かされて形成された部分もあるでしょう。

★どんより曇った空の下。昼ですからそれなりに明るい。光があるから曇っていたって写真も撮れる。でも、足元に自分の影がない。
曇り空って、無影灯状態なんですね。
雲の上にある太陽からの光線が、雲の粒子によって散乱して、地上にいる私を四方八方から照らすものですから、影ができないのです。
そんなことも、ふと考えてしまいました。
あるいは、円形の蛍光灯でできる影を観察すると、蛍光灯との間隔によって影がくっきりしたり無影灯状態になったりもしますよ。
更にあるいは、蛍光灯の直管が4,5本並んでカバーをかけた状態の室内照明は、ある意味で「面光源」になっていますので、光源に近い物体の影ができにくい、ぼんやりする、と思います。試してみてください。

ジンチョウゲ

0308_12jintyouge2019.3.8
ジンチョウゲですから、小さな花が集まってかたまりになっているわけですが。
隙間があるんですね。下の方の影に小さな光の点が二つ。
人間の「見立て」能力のせいですか、顔に見えてしまうところが面白い。
花の隙間は丸くはないはずですが、ピンホールカメラですから、太陽の像が丸く映っているのです。
影を作っている実体と、影の関係を比べてみるのも面白い。

ヤマブキ

0308_4yamabuki2019.3.8
ヤマブキの茎に葉芽が出てきました。

0316_16yamabuki3.16
開き始めました。新しい緑が輝く。

0322_16yamabuki3.22
もうこんなになりました。
丸っこいものが二つ見えています。つぼみでしょう。
4月かな、開花は。このヤマブキは八重です。

マメカミツレ

0307_16mamekamiture2019.3.7
足元のところどころで見かけるのですが、なかなかうまく撮影できません。

0312_28mamekamiture3.12
比較的うまく写っている方です。完全開花状態ではない。

0322_28mamekamiture3.22
鉢を抱えるようにして接写してこのくらい。
周囲の緑色の花は雌性花で、内側の花は両性花だそうです。
↓下のサイトをお読みください。詳細な写真も掲載されています。
https://matsue-hana.com/hana/mamekamiture.html
マメカミツレ(豆加密列)
周辺花は雌性で花冠がなく、雌蕊が裸出。中心花は両性(または機能的に雄性)の筒状花で、花冠は黄白色で先が4裂する。周辺花のそう果は有柄、扁平な楕円形で翼があり、毛を散生し、冠毛はない。

カエデ

0307_10kaede12019.3.7
朝の雨の雫がついた枝がきれい。肉眼で見るような輝きはなかなかうまく写りませんね。
0307_10kaede2
ピントもなかなか合わないし。
きれいでした、と言葉でご報告致します。

ツルニチニチソウ

0307_3turunitinitisou2019.3.7
我が家に連れてきたツルニチニチソウが咲きそう。

0308_2turunitinitisou3.8
口が開いてきた。

0309_6turunitinitisou13.9
咲きました。このプロペラみたいな花が気になりまして、とうとう我が家で咲いてもらえました。

0310_3turunitinitisou3.10
たくさんは咲きそうではないのですが、次のつぼみも膨らんできています。

0315_10turunitinitisou3.15
ここは近所のマンションの植え込み。ここから連れてきたのではありません。
剪定でもしていれば、お断りして頂いてくることもありますが、黙って頂戴するわけにはいきません。
公道の植え込みで繁っているところから連れてきました。
楽しませてくれそうです。

2019年3月25日 (月)

前の記事は20日の枝垂桜でしたが、昨日24日(日)、好天に誘われて東光院の方へ花見に行ってみました。
水車のあたりから多摩川園の駅の方へ向かう水路の遊歩道が桜並木です。比較的新しいので若木ですから元気もいい。
水車のそば、藤棚のところが私の花見スポット。
0324_5sakura12019.3.24
こんな開花状況でした。2分咲きくらいかな。
0324_5sakura2
青空がきれい。気温はそう高くはないけれど陽射しがたっぷりであたたかい。
0324_5sakura3
こういうのは「胴吹き」とかいうんですか。
個人的には、木の生命力を感じさせて好きです。
さて、ここはこのくらいにして、密蔵院の方へ。
0324_21sidare1
枝垂桜です。画面下が水路で、そこに枝垂れかかっています。
枝が折れないように支えをしてあります。
0324_21sidare2
何分というかよくわからない。八分を超えた満開、とまでは行ってあいと思います。
0324_21sidare3
逆光で輝いていたので敢えて
0324_21sidare4
こんな写真も撮ってみました。
花粉光環などがなくてよかった。
そばの八重桜
0324_22yaezakura
関山とかいう品種名です。
まだつぼみだけでした。これが咲くとこってりとした量感で、これがまたいいのですが。
随時、ご報告します。

枝垂桜

0319_24sidare12019.3.19
密蔵院の枝垂桜が何輪か咲き始めていました。
境内の木は元気がない。
上の写真は、境内の端から外の遊歩道の水路にかぶさって枝を垂らす木です。
外の遊歩道から見上げての撮影です。
0319_24sidare2
同じ木を、境内の中から撮影。少し高いので、水平方向に撮れます。
硬いつぼみ、咲きそうなつぼみ、とりどりにいっぱいです。
これがわぁ~っと咲いたらすごいことになりますね。
妻に、報せたら

0320_1sidare3.20
翌日、妻も撮ってきました。
外から見上げるアングル。背景の青空に花が映える。
気持ちの良い春です。

クサボケ

0310_28kusaboke12019.3.10
今年のクサボケはやたらと元気がいい。
色鮮やかに咲き続けています。
0310_28kusaboke2
2色です。
鉢から地面へ下ろしたせいだと思います。日当たりはむしろ悪くなった気がしますが、根が広がったのでしょう、きっと。肥料は与えてないけれど、庭の土は堆肥のような状態が維持された庭だからなぁ。

0314_4kusaboke3.14
他の木の木漏れ日を浴びて輝くんですよ。これがまたいいんだなぁ。
狭い庭ですが、存分に楽しませてもらっています。

ナツミカン収穫

0306_5natumikan2019.3.6
我が家の裏のナツミカン。
このあいだ、密蔵院のナツミカンを頂戴してきて食べましたが、かなり酸っぱかった。
それに比べると我が家のは、酸味も強いけれど甘みもあって、濃厚な味だ、と思います。商品にはならない味ですが。
夕食後のデザートに食べます。おいしい。
皮と種からママレードを作ります。これをプレインヨーグルトと混ぜて牛乳を足して飲み物に。
コーヒータイムの甘味として、いつも楽しみます。
何せまるっきりの無農薬栽培。アゲハたちもいっぱい来ますし。
肥料は落ち葉を積んだ堆肥。
安心なことこの上もなし、なのです。

買い物帰り

0306_2koubaimokuren12019.3.6
妻はよく歩く。距離的には、ほぼ半径1km圏ですが、水平に行けるスーパーもあれば、急坂(桜坂を含む)をのぼらなければならないところのスーパーもあります。マメに歩いています。
上の写真は、紅梅とハクモクレン。坂の上の方。

0306_2koubaimokuren2
これは桜坂の途中くらいかな。

0306_4sidareume
枝垂れ梅。この木の存在は今年初めて知ったもの。
枝垂桜はすぐそばの密蔵院にあるのですけどね。
枝垂れ梅もよい風情ですね。

21日に東京のソメイヨシノの開花宣言がありましたので、これから3月いっぱいくらいでしょうか、桜坂もにぎやかになるでしょう。
でもその頃には、へそ曲がりの私はうんざりして見に行かないことになるだろうな。
近くの密蔵院で、枝垂桜や八重桜を楽しみます。

ムスカリ

0305_34muscari2019.3.5
ムスカリのつぼみです。まだ立ちあがってきません。
0307_1mucsari3.7
多少姿がくっきりしてきましたが、花の茎はまだ見えてきません。

0309_21muscari3.9
立ち上がり始めました。つぼみの模様もくっきりしてきました。

0311_5muscari3.11
下の方から咲き始めた様子。

0312_27muscari3.12
先ずは一輪。頑張ってます。
この先は、また少し先に。

★ところで、ムスカリの名前が、ムスクに由来することは明白ですが。
この花、香りますか?

Muscari, Grape hyacinth
Muscari(ムスカリ)は、ギリシャ語の「moschos ムスク (麝香:じゃこう)」から。花の香りに由来。

https://shiny-garden.com/post-953/

 ムスカリの名前の由来
 ムスカリの名前はギリシャ語の「じゃ香(ムスク)」に由来しますが、一般的に広く普及しているムスカリにはほとんど匂いがありません。
 ムスクの香りがする花だと思っているとガッカリします。
 では何故ムスカリと呼ばれるようになったのか。
 それは、ムスカリ属の1種の花が、じゃ香のような甘い香りを放っていたから、と言われています。
 現在では香りの強い園芸品種も流通していますが、「ムスカリ」として一般的なムスカリ・アルメニアカム種やムスカリ・ボトリオイデス種には香りはほとんどありません。

なるほど、流通種ではほとんど香らないんだ。調べてみるものですね。

キヌサヤ

0305_32kinusaya2019.3.5
ベランダと雨水貯留槽の脇、の2か所にキヌサヤがあります。
これは貯留槽の脇。
つぼみが開き始めました。

0308_7kinusaya3.8
咲きました。豆はまた後のこととして、鑑賞用の花としても最高です。
旗弁の脈の模様が面白いでしょ。鳥の翼というか、キク科の花というか。

0310_6kinusaya3.10
右手後ろに見えるのが雨水貯留槽です。
次々と咲きます。

0312_15kinusaya13.12
下の花は開花直後かな、旗弁が白っぽいけれど、しばらくしたら濃くなるでしょう。
0312_15kinusaya2
何に見立てますか?
舞う人。鳥。
お楽しみください。

ブルーベリー

0305_30blueberry2019.3.5
もうすぐ咲きます。

0307_6blueberry3.7
一、二輪咲いたようですが。
横からも下からも撮れません。
たくさん咲いたら、おちょぼ口の写真が撮れるでしょう。
待ち遠しい。

2019年3月22日 (金)

イヌホウズキ(かなぁ)

0305_31_12019.3.5
庭の隅にこんなつぼみがある、と妻が撮影してきてくれました。
足場が悪くて、私には接近していくことのできない場所です。
見るからにナス科ですね。今の時期にナス科というと、なんだろうなぁ。
0316_13inuhouzuki13.16
花が咲いていました。ズームの威力で撮影できました。
0316_13inuhouzuki2
典型的なナス科の花。
わぁ、なんだろう?
私の知識内では、イヌホウズキがこんな葉っぱだったかな。
アメリカイヌホウズキというのもありまして。区別はかなり難しいらしいです。
並べて見られればわかるのでしょうけれど。
「雑草図鑑」を眺めて、一応「イヌホウズキ」とします。
とはいうものの、どちらにせよ大きな問題がありまして。
花期が、イヌホウズキもアメリカイヌホウズキも、おおよそ「8月~11月」となっているのです。
今は3月。
困ったなぁ。
↓参考

イヌホオズキ Solanum nigrum L. (ナス科 ナス属)
 イヌホオズキは世界の熱帯~暖帯に分布。日本には古い時代に入ってきたものとも思われており(史前帰化),北海道~琉球に普通に見られる。
 名前は,役に立たない酸漿(ほおずき)との意味。全草に毒がある。左上の全草の写真のモデルは,ヒラナス(別名カザリナス。持ち主は花ナスと言っていた。)と,唐辛子の観賞用栽培種の植え込みの中に生えていたもの。持ち主は,どれも似たかわいい花がつ付くので雑草と気づいていない。有毒なだけに危ない危ない・・・。

ホタルブクロ

0305_23hotarubukuro12019.3.5
石の隙間から出ています。窮屈そうに見えますが、他の植物との競争が少ないので「隙間」というものはそれなりによい環境だとも聞きます。
0305_23hotarubukuro2
こちらは落ち葉の下から、他の草と競合しながら成長しています。
植物同士の「太陽光争奪戦」というのは生存をかけた激しいものです。そういう目で、植物の生活を観察してみてください。

カラクサナズナ

0305_22karakusanazuna12019.3.5
花と実が見えました。
周囲の草が伸びてきて、カラクサナズナは上から隠され気味になってきています。
0305_22karakusanazuna2
実の形が面白い。
0310_24karakusanazuna3.10
時々思い出して覗くのですが、大きな変化は見えない。
0317_21karakusanazuna3.17
花はほぼ終わったのかな。実の熟していく様子を時々見ましょう。
{「時々」なんて言っているうちに忘れて、種子を蒔いたあとだった、なんてことになる可能性も大きいなぁ、忘れっぽくなりましたよ。}

ミツバツツジ

0305_21mitubatutuji2019.3.5
まだ硬いつぼみ。
0309_18mitubatutuji23.9
さぁ、咲くぞ。
0309_18mitubatutuji3
後はもう開くだけ。
0312_25mitubatutuji13.12
一気に花が増えていきます。
0312_25mitubatutuji3
まだつぼみもいっぱい。
0314_17mitubatutuji13.14
ほぼ満開。「爆発的な勢い」といえますね。
きれいだ。
0314_17mitubatutuji2
ミツバは「三葉」。
枝先に3枚の葉をつけるわけですけれど、花も3つがセットになるのが基本形のようです。
メシベの柱頭の赤い色がかわいい。

0319_22mitubatutuji3.19
もうほとんどつぼみがない。
ピークです。

河津桜

0305_20kawadu2019.3.5
緑と花の競演。
0308_17kawadu3.8
遠くから全体を撮ってみました。
0312_23kawadu3.12
花はほとんど終わりました。緑も濃くなってきています。
河津桜には実がなるはずなんですが、見た記憶がない。見落としているだけなのかもしれませんけど。
自分ちの桜桃だったら実を食べたいから必死になって観察し続けますが、他所のお宅の河津桜ですので、あまり頻繁に見に行かなくなるせいでしょうかね。

アブラムシ

0305_18aburamusi12019.3.5
もう、いっぱいいました。
普通、脚で体を安定させて口吻を突き刺しますよね。
アブラムシの中には、写真のように、脚を放して突き刺した口吻で経っているようなのがいるんです。
なんだか、「アブラムシが刺さってる」といいたくなる姿。
0305_18aburamusi2
生まれたての個体や、翅のあるタイプなど、一通りそろっていました。もう繁殖も盛んなようです。
次は、アブラムシの捕食者と、守るアリが登場してくるでしょう。

スイートアリッサム

0305_17alyssum2019.3.5
足元のスイートアリッサムを見たら、昆虫がいるようです。
顔を近づけたら、クロヤマアリでした。
素嚢に蜜を入れて巣に運ぶんでしょうね、液体を運ぶにはそれっきゃないと思いますが。
めんどくさくて、私は上の写真の植物をアリッサムと呼んできたのですが、それは間違いであるらしい。
スイートアリッサムの基本情報
学名:Lobularia maritima
和名:ニワナズナ(庭薺)  
科名 / 属名:アブラナ科 / ニワナズナ属(ロブラリア属)
なお、アリッサムと呼ばれますが、アリッサム(Alyssum)属とは別属です。
アリッサムの基本情報
学名:Alyssum、Aurinia、Lobulariaなど
科名 / 属名:アブラナ科 / アレチナズナ属(アリッサム属)

我が家のはスイートアリッサムです。
さわやかな甘い香りです。気持ちいいですよ。

2019年3月20日 (水)

スイフヨウ

0305_11suihuyou2019.3.5
スイフヨウにも葉芽が出てきたみたい。
ちょっと背が高くなり過ぎたので、伐ったのですが、素人のこととて、木をダメにしてしまったのではないかと不安でした。
この分なら、多分大丈夫。剪定に強い木だ、とは聞きますが、やはり不安でね。

クサボケ

0305_6kusaboke12019.3.5
今年はクサボケが元気。
0305_6kusaboke2
この色の花は少ないのですが、いい色ですね。色名は分からないけど。
0308_3kusaboke3.8
スポットライトを浴びて輝いています。
0309_7kusaboke13.9
雑然としていますので、いつどこにスポットが当たるかわからない。
0309_7kusaboke2
光を演出するのは難しい。一期一会ですね。

ホトケノザ

0305_3hotokenoza12019.3.5
開放花がわっと増えまして、6輪になりました。
ここに2輪。
0305_3hotokenoza2
ここに3輪。
0305_3hotokenoza3
もう1輪、隠れた所にも。
0308_9hotokenoza13.8
わぁ、いっぱいだぁ、と足元を見たら
0308_9hotokenoza2
落ちた花がありました。通常は、周囲が草だらけで、落ちた花など見ることはなかったのですが、今回は花の下が石だったんですね。で、初めてこういう状態を見たのです。
0308_9hotokenoza3
拾って撮影。
0308_9hotokenoza4
花の中を見たらこうなっていました。
蕊が上にくっついています。
昆虫が蜜を求めて花の奥へ潜り込もうとすると、背中に花粉がつく。
次の花へ移動すると背中の花粉がメシベにつく。
ということで、ここにオシベもメシベもあるようです。
花には、ハニーガイドという「ここに蜜があるよ」というお誘いもあるようですね。
自家受粉でもいいけれど、開放化では他家授粉したいということでしょう。

フード状の部分をはがすと雄しべが出てきた。
雄しべは合着して、全体がシャワーハンドルのようになっている。
この形状で、訪花昆虫の背中に確実に花粉をつける。
しかし、雌しべはどこにあるのか?
合着した雄しべを、ピンセットで突っついてはがしてみると…
中から雌しべが現れた。
4本の雄しべの真ん中にあるのが雌しべである。
先端が二またになった、ヘビの舌のような柱頭だ。
この形状だと、同花受粉の可能性はかなり高いと思うが、何かそれを避けるための工夫があるのだろうか?
もともと、ホトケノザは閉鎖花で繁殖するくらいだから、自家受粉には抵抗がないのだろう。
しかしそうなると、昆虫の背中に花粉をつけるための理想的な構造は、何の目的なのだろうか。
う~む。むずかしい。

クンシラン

0305_2kunsiran2019.3.5
クンシランの実が今頃になって赤くなっています。
0311_8kunsiran3.11
他方、下の方で、つぼみが立ち上がってきてしまいました。
赤い実とつぼみを同時に見るのもなんだか珍しい気がしないでもないな。

「こどもの日」モード

0305_1gogatuningyou2019.3.5
桃の節句が終わりまして、端午の節句モードに。
玄関の下足箱の上を舞台にして、いろいろ楽しんでおります。
必ず猫が登場するというのがおかしいですけど。
「端午の節句」という言葉を知りながら、意味を知らなくって。
↓広辞苑から

たん‐ご【端午・端五】
(「端」は初めの意。もと中国で月の初めの午の日、のち「午」は「五」と音通などにより5月5日をいう)五節句の一つ。5月5日の節句。古来、邪気を払うため菖蒲しょうぶや蓬よもぎを軒に挿し、粽ちまきや柏餅を食べる。菖蒲と尚武の音通もあって、近世以降は男子の節句とされ、甲冑・武者人形などを飾り、庭前に幟旗のぼりばたや鯉幟を立てて男子の成長を祝う。第二次大戦後は「こどもの日」として国民の祝日。あやめの節句。重五ちょうご。端陽。季語:夏
広辞苑第六版より引用

5月5日頃が立夏なので、夏の季語なのでしょう。今年2019年の立夏は5月6日ですので、まだ「夏」じゃないぞ。
立夏は立春から太陽が90度回った日。ですから「夏も近づく八十八夜」なんですね。
360度を365日で回りますので、一日に約一度進むと、大雑把に考えてください。ですから、二至二分四立は45度区切りですので、ほぼ45日ごとにあるのです。二十四節気にすると15度区切り=約15日ごとになるんですね。

たなくじ

0304_1tanakuji12019.3.4
とっくに期限切れですが。
私の朝食は基本的に「納豆」ご飯。
0304_1tanakuji2
そのご飯も玄「米」ご飯です。
どうも私はひねくれ者。白米の炊きたてモチモチ食感というのが、苦手じゃないけど、玄米のぼそぼそというかパラパラというか、そういう食感の方がより好ましく感じる性質なんです。
自分で適当に炊いて、毎日食べてます。
納豆は、付いてくるたれが濃すぎて嫌なので、納豆には何もいれずにかき回して玄米ご飯に乗せて食べる。
それぞれの味がそのままに味わえますよ。私にはそういう味わい方の方が贅沢に感じられますが。
使わなかった納豆のたれは、昼にうどんなど食べるときに使います。捨てはしません。
健康的な食生活です。

ジンチョウゲ

0303_1jintyouge2019.3.3
満開に近づいています。
0305_16jintyouge23.5
ズームですからいいですけど、顔をぐんと近づけると、香りがきついですよ。
0305_16jintyouge3
つぼみが少し残っていいますね。

もうすぐ満開。門柱の前に置いてあるのですが、その裏側のカエデのそばに立つだけで香ってきます。
香りはもう最盛期のように思えます。

2019年3月18日 (月)

桜坂

0310_1sakurazaka 2019.3.10
日曜日の買い物帰り、車から。肉眼的にはうっすらピンクがかってきたかな、という感じなのですが、写真ではほとんどわかりませんね。

0317_1sakurazaka 3.17
昨日、買い物帰り。変化がほとんど見えません。
つぼみが膨らんでいるのかどうか、車中からは確認できないし。

去年、東京では3/17に開花宣言だったんです。
今年、3/21頃、という予測なのですが・・・。
素人の主観では、もっと遅れるんじゃない?

密蔵院の枝垂桜はソメイヨシノより早く咲くんです。去年は3/15には咲き始めたという記述が日記にありました。
0315_11sidare2019. 3.15
境内の枝垂桜。つぼみもほとんど見えません。
0315_13sidareout
遊歩道沿いの枝垂桜を境内からシルエットで撮影してみました。
つぼみは見えますが、膨らんだ、という感じが今一つ。

よくわかりません。3/21春分の日の様子を待ちましょう。

★ところで、明日19日(火)に、ココログのメンテナンスがあるとアナウンスされています。
右欄外、少し下にあります。

ココログからのお知らせ
    「ココログ」メンテナンスのお知らせ(2019/3/19)
    「ココログ」全面リニューアルのお知らせ(2019/3/19)

明日は投稿できないようですし、今日これからタイマー・アップロードをした場合、それがどうなるのかわかりませんので、明日は臨時休業とします。悪しからず。
では、水曜日にまた。

ハコベとオランダミミナグサ

前の記事でハコベの花を掲載しましたが、よく似た花をご紹介。
0310_16orandamiminagusa 2019.3.10
オランダミミナグサです。ハコベと同じナデシコ科です。花のサイズもハコベとほぼ同じ。花弁が5枚。でも切れ込みが浅いのです。

0312_9hakobe 3.12

こっちがハコベ。よく見れば違いははっきりしているのですが、今この時期に小さな白い花と、きましたら、ハコベと言いたくなりますよね。

0312_16orandamiminagusa
オランダミミナグサ。

蕊の様子もハコベとは違います。
春の花をお楽しみください。

ハコベ

0302_24hakobe 2019.3.2
ハコベのつぼみ。

0308_8hakobe1 3.8
庭で、ふと足元の白い花に気づいた。
もっと前から咲いていたのでしょうが、気付くのが遅れました。
庭といっても要するに雑草園。ホトケノザの葉も見えます。
左上にはマメカミツレ。普通は「雑草だ」と草取りされてしまうような植物たちが我が家では「春」を謳歌しています。
0308_8hakobe2
花弁は5枚なのですが、切れ込みが深いので10枚に見えてしまいます。
鮮明な接写には腰をかがめなければならないので、辛い。そのうち何とかしたいな。

0309_12hakobe1 3.9
かなり鮮明。メシベの柱頭は3裂しているのですが、ちょっと見づらいかな。
春の七草で「ハコベラ」といいますが、それはハコベの古名だそうです。

桜桃

0302_22outou 2019.3.2
つぼみが緩んできています。もうすぐだ。

0305_24outou 3.5
ニコニコしてしまうような「顔つき」です。

0307_14outou1 3.7
咲いた!雨滴に濡れていますが、今季のトップ。
0307_14outou2
後続もいっぱい。

この木は、ずいぶん以前に、池上本門寺の植木市で購入したもの。
もちろんサクランボを食べたいな、という下心があってのことです。
以来、毎年、花を楽しみ、稚い実の成長を楽しみ、サクランボを賞味しています。

河津桜

0302_21kawadu1 2019.3.2
花弁が落ちて、萼と蕊が残った姿です。ふっと素敵な花に見えました。
0302_21kawadu2
上2枚の花弁が落ちた花。緑の葉に囲まれる中、よい風情だな、と。
これまで気づかずに来た姿を見ました。

ノゲシ

0302_20nogesi1 2019.3.2
ついにハルノノゲシになったか。
0302_20nogesi2
もう3月ですもんね。

0305_19nogesi1 3.5
元気に次々と咲きます。
0305_19nogesi2
葉が茎を抱く、というのかな、そういう形です。これだけでは判断材料には不足かな。
冬中咲き通してきたノゲシです。

ウスモンミドリカスミカメ

0302_19usumonmidorikasumikame 2019.3.2
これが今シーズンの最後だと思いますが。確定にはなりませんけど。
終わったコギクの花で。
一匹だけが見えたんです。で、近寄って撮影したらもう一匹、右側にいました。
両方とも成虫です。この後はどこでどうするのか、よく知りません。

クロスジホソサジヨコバイ

0302_18kurosujihososajiyokobai 2019.3.2
突き当りのビヨウヤナギの葉で見かけました。
あっ、いる!とレンズを向けて一枚。その瞬間に気づかれて「消滅」。
ツマグロオオヨコバイなんかでは、横に移動して葉の裏に回り込むので、追跡できます。場合によっては裏からもう一度表へ回ってもらって撮影などということもできるのですが・・・。
クロスジホソサジヨコバイの場合は、「プチッ」という感じで目の前から消え去り、どこへ行ったのかもわからない、ということが多いのです。
このぼやけた写真からわかるのは、メスだ、ということ。背中の黒い筋の両側が赤いということでわかります。オスは黒い筋だけ。
もう一つ。ぼやけているせいで擬態が効果的になっている感じもあります。
右側が頭に見えませんか、黒い眼も二つあるし。でも本当の頭部は左なのです。
実はこの虫、前後を逆に見せているのですね。鳥の攻撃から逃げやすいのかな。

2019年3月15日 (金)

たすき掛け

★ま、どうでもいいことなんですけど。
昨夜、夜7時のNHKのニュースを見ていたら、「アポ電 強盗殺人」のニュースが流れました。
そうしたら、私の記憶に間違いがなければ「防犯カメラの映像を集めて『たすき掛け』のようにつなぐ・・・」といったんですよね。もう、反射的に「なんだ?たすき掛けのようにつなぐ?」と大声を出してしまいました。妻も確認してくれました。
今時の人は「たすき」というものを知らないだろうからなぁ、責められないのかもしれないけど。
NHKでニュース原稿を書く人、それを読むアナウンサー、言葉が重要な商売道具なんですからね、もうちょっと言葉に敏感になりませんか?このごろNHKのニュースの「文」が劣化してるなぁ、と思っています。(教員も言葉には敏感でなければならない、と自戒していました。)

さて、落ち着いて考えると、「たすき掛け」ではなく「たすきリレー」のつもりだったんでしょうね。
和服の袖をたくし上げて仕事をしやすくする「たすき」ではなくて、駅伝の「たすきリレー」のようなつもりだったんでしょう。
原稿の段階で間違ったか、読む段階で間違ったかは特定できませんけど。

今日、NHKのHPへ行って、そのニュースを探したら

アポ電 強盗殺人 容疑者の携帯電話は他人名義(NHK 2019年3月14日)
・・・
“リレー方式”で防犯カメラの映像をたどる
およそ2週間で容疑者逮捕となった今回の事件。容疑者3人を割り出す決め手になったのは、“リレー方式”で防犯カメラの映像をたどっていく捜査でした。
・・・
<“リレー方式”防カメ捜査>
殺人などの凶悪事件を捜査する警視庁の捜査1課にある「初動班」などは、周辺の防犯カメラ映像を集めて点と点をたすきのようにつなぐ“リレー方式”で捜査を進めました。その結果、事件の後、車は木場方面に向かい、神奈川県内を走行していたことがわかりました。そして、行方を捜査していたところ、13日、3人とも神奈川県内にいるところを確保されたということです。
・・・

「点と点をたすきのようにつなぐ“リレー方式”」となっていました。明らかに駅伝の「たすきリレー」のイメージですね。
最初から原稿がこうなっていて、アナウンサーが間違って「たすき掛けのように」といってしまったのか、原稿の段階で間違っていたことに気付いて、訂正したものをHPに掲載したのかはわかりません。

つまんない話でスミマセン。老人の繰り言と笑い過ごしてください。

★広辞苑から引用

たすき【襷・手繦】

(タはテ(手)の古形)
①衣服のそでをたくし上げるために肩から脇にかけて結ぶひも。普通、背中で斜め十文字にうち違いにする。万葉集[5]「白たへの―を掛け」
②紐または線を斜めにうち違えること。また、その文様。
③細長い布を輪状にして、一方の肩から他方の腰へ斜めにかけるもの。「次の走者に―を渡す」
広辞苑第六版より引用

★教員現役時代の思い出。
体育祭の応援団が女子も男子も平等な学校がありまして。応援団長が女子だったりもしましたっけね。で、応援合戦を繰り広げたりするんですが。
突然、理科準備室に応援団の女子生徒が赤い紐をもって飛び込んできて「センセー、たすき掛けのやり方教えてェー」と叫ぶ。
私、笑って、紐の端を口に加え、腋の下をくぐらせて背中に十字を作って、左胸のあたりでギュッと結ぶ。実演して見せましたっけね。
私の世代だと、母親は和服で生活していることも多く、ひょいとたすき掛けして台所に立ったりしていましたから、日常のことだったんです、たすき掛けは。
今は、数学の因数分解でたすき掛けが登場しますか。比の内項と外項の積は等しいというのをたすき掛けでやったりもしますね。日常の生活にはもうたすき掛けはないからなぁ。
駅伝の輪になった たすき しか知らないでしょうね。
NHKのニュースから、そんな取り留めもないことを考えました。しょうもないこっちゃ。

タネツケバナとミチタネツケバナ かな?

アブラナ科ですが
0302_11aburanaka 2019.3.2
これはタネツケバナ、だと思います。花のすぐ下の、細長い葉はタネツケバナでしょう。
0302_12aburanaka
これもタネツケバナ。見慣れた棒状の実もあるし。多分間違いない。
0302_14aburanaka
これ、悩む。
葉の形が違う。花はよく似ているのですが。
ミチタネツケバナという種なのかな、と思います。
これまで、花を見て、棒状の実を見て、みんなひっくるめて「タネツケバナ」といってきたのですが、葉をちゃんと見ていなかったなぁ。
棒状の実のつき方も異なる、という指摘があります。
混乱しています。

フヨウ

0302_8huyou 2019.3.2
フヨウの枝で、冬芽が活動を始めた様子。まだそろりそろりですけどね。
何というのか、臨界点といっていいかどうか、そこを超えると一挙に、爆発的な成長が始まると思います。

ヒメリュウキンカ

0302_6himeryuukinka 2019.3.2
花の色と、葉の緑もあわせて、三色のコントラストをお楽しみください。
春の陽射しのぬくもりを写真から感じていただけたら幸いです。

紅梅

0302_5ume 2019.3.2
ジンチョウゲの隣の紅梅。
最盛期でした。

0309_4koubai 3.9
一週間後には衰えてきていました。
これから葉が出て、実ができて。その営みへと移行していきます。

ジンチョウゲ

0302_4jintyouge1 2019.3.2
ジンチョウゲがほぼ満開。こっち向きの面ではね。
ところがちょっと向こう向きの面では
0302_4jintyouge2
花はまだで、つぼみの群れ。
どういう条件の違いでこうなっているのかはよくわかりませんが、まだこれからなんですね。
0302_4jintyouge3
つぼみの外側が赤紫で、花の内側は白い。
そして、香りがすばらしい。うっとりです。

0309_3jintyouge1 3.9
一週間後。
0309_3jintyouge2
状況に大きな変化がない。
このつぼみ群が咲くころには、今咲いている花は盛りを過ぎそうな気がします。
いつもこういうずれがあったのかどうか、記憶は不鮮明です。

紅白のツバキ

0302_3kouhakutubaki 2019.3.2
本屋散歩の帰り道。紅白のツバキ、咲いてはいるのですけれど、ちょっとまばら。

0309_2tubaki1 3.9
一週間後。ずいぶん豪勢な雰囲気になりました。
つぼみもまだたくさんありますから、しばらく楽しめるでしょう。
0309_2tubaki2
美しい横顔を、どうぞ。

河津桜

0302_1kawadu 2019.3.2
駅前の通りに、閉店したお店がありまして、そこに河津桜の鉢があります。
最近は手入れが遠のいたようで、この春はもう咲けないかな、と思っていました。
2日の土曜日、本屋散歩への行きがけ、咲いていました。
花の数は少なかったけれど、濃い緑色の葉とピンクの花がきれい。
嬉しかったな。

2019年3月14日 (木)

ツクシが出ましたよ

0308_5sugina 3.8
ツクシが出る前に、スギナが出てきまして。
「ツクシ何の子スギナの子」といいますが。先にスギナが出るんだったっけ?

私は刈り取ったホトトギスの茎に紛らわされて、見つけられずにいたら、妻が「ツクシが出た!」と撮影してきてくれました。
0311_2tukusi1 2019.3.11
おぉ、まさしく。
0311_2tukusi2
頭を出したところ。
妻の低い目線でカウントしたところ、5本くらい出ているようだったとのことです。
0311_2tukusi3
もちろんスギナも元気。こちらが光合成をする栄養茎で、ツクシは胞子茎ですね。
自分ちの庭にツクシが出るのは嬉しい。
この頃、多摩川の堤防は整備が進んで、ツクシもあまり出てこないようなんですよ。
安全になるのでしょうが、野の草なんか生えた方が楽しいのにな。良し悪しですね。

花粉光環

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-3a49.html
2019年3月 8日 (金) 花粉光環
↑この記事で、昼と、3時頃との写真を掲載しました。
で、夕方4時半ごろ、空を見たら、まだ花粉光環が見えました。
0308_20kahunkoukan 2019.3.8 16:27
昼間の方が鮮やかだった、という気もしますね。
それと、心なしか縦長になってないか?
太陽の高度が下がってきたせいかな、とも思うのですが、私の知識では説明はできません。

下の記事には、3時54分東京スカイツリーの影の中から撮影した花粉光環の写真があるのですが、なんだか縦長な気がするんですよね、真ん丸じゃなく。
で、太陽高度が下がると縦長になるのかなぁ、などと考えたりしたのです。

https://www.asahi.com/articles/DA3S13925562.html

太陽も花粉症? 都内各地で「花粉光環」(朝日新聞デジタル 2019年3月9日05時00分)
 都内各地で8日、太陽の周りに虹色の円が見える現象が見られた。気象庁によると、大気中に舞った花粉が太陽の光を曲げることで起きる「花粉光環(こうかん)」で、花粉が大量に飛散した時に見られる現象という。日本気象協会によると、8日は東京や宮城などで花粉の飛散が「非常に多い」と予想されていた。・・・

ホタルブクロ

0301_32hotarubukuro 2019.3.1
葉の形が独特。シャベルというのかスコップというのか。
ものの名前を思い出せないことも多くなってきまして。
この形の植物は何だったっけ、と妻に訊いたら、ホタルブクロよ、と。
ああそうだった、なのです。年だなぁ。

シラン

0301_31siran 2019.3.1
庭のテラス前。この間もご紹介しました。成長が著しい。

0310_14siran 3.10
線路の柵下の株。いろんな他種の草と同居しながら立ち上がってきました。
庭のより少し遅れましたが、日当たりがよい場所です。これからぐんぐん伸びるでしょう。

ブッドレア

0301_30budhleja 2019.3.1
常緑樹なんですが、春には新しい葉が一斉に「立つ」んですね。
葉の裏に毛があるのかな、白く輝いて立ち並ぶ姿は意外と目立つんです。
チョウに好まれる紫の花。今年も楽しみですね。

クレマチス

0301_29clematis 2019.3.1
葉の緑が成長している。

0309_14clematis 3.9
姿が変わりました。つぼみの準備でしょうか。
3月って、やっぱりすごいですね。植物たちが爆発的に展開し始めています。

ムラサキハナナ

0301_26murasakihanana 2019.3.1
ムラサキハナナのつぼみが色づいてきました。

0305_27murasakihanana 3.5
もう咲きそう。

0308_11murasakihanana 3.8
毛がいっぱい。鮮明に写りました。

0310_10murasakihanana1 3.10
咲きました。少し色が薄めですが、まあいいさ。

0310_10murasakihanana2
少し腰を曲げてもう一枚。

アブラナ科だなぁ、という姿です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%A6
オオアラセイトウ

オオアラセイトウ(大紫羅欄花、Orychophragmus violaceus)は、アブラナ科オオアラセイトウ属の越年草。別名にショカツサイ(諸葛菜:諸葛孔明が広めたとの伝説から)、ムラサキハナナ(紫花菜)。このためOrychophragmus属はショカツサイ属、ムラサキハナナ属とも呼ばれる。

いろいろな名前があるようなのですが。シンプルに花のイメージが湧きやすいかな、と私はムラサキハナナとして扱っています。

2019年3月13日 (水)

シクラメン

0301_23cyclamen 2019.3.1
篝火をどうぞ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%A1%E3%83%B3
シクラメン

カガリビバナという名の由来は、この花を見たある日本の貴婦人(九条武子だといわれている)が、「これはかがり火の様な花ですね」と言ったのを聞いた植物学者・牧野富太郎が名付けた。「ブタノマンジュウ(豚の饅頭)」は、植物学者・大久保三郎[14]が英名を日本語にそのまま直した名前である。

「死」「苦」との語呂合わせ、花の赤色は血をイメージするなど、病院への見舞いにこの花や鉢植えを持っていく事は縁起が悪い組み合わせとされている[15]。

ウィリアム・ターナー氏は1551年に「sows bread」(雌豚のパン=放し飼いの豚がシクラメンの球根を食べてしまうことから命名したが、1895年キャノン・H・N・エラコムは庭に入って来た豚は掘り返したが、食べようとしなかったと述べている)として紹介している。

http://www.hana300.com/sikura.html

・学名
  Cyclamen persicum
   Cyclamen : シクラメン属
   persicum : ペルシャの

 Cyclamen(シクラメン)は、ギリシャ語の「kiklos(円)」が語源。塊根が丸い球形のようなところから。

cyclamen/sáikləmən, sík-/

►n 〔植〕 シクラメン《サクラソウ科シクラメン属 (C-) の草本;その花》;濃赤紫色.
[L<Gk (?kuklos circle;その球根からか)]
リーダーズ英和辞典第3版より引用


中学か高校の頃、先生がシクラメンだと「死クラメン」と感じる人がいるから「再クラメン」というように、と話しておられましたね。私はそういう語呂合わせに全く無頓着な性質なので、へぇそんなことを感じる人もいるのか、とびっくりしたことを覚えています。

河津桜&ミツバチ

0301_19kawadu 2019.3.1
河津桜は花とともに葉が茂り始めます。花と葉の色の対比が美しい。
ふと足元を見たら
0301_19kawadu2
花が盛りを過ぎてきたのですね。花弁が散り始めていました。これはこれで美しい。
0301_20mitubati
耳にブンブンいう音が聞こえまして。どこから聞こえてくるのか、なかなか音源の位置を定められなかったのですが、やっと見つけました。これはミツバチですね。しばらく追跡していたのですが、逆光の位置から出てきてくれなかったので、この写真を掲載します。これからはミツバチやアブの活動が盛んになるでしょう。

ニラ

0301_17nira 2019.3.1
ふと下を見たら、ニラがちょうど見やすい位置にあって、実としても終わりごろなのですけれど、なんとなく「花」っぽい感じがして思わず撮影。
種子が何個か残っていますが、ほとんど蒔き終えた姿。ごくろうさん。
なんだかほんと、小さな花束みたいな感じがしました。

ウスモンミドリカスミカメ

0301_16usumonmidorikasumikame 2019.3.1
花としては終わったコギクにウスモンミドリカスミカメの幼虫がいました。黒い粒のようなのはアブラムシです。
こんな花でも汁を吸えるのかな。
結局、ウスモンミドリカスミカメは冬中見かけました。経験的にはこの先見かけなくなるのですが、どこでどう生活するのかな。

クロッカス

0301_15crocus 2019.3.1
クロッカスは、この辺でほぼ終わりました。
春の黄色い花というと福寿草が有名ですが、この黄色い花のクロッカスも嬉しい春の花です。
花が咲き始めれば昆虫も活動が活発になります。私はどうも昆虫で季節を感じているのかもしれませんね。

ジンチョウゲ

0301_12jintyouge1 2019.3.1
一粒開花。
0301_12jintyouge2
開きそうなのも。
0301_12jintyouge3
道路に座り込んで横から撮影。
0301_12jintyouge4
一粒では香りは感じませんでした。
やっぱり、3月だなぁ。植物の動きが目立ち始めました。

ササグモ

0301_11sasagumo 2019.3.1
ず~っと気にしているササグモ。
上に黒いものが見えます。なんでしょう?餌になった小昆虫の死骸か?
確認はしませんでした。落ち着いているクモを驚かせてはいけないので。

0305_15sasagumo 3.5
向かいの葉に移って下向きになったりもしています。
たまには体を動かさないとね。

0307_12sasagumougo 3.7
雨の合間です。水がたまったりはしないのか?
底は抜けてるのでしょうが、表面張力で水がたまることはありそうですが。クモ自体が大丈夫といっているのですからいいですけど。

0310_9sasagumo 3.10
昼の散歩に出た時、葉の裏側に回っていました。お、3月も中旬になると動きが活発になるのか、もうどこかへ移動してしまうのかもしれないな。と思ったら。
0310_23sasagumo
散歩から戻ってきたら、定位置にいました。
いつまでここにいるでしょうか。

2019年3月12日 (火)

ホトケノザ開花

0301_10hotokenoza1 2019.3.1
開放花が咲きましたよぉ。
先ずは真上から1枚。
0301_10hotokenoza2
膝をついて、視点を下げて、もう1枚。

膝が痛いから、すぐ腰を伸ばす。

この「口を開いた」ような姿が大好き。シソ科の特徴ですよね。
以前から呟いていますが、私が仏さまになったらホトケノザの葉の上で日向ぼっこをしたい。できるなら、この花の下で。
「ねがはくは、花の下にて」ですよね。桜よりホトケノザだよなぁ。訪花するアブに遊んでもらうんだ。

コダカラソウ

0301_9kodakarasou 2019.3.1
なかなか先へ進まない。

0305_12kodakarasou 3.5
萼から花がずいぶん出てきたように思うのですが、開花というにはまだ不十分。
ま、いいさ、ゆっくり、ゆっくり。

カラスノエンドウ

0301_8karasunoendou_ 2019.3.1
カラスノエンドウだと思うのですけど。
花が咲いてみないとわからない。カラスノエンドウならもうそろそろ咲くはずです。
どうなりますか。

フキノトウ

0301_7hukinotou1 2019.3.1
ぐんと立ち上がりました。
0301_7hukinotou2
雄花ですね。
0301_7hukinotou3
こういうのを見ると、食欲がわく方もいらっしゃるのでしょう。
私はどうも苦手でして。野草を食べるとすぐお腹が特急になってしまう。何回も失敗しています。もういいや。
フキには毒性もありますので、充分にあく抜きをしてくださいね、くれぐれも。

ヒキガエル

0301_4hikigaeru1 2019.3.1
眼と鼻だけ出しています。「ワニ風」ですね。ちょっと短いけど。
0301_4hikigaeru2

こちらはほぼ頭全体を出していました。

結局、産卵はなし。メスが来なかったのでしょう。
去年はここにヒバカリというヘビが出現して、池につかったままカエルの幼生をほとんど食べてしまったのでした。
去年孵化したメスがもし全滅していたとしても、ヒキガエルのメスの性成熟は3年くらいかかるといいますので、もっと前のメスがいてもいいはずなんだけどな。
ここのヒキガエル生態系は崩壊してしまったのでしょうか。

ツマグロオオヨコバイ

0301_3tumaguroooyokobai1 2019.3.1
アジサイ・スミダノハナビの葉がかわいかったので撮影して眺めまわしていたら
0301_3tumaguroooyokobai2
最初のアングルの死角の部分にツマグロオオヨコバイがいました。
3月に入ったら、さすがに被写体がぐんと増えてきました。
虫より草花の方が目立っています。
善い哉、善哉。

ユリオプスデージー

0301_2euryops 2019.3.1
咲き始めました。(3輪目です)

0305_5euryops2 3.5
開いてきて中が見えます。

0307_2euryops1 3.7
ん?どうなってんだろう。一瞬、状況を把握しそこないました。
よく見れば、開いた花の間からつぼみが顔を出しているのでした。
0307_2euryops2

こんな風に。
「ややこしや、ややこしや」
画面上には次のつぼみが控えています。

0307_2euryops3
更に新たなつぼみもでき始めたようです。

0308_1euryops 3.8
舌状花が完全に開いて、中の管状花も一つ口を開いています。
ゆっくりですが、着実な花です。

2019年3月11日 (月)

フェアリーアイ

0301_1fairyeye 2019.3.1
前のシーズンでは、ずっと変化を見続けました。それは楽しいものでした。
でも、そのことで、今シーズンはお疲れなんじゃないか、と心配していましたが、ぐんぐん緑になっていく。嬉しいですね。
玄関を出たすぐの足元にあります。毎日が楽しいですよ。

白いクジャク

0227_1kujaku1 2019.2.27
毎朝、6時25分からの体操の前に、ほんの3,4分ですが、語学番組を見ます。「旅する〇〇語」というのが結構好き。フランス、スペイン、イタリアなど。語学そのものは、まあどうでもいいのですが、「旅する」という部分が楽しい。地域に密着したその地の人の生活、文化が見られる。この3つの国の言葉はラテン語系ですから、字幕が出ると「意味」は何となく分かるのも面白い。
0227_1kujaku2
こういうクジャクは初めて見ました。
↓番組HPから引用
https://www2.nhk.or.jp/gogaku/italian/tv/

旅するイタリア語
 ・・・
2月26日(火)放送|2月27日(水)再放送
「第21課 湖上に浮かぶ楽園へ」
イタリア北部のリゾート地、マッジョーレ湖にやってきた田辺さんとマッテオさん。観光地にもなっている湖の島へ渡ります。「ペスカトーリ島」では島を一周散歩したあとに地元の魚料理を堪能。さらに「ベッラ島」と呼ばれる島へ渡った2人は豪華な貴族の別荘を見学します。貝殻で覆われた部屋や美術品に埋め尽くされた部屋などを見てまわります。さらに外には、羽を広げたところを見ると幸福になるという、白いクジャクがいる庭園も。今回は、何かを一緒にやろう、と誘うときのフレーズを紹介します。

皆さんに、幸福のお裾分け。再放送の画面の写真、ではご利益が薄いかなぁ。
白い動物というと、メラニンを作る酵素を欠いたアルビノをおもいがちですが、この白いクジャクは、アルビノではなく、白変種というのだそうです。
↓ウィキから引用。

白変種(はくへんしゅ・リューシズム(Leucism))とは、色素の減少により体毛・羽毛・皮膚等が白化した動物の個体をいう。メラニンに係わる遺伝情報の欠損により白化したアルビノとは異なる。代表的な白変種としては、南アフリカで野生での生存が確認されているホワイトライオンや、インドのホワイトタイガーが有名である。
・・・
白変種は外見からしばしばアルビノと混同されるが、遺伝学的・生理学的にもこの両者は全く異質のものである。白変種のメラニン産生能力は正常であるため、アルビノの瞳孔が赤く透けるのに対し、白変種の瞳孔は黒い。

ベニバナトキワマンサク

0226_21benibanatokiwamansaku 2019.2.26
この赤いのは葉芽ですね。なんとか定着してくれそうですので、大事に育てて、あのリボン状の面白い花に期待しましょう。
挿し木で増やせるという記述が多いのですが、素人の悲しさ、これまで挿し木でうまくいかなかったんです。やっと、という感じ。
ベランダで陽を浴びています。大きくなってね。

シラン

0226_19siran 2019.2.26
地面の落ち葉の間から、シランが一斉に立ち上がってきました。
シランは「紫蘭」ですが、白花の紫蘭もあるんですね。
↓2013年の記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-885d.html

「白い花が咲く紫の蘭」かぁ。何となく言語矛盾のような気もするけど、ま、いいやね。
{トゲナシトゲトゲよりは}

こんなことを書いていました。ニヤっとしてしまった。

トゲナシトゲトゲって知ってます?ハムシの仲間なんですけど。

ウィキの記述をお楽しみください↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%B2%E3%83%8F%E3%83%A0%E3%82%B7%E4%BA%9C%E7%A7%91

トゲナシトゲトゲ
 トゲハムシ亜科に属するハムシにも成虫に棘のない種があり、トゲナシトゲトゲ(トゲナシトゲハムシ)という和名で呼ばれる。しかし、形容矛盾であるとして「ホソヒラタハムシ」という和名も使われている。国内のトゲハムシ類14種のうち4種がこの種である[4]。具体的にはミヤモトホソヒラタハムシ、タグチホソヒラタハムシ、オキナワホソヒラタハムシ、ナガヒラタハムシ(キムネクロナガハムシ)の4種であり[5]であり、和名が「ホソヒラタハムシ」でないものも含まれる。
 これらはトゲがないため外見の印象は異なるが、トゲハムシ亜科の重要な特徴は備えている。

トゲアリトゲナシトゲトゲ
 トゲナシトゲトゲの仲間にもトゲのある種があり、複数の文献でトゲアリトゲナシトゲトゲ(トゲアリトゲナシトゲハムシ)という呼び方で紹介している。その外見は普通のトゲハムシとは異なるものである。
 具体的な例が紹介されているのは池田清彦の著書で、かつてタイで小宮義璋がトゲのあるトゲナシトゲトゲを発見したエピソードのほか、具体的な種名と写真も掲載している[6]。
 別の文献[7]には、東南アジア産種の中にトゲ状の突起を有するように進化したホソヒラタハムシ(トゲナシトゲトゲ)が見られ、それらを日本の愛好者が当時の和名にちなんで、かつてこのように呼んでいたことが記されている。
 トゲアリトゲナシトゲトゲという和名は2007年の時点では存在せず[4]、国内産のトゲハムシに該当するものはない。また国内の図鑑等での記載は確認できず、研究者や愛好者に広く使われている呼び名かは不明である。

{昔、都立高校教諭だったころ。「東村山西高校」が話題になったものでした。東なのか西なのか、ってね。}

ムラサキカタバミ

0226_18murasakikatabami 2019.2.26
この花が結実しない、ということを知って、なんだか妙に気にかかる。
ふくらんだ子房がありますが、これが実にならないのか。

↓侵入生物データベースのムラサキカタバミのページです。
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/80170.html

南アメリカ原産。果(日本では結実しない)。

なぜなんだろう?

https://matsue-hana.com/hana/murasakikatabami.html

葯は白色で、花粉はできず、株基部に形成される鱗茎で増殖する

花粉ができない、という記述を見ました。なぜなのかはわからないけれど。
原産地では結実するのでしょうね、「日本では」という表現から考えると。
どこかの時点で、雄性に関わる遺伝子が機能を失ったのでしょうか。

レンギョウ

0226_17rengyou 2019.2.26
レンギョウに緑色が見え始めました。
枝は細いし、ターゲットは小さいし。ピントが合わないんですよぉ。

0305_10rengyou 3.5
どこかにピントが合うだろうという撮り方です。

0307_5rengyou 3.7
こうなってくると、花も間近だと思います。
今月中に咲くのかな。

クレマチス

0226_16clematis 2019.2.26
クレマチスです。両手を開いているような、鳥が羽ばたいているような。
わ~い。
という感じがします。塀の内側から立ち上がっていますので、葉が出てしまえば太陽のエネルギーが使えるのですけれど、出だしがね、日当たり悪くてかわいそう。
でも、よかった、よかった。

2019年3月 8日 (金)

花粉光環

0308koukan1 2019.3.8
昼の散歩。空は雲一つない青空。電柱の影に入って、お日様を見たら、わっ「光の環」だ!!
0308koukan2
近所の家の影に入っての撮影。
0308koukan3
玄関前のテラスに座って木の影を利用しての撮影。13時過ぎ。
まあ、美しいですね。環の赤い部分が三重になっているところまで見えます。
この時点では私はこの現象が何であるかに気づいていませんでした。
妻を呼んで、一緒に鑑賞。
その後自室へ戻って、調べたのですが
「雲を愛する技術」荒木健太郎 著、光文社新書923
154ページから引用
春先には雲がなくても光環が発生することがあります。これは大気中を飛散する花粉による光環で、花粉光環と呼ばれます。特に球形に近くサイズの大きいスギ花粉が花粉光環を作りやすいといわれています。花粉光環は、2~4月の雨の翌日に晴れて風の強い状況で発生しやすく、花粉飛散量が多いとハッキリ見えます。花粉症の方には悪魔の光のように見えるかもしれません。花粉光環を見かけたら、自宅に入る前に衣類などに付着した花粉を入念に落とすよう心がけましょう。
これですねぇ。さっそく「さっきのは恐ろしいものだったよう」とこのページを妻に見せたら、複雑な表情で大笑い。
妻は花粉症です。私は花粉を感じている気はしますが特に症状はありません。
いやはや、恐ろしいものを見ました。
0308koukan4
午後3時過ぎ。花粉が飛んでいるのなら、まだ見えるかもしれないと、外を見たら、案の定、まだ見えてました。
恐ろしいほどの美しさ
なのでした。

3月4日 気温・湿度

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-46b0.html
2019年3月 4日 (月) 2月の東京の気温など

今日、3月4日も、朝から雨で寒い日です。(後でグラフ作りましょ)。

↑こう書きましたので、グラフを作りました

20190304graph 2019.3.4

湿度は右目盛り。100%に貼りついてます。
この日の気温の平年値は
最低気温: 2.9℃
最高気温:12.1℃
です、
朝は6℃くらいあって、そう寒い朝ではない。
日中の最高気温が9.5℃。陽射しがなくて、どんより。
気力湧かず。お日様のパワーが恋しい一日でした。

ジョウビタキ

0226_15joubitaki 2019.2.26
線路柵の柱に鳥がとまっていました。
スズメじゃないし、メジロでもない。セキレイを見たことはありますが、違うなぁ。
私にとっては初めて見る鳥のようでした。
白い模様がお洒落。
すぐ飛び去ったので、一枚しか撮れませんでした。
さてこの鳥は何だろう?

↓調べていったら
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1457.html

ジョウビタキ
紋付き袴でぴょこんとお辞儀
冬の風物詩
・・・
全長15cm。オスは頭が銀白色、顔は黒色、腹は赤茶色。メスは体が灰色味のある茶色。翼に白斑があります。
日本では冬鳥で、積雪のない地方で越冬し、平地から低山の農耕地、住宅地、公園、河原などに生息します。
・・・
翼にある白い斑点をキモノの紋に見たてて、モンツキドリという地方があり、ときどきぴょこんとおじぎをして尾をふるわせる、かわいい冬鳥です。
・・・

ジョウビタキでした。メスのようです。多摩川が近いですので、生息地はその辺かな。
リンク先には、ジョウビタキとスズメの民話も掲載されています、ご覧ください。{スズメとモンツキドリは姉妹だったそうで。・・・}

漢字表記はどんなかな、と引いてみました↓

じょう‐びたき【尉鶲】
スズメ目ツグミ科の鳥。小形で、スズメぐらい。冬、野原・田・畑などに多く、美しい。黒い翼に大きな白斑があるので俗にモンツキドリともいい、また、人を恐れないのでバカビタキなどと呼ぶ。紋鶲。馬鹿鳥。


〔鳥部10画/21画/8316・7330〕
〔音〕オウ〈ヲウ〉
〔訓〕ひたき
〔意味〕小鳥の名。ひたき。
広辞苑第六版より引用

初めて見る漢字でした。

桜桃

0226_14outou 2019.2.26
桜桃のつぼみが膨らんできましたね。

0301_21outou1 3.1
色づいてきましたよ。
0301_21outou2
つぼみの先端部がちょっと口を開き始めたか。
0301_21outou3
いい雰囲気です。開花したらまたご報告します。

河津桜

0226_13kawadu1 2019.2.26
河津桜は、花が咲いているうちに葉もどんどん増えていき、花の色に緑が濃く混じってきます。
0226_13kawadu2
ほらね。それがまた生き生きした感じで、気持ちよいのです。
躍動感がある、といったらいいのかなぁ。

スノーフレーク

0226_12snowflake 2019.2.26
つぼみが立っていました。
以前は、ご近所にもスノーフレークがあったのですが、今年はそれがなくなりまして、この近辺でのスノーフレークは我が家の株だけになったようです。
葉の姿で想像できますが、ヒガンバナ科です。
多分、今月中には咲くでしょう。白い素敵な花。

クサボケ

0226_9kusaboke1 2019.2.26
庭のクサボケ。オレンジっぽい花が咲く方。
0226_9kusaboke2
濃い赤の花の咲く方。
予感が漂いますね。

0301_5kusaboke1 3.1
もう開きそう。
0301_5kusaboke2
わぁわぁ。

0302_10kusaboke 3.2
開いた。楽しいな。

マメカミツレ

0226_8mamekamiture 2019.2.26
マメカミツレなんですが、この状態から先へなかなか進みません。
右下の方にもう一つつぼみも見えます。よく見るとまだ他にもあるのですが。
いつ咲くかな。

ホトトギス

0226_7hototogisu 2019.2.26
枯れたホトトギスを全部刈り取っておきました。
今は新芽の時期に入ってきました。やがてホトトギス畑になります。

ところで、刈り取って残った部分、長さ6cmくらいの茶色い「棒」なんですが、これがどうもツクシじゃないかと見間違う。うちの庭でツクシが出る場所といえばこの辺なんですよ。去年もそうだった。期待感で、枯れた茎を見間違えます。

2019年3月 7日 (木)

DRAGON AND ME

★NHK・Eテレ、朝の「えいごであそぼ」の歌の題名です。
ドラゴンと少女が大の仲良しで、色々なところへ一緒に行く。

日本や中国の龍と欧米のドラゴンはちょっと違うんですよねぇ。
「エルマーのぼうけん」とか「エルマーとりゅう」をご存知の方はわかります。あんなイメージ。

この歌の歌詞は下のサイトで読めます↓
https://pokoblog.com/dragonandme-eigodeasobo-201902/
えいごであそぼ2019年2月の歌は “DRAGON AND ME”|歌詞、和訳、解説!

この歌を聴いていて私の中に浮かんだのはPPMの「パフ」。アメリカでのリリースは1963年かな。でも、日本の私は高校に進んでから聞いたのだと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=gOpzBoyvo2w
「PPM パフ」が聞けます。

★で、このパフの歌、
パフはおとぎの国の海辺に住むドラゴンなのです。幼いジャッキー・ペーパーが遊びに来てくれて、一緒に旅をし、冒険する。「magic dragon」であり「mighty dragon」なのです。
ところが、ある夜を境に、ジャッキー・ペーパーが遊びに来てくれなくなった。
パフは力を失い、悲しみにくれ、緑の鱗は雨のように流れ落ち、勇気を失い、洞窟に引きこもってしまいました。

この歌を反戦歌だという人もいるらしいのですが、私は全然そうは感じなかった。
パフのエネルギーの源泉は、幼い少年の「想像力」だったのだと思います。おとぎ話の世界で自由に伸び伸びと遊ぶ豊かな想像力こそがパフの力の源だった。でも、少年はやがて大人の世界へと歩み入り、おとぎの国へは訪れなくなった。
少年の豊かな想像力を失って、パフは力を失い、洞窟に籠ってしまったのだと思うのです。

★幼い人もやがては大人の世界へと歩むのです。
「えいごであそぼ」の「DRAGON AND ME」でドラゴンと一緒に冒険する女の子。空を飛んだり、海の底へ潜ったり、月へ行ったり。自在に想像の世界を楽しむ二人。でも、やがていつかは、女の子は大人の世界へ歩み立っていく。

そのときこのドラゴンは力を失うのかな。
と、なんだか切ない気分も抱えながら、この歌を「今」聞いています。

★大人へ
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-4043.html
2009年4月15日 (水) だけど僕は男の子だ

 だけど僕は男の子だ
 孤独という名の
 友だちを道づれに
 明日は大人に変わる
 さよならとひそやかに
 子供の世界を去ろう
(北原早苗「出発」から )

北原早苗の「少年」も絶唱でしたね。
思春期の少年の心の揺らぎがみごとに歌われていた。
私だって、昔々は、思春期の少年だったので、胸に響きましたっけね。
今はもう、孤独を道づれに、この世を去るのもそう遠くはない、という年齢になってしまったけど。それはそれで、また、楽しみなことです。

ブルーベリー

0226_0301blueberry 2019.2.26&3.1
上が2.26撮影、下が3日後の3.1撮影。
ほとんど同じなのですけれど、それでも下の方がわずかに開花に近づいているようです。
月水と泳ぐ日は写真は撮らないし、結構このところ雨が降ってるし。
間隔を置きながら楽しみに見ています。もうすぐですね。

チューリップ

0226_6tulip 2019.2.26
いっぱいになってきました。

あまりにも普通に馴染んでいる花なので、ちょっと調べてみました。
ユリ目 Liliales > ユリ科 Liliaceae > チューリップ属 Tulipa
ユリ科ということも失念していました。

http://www.hana300.com/tulip0.html

 Tulipa(チューリッパ)は、ペルシャの古語の「tulipan(頭巾)」が語源といわれている。花が頭巾にやや似ている。
 ・・・
 (ターバン → ペルシャ語で「tulipan」)

辞書もついでに

tulip
►n 〔植〕 チューリップ.
[C16 tulipa<L<Turk=TURBAN;開いた花の姿より]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

「ターバン」が語源だったとは。調べてみるものですね。

フキノトウ

0226_5hukinotou1 2019.2.26
立ち上がってきました。
0226_5hukinotou2
私はあまり野草を食べる趣味がない。
フキノトウも、きちんと調理しないと有毒だったりしますから、お気を付けください。
有毒ということは、生理活性があるということですから、使い方によっては薬になることもある。
毒と薬は表裏一体なのです。{生理活性のない物質は「毒にも薬にもならない」のです。}

ヒキガエル

0226_3hikigaeru1 2019.2.26
人をあまり警戒していない。なぜだ?
この間は遠くからカメラを向けただけで潜って姿を隠したのに。
0226_3hikigaeru2
ジョークを思いつきました。
沈思黙考

水面下にんで物いにふけり、クワッとも鳴かず、ってえています。

ちん‐し【沈思】
おもいにしずむこと。深く考えこむこと。
広辞苑第六版より引用

ユリオプスデージーにて

0226_1euryops1 2019.2.26
ゆっくり開いていきます。

この花のそばに既に終わった花が2つあるのですが、終わり方もゆっくりです。
その一つに

0226_2usumonmidorikasumikame
なんと、ウスモンミドリカスミカメの幼虫がいました。
こんなところにキク科の花があることがどうしてわかったんだ?
いや、違うか。まだ花が咲いていた時に、飛行できる成虫がこのそばに産卵したのですね。
卵から孵ったら、ここで成長しなさい、とお母さんが産んだんだな。大きくなれるといいね。

小皿

0224_2kozara1 2019.2.24

こんな小皿を頂戴しました。
パンダの小皿ですね。パンダの顔は分かりますが、体の様子、わかります?

醤油を注ぐと
0224_2kozara2
こうなるんですね。
存在しない輪郭が見えたりして、パンダの姿がちゃんと見えたと思います。
楽しいものを頂いた。

クロッカス

0223_6croccus1 2019.2.23
私の感性というか主義というか主張というか。
花を愛でるならしぼむまで。
「生きる」ということは、生まれ、育ち、成熟し、衰え、死ぬ、ということです。
その一部分だけをワイワイ騒ぐのは、相手に対して失礼だよな、と。生きることのすべてのステージを愛でてあげたい。萎れた花もまた美しいのです。
0223_6croccus2
命はつながっていくものです。
0223_11croccus
カエデの木の下。色が褪せてきました。ここではまだ他につぼみが出てこない。
多分出てくると思いますが。

2019年3月 6日 (水)

はやぶさ2 がリュウグウに着地した時の動画

はやぶさ2 がリュウグウに着地した時の動画が、昨日公開されましたね。
私はNHKの夜7時のニュースで見ました。
見逃した方や、繰り返し見たい方のために、この記事を提供します。

★JAXAで検索。
http://www.jaxa.jp/

★「ファン!ファン!JAXA!」へ
http://fanfun.jaxa.jp/


http://fanfun.jaxa.jp/topics/detail/14160.html
「はやぶさ2」が着地に挑戦!! 【その4】~「はやぶさ2」搭載小型モニタカメラ撮影映像を公開~
2019年3月5日(火)

ここから着地の初公開映像をご覧下さい!(SNS等で共有いただいて構いません)
・国民の皆様からのご寄付を使わせていただき、小惑星探査機「はやぶさ2」に追加でカメラを搭載しています。
・2月22日7:29に「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」に着地し、サンプルを採取した、「人類の手が新たな星に届いた」瞬間の連続画像が見られます。
https://youtu.be/-3hO58HFa1M

野球場に行くだけのつもりが、ストライクまで!
・3億km以上遠方の「リュウグウ」の着地予定地の半径はたった3m程しかありませんでした。
・様々な工夫を尽くして挑戦した結果、実際には、中心点から誤差約1mで着地できました。
・当初の設計は、半径50m以内の着地でしたので、野球場に行くだけのつもりが、ピッチャーマウンドに降りろと言われ、最後はストライクまで決めてしまった、という感じでしょうか。

NHKのニュースでは高井アナウンサーが記者会見で質問をしていました。
「野球場に行くつもりがピッチャーマウンドに降りた」というたとえをしていたが、この着地成功についてたとえるとどうなりますか?というような質問だったと思います。
担当者は、ちょっと詰まりまして、考えておりませんでした、とゴメンナサイ。会場に笑いが起こったのですが。
上の引用部の「最後はストライクまで決めてしまった、という感じ」とありますね。これが、高井さんへの答えなのかな。よくわかりません。とにかくすごいですね。サンプラーの接地点は半径20cmだそうです。

2019年2月22日09時45分 のニュースでは

 「ついにここまできた。今度こそ計画通りに動いて」――。宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所(相模原市)にある探査機「はやぶさ2」の管制室では22日、小惑星「リュウグウ」への着陸を示すデータを受信すると、スタッフからは拍手が湧き、抱き合う姿が見られた。
 リュウグウへの最終降下判断をしたのは午前6時14分。その後は地球との通信が難しくなるため、はやぶさ2は自律制御で着陸する。20キロ上空から甲子園球場のマウンドに降りるほどの精度が必要で、管制室にいる50人のほとんどが立ち上がり、画面を食い入るように見つめた。午前7時48分、着陸と弾丸発射を示すデータがはやぶさ2から得られたのがわかると、管制室は笑顔に包まれた。

この時には「ストライク」という言葉はなかった、と記憶します。

も、ひとつ。

「たまてばこ」からお宝をゲット?!
・はやぶさ2が着地した地点に「たまてばこ」という愛称を付けました。
・はやぶさ2の下面にあるサンプラホーンという1m程の筒の先端が着地する際に、金属製の弾丸を地面に撃ち、表面から出た物質を採取する仕組みになっています。
・前述のとおり、表面から多数の破片・粒子が飛散していることから、試料(お宝)を採取できていることが期待されます。

「たまてばこ」という命名には笑ってしまった。何が出てくるやら、煙が出るのかな?きっとリュウグウの土煙が詰まっているのでしょう。

追記:トピックスを是非お読みください。「その3」では、立体視画像がありますよ。

ウスモンミドリカスミカメ

0223_7usumonmidorikasumikame 2019.2.23
まだいますねぇ。成虫で越冬するのが普通なのだろうか。
秋に、コギクが咲くと見かけるようになる、という感覚はありますが、越冬についてはよくわかりません。
「今回の冬シーズンには成虫のままで越冬する個体を見た」としか言えないかな。

キチョウ

0222_18kityou1 2019.2.22
初見です。
門から玄関へ戻ろうとしたら、目の前をひらひらと舞う。
あわててレンズを向けて当てずっぽうでシャッターを切って得た画像。
0222_18kityou2
その後、止まってくれまして、ズームアップして撮影。
そろりそろりと、蝶を刺激しないように体の位置を変えていって
0222_18kityou3
真上、というアングルを得ました。
蝶もまだあまり運動性が高くはなかったのだと思います。おかげで、こんな写真。
完全に真横から日光を受けていることがわかります。
なんか、ちょっと、不思議な姿を見ました。
で、この後、またそろりそろりと離れて家に入ったのでした。

ノゲシ

0222_17nogesi 2019.2.22
冬中を咲き通してきました。弱ったなぁ。
ここだけではなく、線路沿いを踏切の方へ行くと、複数のこの花の株が生えています。
アイノゲシ、というのもありなのかな。
戸惑ったまま、ハルノノゲシの季節になりそうです。

ヒメリュウキンカ

0222_15himeryuukinka1 2019.2.22
梅のちょっと先。足元にヒメリュウキンカの輝く黄色が増えていました。
明るいですよ。
0222_15himeryuukinka2
花びらに穴があります。咲いてから丸くかじったというより、つぼみの段階で外からかじり取られた、ということのような気がしますが。誰だろう?昆虫かなぁ、鳥かなぁ。わからないのでした。

紅梅

0222_14ume 2019.2.22
前の記事の冒頭の写真で、ジンチョウゲの向こうに写っていた梅です。
見事なものです。ボリューム感を出そうと頑張りましたが、いかがでしょうか。
今はわずかにこの梅の香りが漂っていまして、ここへジンチョウゲの香りが重なったら、うっとり、ですね。

ジンチョウゲ

0222_12jintyougeume 2019.2.22
前の記事の高いところの白梅から、もうちょい進むとこのお家。
写真画面の下部は手前のジンチョウゲ、上はジンチョウゲの向こう側の紅梅です。
写真では遠近感が消えてしまったので、言葉で説明しておきます。
0222_13jintyouge1
開花が始まっていました。
0222_13jintyouge2
2,3カ所でポツンポツンと。
こういうのを、どう表現したらいいのでしょう。
ジンチョウゲの花は小さな花が集合していますので、「一輪」という言葉が何を指すのか、戸惑いを覚えます。
小さな花の集合体を「一輪」というのなら、上の写真の状態は「一輪開花」とは言えないし。
小さな花の一つ一つを「一輪」と呼ぶのも、なんとなく似合わないのかなぁ、とも感じるし。
妻に報せる時は「ジンチョウゲが『二、三粒』咲いてたよ」といったら通じましたが。

0223_2jintyouge1 2.23
翌日、本屋散歩の帰りにまた寄ったら。
開花した粒が増えていました。
0223_2jintyouge2
つぼみは赤紫なのですが、開くと白く見えますので、遠くからでも「白さ」の具合で開花状態がわかります。
写真を撮っている私の後ろを人が通るのですが、あまりジンチョウゲに気づいていないみたいですね。
おや、もう咲き始めたんですね、くらい、声を掛け合ってもいいんじゃないかとも思いますが。都会ではそういう他人とのコミュニケーションがなくなってしまいました。

白梅

0222_9ume 2019.2.22
写真下に水車が写っています。本当は足踏みの水車なのですが、再現したものはモーターで回っています。
この水車の真上にある白梅。以前はもっと花の数が多かったような気がしますが、ここ何年か、勢いが落ちている感じ。
この少し向こうにハナモモがあったり、更に先にハナミズキがあったり。気持ちの良い場所です。

0222_10mube
これは水車のところから自宅へ向かってちょっと歩いたところ。大田区が植えたムベ(郁子)。
新しい葉の準備中でした。
更に進むと
0222_11ume
梅のあるお家。高いところなので、こういうアングルが狙えます。しかも、上に電線などないので、ご覧のように混じりっ気のない青空を背景にできます。やっぱりこういう空がいいですね。

2019年3月 5日 (火)

ツバキ

0222_8tubaki1 2019.2.22
土曜日の本屋散歩に出るチャンスが少なかったので、東光院の紅白のツバキはどうなっただろう、と金曜日でしたが散歩の足を伸ばしてみました。
いくつか咲いていました。この花は開いてからかなり時間が経過しているのではないか。
0222_8tubaki2
こちらは、まだ傷みはほとんどない。
数は少ないけれど、少し前から咲き始めていたということでしょうね。
わっと、盛大に咲くと見応えがあるのですが。
またチャンスがあったら見に行きます。

ヒキガエル

0222_1hikigaeru1 2019.2.22
ヒキガエルが2,3匹出てきました。
0222_1hikigaeru2
くっくっくっと一晩中鳴いていました。
気づいてしまうと耳につくかな、という声。

0223_4hikigaeru1 2.23
こういう態勢を「抱接」といいます。オスがメスを抱きかかえて産卵を促し、メスが産卵するとオスは精子を放出して、水中で受精となります。
0223_4hikigaeru2

あぶれた一匹。

ところが、抱接姿勢を見た後も、池に卵が見えないんですよ。ひょっとして今回庭に来たのはオスばかりだったのではないか、とも思います。
カエルのオスの抱接行動はかなり見境がない。他種のカエルを抱きかかえたり、魚を抱きかかえたり、とか聞いたことがあります。
もし、オスしか来なかった、メスがいない、となると我が家周辺のヒキガエル環境が終わるのかもしれませんね。
どうなるのか、当面、見ています。

amplexus
►n 〔動〕 抱接《カエルなどのように,体外受精でも雌雄両個体が体を密着させ,生んだ卵に直ちに精子をかける行為》.
リーダーズ英和辞典第3版より引用

ラテン語・英語辞典を見たら

amplexus : circuit; embrace, caress

こうなっていました。

ミミズク

ちょっとの間、ミミズク騒動がありました。
★発見

 都心の住宅街にミミズク「カーテンを開けたら止まっていた」(NHK 2019年2月20日 16時58分)
 都内の住宅街にミミズクが現れました。住宅の屋根などに止まるミミズクの目撃情報が数多く寄せられ、警視庁は行方を探し保護することにしています。
 警視庁によりますと、今月10日以降、東京・杉並区の阿佐谷南や和田の住宅街で「フクロウが屋根に止まっている」という通報が合わせて8件寄せられています。
 警視庁が映像などで確認したところ、屋根の上に止まっていたのはミミズクだということで、19日の昼前にも和田にあるアパートの2階のベランダに止まっているのが目撃されたということです。
 さらに20日も夕方4時ごろ、北西に500メートルほど離れた別のアパートの4階のベランダに、ミミズクが羽を休めるように止まっているのが目撃され、NHKのカメラでも撮影されました。
 ・・・

★誤報
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5c6e7606e4b0e2f4d8a2fe0b
ハフィントンポスト(2019年02月21日 19時19分 JST)

TBS「Nスタ」が生中継で現場レポしたミミズク→実は置物だった
 TBSの報道番組「Nスタ」の「放送事故」が話題を呼んでいる。
 置物の木彫りミミズクを本物と勘違いし、「動きません」と現場から生中継。番組の最後に、「確認したところ、これは置き物であったことがわかりました。訂正してお詫びいたします。大変失礼しました」と謝罪した。
 東京都杉並区の住宅街で目撃情報が相次ぐミミズクを探していたレポーターが、「あまり大きい声でお伝えできないのですが」と声を潜め、「我々これを見つけるのにどれほど苦労したか」と伝えていた。
    「まだ我々も今ちょうどカメラクルーと歩いていて見つけたところで、
    わ、とりあえずあそこにいたぞ!っていうところなんで
    ・・・

↓この時のTBSのTV画像がこれ
0221_20mimiduku1740 2019.2.21
撮影時刻は17時40分頃かな。
この後、私は風呂に入ったのですが、風呂から出てきたら、妻が笑って言う「あれ、誤報だったのよ」と。
テレビ画面を見ながら、なんだか妙に目が白く光っているなぁ、などと話していたのですが、置物だったとはね。
残念でした。

★ミミズク死ぬ

東京の住宅街で目撃 ミミズク死ぬ 車と接触か(NHK 2019年2月25日 17時33分)
 今月、東京 杉並区の住宅街で目撃されていたミミズク。「かわいい」と話題になっていましたが、25日に死んでいるのが見つかりました。車と接触したとみられています。
 ・・・
 警視庁などはトラブルになる前にミミズクを保護しようと、連日、行方を探していましたが、25日午前10時ごろ、杉並区梅里の公園近くの歩道で死んでいるのが見つかったということです。
 警視庁によりますと、現場の状況から車に接触したとみられています。

また、新宿区に住む夫婦から「ペットとして飼っていたミミズクのミミちゃんが逃げていなくなった」という届け出があったということで、警視庁は死んだミミズクを引き渡しました。
 ・・・

残念な終わり方になりました。
都会は鳥にとって厳しい環境です。カラスやハト、スズメなどは、それぞれに都会生活への対処法を身につけているのでしょうが、ミミズクにはそれがなかったのかな。冥福を祈ります。

★思い出したのですが
↓大分前の記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-ae45.html
2014年4月17日 (木) シーサー&フクロウ

フクロウさん。
このフクロウさんの向かいのお家に以前、藤があって、撮影に来たことがあります。

↓この時この記事に掲載した写真はこれ
0331_19hukurou 2014.3.31
私は間違っていましたね。これ、フクロウじゃないです。
羽角がありますから、これ、ミミズクの置物ですね。
5年近くも経ってのミス発見で、お恥ずかしい。TBSさんは偉いよなぁ、すぐミスに気づいたんだから。

クロッカス

0221_15croccus 2019.2.21
カエデの下。クロッカスは開花後に色が薄くなることが多いのですが、この花は、結構、色濃いままでいます。
日陰なので、進行が遅いのかもしれません。
0221_16croccus
線路柵下。10輪になりました。

0222_7croccus 2.22
画面で一番上の花は色が褪せて終わりかかっています。
入れ替わりながらまだ咲き続けるでしょう。

ササグモ

0221_14sasagumo 2019.2.21
また向きを変えました。

0226_11sasagumo 2.26
戻りました。この場所から出ていく気はないけれど、時々移動する。寝返りみたいなものかな。
もう少し我慢していれば小昆虫が活動を始めるでしょう。
この冬、ずっと見続けてきて、愛着があります。

コダカラソウ

0221_12kodakarasou 2019.2.21
進行がゆっくりで。大丈夫かな、開花に至れるかな、と不安を感じるくらい。

でも、ベンケイソウの仲間はみんなそうなのかな、とも思っています。
ゆっくり、ゆっくり、どうぞ。

フェアリーアイ

0221_11fairyeye 2019.2.21
スミダノハナビよりも、このフェアリーアイの方が展開が速い。
緑がぐんぐん増えます

0226_10fairyeye 2.26
頂いたものですが、我が家の環境が気に入ってくれたようで、うれしい。

ところで、東急多摩川線の多摩川駅のすぐ近くに、多摩川台公園という古墳などのある公園があるのですが、ここが意外と知られざるアジサイの名所。季節になって、思い出されましたら足をお運びください。

2019年3月 4日 (月)

2月の東京の気温など

201902kion 気温
最高気温の上下動が激しいですね。
20℃近かったり、5℃を切ってしまったり。
8日の最低気温が3.3℃で、9日の最高気温が3.5℃というのは、きついよなぁ。
下旬になって平年を上回りましたが、28日は寒かった。(下の方にグラフ)。
今日、3月4日も、朝から雨で寒い日です。(後でグラフ作りましょ)。
201902heinensa 平年差
振れ幅の大きさが読み取れます。
201902situdo 湿度
1月の終わりに湿度が低くなりましたが、2月は比較的高めです。
でも、細かい変動が多いですね。
20190228kionsitudo 2.28の気温と湿度
青の線が気温で左目盛り。上の線は湿度で右目盛りです。
2.28の平年の最低気温は2.5℃、最高気温は11.3℃です。
ですから、朝としてはそんなに寒い朝ではなかった。ところが日中全然気温が上がらない。一日中8℃以下で平らな気温でした。これは寒かった。
湿度がね、また。昼以降、ほとんど100%べったり。いやあ、ため息つくと霧が出る、涙は乾かない、というやつです。
2月の雨量は計42.0mmだったのですが、28日の雨量が22.5mm。
ひと月の雨量の54%くらいが一日で降りまして、気分の盛り上がらない日でした。

3月はどうなりますことか。もともと春は変化の激しい季節なのですが・・・。

カラクサナズナ

↓この記事に、kankikoh さんからコメントを頂きました。「カラクサナズナというのが当てはまりそうです」と。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-fc75.html
2019年3月 1日 (金) 不明なんですが、動きがちらっと

翌日、さっそく再度撮影。
0302_23karakusanazuna1 2019.3.2
下のリンクの①は kankikoh さんのコメントにあったロゼット図鑑です。
ここにあるロゼットの姿、葉の形は、まさしく私が庭の鉢で見ている「不明」とおなじもの。
ということで、今回の記事は「カラクサナズナ」という題名になりました。
②や③のリンクも参考になります。②には花の写真があります。
そして、今回撮り直したら、中心部が
0302_23karakusanazuna2
こうなっていました。花ですね。本来の花期はもう少し春が進んでからのようで、その頃の花はもっと「立つ」ようです。
私の写真では「動きがあった」という状態のままに低い位置で咲いたものらしい。
アブラナ科らしい花ではあります。
そして、画面右と、下には「実」ができつつあるようです。なんだかやたらと速いですね。マイッタ。
③によりますと、この草「全体に独特の臭みがあり、牛が食べると、牛乳に異臭がついてしまうため、強害雑草とされている。」のだそうです。恐る恐る葉の先端部を強くつまんでみたのですが、まだ臭くはなかったな。単に私の嗅覚が鈍感なだけかもしれません。(ヘクソカズラでもあまり臭いと思ったことのない人だから)。

とにかくまぁ、不明状態が解消しましたので、ご報告します。
これからも観察を続けて、経過をご報告したいと思います。
kankikoh さんコメントありがとうございました。これからも厳しくご指導くださいますよう。


http://midori.eco.coocan.jp/kimama/rozetto/karakusanazuna.html#140317


https://matsue-hana.com/hana/karakusanazuna.html


http://mikawanoyasou.org/data/karakusanazuna.htm

ナツミカン

0221_19natumikan 2019.2.21
画面の上のような貼り紙がありまして、お持ちくださいとのこと。
で、妻はお賽銭をあげて、いくつかいただいてきました。

私のナツミカンの剥き方は、というと。

ミカンの赤道沿いにナイフで深さ2~3mmの切り込みをぐるっと一周いれまして。
その切れ込みに、親指を入れて中の袋をつぶさないように一周して皮を剥く。
そうすると、皮のおわんが2つと、中身になります。
でまあ、後は適当に袋を分けて食べます。

今回の密蔵院さんのナツミカンは「昔風」の味。スーパーに並ぶ「今の味」ではありませんでした。

酸っぱい。このミカンを頂いて、家で剥いた方で、若い方はちょっと食べられなかったんじゃないか。
私共のような団塊世代の子ども時代のナツミカンは、酸っぱかった、身震いするほどでした。
今回のはそこまで酸っぱくはないし、味はいいので、私共夫婦は平気で食しました。
あまりにも酸っぱいミカンを食べるとき、酸っぱいから砂糖をつけるという方もいる。
私が子供のころは、塩をちょっぴりつけて食べると酸っぱさが緩和されましたっけね。

ミカンの黄色い皮、袋の白い筋、中の種子は大事にどうぞ。
ママレードが作れます。白い筋も煮るとペクチンが出るし、種子も水につけておくとかなりの量のペクチンが出るんですよ。
ママレードにしないで、白い筋を煮て、種子から出るペクチンとあわせて布で漉すと、化粧水になります。ヘチマ水と同じようにちょっとグリセリンを加えるとしっとり感が増します。
受験に関係ない化学の選択授業で、オレンジ化粧水として作ったものです。生徒が持ち帰ったご家庭から好評でした。

白梅

0221_9hakubai 2019.2.21
密蔵院境内の白梅です。ここで白梅を意識したことはあまりなかったな。
梅に関しては、この周辺、ほとんどが満開近いですね。
梅林じゃないから、芳香に包まれるという感じはないけど。気持ちのよい花です。

ツバキ

0221_6tubaki 2019.2.21
妻の撮影。密蔵院は境内の施設をかなり大幅に変えましたので、ツバキの木が減りました。
紅白のツバキは東光院にもありますが、密蔵院の方が早かったらしい。時の経過を感じさせる花になっています。
0221_7otometubaki1
オトメツバキ。八重ですけど、千重咲きという言い方もあるらしいですね。
0221_7otometubaki2
この花、好きだなぁ。少し早目に咲いたようです。よく枝垂桜と花の季節がダブったりするんですけど。

0221_18tubaki
これ、ツバキなのか、サザンカなのか。我が家のサザンカはもう終わっているのですけど。
高いところで色鮮やかに咲いていました。蕊がどうなっているか見えないしなぁ。
葉にギザギザがあるからサザンカですかね。

アブ

0221_5abu 2019.2.21
妻が密蔵院に伺った時。目の前でホバリングする昆虫がいたそうで、多分アブよね、と言ってましたが。ずっと目の前でホバリングし続けるので、レンズを向けてシャッターを切ってみたのだそうです。
案の定、ピントはアブを通り越して背景の砂利面の方に行ってしまいましたが、ぼんやり、アブが確認できます。
この感じは、確定はできませんがホソヒラタアブではないかと思います。
でも、やっぱり、シャッターを切ってみるものですね。何かが写るかも。

枝垂桜

0221_8sidarezakura 2019.2.21
密蔵院境内の枝垂桜です。つぼみはありますが、まだ硬くて目立ちません。
今はまだ木の姿を楽しんでいます。やがてピンクの天蓋になっていきますよ。
もう3月ですものね。

桜のつぼみ

0221_4sakura 2019.2.21
早いところではこんな風につぼみが膨らんできています。
桜坂の桜がこんな風になると、花は咲いていなくても、視界がピンクがかってきます。
もし、ソメイヨシノの花見ができる場所が近くにありましたら、開花前から足を運んで、「眺めの変化」を楽しんでください。気持ちよいものですよ。
花 来りて 花 去る。そのすべてが 花 でしょう。

ボケ

0221_3boke1 2019.2.21
六郷用水の遊歩道です。早いですね。
0221_3boke2
日当たりがよさそう。
まだ咲き始めですが、もうちょっとしたら見事な彩りになるはず。
ボケは毎年楽しませてもらっていますが、去年、5月に卯の花をこの近くで見ましたっけ。
あれも素敵だったな。その時期にはまた探します。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-bc2e.html
2018年5月16日 (水) ウツギ(卯の花)
(写真は5.8のもの)

2019年3月 1日 (金)

ジャノメエリカ

0221_2janomeerika1 2019.2.21
妻の散歩。「もの すごい」でしょ。
これ全部、花。
0221_2janomeerika2
びっしり。
うわぁ、としか言いようがない。

近くのマンションの植え込みにもジャノメエリカはあるのですが、そこは、ものすごい寒風の通り道で、日当たりもあまりよくないので、わずかしか咲くことができないようです。
条件が整うと、こんな風になるんですね。

すごいなぁ。

ベニバナトキワマンサク

0220_5benibanatokiwamansaku 2019.2.20
マンションの植え込みのベニバナトキワマンサクがありまして、その剪定などしていると、1,2本頂いてきて挿し木を試みるのですが、なかなか定着してくれません。
これは葉芽ですが、たくさんできています。
やっと定着してくれるかな。そうなればまた、その先に花への期待も出てきます。
ゆっくりゆっくり。

河津桜

0220_1kawadu 2019.2.20
八分咲きくらいかな。空に電線がないといいのですけど。どうしても入ります。

0222_16kawadu 2.22
ニャンニャンニャン。
満開間近。
早咲き桜を楽しむことができて、感謝します。

クロッカス

0219_4croccus1 2019.2.19
柵の下のクロッカス。7つありますか。
0220_2croccus2 2.20
翌日。Seven daffodils ならぬ Seven crocuses です。

0219_6croccus 2.19
カエデ下のつぼみ。
0220_2croccus1 2.20
翌日。

花の少ないこの時期に先駆けるこの花。存在感が強いですね。嬉しいな。

★Seven daffodils をご存じない方のために↓1960年代の歌です。
https://www.youtube.com/watch?v=1i5a2kRqRhY
七つの水仙 Seven Daffodils Brothers Four - YouTube

ハト

0219_2hato 2019.2.19
庭にハトが入ってきました。
家の裏にはいつもいて、積み重なった枯葉をひっくり返しながら歩き回ります。初めて気づいたときは、不審者でも侵入してきたのかと、ちょっとドキッとしましたが。今はもう慣れています。
でも庭へ入ってくるのは珍しい。しかもかなり図々しい態度。
スズメは庭にいるのも普通ですけど、人に「見られる」と、わぁ~っと飛び去ります。
このハトは、私に気づかれていることを十分に意識しているはずですが逃げません。
写真を撮っても平気。少しずつ間を詰めても逃げない。
ダメでしょ、と一気に近づいていったらさすがに歩いて去っていきました。
人ずれしてますね、都会のハトは。

不明なんですが、動きがちらっと

0217_8humei1 2019.2.17
不明です、と以前に掲載しましたが。真ん中を見てください。
0217_8humei2
つぼみじゃないかな。チラッと動きが出てきたので、注目です。
これは何だろうなぁ。

シャコバサボテン

0217_7shakoba1 2019.2.17
シャコバサボテンに動きが出ました。
0217_7shakoba2
葉芽ですけど。なんだか妙にかわいい。
スローペースで活動を続けています。

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