火星の風の音が聞けます
昨日の記事に火星探査機インサイトが捉えた風の音の話がありました。
記事中に、NASAのサイトへのリンクがありましたので、この記事の下の方からリンクを貼ります。
火星の「風の音」って? NASAが初検知「不気味だ」(朝日新聞デジタル 2019年2月27日11時16分)
火星の「風の音」が、昨年11月に着陸した米航空宇宙局(NASA)の探査機「インサイト」によって初めて捉えられた。NASAが「不気味なガラガラとした低音」と表現したその音とは?
音を検知したのは、インサイトの機体上部に格納されていた地震計。機体に取り付けられた太陽光パネル(直径2・2メートル)に風が吹き付けた際に生じるわずかな振動を捉えた。
太陽光パネルは風の圧力変化に反応する。「まるで探査機が耳(地震計)に手(太陽光パネル)を当てて風を聞いているようなもの」と研究者。さらに、探査機の気圧計が検知した空気の振動からも風の音を再現できたという。
風は北西の方向から秒速5~7メートルで吹いていたと推定される。地球で言えば、砂ぼこりが舞い上がり、小枝が動く程度だ。
NASAが公表している風の音は、地震計がとらえた生の音、その音を2オクターブ上げて聞きやすくした音、気圧計が捉えた振動を100倍速にした音の3種類。NASAのサイトで音を聞くと、「ゴゴゴゴ……」と繰り返すこもった重低音が響く。
・・・
いつか火星に降り立った人類が聞く火星の風の音は、地球で聞くような気持ちのいいものではないのかもしれない。
①地震計がとらえた生の音
②その音を2オクターブ上げて聞きやすくした音
③気圧計が捉えた振動を100倍速にした音
これらのうち、私のPCだけでは①と②はほとんど聞こえませんでした。かつて突発性の難聴をやって以来、音楽からは全く離れてしまったので、ヘッドフォン、イヤフォンも手元にないんです。オーディオ装置もないし。
③は聞き取りやすいです。リンクしたページの一番下の方です。探してお聞きください。
« 言葉の違和感 | トップページ | シャコバサボテン »
「自然」カテゴリの記事
- フェーン現象(2022.09.20)
- 台風など(2022.09.20)
- 今年も後半戦に入りました(2022.07.04)
- 折れた飛行機雲・夕焼け(2022.05.17)
- 上弦の月(2022.05.16)
「理科おじさん」カテゴリの記事
- 化学の日(2022.10.26)
- 秒速→時速(2022.09.01)
- 風速75メートル(2022.08.31)
- 「ウクライナで生まれた科学者たち」(2022.05.31)
- 反射光(2022.05.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント