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2019年2月19日 (火)

狛犬ポジション

↓ちょっと前の記事で、下のように「狛犬ポジション」についてチラッと書きました。
放置してあったので、ここで蒸し返しておきます。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/post-048f.html
2019年1月31日 (木) 浅間神社

★「狛犬ポジション」ってご存知ですか?
稿を改めて書きたいと思っています。いろいろな思いが頭の中で交錯していて、いつ書けるかわからないんですけどね。
ペンディングにしておいてください。

★「狛犬ポジション」という言葉はNHKで知りましたが、その内容的なことは実は50年以上も前に知っていました。そのあたりをちょっと書きます。

↓NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181108/k10011703811000.html

NHK News Up
みんな大好き 狛犬ポジション(2018年11月8日 20時39分)
 「狛犬ポジション」を知っていますか? 電車の出入り口の両脇にある、人ひとりが立てるくらいのスペースで、満員電車でも比較的ゆったり立っていられる場所です。朝夕の通勤時間帯には熾烈な競争も繰り広げられるほど人気でネット上ではユニークな利用方法が提案されている一方、最近ではその存在が脅かされているケースもあるようです。

↓その他にもいろいろ話題はあるようでした。
http://blog.livedoor.jp/shine4step/archives/1062932729.html

満員電車の車内は6つのゾーンに分かれている!これ分かってない人多そうだから解説するよ!
①狛犬ポジション
②ガーディアンポジション
③吊り革エリア
④流動ゾーン(濁流ゾーン)
⑤離れ小島
⑥安全地帯

★「物理の散歩道」ロゲルギスト著 昭和38年7月5日 第刷発行、岩波書店という本から引用。

第一部
 つめこむ
 満員電車の話からはじめよう。「人間をパックするなどとは失礼な……」といわれそうだが、ちゃんと "the car was packed with passengers" という用例がある。
 混雑どきに限って考えれば、東京の電車は、できるだけ人をつめこんで走るための道具だ。
 ・・・
 流れの傍観者として狡猾な優越感を味わうことができるのは、戸口の内側の両方の隅に立つ、図1-2のX氏だ。ここには流れの圧力はかからない。流れのなかからこの特等席に割りこもうとする不心得者があると、X氏は彼をちょっと流れの方に押しもどしてやる。彼は口をひんまげて憎々しげにこちらを振りかえりながら奥に押されて行ってしまうこと必定である。
 ・・・
 もっとも、一様充填は粉体や粒体をあつかう技術者がいつも頭をなやます問題の一つで、そう手軽には解決できない。
・・・

ここに「戸口の内側の両方の隅」という狛犬ゾーンのことが書かれていますね。
この部分には圧力がかからないのです。医薬品の粉末を型に入れて打錠機で押し固めて錠剤を作るときに、この圧力のかからない部分が「縁欠け」という現象を起こしてしまいます。

さて、錠剤ではなくて、フェライトを押し固める技術者の話が朝日新聞の「凄腕つとめにん」という記事に載ったのです。2011年6月でした。
その記事を受けて、私はブログ記事を書きました。
今回描きたかったことのすべてがもう書いてありますので、この先は、ブログの過去記事をお読みください。

↓これです。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-4295.html
2011年6月29日 (水) 粉の気持ち

終わりの方にこんなことが書いてありますね。

 で、当時刊行されていた三省堂の「高校生新聞」に一文を投稿したのです。
「ユートピア」とかいう題だったと思います。
 満員電車に詰め込まれて粉体力学にしたがって行動して文句ひとつもない私たちは「己の分を知り、足るを知る」安分知足・礼をわきまえた人間なのだ。そんな理想的な人間が集い暮らすこの日本こそユートピアなのではないか。
 という皮肉を込めたつもりの文章でしたね。これが採用されて、天狗になりました。いや青かったなぁ。{今は何色だ?}
とんでもなく懐かしくなってしまいました。

三省堂に、都内の高校の生徒10くらいかな、食事をしながらの座談会に招待されて、なんだか喋ったけど、なにを喋ったかは全く記憶がありません。ひょっとして、高校生新聞に載ったのかな。
半世紀以上昔の皮肉屋高校生が、今、「廃棄物」化しつつある団塊世代の爺さんになりました。

★作家の三田誠広さん(私と同じ1948年生まれ)が堺屋太一さんの追悼文でこんなことを書いておられます。
朝日新聞デジタル 2019年2月13日05時00分

海底資源の「マンガン団塊」などという言葉と親しんでおられた。人間のカタマリも同じように表現されたと伺って、確かに団塊の世代が働き盛りだったころには巨大な労働資源であり、リタイアすると巨大な廃棄物になってしまうのだと、妙に納得した覚えがある。

定年退職した夫を表現する「濡れ落ち葉」という言葉が 1989年の流行語大賞を受けましたね。
粗大ごみ⇒濡れ落ち葉⇒廃棄物
あ~ぁ、男はつらいよ、言い当てられてるだけに身に染みる。
{ダメ押し追加。私「寅さん」一作も見てません。偏屈なんです。}

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