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2019年2月 8日 (金)

安倍川の瀬切れ

0121_4abekawa1 2019.1.21
1月21日のTBSの夕方のニュースで見ました。
静岡市の安倍川が干上がってしまった。
0121_4abekawa2
少雨で川の水が切れたんですね。
「瀬切れ」という言葉があるらしいので、稀には起こってきた出来事ではあるらしい。
でも、私としては、こんな大規模での出来事は初めて見た気がします。
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石がごろごろで、多少水たまりがあっても、もう流れはない。
アユの遡上もできなくなるかも。これは大変です。
画面右上に「そば店悲鳴」と書いてありますが、これは手打ちそばのお店で、普通の水の分量でこねると、こねているうちに水が蒸発して、ぽくぽくと腰がなくなってしまうらしい。かといって水を増やし過ぎれば妙なそばになるし。大変らしいですよ。

★2月に入っても状況に大きな変化がないらしいですよ。長く続いているようです。
https://www.asahi.com/articles/ASM105K78M10UTPB018.html

安倍川、広範囲で「瀬切れ」 アユ漁業への影響に懸念(朝日新聞デジタル 2019年2月4日08時43分)

 静岡県内で降水不足が続いている。静岡市内の安倍川では川の水が途切れる「瀬切れ」が広範囲で起き、大井川や天竜川では取水制限が行われている。生活や農業への影響も心配される。
 2月1日、静岡市の安倍川河口からさかのぼること約5・5キロ。市中心部の西側では川の流れが途絶えていた。500メートル以上ある川幅はほぼ砂利で埋まり、歩いて横断できる。所々にある水たまりには、カラスなどの鳥が集まって取り残された魚をついばんでいた。
 国土交通省静岡河川事務所によると、瀬切れが確認されたのは1月13日で、25日には河口から7キロの安倍川大橋付近まで拡大した。瀬切れは過去10年で7回確認されているが、例年は3~7日程度で回復することが多く、同事務所は「今回は長期で、範囲も広い」と説明する。
 静岡地方気象台によると、今年は平年より少雨・乾燥の傾向という。静岡市駿河区の降水量は平年1月で75ミリだが、今年は1月30日までにわずか1ミリ。31日に雨が降ったが、それも10ミリ程度だった。
 同市中心部に生活用水を供給する市の門屋浄水場では、昨年10月に標高83メートルまであった地下水の水位が1月までに2・3メートル下がった。市は「渇水対策準備会」を設置。同地で取水を始めた1933年以降で初めてといい、市上下水道局は「しばらく雨がなければ安倍川初の給水制限になるかもしれない」とする。
 渇水が続くと、漁業や生態系への影響も懸念される。2月中旬以降は安倍川をアユが遡上(そじょう)するが、水がなければ河口から先に進むことができない。安倍藁科川漁協の伊久美正男組合長は「遡上(そじょう)の時期が遅ければ生育不良になる。アユ漁収入が組合の柱なので心配だ」と語る。
 大井川上流にある静岡市葵区井川では、1月24日時点の1月の降水量が例年の7%ほどで、水源の長島ダムの貯水率も平年より約3割少ないという。中部地方整備局によると、大井川水系と天竜川水系では昨年12月から取水制限を実施し、節水を呼びかけている。

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