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2019年1月 4日 (金)

いのちはつづくのです

また訳の分からないことを案山子は呟く

去年今年貫く棒の如きもの  高浜虚子

有名な句ですね。よくわからない句なので、おちゃらけてものすごいことを考えたことがあります。
虚子先生、元旦に厠にしゃがんで用を足す。立派な雲古が気持ちよく去って行った。おお、去年食ったものが今年棒の如くに貫き去って行った、善哉、善哉。とね。

あんまり失礼なので、すぐ忘れてください。
この頃思うのは、棒の如きものとは「生命の流れ」ではないかと。
生命の流れは38億年も続いてきたんですよ、この私の命はその流れの中にある。38億年間、生命が誕生してから私に至るまで、ただの一回も途切れたことはないのです。現在、地球上に生きる生物はすべてそうなのですし、それぞれが進化の最先端を生きているのです。
地球は太陽の周りを46億回も回り続けてきたのですが、それに「年」という区切りを刻むようになったのは人間の勝手。

去年といい今年といい、そう大したことじゃあない。38億年も連続する生命、それこそが私共を貫く「棒」なんじゃないか。生命の流れから、たまたま私という個体として出現し、何年かの間、個体を維持し、やがてまた生命の流れへと還っていく。ま、その「旅」の終点も近くなって来たなぁ、とは思います。

そうなってくるとね、冬の今の時期、「去年今年を貫く具体的な棒」としての生き物たちが愛おしくなります。
そんな気分で、今年の写真ブログを始めたいと思います。

★まずはヤノネボンテンカ
普通、ヤノネボンテンカの花期は8~9月としているサイトが多いですね。で、一日花であるとも。それが、どういうわけか、今年は冬にも頑張っているのです。何日も。
1202_2yanonebontenka 2018.12.2
12月初め。まだ咲く気なんだな、と撮影。
もう終わるんじゃないかと思っていると

1213_11yanonebontenka 12.13
また咲く。
いくらなんでも、もう、と思っていたら

1224_10yanonebontenka 12.24
つぼみが開こうとしています。

1227_14yanonebontenka 12.27
さすがに気温が低くて、3日後もこの状態。一日のうちで開花、閉花が完結できない。

1229_9yanonebontenka 12.29
やっとしぼみ始めました。花がしぼむというのは受動的なことではないようですね、自らの力で閉じていくのでしょう。寒いとその「閉じるという活動」もゆっくりになってしまうらしい。
この時、この花の向こうに、濃い色のつぼみが現れてきていました。まだ咲く気なのかい?

1231_7yanonebontenka 12.31
咲くのよ。

手前にしぼみ切った花を入れておきました。

翌日は元日。朝の9時頃に、元日の散歩をしてみたら。
0101_2_15yanonebontenka 2019.1.1
こうなっていました。まだつぼみがあります。開花に至ることができるでしょうか、それともつぼみは作ったけれど開けなかった、となるのでしょうか。

いのちはつづくのです。

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