最早台風 2019.1.1
「最早」。これを「もはや」と読まないでくださいね。発生時期が「早い」のです。進行速度が「速い」わけではありません。
正月の気象情報で多分お聞きになられた方が多いとは思いますが、ダメ押しで。
2019年1月1日 午後3時南シナ海で台風1号が発生しました。
そうそう簡単にこの記録は破られないでしょうね。記録を破るには、元日の「何時」かが問題になるのみです。
↓
https://www.huffingtonpost.jp/2019/01/01/typhoon_a_23631067/
2019年01月01日 18時37分 JST | 更新 2019年01月01日 18時44分 JST
台風1号「パブーク」が発生 1951年以降、最も早い
きょう(1日)午後3時、南シナ海で台風1号「パブーク」が発生しました。1月1日の台風発生は、統計開始(1951年:昭和26年)以来、最も早い発生です。
1951年以降の統計で見ると、これまで最も発生が早い台風は1979年1月2日9時に発生した台風1号です。今回発生した台風1号は、その記録を更新する最早の台風となりました。台風の名前は
「パブーク」は、ラオスが用意した名前で、淡水魚の名前です。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。
(2019年01月01日16:11)
↓気象庁から引用します。
http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/route_map/bstv2019.html
2019年1号の図です。
↓過去の記録を調べてみました。
早かった記録
1 7901 1979年1月2日09時
2 5501 1955年1月2日15時
3 1801 2018年1月3日09時遅かった記録
1 0023 2000年12月30日09時
2 1423 2014年12月28日21時
3 5227 1952年12月28日09時
↓台風ってどのくらい発生しているの?
http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/average/average.html
ここに掲載されている表をエクセルにコピーして画像化しました。
↓これです。
1月の発生数が0.3ということは、平均的に3年に1回くらいは1月に台風1号が発生する、ということでしょうね。
« ネコ | トップページ | ウスモンミドリカスミカメ »
「自然」カテゴリの記事
- フェーン現象(2022.09.20)
- 台風など(2022.09.20)
- 今年も後半戦に入りました(2022.07.04)
- 折れた飛行機雲・夕焼け(2022.05.17)
- 上弦の月(2022.05.16)
« ネコ | トップページ | ウスモンミドリカスミカメ »
コメント