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2018年12月 6日 (木)

「えいごであそぼ with Orton」から

11月は「FUN TOGETHER」という歌が毎日流れました。これが何とも素敵。少年と犬が互いに相手を信頼し合い、一緒に遊ぶのです。
その絵がまたいい。微妙なぼかしのはいった線が何ともいえず暖かい。
そして歌詞がまた最高。

FUN TOGETHER
作詞: THE SOUND ROOM
作曲:ノダマサユキ
歌:Jon Underdown

私が一番気に入ったフレーズは↓これ
Thanks for being who you are.
何と訳しましょう。
「君が君であってくれてありがとう」
かなぁ。

↓このサイトでは、こう訳していました。
https://pokoblog.com/funtogether-eigodeasobo-201811/
Thanks for being who you are
君が君でいてくれてありがとう

英語のbe動詞というのは難しい。
I am happy.
といえば、状態というのか、属性というのか、そういう表現ですね。
ところが
Let it be.
といえば「存在」そのものでしょう。あるがままに受け入れる。
聖書の言葉なんですけどね、これ。日本では受胎告知の絵は有名ですが、マリアの言葉はあまり知られていない。
神の御言葉のままに。

創世記の初めにもこういう表現があります。

創世記 1 Genesis
1:3神は「光あれ」と言われた。すると光があった。
1:3 God said, "Let there be light," and there was light.

そんなことを考えながら「Thanks for being who you are.」を考えると…難しいなぁ。
君が今そのように存在する、その存在であることそのものに感謝する。
ややこしや。
君が君であってくれてありがとう
でいいですよね。素敵な言葉だ。生涯の伴侶に捧げてもいい言葉でしょう。

I am.
といえば「我在り」になります。こういう感覚が日本人にはちょっと難しい。

★ふと思い出したのですが、
ウィリアム・ブレイク(William Blake, 1757年 - 1827年)という詩人の「Songs of Innocence and of Experience」という詩集がありまして。その中に「Infant Joy」という詩があります。

Infant Joy : William Blake

  "I have no name:
  I am but two days old."
  What shall I call thee:'
  "I happy am,
  Joy is my name."
  Sweet joy befall thee!

  Pretty joy!
  Sweet joy, but two days old.
  Sweet joy I call thee:
  Thou dost smile,
  I sing the while,
  Sweet joy befall thee!

I happy am」これ、何と訳しましょう?
「I am happy 」の倒置なのでしょうけれど…。
「私は幸せという存在である」という感じも受けてしまうんですよね。
生後2日目の赤ん坊です。存在そのものが「幸せ」なのではないか。
自己というものはまだない。存在自体が親と分離していない。生れ出たことそのものが至福の喜びである。
読み込みすぎかな。

ブレイクについては大学の教養の英語で、習いました。
先生はブレイクに関係して「visionary」という言葉を教えてくださいました。
「地平線のライオンにチョウがまとわりつくのを裸眼で見ることができる人がいて、その様子を語ってくれても、視力0.1などという人には決して見えはしない。想像・夢想にしか聞こえないだろう。心の世界でそういう視力を持った人が、自分に見える光景を我々に語ってくれても、凡人には夢・幻のようにしか聞こえない。ブレイクという人はそういう人なのだ。心の視力が鋭すぎる人。『visionary』というのだよ」

vísion・àry/; -(ə)ri/ /; -(ə)ri/
►a
1 〈人が〉幻を見る;見通す力[構想力]のある;夢見がちな,幻想にふけりがちな.
2 幻想の(ような);〈計画など〉夢のような,非現実的な.
►n 予見的な幻を見る人,先見者,預言者;空想家,夢を追う人,妄想家,幻視者.
リーダーズ英和辞典第3版より引用

心の視力の近眼にはなりたくないな。遠くまで見据えたい。

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