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2018年12月17日 (月)

ヨードチンキ

前の記事でヨードチンキを使いました。
1211_17osiroibana7 2018.12.11
こういうものです。
1211_17osiroibana8
成分です。
ヨウ素は、水にはごくわずか溶けます。ちょっと褐色がかる程度かな。
で、ヨウ化カリウムを溶かすと、ヨウ化物イオンとヨウ素分子が複合体になって、水に溶けやすくなります。
そのことでヨウ化カリウムが添加されているのでしょう。
さらに、消毒薬という働きを強めるためにエタノール溶液にしてある。
ヨウ素の酸化剤としての殺菌力と、エタノールの殺菌力を使うということです。

★日本薬局方では

第十七改正日本薬局方 化学薬品等
希ヨードチンキ
Dilute Iodine Tincture
本品は定量するとき,ヨウ素(I:126.90) 2.8 〜 3.2 w/v%及びヨウ化カリウム(KI:166.00) 1.9 〜 2.1 w/v%を含む.

となっていました。

★「チンキ」というのは

チンキ【丁幾】
(tinctuur オランダに基づく)生薬をアルコールで浸出した液。また、化学薬品のアルコール溶液。
広辞苑第六版より引用

漢字があるんですねぇ。
辞書からいくつか引用します。

ヨードチンキ【Jodtinktur(ドイツ)】
 沃素をアルコールにとかした液。消毒用のぬり薬。ヨーチン。
パーソナル現代国語辞典より引用

ヨード‐チンキ【沃度丁幾】
(Jodtinktur ドイツ)ヨウ素のアルコール溶液。赤褐色を呈し、ヨウ素特有の臭気を有する。消毒薬に用いる。ヨジウムチンキ。ヨーチン。
広辞苑第六版より引用

ヨード【Jod ドイツ・沃度】
(「紫に似た」の意のギリシア語 iodes に由来)(→)沃素ようそに同じ。
広辞苑第六版より引用

↓ウィキ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%AD

★昔、子どもの頃、風邪なんかで喉に炎症が起きていると、ゾンデの先端に脱脂綿を巻いて「ヨードで灼く」とかいって、ヨウ素剤を喉に塗りつけられて吐き気を我慢するのが大変だった、という記憶がありますが、そういう医者を大人になった私は敬遠することにしました。
ま、正直なところ、効果は薄いと思います。

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