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2018年12月17日 (月)

オシロイバナ

1123_6osiroibana 2018.11.23
花はわずかになり、黒い種子だらけ。
柵の中の地面に落ちたものはまるっきり見えませんが、道路に落ちたものは結構目立ちます。

ふと思い立ちまして、久しぶりに胚乳を見てみようか。
1211_17osiroibana1 2018.12.11
このゴツゴツ感がお寺の鐘に似ているとかいうそうで。
この実、かなり硬いです。割る時はケガしないようにしてください。あるいは、靴で軽く踏んづけて割るのもいいかな。
1211_17osiroibana2
中に種子。
1211_17osiroibana3
更に割ると中味は白い。胚乳です。
1211_17osiroibana4
胚乳をつつくと崩れて白い粉というか顆粒というかがとれます。
イネの種子の胚乳がお米であるのとは感じが違いますね。
このように粉っぽいので「おしろい(白粉)」と呼ばれるわけです。
女の子がこれで化粧ごっこをしたとか、聞きます。(ホウセンカの花でマニュキアごっこもするそうですね。)
毒性があります、口に入れないでください。

さてここで元々理科教師が出動。
1211_17osiroibana5
プレーンヨーグルトの容器の蓋に水を入れ、ヨーチンを1,2滴たらします。
蓋の内面は真っ白ですが、ヨーチンを滴下したのでほんの薄い色ですが黄褐色になります。こんなに希薄でも大丈夫。
1211_17osiroibana6
ハイ。割った種子や、種子から出た粉末を薄いヨード水にいれると、「青紫色」に発色します。
ヨウ素デンプン反応ですね。
ものすごく敏感な反応で、デンプンとヨウ素の相互検出反応に使えます。

この実験は、ヨードチンキでもいいし、ヨウ素がはいっているといううがい薬でも多分できるだろうと思います。
{個人的には、ヨウ素でのうがいはお勧めしませんけど。ヨウ素は酸化剤、のどの粘膜の細胞まで傷めることになりはしないかと、気になるものですから。}

↓参考
http://www.hana300.com/osiroi.html

「お寺の鐘」のような形の、熟した黒いタネをつぶすと 白粉(おしろい)のような”白い粉”が出てくる。名前の由来はそこから。名づけ親は江戸時代の博物学者、貝原益軒。黒いタネは、お寺の鐘の形。白い粉は、蕎麦(そば)の実の粉に似ている。

http://appie.or.jp/column/%E3%82%AA%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%8A/
一般社団法人日本粉体工業技術協会

オシロイバナ 投稿日: 2015年8月24日 作成者: WEB管理者
・・・
1~2週間咲き続けるのですが、花が落ちてしばらくすると、ガクにあたる部分に直径5mm位の丸い、黒色の実がつきます。
爪で割ると胚乳が出てきます。普通、胚乳は固まりですがオシロイバナの場合、これが粉なのです。この粉の成分は主にでんぷんであり、ニキビや吹き出物の治療のため、これを水で捏ね、1日数回患部に塗っていたとの話も聞きます。
江戸時代には水銀や鉛化合物の白粉(おしろい)の代用としても使われていたようですが、水銀や鉛の危険性の認識が薄かったのでしょうか、オシロイバナの白粉はあまり普及しませんでした。しかし、近年まで女の子がママゴトでおしろいとして使ったりしていました。このように、女性になじみのある花ですが、花が細長いため、長い口吻を持つ大型のスズメガも寄ってくるので、女の子に悲鳴をあげさせたりもします。
・・・
(2015年8月メルマガより)

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