新年の天体ショー
★「ふたご座流星群」見ましたか?といいつつ、私は昼間人間、就中、午前中人間ですので、夜の出来事なんて全く知りませんが。
12月の13日、14日ごろでした、「ふたご座流星群」が話題になりましたね。
1月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」とともに「三大流星群」といわれます。
で、その1月の「しぶんぎ座流星群」ですが、2019年も4日に見られます。6日には部分日食も見られるはず。
しぶんぎ座流星群に部分日食、年明け天体ショー 読売新聞(2018年12月27日 13時35分)
来年1月4日未明に3大流星群の一つ「しぶんぎ座流星群」が、6日午前には部分日食が、それぞれ全国各地で観察できる。年明け早々、天体ショーが続く。
国立天文台によると、しぶんぎ座流星群は4日の日の出の1時間30分前までが見頃で、東京都では午前5時20分頃まで。北東の空を中心に、1時間で最大30個程度が出現する。
部分日食が日本で観察できるのは、2016年3月9日以来、2年10か月ぶり。東京都では午前8時43分に太陽が上の方から欠け始め、約1時間20分後、最大で3割が欠ける。
肉眼で太陽を直接見ると、短時間でも目を痛める可能性があり、国立天文台は「遮光グラスなど専用の観察器具を使ってほしい」と呼びかけている。
天気がよくて観測できるようでしたら、どうぞご覧ください。寒さ対策など怠りなく。
★流星群というと、流星が地球に飛び込んでくるイメージですが、どっちかというと相対的に地球が宇宙塵の濃いところに突っ込んでいく、というのが正しいのじゃないかな。地球が突っ込んでいくその延長線上にある星座が「しぶんぎ座」だったりするわけですね。で、そこを中心として流星が飛んで来るように見えますので、その点を放射点あるいは輻射点といいます。
↓参考
流星群
https://kotobank.jp/word/%E6%B5%81%E6%98%9F%E7%BE%A4-149685
流星群(読み)りゅうせいぐん(英語表記)meteoric swarm
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
同じ軌道上をそろって飛んでいる宇宙塵の流れを地球が横切ったとき,相対運動の前面にあたる地球の部分では集中的に流星が現れる。これを流星群といい,また天球上の一点から放射されるように降ることからその現象を流星雨ともいう。その放射の中心となる一点 (放射点) の位置にあたる星座名で呼ばれることが多く,またいくつかは軌道要素がすでに知られている彗星と一致し,その彗星がまき散らした流星物質によるものとみられるので,その彗星の名でも呼ばれる。流星群の軌道は,惑星の摂動を受ける以外には安定なので,毎年決った日に現れ,数日間続くものもあるが,その軌道上の流星物質は均一に散在しているとはかぎらないので,年により出現状態には差がある。最近はレーダによる観測で,太陽に近い方向から飛んでくるため夜間に観測できない昼間流星群もいくつか発見されている。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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