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2018年12月 3日 (月)

虹と稲妻・虹の高低

K10011602641_1808311942_1808311943_ 2018.8.31
この「虹と稲妻」の写真は、NHKのニュース画面のサムネイルを利用させてもらいましたが、そのニュースはリンク切れになっています。
まるで「虹に雷が落ちた」ように見えます。
「虹」という「もの」が空中に実在して、その虹という「もの」に雷が落ちたような気がしますね。
でも違うんです。写真の撮影者と、その真後ろの夕陽を結ぶ線上・前方に雨が激しく降っていたのでしょう。そのため撮影者はその方向に虹という現象を見たのですが、そこに虹が「ある」わけではない。たまたま雨を降らせている積乱雲内の稲妻が虹が見える方向で走って、重なって撮影されたわけです。稲妻の方は短時間ですがそこに実在した現象です。ですから、その稲妻周囲の空気が過熱されて爆発的に膨張し、雷鳴となって轟いたはずですね。
虹の方は単にその方向に見える現象ですから、空気を押しのけたりはしません。雨というスクリーンに映った映像といっていいでしょう。

↓このウェザーニュースの方のリンクは生きています。
https://weathernews.jp/s/topics/201808/310245/

茨城・水戸で虹と稲妻が同時にとらえられる
2018/08/31 20:06 ウェザーニュース
発達した積乱雲から現れた、一瞬のコラボレーション。茨城県水戸市で虹のかかる空に稲妻が走った瞬間が、相次いで捉えられました。
・・・
雨雲が一旦、東に抜けわずかな隙間から夕日が差し込んで東の空に虹が出現。雨のスクリーンを作り出した積乱雲に稲妻が走り、コラボレーションが実現しました。絶妙のタイミングで現れた、激レアショットです。

茨城県水戸市(8-31 18:14)と茨城県水戸市(8-31 18:13)の2枚の写真も見られます。
その時の気象状況なども一緒に見られます。是非ご覧ください。

★ところで、ウェザーニュースの写真は18:14 と 18:13なのですが、虹が高く立っています。
理科年表によると、水戸の日の入りは8/29 で 18:11でしたから、写真は日没間際だったようです。NHKニュースの画像でも。
太陽が低いと虹は高く出ます。
Image021_2
この図を再掲。太陽の位置が低いと虹が高くなり、太陽が高いと虹は低くなることが読み取れると思います。
1023_1niji
これは10月23日午前9:40ころの写真です。
虹がずいぶん低いことがわかりますね。太陽高度が高いのですね。
推論の通りでした。
虹を見たら、その時の太陽の高さなども意識してみてください。

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