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2018年12月

2018年12月31日 (月)

佳いお年をお迎えください

今朝の天声人語です。

(天声人語)大晦日に(朝日新聞デジタル 2018年12月31日05時00分)
 一年でいちばん好きな日は、たぶん大晦日だと思う。作家の津村記久子さんがエッセーにそう書いている。お正月はとても楽しい。けれども2日はもうただの休みだし、3日なんか明日から会社かと、げんなりする▼しかし大晦日は違う。「待つ」ことの楽しさが凝縮されているのだ。「たかが新しい年になるだけだ。三十数年も生きると、べつに新しい年になって何かが劇的に変わるということがないのも知っている。それでも、待つことそのものを味わうのだ」・・・▼除夜の鐘は「ごくろうさん」にも、「ほらもう寝なさい」にも聞こえると、津村さんは書いている。・・・

たまたまのご縁で、この世に遊びに出てまいりましたが、やがてはあの世に帰る日も来ます。いつになるやら。たまたま出てきてたまたま帰る。それが人生というものかな、と歳をとると考える。
地球上の「いのちの流れ」から個人として生まれ出て、「いのちの流れ」へ帰還する。ごく自然なこと。
死を不安に思う気持ちは私には全くないんですね。「帰る」「還る」だけ。私の墓標はこの地球。

夕暮れ時、外で遊んでいる子に母親の「もう夕方よ、暗くなるから帰ってらっしゃい」という呼び声が聞こえる。
そう、そろそろ帰らなくっちゃね。「ごくろうさん」「もうゆっくり寝ましょうね」

歳だな。だんだん実感が近づいてくるようだ。
やがて来るべきことを待つ、そのことそのものを味わう歳になってきた。

一休禅師の

門松は冥土の旅の一里塚
めでたくもありめでたくもなし

という言葉、これが一休さん何歳の時のものかよく知りませんが、だんだん意味が明瞭になってきた感じがします。自分の感性が若い時とは変化してきているのが我ながら面白い。
いえ、私は「めでたい」と思っていますけど。

追い打ちをかけて、こんなパロディーが頭に浮いてきた。

お迎えは近い お迎えは近い
友よ この世の向こうには
友よ 輝くあの世がある

1968年かな、岡林信康の「友よ」が出たのは。ワタシ20歳ですね。なつかしい。その替え歌です。
我ながら笑ってしまった。大学闘争の中でずいぶん歌ったものです。あれからもう50年なんですね。

大晦日に案山子めは何をぶつぶつひねくれたことを言っているのか。性格がそのまま出てますけど。
ちったぁ素直になりましょう。

来たる年が皆様にとって佳いお年でありますように

ムラサキエノコロ

エノコログサ

1215_8nekojarasi 2018.12.15
ネコジャラシというつもりで撮影したのですが、なんだか違和感があります。
普通のネコジャラシより大きいようだし、色が赤紫を帯びているような。

1216_13nekojarasi 12.16
これ、「普通の」ネコジャラシ、エノコログサです。
1216_15nekojarasi
こちらは色が違いますよね。
ムラサキエノコロというのがあると知りました。あまり有名じゃないみたいで、雑草関連の本でも必ず載っているわけでもない。

1218_4murasakienokoro1 12.18
意識して撮影。赤紫です。
1218_4murasakienokoro2
気づいてよく見れば、結構群生しています。
で、ムラサキエノコロだ、としたいと思います。
以下↓、引用をいっぱい連ねます。

えのころ‐ぐさ【狗尾草】ヱ‥
イネ科の一年草。各地の路傍の雑草。高さ20~40センチメートル。葉は線形で互生、下部は鞘状に茎を包む。夏、緑色の犬の尾に似た穂を出す。キンエノコロなど近縁種も多く雑草となる。エノコグサ。ネコジャラシ。莠。秋
広辞苑第六版より引用

えのこ‐ろ【犬子・犬児・狗児】ヱ‥
犬の子。えのこ。狂言、腰祈「卿の殿は―が好きぢや」
広辞苑第六版より引用

http://mikawanoyasou.org/data/murasakienokoro.htm

ムラサキエノコロ  紫狗尾
[中国名]     狗尾草 gou wei cao(基本種)
[英名]     green bristle grass
[学名]     Setaria viridis (L.) P. Beauv. form. misera Honda
Setaria viridis (L.) Beauv. subsp. minor T. Koyama form. misera Honda
Setaria viridis (L.) P. Beauv. form. purpurascens Maxim.
イネ科 Poaceae  エノコログサ属

 エノコログサの花序の剛毛が紫褐色の品種。早いものは道端で5月末から見られることもある。葉、葉鞘や茎なども紫色を帯び、小穂の大きさなどはエノコログサと同じ。
 葉は幅5~8㎜。葉舌は毛状。花序は長さ3~6㎝の穂状、直立する。小穂は長さ約2㎜。第1苞頴は長さ約0.8㎜、第2苞頴は長さ約2㎜で小穂と同長。小穂の基部に長さ8~12㎜の紫褐色の剛毛(刺毛ともいわれる。)(=総苞毛)がある。
 葉脚(葉の基部)が楔型のものはカタバエノコロといい、別品種に分類されている。
 アキノエノコログサは花序がよく似た色になることがある。花序が長く、小穂が大きい。
 コツブキンエノコロも花序が似る場合がある。苞頴が短く、護頴の先半分が見える。
[花期]     6~9月
[草丈]     30~80㎝
[生活型]     1年草
[生育場所]     日当たりのよい草地、道端、荒地、河原
[分布 valign="top"]     在来種  北海道、本州、四国、九州、北半球のほとんど
[撮影]     豊田市  09.6.19

http://mikawanoyasou.org/data/akinoenokorogusa.htm

アキノエノコログサ  秋の狗尾草
[中国名]     大狗尾草 da gou wei cao
[英名]     giant foxtail, Japanese bristlegrass
[学名]     Setaria faberi R. Herrm.
イネ科 Poaceae  エノコログサ属

 ムラサキエノコロはエノコログサの花序の剛毛が紫褐色の品種。アキノエノコログサも紫色を帯びることが多い。
[花期]     6~11月
[草丈]     50~80㎝
[生活型]     1年草
[生育場所]     日当たりのよい空地、道端に普通
[分布]     在来種  北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾
[撮影]     三ヶ根山  07.9.21

アキノエノコログサというのがあるらしいのですが、よくわかりません。

陽炎(ミニ蜃気楼)

1218_10kagerou1 2018.12.18
ブロック塀の表面の陽炎です。
以前にもやったことがあるのですが、ブロック塀の表面が太陽光で温められて、表面に上昇気流が生じて、それが陽炎として見えるんですね。↓これです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-6326.html
2017年1月10日 (火) 塀のかげろう

↑ここでは「垂直な塀陽炎」と表現しています。
今回は、ちょっとひねりを加えまして、冒頭の写真を90度左にひねってみました。
1218_10kagerou2
すると、これはミニ蜃気楼じゃないか、という思いつき。浮いてるでしょ。

1227_20kagerou1 12.27
塀の下のすき間に生えているマツバギクを画面に入れてみました。
で、これを90度ひねると
1227_20kagerou2
こうなります。「景色が浮き上がった」ようですよね、「伸びて」います。蜃気楼っぽくなりました。

1228_13kagerou 12.28
再度がんばりまして、揺らぎの層が2層あるような状況をとらえました。
1228_13kagerou2
右の方、屈折してできた像がかさなっているようにもみえます。
こうなれば「ミニ蜃気楼」といっても、まあ、許していただけるのではないか。
あるいは「垂直な逃げ水」ですかね。

垂直な陽炎を横倒しにすると、蜃気楼のようにみえる。ということで参考もお読みください。

身近なところに日当たりのよいブロック塀などありましたら、表面すれすれに覗いてみてください。ご自分でも見られるかも。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%BD%E7%82%8E_(%E6%B0%97%E8%B1%A1%E7%8F%BE%E8%B1%A1)

陽炎 (気象現象)
 陽炎(かげろう、かぎろい)(heat shimmer,heat haze)とは、局所的に密度の異なる大気が混ざり合うことで光が屈折し、起こる現象。よく晴れて日射が強く、かつ風があまり強くない日に、道路のアスファルト上、自動車の屋根部分の上などに立ち昇る、もやもやとしたゆらめきのこと。 蜃気楼の意味でこの言葉を使うこともある。厳密には、陽炎は上昇気流により密度の異なる大気がばらばらに混合して起こる小規模なもので、蜃気楼は層状に密度の異なる大気が分布した状態で起こる大規模なものである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9C%83%E6%B0%97%E6%A5%BC

蜃気楼(しんきろう、仏・英:mirage、独:Fata Morgana)は、密度の異なる大気の中で光が屈折し、地上や水上の物体が浮き上がって見えたり、逆さまに見えたりする現象。光は通常直進するが、密度の異なる空気があるとより密度の高い冷たい空気の方へ進む性質がある。蜃(大ハマグリ)が気を吐いて楼閣を描くと考えられたところから蜃気楼と呼ばれるようになった[1]。

しんき‐ろう【蜃気楼】
[史記[天官書]「海傍の蜃の気楼台を象かたどる」](「蜃」は大蛤。古くは、大蛤が吐く気によって空中に楼台などが現れると考えた)地表近くの気温が場所によって異なる時、空気の密度の違いによって光線が屈折するため、地上の物体が空中に浮かんで見えたり、あるいは地面に反射するように見えたり、遠方の物体が近くに見えたりする現象。砂漠・海上、その他空気が局部的に、また層をなして、温度差をもつ時などに現れやすい。富山湾で春に見られるのが有名。蜃楼。貝楼。貝櫓かいやぐら。空中楼閣。乾闥婆けんだつば城。海市かいし。ミラージュ。季語:春。 →逃げ水
広辞苑第六版より引用

にげ‐みず【逃げ水】‥ミヅ
蜃気楼しんきろうの一種。
①草原などで遠くに水があるように見え、近づくと逃げてしまう幻の水。古く武蔵野の名物と伝えられた。春。夫木和歌抄[26]「東路にありといふなる―の逃げ隠れても世を過すかな」
②強い日差しで、舗装道路の前方に水たまりがあるようで、近づくとまた遠のいて見える現象。
広辞苑第六版より引用

新年の天体ショー

★「ふたご座流星群」見ましたか?といいつつ、私は昼間人間、就中、午前中人間ですので、夜の出来事なんて全く知りませんが。
12月の13日、14日ごろでした、「ふたご座流星群」が話題になりましたね。
1月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」とともに「三大流星群」といわれます。
で、その1月の「しぶんぎ座流星群」ですが、2019年も4日に見られます。6日には部分日食も見られるはず。

しぶんぎ座流星群に部分日食、年明け天体ショー 読売新聞(2018年12月27日 13時35分)
 来年1月4日未明に3大流星群の一つ「しぶんぎ座流星群」が、6日午前には部分日食が、それぞれ全国各地で観察できる。年明け早々、天体ショーが続く。
 国立天文台によると、しぶんぎ座流星群は4日の日の出の1時間30分前までが見頃で、東京都では午前5時20分頃まで。北東の空を中心に、1時間で最大30個程度が出現する。
 部分日食が日本で観察できるのは、2016年3月9日以来、2年10か月ぶり。東京都では午前8時43分に太陽が上の方から欠け始め、約1時間20分後、最大で3割が欠ける。
 肉眼で太陽を直接見ると、短時間でも目を痛める可能性があり、国立天文台は「遮光グラスなど専用の観察器具を使ってほしい」と呼びかけている。

天気がよくて観測できるようでしたら、どうぞご覧ください。寒さ対策など怠りなく。

★流星群というと、流星が地球に飛び込んでくるイメージですが、どっちかというと相対的に地球が宇宙塵の濃いところに突っ込んでいく、というのが正しいのじゃないかな。地球が突っ込んでいくその延長線上にある星座が「しぶんぎ座」だったりするわけですね。で、そこを中心として流星が飛んで来るように見えますので、その点を放射点あるいは輻射点といいます。

↓参考
流星群
https://kotobank.jp/word/%E6%B5%81%E6%98%9F%E7%BE%A4-149685
流星群(読み)りゅうせいぐん(英語表記)meteoric swarm
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

同じ軌道上をそろって飛んでいる宇宙塵の流れを地球が横切ったとき,相対運動の前面にあたる地球の部分では集中的に流星が現れる。これを流星群といい,また天球上の一点から放射されるように降ることからその現象を流星雨ともいう。その放射の中心となる一点 (放射点) の位置にあたる星座名で呼ばれることが多く,またいくつかは軌道要素がすでに知られている彗星と一致し,その彗星がまき散らした流星物質によるものとみられるので,その彗星の名でも呼ばれる。流星群の軌道は,惑星の摂動を受ける以外には安定なので,毎年決った日に現れ,数日間続くものもあるが,その軌道上の流星物質は均一に散在しているとはかぎらないので,年により出現状態には差がある。最近はレーダによる観測で,太陽に近い方向から飛んでくるため夜間に観測できない昼間流星群もいくつか発見されている。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

飛行機雲

1227_26hikoukigumo1 2018.12.27
夕方、雨戸を閉めようとしたら、南西の空に飛行機雲。
かなりの速さで移動していきますし、ピントがなかなか合いにくいし
1227_26hikoukigumo2
こんな風に写ってしまったり。
なんか「未確認飛行物体」でも飛んでいるみたいですね。

飛行機雲はまあそれなりによく見かけるのですが、今回のは短い。
おそらく上空は非常に気温が低くて、乾燥している。
で、飛行機の湿った排気が冷やされて氷晶を作るのだけれど、湿度が低いのですぐ昇華して消滅してしまう。というようなことだろうと想像します。
「雪は天から送られた手紙である」というのは中谷宇吉郎さんの有名な言葉です。
私ごときがこの言葉をもじっちゃいけませんが、「飛行機雲は上空の気象状況を報せてくれる手紙」ですね。

★昔ね、中学生の頃かな、白黒テレビの時代、中谷先生が「教育テレビ」の物理講座を担当していたことがあるんですよ。
光テコとか、水銀面上の定常波とか、いろいろ面白い実験を見せてくれましたっけ。中谷先生の講義を聴いた、という意味でわたくしも中谷先生の教え子の末端なのであります。「本物を見た」ということは、自分の中で理科に関わるうえでの自信となって、ずっと支えになり続けたんですよ。
千谷利三先生の化学講座も見ました。水素の定常炎をガラス管内に発生させるなんていう、すごい実験も見たなあ。あれも本物を見た、という自信になりましたっけ。自分の教室の助教授の方に実験を担当させていたのだったか。猛烈に高度な実験でした。
その後、NHKの科学実験グループが実験を担当するようになって、実験のレベルはずいぶん下がったと感じましたっけ。
{現在なんか、歓心を買うだけの実験ショーになっちまって、つまらなくなりましたね。10年後の「効き目」なんて望むべくもなくなった。若い人にこそ「本物}を!}

1227_1tuki1 2018.12.27
朝8時頃、2階の部屋の雨戸を開けると、月が見えまして。
こんな霞んだ写真しか撮れなくて。
画像処理ソフトの「自動調整」をかけたところ
1227_1tuki2
こんな風になりました。
この日は正午の月齢が19.8でした。
望から4日位、まだ「半分」にはなっていません。

1228_1tuki 12.28
正午の月齢20.8。
目に見えてぐんぐん半月に近づきます。

1229_1kagen1 12.29
正午の月齢21.8。
下弦、です。
沈むときに「弦」を下にする、でもいいですし。
朔→半月→望→半月→朔 と進む中で、下半期の半月、と考えてもいいでしょう。
1229_1kagen2
トリミングしただけです。それ以外の加工はしていません。

1230_1tuki 12.30
そして昨日。
正午の月齢22.8。
わずかに凹になり始めました。
毎朝、雨戸を開ける時だけの月観測ですが、ずいぶん変化は速いものだと感じます。
今朝、31日は、雨戸を開けたら薄いけれど雲が多くて月は見えませんでした。

朝の楽しみです。

↓参考
https://www.nao.ac.jp/faq/a0204.html
質問2-4)「月齢」ってなに?なぜ小数がつくの?

イチョウ

1215_12ityou1 2018.12.15
落ち葉が舞う姿を撮ろうと思いまして。
風のある日に試みるのですが、空中を飛ぶ落ち葉はなかなか撮れません。
この日、3,4枚撮って、1枚に冒頭のような写真が撮れました。
1215_12ityou2
トリミングしました。舞っているのは確かにイチョウの葉です。
紙飛行機を飛ばしたような恰好ですね。

1228_3aozora 12.28
2週間近く経って、イチョウはほぼ裸木になりました。
この日は青空。とんでもない青空。
上を見てどの方向を見ても本当に全く雲がない。
凄味のある青空、とでも言いましょうか。なんだか不安を覚えさせるような空でした。青過ぎて。
関東の晴天は日本海側の荒天。お気をつけくださいますよう。

2018年12月27日 (木)

実・種子

1214_9seitakaawadatisou 2018.12.14
セイタカアワダチソウを逆光で。暖かそうに「泡立って」いますね。
1215_6seitakaawadatisou 12.15
セイタカアワダチソウの大部分は線路柵の内側のちょっと遠いところにあるのですが、たまたま手の届くところの株があったので、手を伸ばして、しごいて実を採取。
いかにもキク科らしい冠毛がありました。普段あまり見ないので、納得でした。

1202_5hyakunitisou1 12.2
ヒャクニチソウです。
1202_5hyakunitisou2
「毛」とは言えませんが、薄くて軽そうな「翼」状のものを持っています。
風散布でしょうね、やはり。

1216_12inokozuti1 12.16
イノコズチ。
もう「ゼッタイ付着してやる」、という姿です。
毛物(けもの)が通ったらくっついて、適当に運ばれたら比較的簡単に落ちる、というのがこういう植物の戦略。
1216_12inokozuti2
みんなで並んで「待機中」。

↓名前の由来なのですが
http://www.geocities.jp/tama9midorijii/ptop/ip/inokoduchi.html

イノコヅチ(猪の子槌または牛膝)     ヒユ科イノコヅチ属.
ヒナタノイノコヅチ(日向の猪の子槌)     学名:Achyranthes faurieiまたはAchyranthes bidentata var. tomentosa
ヒカゲノイノコヅチ(日陰の猪の子槌)     学名:Achyranthes bidentata var. japonica
■名前の由来
名は猪の子槌で、節高の茎をイノシシの膝頭に見立てたものであろうという説や、果実(ひっつき虫)がイノシシの子につく「猪の子つき」から転訛したものであるなど諸説あります。

果実そのものを猪に見立てるのは無理がありますか?私にはちょっとそんな気がしないでもないのですが、
もう一つ「イノコヅチ」と表記してくれてうれしい。やっぱり「ズ」ではなくて「ヅ」だよなぁ。

タネツケバナなど

1213_20tanetukebana1 2018.12.13
ベランダの鉢。気づいたらタネツケバナがもう結実していました。
これも普通2月から、と思い込んでいましたが。
1213_20tanetukebana2
花も咲いているし、棒状の実もできています。
1213_21americahuuro
この葉は多分アメリカフウロだと思います。
ある種の「ロゼット」という形で冬越しの状態だと思います。
花は春から初夏、と「思い込んで」いますが。
1213_22tumekusa
同じ鉢に生えていたツメクサ。
眼が地面に近いといろんなものが見えるものですね。

1214_3tanetukebana 12.14
タネツケバナの花をもう一回。まだ12月なんですけどね。

ホトケノザ

1209_5hotokenoza1 2018.12.9
ガレージの出口のタイルの縁のひび割れ。
イチョウの落ち葉に目が行ったのですが、よく見たらホトケノザが生えていますね。
1209_5hotokenoza2
しかもつぼみがあったり。
1209_5hotokenoza3
紫色のつぼみも。いや閉鎖花でしょうから、もう「咲いた」といえる状態なのかな。

1216_7hotokenoza 12.16
これも閉鎖花が咲いているのかもしれませんね。

2月3月に咲き始めるという先入観があったのですが、前年の冬から場所によっては咲き始めるのかもしれません。
あまり地面近くを真剣に見ないものですから、見逃しているだけなのかな。

ハコベかな?

1213_18hakobe 2018.12.13
これハコベでしたっけ?
ハコベという名前で呼ばれるものに、コハコベとミドリハコベがあるようですが、この状態での識別ができません。
どちらも越年できますので、今の時期に見つけても不思議ではないのですけど。
他の草が減っている分、目立ちやすくなっています。

1216_16hakobe 12.16
年を越して、花が咲いたらまたご報告します。

死む

★下にリンクした記事「英語のオノマトペ:チューチュー」の中で、岩波科学ライブラリーから引用しました。
↓これです。
「科学者の目、科学の芽」岩波書店編集部 編、岩波科学ライブラリー 248
汽車の汽笛は本当にポッポーか?  ―――オノマトペと「世界を認知する網」 下條信輔

で、今回はオノマトペではなくて、この本の中のある記載に注目したいのです。

・・・
 ある時、日本語で何か残酷な話を聞いていた息子が、突然「死ム?」と訊いた。「死ヌ?」ではなくて「死ム?」だ。御承知の通り、日本語と英語ではnとmの関係が入り乱れている。バイリンガルの息子は、英語の網の目で日本語の単語を捉えたのかもしれない。

下條さんは、バイリンガルの幼い息子さんの言い間違いを、英語と日本語の間での混乱か、ととらえたようですが、どうやらそうでもないらしいのです。

↓同じように岩波科学ライブラリーからの引用です。
「ちいさい言語学者の冒険 子どもに学ぶことばの秘密」広瀬友紀 著、岩波科学ライブラリー 259

第3章 「死む」「死まない」「死めば」――死の活用形!
・・・
この「死む」「死まない」「死めば」は「子ども語あるある」の上位を占める「死の活用形」(と勝手に命名)、ネットで検索したら結構な数の報告数。どうして子どもたちはこぞってこのような活用をするのでしょう?
・・・
 大人が子どもに話しかけることばにもよく出てきそうな「飲む」「読む」は、マ行の音で展開する五段活用です。同様の動詞は他にもたくさんあって、「はさむ」「かむ」「つかむ」などなど、どれも同じように活用します。そしてご存じのように、マ行以外の五段活用も日本語にはさまざまありますが、ナ行の五段活用というのはじつは現代の日本語(少なくとも標準語)では「死ぬ」ただひとつなのです。
・・・
「死んじゃった」は、「飲んじゃった・読んじゃった・はさんでない・かんでない」などと同じ使い方をすることばなんだな、という類推を行っているのでしょう。そうして子どもは、ふだん多く触れている、いわば規則を熟知しているマ行動詞の活用形を「死ぬ」というナ行動詞にもあてはめているのだと推測できます。
・・・
「過剰一般化」
・・・

子どもの言語の発達は実に面白い。単に言葉を覚えるだけではなく、言葉を操る文法を学んでいるのですね。ある文法がわかったら、それを応用してみるのです。その時に「過剰な」応用もする。叱るのではなく、無視するのでもなく、親は丁寧に対応して、大人の世界で通用する文法をおしえればいい。幼い子がいろいろ言葉を発したら、丁寧に対応してあげてください。楽しいですよ。
「わんわん」「にゃあにゃ」なども言葉を覚えるだけではなく「概念」を身につけようとしています。言葉を獲得するということは、世界を理解する概念を身につけていくことです。どうぞ丁寧にきちんと対応してくださいね。

↓私は広瀬さんのこの話を書籍で読んだのですが、ネット上で広瀬さんのお話が読めます
https://hanakomama.jp/topics/36748/

先生おしえて言い間違いには理由が!「死む」「来(き)ない」からわかる、子どものアタマのなか【コドモのコトバ】
2017.09.20
新連載、心理言語学の研究者、広瀬友紀さんによる子どもの言葉の話です。

このページから連載全体へのリンクもありますのでよかったらどうぞお読みください。

★書籍の方から、広瀬さんのこぼれ話をひとつ。広瀬さんは奈良県の方らしいのですが。

ちなみに関西方言ではもうひとつ、「去(い)ぬ」というのがあって「いぬ」なのに「さる(去る)」という意味なのですが(笑)、自分は中学校のときテスト期間中に職員室にうっかり入って「いね!」と怒られたことを思い出します。

「去(い)ぬ」は古典で習いましたが、関西方言に残っているんですね。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-46dd.html
2018年12月 4日 (火) 英語のオノマトペ
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/cat7384764/index.html
2018年12月14日 (金) 英語のオノマトペ:チューチュー

2018年12月26日 (水)

冬の芽

1207_2naden 2018.12.7
八重桜・南殿の冬芽。また来春も咲いてくれそうです。

1216_5blueberry 12.16
ブルーベリーです。今年はわずかですけれど実を食べることができました。また来年も、と今から食指を動かしています。

1215_1ume 12.15
東光院の外。右下に水車が写っています。
その水車の上の梅の木につぼみができていました。
そのことを妻に報せたら

1217_5umesuisha 12.17
妻も撮影してきました。塀を背景にしたのできれいに写りました。アングルを狙うようになりましたね、妻も。
梅の便り、です。

1217_6someiyosino 12.17
上の写真を撮った位置のすぐ後ろ。遊歩道沿いのソメイヨシノ並木の始まりの木。
これもつぼみができていました。まだ休眠中でしょう。これから新年を迎えて一年で一番寒い時期を迎えると「休眠打破」という状態になって、開花へ向けて成熟し始めます。
今は休眠中・準備中。お近くにソメイヨシノがありましたら、観察を始めてください。
花見がもっと豊かになりますよ。

1218_12kaede 12.18
カエデの枝の最先端部。まだ飛ばずに残っていた羽根のある今年の名残の実と、来春芽吹く冬芽が同居。
抜けるような青空に輝いていました。

食卓菜園

1206_2beetcabbage 2018.12.6
ビーツというのかビートというのか。beet ですけど。
酢漬けを作ったんですね。酸性で真っ赤に発色してきれいです。おいしかった。
で、それをちょっと水に浸してテーブルの上で眺めていたら、葉が出てきまして、楽しんでいます。
左下はキャベツの芯から葉が出てきたところです。
なんという楽しみ方をしてるんでしょうね。小松菜とか、ホウレンソウとか、根のついた野菜はみんな試してみています。
ネギなんかは花まで行きますよ。かわいいネギ坊主が楽しめる。

↓参考まで。
https://www.yasainavi.com/zukan/beet.htm

赤紫色をしたビーツは、ほうれん草やふだん草と同じ「ヒユ科」の野菜です。「テーブルビート」や「カエンサイ(火焔菜)」「食用ビート」「ビート」などとも呼ばれ、砂糖の原料になる「てんさい(砂糖大根)」の仲間になります。カブのような形をしていますが、カブはアブラナ科なので仲間ではありません。

カンナの実

1206_1canna 2018.12.6
妻が買い物帰りに摘んできました。
線路向こうの線路沿いの道端にある株のもの。
実があれば拾ってきて種を蒔きたくなる。そういう夫婦です。楽しいですよ。

ツバキ

1202_7tubaki 2018.12.2
ツバキの木の高い位置にチャドクガが発生したらもう、この歳では手に負えなくなる、と木の丈を大幅に詰めて、私の身長程度にしてしまったツバキの木。枯れるかなと思いましたが、それほどやわではないようで。この冬は一輪だけのようですけれど花を咲かせるつもりらしい。

1204_12tubaki 12.4
花が開き始めました。

1207_15tubaki 12.7
花の色がすごく鮮やか。去年まではもっと「赤」が強かったような気がしますが。
ハエが来てますね。敏感なものです。

1209_8tubaki 12.9
今年の花が終わりました。
いくら虫好きでも、ドクガはカンベンです。チャドクガが発生しなければどんどん咲かせてあげたいのですけれどね。
この辺りには保育園児も散歩に来るし、無責任なことはできません。

ルリタテハ

1204_7ruritateha 2018.12.4
久しぶりに見ました。線路柵内のケーブルなどを収めたところのふたの上。
翅を少し開閉していて、肉眼では表側の青い模様がちらっと見えたのですが、写真には撮れませんでした。何回かシャッターを切ってトライしたのですけれど。
表側に比べると、裏側は樹皮のようで地味ですが、知っていれば見分けられます。
前の記事のキチョウと同じく、成虫で越冬するはず。このチョウもきっとどこか近くで越冬できるでしょう。春になったら顔を出してくれるといいな。
そして、ホトトギスを食草とする幼虫を育てたい、と思っています。ですから、ホトトギスを大事に育てているわけなんですね。
来てね。待ってます。

↓参考
http://www.insects.jp/kon-tyorurita.htm

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/ruritateha.html

キチョウ

1220_6kityou1 2018.12.20
玄関前で目の前をキチョウが飛ぶ。わぁっと当てずっぽうでシャッターを切りました。とにかく証拠写真を残そうと思って。
1220_6kityou2
そうしたら、少し右へ行ってユリオプスデージーの花にとまりました。
落ち着いたようですので、近づきはしませんでしたが少しだけ回り込んでズームで撮影。
1220_6kityou3
しばらくして飛び立ち、また玄関前へ。鉢のあたりを低く飛び回りました。
1220_6kityou4
鉢の側面のところです。
腹部がきゅっと上へ反って、翅を打ち下ろすところが写りました。
そして飛び去って行きました。

成虫で越冬できるはずです。元気でね。

ユリオプスデージー

1202_1daisy 2018.12.2
開いているのが最初の花。そばで、くしゅくしゅっとなっているのが2輪目の花です。

1204_2daisy 12.4
上・下が咲いた順になっています。

1209_1daisy 12.9
花の交代期。

1216_3euryopsdaisy 12.16
こうなりました。今年はこの2輪で終わるようです。忘れちゃっていたのに、咲いてくれただけでもう十分にうれしい。
この植物は常緑の低木ですから、枯らさないようにしていれば、来年も成長して咲いてくれるのではないかな。

1223_3euryopusdaisy 12.23
1週間経ちましたが、状況がほとんど変わっていない。どうしちゃったのかな。2輪目の花がずいぶん長持ちしています。
がんばりすぎないようにね。

1224_5euryopusdasy2 12.24
陽射しはたっぷり、でも風の強い日でした。私のような不安定な爺さんは、風にあおられるとぐらぐらします。昼、庭へ出たら、向こうからの日を受けて花が輝いていました。いつまで咲き続けるのでしょうか。

00

2018年12月25日 (火)

クロスズメバチ

1215_13kurosuzumebati1 2018.12.15
ボウガシの葉にハチがいました。一瞬フタモンアシナガバチかな、と思ったのですが、よく見ると違いますね。
現場では分かりませんので、後で調べるために特徴を写しておこうと何枚も撮影。
1215_13kurosuzumebati2
頭部から胸部にかけて。胸に「二つの紋」がありますけど、やはりフタモンアシナガバチではない。顔がすごく特徴的です。
1215_13kurosuzumebati3
後ろから背面を撮影。白い筋がくっきり。
1215_13kurosuzumebati4
真横から。
何をしているのかよくわからないのですが、葉の表面を舐めるような動きにも見えました。
葉が濡れているわけでもなし。獲物を探しているという感じでもなかったけど。

さて、家に戻って調べてみたら、これはどうもクロスズメバチですね。
当地でも、他のスズメバチは2、3種類見かけたことがありますが、クロスズメバチを見るのは私にとっては初めてのことでした。白黒のくっきりしたきれいなハチでした。

スズメバチだってむやみに人を襲うわけでもなし。距離を置いて観察するだけならそう怖がることもありません。クロスズメバチは比較的穏やかな方だと聞いています。
人の動線と重なるところに巣を造ったら処分しなければならないでしょうが、そうでなければ、互いに敬して遠ざく、でいいんじゃないかな。

ずいぶん以前に、NHKの番組で、ハチの子捕りを見たことがあります。
肉の小片に綿をつけてクロスズメバチをおびき寄せて巣に運ばせる。ふわ~っと飛ぶ綿を追跡して林を走るんですね。で、土の中に作った巣にハチが戻ると、花火の煙で巣をいぶします。昆虫は煙で麻痺してしばらく動けなくなります。その間にハチの子を採取するわけです。で、ハチの子を料理して食べるわけですね。
かなり鮮明に記憶しています。
{昔は蚊だって「蚊遣り」といって除虫菊の葉などをいぶして蚊がふらふらと落ちてくるのを叩いたりもしました。何もせずに見ていると、しばらくすると蚊は目を覚ましてまた飛びます。殺虫剤ではないというところが面白かった。}

↓参考に。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AF%E3%81%A1%E3%81%AE%E3%81%93

採集
 ハチの巣を見つけ出すには、ハチの移動経路や営巣場所となりやすい場所を注意深く観察し、飛翔するハチを手掛かりに巣の場所を予測して見つけ出す方法と、エサを巣に運ぶハチを追跡する方法とがある。
 後者の場合、綿を付けた生肉(カエルの肉が良いとされる)や魚、昆虫等をエサにハチをおびき寄せ、巣に運ぼうとするところをひたすらに追跡する。綿は飛翔するハチの視認性を良くし、空気抵抗によってハチの飛翔速度を落として追跡しやすくする役割がある。綿が小さすぎるとハチを見失う可能性が高くなり、大き過ぎるとハチがエサの運搬をあきらめてしまうことがあるため、綿の大きさの調節には経験が必要。
 ハチは畑や川、人家、道路などの上を直線的に飛翔し、また上方を飛ぶハチを見ながら走って追跡することになるため、追跡には交通事故、転倒、転落などの危険が伴う。加えて、追跡時に田畑の農作物を踏み荒らす原因になることから、「蜂追い(ハチ取り)」を禁じている地域もある。こうした事情から、現在では都市部はもとより、郊外においてもこの方法を取ることは難しい。
 巣が発見できたら煙幕花火などを使って巣を燻し、ハチが一時的に(1 - 2分程度)仮死状態となっている間に地中から巣を掘り出す。
・・・
食べ方
・岐阜県の東濃地方(恵那市・中津川市など)、静岡市葵区山間部では地蜂の子を「へぼ」と呼び、炊き込み御飯へぼめしにして食べる習慣がある。甘露煮にした瓶詰も作られて販売されている。「へぼ」を発音する際には、「ぼ」の方にアクセントが置かれる。[要出典]
・長野県では、地蜂の子を「すがら」、「すがる」、「すがれ」等と呼び、甘露煮や佃煮の缶詰が製造され販売されている。
・静岡県藤枝市岡部地区では、はちのこを入れた炊き込み御飯のことを、「はえはちめし」と呼んでいる。
・宮崎県北部では、オオスズメバチの幼虫を使ったそうめんを食べる習慣がある[2]。

https://kotobank.jp/word/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%A1%E3%83%90%E3%83%81-57912
クロスズメバチ

ホシホウジャク幼虫 12/16

1216_8hosihoujaku1 2018.12.16
3日目。少し移動していましたが見つけました。
幼虫の上に立って見える葉、幼虫の姿と似ています。
1216_8hosihoujaku2
左上に幼虫、右下に丸まった葉。似てると思います。これはやはり擬態だな。
1216_8hosihoujaku3
どうぞ、このかわいらしさに「痺れて」ください。

この日以降、姿を消しました。どこかで蛹になったでしょうか。
次のシーズンに華麗なホバリングで会いに来てくれるといいな。

ホシホウジャク幼虫 12/15

1215_7hosihoujaku1 2018.12.15
翌日もほぼ同じところにいました。
ヘクソカズラの茎に腹脚でしっかりつかまる姿がかわいい。
1215_7hosihoujaku2
枯れた葉といっしょだと目立たなくなります。
これはやはり葉への擬態じゃないかな。
1215_7hosihoujaku3
見てください、この腹脚。
一生懸命につかまっている。けなげだなぁ。

40年以上も前、アゲハ幼虫が腹脚を使って歩く姿のあまりのかわいらしさに妻はノックアウトされ、以来、飼育するようになったのでしたっけ。思い出します。

ホシホウジャク幼虫 12/14

1214_10hosihoujaku1 2018.12.14
ヘクソカズラの前に何となく立って、実を眺めたりしていたら、「ん?何かいるみたいだなぁ」と私のパターン認識が刺激されまして。刺激のもとを探したら、これ、でした。
何かの幼虫、葉には食痕でしょう。
1214_10hosihoujaku2
初めて見る幼虫ですが、スズメガの仲間であることは間違いない。この立派な尾角を見れば明白。「hornworm」というくらいですからね。
1214_10hosihoujaku3
3対の脚と頭部が写っています。とんがっていますね。何か、こう、ポーズというか擬態なのかなぁ。妙にかわいい。
1214_10hosihoujaku4
ちょっと茎をひねって背中を見せてもらいました。模様はほとんどない。
1214_10hosihoujaku5
体長はこの位。
1214_10hosihoujaku6
普通は頭部が丸くて、コロンと目立つものが多いのですが、これは独特な姿ですね。
で、なんだか、記憶がむずむずします。ヘクソカズラを食草にするという記述を読んだことがあるよなぁ。あれは何だったけなぁ。ひょっとしてホシホウジャクか。現場ではここまで。

家に戻って確認したらやはりホシホウジャクでした。
http://kanon1001.web.fc2.com/006_souhon/K_akane/hekuso_kazura/hekuso_kazura.htm

ヘクソカズラの臭いのもとは,細胞内に蓄えられたペデロシドという物質。葉や茎が食害を受けることでこれが分解され,メルカプタンという揮発性物質が生成され悪臭として働く。これにより,ヘクソカズラを食草とする昆虫はほとんどいない。しかし,中には例外もおり,ヘクソカズラヒゲナガアブラムシは,ヘクソカズラの汁を吸い,成分を体内に蓄積することで,テントウムシの捕食から逃れていると言われている。また,スズメガ科のホシヒメホウジャク,ホシホウジャクの幼虫もヘクソカズラを食草とすることが知られている。チョウ目の幼虫の多くは狭食性を示すが,このスズメガ科の両者は,誰も手を出さない植物を選択したことで,食草を独占できる。

やっぱりなぁ。食草を独占できるんだ。こういうのを「新しいニッチを開発した」、というのでしょう。

↓スズメガの幼虫の「角=horn」は英語でも有名なようです。

hornworm
►n 〔昆〕 スズメガの幼虫,イモムシ《尾角をもつ》.
リーダーズ英和辞典第3版より引用

https://ejje.weblio.jp/content/%E3%82%BF%E3%83%90%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%A1%E3%82%AC

タバコスズメガ
Manduca sexta; tobacco hornworm

★こんな新聞記事がありました。

知事賞の双子の姉妹が東大和市長を表敬(朝日新聞東京面 2018年12月15日03時00分)

 理数をテーマにした小学生の研究を審査する2018年度の「東京都小学生科学展」で最優秀の都知事賞を受賞した東大和市立第三小学校6年の12歳の双子姉妹が13日、市長を表敬訪問した。2人は「研究は楽しかった。すごくうれしい」と喜びを語った。
 研究に使ったのは「ドクダミ」。庭掃除をしている際に、ドクダミが持つ独特なにおいに興味を抱いた。調査の経緯や実験方法、結果を写真や図を用いてA3用紙2枚にまとめた。
 次女の〇〇さんはドクダミの消臭効果に着目し、カメムシが出す臭いにおいを消せるかを実験。カメムシのにおいの成分が傷ついたドクダミの葉を活性化させることに実験の過程で気づき、紹介した。
 長女の〇〇さんは、逆にドクダミの葉を弱らせるにおいを探し、ヘクソカズラに着目した。カズラの葉が含む臭いにおいの成分をかけると、ドクダミの葉が枯れて、変色することを突きとめた。
 ・・・(後略)

そういうことがあるんですねぇ。線路柵のところのヘクソカズラの下にはドクダミも生えるんですが、そういうことには全く気づいていませんでした。

ショウガ

1210_2shouga 2018.12.10
妻が掘り上げてきました。もちろんスーパーで買ったものを、「植えて見よう」と植えてあったもの。
下の方にくっついている黒っぽい部分が植えたもの。そこから成長したのです。
なんかなぁ、楽しい老夫婦です。

ヒキガエル

1209_12hikigaeru 2018.12.9
妻が発見。バケツの砂の上にいたそうで。
潜っていたわけではない。

これで「冬眠中」なのかもしれません。
冬眠というと、どこかひっそり隠れて、というイメージなのですが・・・。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-fe92.html
↑この記事で
「金沢城のヒキガエル」奥野良之助 著、平凡社ライブラリー564、2006年1月11日初版
この本から引用しています。

 冬眠の仕方は私の想像とはまったくちがっていた。石のすき間にもぐり込まず、石の上で直接雪に埋もれて冬眠していたのである。「ヒキガエルって、相当いい加減な生き物ですね」と、集まってきた学生も少々呆れ気味であった。

金沢でも直接雪に埋もれて冬眠していたというのですから、東京なら砂の上に乗っているだけで充分なのかもしれません。
「ゆるい」生き方の動物であるらしい。

オオタバコガ幼虫

1204_9ootabakoga1 2018.12.4
例によってこの季節にこの辺りで見かけたら、オオタバコガということに押し付けてしまいます。
1204_9ootabakoga2
食草が広範囲にわたるんですよね、この幼虫。要するに何でも食う。

↓幼虫図鑑から引用
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/ootabakoga.html

食草  レタス,スイカ(西瓜),キャベツ,トマト,ピーマン,ワタ(綿),キク(菊)

上の写真、キバナコスモスでの写真です、というわけで、きっとオオタバコガでしょう。

2018年12月24日 (月)

クリスマスなど

1224_6tyrol 2018.12.24
クリスマス気分にちょっとだけのりまして。
チロリアンランプを「灯して」「花を添え」させてください。
1224_9tyrol
街はお祭り気分。ちょっと騒ぎ過ぎかな。心穏やかに年末の一週間を過ごしましょう。
「Xmas」とよく書きますが「χmas」が正しいでしょうね。「χ」はギリシャ語の「カイ」です。キリストの意味のギリシャ語「χριστός」の頭文字だったはずです。
さて、年の瀬も押し迫ってきましたが
1224_1tanakuji
皆様、よいお年をお迎えくださいますよう。
ブログの方は、気分と時間で、適当に書きます。時々覗いてみてください。よろしくお願いします。
何卒宜敷御願申上奉候。(フル~イ)

2018年12月21日 (金)

ヤマトシジミ

1201_5yamatosijimi 2018.12.1
見ているのが辛くなる感じ。
もうぼろぼろで、歩いていました。

幼虫で越冬するチョウです。小さな体で冬の低温に耐える。凍らない限りは死なない、ということでしょうが、恒温動物であるヒトからすると、よくまあ耐えられるものだと、しみじみ思います。
冬だね。

ヤノネボンテンカ

1201_4yanonebontenka1 2018.12.1
充実。
1201_4yanonebontenka2
これも充実。
存分に仕事を果たしました。

カエデ

1201_1kaede 2018.12.1
鉢植えの実生カエデ。赤味が少し足りないけれど、眼を楽しませてくれます。
画面右に実生のイチョウも写っていますが、こちらは今年はちょっと残念な姿で終わりそうです。
季節の進行ががたがたしたからなぁ。大変だったよね。

コギク

1130_10kogiku 2018.11.30
線路柵の内側でこんもりと咲くコギク。
これだけ集まると、香りがすごいんです。離れていても感じ取れます。思わず深呼吸してしまいます。この時期、昆虫にも好かれるし、素敵な花だなぁ。

ツマグロヒョウモン

1130_9tumagurohyoumon 2018.11.30
まっ平らに翅を開いて背中から日光を受けるツマグロヒョウモンのオス。
ちょっと前に、翅をまっ平らに開いて受光面積を増やしても、翅で受け止めた熱を体に運ぶことはできない、ということを書いたのですが。
とにかく、暖かそうであることに間違いはない。気持ちいいね。

フタホシヒラタアブ

1130_7hutahosihirataabu 2018.11.30
よく似たコマバムツホシヒラタアブ、というのと区別がうまくついていません、実は。
でもまぁ、思い切って。
アブに詳しい方のご指導を賜りたいのですが。

↓このサイトの写真など見ながら。
http://wolffia.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-7e97.html
フタホシヒラタアブ

どうしたんだろう?このハエ

1130_6hae 2018.11.30
この白いもの、一体何だろう?
カビに寄生されたという感じじゃない。
ひょっとして、上から鳥の糞が落ちてきましたか?
鳥類は、体内で生成したアンモニアを水に溶けにくい尿酸にして排泄します。尿酸の結晶は白いのです。
私たちは水に溶ける尿素にして「おしっこ」として排出しますが、そのためには水を持っていなければなりません。鳥はそれでは体が重くなる。また、子宮内の胎児は尿素を水に溶けた状態で胎盤を通じて母体に渡して処理してもらっています。鳥の場合、閉鎖空間の卵の中で発生しますので、水に溶ける状態では浸透圧のこともあるし困るんですね。で、溶けない尿酸にするのです。
そんなことを考えながら、このハエの白いのが鳥の糞の尿酸だったとして、ハエさんも迷惑なことだよなぁ、と、つくづく。

2018年12月20日 (木)

ジンチョウゲ

1130_5jintyouge 2018.11.30
我が家の白のジンチョウゲ。つぼみがずいぶん大きくなってきました。

1208_3jintyouge1 12.8
六郷用水の遊歩道沿いのお宅の赤紫の花のジンチョウゲ。
1208_3jintyouge2
つぼみが色を含んでいました。かわいいなぁ。
1208_8jintyouge
同じ日の我が家のつぼみ。白ですからあまり色を含むという感じはないですね。

1209_6jintyouge 12.9
翌日もう一回接写。つぼみが開くんじゃないかという予感を漂わせ始めています。
実際には年が明けてしばらくしてからになるでしょう。

ミニトマト

1130_2minitomato 2018.11.30
朝日に輝くミニトマト。
はちきれるほどに熟して、私共の味覚を楽しませてくれます。
もう冬です、温室はありませんので、そろそろお終いになるはず。

ツマグロヒョウモン

1129_12tumagurohyoumon 2018.11.29
もうぼろぼろになったメス。
スミレを探して歩き回っていました。
ツマグロヒョウモンは成虫では越冬できませんが、幼虫や蛹で越冬します。
この時期に産卵して、幼虫が孵化してもなんとか冬を越せるはず。
必死ですね。

密蔵院にて

1129_11mituzouin1 2018.11.29
密蔵院前の遊歩道。ツバキが咲いていたり、枝垂れ桜や八重桜が黄葉していたり。
1129_11mituzouin2
サザンカです。まるで薔薇みたい。
密蔵院にはツバキやサザンカがいっぱいあるのですが、チャドクガの防除なんか、大変なんだろうなぁ、と気にかかります。不特定多数の人が訪れる場所ですから、チャドクガ被害を出すわけにはいきませんものね。

ウスモンミドリカスミカメ

1129_8usumonmidorikasumikame 2018.11.29
腹部が大きいように見えます。普段あまりこのアングルで見ていませんので、確かとは言えませんが。卵をもったメスかな。

1202_6usumonmidorikasumikame 12.2
少し色合いが違います。この昆虫は色の変異が大きいらしいです。

1207_12usumonmidorikasumikame 12.7
色合いの違う2匹が同じ花にいました。
一枚で比較できてよかった。写真というのも、一枚一枚微妙に変化しますので、なかなか比べにくいところがあります。

ホトトギス

1129_4hototogisu 2018.11.29
最後の花ですが。
この子房が実にならないのが哀しい。
子房の下に白い部分がありますね。ここからポクッと落ちてしまいます。
残念です。

エゾギクキンウワバ(かもしれない)

1128_3kinuwaba 2018.11.28
採光用の窓の木枠に、ガがとまっていました。
「キンウワバ」というガの仲間だろうというのはすぐわかる。でも、その先がわからない。
斜めに白い線が入っていますね、多分これはこのガを識別する特徴として使えるんじゃないか。
「キンウワバ」で検索して、画像を眺めていたらエゾギクキンウワバというのが似ている。

↓ガのことなら何でもというサイト。詳しすぎて初めからここで探す気にはなれないのですが、バイブルのようなサイトです。
http://www.jpmoth.org/Noctuidae/Plusiinae/Ctenoplusia_albostriata.html
エゾギクキンウワバ Ctenoplusia albostriata (Bremer & Grey, 1853)
科:ヤガ科(Noctuidae) キンウワバ亜科(Plusiinae)

【成虫出現月】 6-10,(11,12:投稿情報)
【幼虫食餌植物】 キク科:エゾギク、ヒメジョオン(※KD)、アレチノギク、キンセンカ

我が家周辺にこの時期に現れてもおかしくはない。
写真も似ていますので、エゾギクキンウワバとします。

 幼虫はキク科(エゾギク,ヒメジョオン,アレチノギク,キンセンカ,ダリア,セイタカアワダチソウ,ゴマナ),ヒルガオ科(ヒルガオ)の葉を食べる。

解説    キンウワバの一種。
前翅中央の白状紋は比較的明瞭だが、点状になるものやほぼ消失するものまで個体差がある。

「前翅中央の白状紋」というのが鮮明でよかった。初めて見る時には標準的な個体を見たいですよね。

2018年12月19日 (水)

キゴシハナアブ

1127_6kigosihanaabu 2018.11.27
キバナコスモスにて。
複眼にまだら模様があるのでキゴシハナアブ。強引ですがまず間違いないと思います。

1129_3kigosihanaabu 11.29
コギクにて。
腹部背面の模様が普段見るのとちょっと違った感じもするのですが。
胸部背面の縦縞はキゴシハナアブで矛盾しないと思うし、わずかに見える複眼に模様があるような気がしますので、これもキゴシハナアブとしましょう。
いい加減なものです。信用しない方がいいですよ。

ユリオプスデージー

1127_3euryopsdaisy1 2018.11.27
これユリオプスデージーだと思います。
冬場の花として園芸店で入手したのではなかったか。買った当時は名前を書いた札が立っていたのですが、なくしまして、さあ、思い出せない。妻と二人でああでもないこうでもないと古びた脳をかき回しまして・・・浮かんだのは・・・エリオプスなんとか、とか言わなかったか?と私、そんな感じだったわねぇと妻。
調べてみて思わず噴きました。昔、子らと一緒に恐竜に凝った時代の記憶ですね、エリオプスは絶滅した両棲類の名前でした。(下の引用をお読みください)。
「エ」じゃなくて「ユ」だったことが判明。
で、ユリオプスデージーということになりました。(不満があります。「daisy」は「デージー」じゃなくて「デイジー」でしょう。日本人は二重母音に弱いからなぁ。)
写真に戻って、花の左にはつぼみがあります。今年はこの2輪で終わるのではないかな。
1127_3euryopsdaisy2

ごてごてせず、端正なよい花ですね。

1127_3euryopsdaisy3
ヒメヒラタアブとアリが来ました。早速に開花を見つけたらしい。昆虫たちの感覚の鋭敏なこと、驚嘆に値します。

1129_5euryopsdaisy_2 11.29
最初の花の勢いが弱まり始めて、2番目の花が咲きそうになってきました。
これからの推移を見守ります。

★ところで、マーガレットコスモスというのが似ているそうです↓
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-278

ユリオプスデージーによく似たものに、同じユリオプス属ですが葉に細毛がなく光沢がある、マーガレットコスモス(E. chrysanthemoides)があります。

違いの分からない男には違いが分からない。でも、あやふやではありますが自分たちの記憶から、多分ユリオプスデージーだろうと思います

↓参考

http://www.hana300.com/yuriop.html
ユリオプスデージー(Euryops daisy)

・学名
  Euryops pectinatus
   Euryops : ユリオプス属
   pectinatus : 櫛(くし)の歯状の
 Euryops(ユリオプス)は、ギリシャ語で「大きな目を持つ」という意味。花の姿形に由来する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%97%E3%82%B9

エリオプス(Eryops)は、古生代ペルム紀前期の北米に生息していた迷歯亜綱分椎目に属する半水生の絶滅両生類。学名は「引き伸ばされた顔」の意。この時期で最も有名な両生類であり、四肢動物の陸上への適応の例としてよく上げられる。 模式種は Eryops megacephalus。 アメリカ南部のペルム紀の地層で本属の複数の種が時代によって移り変わっており、地層の年代決定に利用された。(後略)

イエユウレイグモ

1125_24ieyuureigumo 2018.11.25
屋内に、季節外れの幽霊。こんな場所に獲物がそうそう来るとは思えないのですけど。
それでも毎年何匹かは出現しますので、それなりに何か食料があるんでしょうねぇ。
昔なら屋内に大小いろいろなハエなどいましたけど。虫好きの我が家でもさすがにそうそうはいないはずなんだけどなぁ。

ゴミグモ

1125_18gomigumo1 2018.11.25
背景は自動車の側面です。肉眼ではクモの巣が見えるのですけれど、これを撮影してうまく写るかどうか、と思いつつ撮影してみました。背景が比較的のっぺりしているのと、日に照らされて光っていたことのおかげでしょう、意外とくっきり写りました。ラッキー。
1125_18gomigumo2
網の構造がよくわかります。真ん中にいるのがクモ本体ですが明るすぎてとんでしまいました。
クモの下のぐちゃぐちゃっとしたものは、おそらく捕獲して食べた獲物の食べかすでしょう。
ゴミグモの仲間は食べかすや脱皮殻などを網に並べるという習性がありますので。
1125_18gomigumo3
なんとかクモ本体をクリアに写したかったのですが、うまくいきませんでした。
我が家でよく見るのはギンメッキゴミグモという腹部背面が銀色に光るゴミグモがおおいので、多分それだと思います。

ニラ

1125_16nira 2018.11.25
線路柵内に自生するニラの花。大分前から咲き続けていまして、花期が長い。もう初冬ですが。
ベランダで咲いてくれたラッキョウと色は違うけれど花の姿はそっくり。ということで、改めて撮影してみました。

ニラとラッキョウは科、属まで一緒なんですね。
↓参考
ニラ
科  :   ヒガンバナ科 Amaryllidaceae
属  :   ネギ属 Allium
種  :   ニラ A. tuberosum

ラッキョウ
科  :   ヒガンバナ科 Amaryllidaceae
属  :   ネギ属 Allium
種  :   ラッキョウ A. chinense

↓広辞苑をみたら。古くは「みら」だったようです。m→nへの変化があったのでしょう。発音上の問題かな?よくわかりませんが。

にら【韮・韭】
ユリ科ネギ属の多年草。葉は長さ20~30センチメートルで扁平、全体に強い臭気がある。春の葉は柔らかく美味。夏、紫色をおびた白い小花を束状につける。原産地は東アジアとされ、古く中国から渡来。日本各地で食用として栽培。古名こみら・みら。春。「韮の花」は夏。〈類聚名義抄〉
広辞苑第六版より引用

らっ‐きょう【薤・辣韭】
ユリ科ネギ属の多年生作物。中国原産。日本でも古くから栽培。葉は細く、秋に花茎を出し、その先に球状に集まった紫色の小花をつける。冬を越して、初夏に地下に生じる白色の短紡錘形の鱗茎は臭気を有し、漬けて食用とする。オオニラ。サトニラ。夏。「辣韭の花」は秋。
広辞苑第六版より引用

どっちの花も季語としては「今」じゃないなぁ。地球温暖化のせいですか?

マルバルコウなど

1125_13marubarukou 2018.11.25
ルコウソウの仲間はこの時点でもうほとんど終わっていたのですが、一輪見つけて、名残の記念写真。

1130_8rukousou11.30
まだだよ。ルコウソウが一輪咲きました。さすがにこれがルコウソウの仲間としては最後の写真になったようです。
また来年楽しませてね。

ツマグロキンバエ

1125_9tumagurokinbae 2018.11.25
ほとんどモノクロームみたいになっちゃって、シルエットしかよくわかりませんが。
注目は「両手」です。前脚ですけどね。でも「手で」蕊を支え持って口をつけようとしているようでしょ。
擬人的に見てしまいました。かわいいハエです。

2018年12月18日 (火)

ミツバツツジ

1124_10mitubatutuji1 2018.11.24
ご近所のミツバツツジ。花の時にはいつもお目にかけているあれです。
紅葉がみごと。
1124_10mitubatutuji2
まさしく「三つ葉」ツツジです。
花ばかり気にしていて、紅葉を意識したことは少なかった。
楽しませてもらっています。ありがたいことです。

ルリマルノミハムシ

1125_8rurimarunomihamusi1 2018.11.25
ヤノネボンテンカの前に立ったら、終わった花のてっぺんで何かが輝いていました。
なんだろう?と近づいたら
1125_8rurimarunomihamusi2
ルリマルノミハムシでした。
私にとってはちょっと季節外れなんですが、虫にとってはただひたすらに生きているだけのこと。驚くようなことではない。
萎れた花を食べているのかな。

↓参考
http://gardening.oddeyes-whitecat.net/rurimarunomihamusi

生態
3月~6月頃見るのは越冬成虫、7月~11月には新成虫が見られます。幼虫はスギゴケを食べ、成虫は花や蜜などを食べます。ハムシ類は通常葉を食べるのですが。花が咲く前から食べ散らかすなど、厄介な害虫として扱われています。

そうなのか、今回私が見たのはこれからこのまま成虫で越冬するのですね。で、暖かくなると姿を現して繁殖して、夏から秋にまた成虫を見るようになる。ヤノネボンテンカの終わった花ならいくら食べてもいいよ。冬に備えて下さい。

1125_5tumagurokinbae 2018.11.25
小さなツマグロキンバエの影がずいぶん大きく映りました。
口の影まで見えます。低い角度で照らされて。冬だなぁ。
1125_6nagaekomikansou
ナガエコミカンソウの影です。
光線が低いことと、ブロックに斜めに影が落ちたことで、拡大されています。
影もまた面白い。

桜紅葉など

1124w_4sakura 2018.11.24
妻の撮影。公園の桜の紅葉。
1124w_5doudantutuji
こちらはドウダンツツジ。みごとに揃いましたね。
1124w_6yaezakura
密蔵院前の八重桜。関山でしたっけ。
1124w_6yaezakuraotiba
何枚か落ち葉を拾ってきて楽しんでいました。
高齢者夫婦の「紅葉狩り」

イチョウ

1124w_2ityoukan8_1 2018.11.24
環状8号線沿いのイチョウ並木。妻の撮影。
1124w_2ityoukan8_2
緑と黄色が混ざっています。黄葉もそれなりにきれいです。
1124w_3ityou
同じ日の家の裏のイチョウ。
黄葉があまりきれいじゃないんです。枯れた感じ。今残っている緑の葉が黄葉するかも。
台風の影響で、黄葉の進行が乱れています。

富士山

1124w_1fujisan 2018.11.24
美富士橋から妻の撮影。
実はこの日の東京は昼間ずっと曇りだったんです。
雲量は10近く、日照時間もごく短時間。
なのに、富士山が見えた。
短時間、雲の下の空間が澄んでいたということでしょうね。
撮影した本人も、なんだか変な感じがしたわ、と申しておりました。
普通、快晴の日に見えるんだけどなぁ。

カエデの冬芽

1124_13kaede1 2018.11.24
黄葉の間に、冬芽。散り、去り行くものと、春、来たるべきもの。交錯する姿が佳い。
1124_13kaede2
独特の形で、素敵でしょ。

セイタカアワダチソウ

1124_12seitakaawadatisou 2018.11.24
こういう姿を見ていまして考えました。
「泡立ち」ってこの姿のほうがふさわしいかもしれない、と。

1208_10seitakaawadatisou2 12.8
もこもこ感が強く出ています。

1216_9seitakaawadatisou 12.16
わぁ、泡立ちがいいなぁ。

で、調べてみたら

↓平塚市博物館のHP
http://www.hirahaku.jp/web_yomimono/tantei/awmi.html

またアワダチというのは、実になった時に、綿毛がふわふわとしたようすを泡に見立てたものです。

http://www.asahi-net.or.jp/~uu2n-mnt/yaso/yurai/yas_yur_seitakaawadatiso.html

アワダチ(泡立)は花の付き方から泡を連想してのことだそうで、言われてみればそうかなと思う。

花の時、実の時、両方の説があるようでした。

2018年12月17日 (月)

ツマグロキンバエ

1124_8tumagurokinbae1 2018.11.24
口や前脚を丹念に掃除。大事な部分はきれいにしておかなくっちゃね。

1124_8tumagurokinbae2

これはかなりよく撮れた一枚だと思います。
ほぼ全体が鮮明に写った。平均棍も写っている。
昆虫の少ない時期、主役を張っています。

ヒャクニチソウ

1124_7hyakunitisou1 2018.11.24
いろんなステージの花が並ぶ。花期が終わりに近づいていることを感じさせます。

1124_7hyakunitisou2

この姿が結構好きでして。舌状花はもう枯れているのですが、真ん中が頑張る。
応戦したくなります。

1124_6ha 2018.11.24
これカタバミの葉だと思うのですが。
なんだか直線的な感じで、イメージが若干違う気もして。
もっと丸っこい葉だと思うのですけど。今までこの状態を見逃していただけなのかな。
よくわからずにいます。

チロリアンランプ

1124_2tyrol1 2018.11.24
ガレージの外のプランターに植えてある株。
ほったらかしなんですが、どんどん成長しまして、あちこちへ蔓を伸ばして進出していきます。
1124_2tyrol2
冬中咲き続けるようです。

1211_5tyrol 12.11
つぼみが並んでいて、下の方から順に上へ咲いていきます。
がんばるなぁ。タフな植物です。

ヨードチンキ

前の記事でヨードチンキを使いました。
1211_17osiroibana7 2018.12.11
こういうものです。
1211_17osiroibana8
成分です。
ヨウ素は、水にはごくわずか溶けます。ちょっと褐色がかる程度かな。
で、ヨウ化カリウムを溶かすと、ヨウ化物イオンとヨウ素分子が複合体になって、水に溶けやすくなります。
そのことでヨウ化カリウムが添加されているのでしょう。
さらに、消毒薬という働きを強めるためにエタノール溶液にしてある。
ヨウ素の酸化剤としての殺菌力と、エタノールの殺菌力を使うということです。

★日本薬局方では

第十七改正日本薬局方 化学薬品等
希ヨードチンキ
Dilute Iodine Tincture
本品は定量するとき,ヨウ素(I:126.90) 2.8 〜 3.2 w/v%及びヨウ化カリウム(KI:166.00) 1.9 〜 2.1 w/v%を含む.

となっていました。

★「チンキ」というのは

チンキ【丁幾】
(tinctuur オランダに基づく)生薬をアルコールで浸出した液。また、化学薬品のアルコール溶液。
広辞苑第六版より引用

漢字があるんですねぇ。
辞書からいくつか引用します。

ヨードチンキ【Jodtinktur(ドイツ)】
 沃素をアルコールにとかした液。消毒用のぬり薬。ヨーチン。
パーソナル現代国語辞典より引用

ヨード‐チンキ【沃度丁幾】
(Jodtinktur ドイツ)ヨウ素のアルコール溶液。赤褐色を呈し、ヨウ素特有の臭気を有する。消毒薬に用いる。ヨジウムチンキ。ヨーチン。
広辞苑第六版より引用

ヨード【Jod ドイツ・沃度】
(「紫に似た」の意のギリシア語 iodes に由来)(→)沃素ようそに同じ。
広辞苑第六版より引用

↓ウィキ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%AD

★昔、子どもの頃、風邪なんかで喉に炎症が起きていると、ゾンデの先端に脱脂綿を巻いて「ヨードで灼く」とかいって、ヨウ素剤を喉に塗りつけられて吐き気を我慢するのが大変だった、という記憶がありますが、そういう医者を大人になった私は敬遠することにしました。
ま、正直なところ、効果は薄いと思います。

オシロイバナ

1123_6osiroibana 2018.11.23
花はわずかになり、黒い種子だらけ。
柵の中の地面に落ちたものはまるっきり見えませんが、道路に落ちたものは結構目立ちます。

ふと思い立ちまして、久しぶりに胚乳を見てみようか。
1211_17osiroibana1 2018.12.11
このゴツゴツ感がお寺の鐘に似ているとかいうそうで。
この実、かなり硬いです。割る時はケガしないようにしてください。あるいは、靴で軽く踏んづけて割るのもいいかな。
1211_17osiroibana2
中に種子。
1211_17osiroibana3
更に割ると中味は白い。胚乳です。
1211_17osiroibana4
胚乳をつつくと崩れて白い粉というか顆粒というかがとれます。
イネの種子の胚乳がお米であるのとは感じが違いますね。
このように粉っぽいので「おしろい(白粉)」と呼ばれるわけです。
女の子がこれで化粧ごっこをしたとか、聞きます。(ホウセンカの花でマニュキアごっこもするそうですね。)
毒性があります、口に入れないでください。

さてここで元々理科教師が出動。
1211_17osiroibana5
プレーンヨーグルトの容器の蓋に水を入れ、ヨーチンを1,2滴たらします。
蓋の内面は真っ白ですが、ヨーチンを滴下したのでほんの薄い色ですが黄褐色になります。こんなに希薄でも大丈夫。
1211_17osiroibana6
ハイ。割った種子や、種子から出た粉末を薄いヨード水にいれると、「青紫色」に発色します。
ヨウ素デンプン反応ですね。
ものすごく敏感な反応で、デンプンとヨウ素の相互検出反応に使えます。

この実験は、ヨードチンキでもいいし、ヨウ素がはいっているといううがい薬でも多分できるだろうと思います。
{個人的には、ヨウ素でのうがいはお勧めしませんけど。ヨウ素は酸化剤、のどの粘膜の細胞まで傷めることになりはしないかと、気になるものですから。}

↓参考
http://www.hana300.com/osiroi.html

「お寺の鐘」のような形の、熟した黒いタネをつぶすと 白粉(おしろい)のような”白い粉”が出てくる。名前の由来はそこから。名づけ親は江戸時代の博物学者、貝原益軒。黒いタネは、お寺の鐘の形。白い粉は、蕎麦(そば)の実の粉に似ている。

http://appie.or.jp/column/%E3%82%AA%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%8A/
一般社団法人日本粉体工業技術協会

オシロイバナ 投稿日: 2015年8月24日 作成者: WEB管理者
・・・
1~2週間咲き続けるのですが、花が落ちてしばらくすると、ガクにあたる部分に直径5mm位の丸い、黒色の実がつきます。
爪で割ると胚乳が出てきます。普通、胚乳は固まりですがオシロイバナの場合、これが粉なのです。この粉の成分は主にでんぷんであり、ニキビや吹き出物の治療のため、これを水で捏ね、1日数回患部に塗っていたとの話も聞きます。
江戸時代には水銀や鉛化合物の白粉(おしろい)の代用としても使われていたようですが、水銀や鉛の危険性の認識が薄かったのでしょうか、オシロイバナの白粉はあまり普及しませんでした。しかし、近年まで女の子がママゴトでおしろいとして使ったりしていました。このように、女性になじみのある花ですが、花が細長いため、長い口吻を持つ大型のスズメガも寄ってくるので、女の子に悲鳴をあげさせたりもします。
・・・
(2015年8月メルマガより)

ムラサキカタバミ

先週の金曜に書いた記事↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-1c68.html
2018年12月14日 (金) ムラサキカタバミ
ここで、私は

咲いたのは、一輪二輪というレベルではなく、十輪近く咲きました。

こう書きまして、「咲きました」と過去形にして、もう終わったような書き方をしました。
ところがどっこい。この当日の昼、散歩に出たら
1214_15murasakikatabami 2018.12.14
まだ咲いているんだよ~、と言われてしまった。
なるほど、全部終わったわけじゃなかったのですね。申し訳ないことをしました。

1215_14murasakikatabami 12.15
15日の方が盛大に全員で開いていました。晴れていてお日様たっぷりでしたからね。
いつまで咲き続けるか、ちゃんと見ているからね。

2018年12月14日 (金)

英語のオノマトペ:チューチュー

先日↓こういう記事を書きました。

2018年12月 4日 (火) 英語のオノマトペ

今回は、「英語のオノマトペ:チューチュー」です。

★読書から。引用します。
「科学者の目、科学の芽」岩波書店編集部 編、岩波科学ライブラリー 248
汽車の汽笛は本当にポッポーか?
  ―――オノマトペと「世界を認知する網」
                下條信輔

 あるとき、当時保育園児だった息子と先生(保育士)の会話を何気なく聞いていて、仰天したことがある。記者の汽笛の音を真似して戯れていたのだが、その音を先生が「チューチュー」と発音したからだ。
 ・・・もちろんこちらが驚いたのは、汽笛の音の表現だ。「汽車の汽笛はポッポーで、逆立ちしてもチューチューとは聞こえないぞ」と。
・・・「科学」2014年11月号

「汽笛」じゃないと思うんですよ、いくら何でも。走行音でしょう、おそらく。
この息子さんは米国生まれの米国育ち。保育園では英語、家庭では日本語という生活をしていたのだそうです。

さて、この文章を読んで私は「アッ」と思いました。古い記憶、ニール・セダカの「恋の片道切符」です。1959年だったそうです。
小学校の上級生くらいのころに流行った歌。「チューチュー・トレン、チャギダンザトラック」←小学生が耳で聞きとってカタカナ化したもの。

英語の歌詞↓

Neil Sedaka – One Way Ticket

Choo choo train
a-chuggin’ down the track
Gatta travel on,
never comin’ back woo ooo
Got a one way ticket to the blues

「ネバカミバック、ウウウウ~、ガタワンウェイチケトザブルー」とまぁ、お恥ずかしい。ラジオで聞いて耳で覚えたのでした。意味なんかまったく分かってなかった。
で、本題。「チューチュートレイン」の「チューチュー」は「しゅっしゅっ」と同じようですね。機関車の走行音の擬音ですよね。この歳になって初めて知ったのでした。

https://ejje.weblio.jp/content/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%83

シュッシュッの英語
      choo-choo; chug-chug; chuff-chuff; hiss-hiss

「汽車ポッポ」という歌の「シュッポ シュッポ シュッポッポ」というのはちょっと疑問。
このあたりが、日本人の擬音認識の「型枠」になってませんか?
擬音が先行して、実際の音をそのように聞いてしまっているような気がします。

「汽車ぽっぽ」の歌詞

お山の中行く 汽車ぽっぽ
ぽっぽ ぽっぽ 黒い煙を出し
しゅしゅしゅしゅ 白い湯気ふいて

この方がまだ実際の音に近いのではないかと感じますが。
湯気を噴く走行音は「しゅしゅしゅしゅ」であって、「choo-choo」と似てますよね。
煙を出す様子を音というよりは視覚的な擬音で「ぽっぽ」と表現したような気もします。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/2655_30646.html
宮沢賢治の「シグナルとシグナレス」に「ガタンコガタンコ、シュウフッフッ」という表現があります。
この「シュウフッフッ」という擬音はなかなかいいと私は思います。

★脱線ですが、「シグナレス」ってナンダ?とわからなかった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%81%A8%E3%82%B7%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%83%AC%E3%82%B9

本線の信号機シグナルと、軽便鉄道の小さな腕木式信号機シグナレスの、淡く切ない恋物語。賢治独特の暖かいユーモアに満ち溢れた作品である。シグナルは東北本線の信号機が擬人化された男性のキャラクターで、シグナレスは釜石線(当時は岩手軽便鉄道)の信号機が擬人化された女性のキャラクターである。賢治が居住していた岩手県花巻市の花巻駅にはこのふたつの路線が乗り入れており、そこから着想を得た、と言われている。

はあ、-essをつけて女性名詞化したんですか。宮沢賢治さんの創作ですよね。ちょっと私にはいただけない造語です。

-ess []
    {接尾語}女性名詞を作る.
パーソナル英和辞典より引用

★さて、「choo-choo」に戻りますが。
「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」という絵本がありますよね。まったく意識していなかったのですけれど、今回これはchoo-chooなんだと気づいた次第です。そうだったのか。

https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=3
いたずらきかんしゃちゅうちゅう
バージニア・リー・バートン 文・絵 / 村岡 花子 訳
初版年月日 : 1961年08月01日(原作は1937年)

バートンさんの最初の絵本だそうですが、現在も親しまれている息の長い作品です。

★また脱線するのですが、バートンさんというと「ちいさいおうち」「せいめいのれきし」なども思い出します。
岩波科学ライブラリー260 「深読み!絵本 せいめいのれきし」真鍋 真 著という本を読んで、またびっくり。
「せいめいのれきし」の改訂版を出版する際に、国立科学博物館の真鍋 真さんに監修してもらったのだそうです。
その「コラム1 『せいめいのれきし』と改訂版について」という岩波書店児童書編集部の文章から引用します。

 『せいめいのれきし』は、地球の誕生から、今この瞬間まで続く命のリレーを、5幕34場のお芝居に見立てて描いた絵物語です。アメリカの絵本作家バージニア・リー・バートンが、アメリカ自然史博物館に通ってスケッチをしたり勉強したりしながら、8年もの歳月と情熱をかけて1962年に完成させた傑作です。・・・

そうだったのか!
幼い人にこそ本物を
幼い人向けの本だからといって、簡単に流したりレベルを下げたりしてはいけないのです。むしろ、幼い人向けであるからこそ、本物を提示しなければなりません。
美術、音楽など芸術分野でそういう主張を聴くことがありますが、自然科学分野だって同じこと。一切の容赦なし、本物と衝突するのがよい。その経験が将来の理解を支えるのです。もちろん、学術書そのものでいいといってはいません。優しい言葉で、本質を外さず、媚びず、まっすぐに。
実はこれ、私、教師としての自分への戒めだったんです。一切の容赦はしない、手抜きしない、妥協しない、本質を貫く授業をしたい。とね。無謀な教師だったかも。
バートンさんがこの絵本をつくるのに8年もかけた、ということ。本物の作家が全力でつくった本物の絵本だからこそ、長く愛され続けるのです。
手抜きして安直にコピペで済ませるなよ。警鐘!

ラッキョウ

1124_1rakkyou2 2018.11.24
この紫色、上品でいい感じです。まだこれから先が長そう。

1125_1rakkyou3 11.25
妻が横から撮ってくれました。この3本が今年の花になります。

1127_1rakkyou2 11.27
オシベの感じがちょっと不思議だなぁ。
葯の成熟度で変化するのでしょう。

1204_1rakkyou1 12.4
そろそろ終盤。
1204_1rakkyou3
さて、実ができるのかどうか。
プランターで栽培できます。花がかわいいので是非試してみてください。

ウスモンミドリカスミカメ

1123_7usumonmidorikasumikame 2018.11.23
毎年この時期に現れて一時期の「主役」になります。
コギクの花が大好きなようです。花弁から吸汁しているのかな。

1124_11usumonmidorikasumikame 11.24
開き始めたつぼみの中にいました。蜜を吸う、というのもカメムシとしては変かなぁ、とも思うし。

1125_10usumonmidorikasumikame 11.25
どうなんでしょうねぇ。蜜を吸っているのか?それとも植物体から吸汁しているのか。

よくわかりません。
何せこの時期の主役級の昆虫。まだ何回も登場してくると思います。

★「かかしさんの窓 ウスモンミドリカスミカメ」でAND検索すると6,7本の記事がヒットするようです。
いずれも冬、コギクなどでの観察です。一つだけリンクします↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/01/post-435b.html
2018年1月16日 (火) ウスモンミドリカスミカメ:旧年

ここでは12月下旬の写真を使っていました↑

ネコジャラシ

1123_5nekojarasi 2018.11.23
ネコジャラシの輝きを強調したかったのですが。
まあまあかな。背景をもう少し暗くしたかったけれど、ま、いいでしょう。

ヘクソカズラ

1123_4hekusokazura 2018.11.23
熟したかな、と思って実をひとつ摘みとって皮をむいてみました。
中は水分がありましてべちょべちょ、指先につきました。しまったニオイがついたかな、と嗅いでみましたが臭いというほどではありませんでした。なかなか乾燥した実にならないようです。

私は匂いに鈍感な方ですので、あまり信用しない方がいいかもしれません。

1209_7hekusokazura 12.9
色としては完熟ではないかと思いますが、なんだかまだ湿っぽいようですよ。
もういいや。種子を見るのはや~めた。

ツマグロヒョウモン

1123_3tumagurohyoumon 2018.11.23
これは背中から陽を浴びているところ。
翅をまっ平らに開くよりも、このようにV字型に開いた方が体を温めやすいのだと思います。
翅の翅脈は空洞です。翅が温まっても、その熱を体に運ぶことはできません。
ところがV字型に開くと、受光面積は減るように見えますが、翅に反射した太陽光が体に届くことになります。ですから直接体が受ける光にプラスして、翅による反射分が加わるはずなのです。
そんな見方でチョウの翅を見てください。

ビワの花

1123_2biwa1 2018.11.23
つぼみに気づきました。
1123_2biwa2
咲いているのもありました。
ほぼ季節通りといえるでしょう。
ほったらかしなので、結実するかどうかは木に任せます。
今年の秋は実は少なかったようでした。来年はたくさん実る番になるのでしょうか。

ムラサキカタバミ

1123_1murasakikatabami 2018.11.23
さすがにこれは、開花期をミスったと思うな。クンシランの鉢に同居するムラサキカタバミです。
花がミスをしたというよりは、花が勘違いするくらい天候がおかしかったというべきでしょうかね。

1126_4murasakikatabami 11.26
色が褪せてきて、花の寿命が終わり近い。

1213_19murasakikatabami 12.13
咲いたのは、一輪二輪というレベルではなく、十輪近く咲きました。

ところで、ムラサキカタバミは日ごとに開閉を繰り返すのですが、開閉運動は花弁の内外の面の細胞の成長によるものですので、開花から日が経つと花が大きくなります。
そのあたりのことはずいぶん前に書きましたのでご覧ください。
いずれも5月6月の記事です。今年のような11月の記事ではありません。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-1c68.html
2012年6月 1日 (金) ムラサキカタバミ

花が開くときには、花びらの内側がよく伸び、閉じるときには花びらの外側がよく伸びるのだ。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_803e.html
2008年5月22日 (木) ムラサキカタバミの花 夕方

2018年12月13日 (木)

鉢のカエデ

1122_3kaede 2018.11.22
鉢植えの実生のカエデ。ある程度赤くなってくれましたが、葉の縁や先端部は枯れています。
秋から冬へ、ストレートに進行してくれると、一挙に色づくのでしょうが、不順ですね。
来季が「順」だといいね。

ホソヒラタアブ

1122_2hosohirataabu 2018.11.22
コギクの花にホソヒラタアブがいました。昆虫の姿が激減していくこの時期、昆虫を見かけると嬉しくなってしまいます。

1123_8hosohirataabu1 11.23
サザンカの花の前でホバリングするホソヒラタアブ。どうするのかな、花にとまるのかなと見ていたら
1123_8hosohirataabu2
とまりましたね。アリのように分け入ることはできませんが、きっと蜜を舐めることはできるでしょう。いっぱいどうぞ。

昆虫応援団の爺さんです。フレーフレー、ホソヒラタアブ!!

オンブバッタ

1120_11onbubatta 2018.11.20
一昨日オンブバッタの記事を書きましたが、その記事で扱った写真の後にまだありました。
アジサイの葉の重なった奥の方にいました。
この個体は脚が完全なようです。
この時期、ぴょんぴょん跳ねる力はあまりないでしょう。歩いてきましたか。
お日様の温もりを思いっきり味わってください。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-add8.html
2018年12月10日 (月) オンブバッタ

ヘリコプター

1120_9heli1 2018.11.20
頭の上を飛ぶと、つい撮りたくなる。カメラを上向きにしてシャッターボタンを押すだけなのですけど。これが意外と写るんだよなぁ。
1120_9heli2
ヘリだけをトリミングしてみました。
結構、細部まで写っている。ヘリコプターに詳しい人なら、かなりの情報を読み取れるのではないか、という感じです。
羽田が近いせいでしょうか。ヘリコプターを見ることはそう珍しくはないのですが、たまに、長時間、複数のヘリコプターの音が続くことがあります。多摩川の方で何か事故でもあったかな、と気にかかることもあるんですよ。実際、一度ならず、事件だったことがありますのでね。

ヤエムグラの仲間

1120_5yaemugura 2018.11.20
線路柵の下に生えてきました。何の気なしにヤエムグラのつもりでいたのですが、よく考えると葉の形が違うよなぁ。幼い葉ですが、やはりなんだか違う気がする。
オククルマムグラというのが似ている気がします。
それにしても「今なのか?」という感じが強いな。花は4月5月じゃなかったか。
どうなるのか、見失わないようにしなくっちゃ、なにせ「しげれるやど」ですからね。(ひとこそみえね「春」はきにけり。なのかなぁ。)

https://matsue-hana.com/hana/yaemugura.html
ヤエムグラ(八重葎)

https://matsue-hana.com/hana/okukurumamugura.html
オククルマムグラ(奥車葎)

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/rubiaceae/kurumamugura/kurumamugura.htm
クルマムグラ

スイレン:2

1126_3suiren1400 2018.11.26
6日目。咲きました。

1127_2suiren1218 11.27 12:18
7日目。小さく口を開いて。
1127_10suiren1243 12:48
散歩一周して戻ってきたら口が開いてきていて。
1127_13suiren1354 13:54
咲きましたねぇ。1週間も毎日咲いてくれましたが、ここで終わりました。
よくがんばりました。こんなに長く開閉を繰り返した花は初めてです。わくわくどきどきさせてもらいました。

1207_1suiren1 12.7
左上が終わった花。「散る」というわけではなく、ゆっくり朽ちていきます。
右下には、次のつぼみが水面に顔を出しています。
そこだけトリミングすると
1207_1suiren2
こうなります。表面張力でつぼみの周囲に凹面ができていて、その凹面鏡に上の方の木の枝が写っているのです。
このつぼみ、開花に至れるでしょうか。もう12月です。

スイレン:1

1120_4suiren 2018.11.20 12:22
スイレンのつぼみが水面から立ち上がっていました。画面右下の方には次のつぼみが水中に伸びてきています。
1120_12suiren 15:05
3時間後には咲いていました。暖かい季節には、朝のつぼみが昼には咲く事が多かったのですが、気温が下がったせいでしょう、少しずれました。

この花が何ともスゴイのです。
1121_4suiren 11.21
2日目、咲きました。

1123_9suiren1338 11.23 13:38
3日目。開けるかな?
1123_10suiren1445 14:45
咲くんだもん。

1124w_8suiren 11.24
4日目。頑張るんだ。

1125_4suiren1100 11.25 11:00
5日目。もう開けないかもなぁ
1125_22suiren1524 15:24
ゼッタイ咲くんだ!
どこまでいけるでしょうか。気温が下がって、花の老化が遅くなったのかもしれません。
後半戦は次の記事で。

2018年12月12日 (水)

ヒメハラナガツチバチ

1120_8himeharanagatutibati 2018.11.20
路面に何か動きが見える。近寄って見たら、ヒメハラナガツチバチが落ち葉にしがみついてごそごそしていました。
メスは成虫で越冬するはずです。このハチはもうよろよろでした。雌雄がよくわかりませんが、オスなんでしょうね。
オスははかないなぁ。(私もオスですが)。
いろいろと終わりに近い昆虫たちを見る季節ではあります。

マンリョウ

1120_2manryou 2018.11.20
この時はまだ赤味が少なかった。

1201_2manryou 12.1
ほぼ真っ赤になりました。太陽光が狭い範囲でスポットライトのように当たって明るかったので撮りやすかった。

1207_3manryou 12.7
ほぼ全部赤くなりました。
これは昼頃。暗い場所ですので、絞りが開いてシャッター速度も遅い。
ぶれやすいし、露出が思うようではない。マニュアルで調整すればいいのですが、もう、めんどくさいので、粗い写真で申し訳ありません。

★小学生的、爺さんギャグ
「世界で一番『くさい』ものナ~ンダ?」
「???」
「正解はメンドだよ~。みんな『メンド臭い』って言うけど、だれも『メンドいい香り』って言わないでしょ。」

めん‐どう【面倒】‥ダウ
(「面倒」は当て字。「目」に、無益の意を示す「だうな」の「だう」がつき、撥音が入って「めんだう」となったもの。原義は、見るのも無駄の意)
①体裁の悪いこと。見苦しいこと。また、そのさま。大鏡[道隆]「この入道殿のかみにさぶらはれしは、いと―なりしわざかな」
②物事をするのがわずらわしいこと。手数のかかること。義経記[5]「此君の御伴申し、不足なく見するものは―なり」。「―な仕事」「―を起こす」
③転じて、世話。厄介。「―をかける」
広辞苑第六版より引用

1121_5cat 2018.11.21
この頃家の近くで猫を見ることは少なくなりました。
上の写真の猫は初対面でしたが、さしてこちらを警戒する風でもない。どこかの飼い猫でしょう。
2日ほど姿を現しましたが、また消えました。

↓ところで、この週の「たなくじ」
1119_2tanakuji 11.19
なんと、あの猫は福の神であったのかもしれませんね。
いいことあったか、って?
それはもちろん、猫に会うなんて最高です。
そして、ちゃんと生きてるっていうことも最高です。

ゴミ箱

1119_1gomibako 2018.11.19
「六日の菖蒲、十日の菊」どころではなく、20日遅れの「私的おばけ」。
いえ、ハロウィーンの前から気づいてはいたのです。妻と車で買い物に行くときに「おばけが並んでる」と笑いながら見ていました。
信号停止した時しか写真は撮れませんが、いつも青信号で通過していました。
この日、たまたま赤信号になったので、一枚だけぱちり。
いかがでしょう?おばけに見えませんか?

オシロイバナ

1118_15osiroibana 2018.11.18
線路際で、白のオシロイバナが妙にきれいに咲き続けています。
気温のせいで、昼頃にも開いた状態で見られます。
なんだかうれしくなる姿です。励まされちゃう。

ウラナミシジミ

1118_13uranamisijimi 2018.11.18
キバナコスモスでウラナミシジミを見かけました。側面から日を受けて輝いています。

1130_3uranamisijimi1 11.30
庭のユリオプスデージーに来たウラナミシジミ。
1130_3uranamisijimi2
蜜を吸いながら向きを変えてくれたので、こういうアングルで撮影できました。
ウラナミシジミは幼虫越冬とか蛹越冬ではなく、暖地では成虫越冬のはずです。
東京はウラナミシジミにとって「暖地」とは言えないのではないかなぁ。
そのうち適応するかもしれませんけど。あるいは地球温暖化で東京も越冬可能になるのか。
写真のチョウは、多分、この先、死んでしまうのではないでしょうか。
ランタナの花はまだしばらく咲きますから蜜を吸っていいですよ、頑張って生きてください。

カエデ

1118_6kaede 2018.11.18
門の内側のカエデの木。紅葉にならなくて、黄葉しています。

1121_2kaede1 11.21
朝、2階のベランダから。朝日の角度が低いので、周囲が暗くてカエデが輝く。
1121_2kaede2
とても美しい光景なのですけれど、黄葉ですね。

そうこうするうちに12月に入りまして。
例の12月4日の「小夏日和」の日に、強い南風が吹きました。
そうしたら
1207_4kaede1 12.7
カエデが裸木になってしまいました。一挙に葉を失うなんて、ものすごい風でした。
1207_4kaede2
ほんのわずかしか葉は残っていません。冬芽はちゃんとできていて来年の準備はもう整っていますので、来春の心配はないのですが。
季節の進行がなんとなく「不順」だと思います。

↓過去記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-2c59.html
2018年12月 6日 (木) 「師走の夏日」「小夏日和」

師走に夏日続出
全国300か所以上で12月の記録更新
2018/12/04 16:58 ウェザーニュース
・・・
 東京都心でも14.3m/sの南西を風を観測。12月にこれだけ強い南風が吹き荒れるのは、2年ぶりのことです。
 今年は冬を告げる冷たい北西風「木枯らし1号」の発表がなく、まるで「春一番」のような南風と暖かさが到来。暖冬予報を象徴するような天候となっています。
・・・

2018年12月11日 (火)

ハロ・白虹

1126_5halo 2018.11.26
ハロ(Halo、日暈(ひがさ、にちうん))

虹は雨滴での屈折・反射で生じますが、ハロは氷晶での屈折・反射で生じます。
↓このサイトが詳しいので、どうぞ。

http://wapichan.sakura.ne.jp/cloud-halo.html
ハロ:太陽などの光が空気中の氷晶にぶつかり、屈折・反射してできた光の円弧の総称

1129_13hakkou 11.29

虹のような形をした「白い弧」ですね。多分、白虹(霧虹、雲虹)だろうと思います。
この時の気象状況がわかりませんので、断定しきることはできませんが。
もし白虹だとすれば、雨滴ではなく、霧のような、もっと小さな水滴のはずです。霧は出ていたのかな?
虹だと、球形の水滴によって太陽光線の進路が変えられて、その時2回屈折を受けて分光されますが、光線の道筋ははっきりたどれます。ところが、霧のような微細な水滴になると、回折現象の影響が大きくなってきて、虹を作る光線が分散して、道筋がぼやけて広がるのです。そのため、上下いろんな場所で分光された光が目に入る時には混じってしまって、また白色光に近いものになり、虹の形なんだけど白い弧になります。
テレビ画面を撮影した写真ではよくわかりませんが、白虹の内側に色が見えることがあるそうです。過剰虹の一種だと聞いていますが、私自身が見たことがないので、説明にも何にもなりませんが。

書籍では下に紹介する本が現在も入手可能で、とてもいいと思います。雲や太陽の現象などに非常に詳しい。見ているだけでも楽しいですよ。

光文社新書923「雲を愛する技術」荒木健太郎 著

私は↑この本の、2018年1月5日発行の第2刷を持っていて、愛用しています。

また、私にとってのこういう光学現象に関するバイブルのような本もあります↓。多分もう絶版でしょうけれど、最高の本です。
「太陽からの贈りもの 虹、ハロ、光輪、心綺楼」Robert Greener 著、小口 高・渡邉 曉 共訳
丸善株式会社 平成4年7月31日 発行

タマサンゴ

1117_24tamasango 2018.11.17
赤い実が並んでくれるといいのですが、なかなかそうはならない。時々単独で赤くなります。
まだ花も咲くし。もっと寒くなってからなのかな。

ミヤコグサ

1117_23miyakogusa 2018.11.17
種子を全部播いてしまった莢。
中味はないけど「充実」した姿ですね。きちんと仕事を終えました、という満足感が詰まっています。

じゅう‐じつ【充実】
 中身がいっぱい入っていること。内容が満ちて豊富なこと。「設備の―を図る」「―した生活」「―感」
広辞苑第六版より引用

シャコバサボテン

1117_22shakobasaboten1 2018.11.17
以前あった株をダメにしてしまいまして、園芸店で買いました。
1117_22shakobasaboten2
冬の彩りに素敵ですね。この冬はこの勢いで楽しませてもらうとして、うまく育てていけるかな。
自信はありません。

 IRODORI
        ←

セグロアシナガバチ

1117_20seguroasinagabati1 2018.11.17
よろよろでした。飛ぶ気力がなさそうで、つかまりながらやっと移動しているという感じ。
1117_20seguroasinagabati2
これはオスかな。私には雌雄の判別ができません。腹部が長めかな、と思うのでそう考えたのですが、ちゃんとメスと比べてみたことはないしなぁ。分からないのです。

キンカン

1117_17kinkan 2018.11.17
今年はどのくらい稔るか。数はあまり多くはなさそうです。
花の時にはハチが来て、葉はアゲハを育て、実がなれば老夫婦が喜ぶ。
有難いことです。

フタモンアシナガバチ・オス

1117_7hutamonasinagabati1 2018.11.17
例年より少なめですが、ちらほらとフタモンアシナガバチのオスを見かけます。
1匹とまっているところへ、他のハチが飛んできて、一緒に陽を浴びるのかなと思うと、ぐちゃぐちゃっと絡み合ってみんな飛び去る、ということを繰り返します。
1117_7hutamonasinagabati2
顔が黄色い。
1117_7hutamonasinagabati3
触角の先端が巻いている。
これらがオスの特徴です。
オスですから産卵管はもちろん無いわけで、刺しません。捕まえようとすれば抵抗して噛みつくくらいはするでしょう。それは生き物として当然のこと。そっと見ていましょう。

1125_7hutamonasinagabati 11.25
「二紋」の部分がはっきり見えました。
オスたちのシーズンもそろそろお終いです。

2018年12月10日 (月)

東京の日の出と日の入り

↓理科年表から抜き書き

        日の出  日の入
11/28              16:29
11/29              16:28
…                   …       日の入りが最も早い
12/13              16:28
12/14              16:29

12/22   06:47   16:32   冬至

01/01   06:50
01/02   06:51
…      …                     日の出が最も遅い
01/13   06:51
01/14   06:50

現在、日の入り時刻が最も早い期間に入っています。
まもなく、14日から日の入り時刻が遅くなり始めます。

来年の1月2日から日の出時刻が最も遅い期間に入って、13日まで続きます。
{爺さんギャグ「友よ・・・夜明けは遠い♪」高石さんごめんなさい。}

冬至はその二つの間にあるんですね。

Hinodeiri
以前にも掲載したことのあるグラフです。私がエクセルで描いたもの。

Tokyo1
今回見つけた計算サイトのグラフを引用しました。
↓ここです。
http://k-ichikawa.blog.enjoy.jp/etc/HP/js/sunRise/srs.html
■日の出・日の入時刻の年間変化(JavaScript版)
     日本全国各地の日の出・日の入時刻の年間の変化を計算し、グラフ表示します。

↓国立天文台の暦計算室、というサイト。ご利用ください。
https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/
各地のこよみ
「各地のこよみ」は都道府県庁所在地等の日の出・日の入り、月の出・月の入り、および南中時・月齢をまとめたものです。

クルミ若葉

1117_6kurumi 2018.11.17
少し前にもお目にかけました。
大きな葉っぱが枯れて散っていく中、新しい緑が成長しています。
普通、この木は冬は裸になるはずなのですが。
台風や、暖冬や。妙な影響を受けたのではないかと、不審です。
一旦スイッチが入ってしまうと止められない、ということがありますからね。
大丈夫かい。心配です。

余談:クルミの落ち葉はイチョウなどに比べてすごく大きい。で、保育園児が散歩に来たりすると、この落ち葉を拾って「うちわ」のようにしたり「ほうき」のようにしたりして遊ぶんですね。うけてます。
濡れた落ち葉で滑ったりしないように気を配る必要はありますが、都会では落ち葉そのものが珍しくなってしまったので、行き止まりの我が家くらいいいさ、と落ち葉をあまり掃除していません。

オンブバッタ

1117_2onbubatta 2018.11.17
オンブバッタを見かけました。もう11月。バッタとしてはかなりきついはずです。
後脚を失ってるかな。

1118_7onbubattabuddleja 11.18
また別のオンブバッタを見かけましたが、これも後脚を失ったようですね。
厳しさは増していきますが。
生きる力がある限りは生きる。
そう、人間もまた。そして私もまた。

ラッキョウの花

1117_1rakkyou1 2018.11.17
ラッキョウの花です。ニラの花とそっくり。色は違うけど。
1117_1rakkyou2
毎年ラッキョウの酢漬けを作りますので、その余禄ですね。かわいいですよ。お試しください。

1120_1rakkyou 11.20
我が家では数えるほどの花を楽しんでいますが、鳥取砂丘のほうですか、ラッキョウの花畑があって、一面紫色が広がるそうです。それもまた壮観でしょうが、目の前の小さな花もいいですよ。

オオタバコガ幼虫(?)

1116_15imomusi1 2018.11.16
コギクの葉にいた何かの幼虫。移動したいらしい。なんだかかわいい。
1116_15imomusi2
一生懸命に背伸びして何とか上の葉に届きました。
1116_15imomusi3
体が180度近くねじれています。
この後移動するんだろうなと思いましたが、私が見ている間はこの状態のまま。苦しくないかよ。

ところでこの幼虫は何だろう?
もう、なんでも押し付けちゃいます。きっとオオタバコガの幼虫です。
全く自信はないけど。

コギク

1116_14kogiku 2018.11.16
線路柵内の株。
向こうむきに咲いていますが、香りは充分に届きます。

1118_3kogiku 11.18
庭の株。手で押しながらでないとここを通り過ぎられない状態。いつも体を花とこすり合わせながら歩いています。

自分では見えてないけど、ジーパンの後ろに花粉がついているかも。
私は「花粉媒介者」なのかもしれない。

キゴシハナアブとナミハナアブ

1116_12kigosihanaabu1 2018.11.16
ころんとしたハナアブ。かろうじて複眼が見えます。
1116_12kigosihanaabu2
トリミングするとこうです。
複眼にまだら模様がありますよね。これを決め手にしています。
1116_12namihanaabu
似ているのですが、複眼に模様がないのでこれはナミハナアブ。
いつも混乱しながら決めています。

1117_15kigosihanaabu 11.17
このようにくっきりしていると楽なんですけどね。もちろんキゴシハナアブです。
ランタナの花に来ていたのですが、アブの口では花の奥までは届かないでしょう。かなり深いので。花の縁でも甘味とかあるのでしょうか。

1118_4kigosihanaabu_2 11.18
庭のコギクにアブが来ていました。
複眼の縁がわずかに見えて、模様があるようですので、キゴシハナアブ。
アングルを変えたいのですが、そうするとキクを揺さぶるので飛び去る。頑張ってこんな写真を撮って終わりました。
毎日のようにアブを見ます。相当にタフな昆虫です。

ガザニア

1116_11gazania 2018.11.16
だんだんときれいに開ききれなくなって、そろそろ花の時期が終わります。11月ですもんね。
でも、いつもより花期が長く伸びたという感じがします。
ごくろうさまでした。

2018年12月 7日 (金)

キンケハラナガツチバチ

1116_9kinke1_2 2018.11.16
キバナコスモスで見かけたハラナガツチバチ。
前からしか撮れませんでした。
1116_9kinke2
毛がふさふさなので、キンケハラナガツチバチ、としておきます。
夢中ですね。いっぱいどうぞ。

ホソヒラタアブ

1116_7hosohirataabu1 2018.11.16
ビヨウヤナギの葉にホソヒラタアブがいました。
1116_7hosohirataabu2
パタッと翅を閉じましたが、なんだかもぞもぞしています。
1116_7hosohirataabu3
よく見ると、後脚で翅の掃除をしているらしい。
翅の表側に脚でブラッシングのようなことをしています。
1116_7hosohirataabu4
きれいにしておかないと飛びにくかったりするんでしょうね、きっと。
昆虫って、複眼を掃除したり、脚を掃除したり、翅を掃除したり、触角を掃除したり、きれい好きなものなんですよ。

チロリアンランプ

1116_3tyrol 2018.11.16
今年も冬を通して咲き続ける気らしいです。
食卓の窓の外を飾る株も、ガレージの外に移した株も、どちらもつぼみを持ったまま花を咲かせています。うっかりしてました、これアオイ科です。
通年で楽しめる花です。

紅葉

1115_16eiseigazou 2018.11.15
TBSのN天で紹介された画像。
右の「今日」というのは11月15日です。
赤味を帯びているのは「紅葉」のせいです。
静止衛星軌道(赤道上空約3万6千km)からの「紅葉狩り」ですね。

1116_1kaede1 11.16
我が家の庭の地面に立っての紅葉狩り。実生のカエデ。
1116_1kaede2
発色がいまいち鮮明ではない。「枯れた」という風情です。
気温の変化が鋭くないせいかな。いつもでもだらだらと気温が高かったりしますので。

ツマグロヒョウモン交尾:2

1116_8tumaguro1 2018.11.16
この日はカエデの葉の間で交尾しているのを見かけました。ここではこちら向きなのがメスです。
1116_8tumaguro2
翅を閉じたり開いたり。
1116_8tumaguro3
2匹あわせて面白い姿になりました。
1116_17tumagurokoubi
反対側へ回り込んで撮影。
1116_18tumagurokoubi
この時も妻を呼んで、二人でにこにこ。
陽射しが暖かい。

ツマグロヒョウモン交尾:1

1115_6tumagurokoubi1_1 2018.11.15
線路柵の中の方。ツマグロヒョウモンがいるのは見えるのですが、なんだか見え方が変だなぁ、と頑張ってズームで近寄ったら、交尾中なのでした。2匹いたんだ。上の方がメスです。ルコウソウのすき間からやっと見えるという状況でした。
しばらくしたら、何がきっかけだったのかはわかりませんが、つながったまま飛びあがり、道を渡って我が家のスイカズラへ。
1115_6tumagurokoubi1_2
交尾は続行。このまましばらくはここにいてくれそうだ、とインターホンを鳴らして妻を呼びました。
1115_6tumagurokoubi1_3
これは妻の撮影。
しばらく二人でわいわいと観察していましたら、また飛びまして、今度はスイカズラから2mほど左のハナツルソウへ移動。
1115_8tumagurokoubi2_2
「恋路の邪魔」をしてはいけない、とそっと退きさがったのでした。
またたくさん産卵するぞ~、と笑いながら。

ツマグロキンバエ

1115_5tumagurokinbae 2018.11.15
季節が進行する中、今の時期、ツマグロキンバエの独壇場です。コギクの花の前に立てば、一目で3,4匹は見えますね。
なじみの薄いハエかもしれませんが、注意して見ればきっと見つかると思います。
上の写真はキバナコスモスの花が散った後。蜜があるとも思えませんが、何やってんでしょうね。

1118_2tumagurokinbae1 11.18
コギクの花の中。口を伸ばして舐めています。
1118_2tumagurokinbae2
花粉だらけ。複眼や顔面の部分にも。

1120_7tumagurokinbae2 11.20
特徴的な口、縞模様のある複眼、翅の先端部が黒い、これらを知っていれば簡単に特定できますよ。

2018年12月 6日 (木)

「師走の夏日」「小夏日和」

12月6日朝日新聞オピニオン面の、やく みつるさんの一コマ漫画で

「新語」に加えたかった――12月4日、全国各地で12月最高気温更新
「小夏日和」

こういう漫画が掲載されておりまして、笑いました。
NHKのニュースでは↓

345地点で12月の最高気温観測 週末にかけては厳しい寒さに(NHK 2018年12月4日 18時09分)

 日中の最高気温は、大分県国東市国見で27度ちょうど、奈良県五條市で26度8分、福岡市で26度ちょうど、松山市と和歌山市で25度2分、東京 練馬区で25度ちょうどなどと、各地で夏日となりました。
 このほか、大阪市で24度5分、東京の都心で23度4分、仙台市で16度9分、札幌市で12度7分など、平年を7度から10度前後上回り、9月中旬から11月上旬並みの暖かさとなりました。
 各地で、12月として最も高い気温を観測し、和歌山市では139年前の明治12年、福岡市と松山市では128年前の明治23年に統計を取り始めて以来、最も高くなるなど、全国の観測点の3分の1以上にあたる345地点でこれまでの記録と並ぶか更新しました。
・・・

1205_1natubinerima 2018.12.4

東京でも練馬区では25.0℃の夏日ですもんね。
NHKは「20.0」という表記もできないし、「にじゅってんれいど」と読むこともできない。「20度ちょうど」としか言えないんですよ。なんで~?理科教育に反するでしょう、何とかしてほしいなぁ。末尾の「0」には意味がないんですか?

ウェザーニュースでは↓
https://weathernews.jp/s/topics/201812/040135/

師走に夏日続出
全国300か所以上で12月の記録更新
2018/12/04 16:58 ウェザーニュース
 4日(火)の日中は日本海を進む低気圧や前線に向かって10月並みの暖かな空気が南から流れ込み、各地で気温が上昇しました。
西日本、東日本では20℃を大きく上回り、福岡などで12月として初めての夏日を記録しています。12月の観測史上1位を更新した地点は全国341か所(15時まで)に達し、大阪では128年ぶり、松山では104年ぶりの記録更新です。
・・・
全国で最も高い沖縄県鏡原は29.8℃で、昨日西表島で観測した12月としての史上最高気温(南鳥島をのぞく)をさらに更新しました。
・・・
主要都市の最高気温(15時まで)
 札幌  12.7℃
 仙台  16.9℃
 金沢  24.7℃(史上1位)
 東京  23.4℃
 名古屋 18.1℃
 大阪  24.5℃(史上1位)
 広島  20.8℃
 松山  25.2℃(史上1位) 
 福岡  26.0℃(史上1位)
 那覇  29.4℃(史上1位)

東京都内で20m/s近い南風
木枯らし飛び越しまるで春一番
 関東南部では午後になって南よりの風が強まってきています。特に沿岸部で風が強まり、東京都羽田で18.5m/s、横浜で16.4m/sの最大瞬間風速を観測しました。
 東京都心でも14.3m/sの南西を風を観測。12月にこれだけ強い南風が吹き荒れるのは、2年ぶりのことです。
 今年は冬を告げる冷たい北西風「木枯らし1号」の発表がなく、まるで「春一番」のような南風と暖かさが到来。暖冬予報を象徴するような天候となっています。

東京では今年「木枯らし1号」がなかったのです。

気象庁の、東京での木枯らしの条件は
  1 期間は10月半ばから11月末までの間に限る。
  2 気圧配置が西高東低の冬型となって、季節風が吹くこと。
  3 東京における風向が西北西~北である。
  4 東京における最大風速が、おおむね風力(風速8m/s)以上である。
こうなんですよ。それが
「14.3m/sの南西の風」なんですから、もう、笑ってしまうしかないな。

ところで、12月4日と5日の気温変化をグラフにしてみました。
2018_1204kion 2018.12.4
これはまあ、「ふ~ん」でいいのですが5日はね
2018_1205kion 12.5
これはちょっとなぁ。
00:05 20.2℃
24:00 13.1℃
こうですよ。
4日の24時で20.1℃だったのです。
で、5日が始まって5分後にちらっと0.1℃上がって最高気温となり。
一日が終わる瞬間に最低気温が出ています。
なんという日だったことでしょう。12月にねぇ。きりっとしないなぁ。

「えいごであそぼ with Orton」から

11月は「FUN TOGETHER」という歌が毎日流れました。これが何とも素敵。少年と犬が互いに相手を信頼し合い、一緒に遊ぶのです。
その絵がまたいい。微妙なぼかしのはいった線が何ともいえず暖かい。
そして歌詞がまた最高。

FUN TOGETHER
作詞: THE SOUND ROOM
作曲:ノダマサユキ
歌:Jon Underdown

私が一番気に入ったフレーズは↓これ
Thanks for being who you are.
何と訳しましょう。
「君が君であってくれてありがとう」
かなぁ。

↓このサイトでは、こう訳していました。
https://pokoblog.com/funtogether-eigodeasobo-201811/
Thanks for being who you are
君が君でいてくれてありがとう

英語のbe動詞というのは難しい。
I am happy.
といえば、状態というのか、属性というのか、そういう表現ですね。
ところが
Let it be.
といえば「存在」そのものでしょう。あるがままに受け入れる。
聖書の言葉なんですけどね、これ。日本では受胎告知の絵は有名ですが、マリアの言葉はあまり知られていない。
神の御言葉のままに。

創世記の初めにもこういう表現があります。

創世記 1 Genesis
1:3神は「光あれ」と言われた。すると光があった。
1:3 God said, "Let there be light," and there was light.

そんなことを考えながら「Thanks for being who you are.」を考えると…難しいなぁ。
君が今そのように存在する、その存在であることそのものに感謝する。
ややこしや。
君が君であってくれてありがとう
でいいですよね。素敵な言葉だ。生涯の伴侶に捧げてもいい言葉でしょう。

I am.
といえば「我在り」になります。こういう感覚が日本人にはちょっと難しい。

★ふと思い出したのですが、
ウィリアム・ブレイク(William Blake, 1757年 - 1827年)という詩人の「Songs of Innocence and of Experience」という詩集がありまして。その中に「Infant Joy」という詩があります。

Infant Joy : William Blake

  "I have no name:
  I am but two days old."
  What shall I call thee:'
  "I happy am,
  Joy is my name."
  Sweet joy befall thee!

  Pretty joy!
  Sweet joy, but two days old.
  Sweet joy I call thee:
  Thou dost smile,
  I sing the while,
  Sweet joy befall thee!

I happy am」これ、何と訳しましょう?
「I am happy 」の倒置なのでしょうけれど…。
「私は幸せという存在である」という感じも受けてしまうんですよね。
生後2日目の赤ん坊です。存在そのものが「幸せ」なのではないか。
自己というものはまだない。存在自体が親と分離していない。生れ出たことそのものが至福の喜びである。
読み込みすぎかな。

ブレイクについては大学の教養の英語で、習いました。
先生はブレイクに関係して「visionary」という言葉を教えてくださいました。
「地平線のライオンにチョウがまとわりつくのを裸眼で見ることができる人がいて、その様子を語ってくれても、視力0.1などという人には決して見えはしない。想像・夢想にしか聞こえないだろう。心の世界でそういう視力を持った人が、自分に見える光景を我々に語ってくれても、凡人には夢・幻のようにしか聞こえない。ブレイクという人はそういう人なのだ。心の視力が鋭すぎる人。『visionary』というのだよ」

vísion・àry/; -(ə)ri/ /; -(ə)ri/
►a
1 〈人が〉幻を見る;見通す力[構想力]のある;夢見がちな,幻想にふけりがちな.
2 幻想の(ような);〈計画など〉夢のような,非現実的な.
►n 予見的な幻を見る人,先見者,預言者;空想家,夢を追う人,妄想家,幻視者.
リーダーズ英和辞典第3版より引用

心の視力の近眼にはなりたくないな。遠くまで見据えたい。

ヒメフンバエ

1115_2himehunbae 2018.11.15
久しぶりに見かけました。幼虫は獣糞(猫や犬の糞)を食べます。
ですから、我が家の庭で猫のチャコちゃんが生活していた頃などは、幼虫の餌があったわけです。
今は、猫はいないし、散歩の犬の糞は飼い主が片付けることが普及してきましたので、都会で獣糞は少なくなりました。
牧場とかがあるときっと増えますよね。
成虫は肉食性で、小昆虫をつかまえて食べるそうです。

オクラ

1113_16okra 2018.11.13
存分に楽しませてもらいました。
プランター園芸にもってこいだと思います。
アオイ科の花を楽しんで、小さな実が成長するのを観察して、最後は舌を楽しませてくれます。
来年の種蒔き用に一つは充分に熟させればいい。
スーパーは身近な種苗店ですから、いろいろ試してください。

ハナツルソウ

1113_14hanaturusou1 2018.11.13
返り花で、すぐ終わるのだろうとみていたら、頑張っています。
1113_14hanaturusou2
両脇の角みたいなのがかわいい。
1113_14hanaturusou3
まだ咲くのよ、と主張しています。
存分に咲いておくれ、それが私の望みです。
気取った言い回しを使ってみました。

スイカズラ+のど飴

1113_13suikazura 2018.11.13
わずかに緑っぽさを残しています。

1122_5suikazura 11.22
かなり黒くなりました。

1129_9suikazura 11.29
完熟だと思います。途中で落ちたりしなくてよかった。
蒔いてみましょう。

ところで、蒲田で薬局の前を通ったら、こんなものを見かけたので買ってきました。
1201_11nodoame1 12.1
「金銀花のど飴」です。「Kinginka Throat Drops」だそうです。
救心製薬の製品です。金銀花といえばスイカズラだよなぁ、とよく見れば
1201_11nodoame2
解説と絵です。やはりスイカズラですね。「入り乱れて咲く」とありますけれど、正確には白く(銀色)咲いて、時間の経過とともに黄色(金色)に変化するのですね。その経過の中で二色の花が並ぶことがあるのです。
私は「漢方」というものを信用していませんが、のど飴くらいならいいでしょう。
毎年、花を楽しんでいるスイカズラですが冬にお世話になるとはね、面白いので、時々舐めています。

キョウチクトウ

1113_12kyoutikutou 2018.11.13
つぼみを作ったのはいいけれど、いくら何でも咲くのは無理だと思うのですが。
12月に入っても、状況はほとんど変わっていません。
秋の気温が変だったのでしょう。

ゼニアオイ

1113_11zeniaoi 2018.11.13
倒れても維管束などに傷は生じなかったようです。栄養がちゃんと送られて、花を維持しています。

1124_15zeniaoi 11.24
まだいけます。これ4弁ではないです。2枚重なっています。そういうところに勢いの衰えを見るのか、単なる偶然か。
見届けてあげなくっちゃ。

バラ

1113_10bara 2018.11.13
線路を挟んで約10m離れたお向かいのバラ。
別にズーム性能を自慢するわけじゃないけど、という己惚れ・大自慢をしちゃいましょう。
オシベの葯まで写っています。すごいでしょ。

肉眼じゃ、とてもとても。これってすごく楽しいですね。

2018年12月 5日 (水)

ホソヒラタアブ

1113_4hosohirataabu1 2018.11.13
ホソヒラタアブがコギクにやってきました。これを見て「ハチだ」と思わないでくださいね。顔が違うんです、ハエ顔なんですね。覚えてください。
1113_4hosohirataabu2
トリミングして大きくしました。触角がちょんと短いので「短角亜目(ハエ亜目)」といいます。
ハチの触角とは全然違う。複眼の形もハエとハチでは全然違う。そんなところです。
ハチの翅は2対4枚、ハエの翅は1対2枚ですが、これは現場で一目で識別できる特徴ではないと思います。
1113_5hosohirataabu
別の場所で休憩中のアブ。撮影時、全くなんの意識もなくホソヒラタアブだと思っていました。
ところがですね。PC画面で見ると、なんだか妙だ。
腹部背面の模様が見慣れた模様とちょっと違う気がする。
黄色い帯の真ん中に縦線があって、左右に分断されているようです。あれぇ、ホソヒラタアブでいいのかな。
調べてみると、「低温型」とか「黒化型」というのがあるそうです。「縦に黒い線が入る」という記述も見つけました。
これですね。季節型があるとは知らなかった。
ですから
ホソヒラタアブの「低温型」「黒化型」というのが正しいようです。
秋深し ホソヒラタアブも 衣替え:案山子

http://www.ha.shotoku.ac.jp/~kawa/KYO/SEIBUTSU/DOUBUTSU/07hae/hirataabu/type2/index.html

かつてはジュウニホシヒラタアブといわれていましたが、ホソヒラタアブの冬型であることがわかりました.

ワカバグモ

1113_1wakabagumo 2018.11.13
6:25~6:35に夫婦二人してテレビ体操をしています。朝の硬い体がほぐれて気持ちいい。
そうしたら、妻が「目の前にクモが降りてきた」という。どれどれ、と見ればワカバグモが糸を引いて天井からおりてきた。
外へ出してやる前に記念撮影、と妻がチャレンジ。まずダメだろう、と私。案の定ピントが合いませんでした。空中に浮いたクモなんて一番難しい被写体ですから。でもまあ、そういう出来事があった、という証拠写真にはなりますし、前2対の脚を広げたカニグモ科独特のスタイルはぼんやり分かるし。掲載します。手に乗せようとすれば体温を感じて絶対逃げますから、新聞広告に乗せて、外へ連れて行って放してやりました。

1116_13wakabagumoa 11.16 A
昼の散歩で、キバナコスモスにワカバグモがいました。3日前に放したクモかどうかまるっきりわかりませんが、何となく親しみを覚える。便宜上このクモをAとします。

1117_11wakabagumob1 11.17
翌日の昼、昨日見かけた場所とは少し離れた場所のキバナコスモスにワカバグモがいた。
1117_11wakabagumob2
花の位置が高いので、そっと近づいてアップしてみました。
このクモをBとします。
1117_13wakabagumoa
昨日のクモが移動してきたのかどうか、確認のため、昨日の花を見たら多分昨日のワカバグモがそのままいる。Aとの2日目の出会いです。

1118_11wakabagumob 11.18
この日もBがいました。でもBと会えたのはこの日まで。2回ですね。
1118_14wakabagumoa
Aもいました。これが3日目。Aもこの日の後は会えなくなりました。
カニグモ科のクモは確か成体で越冬するはずです。
気温が下がると、降りて、枯葉の下とかに潜り込むのではないかな。
無事に越冬できますように。
冬の草刈りというのもあるんです、電鉄会社の。きれいにする必要は充分にわかるのですが、越冬中の昆虫やクモが痛手をこうむるのも事実なんですね。清掃しなくてもいい場所ならば、できれば落ち葉の片付けなどをしないでおいていただけると虫好きとしてはありがたい。雑木林は掃除しないでくださいね。

タマサンゴ

1111_15tamasango 2018.11.11
花もまだ咲くし、緑の実がたくさん。
これからみんな赤く熟すでしょう。

「フユサンゴ」のほうが正式な和名なのかな。どちらでも通用はすると思いますが。
「冬の珊瑚珠」ですかね。

デュランタ

1111_14duranta 2018.11.11
この株、今年はほとんど花が咲かなかったのですが、遅れて少し咲きました。
塀から外へ出過ぎたな、とかなり大幅に刈り込んだせいでしょうか。
でもまあ、枯れてしまったわけでもなし、力を蓄えてまた来年。ね。

ルコウソウ

1111_13rukousou2 2018.11.11
五角形に開ききれなかったり。
1111_13rukousou1
花弁のサイズに差が生じたり。

この花ですが、小さい2枚の花弁を「足」、両手を広げてとんがった頭、という風に見えませんか?

実は、私が子供の頃、今から60年くらいも前だと思います、親に連れて行ってもらって見た映画に、ヒトデ型の宇宙人が出てくるSF映画があったのです。ストーリーの記憶は全くありません。ヒトデの真ん中に人間と同じ形の「目」があるんですよね。それだけを覚えています。
で、このルコウソウの花を見ていて、それを思い出してしまいました。
「ヒトデ型宇宙人」で検索しましたら、ヒットするんですね、これが。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E4%BA%BA%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%81%AB%E7%8F%BE%E3%82%8F%E3%82%8B

『宇宙人東京に現わる』(うちゅうじんとうきょうにあらわる)は、1956年1月29日に公開された、大映製作のSF特撮映画である。日本初の本格的カラー空想特撮映画。
・・・
ストーリーは、被爆国である「日本」の核兵器廃絶の理想と、未来の宇宙時代への夢が織り込まれている。特撮の担当は、のちに円谷プロのウルトラシリーズを手掛ける的場徹。登場するヒトデ形の宇宙人「パイラ星人」のキャラクターデザインは芸術家・岡本太郎が担当している。
・・・

はあ、そうだったのか。8歳の頃だな。あのデザインが岡本太郎さんとはねぇ、全く知らなかったな。
なんとなく「太陽の塔」と宇宙人と、似ている気がしないでもない。
今更、ふ~~ん、なのでした。

ヒメハラナガツチバチ

1111_12himeharanagatutibati 2018.11.11
キバナコスモスにて。このころにはツチバチたちの活動はピークを過ぎていました。
前の記事もハチでしたが、ハチの仲間が活動を終える頃にもハエ目の昆虫は活動を続けます。
秋が深まるなか、活動期間が異なるようです。

ハチ・アブ

1111_7hati 2018.11.11
足元のヒメツルソバに「動き」が見えました。昆虫がいる。一面同じような花が密集していて、撮影しようにもモニターでもファインダーでもその場所を特定できない。肉眼で「この辺り」というところへ勘でレンズを向けてシャッターを切ってみました。
真ん中ではありませんでしたが写っていました。
ハチ、多分ミツバチでしょう。
幸運な写真です。

1115_9mitubati 11.15
これはかなりの確実さでミツバチといえます。眼と触角の特徴からハエ目ではなくハチ目であることは確かなので、後は、腹の模様で判断しました。

1129_10abu11.29
この日も足元のヒメツルソバに昆虫。アブとしか言いようがないですね。
胸部背面の縦縞だけが識別できます。
せわしなく動くし、細かな背景で動きを追いきれないし。
「いた」というだけの証拠写真です。

2018年12月 4日 (火)

英語のオノマトペ

12月3日の「虹」という記事で、NHKのEテレ朝の子供番組「『にほんごであそぼ』の中の『おのまとペア』」というコーナーから題材をとりました。「にほんごであそぼ」に続く番組が「えいごであそぼ with Orton」といいます。そこではDr. JASONと3人の子どもたちが登場していろいろ活躍するのですが。
ある時のゲームに「英語のオノマトペ」が登場しました。Dr. JASONが英語で動物の鳴き声のオノマトペを英語で言う。その動物は何かということで、椅子取りゲームだったり、カルタ取りゲームだったりでした。
いやあ、知らない。犬、猫、ニワトリくらいしか知らなかったなぁ。

↓左がオノマトペ、右がその動物です。
ribbit     frog
oink      pig
baa       sheep
cheep   chick
moo      cow

meow, mew    cat
quack    duck
neigh    horse

いかがですか?正解できましたか?

↓2つほどのサイトにリンクします。関心がおありでしたらどうぞ。
https://ipa-mania.com/animal-onomatopoeia/
動物の鳴き声を英語ではどう表現するの?
https://yattoke.com/2018/03/09/animals-nakigoe/
動物の鳴き声の英語表現一覧表|日本と海外の比較オノマトペ

ルリチュウレンジ幼虫

1111_6rurityuurenji1 2018.11.11
いつもはもっと早い時期に見かけると思いますが。11月にまだツツジの葉を食べていました。
複数回羽化するのでしょう。これから繭を作って蛹になって越冬でしょうね。
1111_6rurityuurenji2
ちょっとぶれてしまいましたが、眼がなんだかかわいかった。

カタツムリ

1111_5katatumuri 2018.11.11
葉の裏にいたカタツムリ。
もう11月ですからね、越冬態勢に入らなければいけないと思うのですが。大丈夫かい?
地面に降りて、落ち葉の下とか、石の下奥深くとか、そういうところで、殻の口に膜を張って乾燥を防ぐ状態になってしまわなければいけないんじゃないのかな。今年はまだ暖かいのかな。うっかりしませんように。

キゴシハナアブ

1111_4kigosihanaabu 2018.11.11
この時期はハエ・アブをよく見かけます。
今年は例年よりキゴシハナアブを見る機会が多かった。なぜかな。
1111_9kigosihanaabu
キバナコスモスで。

1115_1kigosihanaabu 11.15
コギクで。花粉まみれです。
複眼にも花粉がついているようですが、邪魔じゃないのかな。もともと模様のある複眼だから気にならないのかな。余計なお世話ですね。

先週、テレビの昼の番組で、視聴者から寄せられた花の写真を紹介していて、黄色と黒の縞模様の昆虫が写っていて、アナウンサーが「ミツバチも頑張っていますね」とコメントしていました。
虫に慣れている私の目には、一見してホソヒラタアブとわかったのですが。昆虫になれないと、ハナアブ類の黄色と黒の縞模様でハチに擬態するというその戦略がみごとに功を奏するようです。

ツマグロオオヨコバイ

1111_3tumaguroooyokobai 2018.11.10
ヤツデの葉の裏でツマグロオオヨコバイが「集会」を開いていました。
11匹くらい勘定できるかな。

この場所が居心地の良いスポットになっているのでしょうか。別に互いに呼び合うわけではないでしょうし。それぞれの個体が自分にとって居心地の良い場所を探したら、みんなここに集まってしまった、のでしょうね、きっと。

1127_9tumaguroooyokobai 11.27
めっきり数が減りました。ごくたまにしか見かけなくなった。
また来年、ね。

夕方の空

1110_22yuuzora 2018.11.10 16:28
4時半ごろに自室の雨戸を閉めて、PCもシャットダウンして、階下へ降りて夕刊を読んだり、なんだかんだ、一日の終わりへ。
黒い雲は低い雲です。
この日の日の入りは16:38でしたから、日没直前の太陽光を受けて高いところの雲が輝く。
雲が層になっていると、いろいろ面白いことが起きます。上の写真は太陽光の受け方の差。
場合によっては雲の流れる方向が上層と低層で異なることもあったり。
面白いですよ。

アキアカネ

1110_17akiakane 2018.11.10
なんだか、色が全然冴えない感じなってしまって、痛々しいという感じがました。

1117_5akiakane 11.17
背中から陽を浴びています。翅が山形になっていますので、静かに休んでいるという状態ですね。
秋が深まります。

1129_7akiakane 11.29
命の極み。なのかな。

2018年12月 3日 (月)

11月の気温など(東京)

2018_11kion 気温
暖かい11月でした。最高気温も最低気温も平年値を下回ることが数えるほど。
2018_11heinensa 平年差
平年差で見るとすごい。最低気温がやたらと高いんです。
11月といえば朝はピリッと冷え込んでくるのが当たり前。そういうところへ暖かい陽射しが射せば「小春日和」といえますが、のっぺりと暖かいのでは、小春もなにもあったもんじゃない。
平年を下回ることが少ないですね。春夏秋冬。
温暖化、といっていいのでしょう、きっと。
2018_11situdo 湿度
10月に湿度がどんどん下がったので、そのまま冬の乾燥注意報だらけの日々になっていくのかな、と思いきや。
今年の東京では11月に乾燥注意報は出なかったそうです。60%あたりを上下している湿った初冬でした。
なんだか変だよなぁ。「東京に大雪」というのを個人的には警戒しているのですが、なんだか危ないなぁ。
{皮肉}「夢は必ずかなう。悪夢は必ず実現する」

★木枯らし1号

東京の「木枯らし1号」発表なし 39年ぶり5度目(朝日新聞デジタル 2018年12月1日10時09分)
 冬の訪れを告げる「木枯らし1号」。東京では今年、発表されなかった。11月末までに条件に当てはまる風が未観測だったためだ。記録が残る1951年以降、都心で発表がなかったのは79年以来、39年ぶりで計5度目。
 気象庁は例年、10月半ばから11月末の間に冬型の気圧配置になったうえで、西北西~北からの風(最大風速8メートル以上)を観測すると木枯らし1号を発表してきた。気象情報会社ウェザーニューズによると、今年は西日本で一時的に強い寒気が入り込み、近畿では11月22日に観測を発表したが、東日本への影響は小さかったという。同庁は木枯らしの情報を東京と近畿のみ発表している。
 今年の冬は、異常気象を引き起こすとされるエルニーニョ現象が発生している模様で、同庁は東日本から沖縄にかけ、暖冬になる可能性が高いとしている。

39年ぶりですって。31歳か。あの当時は、都立高校の入試というと雪が降ったなぁ。職員全員で雪掻きして受験生をむかえたものでした。校舎北側の受水槽が凍結してしまって、水道が出なくなり、受水槽の周りでたき火をしたけれど解けなくて、トイレが使えないのが辛くて、授業をカットして生徒を早く帰したこともありましたっけね。
ああいう雪が降ったら、もうこの歳では何もできなくなりますね。カンベンしてくださいね。

ナナホシテントウ

1110_16nanahositentou 2018.11.10
久しぶりに見かけたナナホシテントウ。キョウチクトウの葉で。
気をつけなよ、キョウチクトウアブラムシは有毒だからね。卵産んじゃだめだよ。

1113_9nanahositentou1 11.13
ヤノネボンテンカの葉でナナホシテントウの幼虫を見かけました。
うれしいですね。増えてほしいな。
1113_9nanahositentou2
花にアブラムシがいるのですが、気付かずに餌を探しに降りていくようでした。
教えてあげられないのがもどかしい。

キタテハ

1110_14kitateha 2018.11.10
ちょっと前に、ツマグロヒョウモンと似たヒメアカタテハの記事を書きました。
今回は、ツマグロヒョウモンでもなしヒメアカタテハでもない、でも似ている、というチョウ。
残念ながら翅の表側を見ることはできませんでした。
裏側の模様を見ると、後翅に白いV字形の模様があるようです。これは手掛かりになりそうです。

↓「昆虫エクスプローラ」というサイトです。
http://www.insects.jp/kon-tyokitateha.htm
翅の裏の写真がありまして、これだっ、と喜びました。意外と翅の裏側の写真というのは少ないものです。

↓「幼虫図鑑」です。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/kitateha020921.html

食草:    カナムグラ(鉄むぐら),アサ,カラハナソウ(ホップ)などのアサ科植物。

タテハチョウ科の幼虫ですから、派手なトゲトゲがあります。刺さりませんが。
蛹にはツマグロヒョウモンと同じような輝く点があるようです。
近辺にアサ科の植物があるのでしょうね、認識していませんが。

↓過去記事。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-4f7d.html
2018年11月21日 (水) ヒメアカタテハ

コギクなど

1110_12kogiku 2018.11.10
線路柵のところ。道路側にはルコウソウなどが茂っています。その茂みの向こう、レール側にコギクが咲き始めました。
見えないのに香りが漂う。よくよく見たらこうなっていました。

1113_7kogiku 11.13

まだちょっと遠いので隙間から。コギクの中にヤノネボンテンカが一輪入っています。

1113_6yanonebontenka1
ヤノネボンテンカと入り混じってルコウソウ。
激しく絡み合っています。

ルコウソウの方が先にダウンするかな。

砂嵐・黄砂

1126_5sunaarasi2 2018.11.26
TBSのNスタ。5:15。
ニュースの内容としては下の引用と同じだったと思います。

中国・内陸部で大規模砂嵐、高さ100mの“砂の壁”街に迫る
2018年11月26日 17時34分 TBS
 中国メディアによりますと、25日、中国内陸部の甘粛省で大規模な黄砂が発生し、農業や交通、市民の外出に大きな影響が出たということです。
 ネット上に投稿された映像には、強風によって高さ100メートルまで巻き上がった砂嵐が迫ってくる様子が映っています。
 中国気象当局は、重度の大気汚染が続く「黄色警報」を省内の各地で発令し、屋外の外出を避けるなど市民への注意を呼びかけています。また、今後、この黄砂が1400キロ離れた北京にも到達するとの予測も出ています。(26日15:52)

ものすごい光景ですね。砂嵐の「壁」が進んでくる。
1126_5sunaarasi
同じ日のN天。かなわないなぁ。
こういう砂が偏西風に乗って日本の方まで飛来すると「黄砂」になるわけですね。日本ではシベリア高気圧のパワーが大きい冬の真っ最中よりも、春の方が黄砂の季節になりますね。

虹の話を書いていて、「太陽と自分の頭を結ぶ直線から、頭のところから約42度開いたところに現れる現象」と書いたわけですが、太陽と自分の頭を結ぶ直線が地面と交わる点に「頭の影」ができるわけだよな、と、ごくごく当たり前のことに今更気づきまして、撮影してみました。
1117_21kage1 2018.11.17
これ、私の影です。顔の前にカメラを構えています。(自撮りの一種といっていいでしょうか)
私が自分の頭の影を見る「視線」を後ろへ延長しますと太陽があります。
そして、もし虹が見える条件下にあったら、自分の頭の影を見る視線を直角の半分弱、上へあげれば虹が見えるはずですね。
1117_21kage2
これは同時刻の線路柵の柱の影です。
この柵のてっぺんに例えばアカトンボがずらっと並んで止まったら、それぞれのトンボの影が路面に映るわけですが、それぞれのトンボとその影を結ぶ直線は全部平行線です。で、トンボさんたちが虹を見たら、それぞれ自分の前に虹が見えるのであって、一つの虹をみんなで並んで鑑賞するわけではないのですね。

そんなことを考えていたら
1117_21kage3
私の眼の前の足元にツマグロヒョウモンのメスが飛んできて路面にとまりました。
おじいちゃん何やってんの?
1117_21kage4
そ~っと位置をずらして、私の頭の影がチョウの真後ろに来るようにして撮影。
1117_21kage5
このチョウは真後ろから陽を受けて暖まっています。私も背中に陽を受けてぬくぬく。
私の頭の影と非常に近いところにいますので、もし虹が出たら、私とこのチョウ「ほぼ同じ」虹を見ることができるはず。うれしいですね。(厳密には少しはズレますけどね)。
そうだよなぁ、肩を並べなくても、影への視線を共有すれば、虹を「ほぼ」共有することはできるんだ。
なんだか妙なことを考えた散歩でした。ツマグロヒョウモンさんありがとう。

虹と稲妻・虹の高低

K10011602641_1808311942_1808311943_ 2018.8.31
この「虹と稲妻」の写真は、NHKのニュース画面のサムネイルを利用させてもらいましたが、そのニュースはリンク切れになっています。
まるで「虹に雷が落ちた」ように見えます。
「虹」という「もの」が空中に実在して、その虹という「もの」に雷が落ちたような気がしますね。
でも違うんです。写真の撮影者と、その真後ろの夕陽を結ぶ線上・前方に雨が激しく降っていたのでしょう。そのため撮影者はその方向に虹という現象を見たのですが、そこに虹が「ある」わけではない。たまたま雨を降らせている積乱雲内の稲妻が虹が見える方向で走って、重なって撮影されたわけです。稲妻の方は短時間ですがそこに実在した現象です。ですから、その稲妻周囲の空気が過熱されて爆発的に膨張し、雷鳴となって轟いたはずですね。
虹の方は単にその方向に見える現象ですから、空気を押しのけたりはしません。雨というスクリーンに映った映像といっていいでしょう。

↓このウェザーニュースの方のリンクは生きています。
https://weathernews.jp/s/topics/201808/310245/

茨城・水戸で虹と稲妻が同時にとらえられる
2018/08/31 20:06 ウェザーニュース
発達した積乱雲から現れた、一瞬のコラボレーション。茨城県水戸市で虹のかかる空に稲妻が走った瞬間が、相次いで捉えられました。
・・・
雨雲が一旦、東に抜けわずかな隙間から夕日が差し込んで東の空に虹が出現。雨のスクリーンを作り出した積乱雲に稲妻が走り、コラボレーションが実現しました。絶妙のタイミングで現れた、激レアショットです。

茨城県水戸市(8-31 18:14)と茨城県水戸市(8-31 18:13)の2枚の写真も見られます。
その時の気象状況なども一緒に見られます。是非ご覧ください。

★ところで、ウェザーニュースの写真は18:14 と 18:13なのですが、虹が高く立っています。
理科年表によると、水戸の日の入りは8/29 で 18:11でしたから、写真は日没間際だったようです。NHKニュースの画像でも。
太陽が低いと虹は高く出ます。
Image021_2
この図を再掲。太陽の位置が低いと虹が高くなり、太陽が高いと虹は低くなることが読み取れると思います。
1023_1niji
これは10月23日午前9:40ころの写真です。
虹がずいぶん低いことがわかりますね。太陽高度が高いのですね。
推論の通りでした。
虹を見たら、その時の太陽の高さなども意識してみてください。

1113_2niji
11月13日放送。NHKのEテレ朝の子供番組「にほんごであそぼ」の中の「おのまとペア」というコーナー。

おのまとペア
白Aが、プロジェクターを持って外に飛び出します!身近にある「オノマトペ(擬声語・擬態語)」をプロジェクション・マッピングで映しながら、楽しいパントマイムで表現します。

結構楽しい企画です。この日は、雲が出て、雨が降って、やんで、お日様が出た、という一連の出来事を表すオノマトペをやっていまして。
雨がやんで、日が「ピカー」っと出まして、雨後のお日様につきものの「虹」を描いたのですね。
で、この黒板の絵、変だなぁ、と思いませんか?
虹と太陽が一緒に見えるということは「ありえない」のです。
虹というものは自分の背後に太陽があって、太陽と自分の頭を結ぶ直線から、頭のところから約42度開いたところに現れる現象なのです。(色によって角度は微妙に違いますが、ま、大雑把に42度でいいでしょう。)
以前開設していたHPで使った図です。
Image021

太陽-頭-虹という位置関係ですので、虹と太陽が同じ方向に(一枚の画面に)現れることはあり得ないのです。

そして、言えることは、虹は観測者に付随する現象であって、虹という「もの」が空中に現れてそれを複数の人が同時に見るということはありません。
虹を斜めから見る、とか、虹を真横から見る、ということはあり得ないですね。
常に観測者の正面方向に現れるものなのです。
天気のいい日に、庭とか道路で、太陽を背にしながら、水道から水をシャワーヘッドで撒いてください。
虹が見えるはずです。その状態で、頭を左右に振ったり、誰かにシャワーを固定して持っていてもらって、自分が位置を変えながら虹を観察してください。「虹は自分についてくる」はずです。
太陽と頭を結ぶ直線が移動すれば虹も移動するのです。

恋人が並んで、目の前の虹を見る。二人は一緒に「一つの虹」を見たような気分になって、とっても幸せ。
でしょうけれど、実は違うんだなぁ。
無粋で申し訳ないけど、二人はそれぞれ自分に属する虹を見ているのです。(ま、ほとんど「同じ」ですけどね。)
虹を報じるニュースがありましたら、よく比較してみてください。おそらく虹の背景の景色や、虹の「脚」の立つ場所などが異なるはずです。同日同時刻の虹であってもね。虹は撮影者に属していますので。

両眼の感覚が100mもあるような巨人が、虹を見る。両眼視で非常に遠くのものまで立体的に見えている。
なのに、虹には遠近感が全くない。それぞれの「目」の前に虹が現れていますので、視差が生じないんですね。
地上の物体には視差があるので立体視できるのですが、虹には視差がない。遠近感が生じないわけです。

虹が出ている時に、スマホで連絡取り合って、何十mか離れたビルの屋上から二人で虹を撮影し、写真を両眼で立体視できるように縮めて並べて立体視を試みてください。周辺のビルには遠近・立体感があっても、虹には遠近感がないはずですよ。

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