小惑星の地名「おとひめ」「フチノベ」など
この記事には書かれていませんが、「はやぶさ」が行った小惑星の名前は「イトカワ」です。(各駅停話:1314)横浜線:8 淵野辺 宇宙開発、目の当たりに(朝日新聞デジタル 2018年10月29日16時30分)
近くに青山学院大学や桜美林大学などのキャンパスがあり、多くの学生が利用する淵野辺駅の発車メロディーは「銀河鉄道999」。それもそのはず。駅から徒歩約20分。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の相模原キャンパス(相模原市中央区由野台3丁目)があるからだ。
2010年、数々の困難を乗り越え地球に帰還し、感動を与えた小惑星探査機「はやぶさ」。後継機として14年に打ち上げられ、いままさに小惑星「リュウグウ」に到着した「はやぶさ2」。そのどちらもここで開発、運用されている。
同キャンパスでは、宇宙科学探査交流棟で定期的に解説ツアーを開いている。日本の宇宙開発の始まりを告げるペンシルロケット、固体ロケットや再使用ロケットのエンジンなどの展示物を紹介。そして目玉は何と言っても、はやぶさの再突入カプセルだ。宇宙を60億キロ旅した実物を目の当たりにすることができる。
(後略)
「ペンシルロケット」といえば糸川英夫さん。こういうふうに結びついているのです。
私が小学生くらいでしたかね、秋田の道川海岸でも打上げ実験が行われました。私は東京育ちですが、秋田で生まれて1年くらいはいましたので、何となく秋田県には親和性が高い。で、秋田でロケット実験と聞いて、なんだか誇らしいような気持になったものでした。
そして、連載記事が扱ったのが「横浜線・淵野辺」。大事なことを忘れてますよ。記事のスペースが小さいから仕方ないけど。小惑星イトカワの表面にいくつかの「地名」をつけたんです。
その中にクレーターの名前の一つとして「フチノベ(淵野辺)」という名称がつけられました。
他にも「カミスナガワ(上砂川)」「カモイ(鴨居)」「コマバ(駒場)」
ね、やっぱりできれば連載記事の中に一言
↓詳しくはここで。
http://www.isas.jaxa.jp/j/topics/topics/2009/0303.shtml
小惑星イトカワの地名、新たに14個をIAUが承認
★各駅停話の記事の翌日。こんな記事が載りました。
https://www.asahi.com/articles/ASLBY5V9DLBYULBJ00S.html
写真もあります。どうぞ。リュウグウの岩の名「おとひめ」はどう?JAXAが申請(朝日新聞デジタル 2018年10月30日17時38分)
探査機「はやぶさ2」が着陸する予定の小惑星「リュウグウ」の南極にある岩について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、「おとひめ」という名称を国際天文学連合(IAU)に申請したことが29日、わかった。
リュウグウは地球から約3億キロ離れており、直径は約900メートル。JAXAによると、「おとひめ」の直径は約150メートルで、岩石に覆われたリュウグウの中でも特に大きい。おとぎ話「浦島太郎」に登場する竜宮城の姫にちなんだ。
このほか、岩やクレーター約10カ所について、「子どもから大人まで名前が親しまれている」という理由で、「きんたろう」や「ももたろう」などの名称も申請した。詳しい場所についてJAXAは「まだIAUで認められていない」として、明らかにしなかった。
(後略)
リュウグウに「おとひめ」って。なかなか粋なネーミングですね。
支持します。
別件ですが。秋田県の八峰町八森茂浦の海で私は幼いころからちゃぷちゃぷやっていたのですが。波打ち際から何mか出ると、もう深くなって脚が立たなくなるという、泳ぎやすい海でした。で、その波打ち際から、50mくらい沖かな、岩が頭を出していまして。
地元ではこれを「りゅうぐう」と呼んでおりました。りゅうぐうまで一人で泳いでいけるようになると一人前と認めてもらえるのです。私が一人で泳いでいったのは高校生のころでした。海というのはプールと違って、波はあるし流れはあるし、体一つで大海原に向き合わなければならないし、肉体的なパワーだけでは泳げません。心理的な安定性というかな、パワーが絶対必要なのです。私はパニックを起こした経験があります。海とはそういうものです。
あそこのりゅうぐうには乙姫様はいらっしゃいませんでしたけど、大人になったよなぁ、あの経験で。
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