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2018年11月20日 (火)

ミノウスバ

1101_3ga0 2018.11.1
買い物帰りも終盤。マユミの実はどうなったかなと妻は回ってみたのだそうです。
実そのものはあまり多くはなかった。そうしたら、下にガのようなものが見えた。
1101_3ga1
これがそのガです。現場では妻の意識はガの方に集中していて、卵らしきものの方には向かず、気付かなかったそうです。
でも、見事に撮れていますね。
1101_3ga2
横からも見てみようと。そう、わからない昆虫に出会ったらとにかくいろいろなアングルで撮影しておくと後で調べやすい。
妻も昆虫写真家になってきました。鉄っちゃん&虫屋さん。花も大好き。
1101_3ga3
腹をひねっているようにも見えますね。産卵のためなのかな?

さて、このガは何だ?
去年、5月に妻は、マユミでイモムシが大量に発生しているのを見て、撮影してきてくれました。
その時の記事です↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-7c1b.html
2017年5月29日 (月) ミノウスバ@マユミ

マユミの木にいっぱいいたそうです。
縦じま模様の毛虫というかイモムシというか。
「マユミ 毛虫」で検索したら、まともにヒットしました。
下は幼虫図鑑です↓
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/minousuba.html
成虫の画像もあります。

こう記述してありました。幼虫図鑑の下の方の成虫の写真を見たら、まさしく今回妻が見てきたガそのものです。
確定!ミノウスバ
でした。マダラガ科(Zygaenidae) マダラガ亜科(Zygaeninae)のガです。

更に調べていったら↓「夏子」さんという女性の昆虫ブログ「虫散歩」。
http://musisanpo.musikoi.main.jp/?eid=887839
2010.11.16 Tuesday ミノウスバがいっぱい

産みつけた卵に、自分の毛を抜いて被せます。
・・・
毛におおわれた卵はこんな感じ。
触ってみても、しっかり毛で覆われていて固定されています。
産んだばかりの卵はまだ包まれていません。どうやって毛を抜いてつけるんだろう???

2枚目や4枚目の写真で、卵に毛がついていますが、これはメスが自分の毛をつけたものなのですね。
不思議な習性だ、初めて知りました。
卵の表面に粘着性でもあって、メスが腹をすりつけると、そのの毛が抜けて付着するのでしょうか。詳しいことはわかりません。

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