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2018年11月12日 (月)

ツマグロヒョウモン

1025_17tumaguro1 2018.10.25
キバナコスモスに来たツマグロヒョウモン。
後ろに見えるのはキバナコスモスの実です。いかにも「毛物」にひっかかりそうな実です。
1025_17tumaguro2
平らになっちゃった。
ルコウソウの葉が茂り、右下にルコウソウの花がぼんやり写っています。
左の方はセイタカアワダチソウかな。
1025_17tumaguro3
ちょっと引いてお目にかけます。
すっごいでしょ。みごとな雑草園。
虫たちにはこういう方がいいんです。「雑」である分、生態系(システム)が複雑化して多様になる。単一の花だけを「純」に育てるとシステムがシンプルになってしまいますのでね、多様性が失われるのです。
生物多様性というのならば、雑であることを受け入れなければなりません。

折々のことば:1220 鷲田清一(朝日新聞デジタル 2018年9月6日05時00分)
 足並みそろうと全滅しちゃうので。
 (稲垣栄洋〈ひでひろ〉)
     ◇
 開花の時期をずらしたり、背丈を違えたり、植物はつねに多様性を拡(ひろ)げようとすると雑草学者は説く。環境のどんな異変にも対応できるよう、「とりあえず、たくさん用意しておきましょうね」というのが多様性。人はついバラつきを嫌い、標準化を図るが、生き延びる工夫はどうも植物のほうが上らしい。インタビュー《弱い雑草の「戦わない強さ」》(「コトノネ」第27号)から。

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