台風の余波か
2018.10.7
スイレンの花がちょっと水に浸った状態で咲いていました。
そのそばにイチョウの落ち葉が浮いていました。
部分的に緑を残して褐色っぽくなっている。あまりこういう状態は見ないと思います。
10.8
ベランダから見おろしたカエデ。ずいぶん黄色っぽくなってきました。
上を見上げてイチョウを見ると。
いつもの秋とは違います。
10.10
路面にもこういう落ち葉が増えました。妙ですよね。
思い切りズーム、60倍ズームでイチョウの木を撮ってみました。なんだかすごいことになっていました。
10.18
NHKのニュース画面です。我が家のイチョウと同じように部分的な変色をしている。
「塩害で紅葉にも被害」というような字幕が出ています。やはりそうなのか。
ニュースでのメインはチョウではなく、桜が咲いたという話でした。↓
各地で季節外れのサクラ咲く 台風に伴う強風や塩害影響か(NHK 2018年10月17日 16時41分)
季節外れのサクラが咲いているという情報が全国各地から寄せられていて、専門家は、相次いで接近した台風に伴う強風や塩害によって、葉が落ちたり枯れたりしたことが原因だとしています。
このうち東京のサクラの名所である目黒川沿いのソメイヨシノの木でも、枝によっては十数輪の花が咲いているのが確認できました。
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民間の気象会社「ウェザーニューズ」の調査によりますと、サクラが開花したとの報告は、今月14日の時点で九州から北海道までの各地で354件に上るということです。
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樹木医の和田博幸さんによりますと、春に咲くソメイヨシノは、夏には花のもととなる「花芽(かが)」が作られますが、葉から成長を抑制する植物ホルモンが送られるため、気温が高くても咲くことはないということです。
しかし、台風に伴う強風や塩害によって、葉が落ちたり枯れたりしたため、このホルモンが働かなくなり、その後、気温が上がったことで季節外れの開花になったと見られるとしています。![]()
和田さんは「過去にもあったが、これほどの規模は記憶にはない。今回咲いてしまったつぼみは来年の春は咲かないが、数は少ないので、花見には影響はないと思う」と話していました。
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紅葉前のイチョウにも異変
これから紅葉の時期を迎えるイチョウの葉が一部で変色して枯れる異変が各地で確認されていて、専門家は、台風に伴う強風で海水の塩分が付着したことによる「塩害」だとしています。
東京 江戸川区の葛西臨海公園では、海から600メートルほどの場所に植えてあるおよそ20本のイチョウの木で、葉が落ちたり茶色に変色し枯れたりする異変が起きています。
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異変は海岸から離れた内陸でも見られています。
沿岸からおよそ7キロ離れた東京 渋谷区の歩道にある街路樹のイチョウの中には、葉の半分ほどが落ちたり変色したりしている木もあります。
現場を調査した樹木医の和田博幸さんは「これだけ広範囲で塩害が発生するのは珍しい。いったん変色した葉は元には戻らないので、一部の木では紅葉が期待できないと思うが、新しい芽が出れば正常に葉が育つので、来年の紅葉には影響しない」と話していました。
塩害 強風や高波の同時発生で起きやすい現象
「塩害」は、台風が接近した際など、強風や高波が同時に発生すると起きやすい現象で、今回は台風が通過したあとの雨の少なさや気温の上昇も被害を拡大させた可能性があります。
気象庁によりますと、台風の接近で海側から陸側に向かって風が吹くと、高波による海水のしぶきが強風で巻き上げられ、風の強さによっては内陸部にも運ばれることもあるということです。葉などに付着した海水は、その後に雨が降れば流されますが、今回は台風が通過したあとの雨量が少なく、晴れて気温が上昇したため、海水の塩分が残って塩害を拡大させた可能性があるとしています。
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私共は大田区南部に住んでいますので、羽田も比較的近い。きっと東京湾のしぶきが飛んできたのでしょうね。
★別件:若いころは車で海へ行ったりもしました。海岸近くに駐車して何日かを過ごした後、帰京すると必ず車の「スチーム洗浄」をしてもらったものです。潮風を浴びていますので、車がさびやすくなる。何年も同じ車に乗るならそういうケアも必要だと思います。また、東京の島嶼部では車がさびやすいとも聞きます。潮風は鉄には大敵です。
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