アカボシゴマダラ
2018.9.19
買い物帰りの妻の撮影。
ゴマダラチョウみたいなんだけど、赤い模様がすごく目立っていた、とのこと。
ゴマダラチョウには赤い色はない。
http://www.insects.jp/kon-tyogomadara.htm
ゴマダラチョウ(胡麻斑蝶)
チョウ目 タテハチョウ科 コムラサキ亜科
そうなると、アカボシゴマダラということになります。
http://www.insects.jp/kon-tyoakabosigomadara.htm
アカボシゴマダラ
チョウ目 タテハチョウ科 コムラサキ亜科
黒白のごまだら模様で、後翅に赤班列がある大きなタテハチョウ。
もともとは奄美諸島のみで見られたものだが、近年、中国から持ち込まれたと思われる別亜種が、関東(神奈川、東京、埼玉)で繁殖し、分布を広げている。
9.24
自宅前で私も見ました。赤い斑紋がある。
これは確かにアカボシゴマダラです。
侵入生物データベースによると
侵入経路:“放蝶ゲリラ”による人為的な放蝶によると考えられている.
ということです。
いくら愛好家でも、そういうことをしてはいけないなぁ。
悲しいことです。2018年の今、多分東京でも定着しているのではないかな。
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/60400.html
侵入生物データベース > 日本の外来生物 > 昆虫類 > アカボシゴマダラ
自然分布 ベトナム北部~大陸中国南部~東部~朝鮮半島,および済州島など周辺島嶼.別亜種が奄美諸島(H. s. shirakii)と台湾(H. s. formosana)に分布.
食性:幼虫期はエノキ属(Celtis spp.)の樹木の葉
国内移入分布 神奈川県(藤沢,大磯,横浜,鎌倉,逗子,葉山,綾瀬,大和,茅ヶ崎,川崎),東京都区内,伊豆大島で記録されている.2010年以降は埼玉県,千葉県,茨城県,栃木県,群馬県へと関東全域に分布を拡大している.近年,静岡県,山梨県でも目撃情報がある.
移入元 大陸中国と考えられている.
侵入経路 “放蝶ゲリラ”による人為的な放蝶によると考えられている.
侵入年代 1995年(埼玉県,一過性),1998年(神奈川県,繁殖・定着),2009年(伊豆大島), 2011年(茨城県)
影響 在来蝶類との競合
影響を受ける在来生物:オオムラサキ・ゴマダラチョウ・テングチョウなど,幼虫期にエノキを利用する蝶類(競合)
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