ツマグロヒョウモン
2018.10.7
庭のランタナの花に来たツマグロヒョウモンのメス。おいしそうに蜜を吸っていますが。
よく見ると、ずいぶん口吻を花の奥まで挿入していることがわかります。
ツマグロヒョウモンはアゲハよりは小さいけれど、モンシロチョウよりは大きい。それなり中型のチョウなのですけれど、そのツマグロヒョウモンがここまで頑張って口吻を挿し入れなければならないほど、ランタナの花は奥が深いんです。
花の直径は小さいのですが、その割に奥行きが深い。シジミチョウなどには届かない深さですね。
中型・大型のチョウを植物側が選んでいるという形になります。そのことのメリットがどういうものなのかはわかりませんが。
昆虫の側が花を選ぶように思ってしまいがちですが、花の側も昆虫を選ぶことがあるのです。
花と虫とはそういう「共進化」の関係にあるのです。
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