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2018年10月

2018年10月31日 (水)

10キー 配列

1010_1key 2018.10.10
NHKのEテレ、朝の0655という番組。
えっ?という感じ。そんなこと意識したことなんてなかった。
↓この下にずらっといろんなキーボードを並べます。
1010_1key1

家の固定電話です。

1010_1key2

私の「ガラケー」です。なるほどねぇ。そうなんだ。

1010_22rimokonkey

あれ!?テレビやブルーレイディスクの録画装置のリモコンキー。電話タイプなんだ。へぇ、そうなんだ。

1010_1key3

千円もしない安い電卓。メモリー機能とルートがついてるだけ。

1010_1key4

パソコンの10キー。なるほどねぇ。

1010_1key5
常用している太陽電池駆動の関数電卓。

Yhp_25mini

YHP-25miniといいまして。へそ曲がりな電卓。
40年以上昔に購入して、プログラムを楽しんだ電卓です。

「横河・ヒューレット・パッカード」で「YHP」です。
「=」キーがありません。
普通の電卓なら
[1][+][2][=] と押すと「3」が得られますが。この電卓では
[1][ENTER][2][+]と押すと「3」が得られます。
被演算数を入力して、演算子を入力するとその演算が行われるんですね。
逆ポーランド記法という方式です。

Hp_11c

HP-11Cという電卓。逆ポーランド方式です。もう30年近くなるかな。現役で机の脇に置いてあって使っています。
職員室にいたら「先生!電卓持ち込み可の試験なんだけど、持ってくるの忘れました、貸してください」と飛び込んできた生徒がいて「いいよ、イコールキーのない電卓だけど、使えるなら貸してあげる」。しばらくいじっていて「やめた、他の先生にあたります」とその生徒は飛び出していきました。
1013_14rpn
これは、エクセルのVBAで私が作った逆ポーランド記法の電卓プログラムの実行画面。
こういうの好きで、ずいぶんプログラムを作って遊びましたっけ。このごろは年のせいでしょう、めんどくさくなっちゃった。このプログラムを書いたときは、テンキーの配列なんて考えもしなかった。オリジナルのYHP25ミニを眺めながらどこまで再現しようかな、とそれだけを考えながら書いたプログラムです。

★追記があります。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-d3cf.html
2018年11月 5日 (月) 10キー 配列:追記

セイタカアワダチソウ

1010_12seitakaawadatisou1 2018.10.10
セイタカアワダチソウが咲き始めました。よく見れば華やかでとても素敵な花です。なんだか一時は嫌われたりしましたけどね。
で、線路柵にカメラを乗せて固定して一枚撮影。そうしたらそこへ電車が走ってきまして。
1010_12seitakaawadatisou2
こう写りました。
花は陽を浴びているのですが、背景が電車の影に覆われた。
で、花だけが輝いて浮き上がったという写真です。
自分で選べる状況ではなくて、たまたま遭遇した「光と影の境界の花」でした。
こういう時って、嬉しいものですね。

ホトトギス

1010_8hototogisu 2018.10.10
つぼみが開きかかっているところです。

1012_6hototogisu 10.12
ここでも右のつぼみが割れて開きかけています。
幼いつぼみには距がなくて、つぼみが成熟してくると距ができて、やがてパカッと割れるように開花する、という経過ですね。ホシホウジャクがこの花を大好きで訪花しています。なかなか写真はうまく撮れませんが。

スイフヨウにて

1009_19kurourihamusi 2018.10.9
12:20頃のスイフヨウ、まだほぼ白い状態。花の中にクロウリハムシが入っていました。
ハムシですから花弁を食べるのかな、とも思いましたが、写真の状況は蜜を吸いにもぐりこんでいるようにも見えますね。
1009_29rurimarunomihamusi
14時ころ。ピンクになったスイフヨウの花にルリマルノミハムシが入っていました。
これは何をしているのか。花弁を食べているのかなぁ。
いろんな昆虫が訪れるものですね。

白髭咲きアサガオ(追記)

しくじりました。
↓さっき、ここで10月9日の写真を掲載して
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-ba3c-1.html
2018年10月31日 (水) 白髭咲きアサガオ

今シーズン最後となるでしょう。多分。

なんて書いたのに、写真の整理が悪くって、まだ咲いたんです。アサガオさんごめんなさい。

1015_5sirohige 2018.10.15
そして

1016_10sirohige 10.16
この後は、咲いた記録がありません。10月真ん中まで咲き続けました。ご報告します。

キンケハラナガツチバチ

1009_15haranagatutibati 2018.10.9
何が写っているのかわかりにくいかも。すごい恰好で花を抱いている。
毛がものすごいのでキンケハラナガツチバチとしましたが、顔面も見えないし、同定は信用できません。
1009_24haranagatutibati
これはヒメハラナガツチバチかな。わからなくなってしまいました。
一つの花に二匹というのも珍しいな。キバナコスモスの人気はすごいものです。

ヒメジャノメ

1009_14himejanome1 2018.10.9
ヒメジャノメがキバナコスモスで蜜を吸う。そう思って撮影したのですが。
よく見るとヒメヒラタアブがチョウの足元にいますね。
1009_14himejanome3
ヒメヒラタアブの方をメインに切り取ると。チョウがやたらと大きい。
1009_14himejanome4
うわぁ、ですね。こんなアングルは初めてだな。スゴ。
1009_14himejanome2
もう一回、ヒメジャノメだけ。
おいしそうです。花はいっぱい。思いっきり蜜を飲んでください。

オシロイバナ

1009_13osiroibana1 2018.10.9
薄紫の花のように見えますが、白い花に赤い斑点が非常に細かく入っているようです。
1009_13osiroibana2
すごいことになっていますね。
さすがにちょっと珍しいと思うな。

ルコウソウ

1009_11rukousou1 2018.10.9
この鮮烈な色を見るとどうしても撮りたくなります。
左は花の後ろから照らされていて、右は前面で陽射しを受けている。
微妙な角度の違いでこんな差が生じました。
1009_11rukousou2
いっぱい。
1009_11rukousou3
ここでもちょっと花弁の形成不全。

1010_6rukousou 10.10
気温が下がってきているせいでしょうか、開ききれないままになっていました。
秋が深まります。

ヒメヒラタアブ

1009_10himehirataabu1 2018.10.9
ムラサキツユクサにヒメヒラタアブが来ていました。
落ち着いていたのでそっと近づいて横から
1009_10himehirataabu2
口を伸ばしているのが見えます。
1009_21nitinitisou2
ニチニチソウでも見かけました。花の真ん中に口を伸ばしているようです。
1009_21nitinitisou
ニチニチソウにも失敗はあります。花弁の形成時になにか不具合があったんでしょうね。

白髭咲きアサガオ

1009_9sirohige 2018.10.9
今シーズン最後となるでしょう。多分。
変化アサガオとしては結構タフでして、種子もいっぱい作ります。
変化の出ていない親木の種子から変化した株が出る、というタイプではない。
育てやすいアサガオです。
今季も長いことありがとうね。

★追記
写真を置いたフォルダにちょっと勘違いがありまして、掲載漏れがありました。
リンクします。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-05f1.html
2018年10月31日 (水) 白髭咲きアサガオ(追記)

2018年10月30日 (火)

オシロイバナ

1009_7osiroibanaki1 2018.10.9
「秘蔵」の黄色い花のオシロイバナ。
1009_7osiroibanaki2
色が混じらないようにと思っています。
昆虫が外から花粉を運んできてしまったら仕方ないけど、なるべく庭の中で黄花同士で授粉させたいな。

ニチニチソウ

1009_4nitinitisou0740 2018,10.9
姿が楽しい。これが開けば
1009_4nitinitisou1218
こんな風になるはず。
日々(にちにち)足元でいろんな姿を見せ続けてくれています。

同定できないガ

1009_2ga1 2018.10.9
玄関のドアにくっついていたガ。
何というガか見当もつかない。
1009_2ga2
背側から。
1009_2ga3
真横まではいけませんでした。

名前を教えてください。
シャチホコガ科?ヤガ科?
さっぱり見当もつきません。よろしくお願いします。

黄花ヒガンバナなど

1009_1kibanahiganbana 2018.10.9
黄花のヒガンバナの花は終わったのですが、その後、葉はどうなるのかな、とみていたらこうなりました。
花が咲いた茎の根元から葉が顔を出し始めました。なるほど、こういうものなのか。
外にあるヒガンバナは集団なので、個々に葉の出方などは見ていなかったのです。
花が終わった、おお葉が茂り始めた、で済ませていました。

1017_10higanbana1 10.17
この葉は今年は咲かなかった白花ヒガンバナの葉です。球根がダメになったかと心配していたものですが、葉がぐんぐん成長して、光合成の季節です。球根を太らせてくれることでしょう。
1017_10higanbana2
左が黄花、右が白花のヒガンバナの葉です。ずいぶん伸びましたよ。

ミニトマト

1008_22minitomato 2018.10.8
大きさを判断するための参照がなければ、トマトと区別できない、と笑いながら妻が撮影。
まあね。
これ1個でも半分コする夫婦です。どんな食卓か想像してください。

オジギソウ

1008_16ojigisou1 2018.10.8
豆ができてきました。あの球形の花からはちょっと想像がつきにくいですが、マメ科ですから当然といえば当然。
1008_16ojigisou2
小羽片ごとに色がつくのかな、黄色が混じり始めました。
いつも、こういうふうだったっけ?と思いつつ、例年を思い出せません。

ホタルガ

1008_15hotaruga1 2018.10.8
久しぶりに見かけました。

飛ぶとこの白い模様が輪のようになってチラチラしてすごく目立ちます。
1008_15hotaruga2

触覚が面白い。
1008_15hotaruga3
櫛のようになっているのです。

幼虫の食草は、サカキ、ヒサカキなどです。
幼虫が分泌する分泌液には毒性があるそうです。
ドクガのような激しさはないようですが、幼虫に触れると皮膚炎を起こして発赤しかゆいそうです。神社などのサカキなどで毛虫を見つけたら触らない方がよいようですよ。
小学館の「イモムシとケムシ」という図鑑で得た知識です。
マダラガ科のところの33ページの囲み記事にありました。引用します。

イモムシの護身術――液体を出して身を守る
 マダラガ科の幼虫は、体内に毒(青酸配糖体)をもっていて、しげきを受けると、各体節の表面にある小さなあなから、ねばり気のある液体を出します。この液体に含まれる毒は少量で毒性は弱く、ねばり気によって、寄生性のハチやハエ、捕食者のアリなどをからめとる効果が大きいと考えられています。人がふれてもそれほど被害を受けませんが、食中毒のきけんがあるので絶対になめたりせず、よくあらいましょう。一方、モンシロチョウの幼虫は、体表の毛の先から油分をふくむ液体を出します。この液体がついたアリは体のそうじに時間がかかり、攻げきどころではなくなります。

↓幼虫図鑑です。こんな幼虫を見たら、ま、ほっといてください。
↓私のこのブログの過去記事。結構いい写真があります。どうぞ。

イチモンジセセリ

1009_6itimonjiseseri1 2018.10.9
高い所で。青空を背景に。
1009_6itimonjiseseri2
白い部分が透けるようですね、明るく輝いています。
1009_6itimonjiseseri3
まだ白いままのスイフヨウ。左の方にアブがいますが、ちょっと種までは分かりかねます。
1009_6itimonjiseseri4
花が大きいから、2匹で潜り込んでもゆとりがあります。
たんと召し上がれ。

セセリチョウ

1008_13itimonjiseseri 2018.10.8
庭のランタナに来たイチモンジセセリ。
1008_17itimonjiseseri1
外で、ヒャクニチソウに来たイチモンジセセリ。
1008_17itimonjiseseri2
キバナコスモスにて。
いやもう、あちこちいっぱい。

1008_20chabaneseseri1
こちらはチャバネセセリです。キバナコスモスで蜜を吸っていましたが、気付かれて
1008_20chabaneseseri2
ん?なんか用?といわれてしまった。いえいえ用はありません、と、そっと離れました。
お邪魔しました。

スイフヨウ

1008_11suihuyou3 2018.10.8
スイフヨウの花は終わると落ちます。
切断される場所は決まっていて、そこからコトンとおちます。
画面上の方に立つ茎では、花はまだ落ちていませんが、将来ここから落ちるよという部分が膨らんでいます。
落葉の時の「離層」と似たような組織を作っているのでしょう。
簡単に切り離せる事、残る植物体にダメージを与えないこと、そういう組織だと思います。

2018年10月29日 (月)

1008_8kaki 2018.10.8
マンションの植え込み。
下の方の実は刈り取ってしまいまして、上の方だけ残っています。
子どもが手を伸ばして摘みとって口にしたら、きっと「渋い」という言葉を身をもって実感してしまうからかな。
私はその「実感したガキ」でした。今はきっと文句が出るだろうな。
私の子どもの頃は、何かしでかしてひどい目に遭うと、母親に「お前がバカやるからだ」と叱られたものですが。

★別件:「かき(柿)」と「こけら(杮)」と書き分けられますか?
「柿」は木の部5画、「杮」は木の部4画だそうです。
10月27(土)のニュースで、前日26日のラグビー国際強化試合が報じられていたのですが。
NHKでも、朝日新聞でも「花園ラグビー場のこけら落としの試合」という表現があったのです。
私は、反射的に「屋根もない競技場で『こけら』かよ」と違和感を表明したのであります。
妻も笑って同意してくれました。最近私は「嫌味な爺さんになった」とぼやきながらいろいろと違和感を表明することが多くてね。言葉を商売道具にするんだったら、もっと自覚的に言葉を使えよな、と思っています。教師だって言葉を商売道具にしていましたから、自分が使う言葉には細心の注意を払ったつもりなんですけど。

↓やっぱりね
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%91%E3%82%89%E8%90%BD%E3%81%97

こけら落し
 こけら落し(こけらおとし、杮落し)とは、新たに建てられた劇場で初めて行われる催しのことである。ただし、こけら落し公演は来場者数が多くなり、出演者も大物であることが多いことから、実際には公演に当たっての手順を確認するなどといった名目でオープン後に複数の準備公演を実施してから正式なこけら落し公演をするケースが多い。
 演目はそれぞれの劇場の特性に合わせた内容で、おおむね慶事の内容であることが多い。「こけら(杮)」とは材木を削った際の木片のことであり、建設工事の最後に屋根などの木片を払うことが語源になっている。転じて体育館、陸上競技場、球技場、野球場などのスポーツ施設が開場する際にも報道などで「こけら落し」と表現される場合があるが、本来は劇場に用いる言葉であるため特に屋根のない屋外施設などでは誤用とされる[1]。歌舞伎発祥の言葉に、「こけら落しを見ると寿命が延びる」というものがある。

杮(こけら)と柿(かき)
 「杮(こけら)」という字は「柿(かき)」と同じに見えるが、「柿(かき)」は「木部五画(旁が「亠+巾」)」なのに対し、「杮(こけら)」は「木部四画(縦棒がつながる)」である。しかし、過去の文献によれば、両者は明確には区別されておらず、例えば『康熙字典』では逆になっており、両方とも「柿(木部五画)」とするものや、両字は同じ字の別字体と説明するものもある。これを根拠にして、JIS規格では「柿(木部五画)」が両方の字を包摂するものとしている。これに対し、字典で区別されていないのは後の混同によるものであり、字義を考えれば「こけら」は「杮(木部四画)」で書くべきとする説もある。

ウラナミシジミ

1008_5kabotya2 2018.10.8
下のリンク先の最後6枚目の写真の再掲です。
うっかりしていて、続きがあることを忘れていました。
奥の方のフヨウの花に、チョウがとまっているのです。シジミチョウの仲間。
1008_5kabotya3
トリミングすると、こうです。これはウラナミシジミですね。
1008_5kabotya4
ちょっと動いてくれたので、後翅の後端部が撮れました。
黒い点は眼への擬態、細い尾状突起は触角への擬態だろうということです。
これらの写真があることを失念していましたので、追補します。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-1a36-1.html
2018年10月24日 (水) カボチャ

黄色いカボチャの花の向こうにぼやけて写っているのはフヨウの花。
・・・
ピントをフヨウの方に移動させました。

1019_10uranamisijimi 10.19
ニラの花に来たウラナミシジミを撮影できました。ほぼ全体がわかると思います。

1020_18uranamisijimi1 10.20
玄関先のミヤコグサに来たので撮影。撮影時は意識していなかったのですが
1020_18uranamisijimi2
産卵しているようですね。
気づいてからは、そっと葉をひっくり返してみたりするのですが、卵を発見できずにいます。

↓参考
http://www.insects.jp/kon-tyouranamisi.htm
ウラナミシジミ

http://www.ha.shotoku.ac.jp/~kawa/KYO/SEIBUTSU/DOUBUTSU/06chou/youchu/uranami/index.html
ウラナミシジミ

ルコウソウ

1008_3rukousou1 2018.10.8

生きているってことは、まあ、いろいろあらぁね。
これは花の方での出来事ですが。

1008_3rukousou2
これは誰かに引き裂かれたんだろうなぁ。
この間、ツチバチが破壊的に花にもぐっているのを見ましたが、ああいう出来事かな。

オシロイバナ

1008_1osiroibana1 2018.10.8
まだシーズンは終わりません。見事に分かれてますね。
1008_1osiroibana2
こういう分かれ方もあるんです。
赤い部分の面積はどちらが大きいんだろう。わかりませんが。
完全に分かれている方がまだしもメカニズムの想像がしやすいけど、散り散りになるというのはどうにもよくわかりません。
トランスポゾンの働きって本当に不思議です。

一列横隊、背の順!

1007_13okra 2018.10.7
妻が号令をかけた結果、こうなりました。

1026_20okra 10.26

老夫婦が何やって遊んでるんでしょうね。マッタク。
おいしいです。家計を助けてくれるなぁ。

台風の余波か

1007_11suiren1 2018.10.7
スイレンの花がちょっと水に浸った状態で咲いていました。
1007_11suiren2
そのそばにイチョウの落ち葉が浮いていました。
部分的に緑を残して褐色っぽくなっている。あまりこういう状態は見ないと思います。

1008_6kaede 10.8
ベランダから見おろしたカエデ。ずいぶん黄色っぽくなってきました。
1008_7ityou
上を見上げてイチョウを見ると。

スイレンの鉢で見たような、葉の一部が緑のまま褐色になった、というのがたくさん。
妙だな、例年と違うぞ。これって、台風で潮風を浴びたせいなのかもしれない、と思い始めました。

いつもの秋とは違います。

1010_11ityouotiba 10.10
路面にもこういう落ち葉が増えました。妙ですよね。
1010_4ityou1
思い切りズーム、60倍ズームでイチョウの木を撮ってみました。なんだかすごいことになっていました。
1010_4ityou2


1018_1engai
10.18
NHKのニュース画面です。我が家のイチョウと同じように部分的な変色をしている。
「塩害で紅葉にも被害」というような字幕が出ています。やはりそうなのか。
ニュースでのメインはチョウではなく、桜が咲いたという話でした。↓

各地で季節外れのサクラ咲く 台風に伴う強風や塩害影響か(NHK 2018年10月17日 16時41分)

季節外れのサクラが咲いているという情報が全国各地から寄せられていて、専門家は、相次いで接近した台風に伴う強風や塩害によって、葉が落ちたり枯れたりしたことが原因だとしています。
 このうち東京のサクラの名所である目黒川沿いのソメイヨシノの木でも、枝によっては十数輪の花が咲いているのが確認できました。
 ・・・
 民間の気象会社「ウェザーニューズ」の調査によりますと、サクラが開花したとの報告は、今月14日の時点で九州から北海道までの各地で354件に上るということです。
 ・・・
 樹木医の和田博幸さんによりますと、春に咲くソメイヨシノは、夏には花のもととなる「花芽(かが)」が作られますが、葉から成長を抑制する植物ホルモンが送られるため、気温が高くても咲くことはないということです。
 しかし、台風に伴う強風や塩害によって、葉が落ちたり枯れたりしたため、このホルモンが働かなくなり、その後、気温が上がったことで季節外れの開花になったと見られるとしています。
1018_1engai2
 和田さんは「過去にもあったが、これほどの規模は記憶にはない。今回咲いてしまったつぼみは来年の春は咲かないが、数は少ないので、花見には影響はないと思う」と話していました。
 ・・・
   紅葉前のイチョウにも異変
これから紅葉の時期を迎えるイチョウの葉が一部で変色して枯れる異変が各地で確認されていて、専門家は、台風に伴う強風で海水の塩分が付着したことによる「塩害」だとしています。
 東京 江戸川区の葛西臨海公園では、海から600メートルほどの場所に植えてあるおよそ20本のイチョウの木で、葉が落ちたり茶色に変色し枯れたりする異変が起きています。
 ・・・
 異変は海岸から離れた内陸でも見られています。
 沿岸からおよそ7キロ離れた東京 渋谷区の歩道にある街路樹のイチョウの中には、葉の半分ほどが落ちたり変色したりしている木もあります。
 現場を調査した樹木医の和田博幸さんは「これだけ広範囲で塩害が発生するのは珍しい。いったん変色した葉は元には戻らないので、一部の木では紅葉が期待できないと思うが、新しい芽が出れば正常に葉が育つので、来年の紅葉には影響しない」と話していました。
   塩害 強風や高波の同時発生で起きやすい現象
「塩害」は、台風が接近した際など、強風や高波が同時に発生すると起きやすい現象で、今回は台風が通過したあとの雨の少なさや気温の上昇も被害を拡大させた可能性があります。
 気象庁によりますと、台風の接近で海側から陸側に向かって風が吹くと、高波による海水のしぶきが強風で巻き上げられ、風の強さによっては内陸部にも運ばれることもあるということです。

葉などに付着した海水は、その後に雨が降れば流されますが、今回は台風が通過したあとの雨量が少なく、晴れて気温が上昇したため、海水の塩分が残って塩害を拡大させた可能性があるとしています。
 ・・・

 私共は大田区南部に住んでいますので、羽田も比較的近い。きっと東京湾のしぶきが飛んできたのでしょうね。

★別件:若いころは車で海へ行ったりもしました。海岸近くに駐車して何日かを過ごした後、帰京すると必ず車の「スチーム洗浄」をしてもらったものです。潮風を浴びていますので、車がさびやすくなる。何年も同じ車に乗るならそういうケアも必要だと思います。また、東京の島嶼部では車がさびやすいとも聞きます。潮風は鉄には大敵です。

サザンカ

1007_10sazanka 2018.10.7
今年はサザンカの元気がいい

1013_10sazanka 10.13
一斉に咲くという感じはないですが、次々と咲き続ける。
またもやアリがいっぱい。アリから見たら林の中という感じかな。

1025_21sazanka 10.25
この花を見てちょっと悩んでいるのですが、何かというと。
ちょっぴり「八重化」してませんか?
オシベの変形でしょうが、葯ができずに、小さな花弁状のものに変化しているような気がする。
今まで気づいていなかっただけに、当惑しています。これから咲く花もじっくり見ることにしましょう。

ヒャクニチソウにて

1007_7tumagurohyoumon 2018.10.7
ヒャクニチソウが虫たちに大人気でして。電器屋さんのキャンペーンかなんかでもらったものですが、いい花をもらった。
ツマグロヒョウモンのメス。
1007_8itimonjiseseri
イチモンジセセリ。
他にもハチやアブやいろいろ訪花するので、カメラを持って花の前にいると入れ代わり立ち代わり虫たちが顔を見せてくれます。

クロスジホソサジヨコバイ

1007_6kurosujihososajiyokobai1 2018.10.7
久しぶりに見ました。これはオスです。メスは黒い筋の縁が赤い。
画面の上の方が頭のように見えませんか?参考サイトにも書かれていますが、これは擬態らしいのです。
1007_6kurosujihososajiyokobai2
斜め上方から撮るとこんな感じ。
体の後ろに目があるように見せかけた上に、触角っぽい筋まであるんですよ。凝っています。
で、この昆虫、歩いたり飛んだりして逃げるのではなく、跳んで逃げるんですが、プチッという感じで瞬間的に視界から消滅します。どこへ逃げたかもわからないくらいです。
もし見かけたら、そっと近づいてください。

↓参考
https://mushinavi.com/navi-insect/data-yokobai_hososaji_kurosuji.htm
クロスジホソサジヨコバイ

ホソサジヨコバイ亜科の仲間は頭部が長くスプーンのように見えることからその名がある。
本種は黄色い体色に背中には黒い縦筋があり、♀では黒い縦筋が赤く縁取られ大変鮮やか。
翅の先の1対の黒紋や2対の暗褐色の筋などの模様には意味があり、翅の黒紋をヨコバイの眼に、筋は前脚と中脚,頭部を尖らせることで翅先に擬態しており、天敵からの攻撃で的を外すことができるのである。しかし、幼虫では翅がないので、腹部先端に眼を表現した黒い紋がある。


ハロウィン・カレー

10月22日の新聞折り込み広告。
1024_4halloween2 2018.10.24
レジ袋有料のスーパーです。
私は以前に東急ストアで買った「東急カラー」の袋をマイバッグとして使っています。オリンピックへ買い物に行くときもそれで行く。いいのかな。
さて
1024_4halloween1
ハイ。おいしそうですね。
いいアイデアです。バカ騒ぎしてないで、家でこういうの作って楽しむのもいいかも。

白いご飯がゴーストになっていました。子どもがきっと喜びますよ。
普段のカレーで、ライスだけお化けに仕立てれば十分でしょう。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3

ハロウィン、あるいはハロウィーン(英: Halloween または Hallowe'en[※ 1][※ 2])とは、毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と考えられている祭のこと。もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事であったが、現代では特にアメリカ合衆国で民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっている。カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習などがある[1]。

キリスト教の祭ではない[※ 3][※ 4][※ 5]。ハロウィンに対してはキリスト教からは容認から批判まで様々な見解がある(後述)。
・・・
カトリック教会の諸聖人の日がハロウィンに重なる形で設定されており、これを「カトリック教会が(キリスト教からみて)異教の祭を取り込んだ」とする見方と、「カトリック教会が(キリスト教からみて)異教の祭を潰すために設定した」とする見方がある[要出典]。いずれにしてもハロウィンは元々キリスト教の祭では無かったことが両見解の前提となっている(後述)。

子どもが仮装して家を訪問しトリック オア トリート ってやったら、おばあちゃんや大人が、まあビックリしたわぁ、お菓子どうぞ、と返せば子どもが大喜びするでしょうに。それでいいんじゃないですか。
なんだか、騒ぐために騒ぐ、という騒ぎの自己目的化と商業主義が共鳴しちゃって、ひどい騒ぎになりましたね。ごく近年のことなのに。老人にはよくわからない大騒ぎです。

2018年10月26日 (金)

ツマグロヒョウモン

1007_2tumagurohyoumon 2018.10.7
庭のランタナの花に来たツマグロヒョウモンのメス。おいしそうに蜜を吸っていますが。
1007_2tumagurohyoumon2
よく見ると、ずいぶん口吻を花の奥まで挿入していることがわかります。
ツマグロヒョウモンはアゲハよりは小さいけれど、モンシロチョウよりは大きい。それなり中型のチョウなのですけれど、そのツマグロヒョウモンがここまで頑張って口吻を挿し入れなければならないほど、ランタナの花は奥が深いんです。
花の直径は小さいのですが、その割に奥行きが深い。シジミチョウなどには届かない深さですね。
中型・大型のチョウを植物側が選んでいるという形になります。そのことのメリットがどういうものなのかはわかりませんが。
昆虫の側が花を選ぶように思ってしまいがちですが、花の側も昆虫を選ぶことがあるのです。
花と虫とはそういう「共進化」の関係にあるのです。

スミレ

1007_1sumire1 2018.10.7

我が家では、多数のツマグロヒョウモン幼虫がスミレの葉を食べて成長中。
スミレが大事。

1007_1sumire2

もちろん花だって咲くんです。

スミレの仲間は地面近くの草ですので、ある株を食べ尽した幼虫は、そばにスミレの葉がまだあるはずだ、と地面を歩くんですね。もう何回もそういうシーンに遭遇してしまった。目の前をスタスタ歩くんですよ、幼虫が。そっちにはないよ、と焦ったりね。保護して飼育下に入れたりね。忙しいことです。

ハラビロカマキリ

1006_14harabirokamakiri 2018.10.6
ヒロヘリアオイラガを処分していたら、カエデの葉の奥に、ハラビロカマキリのメスの姿が見えました。
もう大分ぼろぼろになっているようです。
この辺りで産卵してくれるといいな。
10月ですから、もう寿命も尽きる頃。がんばってね。

ヒロヘリアオイラガ幼虫

1006_12hiroheriaoiraga1 2018.10.6
参った。今の時期にヒロヘリアオイラガかよ。見つけちゃったからなぁ、駆除するしかない。放置してうっかり接触すると「痛い目」に遭う。
1006_12hiroheriaoiraga2
上が頭の方だと思います。背景の肉色は私の指です。後で説明しますが、意識して扱う分にはチャドクガのような厄介さはありません。大丈夫。
1006_12hiroheriaoiraga3
お尻の方から。
1006_12hiroheriaoiraga4
きれいといえばきれいです。棘が厄介なのです。
1006_12hiroheriaoiraga5
状況説明。この状態で大丈夫。棘を飛ばすわけではないし、風に乗る毒毛ではないし。
触らなければいいのです。
枝を引き寄せて、幼虫のいる葉をしっかりつまみ、切り離してポリ袋に入れる。最後にまとめて殺虫剤を噴射してしっかり袋を閉じる。そうやって7,8匹処分しました。

チャドクガの幼虫の場合は緊張しますよね。毒毛ですから、すぐ飛んでくる。幼虫の体から離れても毒毛としての働きは失われない。幼虫本体が死んでも毛の毒性は変わらない。実に始末が悪い。
ツバキやサザンカで、もしチャドクガの幼虫が発生してしまった時の比較的安心な処分方法をお伝えします。

殺虫剤を吹き付けると、幼虫は死んで落ちますが、殺虫剤はすぐ溶剤が揮発してしまいますので、毒毛が飛ぶ可能性があって怖い。

用意するもの:浴槽洗い用の、スプレーで噴射する泡洗浄剤、取っ手のついた塵取り、そしてポリ袋。
幼虫が群れている葉の下に、そっと揺らさないように塵取りをいれます。幼虫のいる場所から10~20cmくらい下でいい。そして、スプレーで泡洗浄剤を吹き付けて幼虫を泡で包みます。すると幼虫は呼吸困難になって糸を引きながら落下しますので塵取りで受ける。洗浄剤は水が溶剤ですから幼虫は濡れたままですので、毛が飛ぶ心配がない。これがメリットなのです。
で、塵取りからポリ袋へ流し落としてまとめて袋の口を閉じる。
塵取りは、水で洗い流して、入っているかもしれない毒毛を下水に送ってください。

一度、塩素系の漂白・殺菌剤をスプレーしたことがあります。幼虫は瞬間的に死んで、毛も飛ばないのですが、ちょっとでも塩素系殺菌剤がかかった葉は、後で完全に枯れますので、さすがに使いづらい。

というわけで、チャドクガへの対処もできますが、私はもう年です。高い所に発生されたらもう脚立に立って作業をすることが難しい。ということで、背丈の高かったツバキの木は身長くらいに切り詰めました。今年はチャドクガは発生せずに済みましたのでほっとしています。
でも、ヒロヘリアオイラガに出会ってしまった。のでした。

↓参考・幼虫図鑑

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/hiroheri-aoiraga.html
ヒロヘリアオイラガ(広縁青毒棘蛾)
学名:Parasa lepida  鱗翅目イラガ科

モミジバルコウ

1006_9momijibarukou 2018.10.6
花の斜め後ろから陽射しを受けて輝いているのです。
蕊の先端には直接太陽光が当たる、というような角度ですね。
ごく短い時間しか見られない輝きです。

カメムシ2種

1006_8kamemusi 2018.10.6
逆光で、詳細が見えにくいのですが、これはクサギカメムシでしょう。

1007_5kamemusi 10.7
これは確定できない。
ハリカメムシなのかホソハリカメムシなのか。
小型な気もしました。とするとホソハリカメムシの方かな。
いやわかりません。

ヒメハラナガツチバチ:2

1007_4himeharanaga1 2018.10.7

スイフヨウの一つの花に2匹入り込んでいました。
右の個体は蜜にありつけるのか?

1007_4himeharanaga2
これはヒメハラナガツチバチで多分間違いないと思います。
ハラナガツチバチはこの季節キバナコスモスでよく見かけますので、ちょっと意外な感じで撮影しました。
どこで蜜を吸ってもいいけどさ。

ヒメハラナガツチバチ:1

1006_7himeharanaga1 2018.10.6
ルコウソウの花に大きめのハチ。花の脇から蕊が出ている。
このハチが蜜を吸うために花を裂いたのかな?
1006_7himeharanaga2
タイトルはヒメハラナガツチバチとしましたが、毛むくじゃらの感じはキンケハラナガツチバチかもしれません。
1006_7himeharanaga3
これやっぱり「盗蜜」のようですね。体に花粉がついていますので花粉の媒介もしてはくれそうですが、ちょっと荒々しいな。
1006_7himeharanaga4
飛び去る瞬間です。

ハナツルソウ

1006_6hanaturusou 2018.10.6
季節外れの花が一輪。小さい。色が薄いかな。
台風のせいか、長雨のせいか、気温変化のせいか・・・なんだか今年は植物の活動が少し変調を来たしているような気もします。皆さんのところではいかがですか?

イチモンジセセリ

1006_4itimonjiseseri 2018.10.6
スイフヨウが大好きなイチモンジセセリ。青空と一緒に記念撮影。
気持ちのいい朝だね。
1006_11itimonjiseseri
これは昼。背中から陽を浴びて暖まる。

ちょっと別件ですが。昔はよくたき火をしました。で、穏やかに燃えているたき火に背中を向けて暖を取る。
「尻あぶり」というやつですね。あれは仕合わせ気分。せめて、お日様を背中から浴びてぬくぬく致しましょう。
そのついでに、ちょっと紫外線を浴びましょう。骨がしっかりしますよ。幼い人の成長に紫外線は重要。1日5分10分でいいから日向ぼっこしたらいい。くる病になるほど紫外線をカットしてはいけません。女性も少しは紫外線を浴びた方がいい。骨粗しょう症の予防にね。
電車で日の当たる側に座った人が、気付いて慌てて反対側に移動することがある。でも、ガラスを通せば紫外線は大幅に減るんでね。ほっこり暖まったらいいですよ。
紫外線カットの「お面」みたいなのをつけて自転車などに乗るのはできればやめてもらいたいな。アイコンタクトが全く取れなくなる。自動車を運転していて、自転車の人がこちらを認識しているかどうかわからないのは本当に怖い。
アイコンタクトがあればお互い安心できるじゃないですか。

2018年10月25日 (木)

ホオズキカメムシ

1006_3hoozukikamemusi 2018.10.6
写真はこれ一枚。よくわかりませんね。
私の目撃証言を信頼していただければ、これはホオズキカメムシです。
アサガオなどが好きなはずですが、今年、いろんなアサガオを育てましたがあまり見かけませんでした。
オーシャンブルーを栽培していた頃は凄かった。卵もいっぱい見たし、成虫もいっぱい。

年にもよるんでしょうけれど。
「害虫」扱いされることの多いカメムシです。翅を開くと背中が赤くてきれいですよ。
↓ここに背中の写真があります。是非ご覧ください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-a961.html
2011年5月11日 (水) ホオズキカメムシ

アゲハ

1006_1ageha1 2018.10.6
今年はアゲハの羽化が多い。
一番付き合いの長いチョウです。40年以上、飼育してきました。
羽化後の経過時間やその時の気温にもよるのですが、一挙に飛び去るのもいれば、ちょっと飛んで小休憩してから飛び去るものもいます。
今回の写真は休憩に入った写真。
1006_1ageha2
きれいでしょ。今でも私はアゲハが国蝶に選ばれればよかったのになぁ、と思っているんですよ。
そうすれば、もっとポピュラーに飼育などしてもらえたのにな。子どもにも接しやすいし。

アゲハの幼虫の食草は柑橘類なので非常にポピュラーで、子どもたちにも飼育可能なんですけどね。
国蝶オオムラサキの飼育は大変です。都会では雑木林がなくなってきたし。
よいことをしているつもりで、冬の雑木林の大掃除なんかされたら、越冬中のオオムラサキの幼虫はみんな処分されてしまう。勘弁してほしいなぁ。で、オオムラサキは準絶滅危惧種になってしまった。
アゲハ応援団もオオムラサキの減少には心痛みます。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%B5%E3%82%AD

日本の国蝶
 日本の国蝶は、法律や条例で規定されたものではなく[4]、日本昆虫学会が選んだものである。
 国蝶の選出については、1933年ごろより、片山胖、結城次郎、中原和郎、柴谷篤弘、野平安藝雄らが、同好会誌『Zephyrus』で論議していた。オオムラサキは当時から候補種だったが、ミカドアゲハ、ギフチョウ、アゲハチョウといった蝶も俎上に登った。結城(1935)はオオムラサキに対抗してアゲハチョウを推す理由を詳細に記述している。ただしこの時点では決定がなされずに経過した。
 1956年にオオムラサキが75円切手の図案に採用されたことを契機として、日本昆虫学会は1957年の総会でオオムラサキを国蝶に選んだ[5]。

http://yosukenaito.blog40.fc2.com/blog-entry-4431.html?sp

 結城は広島工業学校(現県立広島工業高校)の数学教師で、1936年6月21日、宮島でミヤジマトンボを発見し、その名を日本の昆虫(学)史に残すことになるのですが、江崎に論争を挑んだ1933年当時は無名のアマテュア研究家でした。
 結城は、国蝶の条件として、①日本全国に分布する、②小学校の教科書にも載っている、③飛び方が優雅である、という3点を挙げ、オオムラサキではなくナミアゲハこそが国蝶に相応しいと提案します。

フタトガリアオイガ幼虫

1005_1hutatogariaoiga 2018.10.5
昨日の花が真っ赤になりきらずに終わった姿。
きれいだな、と見ていたら
1005_3hutatogariaoiga
またいましたよ。この間のやつですかね。
花がしぼむ「動き」に巻き込まれてしまわなかったようです。しぼんでも味は同じかな?

マツバボタン

1004_18matubabotan1 2018.10.4
バラのようなマツバボタン。
1004_18matubabotan2
つぼみがあります。
今の時期、花期の終わりにさしかかる花も多い。マツバボタンもそろそろ終わりでしょう。
ちゃんと見なければいけませんね。育てる側の責任です。

スイフヨウ&フヨウ

1004_13suihuyou 2018.10.4
スイフヨウの花の中です。八重咲き。
1004_14huyou
こちらはフヨウの花の中。一重咲き。
私の視線の高さに近いところに咲いたので、両方撮ってみました。
フヨウが終わりに近づく中、スイフヨウは元気。花期が少しずれているのですね。
フヨウは実生、スイフヨウは枝をもらってきて挿し木、でしたか、確か。
いろんなご縁で、楽しませてもらっています。

アサガオ

1004_12asagao1 2018.10.4
小さくて、花弁も変形した花が咲きました。
1004_12asagao2
アサガオとは思えないような花ですが、立派なアサガオなんです。
季節の変化の中で、可能な限りの花を作って咲かせます。
花はしぶとい。

花々

1004_4hana1 2018.10.4
キバナコスモスとモミジバルコウ。
1004_4hana2
オシロイバナとキバナコスモス。
もう、乱れ咲いています。見応えがありますよ。
1004_5rukousou
ルコウソウは葉と花の対比が強烈。

1004_11yanonebontenka
ヤノネボンテンカがまだ咲き続けている。
この線路際の開放的な環境がよほど気に入ったのでしょう。
種もいっぱい作ったでしょうし、来年、逆に増えすぎを心配しなくちゃいけないかな。
パワふるな植物です。

ブルーサルビア

1004_3bluesalvia 2018.10.4
花期が長いですね。線路際にあった株の一部を鉢植えにして他の草に埋もれないようにしてやったら、ずっと咲いてます。妻がこの花を大好きで大事にしています。
アリが訪れているようです。アリが蜜を探り当てる感覚って何なのでしょう?花の色?蜜の香り?
鉢植えでも東京の気温なら越冬できるのではないでしょうか。大丈夫だと思いますが、どうなるかな。

ピーマン

1003_8piment 2018.10.3
ピーマンが熟しましたので。

1004_20piment 10.4
この日の夕食に出ました。
形は悪いけど、要するに大事なのは味。肉厚で、甘みも感じるくらい。苦味はほとんどない。
団塊世代ですからね、野性的な老夫婦なのです。がんがん食うぞ。

キチョウ

1003_6kityou 2018.10.3
ずいぶん低い位置の木陰で休息するキチョウ。
当然、妻の撮影。私にはこんなアングルは存在しない。
庭でいろいろしゃがみ込んで土いじりなどしていますのでよく見えています。

1004_6kityou 10.4
これも妻の撮影。これは低くはないけど、木の間などに潜り込むことの多い人ならではのシャッターチャンスです。
さすがです。

2018年10月24日 (水)

カエデ&白髭咲きアサガオ

1003_5kaedesirohige 2018.10.3

朝、ベランダから見おろして。カエデがずいぶん秋の色になってきました。
紅葉ももちろんきれいですが、私は「変化」が好きだな。緑の葉と共存しながら徐々に、あるいは一気に、季節が進んでいく。そういうのを楽しむのが好きですね。
門柱に絡んだ白髭咲きのアサガオの、もう終わり、という花も見えました。
1004_2sirohige1 10.4
これで終わり、という花
1004_2sirohige2
10月ですものね。ずいぶん頑張ってくれました。
種を採って、また来年に備えましょう。

スイフヨウ

1003_4suihuyou 2018.10.3

妻は時々こういう写真を撮る。
不思議な質感を湛えています。
青空を背景にするのも素敵ですが、こういうコントラストもいいものですね。

モンキチョウ

1002_14tyou 2018.10.2

キバナコスモスにて。
モンキチョウだと思います。アングルを変えたり、翅の表側を見たりしたいのですが、そうそう思い通りには動いてくれません。このショットの後、飛んでいってしまいました。
多分、間違いないと思うけどな。

キマダラカメムシ

1002_12kimadarakamemusi1 2018.10.2
線路柵で見かけました。
コンクリートと紛らわしい。こういう時はピントが合いにくいのですが、今回は何とかなりました。
1002_12kimadarakamemusi2
このカメムシは歩くのが速い。うっかりしているとシャッターチャンスを逃します。
見つけたら、すぐシャッターを切ってください。
この時も、スタスタと歩き去っていきました。

ホトトギス

1002_9hototogisu 201.10.2
輝くつぼみ。

1007_3hototogisu 10.7
左の方に口を開きかけたつぼみもあるようです。

1008_12hototogisu1 10.8
咲きましたねぇ。
1008_12hototogisu2
小さくて硬いつぼみから花までの変化がたどれると思います。
花の下にあるコブのようなものは「距」でしょうね。つぼみも距ができてくるともうすぐ咲くという状態です。
1008_12hototogisu3
この方が花の構造が見やすいかな。慣れてしまえばそう難しい恰好でもないのですが、初めてだとどこがどうなっているのか、ややこしく思われるかもしれません。
1008_12hototogisu4
幅の細いのが内花被片、幅広なのが外花被片、です。
この草、ルリタテハの食草でもありまして、過去に何回か幼虫を飼育したことがあります。やたらと派手派手しい姿の幼虫です。それを期待しているのですが、最近何年かは来てくれません。存分に食べていいからさ、おいでよ。

フタトガリアオイガ

1002_8hutatogariaoiga 2018.10.2
これはフタトガリアオイガの幼虫でしょう。ヤガ科ですが、これは食草が固定していて、アオイ科が大好き。ですから「葵蛾」なのです。フヨウやスイフヨウで頻繁に見かけます。

1004_1aoiga1 10.4
スイフヨウの花を見上げたら、花を食べているやつがいた。
1004_1aoiga2
トリミングするとこうです。
フタトガリアオイガですね。まったくもう。花は葉と同じ味がするらしい。
ちっ、届かねぇしなぁ、しゃあねぇや、と放置。そろそろ蛹になっちゃいな。
1004_10aoiga1
ぷらぷらと朝の散歩をして戻ってきたら、フタトガリアオイガの幼虫はまだいまして、イチモンジセセリが同じ花に来てました。
相互に全く不干渉。見ている人間だけが関心を惹かれているだけ。
1004_10aoiga2
全身がはっきり写せました。上の赤い模様のある方が腹端です。一生懸命食べてますねぇ。おいしいんだろうな。葉よりおいしいかい?
妻にこの状況を教えたら
1004_10aoiga3
こういう写真を撮りました。私より少し背が低いので幼虫の方は写しにくかったようです。
思い切り上へ腕を伸ばして勘で撮った写真がありますが、私のと同じですから、割愛します。
スイフヨウの蜜が大好きなイチモンジセセリと、花弁が好きなフタトガリアオイガの幼虫、それぞれですね。

ガの幼虫@アスパラガス

1002_4imomusi1 2018.10.2
アスパラガスに「イモムシ」がいました。
そっと引きはがして手に乗せて撮影。
1002_4imomusi2
いい加減な私は、こういう「ヤガ科」だろうというガの幼虫を見ると「オオタバコガ」だろうと思ってしまう。
何でも喰うんですよ、オオタバコガの幼虫は。で、責任を負わせてしまう。
別のものでもいいんだったら食べて生き延びな、と言って、雑草の多い所へ落としてやりました。

ゼフィランサス

1002_1zephyranthes 2018.10.2
そろそろ終盤。今年はずいぶん長く咲いてくれました。

1009_33zephyranthes1 10.9
実ができていましたよ。
1009_33zephyranthes2
いつ咲いた花の実なのかはよくわかりません。
これまであまり実を意識したことがない。
充分に熟させることにしましょう。

カボチャ

1001_15kabotya 2018.10.1
夕方のつぼみ。
1002_2kabotya1 10.2
翌朝の花。
1002_2kabotya2
なんだかね、四角っぽいでしょ。
右のところで重なっているのだろうと思いますが、なんだか変。

1003_2kabotya2 10.3
翌日咲いた花は五角形。これが普通の形です。

1008_5kabotya1 10.8
黄色いカボチャの花の向こうにぼやけて写っているのはフヨウの花。
カボチャはベランダで咲き、フヨウの花は庭の木のてっぺんで咲いています。
重ねてみましたが冴えない。
1008_5kabotya2
ピントをフヨウの方に移動させました。
大したことはないか。花の責任ではありません。私の腕が悪いだけ。

ムベの実

1001_7mube 2018.10.1
たまたま通りかかったので、注意して覗いていたら、1個だけありました。
まだ熟してないようですね。
完熟すると赤紫になると聞いています。
このごろこの辺りをあまり通っていないので、その後どうなりましたか。わかりません。

2018年10月23日 (火)

10月23日は「化学の日」

http://www.chemistry.or.jp/kagakunohi/2014/09/1023.html

10月23日は「化学の日」
日本化学会,化学工学会,日本化学工業協会(日化協),新化学技術推進協会(JACI)の4団体が,毎年10月23日を「化学の日」,その日を含む月曜日から日曜日までの1週間を「化学週間」として制定しました。アボガドロ定数 <6.02×1023 mol−1 >にちなんだものです。各種イベントに使う缶バッジのデザインもできました。この産学官一体となった化学の普及活動が国民的イベントとなるよう,会員の皆さんこぞっての参加を呼びかけたいと思います。化学の市民権向上に向けて。

< >の中は
Avogadro
こうです。10^23から、10月23日になったわけですが。
後ろに「mol^(-1)」がついているのが目新しくないですか?「10^23 /mol」ということです。
で、これが「アボガドロ定数」の表記です。
高校化学では「アボガドロ数」と習ったのではないでしょうか。現在は「定数」であって、単位がありまして、それが「 /mol」なのです。ここでは深入りしません。
ここでちょっとお話したいのは「物質量」という言葉。
Wikiによると

物質量(ぶっしつりょう、英語: amount of substance)は、物質の量を表す物理量のひとつである。

要領を得ませんね。
「もののりょう」というと、質量(感覚的には重さ)とか体積ですよね。
肉の値段は、g(グラム)で測られる質量で「肉の量」を測っているんですよね。
兄弟でジュースを公平に分けたい。弟としては兄ちゃんに余分に取られては嫌なので、並べたコップの液面を横から眺めて同じ高さになるように監視しますよね。これは体積で「ジュースの量」を見ている。

私が授業でよくやった話を簡単にご紹介します。

ある幼稚園の運動会で、園児がお相撲さんと1対1で手を繋いでダンスを踊る企画を立てた。
園児の平均的な体重を40kgくらいとしましょうか。園児40人がそのダンスに参加する予定。
依頼を受けた相撲部屋では、40kg×40人=1600kgか、160kgのお相撲さんを10人送れば「重さが釣り合うな」と考えて10人のお相撲さんを派遣した。
1対1で手を繋いだら、園児10人は手を繋げたけれど、あと30人は相手がいなくて大泣きになった。

と、こういう話です。
確かに重さは釣り合いましたが、ここで重要なのは「人数」ですよね。
園児40人には、お相撲さん40人で「ちょうど釣り合う」のですね。

実は化学反応はこれに似たもの。
水はHO。水素原子2個と酸素原子1個で釣り合いが取れるわけです。
質量比だと水素:酸素が1:8になります。質量が等しくても化学反応では釣り合いは取れていない。
原子が1:2の個数で釣り合うのなら、100個と200個でもいいし、1兆個と2兆個でもいいのです。
人間のスケールでは、6千垓位の集団で扱うと扱いやすいので、そういうスケールの数を定めたのです。
化学では、原子・分子の「個数」が重要なのです。そこで「個数」を「ものの量」として導入したのです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%A9%E8%B3%AA%E9%87%8F
物質量

粒子の個数と物質量
日常的には、物質の量は「2リットルの水」のように体積で表すか、「5キログラムの食塩」のように質量で表すことが多い。しかし、目に見える大きさの物質は、原子、分子、イオンなどの目に見えないほど小さな粒子(これらの粒子やこれら粒子の組み合わせを物質の要素粒子という)から構成されていて、不連続構造をもつ。そのため、物質の量を、物質を構成する要素粒子の数で表すことも可能である。目に見えるか見えないかくらいの少量の物質でも莫大な数の要素粒子からできているので、要素粒子の個数そのものではなく、要素粒子の個数を非常に大きな定数で割ったもので物質の量を表す[6]。この大きな定数をアボガドロ定数といい、要素粒子の個数をアボガドロ定数で割ったものを物質量という。アボガドロ定数は物質の種類や温度、圧力などにはよらない定数なので、要素粒子の個数と同様に物質量でも物質の量を表すことができる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9C%E3%82%AC%E3%83%89%E3%83%AD%E5%AE%9A%E6%95%B0
アボガドロ定数

アボガドロ定数は、ある物質 1 mol の中に含まれている要素粒子(elementary entities)の総数であり、正確に質量 0.012 kg(12 g)の炭素12(12C)の中に含まれている原子の総数で定義される。

2014CODATA推奨値は NA = 6.022140857(74)×10^23 mol−1 である[1]。

もともとの定義は上の通りでして、理科年表などにもこの数値が掲載されています。高校化学でもこの定義を話すはずです。
ですが

2019年に予定されている国際単位系(SI)の改定では、物質量モル (mol) は、アボガドロ定数によって定義されることになる。従来は「12グラムの炭素12の中に存在する原子の数に等しい数の要素粒子を含む系の物質量」であったが、アボガドロ定数の測定精度が向上したことで、アボガドロ定数そのものからモルを定義するように改定される。現行のモルの定義は質量の定義に依存しているが、新しい定義ではこの依存関係はなくなる。逆に「炭素12を1モル集めた質量」は12グラムからわずかにずれることになる。

新SIにおけるアボガドロ定数の値は、正確に 6.02214076×10^23 mol^−1 である[5]。2018年11月の国際度量衡総会で決議され、2019年5月20日に発効される予定である。

ということで、変更されるようです。

↓これもどうぞ。
http://www.chemistry.or.jp/kagakunohi/2014/10/602-1023-mol1.html

サザンカ

1001_13sazanka1 2018.10.1
サザンカのつぼみがピンクになっていました。もうすぐ咲く。
1001_13sazanka2
次のつぼみも先端が色づいていました。

1002_6sazanka1 2018.10.2
咲きました。ちょっと姿が乱れていますが、最初の花ですから、そういうこともあるでしょう。
1002_6sazanka2
花の中心部。アリがいっぱい潜り込んでいます。
本当に勤勉というか、見事に花を探り当てて集合するものです。感心します。
アリのサイズから見て、この広大な空間の中で、一つの花を見つけて仲間を呼んできて蜜を運ぶ。
アリは探索中はあちこち歩き回りますが、花や動物の死骸や、餌になるものを見つけると、ほぼ直線的に巣へ戻ることができるのです。ある種のナビゲーションシステムをもっているんですね。そのまっすぐの帰巣のときに、道しるべフェロモンをつけながら帰巣して、仲間を誘導するのです。すごいものです。

オンブバッタ

1001_12onbubatta 2018.10.1
交尾中ではないようです。カップルでスポットライトを浴びていました。
この世代はもうすぐ終わって、卵の状態で冬越しへ。10月に入りましたもんね。

キキョウ白花

1001_4sirokikyou 2018.10.1
朝、6時50分頃です。台風後の様子見に出たら、白のキキョウが花を咲かせていました。タフなものです。
光線のぐあいですね、花弁に不思議な質感が出ていましたので撮影。うまくその質感が写るかなぁと心配でしたが、それなりに写ってますね。
1001_9sirokikyou
12時15分頃です。花弁に傷みが始まってますね。食べられたのでしょうか、5時間程度の経過で、傷み始めていました。

1002_5kikyou 10.2
翌日の昼です。これはやはり何か昆虫に食べられたんですね。
今シーズン最後の花でした。

台風一過

台風24号は、9/30午前9時には九州のすぐ南にありました。
同日、午後9時には紀伊半島にあって。
10/1午前9時には北海道の南へ抜けていました。
で、東京でも猛烈な風が吹きまして、夜中というか未明の01:44に最大瞬間風速39.3m/sを記録しました。
20181001_taihu24husoku
10分毎の記録をグラフ化してみました。
午前3時過ぎまで、さすがに眠れませんでした。風が家に当たるというより、風にもまれて家が丸ごと揺れるような感覚でした。飛びそうなものは始末してありましたが、夜中のこととて不安でした。
朝、庭に顔を出したら、一つだけ鉢が転んでいましたが、被害はなし。ほっとしました。
1001_2taihuu 2018.10.1
線路柵内の雑草たちがみんななぎ倒されて寝ていました。線路柵内ですから入って起こしてやることはできませんでしたが、何日かすると、全体が立ち上がったり、倒れた先が立ち上がったり、ちゃんと自力で復活しました。
1001_2asagaokouyou
門柱にかかるアサガオの葉。飛ばされずに黄葉を見せてくれました。
用があって外出したら、六郷用水の遊歩道に
1001_6susuki1
ススキが倒れていました。
通せんぼ状態になっていて、狭い部分をすりぬけました。
1001_6susuki2
記念にアップで撮影。

当地では、幸い今回は大きな被害もなくやり過ごせましたが、できればああいう夜はもう過ごしたくないな。
一日、疲労感が残りました。いや、しんどかった。

ヒメヒラタアブ@スイレン

0930_21himehirataabuf1 2018.9.30
スイレンの花にヒメヒラタアブが来ていました。スイレンの花はアブなどに好まれるようで、よく黒い「点」が入っています。アリとかオンブバッタも来ていることがありましたが、それらは多分、葉の連なりを渡ってきたのでしょう。
ヒメヒラタアブなら翅がありますので飛来したのでしょうが、問題は「粘っこさ」じゃないのか。
0930_21himehirataabuf2
スイレンの花の中って、触ったことはないけれど、何か液体で光っている感じがありまして。
小さなヒメヒラタアブには危険じゃないのかい?とちょっと心配になることもあります。

ムクゲ・スイフヨウ

0930_20mukuge 2018.9.30
ムクゲもそろそろお終い。それにしても、アリの勤勉なこと。二つの黒い点はアリです。

1001_1suihuyou 10.1
スイフヨウの方はまだまだこれからも咲き続けるようです。
毎日楽しくって。朝に顔を出して白い花を確認し、昼の散歩でピンクへの変化を見て。
気温によってでしょう、翌日には真っ赤にしぼんでいることもあるし、濃いピンクのまま残っていることもあるし。
そろそろ丈を詰めなければいけないくらいに成長しました。すごい成長力ですね。

ミツバチ

0930_19mitubati1 2018.9.30
キバナコスモスに来ているのはセイヨウミツバチですね。
0930_19mitubati2
花を移る瞬間が写っていました。脚に花粉団子がついているのが見えます。
0930_19mitubati3
次の花で。体に花粉も付いているし、花粉団子も大きいし。
私って、どういうわけか、ミツバチの花粉団子を見ると、ほんわかと幸せな気分になる性質なんです。
蜜で練って団子にして、皿のような部分に乗せて運びます。
0930_19mitubati4
左側にも大きな団子。重くないかね、あなたの体重から考えると。
でも、子どもたちのために運ぶのです。
0930_19mitubati5
さようならぁ。

セセリチョウ

0930_18seserityou 2018.9.30
ルコウソウの櫛のような葉の間からセセリチョウの顔が見えました。かわいくって思わず一枚。
とってもかわいいのですが、イチモンジセセリかチャバネセセリかは確認できませんでした。
コンニチハ とご挨拶してもらって、じいちゃんはゴキゲンなのでした。

ルコウソウ

0930_17rukousou 2018.9.30
季節の移ろいは、花の姿にも影響するようで、咲ける状態になったらとにかく咲くんだ、という意志を感じますね。
花弁の形が変形していて、雨水をたたえていますが、咲くんだ!と主張しています。

ゼニアオイ

0930_16zeniaoi1 2018.9.30
季節が進行して花が小ぶりになっていくのですが、でも咲き続けています。
0930_16zeniaoi2
つぼみもいっぱい。まだまだ行くよ、といっております。

1019_11zeniaoi 10.19
すっごく低い位置で咲いていました。地面から10cmくらいかな。
小ぶりだし、花弁の形もちょっと変形気味でしょうか。
健気な姿に思わず一枚。
1019_17asibutohanaabu
後で妻のカメラから画像をコピーさせてもらったら、同じ花を撮っていました。
やはり、低い位置で健気に咲く姿に心をひかれた、と。
で、大きなアブが一緒だったと写し込んでありました。
アシブトハナアブでしょう。ハナアブですから危険はないです。
10月に入って、大型のハナアブを頻繁に見るようになりました。

2018年10月22日 (月)

光の道

1016_32hukutusihikarinomiti 2018.10.16
テレビ画面の写真です。
TBSのNスタ、午後5:45。
福津市の宮地嶽神社から見える「光の道」。

朝日新聞でも読んだ記憶がある、と私のファイルを検索したら、2月の「be」でした。

(みちのものがたり)宮地嶽神社の参道 福岡県 あかね色に染まる「光の道」(2018年2月3日03時30分)
 1年のうちたった2度だけ、ここには「光の道」が現れる。日没間近の真っ赤な陽光が海上から参道、そして神域へと差し込む瞬間。それは神々の世界へ通じる懸け橋か、それとも異界への入り口なのか。
 福岡市と北九州市の中ほどに位置する福岡県福津市の宮地嶽(みやじだけ)神社。太さ2・6メートル、重さ3トンの大しめ縄や開運のご利益で知られる古社である。
 土産店や飲食店が軒を連ねる参道から80段余りの階段が、社殿に向かって延びる。2月と10月の限られた時期、日の入り前の太陽が放つ最後の光が一直線に参道と重なり、一帯をあかね色に染め上げる。境内から2キロほど先に広がるのは、荒波打ち寄せる玄界灘の大海原だ。
 2016年、一つのCMが「光の道」を一躍有名にした。
 ・・・
(後略)

「2月と10月の限られた時期」とあって、記事は2月、今回テレビで見たのは10月、なのでした。

http://www.miyajidake.or.jp/news/topics/%E5%85%89%E3%81%AE%E9%81%93%E3%80%8C%E5%A4%95%E9%99%BD%E3%81%AE%E7%A5%AD%E3%82%8A%E3%80%8D

光の道「夕陽の祭り」
平成30年10月13日(土)〜28日(日)
本年も下記によりご参列下さい。

まだ間に合うかも。近くの方はどうぞ。

ここでは、沈む夕陽と自分を結ぶ直線が神社の参道と重なるという出来事ですが、私には別の「光の道」の記憶があります。

母の実家は秋田県八峰町、海岸のそば。
夏の日中、何時間も泳いだ後、夕方に浜へ行く。
波打ち際近くに座って夕陽を見ていると、海面すれすれになった太陽と自分の間に赤い一本の道が走るんですよ。
美しいものです。ほんの短い時間です。これが大好きで、毎日のように眺めたものです。
浜の砂の表面は少し冷えてきている。砂の中に手を突っ込むと、昼間の熱が残っていて熱い。
間もなく、暗くなり始め、立ち上がって振り返れば白神山地の山の上だけが赤く夕陽に照らされている。
至福の瞬間の思い出です。

モミジバルコウ

0930_15momijibarukou1 2018.9.30
モミジバルコウの葉が2枚。葉の方を見ないで、葉の間の方に意識を向けてください。
大きな口を開けているように見えませんか。
ふとそんな気がしたもので。
0930_15momijibarukou2
モミジバルコウの花。
0930_15momijibarukou3
これはかじられたんでしょうね。咲いてからなのか、開きかけの重なった状態でかじられたか。
だれだろう?ガの幼虫でしょうか。

チャバネセセリ&イチモンジセセリ

0930_13chabaneseseri1 2018.9.30
これはチャバネセセリ。
うまく表現できないのですが、チャバネセセリとイチモンジセセリでは、背中側の見え方も、ごくわずかなんですけれど違うようです。
0930_13chabaneseseri2
翅の模様の違いはわかりやすいです。
顔の感じはよく似ている。丸顔でくりくりオメメで、おいしそうに蜜を吸う。
見るものを幸せにしてくれる顔です。

0930_14itimonjiseseri
これはイチモンジセセリ。
今の時期キバナコスモスがにぎやか。セイタカアワダチソウが黄色くなればまたそっちもにぎやかになりますよ。
「冬隣り」というのですか、もう冬も視野に入ってくるころですね。

ミズヒキ

0930_10mizuhiki 2018.9.30
目で見る分には被写界深度なんて考えませんからきれいだなと思いつつ。
写真に撮ると、なかなかイメージ通りにならない被写体でして。
今回は、かなりいい写り方をしてくれました。うれしい。
下から見ると白い、というところまでは写しこめていませんが、ま、いいさ。

カメムシ

0930_9kamemusi 2018.9.30
クサギカメムシだと思うのですが、なんだか小型で、触角のあたりも似ているような違うような。
自信喪失です。クサギカメムシでいいでしょうか。

ネコハグモ

0930_8nekohagumo 2018.9.30
ちょっと鮮明さに欠けまして判然としませんが、何か獲物をとらえてますか?
小さなクモがとらえる小さな昆虫というものが、結構いるんですね。
一体どのくらいの頻度で食事ができるんだろう。エネルギー効率の非常に高い生き方をしていると思います。

ハエ

0930_7hae 2018.9.30

結構頻繁に見かけるハエなんです。
レアものじゃなくて、ポピュラーなハエだと思うんですが。でも、名前がわからない。
ハエの世界は奥深い。是非教えてください。

スイフヨウにて

0930_1suihuyou_seseri2 2018.9.30
朝からイチモンジセセリがお出まし。花が濡れてますけど。
0930_1suihuyou_seseri3
下のチョウがイチモンジセセリであることはまず確かですが、上のチョウは判然としません。
ま、いいさ。
とにかくこのセセリチョウたちはスイフヨウが大好きで、花を見るとほとんど必ずセセリチョウがいる。
よほどおいしいのでしょうね。それと、体のサイズと花の深さがうまくマッチするのかもしれません。

キチョウ

0928_23kityou 2018.9.28
アサガオの写真を撮ろうとしていた妻の足元をよぎったキチョウ。
反射的にカメラを振って撮ったのだそうです。結構鮮明に写ってます。
虫の写真はとにかくシャッターを切ること。それが第一です。

ツマグロヒョウモン

0928_21tumagurohyoumon 2018.9.28
メスです。
胸が痛みます。ここまでぼろぼろになっても。
生きる。
生きる力がある限り、平然と生きる。
わかっちゃいるけど、相当シンドイ。
人間は頭でっかちだから悩むけど、昆虫に人生指南を受けることは度々あるのです。

0928_24tumagurohyoumon
こちらは新しい次の命を産み出そうとスミレを探すメス。
命を繋ぐ、という意志。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/index.html
樹木希林さんの言葉から
「おごらず、人と比べず、平気で生きる」
「生きるのも日常、死んでいくのも日常」
「いまなら自信を持ってこう言えます。今日までの人生、上出来でございました。これにて、おいとまいたします。」

ご利益

朝日川柳から

朝日川柳 西木空人選(2018年10月18日05時00分)
 ご利益も電子決済でございます(埼玉県 福間一郎)
     *
 評:スマホで賽銭(さいせん)可の神社。

老婆ならぬ老爺心ながら申し上げますが。若い人は「ご利益」って読めるんでしょうかね。
「ごりやく」ですが。大丈夫でしたか?

評にあるように「スマホで賽銭可の神社」ですか。私は現金派だからなぁ、困った。
神様もご利益を電子決済なさる世になりましたか。世知辛い。
ひょっとして「ポイント万倍デー」なんてのを設定して、信者の囲い込みを図るとか。
他の神社のポイントはこの神社では使えません、とか。神様はそんなせこいことしないよね。
観音様なら「四万六千日」分のご利益があったり。

ご‐りやく【御利益】
①利益りやくの尊敬語。神仏が衆生しゅじょうに与える利益。神仏の霊験。「―があるお札ふだ」
②効能。効験。
広辞苑第六版より引用

2018年10月19日 (金)

マツバギク

0928_20matubagiku 2018.9.28
あれ?今かい?
我が家の株は、夏前に咲くはずだと思いますが。
季節を間違えたかな。台風は来るし、暴風は吹くし、寒かったり暑かったり、今年の秋は不順です。植物だって調子を崩すよね。
花の様子が弱々しいんです。この一輪で終わったし。
早くすっきりした秋になってほしいな。

イチモンジセセリ

0928_17itimonjiseseri1 2018.9.28
ヒャクニチソウの花の縁で、中を覗くイチモンジセセリ。
0928_17itimonjiseseri2
複眼に当たる陽射しの関係で、半眼というか、なんだか表情が生じたように感じます。

0928_17itimonjiseseri3

ほんのわずかの差なのですが、微妙に表情が変化したように感じませんか?
昆虫への思い入れが強いものですから、昆虫に表情を見てしまう私です。

はばたくガ

0928_13ga1 2018.9.28
ランタナの花に来て、はばたきながら蜜を吸うガを見ました。

0928_13ga2

翅の模様を撮りたいのですが、まったく止まってくれない。
なんだろう?私にとってはこういうガは初めてです。

1002_17ga 10.2

また出会ってしまった。この時もはばたきを止めてくれない。
翅以外の部分はなんとなく写ったのですけれど。私の知識では判定できません。
1007_9ga1 10.7
また会った。キバナコスモスの花で。
今回は翅の一部が見えます。
1007_9ga2
とはいえ、わからない。

1007_9ga3

参ったなぁ。
いろいろ検索語を変えながら検索していって。
↓こういう記述を見つけました。

http://yurinoki.main.jp/musi2/inekinuwaba.html
イネキンウワバ
分類:昆虫綱・チョウ目・ヤガ科 キンウワバ亜科

羽ばたきながら蜜を吸うことが得意です。

ただねぇ、翅の模様が違うみたいだなぁ。
「キンウワバ」というと、独特な模様でしてね。
結局、確定できません。ガに詳しい方のご教示をお願いいたします。

アオスジアゲハ

0928_4aosujiageha 2018.9.28
今年はアオスジアゲハが少ない。飼育数も非常に減ってしまった。
アゲハとツマグロヒョウモンが圧倒的です。
珍しく目の前を横切って飛び上がって行きましたので、思わずシャッターを切ったら、なんとか飛ぶ姿が撮れました。
もっとたくさん舞ってほしいな。

スイフヨウ

0928_2suihuyou1003 2018.9.28
前の記事は夕方でしたが、これは午前10時頃。青空に映える。
光の角度ががまだ低い。
0928_8suihuyou1
開きかけのつぼみ。
0928_8suihuyou2
なんだか弾けそうなつぼみ。
力がみなぎっています。

夕空

0927_9yuuzora1 2018.9.27
我が家は西の方角が開けています。ということで、夕方の空をよく見る。
0927_9yuuzora2
夕焼けが美しい。
0927_9yuuzora3
羽田がそう遠くはないので、飛行機もよく見かけます。
マニアなら機種がわかるのかな?
0927_10suihuyou1
赤くなれずに一日を終えるスイフヨウが夕空に映える。
0927_10suihuyou2
背景が青空でも夕空でも、美しい花だ。
毎日楽しいですよ。

キンモクセイ

0927_6kinmokusei1 2018.9.27
雨の話題が多くて。キンモクセイのつぼみですが。写真右の方を見てください。
水滴のつき方が面白いというか不思議というか。
トリミングしますね
0927_6kinmokusei2
こうです。
どういうふうにくっついているのか。普通、水滴がくっついているところはもう少し広まって、水滴の重さを支えますよね。
これでは、まるで丸いガラス球を接着剤でくっつけたような感じだ。
なんだかなぁ、妙なものを見たぞ。

0928_22kinmokusei 9.28
陽が射して明るい。なんとなくホッとしますよね、お日様が明るいと。

0930_2kinmokusei2 9.30
また濡れちゃった。でも、かなり強く香っていました。

1001_11kinmokusei1 10.1
我が家の木では、このくらいがほぼ最盛期。
1001_11kinmokusei2
今年は雨が多くて、香りが発散しづらかったかな、というような感じでした。

カエデ落ち葉

0927_5kaede 2018.9.27
「濡れ落ち葉」などという言葉が一時はやりましたっけね。
そういう話ではなく、カエデの「濡れた落ち葉」、そのものです。
秋の風情ですね。

0929_1kaede 9.29
朝、ベランダから見おろしたカエデ。
色調が変化してきました。
我が家の門に秋が訪問しました。

アゲハ

0927_1ageha1 2018.9.27
羽化したアゲハを放します。私がお風呂椅子に腰かけてケースのふたをそっと持ち上げる。
ケースを挟んで向こうに妻がいて、飛び出す直前や瞬間を撮影しようと構える。
上の写真、まさに蓋が開いて飛び出すぞ、という瞬間。
その直後
0927_1ageha2
こうなっちゃったんですね。一挙に2階の屋根より高く舞い上がって行った。(黒い点にしか見えませんが)。
気持ちよいほどの豪快な飛翔力。育てた側としては、嬉しくってね。元気でなぁ。
とっても気分がいい。

オジギソウ

0926_14ojigisou 2018.9.26
擬人化ではないのですが。
「小羽片が並んだ小葉」が4枚。蝶のように見えませんか?という写真です。

足元で雨粒を乗せて光る葉を見ていてふとそう思ったものですから。
↓オジギソウの「葉」というものはややこしいですね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%B8%E3%82%AE%E3%82%BD%E3%82%A6
オジギソウ

葉は偶数二回羽状複葉であるが、羽状に小羽片を並べた小葉が四枚、葉柄の先端にやや集まってつく特徴がある。

2018年10月18日 (木)

何かの芽生え

0926_13mebae 2018.9.26
門柱の裏側。日の当たらない湿った面。そこにたまたま飛んできてくっついた何かの種子が発芽したようです。
苔が生えていますから、幼い根が双葉を支えるくらいのことはできる。
気にはなりましたが、放置したら消えました。日も当たらないし、支えきれなくなって落ちたのでしょう。

種子としては、とにかく落ちた場所で発芽するしかない。
もっといい場所に落ちるとよかったのにね。

ツマグロヒョウモン

0926_11tumagurohyoumon 2018.9.26
蜜を吸うわけでもなく、静かに休憩中。
メスが飛翔するのを見たら飛び出していくかも。
キバナコスモスで絡み合うのをよく見ますからね。
ツマグロヒョウモンはかなり寒くなっても活動します。まだ元気ですよ。

シロオビノメイガ

0926_9siroobinomeiga 2018.9.26
気づかずに歩いていると、足元から飛び立って、低い位置を飛んで、また草の陰に入ってしまうことの多いガです。
「白帯野螟蛾」です。「白帯の螟蛾」ではありません。
チョウ目>ツトガ科>ノメイガ亜科 です。

1009_26siroobinomeiga 10.9
これは飛び出したために見つけられた、のではなく、じっとしているところを発見。
幼虫も当然いるはずですが、見たことがないと思いますが。知らずに見ている可能性もあるなぁ。

↓参考
http://www.insects.jp/kon-gasiroobinomei.htm

草原に極めて多い普通種で、人家周辺のちょっとした草むらでも見られる。昼間から活発に活動するが、夜間、灯火にも飛来する。
幼虫の食草は、ホウレンソウ、フダンソウ、ホウキグサ、アカザなど幅広い。

↓幼虫の写真があります。見たことがあるような気もする。
http://gaityuu.com/kusabana/sennichikou/siroobino/page0001.htm

花々

前の記事の花は門の周辺。
0926_10hana1 2018.9.26
今度は線路際の方へ出まして花を見る。
ゼニアオイ、モミジバルコウが濡れています。
0926_10hana2
キバナコスモスやモミジバルコウ、ルコウソウ、キバナルコウなど、入り乱れています。
ここまで雑然とすると、壮観とえいます。
0926_10hana3
4弁のルコウソウです。びしょ濡れ。
0926_10hana4
これが通常の5弁花。
濡れて反射するだけでなく、雨による脱色も起こっているかも。
朝の気温が20℃を切るようになりました。
秋は深まるのですが、秋晴れになってくれなくてつらいことです。

濡れた花

0926_7nuretahana1 2018.9.26
青紫のアサガオ。びしょ濡れ。
0926_7nuretahana2
少し赤味を帯びたアサガオ。花の中に水が溜まっているかな。
0926_7nuretahana3
門柱の上、ピンクのアサガオ。
みんなびしょ濡れですが、この時点では濡れたところが脱色されるというような状態にはなっていませんでした。
今年の秋は雨が多い。
0926_7nuretahana4
ニチニチソウもぐっしょり。凸面になっちゃいました。
植物の花は撥水性があるのですね。べっとり濡れるということはないようです。
でも花粉を運んでもらうのは難しいでしょう。花にとっては濡れない方がいいでしょうね。

ハイビスカス

0925_1hibiscus 2018.9.25
ベランダの鉢植え。つぼみもあるのですが、そろそろ限界が来つつあるようです。

0926_6hibiscus 9.26
これは玄関の外の鉢植えのハイビスカス。つぼみをもったのですが、結局開花しませんでした。
葉は元気なのですが、花の季節がずれたかなぁ。残念なことでした。

さすがに今年のハイビスカスは終了したのではないかな。

アゲハ幼虫 孵化

0925_4ageha1 2018.9.25
孵化したばかりの幼虫たち。自分が出てきた卵の殻を必ず食べます。
私の個人的な推測ですが。卵殻には幼虫の口を開かせる誘引物質があるのではないか。それによって卵殻を食べ、食草を教えるとか、親の腸内の菌を幼虫に伝えるとか、そんな引継ぎがなされるのではないか、と。そんな気がしています。いろんな説があるようですよ。

ゼフィランサス

0924_22zephyranthes_2 2018.9.24
ゼフィランサスもまだ頑張る。つぼみが複数。

0925_3zephyranthes_2 9.25
咲きました。私は雨戸を開けた位置から花の横顔を撮影。
0925_3zephyranthes2_2
妻はベランダへ出ての撮影。
まだつぼみがある。

0926_15zephyranthes_2 9.26
それでこうなるわけです。
色が薄いのが昨日の花。昨日のつぼみが開きかかっている。
どこまで咲き続けてくれるでしょうか。

スイフヨウにて

0924_20suihuyou1 2018.9.24
上の方で咲くスイフヨウの花に何かいる、と気づいたのですが。
うまく撮れない。ズームで撮影してトリミングすると
0924_20tumagurokinbae
こういう昆虫。
確証は全くありませんが、個人的な感触として「ツマグロキンバエ」ではなかろうか。
でも全くわかりません。

藤豆

0924_17huji 2018.9.24
お寺の藤棚。豆がなっていました。
0924_19hujimame1
これが硬いんだな。小学校の頃、これで殴り合いごっこをしたことを思い出します。
みんなこの硬さを知っているから本気では殴らない。コツンと当てて、イテェーっと騒いで。お互いに。
0924_19hujimame2
フラッシュを当てて毛の感じを強調してみました。
巨大な「豆」です。

2018年10月17日 (水)

キバナコスモス・ヒャクニチソウ

0924_14kibanacosmosmi 2018.9.24
まだ熟しきっていないキバナコスモスの実。トゲトゲがすごい。
1013_8hyakunitisou1 10.13
ヒャクニチソウとキバナコスモスが並んで咲いていまして。
撮影時に気づいていなかった昆虫がキバナコスモスにいます。
1013_8hyakunitisou2
小さなハチでしょう。ぼんやりしていますが。
1013_8hyakunitisou3
これがメインの被写体。
熟したキバナコスモスの実、です。
乾燥して硬くなっていますからね「毛」物にくっついやすい。
昔はあちこちに「原っぱ」というものがあって、私共ガキの遊び場でした。草を漕いで走り回る、活発な毛物でしたから、種子の撒布に貢献したのだろうと、今改めて思います。

黄花ヒガンバナ

0924_16higanbana 2018.9.24
買い物帰りの妻の撮影。

「鍾馗水仙・ショウキズイセン 」というものがあるそうで、詳しいことを知りません。
素人としては、黄花のヒガンバナでいいんじゃないかと思っていますが。
我が家で咲いたのは園芸店で「黄花彼岸花」という名前で買ってきたものです。
園芸品種の名前はよくわかりません。

ヒメハラナガツチバチ

0924_13himeharanagatutibati1 2018.9.24

ものすごいでしょ。「まみれる」というのはこういうことですね。
0924_13himeharanagatutibati2
夢中で花の中に顔を突っ込んでいますからね。花粉まみれにもなる。
こんな姿で次から次へと花をかえながら蜜を吸いますから、キバナコスモスとしては大歓迎ですね。
なんだか、ふっと笑ってしまいます。

ヘクソカズラ

0924_12hekusokazura 2018.9.24

まだ茶色っぽくなっていません。

0930_12hekusokazura 9.30

やはり濡れると表面反射が減少して、中の色が見えるんですね。今年は雨に濡れた花をずいぶん見たな、という感じがします。
1010_14hekusokazura 10.10
「稔り」の色になってきました。なかなかいい風情の色になるはず。
熟す前に落ちてしまわないことを祈ります。

オンブバッタ

0924_10onbubatta 2018.9.24
だんだん見かける頻度が減ってきました。

0928_12onbubatta 9.28
ナガエコミカンソウにつかまっていますが、ちょっとバランスが悪そうな感じがします。
左の方に黒い丸い形のものが写っていまして、撮影時には気づいていなくてしくじった。
カメムシの幼虫かなという気もしますが、全然わかりません。

1002_10onbubatta 10.2
スイレンの葉の上にいました。歩いてきたのか、ジャンプして着地したらここだったのか。
大丈夫かなぁ、ちゃんとここから脱出できるかなぁ、と心配しましたが、一周して戻ってきたらもういませんでしたから、無事だと思います。
子どもの頃には、いろんなバッタをつかまえてはバケツの水に放り込んで、脚をぴょんぴょんさせながら進む姿を見て遊んだりしたものです。いろいろな「悪戯」をした「悪餓鬼」でしたっけ。

ツマグロオオヨコバイ

0924_9tumaguroooyokobai 2018.9.24

ヤノネボンテンカにて。
幼虫と成虫が一緒に写っていますが、これは「親子」という世代関係ではないと思います。。

この幼虫は終齢ですから、「兄弟姉妹」という同一世代の、成長段階が一段階異なった状態、ということなのでしょう。

ナガエコミカンソウ

0924_5nagaekomikansou 2018.9.24
ピントを合わせにくい被写体だ、と先日書きましたが、今回は「ほぼほぼ」合焦。
影の按配もなかなかいい、と独りで悦に入って楽しんでおります。

たなくじ

0924_1tanakuji1 2018.9.24
期限などはまるっきり無視しまして。
虫の声を聞きましたか?
コオロギやカネタタキも聞こえています。
都会でも気づけば結構いろいろなところで聞こえるはず。
意識してみてください。
0924_1tanakuji2
人生なんてぇのは、いろいろありまして、定まりもなく姿もくっきりしないのですが、振り返ってみると、やっぱりこれは自分らしかったんだな、と思えるもの。「ほぼほぼ」で充分ですよ。「ほぼ」でもいい。生きるということは「選択すること」なんです。選択は放棄と表裏一体。選んだものと同じだけのものを捨ててきました。その選択の際のステップの踏み方が、その人の生き方なのです。振り返ることもない。人生はほぼほぼ大吉。

樹木希林さんの言葉から
「おごらず、人と比べず、平気で生きる」
「生きるのも日常、死んでいくのも日常」
「いまなら自信を持ってこう言えます。今日までの人生、上出来でございました。これにて、おいとまいたします。」

白花彼岸花

0923_29sirobanahiganbana 2018.9.23
今年は花も咲かずに、球根の先端だけがちょっと顔を出した状態でした。
球根がだめになったかと心配していましたら、葉が顔を出しました。

0929_2sirobanahiganbana 9.29
元気いいですね、うれしいな。

1001_16sirobanahiganbana 10.1
4か所から葉が出てきました。これで冬の間に光合成をして球根が太れば、来年は花が期待できるかな。

ミヤコグサ

0923_24miyakogusa 2018.9.23
とても小さい花なのですが、この黄色が非常に印象的。
少しずつ咲きついでいます。

1010_18miyakogusa1 10.10
充分に熟した実がありましたので摘みとって
1010_18miyakogusa2
指先でつぶすように圧力を加えますと、縦に割れまして種子が9個出てきました。
1010_18miyakogusa3

「豆」です。小さいという意味で「豆」を冠して「豆豆」です。
もちろんちゃんと播きました

1010_18miyakogusa4
花も健在です。

2018年10月16日 (火)

「喉が渇く」ってどういうこと?

★先日、体育の日でしたか、フルマラソンではないですが、市民マラソンのような催しがいくつかあったようでした。
熱中症の疑いで運ばれる人が出た大会もあった。別の大会のニュースでは給水所でランナーたちが夢中になって水を飲んでいる様子が見られました。

ここで、2つの疑問を考えたいのです。

1:「喉が渇く」ってそもそもどういう「感覚」?
2:水を飲んだら喉の渇きがおさまるのはどうして?

なんだか当たり前すぎる疑問に見えますよね。

★まず私の個人的な体験から。
高校生の頃に、虫垂炎の手術を受けました。手術後、病室に戻ったら、喉が渇いて仕方がない。口が渇くだけではなく喉もへたへたくっつくような感覚。そうしたら、生理的食塩水の点滴をしてくれました。
あら不思議。水を口から飲んだわけでもないのに、しばらくしたら喉の渇きがおさまった。なんだかひんやりしたような清涼感が喉から胸のあたりに湧いた。なんでだろう?(この経験は、エッセイ風な文章にして文芸部の雑誌に投稿して掲載されましたっけ。)
この経験から、どこかで血液の水分をモニターしているんだな、ということは当時も理解しました。

★長い議論は抜きにします。
脳の視床下部には浸透圧受容器というのがあって、血液の水分を監視しているのです。そこが「水不足」を検出すると、「喉が渇いた」という感覚を生じるようです。舌に砂糖が触れて化学的な刺激を与えれば「甘い」という感覚が生じ、皮膚をつねればその機械的な刺激が「痛い」という感覚を生じる。浸透圧の変化を監視していて、水が不足すると「喉が渇いた」という感覚が生じる。
他にも、怪我や手術で血液量が減ると、心臓は体液量が減った、という信号を出すそうです。また血圧を監視する受容器もあるそうで、血圧が下がると信号を出す。それらによっても水を飲みたくなるのだそうです。

手術という「侵襲」を受けた私は、血液の浸透圧や手術による体の変化によって「喉が渇き」ました。
生理的食塩水の点滴を受けて、浸透圧が正常に戻ったぞというサインが出て「喉の渇き」が癒されたのでした。
「喉」そのものには何の変化も無いのに。

これで「1」の答えとしましょう。「喉が渇く」というのは体内の水環境監視システムがあたえる「感覚」なのです。

★さて、「2」ですが、喉が渇いて水を飲んだのだから渇きがおさまるのはあたりまえでしょう。か?
飲んだ水は胃に入ります。胃では水は吸収されない。短時間でしょうがタイム・ラグがあって、腸へ送り出され、水の吸収が始まる。はず。
水を飲んだ瞬間に血液に水が入るのではないのです。なのにどうしてほとんど瞬間的に渇きがおさまるのか。
「喉越し」という言葉がヒントになりますね。
「喉」には水が通過したことを感じとる受容器があるのです。
ここでは基本的には水の通過を感じるのですが、炭酸水の刺激も感じてしまう。
単なる水だけでなく、炭酸飲料(清涼飲料やビール)の通過も感じて、その信号を脳に送る。
そうすると、口渇感が消えるのですね。まだ血液の方に実際の変化が起きていないうちに渇きがおさまるわけです。

よくできたシステムですね。
理屈っぽいですか?
でも暑い日に喉が渇いて水をごくごく飲んでホッとしたら、こんなことが自分の体に起こっているのだと考えるのも楽しいと思いますが。

↓いろいろ参考にしたサイトにリンクを貼ります。関心がありましたらお読みください。
最初のpdfファイルは読みごたえがありますよ。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/145/6/145_278/_pdf

咽頭・喉頭感覚が関与する生理・薬理作用
要約:咽頭・喉頭領域の感覚神経(舌咽神経咽頭枝や上喉頭神経)は,舌領域を支配する味覚神経(鼓索神経や舌咽神経舌枝)と異なる生理学的特徴をもっている.咽頭・喉頭領域の感覚神経は舌領域の味覚神経に比べ,味刺激(4基本味)に対して神経応答性は低いが,水やアルコール刺激に高い興奮性を示す.また,長鎖脂肪酸やうま味も咽頭・喉頭領域の感覚神経を興奮させる.このような舌の味覚神経とは異なる咽頭・喉頭領域の感覚応答特性が,食べ物や飲み物の「おいしさ」に重要な要素である「のどごし」や「こく」の感覚形成に関与している可能性が考えられる.
・・・
上喉頭神経の応答性は水刺激に非常に大きな応答性を示す(図1).また,苦味や甘味など味刺激にはほとんど応答を示さない.
・・・

https://kotobank.jp/word/%E9%A3%B2%E6%B0%B4%E8%A1%8C%E5%8B%95-1506552
飲水行動(読み)いんすいこうどう
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

http://idolapedia.sakura.ne.jp/cgi-bin/concept.cgi?mode=text&title=%90Z%93%A7%88%B3%8E%F3%97e%8A%ED
浸透圧受容器関連概念 : 生物学
[osmoreceptor]

http://idolapedia.sakura.ne.jp/cgi-bin/concept.cgi?mode=text&title=%8C%FB%8A%89
口渇関連概念 : 生物学

http://sugp.wakasato.jp/Material/Medicine/cai/text/subject02/no6/html/section10.html

飲んだ水は、いったん消化管内に留まるためにフィードバックシステムだけでは、不完全。
  血漿浸透圧が低下するまで水を飲むと、消化管にとどまっていた水が更に吸収されるため、血漿浸透圧が低くなりすぎてしまう。
  飲水量をあらかじめ口腔・咽頭でモニターする事により、水中毒を防ぐことが出来る。

ムクゲ

0923_23mukuge 2018.9.23
これはカラー写真です。
これを画像処理ソフトでグレイスケールに変換すると
0923_23mukuge2
こうなります。
変わり映えしませんね。

{闇夜の烏ならぬ}曇天の白い花。なのでした。

ツマグロヒョウモン

0923_17tumagurohyoumon 2018.9.23
スミレの葉にツマグロヒョウモンのメス。
これはもう、確実に産卵しましたね。
翅が傷んでいるけれど仕事はできた。よかったね。
現在飼育下にあるツマグロヒョウモンの数が増えてしまって、大騒ぎしています。

ホオズキ

0923_15hoozuki 2018.9.23
ニジュウヤホシテントウにずいぶんやられていますが、熟しました。
虫がつかないようにしてやればいいのですが、私共にはちょっとね。
わぁ、ホオズキができたぁ、と喜んで、それでいいことにします。
これだけで充分きれいです。

ツマグロオオヨコバイ

0923_13tumaguroooyokobai 2018.9.23
昆虫の話ではなく、それを見る人間側の話です。
黒い斑紋が「顔」に見えませんか?
で、この写真をひっくり返すと
0923_13tumaguroooyokobai_
こうなります。やはり顔に見えると思うのですが。
印象が全然違うのではないでしょうか。

実はずいぶん以前に撮った写真なのですが。駅へ行く途中のエアコンの室外機の固定部分です。
0106_4kanagu2
これをひっくり返すとこうなるんですね。
0106_4kanagu3
顔のように見えるけれど、表情というか、表情から感じられる気分というか、変化してしまいませんか?
私たちの顔認識の仕組みの一部を垣間見ているのだと思います。

↓参考

https://www.aist.go.jp/aist_j/new_research/2014/nr20141010/nr20141010.html
上下逆さに顔を見せると見分ける能力が低下する仕組みを解明

イモムシ

0923_12imomusi 2018.9.23
タイトルがちょっとね、情けないなぁ。こういうときに頼りになるのがオオタバコガでして。
多分、間違いないと思いますが。いた場所は確かコギクの葉だったのではないか。
0923_14imomusi1
で、これ。最初の写真と似ているような似ていないような。いた場所がランタナ。
いいのかなぁ。
0923_14imomusi2
キバナコスモスでも見かけたような。タチアオイの葉でも見かけたような。
オオタバコガであっているでしょうか。自信ない。

↓このページの下の方に幼虫の写真があります。ご覧ください。
http://www.jpmoth.org/Noctuidae/Heliothinae/Helicoverpa_armigera_armigera.html
オオタバコガ Helicoverpa armigera armigera (Hübner, [1808])
科:ヤガ科(Noctuidae) タバコガ亜科(Heliothinae)

ヒメハラナガツチバチ

0923_11himeharanagatutibati 2018.9.23
葉の上でこのハチを見かけることは(私にとっては)珍しいことでした。
地面近くの低いところを高速で飛び回ったり、花を抱くようにして蜜をあさったり、という姿が普通です。
で、どうしたのかな、と撮ったのですが。その訳は分かりませんでした。単に休憩しているだけかな?

スズバチ

0923_9hati 2018.9.23
目の前をちょっと大型のハチが飛びました。反射的にシャッターを押したら、こんな写真が一枚撮れました。
ぼやけていますので確たることはいえませんが、黄色い帯は識別できる。
スズバチじゃないかな。腹部が丸く膨らんでいて鈴みたいだという命名だそうです。

https://kotobank.jp/word/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%90%E3%83%81-1346866

スズバチ日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
スズバチ
すずばち / 鈴蜂
mason wasp
[学]Eumenes decorata
昆虫綱膜翅(まくし)目ドロバチ科Eumenidaeに属する昆虫。黒色で体長20~30ミリメートルのドロバチで、体には橙黄(とうこう)色の美しい斑紋(はんもん)がある。腹部第1節は細長く、第2節以下が丸く膨れていて鈴を思わせるのでスズバチの名がある。日本全土に普通で、台湾、中国など近隣諸国にも広く分布する。泥で器用に壺(つぼ)状の巣をつくり壁などにくっつけている。シャクトリムシを狩って巣に詰め、幼虫の餌(えさ)とする。卵は巣(壺)の天井に糸でつり下げられる。[平嶋義宏]

↓よい写真があります。

コマツナギ+

0922_21komatunagi1 2018.9.22
夕方、雨戸を閉めるときに、目の前にあるので夕陽を浴びる姿が楽しめる。
0922_21komatunagi2
ほらね。逆光っていいものですね。表面に毛があるとそれがみごとに輝く。

0923_26kabotya 9.23
カボチャです。毛が多い。で、輝きます。

アジサイ・フェアリーアイ

0922_20fairyeye 2018.9.22
秋の色。去年はもっと鮮やかだった気もしますが、今年もまあ、きれいに変化しています。
もう一つのスミダノハナビというアジサイの方は、異例に長く花を保っているようです。今年の気候のせいかも。
フェアリーアイも同じように気候の影響を受けているでしょうね。
気候変化が順調でありますように。今年はなんだか「変調」だった気がします。

2018年10月15日 (月)

イノコズチ

0922_16inokozuti 2018.9.22
イノコズチを見つけました。久しぶりだ。
いかにも「引っかかり」そうです。

★そう、こんな話がありました。

いわせてもらお(朝日新聞デジタル 2018年8月4日03時30分)
・・・
 ◎あるところに
 小学5年生の娘は、自分でおはなしをつくって書くのが大好き。ある日、「3人はけものみちの中へと……」と声に出しながら書いていました。「えっ? そんな難しい言葉、漢字を知ってるの?」とのぞき込んだら、そこには「毛物道」と書いてありました。
 (東京都世田谷区・決して間違いじゃないような気もする・57歳)
・・・

え~と、あのですね、お嬢さんはまるっきり正しいのです。「獣」は「毛物」なのです。

け‐もの【獣】
(毛物の意)全身に毛のある四足の動物。畜類。けだもの。法華義疏[長保点]「一角の狩ケモノ出づるときは」
広辞苑第六版より引用

哺乳類の多くは「毛物」でしょ。ヒトは裸のサルになってしまいましたが。

「花からたねへ」小林正明 著、全国農村教育協会
この本の「動物散布」という項目から引用します。
 動物が来るまでは植物体から落ちず、動物に触れると植物を離れて動物に付く微妙なバランスを実現している。そしていったん動物に付いても適度に離れる。動物が薮を通り抜けると落ちたり、毛づくろいをしても落とされ、いつまでも付いていない。これは適度な距離のところに散布されることで、環境の激変を避けることができるためと思われる。そして落ちれば物にひっかかり、さらに移動しないアンカー(いかり)の役もする。
絶妙なものですね。

桜紅葉

0922_6naden 2018.9.22
八重桜・南殿の葉が紅葉し始めました。
「桜紅葉」の始まり。
冬芽の準備はもう済んでいます。

アサガオの小さな花

0922_15asagao1 2018.9.22
季節が終わりに近づいて、小さな花が咲きました。
下の指は、私の左手の人差し指です。男としてはごく普通の太さの指ですから、スケールにしてください。
0922_15asagao2
もっと小さい花もありました。
紫のルコウソウみたいな感じになりました。
もう秋です。

カボチャの花

0921_2kabotya 2018.9.21
びしょぬれ。

0922_7kabotya1 9.22
つぼみがいっぱいありまして、次々と咲きます。
0922_7kabotya2
これまでの花は、何となくどこか四角っぽかったのですが、今回はきいれいな五角形。

0922_22kabotya
夕方、夕陽に逆光に輝く花を撮っていたら。何かいますね。

0922_22kabotya2
ササグモがいました。訪花する昆虫を待っているのでしょう。
狩りが成功しますように。

ホシホウジャク

0922_3hosihoujaku1 2018.9.22
前の記事でオオスカシバを見ました。今回は同じ スズメガ科>ホウジャク亜科 のホシホウジャク。
フヨウの花でホバリングしながら口吻を伸ばしています。多分、吸蜜中だと思います。
オオスカシバはちょっと花に触れながらのホバリングですが、ホシホウジャクは、つかまらずに完全に体を浮かせてのホバリングです。
0922_3hosihoujaku2
脚を全部体に引き付けていますね。
0922_3hosihoujaku3_2
たまにはバランスを崩すこともあるようで。
別に責めたりはしないから、ゆっくり味わってください。

↓ホウジャクは「蜂雀」と書きます。
https://kotobank.jp/word/%E3%83%9B%E3%82%A6%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AF%28%E8%9C%82%E9%9B%80%29-1205262

ホウジャク【ホウジャク(蜂雀)】
鱗翅目スズメガ科の昆虫。この科のガのなかで比較的小型で,主として昼飛性の種を含むグループに対し,ホウジャクという和名語尾で統一している。このグループの中心をなすMacroglossum属は,80種くらい知られ,おもに東南アジアの熱帯や亜熱帯に分布している。日本には12種知られているが,種数は南下するに従って多くなる。翅の開張4~6cm。胴は太く,翅は短く細長い。触角は棍棒状。飛翔(ひしよう)力が強く,長い口吻(こうふん)をもち,中南米のハチドリのように,翅を細かく振動させながら静止して,口吻をのばし,花みつを吸うので,humming‐bird mothという英名がある。

このホウジャクの仲間を全く知らない人が、日本にもハチドリがいるんですね、とびっくりする、という話はよく聞きます。
「hummingbird」というのがハチドリのことです。

★↓脱線して。ハチドリってすごいんですよ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%81%E3%83%89%E3%83%AA

代謝

昆虫を除けば、ホバリングや高速飛行中の翼の高速な羽ばたきを維持するために、ハチドリは全動物中で最も活発な代謝をおこなっている[4][5]。 心拍数は毎分1260回に届き、アオノドハチドリの測定では、安静時でも呼吸数が毎分250回に及ぶ[6][7]。 ハチドリの飛行中における筋組織の酸素の消費量は、人間の優秀なアスリートのそれの約10倍にもなる[4]。 高エネルギーを必要とするホバリング飛行の為に、摂取した糖を燃料に活用するハチドリの能力は、脊椎動物の中でもまれで[8]、摂取した糖によって代謝を100%増強することができる。(対して、アスリートは30%にしか達しない。)[要出典]ハチドリは、新たに摂取した糖を30~45分以内に燃料として消費できる[9][10]。 これらのデータは、ハチドリが飛翔筋内部で効率よく糖を酸化させることで、大きな代謝の要求を満たすことを示している。ハチドリは新たに摂取した糖を飛行の燃料として直ちに利用できるため、夜間空腹時や渡り時の維持のための脂肪以外のエネルギーを体に蓄える必要がない[9]。

ハチドリの代謝の研究は、メキシコ湾の800キロを中継せずに渡るノドアカハチドリの秘密とも関係している[7]。 ノドアカハチドリは、他の鳥と同じように、渡りの準備として脂肪を蓄え、その体重が100%も増加する。この脂肪分によって海の上での継続飛行を可能としている[7][11]。

飛行安定性
風洞実験で人工的に乱気流を発生させた状態でも、ハチドリは給餌器の周りで頭の位置と方向を維持してホバリングできる。横からの突風が吹いても、扇状に広げた尾翼の面積と方向を様々に変化させ、主翼のストローク角の振幅を増やすことで補うことができる[12]。 ホバリングの最中、ハチドリの視覚システムは、捕食者やライバルによって生まれた視野の変化と、狙っている虫や花に向かって木々をすり抜ける自身の動きによって生まれる視野の変化を別々に認識できる[3]。 自然界の複雑な背景のなかで、ハチドリは視覚情報と位置情報を高速に処理することで、正確なホバリングができる[3]。

オオスカシバ

0920_32oosukasiba 2018.9.20
キバナコスモスの花の前でホバリングするオオスカシバ。まだ吸蜜の態勢には入っていません。
オオスカシバの場合、吸蜜中のホバリング時に、前脚1対を花にかけていることが多いようです。
ちょっとつかまりながらホバリング、ということですね。

クサギカメムシ終齢幼虫

0920_29kusagikamemusi 2018.9.20
不完全変態昆虫では終齢の時に「翅の芽」が目立つようになります。それまでも体内に「芽」はあるのですが、終齢になると外からも見える「芽」になる。
そういうことで、上の写真のクサギカメムシを「終齢」と判断しています。
カマキリの飼育を長くやりましたが、カマキリも不完全変態。終齢幼虫が脱皮すると美しい翅が展開して、それはきれいなものです。
バッタもそうですね。

イチモンジセセリ

0920_27itimonjiseseri1 2018.9.20
この「顔」を見てください。丸い頭、丸い眼で、どうしても「幼児」感覚を持ってしまう。
0920_27itimonjiseseri2
おいしそうだねぇ、と思ってしまうわけです。
いかがですか?

オンブバッタ

0920_22onbubattabazil 2018.9.20
葉をかじっている最中のようですが、これ以上の写真は撮れませんでした。
0920_30onbubatta
向こうの穴はこのオンブバッタの「作品」でしょう、多分、位置的にいって。

0922_5onbubattabazil 9.22
交尾「前・中・後」、よくわかりません。
他のオスを排除するために乗っている、という感じは強いのですけど。

ヒメヒラタアブ

0920_20himehirataabuhousenka 2018.9.20
翅の虹色を見てください。シャボン玉みたい。それだけ薄いということです。でも細い管である翅脈があって力学的には強い膜になっている。ですから、激しく羽ばたいてホバリングもできる。薄くて軽くて丈夫、すごい翅なんですよ。

0930_11himehirataabum1 9.30
複眼の上のところがくっついていますので、オスだと思います。
0930_11himehirataabum2
カタバミの花です。多分カタバミの花の大きさはご存知でしょう。このアブはそのくらいの大きさなのです。かわいいでしょ。

2018年10月12日 (金)

2013年の今日10月12日、東京では

今朝、NHKラジオの「今日は何の日」で、耳に挟みました。
東京での「真夏日の最晩記録」は2013年10月12日で、31.3℃だったそうです。
暑かったんだなぁ。
その日の日記を開いてみました(5年連用)。アツカッタとぼやいているのではないかと思いましたが
「31.3℃ 記録更新」
としか書いてありませんでした。

ちなみに、2013年は「夏日の最多記録」も打ち立てておりまして、記録は「137日」でした。
夏日は最高気温≧25.0℃ です。
今年、2018年、今日までのところで夏日日数は136日だったと思います。この先25.0℃を超えることは、あるかなぁ、どうかなぁ。記録達成なるか。
更にちなみに、「夏日最晩記録」は1975年11月16日の25.1℃でした。
う~む、まだチャンスはある。別に記録に期待しているわけじゃないですけどね。

↓参考にしたサイト
https://www.jma-net.go.jp/tokyo/sub_index/kiroku/kiroku/data/40.htm
  夏日最晩記録(観測開始以来)             1975(昭50)年11月16日   25.1℃
  真夏日の最晩記録(観測開始以来)      2013(平25)年10月12日   31.3℃
  猛暑日の最晩記録(1949年以降)         1995(平 7)年 9月11日   35.8℃
  日最低気温が25℃以上の日の最晩記録(1961年以降)       1999(平11)年 9月25日   26.0℃

https://www.jma-net.go.jp/tokyo/sub_index/kiroku/kiroku/data/43.htm
東京における日最高気温25℃以上(夏日)の日数   気象庁天気相談所作成

「日最低気温が25℃以上の日」というのはいわゆる「熱帯夜」そのものではありません。
熱帯夜は朝の時間帯の気温が25℃以上です。「一晩中」というやつですね。
その後、下がって25℃を下回るとそれが日最低気温として記録されます。

ツマグロヒョウモン

0919_21tumagurohyoumon 2018.9.19
2匹写っているのです。
キバナコスモスの花、1匹が蜜を吸っているところへ、もう1匹が飛来してもめた。
オス同士だと思います。縄張りのようなものがあるのか、メスと勘違いして飛んできたか。ヒトである私には事情はよくわかりませんが、ちょっとの間もめてました。

オジギソウ

0920_17ojigisou_mitubati 2018.9.20
撮影者にしか分からない写真を掲載してよいものかどうか。
何があったかと言いますと。
上の白いニチニチソウにミツバチが来ていました。
そのミツバチの写真を撮ろうとした瞬間に、ミツバチは飛んで下へ降りた。
そしてオジギソウの葉に触れましたが、まるで蹴飛ばすようにまた上へ飛びあがって去りました。

で、ミツバチに蹴飛ばされて閉じたオジギソウの葉が一緒に写っているのです。
ミツバチさんに蹴飛ばされちゃった。

可笑しかった。

ルコウソウなど

0920_15rukousounado1 2018.9.20
ゼニアオイとモミジバルコウ。ゼニアオイもしぶといぞ。
0920_15rukousounado3
別の角度から。終わってしぼんだ花がメシベの花柱にぶら下がる姿もよく見ます。
0920_15rukousounado4
こちらはルコウソウ。
左の萎れた花は自分で立っているのではなく、中を通る花柱に支えられていると思います。

0923_22momijibazeniaoi 9.23
どうもね、並んでいますと、記念写真を撮りたくなる。
今、ここ。の姿。

「木を見て森を見ず」ということわざはありますが、「花畑を見て花を見ず」にならないようにお願いします。
個々の花が生きていてこその花畑なのですから。

オシロイバナ

0920_13osiroibana1 2018.9.20
白い花、紅白交じりの花、マルバルコウ、ぼやけてネコジャラシ。
にぎやかです。
0920_13osiroibana2
どうやってこういう色の着き方をするのか、不思議です。
赤い色素を作る酵素の遺伝子が、働いたり働かなかったり、どのようにコントロールされるんでしょうね。

ムラサキツユクサ

0920_10murasakituyukusa 2018.9.20
低い位置で咲きついでいるムラサキツユクサ。
時々、小昆虫が訪花していますが、なかなか撮影できません。
ハラナガツチバチのような大きいのは来ませんね、アブやハチの小さいのが来ていると思います。

アサガオ

0920_8asagao1 2018.9.20
二輪、重ねて撮りました。きれいでしょ。
0920_8asagao2
横から。白い方は白髭咲きです。
0920_8asagao3
髭だけではなく、花弁形成にも大きな影響の出た花。とてもアサガオには見えないな。
シーズンも終わり近くなってきましたが、まだいろいろすごい姿を披露してくれます。

フヨウ++

0920_1huyounado1 2018.9.19
フヨウの花に黒い影。あれはツマグロオオヨコバイですね。
花の外側についています。
0920_1huyounado2
よく見ると下にイトカメムシかヒメイトカメムシもいます。
0920_1huyounado3
ちょっと横に回ってみたのですが、情報量は増えませんでした。
大きな花ですので、蜜ではなく、樹液も吸えるということなのでしょう。

スイフヨウ

0919_20suihuyou1400 2018.9.19
空を背景に。
0919_26suihuyou1716
その時の状況で写り方が全然違うのでびっくり、面白い。
0919_suihuyou1400
電線がなければずっといいのにな。
大柄な花は大空を背景にしても負けません、風格がありますね。

オオシオカラトンボ

0919_17oosiokaratonbo 2018.9.19
妻の撮影。
翅の付け根は見えませんが、顔がまっ黒ですのでオオシオカラトンボでしょう。
腹部の先端の黒い部分もシオカラトンボより短いようだし。
成熟したオスだと思います。
シオカラトンボを見かける機会が減って、オオシオカラトンボを多く見るようになったようです。
何でかな。

マツボックリ

0919_16matu 2018.9.19
妻の撮影。
まだ未熟なマツボックリですね。マツの種子の成熟には2年という時間を要します。
これからまだ成熟が続いて、来年かな、種子を放出できるのは。
ゆっくり見てやってください。。

↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E3%81%8B%E3%81%95

種子を中に含む構造という点では果実に類似するが、雌しべの子房に由来する真の果実ではない。種子の成熟には2年かかるので、マツの枝を観察すると、先端に今年の雌花、1年枝の根元に昨年から成長した未熟な松かさ、更に下には種子を放出した後の松かさがついているのが確認できることがある。


2018年10月11日 (木)

赤い実:クロガネモチ

0919_14akaimi1 2018.9.19
これも妻の撮影。かなり大きな木で赤い実がいっぱい。
0919_14akaimi2
いくらぼんやり爺さんでもこれがピラカンサには見えない。
まん丸いし小さいからグミでもない。サンシュユでもない。
0919_14akaimi3
葉の特徴が見えるようにトリミングしてみました。
画像検索して、赤い実の植物をず~っと眺めていったら、これは
クロガネモチ
のような気がします。
「大金持」に引っかけて、縁起が良いとされるらしい。

↓下にいくつか参考サイトへのリンクを貼ります。読んでみてください
https://www.u-gakugei.ac.jp/~planttgu/dokodemo/pc/021.htm
■クロガネモチ ■モチノキ科

http://www.hana300.com/kuroga.html
黒鉄黐 (くろがねもち)

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/aquifoliaceae/kuroganemochi/kurogane.htm
クロガネモチ  Ilex rotunda Thunb.  (モチノキ科 モチノキ属)

https://matsue-hana.com/hana/kuroganemoti.html
クロガネモチ(黒金黐)

白花ヒガンバナ

0919_13sirohiganbana 2018.9.19
六郷用水の散策路の向こう岸の方です。
これまで気づいていませんでしたが、妻が見つけてきました。
かつて環状八号線沿いの植え込みに咲いていて、季節にはそばに車を止めて写真を撮ったりしたものでした。
近所にも植えられたらしい。
そして我が家でも園芸店で買った白花彼岸花があるのですが、今年は咲きませんでした。球根が太るのを待ちましょう。

アカボシゴマダラ

0919_12akabosigomadara1 2018.9.19
買い物帰りの妻の撮影。
0919_12akabosigomadara2
ゴマダラチョウみたいなんだけど、赤い模様がすごく目立っていた、とのこと。
ゴマダラチョウには赤い色はない。

http://www.insects.jp/kon-tyogomadara.htm
ゴマダラチョウ(胡麻斑蝶)
チョウ目 タテハチョウ科 コムラサキ亜科

そうなると、アカボシゴマダラということになります。
http://www.insects.jp/kon-tyoakabosigomadara.htm
アカボシゴマダラ
チョウ目 タテハチョウ科 コムラサキ亜科

黒白のごまだら模様で、後翅に赤班列がある大きなタテハチョウ。
もともとは奄美諸島のみで見られたものだが、近年、中国から持ち込まれたと思われる別亜種が、関東(神奈川、東京、埼玉)で繁殖し、分布を広げている。

0924_11akabosigomadara1 9.24
自宅前で私も見ました。赤い斑紋がある。
0924_11akabosigomadara2
これは確かにアカボシゴマダラです。
侵入生物データベースによると
侵入経路:“放蝶ゲリラ”による人為的な放蝶によると考えられている.
ということです。
いくら愛好家でも、そういうことをしてはいけないなぁ。
悲しいことです。2018年の今、多分東京でも定着しているのではないかな。

定着かどうかは確定できませんが、少なくとも目撃報告はできます。
東京都大田区南部で目視しました。

https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/60400.html
侵入生物データベース > 日本の外来生物 > 昆虫類 > アカボシゴマダラ

自然分布     ベトナム北部~大陸中国南部~東部~朝鮮半島,および済州島など周辺島嶼.別亜種が奄美諸島(H. s. shirakii)と台湾(H. s. formosana)に分布.

食性:幼虫期はエノキ属(Celtis spp.)の樹木の葉

国内移入分布     神奈川県(藤沢,大磯,横浜,鎌倉,逗子,葉山,綾瀬,大和,茅ヶ崎,川崎),東京都区内,伊豆大島で記録されている.2010年以降は埼玉県,千葉県,茨城県,栃木県,群馬県へと関東全域に分布を拡大している.近年,静岡県,山梨県でも目撃情報がある.

移入元     大陸中国と考えられている.
侵入経路     “放蝶ゲリラ”による人為的な放蝶によると考えられている.
侵入年代     1995年(埼玉県,一過性),1998年(神奈川県,繁殖・定着),2009年(伊豆大島), 2011年(茨城県)
影響     在来蝶類との競合
影響を受ける在来生物:オオムラサキ・ゴマダラチョウ・テングチョウなど,幼虫期にエノキを利用する蝶類(競合)

ルコウソウ

0919_11rukousou 2018.9.19
低い角度の太陽光に浮かび上がる表面の構造。
白い点々は花粉ですが、どうみても誰かがばらまいたように思えます。
チョウやハチたちが実にこまめに訪花してくるのでしょう。
色のコントラストの鮮烈さが強烈です。

0919_10kumo1 2018.9.19
雲の名前はよく知らない。
0919_10kumo2
巻積雲なのか、高積雲なのか、その辺だろうと思いますが、経験不足。
高いところの雲だなぁ、と思うだけなのです。

ところで、空の雲が流れるのを見る時に、不思議な感覚を味わうことはありませんか。
青空に白い雲、その雲が流れる。動きを感じるということは、何か動かないものがあって相対的に感じているのではないか。
動きを参照するためのものが何にもない大きな空の中の雲が動いても、その動きがわかるというのはどういう感覚なのだろう?
自分の視線が動きの参照になるのかな。よくわからないけれど、流れる雲を見ると不思議な気がするのです。

クロウリハムシ

0919_9kurourihamusi 2018.9.19
この白い花はキキョウです。
クロウリハムシが2匹もやってきて、かじっていました。白と黒で目立ちます。
園芸家は嫌うでしょうけれど、花も虫もそれぞれ生きているんですから、ほどほどにな、という感覚。甘いかな。
クロウリハムシも結構いろんな植物を食べます。

コマツナギ

0918_50komatunagi 2018.9.18
最初に咲き始めた下の方の花は終わりになってきて、上へ咲き上がっていきます。

0919_5komatunagi 9.19
別のつぼみ群で、朝。
もう咲きそうですね。
0919_24komatunagi
夕方、咲いていました。後ろから夕陽を浴びて輝いています。

台風24号の暴風が東京でも吹き荒れました。東京では最大瞬間風速39.3m/s。
家に被害はありませんでしたし、風で折れたりした植物もなかったのですが。
調子が悪くなった植物がかなりあります。擦れたような、萎れたり、ヘタッとしていたり。
コマツナギも、鉢の上で平らに萎れてしまっていました。ダメになっちゃうのかな、と心配しましたが、しばらくしてシャキッとしてきました。でも、今年はもう花は終わりのようです。
ま、いいさ。小さいけど木本ですから、冬を越しての来年を楽しみにしましょう。
頑張ってね。

ハエトリグモの幼体

0918_47kumo1 2018.9.18
夕方、食卓の上を移動するものがある。
小さい。1mmもない。近視・老眼の裸眼で見ればクモの子のようです。
妻のカメラを借りて、何とか接写。
0918_47kumo2
かわいいったらありゃしない。頭でっかちで、単眼はしっかりしている。
「幼い体形」が私共の「保護欲」を刺激する。
1mmもないんですよ、本当に。ティッシュに乗せて、部屋の隅へ送り込みました。
成長できるのなら成長してほしい。飼育なんか無理ですから、自力で生きてほしい。

さて何というハエトリグモかな。
我が家で見かける屋内性のハエトリグモと言えば、アダンソンハエトリかミスジハエトリです。
一応、ここでは、ミスジハエトリではないか、とします。
小さすぎて確証はないのですが。

タマサンゴ

0918_41tamasango1 2018.9.18
真っ赤な実が稔っていますし、花もまだ咲いています。今年は元気がよさそう。
0918_41tamasango2
下を見たら、こんなのが落ちていたので拾って撮影。
果皮が弾けて、中の種子がむきだしになったのだと思います。
ずいぶんたくさんの種子が重なって詰まっているんですね。

タマサンゴを検索すると、「赤い実」まではどこでも見られるんです。ですが、種子はほとんどない。
「タマサンゴ 種子」でアンド検索して下のサイトを見つけました↓
http://mikawanoyasou.org/data/tamasango.htm
タマサンゴ  玉珊瑚

ここに、種子の写真があります。私が撮ったような集合状態ではありませんが、ここの種子の姿が見られます。

ダンダラテントウ

0918_40dandaratentou 2018.9.18
我が家周辺のテントウムシの状況が変化しているような気がします。
種に関わらず全体として個体数が少なくなった。
主流だったナミテントウが少ない、ナナホシテントウはほとんど見かけない。
どうしちゃったんでしょう。原因不明です。
ダンダラテントウを今回見かけましたが、これも少なくなったなぁ。
冬越しの環境はそう変化していないはず。
鉄道会社の草刈りのタイミングがテントウムシの繁殖期をつぶしているかなぁ。
寂しい気がします。

2018年10月10日 (水)

スイレン

0918_38suiren 2018.9.18
つぼみのように見えているのは終わった花です。右の方に水面から顔を出しているのが次の花のつぼみ。

0920_6suiren1 9.20
上の写真で顔を出していたつぼみが、この画面の左上で咲こうとしています。
0920_6suiren2
この咲こうとしているつぼみのそば、画面右上、はっきりしませんが黒い丸がありますね、これがその次のつぼみ。まだ水中。

0923_2suiren0930 9.23
右下が終わった花。左下が今まさに開こうとしているつぼみ。20日に水中にあったつぼみが半分水から顔を出しています。
0923_7suiren1050
昼過ぎ、咲きはじめました。
0923_7suiren1050_2
そしてこれが次の花のつぼみ。
こんな風にして、次々と、咲き継いでいます。こういう状態が長く続いています。
面白いものですね。もう10月ですから、そろそろ終わりが近いかな、と見続けています。

ヒメヒラタアブ

0918_35himehirataabu1 2018.9.18
モミジバルコウの葉の先端に小さなヒメヒラタアブがとまって日を受けていました。
0918_35himehirataabu2
オスだろうと思います。オスは腹の模様が濃かったり薄かったりしますが、メスは大体模様が濃いと認識しています。(思い違いがあるかも、信用しないでください)
かわいいアブですよ。ミナミヒメヒラタアブというのが正式名のようですが、省略します。

ヒメハラナガツチバチ

0918_34himeharanagatutibati1 2018.9.18
花に到着した時はこういうように腹が伸びていますが
0918_34himeharanagatutibati2
だんだん夢中になってきて
0918_34himeharanagatutibati3
そうすると腹を強く曲げたこの姿勢になってしまう。
腹を曲げることが蜜や花粉を食べやすくするとは思えないんですけどね。
腹を曲げて抱え込むようなこの姿勢、このハチの一つの特徴のように私には思われます。

ササグモと

0918_32sasagumo1 2018.9.18
ホトトギスの葉の上ですが、画面右にいるのはツマグロオオヨコバイの幼虫。
下でぼやけているのはササグモです。
0918_32sasagumo2
ササグモの方にピントを移動させました。
上から見ている私としては緊張関係を感じてしまうのですが、当のヨコバイとクモは、互いに相手を全く認識していません。
気付かない限りは平穏なのでした。私が見ていたちょっとの時間の中では何も起こりませんでした。

ヤブラン

0918_31yaburan 2018.9.18
ヤブランの実が大分熟してきています。
この実は黒くなりますが、途中で落ちてしまうものも多くて、完熟に至る率はそう高くはないように見受けます。
それでも少しづつ生息範囲を広げているようですよ。

ブチヒゲカメムシ@ランタナ

0918_30butihigekamemusi 2018.9.18
ランタナの果実の果汁を吸っています。

おいしそうですね。ランタナの種子には毒があるとかないとかいうのですが、カメムシにはあまり関係ないででしょう。
哺乳類は「かじる」からな。種子を砕かれてはたまらないから毒性を持たせてあるとか。鳥は丸呑みにして排泄するだけの「撒布者」なので種子の毒性は関係ない。そういわれています。

ナガエコミカンソウ

0918_27nagaekomikansou 2018.9.18
なかなかピントを合わせづらい植物で。
南から北上してきたのだそうです。
毎年同じ場所に姿を見せますので、越冬できているのではないでしょうか。
東京大田区南部です。
↓参考
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/euphorbiaceae/nagaekomikansou/nagaekomikansou.htm

オンブバッタ

0918_26onbubatta_siso 2018.9.18
膝より低い位置です。一瞬、パターン認識に何かが引っかかって、立ち止まって、よく見たらオンブバッタがいました。
葉を食べた痕が見えます。この緑の保護色から、よくまあ私の眼に引っかかったものだと、後から、かえってびっくりしました。
0918_36onbubatta
この穴を開けたのはこのオンブバッタでしょう、まず確実に。
穴から下を覗いているような感じがおかしい。
好みはありますが(シソ科大好き)、何でも食べます。

ブルーサルビア

0918_22bluesalvia1 2018.9.18
線路柵下から一部を鉢植えにした、その鉢植えの株。
やはり陽射しを遮られることもなく環境が安定したせいか、きれいな姿で咲き続けています。
0918_22bluesalvia2
口を開いたようなシソ科の花、毎日楽しんでいます。

ウリハムシ

0918_21urihamusi1 2018.9.18
ウリハムシですね。目の前に飛び込んできました。一枚しか撮れませんでした。
アサガオですから、ウリじゃないんだけど。
0918_21urihamusi2
トリミング。
触角の付け根のところの節が大きい、なんてのが写っていてうれしい。
ポーズを決めてくれてありがとう。

2018年10月 9日 (火)

2018/10/8 どんよりした日でした

20181008tokyo
青いのが気温で左目盛りです。
日付が変わって間もなく
00:27 に最高気温 24.1℃ を記録し
23:53 に最低気温 18.7℃ を記録しました。
午前の真夜中に最高気温、午後の真夜中に最低気温を記録するなんて、冴えないなぁ。
茶色っぽい線は湿度で、右目盛りです。
一日中70%台で変わりばえしない。
空気が「よどんだ」ような、どんよりした一日でした。
ちょっと外出しましたが、体を動かすと湿度が高いから肌がべとべとする。
帰宅して室内で穏やかにしていると、ちょっと肌寒いくらい。
変な気分でした。暑いんだか寒いんだかはっきりしろよな、という感じでね。
キリっとした秋の晴天が早く来ますように。
老人は「体も頑固」なんだから。そうそう変な天気には適応できないんです。っ。

有毒植物 キョウチクトウ

★図鑑を何となく眺めていました。下の図鑑、子供向けのようでいて、内容が濃い。

「キョウチクトウスズメ」というスズメガがいるんですね。

小学館の図鑑 NEO
「イモムシとケムシ チョウ・ガの幼虫図鑑」 2018年6月27日 初版第一刷発行

p.98
キョウチクトウスズメ
・・・猛毒のキョウチクトウを食べても平気です。
キョウチクトウ、ニチニチソウ(キョウチクトウ科)

キョウチクトウを食草にするという猛者(もさ)がいるんですね。すご。解毒するのか、それとも体内に蓄えておくのか。
ジャコウアゲハというチョウの幼虫は有毒なウマノスズクサを食草とし、その毒を体内に蓄えたままで、蛹化、羽化して成虫になります。で、ジャコウアゲハの成虫を鳥が食べると中毒して吐き、以降ジャコウアゲハを食べなくなります。
キョウチクトウスズメの場合はどうなんでしょうね。知りたい。

★そういえばゲッチョ先生がキョウチクトウスズメの話を書いていたよなぁ。
「身近な自然の観察図鑑」盛口 満 著、ちくま新書1251、2017年4月10日 第一刷発行

p.67
 スズメガのイモムシさがし
 さて、那覇の街中の僕の通勤路沿いには、もともと園芸植物として導入されたキョウチクトウ科のニチニチソウが雑草化しています。・・・このニチニチソウに発生するのが、キョウチクトウスズメの幼虫です。キョウチクトウスズメはその名のとおる、強い毒をもつキョウチクトウの葉も食べることができるイモムシです。・・・

p.71
 キョウチクトウスズメの観察

那覇では普通に見られるらしい。私はまだ見たことがないのですけど。盛口さんは千葉で見たことがあるそうです。キョウチクトウスズメの幼虫の飼育の話もあります。
でも、この幼虫がキョウチクトウの毒をどのように扱っているのかについては言及がありませんでした。

★パラパラとページをめくっていたら、キョウチクトウにつくアブラムシとテントウムシの幼虫の話がありました。ページの上がドッグ・イア(dog-ear)してありましたから、私自身が面白がって折っておいたのですけど、忘れていました。

p.92
 キョウチクトウでテントウムシを探してみよう{太}
 ・・・有毒な成分を含む植物の汁を吸うアブラムシは、体内にその植物の有毒成分を蓄えている可能性があります。すると、そのアブラムシを食べることができる昆虫にも、その成分に対する抵抗性が必要ということになりそうです。
 実際、ヘクソカズラという植物と、それにつくアブラムシで、そのような関係が知られています。・・・ヘクソカズラの汁を吸うヘクソカズラヒゲナガアブラムシは、ヘクソカズラの成分に抵抗性があるだけでなく、体の中に取り込みます。そして、試しに飼育下でナミテントウやダンダラテントウの幼虫に、このアブラムシを与えてみたところ、幼虫はすべて死んでしまったという報告があります。ヘクソカズラのアブラムシがもつ毒成分に対し、すべての種類かどうかまではわかりませんが、多くのテントウムシは抵抗性を獲得できていないようです。
 その一方、有毒植物のひとつ、キョウチクトウにつくキョウチクトウアブラムシでは、ナミテントウの幼虫は食べることはできなくても、ダンダラテントウの幼虫は食べることができるという研究成果が発表されています。この場合は、テントウムシの種類によって、食べることのできるアブラムシに違いがあるということになります。
・・・

そうだったんだ!
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/post-feda.html
2018年9月21日 (金) アブラムシ@キョウチクトウ
↑ここで、私はキョウチクトウのアブラムシに来ているアリについてちょっと考えを巡らせていて「アリに与える排泄物にはその毒は入っていないのかな。」などと書いています。
キョウチクトウアブラムシは解毒と蓄積を行っているのかもしれませんね。そうだとすれば排泄物にはほとんど毒はないのかもしれない。そうならばアリは、キョウチクトウアブラムシから安心して甘い汁をもらえるのでしょう。

大分以前に、クサカゲロウの卵(ウドンゲ)をケースに入れておいたら孵化しまして、クサカゲロウは成虫も幼虫もアブラムシを食べますので、その頃キョウチクトウにいっぱい発生していたキョウチクトウアブラムシを葉ごと与えたら、しばらくしてクサカゲロウの幼虫はみんな死んでしまった、という経験があります。
クサカゲロウの幼虫はキョウチクトウ及びキョウチクトウアブラムシの毒に対して抵抗性がなかった、ということだったんですね。今頃になって知りました。申し訳けないことをしました。

★更にちょっと検索していたら、2年前の自分自身の記事を見つけました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post-69d5.html
2016年8月 2日 (火) ナミテントウ&アブラムシ
ここで見たのは成虫ですが

キョウチクトウにアブラムシ、と思ったら、黒い影が見えました。
ナミテントウかダンダラテントウ。
こうなればナミテントウでしょう。アブラムシを捕食している最中です。

盛口さんの記述と併せて考えると、ダンダラテントウだった可能性の方が大きいのかもしれません。
間違ったことを書いてしまったようです。いまさら、2年前の記事そのものを訂正にはいけませんので、ここでお詫びします。
上にリンクした記事のテントウムシはダンダラテントウである可能性の方が高いと思われます。

★ヘクソカズラの毒性について、盛口さんの本に記述があるのに、全く記憶していませんでした。迂闊でした。薬草という記述はあります。薬になるということは毒だということでもあるのです。用量を間違えれば危険なのかもしれません。ご注意ください。

10月の国内最高気温の記録更新

東京新聞から引用します

新潟・三条市、36.0度の猛暑日(2018年10月7日 朝刊)
 台風25号の影響で暖かい空気が流れ込み、新潟県三条市で6日午後2時40分ごろに36.0度を観測した。季節外れの猛暑日(35度以上)となり、10月の国内最高気温の記録も更新した。7日も30度を超える地点が相次ぐとみられ、運動会やレジャーなどで屋外にいる時には水分補給などの熱中症対策が必要だ。
 気象庁によると、北陸は好天で日照時間が延び、太平洋側から流れ込む暖かく湿った空気が山を吹き下ろす際に気温が上がる「フェーン現象」も影響したとみられる。これまでの記録は新潟県糸魚川市で2013年10月9日に観測した35.1度。

 他に新潟県内では上越市で35.7度長岡市で35.3度柏崎市で35.1度を観測し、各地点での10月の最高気温を軒並み更新した。石川県かほく市で33.8度を観測したほか、中国や四国でも30度以上の真夏日になる地点が多くなった。7日も南寄りの風が入りやすいため、関東や東海で気温が上がりそうだ。
参りましたね。10月に猛暑日です。カンベンしてほしいですよね。体がついていかないんじゃないか。
2018_1006_sanjokion
気象庁の記録では、14:42に36.0℃を記録したようです。
こういう記録は更新しないでほしいな。
201810061500amedas
15時のアメダスの気温分布です。日本海側が熱くなっています。
1810061200tenkizu
12時の天気図ですが、この時はまだ台風でした。台風の周りをまわって、太平洋側から湿った空気が山を越え、新潟の方へ乾燥した熱風となって吹き下ろしたわけです。
20181007120000
7日月曜の12時のアメダス気温分布。
この日は6日とは逆に、関東が熱くなっています。東京では32.3℃を記録しました。
20181007tokyokion
7日の気温変化。日最低気温は、夜になってから25℃を切りましたが、日付が変わってから朝にかけて、25℃以上ですから、熱帯夜でした。10月に熱帯夜かよ、カンベンしてほしいよぉ。なにより、体がきつかった。5日は最高気温が20℃程度で、毛布をかぶって寝たのに、今度は冷房が必要な夜になった。年寄りにはきついなぁ。だるくてね。
ま、がんばります。皆さんも体調に気をつけてください。

モミジバルコウ+

0918_18momijiba_maruba 2018.9.18
モミジバルコウの葉の中央部から、マルバルコウらしき小さなな葉が顔を出した。
まるで抱っこされてるみたいです。つぼみもあります。

0920_15rukousounado2 9.20
不思議なことになりました。モミジバルコウの葉に包まれてマルバルコウの花が咲く。

0922_17momijibamarubarukou 9.22
終わりました。
絡み合って生息していますので、こういうことが起きる。
それにしてもなんだか、不思議なものを見ました。

0918_17hun 2018.9.18
苦手な人はきっとげっそりするでしょうね。赤い花を撮ったのではないのです。
昆虫の大きな糞を撮ったのです。実際、かなり大きい糞でした。
過去にはルコウソウにエビガラスズメの幼虫がいたことがありますので、おそらくそういうイモムシの終齢の大きい奴の糞ではないかと推測します。エビガラスズメだとすると、9cmくらいにもなりますから、知らないとビックリします。毒もないし、噛みついたり刺すわけでもないし、安心してください。下の幼虫図鑑でご覧いただけます。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/ebigarasuzume020921.html

エビガラスズメ(蝦殻天蛾)
食草:サツマイモ(薩摩芋),ヒルガオ(昼顔),アサガオ(朝顔),ヨルガオ(夜顔)などヒルガオ科の植物のほか,フジマメ(藤豆),アズキ(小豆)などのマメ科,ツルナ科などの植物も。

アキノノゲシ

0918_15akinonogesi1 2018.9.18
筒状花が水を吸ってしまったのではないか、と思うのですが、普段見かけない姿でした。
0918_15akinonogesi2
水を吸っていない花は中心が黄色いですものね。
こんな風に水浸しになった花は、乾燥した後、生殖能力は回復するんでしょうか?
浸透圧で花粉に水がしみ込んで、破裂する、というようなことはないのかなぁ。

ダンゴムシ

0918_14dangomusi 2018.9.18
線路柵の柱。湿っぽいとよく見かけますよね。
コンクリートも湿っていると食べやすいかい?
こういう場合は、雨で湿って膨らんだコケや菌類などを食べに来ているんじゃないかな、とも思いますが、本当のところは知りません。

アサガオ

0918_12asagao1 2018.9.18
花の中に水が溜まっているような気がしますが。現場では気づいていなくて、PC上で見て、あれっと思った次第です。遅かった。
0918_12asagao2
この花も同じように濡れているけれど、水が溜まっていたかどうか確認しませんでした。
アサガオの場合、受粉は開花前に自家受粉してしまいますので、開花後に雨に濡れてもあまり影響はないのかな、とも思いますが。
花にとって雨というのはあまり好ましいものではないのではないか、などと思ってしまいます。

ツマグロオオヨコバイ

0918_9tumaguroooyokobai 2018.9.18
三兄弟ですね。ハイビスカスにて。
葉が濡れていますが、これは雨です、ツマグロオオヨコバイのおしっこではありません。
カメムシですから口は針ですが、人を刺したりはしませんので安心してじっくり観察してください。
本当に「横這い」して葉の裏に隠れる行動など見ると、なんだか納得してしまって楽しいですよ。

ヒメイトカメムシ

0918_8himeitokamemusihuyou 2018.9.18
フヨウの花の花弁にいたヒメイトカメムシ。
脚の模様が特徴。ヒメイトカメムシもイトカメムシもフヨウやスイフヨウが大好きのようです。

小さい昆虫ですので見つけづらいですが、フヨウなどを見たら、花や葉に目を凝らしてみてください。ひょっとして見つかるかも。通常はそのように植物の汁を吸っているところを見るのですが、まれに、アブラムシの体液を吸っていることもあります。
↓そういうシーンが見られます。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-ee9b.html
2014年7月10日 (木) イトカメムシ
(ただし、ヒメイトカメムシなのにイトカメムシと間違ってしまっています。ご了解ください。)
↓最近の記事

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-240e.html
2018年8月 2日 (木) ヒメイトカメムシ・イトカメムシ

スイフヨウ

ある一日の変化をお目にかけます。
2018.9.18
0918_6suihuyou0800 0800
朝、赤味なし。
0918_25suihuyou1100_2 1100
アントシアンの前駆体が、酵素で変化を受けて赤い色を発色し始めたのでしょう。
0918_29suihuyou1223 1223
この1時間くらいはそう大きな変化ではない。
0918_44suihuyou1400 1400
ずいぶん濃くなりました。
0918_45suihuyou1500 1500
色が更に濃くなり、花自体がしおれ始めたようです。
0918_46suihuyou1600 1600
しおれてきました。
この後はしおれて、色が濃くなり、翌朝には、ほぼ真っ赤になっています。
咲き始めの頃は変化がゆっくりで、夕方になってもあまりピンクっぽくならなかったりしました。
先駆けの頃を過ぎて、変化の流れがくっきりしてきたようです。

2018年10月 5日 (金)

ヒメジャノメ

0918_7himejanome1 2018.9.18
庭の隅にいました。気温がまだ低かったのかじっとして、翅をゆっくり開閉していました。
翅はかなり傷んでいますね。
ヒメジャノメを検索してみるとわかりますが、翅を閉じた裏面の写真が多いのです。意外と表の面を見ることが少ない。
ゆっくり開閉していましたので、開いたところを撮りたいと多めにシャッターを切りまして。
0918_7himejanome2
こういう画像を得ました。
私は初めてなんです、表側をちゃんと見るのは、多分そうだよなぁ。
落ち着いていてくれてありがとう、という気持ちです。

オオカナダモの花

0918_5ookanadamo 2018.9.18
水面がうねって見えるのは水面直下のオオカナダモの葉のせいです。
右下の方に、開きかけの花がありましたが、うまく追跡できませんでした。残念です。

花びらのうねうねが特徴的。

↓このサイトによりますと
https://matsue-hana.com/hana/ookanadamo.html
オシベが9本だそうです。

日本には雄株しかないそうで、結実はしません。栄養生殖で増えます。
水槽に入れている分には問題ないですが、公園や川などオープンなところに放棄すると環境を汚染することになりそうですから、ご注意ください。

ルコウソウとツユクサ

0918_4rukou_tuyukusa 2018.9.18
冴えなかったな。色の対比を出したかったのですが。
少しだけ腰をかがめてこのアングル。もっと低くなれればね。

オジギソウ

0918_2ojigisou 2018.9.18
葉に水滴が乗っていますが、花は無事なようです。

0922_10ojigisou1 9.22
花にまともに雨がかかると、こうなってしまうことがよくある。
花を束ねたのは水滴の表面張力なのです。
花の弾力と、表面張力の強さの釣り合いのせいでしょうか、束の太さは大体そろうんですね。
0922_10ojigisou2
雨の影響の後で咲いた花は球形に開いています。
0922_10ojigisou3
オマケ。擬人化したくなりませんか?

クロオビハナバエ

0918_1kuroobihanabae 2018.9.18
クロオビハナバエのメスだろうと思うのですが。
ハエの世界は複雑で私にはよくわかっていません。

https://plaza.rakuten.co.jp/wolffia/diary/200807090000/

このブログの著者は、ハエにも詳しい。尊敬しております。
記述には信頼がおけます。参考にお読みください。

ルリマツリ

0917_30_16rurimaturi1 2018.9.17
パターン認識に引っかかるんですよね。ザラっと。ん?ナンダ?と。
0917_30_16rurimaturi2
こうだよなぁ。ふつう。
色んなことがあるもんさ、生きるということには。マッタク。

ヘクソカズラ

0917_30_14hekusokazura 2018.9.17
5弁と6弁、未熟な実、アリもいて、小さな画面にいろいろ入りました。
これでヘクソカズラグンバイでもいたら最高なのですが、ことしはその虫を見かけません。
あれは不思議な虫です。ぜひお会いしたいのですが。

↓ふと検索してみたら
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%82%AB%E3%82%BA%E3%83%A9

薬用
  干して水分を飛ばした果実、または生の実を薬用とする。ただ、生の果実はかなりの臭気を放つのに対して、乾燥したものは不思議と臭いが消えるため、乾燥したものを使うことのほうが多い。劇的ではないが効用は認められており、しもやけ、ひび、あかぎれなどの外用民間薬として生の果実をつぶした汁が使われる[2]。また、中国では日本の生薬に相当する鶏屎藤が全草[2]、鶏屎藤果に果実が用いられるのが知られている。利尿に内服される利用法もあり、全草を煎じたものが腎臓病や脚気、下痢、黄疸に効能があるとされる[3][2]。

化粧料
  美肌化粧料として肌に潤いを与える効果もある[3]。果実10–20 gを押しつぶしたものをエタノール250 ccで1週間ほど冷暗所に置いたものをろ過し、グリセリン200 ccと水を加えて全量1000 ccとし、生の果実のままでは臭みがあるため、ミカン・バラ・ジンチョウゲなどのエタノール浸出液または香料が混ぜられる[3]。

果実を薬用にしたり化粧料にしたりするんですって。ふ~ん、知らなんだ。

モンキチョウ

初め「モンシロチョウ」として書いたのですが、やっぱり違うなぁ。訂正します。
モンキチョウですね。

0917_30_13monsirotyou1 2018.9.17
モンキチョウのようです。
0917_30_13monsirotyou2
翅の表側の模様が透けていて。
0917_30_13monsirotyou3
一生懸命蜜を吸っています。
この辺りではあまり見かけないモンキチョウ。吸蜜に夢中でした。
モンシロチョウとキチョウをよく見かけます。

フタトガリアオイガ幼虫

0917_30_7hutatogariaoiga1 2018.9.17
なぜか大きくなってからしか見つけられない。
若齢幼虫を見たことがないのです。
0917_30_7hutatogariaoiga2
なんででしょうね。模様が異なっていて、見つけにくいのかな。
頭の方をきれいに撮りたかったのですが、無理でした。

「葵蛾」です。「青い蛾」ではありません。

イチモンジセセリ

0917_30_6itimonjiseseri 2018.9.17
毎日ほぼ必ずイチモンジセセリを見ます。
私共はこのチョウに親しんでいますから何とも思っていませんが、知らない人はこれをガだと思って怖がるかもしれません。
色が地味な褐色、三角形、羽音がブ~ン。
モンシロチョウやアゲハチョウなどの「ちょうちょ」のイメージではないかも。
よく見てください、きょとんとした顔つきでかわいいんですよ。

2018年10月 4日 (木)

ブチヒゲカメムシ

0917_30_5butihigekamemusi 2018.9.17
ランタナの実にブチヒゲカメムシがいました。
後ろからしか見られませんでしたので実際にどうなっているかわかりませんが、おそらく果実に口を刺して汁を吸っている。
夢中になっている様子からそのように推察します。

ツマグロヒョウモン:2

0917_30_15tumaguro1 2018.9.17
右上にオスがいます、左下にメスがいます。
0917_30_15tumaguro2
オスが気づいて降りてきて、メスに交尾を求める。
0917_30_15tumaguro3
激しく絡み合いましたが
0917_30_15tumaguro4_2
メスが無視した。交尾済みだったのでしょう。
0917_30_15tumaguro5
オスは仕方なく離れたところでまた花に止まりました。
交尾相手を求めてまた飛び回るのでしょう。
珍しいシーンに立ち会いました。

ツマグロヒョウモン:1

0917_30_4tumagurohyoumon 2018.9.17
実生のカエデの鉢で。ツマグロヒョウモンのメスが休憩中。
0917_30_4tumagurohyoumon2
そばのハゼランを一緒に写してみましたが、実はスミレも近くにあるのです。
ツマグロヒョウモンが低い位置を飛んでいたら多分スミレ探しです。
街のフラワーポッドなどでもスミレやパンジーが植わっていれば、ツマグロヒョウモンが来るかもしれません。ちょっと気にしてみていてください。

スイレン

0917_30_1suiren 2018.9.17
この姿、なんとなく擬人化したくなりませんか?
幼さを感じる。
私って結構擬人化が好きなほうですね。植物や昆虫に感情移入してしまうタイプなのかな。

ムクゲ

0917_17mukuge 2018.9.17
我が家のムクゲは2株。どちらも真っ白な花を咲かせます。花の中央付近が赤い花が多いと思いますので、これはこれで珍しいのかな。もう花期もそろそろ終わりだと思います。
今年はずいぶん長く咲いてくれた気がします。清楚な花です。

ノブドウ

0917_15nobudou 2018.9.17
花弁とオシベはすぐ落ちます。ですから見かけたら必ず撮らないと記録が残しにくい。

0923_19nobudou 9.23
写真上のぼやけて写っている状態がよく見かける状態。
0923_19nobudou2
花としての派手さは全然ないのですが、アリなどがよく来ていますよ。
オシベが落ちてからも、おいしいのであるらしい。不思議なことです。

色水

0917_14asagaoirooti 2018.9.17
上の方で青紫の花がしおれて濡れ落ちて、下の葉に乗ったり色水がしたたり落ちた、という出来事です。
ままごとで色水を作って遊んだという経験はありませんか。
ままごとで十分です。なんだか、セッケンや酢で色水の色が変わるので、酸アルカリの手軽な実験になる、という話もありますが、それはそれで、ちゃんと年齢・学齢に対応して実施してください。
楽しむこと、手先を使うこと、経験を積むことが大事。理屈は後でいい。理科の基本は好奇心ですからね。好奇心を摘まないでくださいね。

本庶佑さんもおっしゃってます。
朝日新聞の2018年10月2日の記事から部分引用。
・・・
 六つの「C」が時代を変える研究には必要だと、本庶さんは説く。「C」は英語表記で好奇心(Curiosity)、勇気(Courage)、挑戦(Challenge)、確信(Confidence)、集中(Concentration)、継続(Continuation)の頭文字。これらの「C」を本庶さんは学生時代から追い求めてきた。
・・・

私たちは概念なしには思考することができません。ところが、科学の最前線では、これまでに存在しなかった概念を見出し形成するのです。思考の枠組みを新たに作るということの、とてつもなさ、を想像してください。その現場での原動力が好奇心なのです。

タマスダレ

0917_10tamasudare 2018.9.17
朝、咲きそうだなと思っていたら
0917_30_3tamasudare
昼には咲いていました。

ところで、タマスダレは有毒植物です。ニラやノビルに似ていると言えば似ていますので、注意してください。まさかとは思いますが、食べたりしないでください。食用植物と有毒植物を近くには植えない、ということがまず大事ですね。そして、できたらプラスチック板に名前を書いてそばに立てておくのが良いかもしれません。

白髭咲きアサガオ

0917_9sirohige1 2018.9.17
乱れ咲いています。
0917_9sirohige2
朝の散歩中の方が、アヤメみたいだ、とおっしゃってくださいました。
見ていただけるとやはりうれしいものですね。

9月の気温など

201809kion 気温
このグラフでは、9月は順調に気温が下がっているように見えます。(実感とは違うんですけど)
9月半ば以降は30℃を超えることはなかったし。
27日の最高気温は17.5℃で、最低気温の平年値17.4℃すれすれに下がって、あわてて毛布を引っ張り出したりしましたが。10/1の32.3℃はきつかった。

平年値の線を見ますと、9月の気温の下降はかなり傾きが大きい。
平年値では
9/ 1 最高気温29.9℃ 最低気温22.3℃
9/30       24.0℃       17.0℃
             5.9          5.3
ということですので、毎日0.2℃近く下がっているのです。他の季節では1日に0.1℃くらいの変化が普通ですから、9月の気温変化は大きい。
暑いけど、秋がはじまる月なのです。

201809heinensa 平年差
平年値との差でみると、9月は右肩下がりでした。

繰り返しになりますが、7月の暑さは異様ですね。

201809situdo 湿度
湿度は高かったですね。秋の長雨は梅雨に匹敵とか梅雨以上だとかいいますが、全くその通りです。これからは湿度が下がっていくと思います。

★さて、テレビの気象情報番組で、9月の雨の日をカレンダー形式の表に雨マークで描きこんで、9月は雨が多かった、といっていましたので、調べてみました。

気象庁のサイトで
各種データ・資料 > 過去の気象データ検索 と入って、東京の9月の日ごとの記録をエクセルにコピー。
降水量、日照時間、天気概況だけ残して他のデータは畳んでしまいました。
で、概況の中に「雨」という言葉があるセルを色付けしました。
201809ame 雨の日
これです。
「雨」という言葉が現れたのは22日くらいありますね。
月の2/3くらいに「雨」が出てきました。
ただ注意しなければならないことがありまして。
表の下に書いてあるのですが、降雨はあっても、雨量がないということがありうるのです。
6日は、夜「曇後時々雨」ですが「--」ですね。
他にも降雨があっても雨量がない日もあります。
日常生活の感覚とはちょっとずれますが、定義上こういうことがありますので、了解してください。
テレビの解説ではそういうところは全く触れていませんでした。

日照時間の計は96.7時間でした。3.2 h/日くらい。
これを長いとみるか短いとみるか。平年のことを知らないので、何ともいえません。

2018年10月 3日 (水)

ニラ

0917_2nira1 2018.9.17
ニラの花が盛りです。
0917_2nira2
このニラは自宅の真ん前じゃないし、線路柵の中のものなので、食べません。
自宅ではプランターに植えたニラがありまして、それはちゃんと食べます。
野草は食べません。スーパーで買った野菜の根を植えたり、種子を蒔いたりして楽しみます。素性がわかっていれば安心して食べられます。くれぐれも有毒植物を間違って食べないようにしてくださいね。
スーパーを園芸店にして楽しむのがお勧めです。

ザクロ

0916_35zakuro 2018.9.16
一才ザクロが季節外れの花を咲かせてしまいましたが、果実もずいぶん熟してきました。
小さいですからね、食べではないけれど、味は大型のものに負けません。
果樹として人間が育ててきたものなのですから、ちゃんと食べてあげないと植物に申し訳ない。
団塊世代夫婦はそういう点は完全に一致しています。

スミダノハナビ

0916_31sumidanohanabi 2018.9.16
この時は、写真のような感じの花の塊りが2つありました。

1001_3sumidanohanabi 10.1
台風24号が抜けた朝、花の塊りは1つになっていました。
そろそろ最終ステージですね。
長く頑張ってきましたが、秋が深まり始めます。

アサガオ

0916_26asagao 2018.9.16
門柱の前のアサガオたちの中で、ちょっと雰囲気の異なる花です。
形容が難しい。

0918_20asagao 9.18
この日は雨に濡れながら咲いて、この感じ。

0920_7asagao1 9.20
鉢の株にもこのタイプが出現。
0920_7asagao2
こちらが、ごく普通の花ですね。
なんだかな、不思議な雰囲気の持ち主で、咲くとそれなりに目立つんですよ。

3本の蔓

0916_21turu 2018.9.16
蔓が互いに絡み合って、三角形が構成されているのが見えると思います。
モミジバルコウやらなんやら、それぞれに絡む相手を見つけては絡んだのですね。
単純に、AがBに絡み、BがCに絡み、CがAに絡む、となっていれば、ある意味で分かりやすいのですが。
ここにある三角形は、絡み合い関係がよくわかりません。
切り取って固定した面において丁寧に解きほぐさないとならないでしょうが、そこまでする気もなし。
ある「ひととき」の眺め、でした。

黄色い葉

0916_14kiroiha 2018.9.16
少しずつ「秋の色」が見えるようになります。
庭で。アサガオの葉の一部が黄色く連なっていました。
0916_20kiiroiha
線路柵のところで。斑入りの葉が一枚、黄色くなっていました。
0916_32kiiroiha
門柱で。ハート形が素敵。
ハートに秋が訪れた、というと危なっかしいから。
ハートがゆっくり熟成していく、ということにしましょう。

スイフヨウ

0916_9suihuyou 2018.9.16

つぼみがずらっと並んでいます。ほぼ目の高さ。写真に芸術的な名前を付けるとしたら「予感」とかいうことになりそうです。
0916_34suihuyou1

丸ごと落ちた花。折れる場所がきちっと決まっているようですね。カエデの落葉などでは「離層」という組織を作ってそこから切り離すのですが、似たようなメカニズムがあるのかもしれませんね。

オンブバッタ

0916_8onbubatta 2018.9.16
褐色タイプのメス。葉の間から奥の方に見えました。うまくピントが合うかなぁ、と心配しましたが、ちゃんと撮れました。

0917_30_10onbubatta1 9.17
褐色のメスの背中に小柄なオスが乗って腹をひねっています。交尾を求めているのか、結合が解けた直後か。わからないけど。で、右から少し大柄なオスが来ています。新たに交尾を求めるのかな。
メスは、葉をかじって食べています。「我不関焉」とはいかないでしょうにね、オスを選別するのかな。
オンブ状態は交尾のためだけではなく、交尾後も、自分が渡した精子で受精させた卵を産んでほしいということで、他のオスを排除するために乗り続けていることもあるようです。

0917_30_10onbubatta2
ところで、メスの頭部ですが、体は褐色ですけれど、複眼は緑っぽいようです。

ヒガンバナ

0916_15higanbana 2018.9.16
線路際のヒガンバナ。画面右下の粒々はノブドウです。

0917_30_11higanbana 9.17
モニターも見ずに花の群れに侵入。目の前が真っ赤。

0920_9higanbana 9.20
ちょっと色が褪せてきました。もつかな?

0923_5higanbana 9.23
秋分の日。ちゃんとお彼岸を迎えましたよ。偉かったね、ありがとう。

黄花ヒガンバナ

0916_1kibanahiganbana 2018.9.16
左は6輪、全部開花。右はあと1輪。

0918_1kibanahiganbana1 9.18
これで満開です。左が6輪、右が7輪。
0918_1kibanahiganbana3
蕊をアップしてみました。結実できないのが哀しいな。

0919_2kihiganbana 9.19
画面左で、上へ向かって反っている花がありますが、これが最後に咲いた花です。

0923_1kibanahiganbana 9.23
秋分の日、彼岸の中日。
なんとか持ちこたえてくれました。
ありがとうね。
0923_27kibanahiganbana

全部しおれましたが、夕陽に輝く姿は美しい。

2018年10月 2日 (火)

ルコウソウとアサガオ

0915_7rukousou 2018.9.15
地面からベランダまでのぼってきたルコウソウとアサガオ。

0915_7rukousou1

はるばる上ってきたものです。
潜在的な能力としてこの花たち、どのくらいの高さまでいけるんでしょうね。
これが3mくらいですが、この辺りがいいところかな。
オーシャンブルー(琉球朝顔)だと2階の屋根まで上がっていきますけどね。上がりすぎるので、我が家ではやめましたが。

ハイビスカス

0916_2hibiscus1 2018.9.16
アサガオにピントを合わせて、背景に赤いハイビスカス。

0916_2hibiscus2

やっぱなぁ。ハイビスカスも鮮明にお目にかけたい。
どちらをお好みでしょうか。

ゼフィランサス

0915_5zephyranthes 2018.9.15
つぼみがピンクになってきました。
0915_10zephyranthes

その日のうちに咲きました。

0916_3zephyranthes 9.16

朝です。手前のアサガオをぼかして、重ねてみました。
素人としては、アサガオも鮮明にお目にかけたくなるのですが、ま、ガマンして。

カボチャ

0915_3kabotya 2018.9.15
食事で食べたカボチャ、その種を妻が蒔いてみたのですね。時期も考えず、面白そうだから、と。カボチャの種蒔きは、普通は3月4月でしょ。でもまあ、播いてみた。

そうしたら、芽が出て葉が広がり、つぼみができたのです。

0916_6kabotya 9.16
つぼみは増える。

0918_24kabotya 9.18
ほら、つぼみがいっぱい。7つ位見えていますかね。
0918_48kabotya
左の方の大きなつぼみが黄色味を帯びた気がします。

0919_1kabotya1 9.19
やっぱりなぁ。翌朝、花が咲きました。雄花ですね。
0919_1kabotya2

ちょっと四角っぽく咲いています。

カボチャにしてみれば迷惑だったかもしれません。
なんて時期に蒔くんだよっ。咲かざるを得ないじゃないかよっ。と怒ってますね、きっと。
ごめん、ちゃんと見るよ。精一杯咲いて頂戴ね。

ハゼラン

0914_11hazeran 2018.9.14
ピンボケでスミマセン。空間的に孤立した被写体はピントが合いにくい。
午後3時を過ぎないと花は見られません。私の屋外活動時間を過ぎてしまうので、あまり撮影できずにいます。

0922_12hazeran 9.22
これはハゼランの実。実ですからね、時刻に関係なく撮れるし、どこかにピントが合えばそれでいいさ、という撮り方ができます。この姿が線香花火が「爆(は)ぜる」姿に似てないかなぁ、と思う私です。
「爆ぜるように咲く」というのが名前の由来だ、という記述が多いのですけれど。独りひっそり、逆らってます。

カラス

0914_9karasu 2018.9.14

カラスが何かを加えて飛んできて、線路に降りたのです。
ちょうど妻と二人でいたところで、二人とも「白っぽくて、四角っぽいものを加えている」ということは視認しました。

で、ズームアップしましたが、何を加えているのか、わかりません。
近くに工事現場がありますので、そのあたりで何か食べ物をかっさらってきたのかもしれませんが。

なんだろうなぁ。
この後、左の方から電車が走ってきましたので、カラスは飛び去りました。

タチアオイ

0914_8tatiaoi 2018.9.14
まだ頑張る。梅雨明けあたりで通常の花期は終わるのですけれど。
その後も、枯れてしまったわけではないので、花を咲かせ続けています。
あるいは、今年の第二世代なのかもしれません。
なんにせよ、植物はしぶとい。花はしぶとい。

スイフヨウ&イチモンジセセリ

0914_6suihuyou1 2018.9.14
スイフヨウがピンクになってきたところです。
で、右の花の下の葉でイチモンジセセリが花を見上げているように見えませんか?
0914_6suihuyou2
ね。美しいスイフヨウの花を観賞するイチモンジセセリ、です。粋ですねぇ。風雅を好む「粋人」ではなく「粋蝶」だな。or 花の研究中かな。
0914_14suihuyou1730 赤くなる
5時半。色が濃くなりました。イチモンジセセリも忙しいことでしょう、この時にはいませんでした。

0915_9itimonjiseseri 9.15
わ。花を見て観賞するのではなく、花を味わうイチモンジセセリ。グルメです。

0925_11itimonjiseseri1 9.25
またもや花を味わうイチモンジセセリ。このチョウ、スイフヨウが好きなのかな。よく見かけますよ、スイフヨウのそばで。
ところで、花の上の方を見てください。何かいます。撮影時はまったく気づいていなかったもの。
0925_11itimonjiseseri3
これです。
イトカメムシかな。ヒメイトカメムシの可能性もあるけれど、なにせぼんやりしか写っていないので、決定的ではありません。
ま、どちらにしても、フヨウやスイフヨウが大好きなカメムシですから、これはここにいて当然。
花と虫と、にぎやかでいい。

面護

漢字の「面」と「護」を並べます。
「面」の方を細くして「偏」のようにして、その右に「護」を書いて、漢字一字のようにした「創作漢字」です。
リンテックの新聞広告シリーズのひとつ。著作権があるでしょうから、ここでは画像は載せません。
↓リンテックのサイトで見ることができます。
https://www.lintec.co.jp/dream/ad/

世の中にあふれるたくさんの夢を「くっつく技術」でつなぎ合わせてカタチにする ― 企業ブランドスローガン
“Linking your dreams” に込めた思いや当社の多彩な製品を“創作漢字”で表現した新聞広告シリーズです。

傷や汚れからスマホの画面を保護するフィルム  新聞広告 9月掲載
今月の新聞広告は、「面」と「護」をくっつけた創作漢字です。

ということで、意味はよくわかります。
で、これを何と読もう?ということなのですが。
どうもね、既成の漢字のままに「めんご」と読みたくなってしまうわけですが・・・。
50代60代以上の世代では「めんご」というと「ごめん」をひっくり返した言葉を思い出しませんか?もう死語でしょうけど。
「めんご」「めんご」「めんご」・・・と繰り返すと「ごめん」に聞こえるってやつです。
朝刊を見て、この「面護」という創作漢字が目に入って、突然思い出してしまいました。

コマツナギ

0913_35komatunagi 2018.9.13
分解写真みたいなものです。
下から上へ咲き上がっていく様子をご覧ください。

0915_2komatunagi 9.15
自室の前のベランダに鉢があって、座った状態で撮影できるものですから、楽しくって仕方がない。

0916_5komatunagi 9.16
この花集団のほかに、もう一つつぼみ集団があるのです。
そちらの方も楽しみに見ています。

私は世田谷区の駒繋小学校の卒業生なのです、その小学校の「校花」かなんかにならないかな。

2018年10月 1日 (月)

ツマグロヒョウモン

0913_33tumagurohyoumon1 2018.9.13
前の記事と同じくキバナコスモスで。
ツマグロヒョウモンのオスです。
0913_33tumagurohyoumon2
翅を上げたら、口吻を伸ばしているのが見えました。
キバナコスモスの花は昆虫に好かれます。
しばらくそばに立っていると、何か昆虫に会えることが多い。
楽しいですよ。

ヒメハラナガツチバチ

0913_32himeharanagatutibati1 2018.9.13
キバナコスモスにて。
腹を曲げて花を抱くような姿、これがヒメハラナガツチバチで私が一番よくみる姿です。
背中に花粉がいっぱい。ミツバチに負けず劣らず花粉を媒介しているのではないでしょうか。
0913_32himeharanagatutibati2
真後ろから。「蜂腰」がみごと。
翅の先端部が暗い色なのがメスの特徴。オスは胸部背面に模様があったはずです。
花粉を背負って、おお忙しい忙しい。ご苦労様。

マツバボタン

0913_31matubabotan_2 2018.9.13
花の実際の大きさの感覚を無視して、こうやって切り取ると、すごくこってりした量感があります。
マツバボタンなのですが。
記事の下書きを書いていた9月末でもまだあちこちで色とりどりに咲いていました。きっと自分でたくさん種を蒔いただろうな。
人の介入なしで増えていくでしょう。

〇イボバッタ  ×クルマバッタモドキ

★イボバッタである、とコメントを頂きました。さっそく検索して確認しました。
イボバッタと訂正します。

0913_30kurumabattamodoki1 2018.9.13
門を出たらなんだかくすんだバッタのような感じのものが見えまして。
どっこいしょ、と腰を曲げたらやっぱりバッタだ。路面にとけこんでますね。
0913_30kurumabattamodoki2
一旦腰を曲げたついでに、そのすごい恰好のまま右手のカメラを路面に近づけて接写。
あまり元気はないように見えましたが、すごい顔つきが撮れました。
ごつごつしています。
多摩川が近いのでカワラバッタかな、と初め思ったのですが、どうも違う感じだ。
クルマバッタモドキではないか、としましょう。この同定には自信がありません。バッタ好きの方の判断が欲しいところです。

↓私がよく使う昆虫サイトです。
http://www.insects.jp/kon-battaibo.htm

https://mushinavi.com/navi-insect/data-batta_ibo.htm

ササグモ

0913_29sasagumo 2018.9.13
ホトトギスの葉にいたササグモ。今年はササグモを見ることが例年より少ないように思っていますが、それでもまぁ、いることはいる。
ホトトギスの葉が曲がっていたら産卵なんですけどね。まだそういうのは見ていない。
ふえてほしいな。

アゲハ

0913_28ageha1 2018.9.13
キンカンの木の高い所でアゲハが飛び回っていました。
遠くから見かけたのでズームアップ。腹を曲げているようでしたので産卵しているかな、とは思いましたが、現場で遠くから肉眼、ではよくわからないままに撮影。
白い「←」で指した先の方の若葉に小さな丸が見えませんか。
0913_28ageha2
トリミングすると。
やっぱりこれ、卵を産んだようです。
これからまた幼虫たちが増えるんだろうなぁ。忙しくなるぞ。

スイレン

0913_27suiren 2018.9.13
若い花。なんとなく幼い感じがします。

0914_3suiren1 9.14
2日目。花として成熟し。
0914_3suiren2
蜜も出ています。ハチやアリや、結構「黒い点」が花の中に見えるんですよ。
0914_3suiren3
トリミングしました。

クロヤマアリでしょうかね。鉢の縁から渡ってくるのでしょうが、よくまあ丹念に歩き回って探索しているものだと感心します。

0915_8suiren 9.15
3日目。うわぁ。ですね。みごとに濡れてしまいました。
雨の季節だからなぁ。9月は雨が多かった、という感じがします。

オジギソウとニチニチソウ

0913_26ojigisou 2018.9.13
また花を重ねて撮りました。白とピンク。重ねて撮るという撮り方に近ごろちょっと凝ってます。
ニチニチソウも花のタイプがいろいろありまして、面白いものです。
「地域の花」に指定されて配布があったので頂いてきたのですが、楽しめます。やはりこの周辺を散歩するとこの花が増えました。いいですね。

イチモンジセセリ

0913_23itimonjiseseri 2018.9.13
蜜も水もない葉の上ですから、これは休憩中。
イチモンジセセリをご存知の方だと、葉の大きさの見当がつきますね。
2cmくらいかな。小さいけど立派な葉だ。

ニラの花

0913_22nira1 2018.9.13

お、ニラの花だ。というので、そばのキバナルコウと一緒に撮影。線路柵の中です。
私の頭の中で、ハタケニラとの混同があって、花期を思い違えていました。

0913_22nira2
小さいので観賞用とはいかないかもしれませんが、くっきりした姿のよい花ですよね。
0913_22nira3
キバナルコウも接写しておきました。
いろんな花が並び咲く、雑多で素敵な光景だ。

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