5月の気温など
5月までの記録がまとまりました。東京での記録です。
気温
4月に入ってから夏日が始まって、5月は「夏日いっぱい」です。
一方で、最高気温が15℃を切って、最低気温の平年値に近いような日もあった。
8日:14.6℃
9日:14.3℃
5月1日の最低気温が16.7℃でしたからね。この変化の大きさは堪えます。
平年差
この10日間はどうだったかな、という移動平均。
2月が寒くて、3,4月が高温で、5月は「大変動」とでもいいましょうか。
体がついていきませんね。
湿度
相変わらずノコギリの刃状態で推移。これから湿っぽくなるでしょう。
★気象情報で、やたらと「梅雨入り宣言」を気にしているようですが、おかしな話です。
冬の空気と夏の空気が押し合いへし合いする、それが梅雨前線。
南から北上してきて、日本列島あたりでもみあって、やがて北上して消えてゆく。
「ある一日」をもって「梅雨入り」となるわけじゃないですよ。
ま、統計上、気象庁は梅雨入りの日を記録しますけど。
一般生活人としては、空を見上げて、ああもうそろそろ梅雨なんだなぁ、と思えばいいだけの話。
梅雨入りを「イベント」にして騒ぐのはやめませんか。なんでも騒げばいいというものじゃなし。
気候の移り変わりには幅がある。ゆったりと構えてゆったりと生活しませんか。
★ついでに、「梅雨のない北海道」という言葉も変なものだ。梅雨前線が北海道あたりまで北上するころには消えかかっていて、長く続く梅雨はないかもしれない。でも何日間か雨が続いて、湿っぽさが続く日もあるのです。蝦夷梅雨というようですね。
それぞれの地域にそれぞれの梅雨がある。天気もまた個性的。それでいいんじゃないですか。
★もういっちょついでに。
にゅう‐ばい【入梅】ニフ‥
梅雨に入ること。暦の上では太陽の黄経が80度に達したときをいい、太陽暦で6月10日頃に当たる。つゆいり。夏
△俗に、「梅雨の季節」の意にも用いる。
広辞苑第六版より引用
私の言語感覚では「入梅」は「梅雨に入ること」であって、「梅雨が終わること」が「梅雨明け」で、その間の期間が「梅雨」だと思っていましたが。私の母(大正生まれ)は「入梅」という言葉を「梅雨の季節」そのものの意味で使っていました。
子どもの頃、母に「変だ!」と噛みつきましたっけね。長じて、それもまたあり、と緩くなったのですが。
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