ホオズキ
2018.5.28
ホオズキの実ができてきています。
萼が果実を包むわけです。
時期をそろえてまっかなホオズキを出荷するには成長を人為的に調整するようですね。
↓参考に
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-359
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切り花や鉢物として少し早い時期に出回る色づいたホオズキは、バナナを黄色く熟させる際に使われるのと同じ、エスレルという植物成長調整剤で処理されたものです。
浅草寺の「ほおずき市」で、毎年夏に鉢仕立てのホオズキが売られるのが有名ですが、もともとは果実が解熱薬になる、同じホオズキ属のセンナリホオズキ(Physalis angulata)を買い、夏の病気に備えたのが始まりです。
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読んでいたら「エスレル」ってナンダ?
http://www.tcichemicals.com/eshop/ja/jp/commodity/C1456/
エチレンなら高校生物でもでてきますね。
果実の成熟促進、落葉・落果の促進する植物ホルモンです
リンゴとバナナを一緒に置いておくと、リンゴから出るエチレンがバナナを熟させる、というような話は有名でしょう。
http://www.dohwatech.co.jp/bananakakou.htm
輸入さ れるバナナは、植物防疫法により緑色をした未熟な状態のバナナのみが陸揚げされ、各加工業者へわたり、色付け作業(追熟加工)をしています。
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第三に換気です。
温度を上げてバナナを起こした時にエチレンガスを入れ20時間~36時間程密閉状態にします。
これによりバナナは完全に目を覚まし、自らエチレンガスや炭酸ガスを発生します。(バナナは呼吸をするのです)よく、未熟のバナナとりんごをビニル袋に入れるとバナナが食べられるようになると聞いた事があると思います。これはりんごが発生させるエチレンガスの効果によるものです。
その後、バナナは呼吸を活発に開始しますので、定期的に換気をしてやらないと酸欠状態になりバナナは腐敗してしまうのです。
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