つむじ風
森田さんの懐の深さが現れるシーン。いろいろご存知です。
この日は東京では29℃くらいまで気温が上がった日。
公園や学校の校庭などで小規模なつむじ風はみますが、これはかなり大型のつむじ風ですね。「つむじ風」と書くより「旋風(つむじかぜ)」と書いた方が「らしい」感じがする。
地面が熱くなって、そ上の空気が暖められ、上昇しようとします。
でも、一様に全部上昇するわけにはいきませんよね。何かのきっかけである部分の空気が上昇し始め、周囲の空気を吸い込む、ということが起きるとつむじ風になるわけです。
小さなきっかけが生じたら、それが拡大して大きな気流に成長する、この意味で「地表付近の空気の状態が『不安定』になった」ということですね。
小さな規模で、逆向きに。
熱いみそ汁を静かに冷ますと、表面が冷めて下降する水流ができるのですが、ポツンポツンと点のような下降水流部分ができますね。ひっくり返しのつむじ風のようなものです。
↓参考。竜巻と旋風のきちんとした定義も述べられています。よろしかったらお読みください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%B5%E6%97%8B%E9%A2%A8
塵旋風(じんせんぷう)とは、地表付近の大気が渦巻状に立ち上る突風の一種である。一般的には旋風(せんぷう、つむじかぜ)や辻風(つじかぜ)と呼ばれ、英語ではダストデビル(Dust devil)と呼ばれる。竜巻と誤認されることがあるが、塵旋風と竜巻は根本的に異なる気象現象である。
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塵旋風(じんせんぷう)とは、地表付近の大気に上昇気流が発生し、これに水平方向の強風が加わるなどして渦巻状に回転しながら立ち上る突風の一種である。乾燥した土や砂などの埃、細かい落ち葉やゴミといった粉塵(ふんじん)が激しく舞い上がることから塵旋風と呼ばれる。対流混合層がよく発達した晴天で強風[1]の日中などに砂漠・荒地・空き地・田畑・運動場・駐車場などのある程度の広さがある場所で発生しやすく、小規模な塵旋風であれば日常生活の中でも比較的容易に見ることができる。大部分の塵旋風は無害であるが、ごく稀に大規模な塵旋風が発生して人や建物などに被害を及ぼすことがある。
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塵旋風の定義を簡潔に述べるため、日本の気象庁や気象研究所、日本気象学会などによる竜巻の定義と併せて述べる。
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